JP5083713B2 - 等化器を含む信号受信装置、端末装置、信号受信方法および信号受信プログラム - Google Patents

等化器を含む信号受信装置、端末装置、信号受信方法および信号受信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、スペクトラム拡散技術を用いる移動体無線通信システムに適用して好適な信号受信装置、端末装置、信号受信方法および信号受信プログラムに関する。
移動体無線通信システムでは、一般に、基地局からの電波が、複数の経路(パス)を通って携帯電話機などの移動端末装置(以下、端末装置という。)に到来する。すなわち、複数の到来波が足し合わされた状態で、端末装置で受信される。すると、複数の到来波の干渉(マルチパス干渉)によって、端末装置における受信電界強度が、時間経過に伴って変動する。さらに、端末装置が移動する場合には、移動に伴って、受信電界強度が、高速に、かつ複雑に変動するマルチパスエージングが顕著になる。そして、マルチパスエージングに起因してディジタル信号伝送特性が劣化する。
第3世代移動体無線通信方式の国際標準規格団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、高速無線通信が可能なHSDPA(High Speed Downlink Packet Access )と呼ばれる新規通信技術が追加された。HSDPAを用いた場合には、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)を用いた場合に比べて、3倍以上のデータ転送速度を実現できる。しかし、HSDPAを実環境で運用する場合、マルチパス干渉によって高いデータ転送速度を達成することが困難になる。
そこで、伝送路における信号劣化を補償して信号データを再生するために、マルチパス干渉の影響を除去するための回路を端末装置に搭載する必要がある。そのような回路の一例として等化器がある(例えば、特許文献1参照)。
図1は、特許文献1に示された等化器の構成を示すブロック図である。図1に示す等化器は、NLMS(Normalized Least Mean Square)アルゴリズムを用いた等化器である。図1に示す等化器において、入力信号x(n)は、フィルタ係数演算器51および等化フィルタ52に入力される。入力信号x(n)は、例えば、無線伝送路を介して受信された信号がA−D変換された信号である。フィルタ係数演算器51には、差分検出回路53の出力も入力される。差分検出回路53は、等化フィルタ52の出力信号y(n)とパイロットチャネルの拡散符号(パイロット信号拡散符号)d(n)との差分信号e(n)を出力する。
フィルタ係数演算器51は、更新前のフィルタ係数(タップ係数)w(n)と差分信号e(n)とを用いて、下式で表されるような演算を行って新たなフィルタ係数w(n+1)を生成する。そして、フィルタ係数w(n+1)を等化フィルタ52に出力する。「*」は乗算を示す。
w(n+1)=w(n)+μe(n)*x(n)
μはステップサイズパラメータであり、下式で表される。
μ=α/(x(n)*x(n)+β)
β:安定化パラメータ(分母の値を0にさせないためのパラメータであり、十分小さい正の値)
α:NLMSアルゴリズムの収束特性を決めるためのパラメータ
x(n):x(n)の転置共役ベクトル
等化フィルタ52は、(f−1)個の遅延器が縦続接続された部分を有する。そして、入力信号x(n)を、(f−1)個の遅延器で順次遅延させる。さらに、入力端子(入力信号の入力端)に入力された入力信号および(f−1)個の遅延器の出力(計f個のデータ)のそれぞれを、フィルタ係数演算器51が出力するf個のフィルタ係数のうちの対応するフィルタ係数と乗算する。また、f個の乗算結果を加算して出力信号y(n)とする。
特許文献1に記載された等化器は、上記のように構成され、上記のように動作することによって、効果的にマルチパス干渉の影響を除去できる。また、特許文献1には、等化器においてチャネル推定のために逆拡散処理が行われることも開示されている。
また、スペクトラム拡散技術を用いる移動体無線通信システムにおける信号受信装置であって、逆拡散処理を行う逆拡散回路を等化器の後段に備えた信号受信装置や、逆拡散回路の後段に等化器を備えた信号受信装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2005−175775号公報(段落0004,0023、図1,図5) 特開2004−40305号公報(段落0009,0032,0035、図10,図11)
