JP5080473B2 - 四価または多価アルコールの(メタ)アクリレートを製造する方法 - Google Patents

四価または多価アルコールの(メタ)アクリレートを製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、触媒の使用下で、(メタ)アクリル酸エステルと、特に多価アルコールを反応させる方法に関する。
エステル交換触媒としてのジオルガニル錫酸化物またはオルガニル錫ハロゲン化物の使用は公知である。したがって、たとえばDE-AS 1005947には、ジ−およびトリオルガノ錫化合物が、(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリル酸エステルのエステル化反応およびエステル交換反応を効果的に触媒することが記載されている。ここで記載された触媒の有利な作用は、高い触媒作用、特に第2級アルコールを脱水する少ない傾向ならびに高いエステル収率を包含する。
わずかなエステル基、たとえばアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルと、四官能性または多官能性アルコールとを、ジオルガニル錫酸化物またはジオルガニル錫ハロゲン化物の触媒下でエステル交換することによる、四官能性または多官能性(メタ)アクリル酸エステルの製造は、技術水準の方法にしたがって、しばしば許容可能な反応時間で、エダクトの不十分な少ない反応率で進行する。これは、特に(メタ)アクリル酸エステルと多官能性アルコールとの反応の場合において生じる。
EP 663386は、ジオルガニル錫酸化物およびオルガニル錫ハロゲン化物から成る混合触媒の使用下で、(メタ)アクリル酸エステルと、特に多官能性アルコールとをエステル交換する方法を記載している。
たとえばEP 663386には、ペンタエリトリットテトラメタクリレートを製造するために、14時間の反応時間が挙げられている。加えて、専ら78モル%のペンタエリトリットテトラメタクリレートが単離される。
本願発明の課題は、触媒の使用下で、(メタ)アクリル酸エステルを特に多官能性アルコールとエステル交換する方法を提供することであり、この場合、この方法は、許容可能な反応時間中で、反応生成物を許容可能な純度で製造することができる。
この課題は、式I:
Figure 0005080473
[式中、RはHまたはCHを示し、かつRは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を示す]の(メタ)アクリル酸エステルを、4個またはそれ以上のエステル化可能なヒドロキシル基を有するアルカノールとエステル交換させることによって、アクリル酸−およびメタクリル酸エステルを製造する方法により解決され、この場合、この方法は、エステル交換触媒として、全反応混合物に対して0.01〜10質量%のリチウムアミド触媒を使用することを特徴とする。
驚くべきことに、リチウムアミド触媒の群からの触媒の使用によって、多価アルカノールを用いてのエステル交換の際の反応時間を、顕著に短縮することができる。
さらにこの方法を用いて、多価(メタ)アクリル酸エステルを本質的に改善された純度で製造できることが見出された。
用語(メタ)アクリレートは(メタ)アクリル酸のエステルを示し、かつ、ここではメタクリレート、たとえばメチルメタクリレート、エチルメタクリレート等と同様にアクリレート、たとえばメチルアクリレート、エチルアクリレート等ならびにこれらの混合物を意味する。
リチウムアミドの群からなる好ましい触媒を使用することができることが見出された。
好ましくは、エステル交換の際に使用されたアルコールは、4個またはそれ以上のエステル化可能なヒドロキシル基を有し、この場合、これは、たとえばペンタエリトリット、エリトリットまたはトレイトールである。
特に好ましくは、一般式II
Figure 0005080473
[式中、n≧4であり、R″′は、4〜40個の炭素原子を有する分枝であってもよい脂肪族または芳香族基を示す]の四官能性アルカノールを使用する。
エステル交換成分として使用することができる五官能性および六官能性アルカノールの典型的な例として、たとえば以下のものを挙げることができる:アラビニトール、リビトール、キシリトール、ソルビトール、グルシトールおよびマンニトール、さらには糖アルコールとして知られるすべてのもの(たとえば、 Kirk-Othmer, Encyclopedia of Chemical Technology, 3rd Ed., Vol.1 , p754−789, John Wiley, New York, 1978)。
式Iのアクリル酸−またはメタクリル酸エステルとしては、たとえば以下のものを使用することができる:1〜40個の炭素原子を有する直鎖、分枝または環式脂肪族アルコールのアルキル(メタ)アクリレート、たとえばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート;アリール(メタ)アクリレート、たとえばベンジル(メタ)アクリレートまたはフェニル(メタ)アクリレートであり、この場合、これは、それぞれ非置換または1〜4回置換されたアリール基を有していてもよく;他の芳香族置換された(メタ)アクリレート、たとえばナフチル(メタ)アクリレート;エーテルのモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールまたは5〜80個の炭素原子を有するこれらの混合物、たとえばテトラヒドロフルフリルメタクリレート、メトキシ(m)エトキシエチルメタクリレート、1−ブトキシ−プロピルメタクリレート、シクロヘキシルオキシメチルメタクリレート、ベンジルオキシメチルメタクリレート、フルフリルメタクリレート、2−ブトキシエチルメタクリレート、2−エトキシエチルメタクリレート、アリルオキシメチルメタクリレート、1−エトキシブチルメタクリレート、1−エトキシエチルメタクリレート、エトキシメチルメタクリレート、ポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(メタ)アクリレートおよびポリ(プロピレングリコール)メチルエーテル(メタ)アクリレート。
式Iのアクリル酸−またはメタクリル酸エステルと、四官能性−または多官能性アルカノールとの反応は、全反応混合物に対して0.01〜10質量%の触媒、好ましくは0.1〜5質量%の触媒、特に好ましくは0.2〜2質量%の触媒の存在下で実施する。
式Iのアクリル酸−またはメタクリル酸エステルと、四官能性−または多官能性アルカノールとの反応は、30〜180℃、好ましくは50〜130℃の温度で、全反応混合物に対して0.01〜10質量%、好ましくは0.1〜5質量%、特に好ましくは0.2〜2質量%のリチウムアミド触媒の存在下で実施する。
この方法は、任意の不活性非プロトン性溶剤中で実施することができる。好ましくは、脂肪族または芳香族溶剤、特に好ましくはキシレン、トルエンまたはシクロヘキサンである。
式Iの1種またはそれ以上の化合物とアルカノールとをエステル交換する場合には、阻害剤を添加してもよく、この場合、これは、反応中において(メタ)アクリル基のラジカル重合を阻害するものである。これらの阻害剤については、当業者にはよく知られている。
主に、1,4−ジヒドロキシベンゾールを使用する。しかしながら、さらに他の置換されたジヒドロキシベンゾールを使用することもできる。一般にこのような阻害剤は、一般式(III)
Figure 0005080473
[式中、Rは1〜8個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基、ハロゲンまたはアリールを意味し、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、Cl、FまたはBrであり;
oは1〜4、好ましくは1または2の整数であり;かつ、
は水素、1〜8個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基またはアリール基を意味し、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはtert.−ブチルである]を用いてさらに示される。
しかしながらさらには、幹化合物として1,4−ベンゾキノンを有する化合物を使用することができる。これらは、式(IV)
Figure 0005080473
[式中、Rおよびoは前記意味を有する]を用いて記載される。
同様に、一般構造式(V)
Figure 0005080473
[式中、Rは、1〜8個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基、アリールまたはアルアルキル、1〜4価のアルコールを有するプロピオン酸エステルであり、この場合、これはさらにヘテロ原子、たとえばS、OおよびNを含有していてもよく、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、特に好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert.−ブチルを意味する]のフェノールを使用する。
他の有利な物質群は、一般式(VI)
Figure 0005080473
[式中、Rは式(VII)
Figure 0005080473
の化合物であり、その際、R10=C2p+1(p=1または2)である]
のトリアジン誘導体をベースとするヒンダートフェノールを示す。
特に好ましくは、化合物1,4−ジヒドロキシベンゾール、4−メトキシフェノール、2,5−ジクロロ−3,6−ジヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゾール、2,6−ジ−tert.−ブチル−4−メチルフェノール、2,4−ジメチル−6−tert.−ブチルフェノール、2,2−ビス[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル−1−オキソプロポキシメチル)]1,3−プロパンジイルエステル、2,2’−チオジエチルビス−[3−(3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)]プロピオネート、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル−2,2−メチレンビス−(4−メチル−6−tert.−ブチル)フェノール、トリス−(4−tert.−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)−s−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリオン、トリス(3,5−ジtert.ブチル−4−ヒドロキシ)s−トリアジン−2,46−(1H,3H,5H)トリオンまたはtert.−ブチル−3,5−ジヒドロキシベンゾールを使用する。有利には4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジノオキシ、溶解された酸素、フェノチアジン、4−(メタクリロイルオキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシ、N,N−ジエチルヒドロキシアミン、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミンまたはヒドロキノンモノメチルエーテルからなる組合せ物を使用する。
全反応混合物の質量に対して阻害剤の割合は、単独でまたは混合物として、一般には0.01〜0.50%(w/w)であり、その際、阻害剤の濃度は、好ましくはDIN55945による色数の妨げとならない程度に選択する。これら多くの阻害剤は、商業的に入手可能である。
