JP5084600B2 - 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5084600B2 JP5084600B2 JP2008122207A JP2008122207A JP5084600B2 JP 5084600 B2 JP5084600 B2 JP 5084600B2 JP 2008122207 A JP2008122207 A JP 2008122207A JP 2008122207 A JP2008122207 A JP 2008122207A JP 5084600 B2 JP5084600 B2 JP 5084600B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- scanning
- lens
- sub
- imaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Lenses (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
(H/D)=0.0204(△GI) −0.4439 ≦0.9
1/10×(L/(S1×β) 2 )≦△GI≦2/3×(L/(S1×β) 2 )
なる条件を満足することを特徴とする。
(H/D)≧0.0204{2/3×(L/Lb2)}−0.4439
尚、本発明において、光学素子が副走査方向に屈折率分布を有するとは、成形により光学素子を成形するとき、光学素子の材料の屈折率が一様とならず、不均一となる場合をいう。
図1は本発明の参考例の走査光学装置の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図2は図1の副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。
△GI=△S/Lb2 (1)
で表わすことができる。
3L/100≦△S≦L/5 (2)
で書き表せる。したがって(1),(2)式より、
3L/(100×Lb2)≦△GI≦L/(5×Lb2) (3)
となる。これはGIが環境で100%変化する場合である。
1/10×(L/Lb2)≦△GI≦2/3×(L/Lb2) (4)
となる。これが初期GIとして許容できる量である。
したがって、(4),(5)式より、
(H/D)≦0.0204{1/10×(L/Lb2)}−0.4439 (6)
(H/D)≧0.0204{2/3×(L/Lb2)}−0.4439 (7)
となる。
Lb=100.85mm
L=10mm
である。これを上記条件式(6),(7)に代入すると、
条件式(6)式の右辺は
0.0204{1/10×(L/Lb2)}−0.4439=1.23
条件式(7)の右辺は
0.0204{2/3×(L/Lb2)}−0.4439 =0.53
となる。
Lb=110.5mm
L=10mm
である。これを上記条件式(6),(7)に代入すると、
条件式(6)式の右辺は
0.0204{1/10×(L/Lb2)}−0.4439=1.33
条件式(7)の右辺は
0.0204{2/3×(L/Lb2)}−0.4439 =0.57
となる。
(H/D)≧0.0204{2/3×(L/Lb2)}−0.4439 ≧0.53 (7a)
図3の1枚系の場合は、扁平率(H/D)は0.57〜1.33の範囲で最終レンズ形状を決めればGIによるピントずれを許容することができる。
(H/D)≧0.0204{2/3×(L/Lb2)}−0.4439 ≧0.57 (7a')
従って、1枚系、2枚系、それ以上の光学系より成る結像光学系では、被走査面に最も近い光学素子は、
(H/D)≦0.0204{1/10×(L/Lb2)}−0.4439≦1.33
(H/D)≧0.0204{2/3×(L/Lb2)}−0.4439
とするのが良い。
副走査方向(光軸を含み主走査方向に対して直交する方向)と対応する子線方向が、
(但し、r0は光軸上の子線曲率半径、D2、D4、D6、D8は係数)
尚、光軸外の子線曲率半径r’は各々の位置における母線の法線を含み主走査面と垂直な面内に定義されている。
表1に図1、2に示した本参考例における光学配置図および第1、第2の結像レンズ61、62の面形状を示す。本参考例では第1の結像レンズ(G1)61の高さを1.2mm、第2の結像レンズ(G2)62の高さを4.5mmとした。以下に本参考例の条件式に関るパラメータを列記すると、
S1=16.50mm
G1のD=6mm
G1のH=1.2mm
G2のD=4mm
G2のH=4.5mm
L=10mm
Lb=100.85m
β=2.0
となり、結像光学素子としての第2の結像レンズ62はH/D=1.13であり、条件式(6a)、(7a)を満たす。
G1のD=11mm
G1のH=6.3mm
L=10mm
Lb=110.5m
β=2.0
となり、結像レンズ66はH/D=0.57であり、条件式(6a’)、(7a’)を満たす。
(実施例)
△GI=△S/(S1×β)2 (8)
と表すことができる。
3L/100≦△S≦L/5 (9)
で書き表せる。したがって(8),(9)式より、
3L/(100×(S1×β)2)≦△GI≦L/(5×(S1×β)2) (10)
となる。これはGIが環境で100%変化する場合である。
1/10×(L/(S1×β)2)≦△GI≦2/3×(L/(S1×β)2) (11)
となる。これが初期GIとして許容できる量である。
したがって、(11),(12)式より、
(H/D)≦0.0204{1/10×(L/(S1×β)2)}−0.4439 (13)
(H/D)≧0.0204{2/3×(L/(S1×β)2)}−0.4439 (14)
となる。
S1=16.5mm
L=10mm
である。これを上記条件式(13),(14)に代入すると、
条件式(13)式の右辺は
0.0204{1/10×(L/(S1×β)2)}−0.4439=0.45
条件式(14)の右辺は
0.0204{2/3×(L/(S1×β)2)}−0.4439=0.20
となる。
(H/D)≧0.0204{2/3×(L/(S1×β)2)}−0.4439≧0.20 (14a)
数値例より第1のレンズはH/D=0.2であり、条件式(13a)、(14a)を満たす。
(H/D)≦0.0204{1/10×(L/(S1×β)2)}−0.4439≦0.9
(H/D)≧0.0204{2/3×(L/(S1×β)2)}−0.4439
とするのが良い。
図7は、本発明の画像形成装置の実施例を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施例に示した構成を有する光走査ユニット100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された光ビーム103が出射され、この光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
図8は本発明の実施例のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施例は、走査光学装置(光走査光学系)を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図8において、60はカラー画像形成装置、11,12,13,14は各々参考例〜2に示したいずれかの構成を有する走査光学装置、21,22,23,24は各々像担持体としての感光ドラム、31,32,33,34は各々現像器、51は搬送ベルトである。尚、図8においては現像器で現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器(不図示)と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器(不図示)とを有している。
2 コリメータレンズ
3 絞り
4 シリンドリカルレンズ
LA 第1の光学系(入射光学系)
5 偏向手段
6 第2の光学系結像光学系
61,62 光学素子(結像レンズ)
65 防塵ガラス
8 被走査面
11、12、13、14 走査光学装置
21、22、23、24 像担持体(感光ドラム)
31、32、33、34 現像器
41、42、43、44 光ビーム
51 搬送ベルト
52 外部機器
53 プリンタコントローラ
60 カラー画像形成装置
100 走査光学装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モータ
116 排紙ローラ
117 外部機器
Claims (7)
- 光源手段と、前記光源手段から出射した光束を偏向手段に導光する第1の光学系と、前記偏向手段の偏向面にて偏向走査された光束を被走査面上に結像させる第2の光学系と、を具備する走査光学装置において、
前記第2の光学系は2枚以上の結像光学素子を有し、