図2は、特許文献1に記載された等化フィルタの構成を示すブロック図である。図2に示す構成では、等化フィルタは、複数の時刻の入力信号x(n)をそれぞれ保持する遅延素子21と、それぞれの遅延素子21で保持された各時刻の信号および入力信号x(n)に対してフィルタ係数W(n)を乗算する乗算器22と、それぞれの乗算器22の出力を加算して出力信号を生成する加算器23とを含む。
フィルタ係数の個数は、通常、10〜100のオーダである。そのため、図2に示すような等化フィルタでは、乗算器22の数が膨大になる。乗算器22の回路規模は加減算器に比べて回路規模が大きい。よって、等化フィルタの回路規模が大きくなり、その結果、等化フィルタを搭載した信号受信装置のコストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、スペクトラム拡散された信号を送受信する移動体無線通信システムにおいて、回路規模を小さくしてコストを低減できる信号受信装置、端末装置、信号受信方法および信号受信プログラムを提供することを目的とする。
本発明による信号受信装置は、入力信号にもとづいてフィルタ係数を生成するフィルタ係数更新部と、入力信号に逆拡散処理を施す変形逆拡散部と、変形逆拡散部が出力する逆拡散出力とフィルタ係数更新部が出力するフィルタ係数とを入力として乗算を行い乗算結果を加算した結果を信号データ(例えば、一次変調方式におけるI信号およびQ信号)として出力する等化フィルタ(例えば、FIRフィルタ)とを備え、変形逆拡散部が、入力信号と拡散符号系列との加減算によって逆拡散出力を得ることを特徴とする。
本発明によれば、逆拡散出力を得るときに乗算を実行せず、逆拡散出力とフィルタ係数との乗算を行い乗算結果を加算した結果を信号データとして出力するように構成されているので、信号受信装置における乗算器数を低減できる。特に、等化フィルタにおける乗算器数を低減できる。その結果、信号受信装置のコストを低減できる。
従来の等化装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す等化フィルタの構成を示すブロック図である。 本発明による信号受信装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態のFIRフィルタの構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の逆拡散部の構成例を示すブロック図である。 本発明による信号受信装置の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の変形逆拡散部の構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態のFIRフィルタ構成例を示すブロック図である。 信号受信装置を搭載した端末装置の受信部の構成の一部を示すブロック図である。 信号受信装置をソフトウェアで実現する場合の信号受信装置の回路構成の一例を示すブロック図である。 信号受信装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101 変形逆拡散部
102 拡散符号生成部
103 FIRフィルタ
104 フィルタ計数更新部
101a 演算器
101b 加算器
101c 遅延素子
103a 乗算器
103b 加算器
103c レジスタ
201 逆拡散部
202 拡散符号生成部
203 FIRフィルタ
204 フィルタ計数更新部
201a 演算器
201b 加算器
201c レジスタ
203a 演算器
203b 加算器
203c 遅延素子
次に、本発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図3は、等化器の後段に逆拡散回路を備えた信号受信装置における等化器および逆拡散回路の構成例を示すブロック図である。図3に示す構成において、等化器(等化装置)は、入力信号205(入力信号x)からマルチパス干渉を除去した信号206(フィルタ出力y)を出力するFIR(Finite Impulse Response )フィルタ203と、入力信号205にもとづいてフィルタ係数209を適応的に生成するフィルタ係数更新部204とを含む。入力信号205は、例えば、無線伝送路を介して受信された信号がA−D変換された信号である。
また、逆拡散回路は、拡散符号系列208(拡散符号系列c)を出力する拡散符号生成部202と、フィルタ出力yと拡散符号系列cとにもとづいてシンボル出力207(シンボル出力S)を出力する逆拡散部201とを含む。
FIRフィルタ203は、例えば図4に示すように構成されている。図4に示すFIRフィルタ203は、複数の時刻の入力信号xをそれぞれ保持する遅延素子203cと、それぞれの遅延素子203cで保持された各時刻の信号および入力信号xに対してフィルタ係数209を乗算する乗算器203aと、それぞれの乗算器203aの出力を加算してフィルタ出力yを生成する加算器203bとを含む。なお、入力信号x、フィルタ出力yおよびフィルタ係数wは、複素数である。また、図4に示すFIRフィルタ203は、図2に示された等化フィルタと同等の役割を果たす。
そして、逆拡散部回路は、等化器によってマルチパス干渉が除去されたフィルタ出力yに対して逆拡散を行って、送信されたデータを復元する。逆拡散は、送信側で実施された拡散の逆処理である。図3に示すように、逆拡散部回路は、拡散符号系列cを生成する拡散符号生成部202と、拡散符号系列cとフィルタ出力yとを用いてシンボル出力Sを出力する逆拡散部201とを含む。なお、拡散符号系列cおよびシンボル出力Sは複素数である。
逆拡散部201は、例えば図5に示すように、フィルタ出力yに対して拡散符号系列cを乗算する演算器201aと、演算器201aの出力をレジスタ201cに保持されている値に累積加算する加算器201bと、レジスタ201cとを含む。
フィルタ出力yをy=y_i+j*y_q、
拡散符号系列cをc=c_i+j*c_qと表すと、
演算器201aの出力p=p_i+j*p_qは、p=c*yである。
なお、「j」は虚数単位を示す。フィルタ出力y、拡散符号系列cおよび演算器201aの出力を表す上式において、加算記号の前部は実数部、後部は虚数部を示す。
p=c*yは、
p=(c_i+j*c_q)*(y_i+j*y_q)
=(c_i*y_i−c_q*y_q)+j*(c_i*y_q+c_q*y_i)であるから、
p_i=c_i*y_i−c_q*y_q
p_q=c_i*y_q+c_q*y_i
である。
また、スペクトラム拡散された信号の送信側では、データをPSK(Phase Shift Keying)変調などによる一次変調を施した後、拡散符号によって、二次変調としての拡散変調を行う。拡散変調の結果、スペクトラム拡散された信号が生成される。一次変調が施された後の信号のI(In-Phase)信号とQ(Quadrature)信号とをそれぞれ±1で表すと、拡散符号系列c中の拡散符号の実数部および虚数部は、それぞれ+1または−1である。従って、p_iおよびp_qは、(1)式のようになる。
p_i=y_i−y_q(c_i=+1,c_q=+1のとき)
y_i+y_q(c_i=+1,c_q=−1のとき)
−y_i−y_q(c_i=−1,c_q=+1のとき)
−y_i+y_q(c_i=−1,c_q=−1のとき)
p_q=y_i+y_q(c_i=+1,c_q=+1のとき)
−y_i+y_q(c_i=+1,c_q=−1のとき)
y_i−y_q(c_i=−1,c_q=+1のとき)
−y_i−y_q(c_i=−1,c_q=−1のとき)
・・・(1)
つまり、演算器201aによる演算は、拡散符号系列cの正負に応じて符号が決まる加減算である。
従って、この実施の形態では、逆拡散部201における演算器201aとして、加減算器を用いる。よって、演算器201aとして乗算器を用いた場合に比べて、等化器を含む信号受信装置の回路規模を小さくすることができる。
この実施の形態では、拡散変調された入力信号から、その入力信号を伝送した伝送路における信号劣化を補償して信号データを再生する信号受信装置であって、入力信号とフィルタ係数更新部が出力するフィルタ係数とを入力として演算を行い、演算結果をフィルタ出力として出力する等化フィルタと、フィルタ出力に対して逆拡散処理を施す逆拡散部とを備え、逆拡散部が、加減算によって(乗算を行わず)逆拡散処理を実行することを特徴とする信号受信装置が示されている。
実施の形態2
図3に示された各信号において、入力信号xをx(・)、フィルタ出力yをy(・)、シンボル出力SをS(・)、拡散符号系列cをc(・)、フィルタ係数wをw(・)と表すと、シンボル出力Sおよびフィルタ出力yは、(2)式および(3)式で表される。なお、「・」は、任意のパラメータを意味する。
(2)式および(3)式において、M、Nはそれぞれ、拡散率、フィルタ係数の個数を示す。また、S(k)はk番目のシンボル出力S、y(l)は時刻lにおけるフィルタ出力y、c(m)は拡散符号系列cにおけるm番目の拡散符号(+1または−1である。)
、w(n)はフィルタ係数wにおけるn番目の係数を示す。
(3)式より、1個のフィルタ出力y(・)を得るためにN回の乗算を実行する必要がある。さらに、(2)式より、1個のシンボル出力S(・)を得るために、M個のフィルタ出力y(・)について乗算を行う必要がある。よって、1個のシンボル出力S(・)当たりM*N回の乗算を実行する必要がある。
(3)式を(2)式に代入して、式を変形すると、(4)式および(5)式が得られる。
(5)式におけるc(・)*x(・)は、図5に示された演算器201aが実行するp=c*yと同様の形式になっている。そして、拡散符号系列208に含まれる各拡散符号の実数部および虚数部は、それぞれ+1または−1である。よって、演算器201aは、p=c*yの演算を行う際に、乗算を実行せずに、(1)式に示されたような加減算を実行することができた。拡散符号系列108(拡散符号系列c)に含まれる各拡散符号の実数部および虚数部も、それぞれ+1または−1である。従って、(5)式の右辺の演算も、演算器201aによる演算の場合と同様に、加減算で実現できる。よって、シンボル出力S(k)を生成するための(4)式の演算を実行する際に、乗算回数はN回で済む。
この実施の形態では、信号受信装置は、(4)式の演算を実行することによって、乗算回数を減らす。すなわち、乗算器の個数を減らす。
図6は、逆拡散回路の後段に等化器(等化装置)を備えた信号受信装置における等化器および逆拡散回路の構成例を示すブロック図である。図6に示す構成において、逆拡散回路は、拡散符号系列c(拡散符号系列108)を出力する拡散符号生成部102と、入力信号x(入力信号105)と拡散符号系列cとにもとづいて逆拡散出力z(逆拡散出力106)を生成する変形逆拡散部101とを含む。
また、等化器は、逆拡散出力zからマルチパス干渉を除去したフィルタ出力すなわちシンボル出力S(シンボル出力107)を出力するFIRフィルタ103と、入力信号xにもとづいてフィルタ係数w(フィルタ係数109)を適応的に生成するフィルタ係数更新部104とを含む。入力信号105は、例えば、無線伝送路を介して受信された信号がA−D変換された信号である。
変形逆拡散部101は、(5)式に従って演算を行う。すなわち、入力信号x(入力信号105)と、拡散符号生成部102から出力された拡散符号系列c(拡散符号系列108)とを入力し、(5)式に従って演算を行って、演算結果を逆拡散出力z(逆拡散出力106)として出力する。
なお、拡散符号生成部102の機能は、図3に示す拡散符号生成部202の機能と同じである。
また、拡散符号生成部102が生成する拡散符号系列cは、送信側が拡散変調を行ったときに使用した拡散符号系列と同じ系列である。
FIRフィルタ103は、(4)式の演算を行う。すなわち、逆拡散出力zと、フィルタ係数更新部104から出力されたフィルタ係数wとを入力とし、それらにもとづいてシンボル出力Sを生成し、シンボル出力Sを出力する。
フィルタ係数更新部104は、入力信号xを用いて、マルチパス干渉の影響を除去するためのフィルタ係数wを適応的に生成する。そして、フィルタ係数wをFIRフィルタ103に出力する。フィルタ係数更新部104の機能は、図3に示すフィルタ係数更新部204の機能と同じである。
この実施の形態では、フィルタ係数更新部104の具体的な構成に制約はない。例えば、特許文献1に示されたようなNLMSアルゴリズムにもとづくフィルタ係数演算器51を、フィルタ係数更新部104として使用することができる。また、LMS(Least Mean Square )アルゴリズムにもとづくフィルタ係数更新部など、公知のフィルタ係数更新部を使用することができる。
なお、入力信号x、逆拡散出力z、シンボル出力S、逆拡散符号系列cおよびフィルタ係数wは複素数である。
変形逆拡散部101は、例えば、図7に示すように構成される。図7に示す変形逆拡散部101において、遅延素子101cは、複数の時刻の入力信号105を保持する。なお、等化器および逆拡散回路における各ブロックは、クロック信号に同期して動作する。各遅延素子101cは、入力端子(入力信号xの入力端)に入力された入力信号xまたは前段の遅延素子101cに保持された入力信号xを、クロック信号によってラッチする。
各演算器101aは、それぞれの遅延素子101cに保持された各時刻の入力信号xと拡散符号系列cとについて、(5)式における0〜M−1のそれぞれについての演算を行う。ただし、拡散符号系列c(・)に含まれる各拡散符号の実数部および虚数部は、それぞれ+1または−1であるから、各演算器101aは、実際には、乗算ではなく加減算を行って演算結果を得ることができる。各演算器101aが加減算を行えばよいことは、図5に示す演算器201aが加減算を行えばよいのと同様である。加算器101bは、それぞれの演算器101aの出力を加算して逆拡散出力zを生成する。
また、FIRフィルタ103は、例えば図8に示すように構成される。図8に示すFIRフィルタ103において、乗算器103aは、逆拡散出力zにフィルタ係数wを乗算する。
加算器103bは、レジスタ103cに保持されている値に乗算器103aの出力を加算する。ただし、加算N回あたり1回は、レジスタ103cに保持されている値ではなく、初期値としての「0」に乗算器103aの出力を加算する。具体的には、レジスタ103cに何も保持されていないとき、およびN回の加算処理が終了した後の1回目に、乗算器103aの出力に「0」を加算する。
レジスタ103cは、加算器103bの出力を保持する。レジスタ103cの出力は加算器103bに入力される。また、加算器103bにおいてN回の加算処理が実行されたときに、レジスタ103cの出力が、シンボル出力Sとして出力される。
次に、図6に示す信号受信装置の動作を説明する。ここでは、M=4、N=3を例にして、k=2のシンボル出力S(シンボル出力S(2))が出力される場合の動作を説明する。すなわち、変形逆拡散部101において、(M−1)=3個の遅延素子101cが設けられ、M=4個の演算器101aが設けられ、(M−1)=3個の加算器101bが設けられている場合を例にする。
[第1サイクル]
変形逆拡散部101において、入力信号x(入力信号x(9))が入力されると、n=2ときの(5)式が演算される。すなわち、下記(6)式の演算が行われる。
なお、(6)式において、x(6)〜x(8)は遅延素子101cに保持されている。また、それぞれのc(・)*x(・)はそれぞれの演算器101aで演算され、それぞれの演算器101a出力の加算は、それぞれの加算器101bで実行される。
例えば、初段の演算器101a(入力端子に最も近い位置にある演算器101a)以外の3個の演算器101aは、対応する遅延素子101cに入力信号x(6)〜x(8)が保持されたときに、遅延素子101cに保持された入力信号x(6)〜x(8)と、対応するフィルタ係数c(8)〜c(10)とについて演算を行う。また、初段の演算器101aは、入力端子に入力信号x(9)が入力されたときに、入力信号x(9)と、対応するフィルタ係数c(11)とについて演算を行う。上述したように、演算は加減算である。そして、初段の加算器101b(入力端子に最も近い位置にある加算器101b)は、初段の演算器101aの出力と次段の演算器101aの出力とを加算し、他の加算器101bは、前段の加算器101bの出力と、対応する演算器101aの出力とを加算する。最終段の加算器101bは、加算結果を、逆拡散出力z(2,2)として出力する。
そして、FIRフィルタ103において、乗算器103aは、(4)式におけるn=2のときのw(2)*z(2,2)を演算する。加算器103bは、乗算器103aの演算結果に初期値としての値0を加算する。加算結果を(7)式に示す。そして、加算結果T1を、レジスタ103cに保持させる。
T1=0+w(2)*z(2,2) ・・・(7)
[第2サイクル]
変形逆拡散部101において、入力信号x(入力信号x(10))が入力されると、n=1ときの(5)式が演算される。すなわち、下記(8)式の演算が行われる。
なお、(8)式において、x(7)〜x(9)は遅延素子101cに保持されている。また、それぞれのc(・)*x(・)はそれぞれの演算器101aで演算され、それぞれの演算器101a出力の加算は、それぞれの加算器101bで実行される。
例えば、初段の演算器101a以外の3個の演算器101aは、対応する遅延素子101cに入力信号x(7)〜x(9)が保持されたときに、遅延素子101cに保持された入力信号x(7)〜x(9)と、対応するフィルタ係数c(8)〜c(10)とについて演算を行う。また、初段の演算器101aは、入力端子に入力信号x(10)が入力されたときに、入力信号x(10)と、対応するフィルタ係数c(11)とについて演算を行う。上述したように、演算は加減算である。そして、初段の加算器101bは、初段の演算器101aの出力と次段の演算器101aの出力とを加算し、他の加算器101bは、前段の加算器101bの出力と、対応する演算器101aの出力とを加算する。最終段の加算器101bは、加算結果を、逆拡散出力z(2,1)として出力する。
そして、FIRフィルタ103において、乗算器103aは、(5)式におけるn=1のときのw(1)*z(2,1)を演算する。加算器103bは、乗算器103aの演算結果に、レジスタ103cに保持されている値T1を加算する。加算結果を(9)式に示す。そして、加算結果T2を、レジスタ103cに保持させる。
T2=T1+w(1)*z(2,1) ・・・(9)
[第3サイクル]
変形逆拡散部101において、入力信号x(入力信号x(11))が入力されると、n=0ときの(5)式が演算される。すなわち、下記(10)式の演算が行われる。
なお、(10)式において、x(8)〜x(10)は遅延素子101cに保持されている。また、それぞれのc(・)*x(・)はそれぞれの演算器101aで演算され、それぞれの演算器101a出力の加算は、それぞれの加算器101bで実行される。
例えば、初段の演算器101a以外の3個の演算器101aは、対応する遅延素子101cに入力信号x(8)〜x(10)が保持されたときに、遅延素子101cに保持された入力信号x(8)〜x(10)と、対応するフィルタ係数c(8)〜c(10)とについて演算を行う。また、初段の演算器101aは、入力端子に入力信号x(11)が入力されたときに、入力信号x(11)と、対応するフィルタ係数c(11)とについて演算を行う。上述したように、演算は加減算である。そして、初段の加算器101bは、初段の演算器101aの出力と次段の演算器101aの出力とを加算し、他の加算器101bは、前段の加算器101bの出力と、対応する演算器101aの出力とを加算する。最終段の加算器101bは、加算結果を、逆拡散出力z(2,0)として出力する。
そして、FIRフィルタ103において、乗算器103aは、(5)式におけるn=0のときのw(0)*z(2,0)を演算する。加算器103bは、乗算器103aの演算結果に、レジスタ103cに保持されている値T2を加算する。加算結果を(11)式に示す。そして、加算結果T3を、レジスタ103cに保持させる。
T3=T2+w(0)*z(2,0) ・・・(11)
[第4サイクル]
レジスタ103cに保持されたT3がシンボル出力S(シンボル出力S(2))として出力される。
この実施の形態では、変形逆拡散部101が(5)式の演算を行った後、FIRフィルタ103が、変形逆拡散部101が演算の結果得た逆拡散出力zを用いて(4)式の演算を行う。その結果、第1の実施の形態の信号受信装置がM*N回の乗算を必要としていたのに対して、乗算回数をM*N回からN回に削減することができる。変形逆拡散部101における演算器101aは実際には加減算を行うからである。また、FIRフィルタに着目した場合には、第1の実施の形態ではN個の乗算器が必要であったのに対して、乗算器数を1個に減らすことができる。
なお、第2の実施の形態では、複数の演算器101aの演算結果を加算する複数の加算器101bが設けられていたが、複数の演算器101aの演算結果をまとめて加算する1つの加算器が設けられていてもよい。
また、k=2の場合を例にして第2の実施の形態について説明したが、kが他の値であっても、第2の実施の形態は成立する。また、M=4およびN=3を例にして第2の実施の形態について説明したが、M,Nが他の値であっても、第2の実施の形態は成立する。
実施の形態3
図9は、第1の実施の形態または第2の実施の形態の信号受信装置4を搭載した端末装置の受信部の構成の一部を示すブロック図である。図9に示す端末装置は、例えば、携帯電話機である。
端末装置が携帯電話機である場合に、図9に示す構成において、アンテナ1は基地局からの電波を受信し、高周波信号をアナログ受信処理部2に出力する。アナログ受信処理部2は、高周波信号について周波数変換等の処理を行い、処理後のアナログ信号をA−D変換器3に出力する。A−D変換器3は、アナログ信号をディジタル信号に変換して信号受信装置4に出力する。信号受信装置4は、A−D変換器3から出力されたディジタル信号を入力信号xとして、第1の実施の形態または第2の実施の形態について説明したような処理を行う。そして、シンボルSを誤り訂正復号部5に出力する。
移動体無線通信システムがCDMAやW−CDMAによるシステムである場合には、シンボルSは、例えばQPSK変調方式におけるI信号およびQ信号である。また、HSDPAによるシステムである場合には、シンボルSは、16QAM変調方式またはQPSK変調方式におけるI信号およびQ信号である。
誤り訂正復号部5は、所定の変調方式におけるI信号およびQ信号から変調前のデータを復元するとともに、誤り訂正復号処理を行って、基地局が送信したデータを復元する。
図9に示すような端末装置は、第1の実施の形態または第2の実施の形態の信号受信装置4を搭載しているので、信号受信に要する乗算器数を低減できる。その結果、端末装置のコストが低減する。
なお、ここでは、信号受信装置4が端末装置に搭載される例を示したが、信号受信装置4を、端末装置からの信号を受信する基地局に搭載することもできる。その場合、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access )と呼ばれる通信技術が用いられることになる。
実施の形態4
上記の各実施の形態では、信号受信装置はハードウェア回路で構成されることを想定したが、信号受信装置をプログラムに従って動作するCPUで実現することもできる。すなわち、ソフトウェアで実現することもできる。図10は、信号受信装置をソフトウェアで実現する場合の信号受信装置の回路構成の一例を示すブロック図である。
図6に示された第2の実施の形態の信号受信装置の機能をソフトウェアで実現する場合を例にする。図10に示す構成において、プログラム格納メモリ12には、図6に示す変形逆拡散部101、拡散符号生成部102、FIRフィルタ103およびフィルタ係数更新部104の機能を実現するためのプログラムが格納されている。CPU11は、プログラム格納メモリ12に格納されているプログラムに従って処理を実行する。
データ格納メモリ14は、CPU11による演算途中のデータまたは演算結果のデータが格納されるRAMである。スイッチ部13は、データの経路を、入力信号xをデータ格納メモリ14に入力させる経路、データ格納メモリ14とCPU11との間でデータ入出力可能になる経路、およびデータ格納メモリ14に格納されているデータをシンボル出力Sとして出力する経路のうちのいずれかに設定する。なお、スイッチ部13の切り替えは、CPU11によって制御される。
図11のフローチャートを参照して動作について説明する。CPU11は、まず、入力信号xをデータ格納メモリ14に入力させるようにスイッチ部13を設定し、入力信号xをデータ格納メモリ14に入力させる(ステップS11)。次に、データ格納メモリ14に格納されているデータをCPU11に出力するようにスイッチ部13を設定し、データ格納メモリ14に格納されているデータ(この場合には、入力信号x)を順次入力する(ステップS12)。そして、CPU11は、(5)式の演算を行う(ステップS13)。なお、拡散符号系列cは既に特定されているとする。また、CPU11は、演算結果のz(k,n)を、例えば内部レジスタに一時記憶する。内部レジスタの容量が少ない場合には、データ格納メモリ14に一時格納するようにしてもよい。
次いで、CPU11は、(4)式の演算を行う(ステップS14)。そして、データ格納メモリ14とCPU11との間でデータ入出力可能になるようにスイッチ部13を設定し、演算結果のS(k)をデータ格納メモリ14に格納する(ステップS15)。
最後に、データ格納メモリ14に格納されているデータをシンボル出力Sとして出力できるようにスイッチ部13を設定し、データ格納メモリ14に格納されたS(k)をシンボル出力Sとして出力させる(ステップS16)。なお、CPU11は、入力信号x等にもとづいてフィルタ係数wを適応的に更新する処理も実行するが、その処理は、図10において記載省略されている。
また、この実施の形態では、変形逆拡散部101、拡散符号生成部102、FIRフィルタ103およびフィルタ係数更新部104の機能を全てソフトウェアで実現する例を示したが、そのうちの一部をソフトウェアで実現するようにしてもよい。
本発明は、スペクトラム拡散技術を用いる移動体無線通信システム、例えば、HSDPAを用いる移動体無線通信システムに好適に適用される。

Claims (10)

  1. 拡散変調された入力信号から、その入力信号を伝送した伝送路における信号劣化を補償して信号データを再生する信号受信装置において、
    入力信号にもとづいて、マルチパス干渉の影響を除去するためのフィルタ係数を生成するフィルタ係数更新部と、
    入力信号に逆拡散処理を施す変形逆拡散部と、
    前記変形逆拡散部が出力する逆拡散出力と前記フィルタ係数更新部が出力するフィルタ係数とを入力として乗算を順次行い、乗算結果を加算した結果を信号データとして出力する等化フィルタとを備え、
    前記変形逆拡散部は、入力信号と拡散符号系列との加減算によって逆拡散出力を得ることを特徴とする信号受信装置。
  2. 変形逆拡散部は、
    入力信号を順次遅延させる複数の遅延器と、
    それぞれが、入力信号または前記遅延器の出力と拡散符号系列とを用いた演算を行う複数の演算器と、
    前記複数の演算器の演算結果を加算する加算器とを含み、
    前記複数の演算器は、入力信号または前記遅延器の出力と拡散符号系列との加減算によって演算結果を得ることを特徴とする請求項1記載の信号受信装置。
  3. 等化フィルタには、フィルタ係数更新部が出力するフィルタ係数と逆拡散出力とを順次乗算する一つの乗算器が設けられていることを特徴とする請求項1記載の信号受信装置。
  4. 変形逆拡散部は、(5)式の演算を行い、
    等化フィルタは、(4)式の演算を行うことを特徴とする請求項1記載の信号受信装置。
    [数3]
    [数4]
  5. HSDPAを用いた移動体無線通信システムにおいて拡散変調された入力信号から信号データを再生することを特徴とする請求項1記載の信号受信装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の信号受信装置を搭載したことを特徴とする端末装置。
  7. 拡散変調された入力信号から、その入力信号を伝送した伝送路における信号劣化を補償して信号データを再生する信号受信方法において、
    入力信号にもとづいて、マルチパス干渉の影響を除去するためのフィルタ係数を生成し、
    入力信号に逆拡散処理を施して逆拡散出力を生成し、
    逆拡散出力とフィルタ係数とを入力として乗算を順次行い、乗算結果を加算した結果を信号データとして出力し、
    逆拡散出力を生成するときに、入力信号と拡散符号系列との加減算によって逆拡散出力を得ることを特徴とする信号受信方法。
  8. 逆拡散出力を生成する場合に、
    入力信号を順次遅延させ、入力信号または遅延された入力信号と拡散符号系列との加減算によって演算結果を得て、前記演算結果を加算することを特徴とする請求項7記載の信号受信方法。
  9. 一つの乗算器で、逆拡散出力とフィルタ係数とを順次乗算することを特徴とする請求項7記載の信号受信方法。
  10. 拡散変調された入力信号から、その入力信号を伝送した伝送路における信号劣化を補償して信号データを再生する信号受信装置に搭載される信号受信プログラムであって、
    入力信号にもとづいて、マルチパス干渉の影響を除去するためのフィルタ係数を生成するフィルタ係数更新処理と、
    入力信号と拡散符号系列との加減算によって逆拡散出力を得る変形逆拡散処理と、
    逆拡散出力とフィルタ係数との乗算を順次行い、乗算結果を加算した結果を信号データとして出力する等化フィルタ処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする信号受信プログラム。
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