式Iの(メタ)アクリル酸エステルおよび四官能性または多官能性アルカノールのヒドロキシル基を反応させ、所望の最終生成物にする。原則として、有利には反応中で(メタ)アクリル酸エステルIを過剰量で維持し、その際、(メタ)アクリル酸Iを、ヒドロキシル基1モル当たり1.2〜15モル、好ましくは2〜10モルの量で使用する。
反応は、常圧、減少させた圧力または増加させた圧力下で実施することができ、その際、反応操作は、断続的または連続的に実施することができる。一般には、エダクト(メタ)アクリル酸エステルIおよび四官能性または多官能性アルカノールを一緒に、リチウムアミド触媒の存在下で、反応温度に加熱し、かつこれによって連続的に、分離したアルカノールROHならびに過剰量の(メタ)アクリル酸エステルIを、好ましくは共沸混合物中で一緒に留去する。反応時間は、一般には1〜20時間、好ましくは2〜8時間であり、かつ反応温度および触媒の使用量に依存する。さらに反応は、不活性溶剤、たとえばトルエンまたはシクロヘキサンの存在下で反応を実施することができる。
反応条件にしたがって、過剰量の(メタ)アクリル酸エステルIを部分的または好ましくは完全に、たとえば留去によって、反応生成物から除去することができる。引き続いて、触媒の分離を濾過によって実施する。
(メタ)アクリル酸エステルIを四官能性または多官能性アルカノールとエステル交換することによって、(メタ)アクリル酸エステルを製造する本発明による方法は、特に、多官能性(メタ)アクリル酸エステルを製造する場合には、技術水準の方法よりも顕著に高い収量および顕著に少ない副生成物を生じる。
四官能性または多官能性(メタ)アクリル酸エステルは、反応のための優れたコポリマーであり、その際、重合中での架橋が好ましい。たとえばこれは、塗料、歯科的用途、接着剤において、加硫の際であるか、あるいは、放射線硬化において使用することができる。
以下に挙げる例は、本発明の改善された具体的な例を示すが、しかしながらこれは、本発明をここに開示された特徴に限定するものではない。

例1:
この回分を、リチウムアミドとは別個に、反応装置中に装入し、かつ脱水し、引き続いてこの回分を冷却した。約80℃でリチウムアミドを添加し、かつ反応温度をさらに上昇させる。生じたメタノールを、MMA/メタノール−共沸温合物として塔頂を介して蒸留した。塔頂温度がもはや低下しなくなるやいなや、6.7時間の反応時間で、101℃〜113℃の反応温度の後に反応を終了した。
得られた粗生成物を濾別し、引き続いてロータリーエバポレーター(80℃/12mbar)上で濃縮し、その際、193.8g(=95%d.Th)の透明な粘性液体が得られ、この場合、これは、冷却により白色の結晶塊に凝固した。
Figure 0005080473
比較例1:
ペンタエリトリットテトラメタクリレート
例1で記載したようにして実施したが、しかしながら、136g(1.0モル)のペンタエリトリット、1000g(10.0モル)のメチルメタクリレート、混合触媒として5.0g(0.02モル)のジブチル錫酸化物および6.1g(0.02モル)のジブチル錫二塩化物ならびに0.57gのヒドロキノンモノメチルエーテルを使用した。14時間の反応時間の後に、過剰量のメチルメタクリレートを真空下で除去した。この反応生成物のH−NMR−分光分析は以下の組成を示した:
78モル%のペンタエリトリットテトラメタクリレート
18モル%のペンタエリトリットトリメタクリレート
3モル%のペンタエリトリットジメタクリレート
1モル%のペンタエリトリットモノメタクリレート
比較例2:
ペンタエリトリットテトラメタクリレートの製造を、触媒としてジブチル錫二塩化物単独の使用下で実施した。
比較例1に記載したようにして実施したが、しかしながら、触媒として11.4g(0.038モル)のジブチル錫二塩化物を使用した。3.5時間の反応時間の後には、もはやメタノールが形成されず、すなわち、エステル交換は生じなかった。

Claims (5)

  1. 式I:
    Figure 0005080473
    [式中、RはHまたはCHを示し、かつRは1〜40個の炭素原子を有するアルキル基を示す]の(メタ)アクリル酸エステルを、4個またはそれ以上のエステル化可能なヒドロキシル基を有するアルカノールとエステル交換することによって、アクリル酸−およびメタクリル酸エステルを製造する方法において、エステル交換触媒として、全反応混合物に対して0.01〜10質量%のリチウムアミド触媒を使用し、
    4個またはそれ以上のエステル化可能なヒドロキシル基を有するアルカノールが、群:
    式II
    Figure 0005080473
    [式中、n≧4であり、かつ、R″′は、4〜40個の炭素原子を有する分枝であってもよい脂肪族または芳香族基を示す]の四官能性アルカノール
    から選択される、アクリル酸−およびメタクリル酸エステルを製造する方法。
  2. 触媒を、全反応混合物に対して0.1〜5質量%の量で使用する、請求項1に記載の方法。
  3. エステル交換の際に使用するアルカノールが、4個またはそれ以上のエステル化可能なヒドロキシル基を有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 式Iの(メタ)アクリル酸エステルを、エステル化可能なヒドロキシル基1モル当たり1.2〜15モルの量で使用する、請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  5. エステル交換反応を50〜130℃の温度で実施する、請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
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