かつ、前記2枚以上の結像光学素子のうち前記偏向手段に最も近い結像光学素子は副走査方向に屈折率分布を有しており、
前記偏向手段に最も近い結像光学素子の光軸上の外形を含む副走査方向の高さをH、前記偏向手段に最も近い結像光学素子の光軸上の肉厚をD、前記第2の光学系によって被走査面上に結像される光束の副走査方向の深度幅をL、前記偏向手段に最も近い結像光学素子から前記偏向手段の偏向面までの光軸上の距離をS1、前記第2の光学系の副走査方向の倍率をβ、前記偏向手段に最も近い結像光学素子の屈折率分布による屈折力を△GI(1/mm)、とするとき、
(H/D)=0.0204(△GI) −0.4439 ≦0.9
1/10×(L/(S1×β) 2 )≦△GI≦2/3×(L/(S1×β) 2 )
なる条件を満足することを特徴とする走査光学装置。 - 前記副走査方向に屈折率分布を有する結像光学素子の材料は、ポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
- 前記副走査方向に屈折率分布を有する結像光学素子は、加熱溶融された樹脂材料を特定の金型温度に設定された成形用金型に特定の圧力で射出充填し、特定の時間経過後に金型から取り出す工程を経て成形されることを特徴とする請求項1又は2に記載の走査光学装置。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載の走査光学装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記走査光学装置で走査された光束によって前記感光体の上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載の走査光学装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記走査光学装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載の走査光学装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
- 外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の走査光学装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴とする請求項6に記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008122207A JP5084600B2 (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008122207A JP5084600B2 (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009271350A JP2009271350A (ja) | 2009-11-19 |
JP5084600B2 true JP5084600B2 (ja) | 2012-11-28 |
Family
ID=41437946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008122207A Expired - Fee Related JP5084600B2 (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5084600B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3503929B2 (ja) * | 1999-06-09 | 2004-03-08 | 株式会社リコー | 光走査用レンズおよび光走査装置および画像形成装置 |
JP4430314B2 (ja) * | 2003-02-17 | 2010-03-10 | 株式会社リコー | 光走査装置および画像形成装置 |
JP4323977B2 (ja) * | 2004-02-24 | 2009-09-02 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 |
-
2008
- 2008-05-08 JP JP2008122207A patent/JP5084600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009271350A (ja) | 2009-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4819392B2 (ja) | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP5014075B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2007114484A (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2009098332A (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2004070107A (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
KR100856163B1 (ko) | 광주사장치 및 화상형성장치 | |
JP5173879B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP5300505B2 (ja) | 光走査装置の調整方法 | |
JP2008052197A (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP4455308B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP4323977B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
US7526145B2 (en) | Optical scanning device and image forming apparatus using the same | |
JP2007093770A (ja) | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP5084600B2 (ja) | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP4455309B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP5094221B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2016194675A (ja) | 光走査装置 | |
JP4630593B2 (ja) | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP4847132B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP4401950B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2006071893A (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP4401951B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2008257193A (ja) | 光走査装置および光走査装置の製造方法、並びにこの光走査装置を備える画像形成装置および画像形成装置の製造方法 | |
JP2010049059A (ja) | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP5441938B2 (ja) | 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110425 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120807 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120904 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5084600 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |