JP5078966B2 - 車両用ドアのハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のドアに取付けられる合成樹脂製のベース部材に、該ベース部材にハンドルを回動可能に支持するためのピンを挿通せしめる支持孔を有するピン支持部と、前記支持孔への前記ピンの挿入時には当該ピンの通過を許容するように撓むものの前記支持孔への前記ピンの挿通完了後には前記ピン支持部からの脱落を阻止すべく前記ピンの端部に対向するようにして前記支持孔への前記ピンの挿入・組付け方向で前記ピン支持部の後方側に間隔をあけた位置に配置される一対の規制壁とが一体に設けられる車両用ドアのハンドル装置に関する。
このようなハンドル装置は、特許文献1で知られており、このものでは、全長にわたって一定の直径を有する丸棒状のピンがブラケットに挿通され、ブラケットに挿通されたピンの端部に対向する爪部が、一対の規制壁にそれぞれ設けられている。
特開平9−78897号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたハンドル装置では、ピンをブラケットに挿入して組付ける際に、一対の規制壁が備える爪部にピンの外周面をその軸方向全長にわたって摺接させながら挿通作業を行わねばならず、ピンおよび爪部間で摩擦力が生じ、その摩擦力を上回る力でピンを挿入しなければならないので、ピンの組付け性が優れているとは言い難い。しかも規制壁には爪部が設けられており、ブラケットの型加工時に、両規制壁の爪部間の寸法精度を高めることが必要となり、作業工数の増大を招く。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ピンの組付け性を高めるとともにベース部材の型加工を容易として作業工数の低減を可能とした車両用ドアのハンドル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両のドアに取付けられる合成樹脂製のベース部材に、該ベース部材にハンドルを回動可能に支持するためのピンを挿通せしめる支持孔を有するピン支持部と、前記支持孔への前記ピンの挿入時には当該ピンの通過を許容するように撓むものの前記支持孔への前記ピンの挿通完了後には前記ピン支持部からの脱落を阻止すべく前記ピンの端部に対向するようにして前記支持孔への前記ピンの挿入・組付け方向で前記ピン支持部の後方側に間隔をあけた位置に配置される一対の規制壁とが一体に設けられる車両用ドアのハンドル装置において、前記ピンが、直径を一定としつつ横断面形状を円形として丸棒状に形成されるとともに前記支持孔に一端側から挿通されるピン主部と、該ピン主部よりも大径にしてピン主部の他端に同軸に連なる拡径部とで一体に形成されて、前記拡径部の少なくとも前記ピン主部側の外周に、前記ピン主部に近づくにつれて小径となるテーパ面が形成され、平板状に形成される前記両規制壁その両規制壁の対向面が前記支持孔の軸線と平行に延びるように、且つそれらの規制壁への外力の非作用状態では対向面間の間隔が前記ピン主部の直径よりも大きく、前記拡径部の最大直径よりも小さくなるようにして前記ベース部材に設けられ、前記両規制壁の、前記挿入・組付け方向で前方側の端面と、前記拡径部の、前記挿入・組付け方向で後方側の端面とが、前記軸線と直交する平面に各々形成されるとともに、前記両規制壁の前記対向面の、前記挿入・組付け方向で後方側の端部には、前記拡径部の前記両規制壁間への突入をガイドすべく後方に向かうにつれて徐々に離間したガイド面がそれぞれ形成され、前記挿入時には、前記両規制壁間を前記ピン主部が通過した後に前記拡径部が通過すると共に、該拡径部の通過の際にだけ前記両規制壁が開き側に撓み変形し、且つその拡径部の通過完了後は、前記外力の非作用状態に戻った前記両規制壁の前記端面前記拡径部の前記が対向することを特徴とする
なお実施の形態の第2ピン支持部19が本発明のピン支持部に対応し、実施の形態の第2支持孔28が本発明の支持孔に対応する。
本発明の特徴によれば、ピンが、ピン支持部の支持孔に一端側から挿通されるピン主部と、該ピン主部よりも大径にしてピン主部の他端に同軸に連なる拡径部とで一体に形成される一方、平板状に形成される一対の規制壁が、それらの対向面が支持孔の軸線と平行に延びるように、且つそれらの規制壁への外力の非作用状態では該対向面間の間隔がピン主部の直径よりも大きく、拡径部の最大直径よりも小さくされ、両規制壁の、挿入・組付け方向で前方側の端面と、拡径部の、挿入・組付け方向で後方側の端面とが、前記軸線と直交する平面に各々形成されるとともに、両規制壁の対向面の、挿入・組付け方向で後方側の端部には、前記拡径部の前記両規制壁間への突入をガイドすべく後方に向かうにつれて徐々に離間したガイド面がそれぞれ形成されて、支持孔へのピンの挿入時には、両規制壁間をピン主部が通過した後に拡径部が通過すると共に、該拡径部の通過の際にだけ両規制壁が開き側に撓み変形し、且つその拡径部の通過完了後は、外力の非作用状態に戻った両規制壁の前記端面拡径部の前記が対向するので、ピンの挿入、組付け時に、ピン主部が両規制壁間を通過するときには摩擦抵抗はないか、あったとしても小さいものであり、ピンの組付け性を高めることができる。またピンの拡径部が両規制壁間を通過するときには摩擦抵抗が生じるが、それによってピンの挿入、組付け操作に節度感を持たせることができ、ピンの組付け信頼性が向上する。さらに一対の規制壁は平板状であるので、ベース部材の型加工が容易となり、作業工数を低減することができる。
た、拡径部の少なくともピン主部側の外周に、ピン主部に近づくにつれて小径となるテーパ面が形成されるので、一対の規制壁間を拡径部が通過する際に、拡径部のテーパ面で両規制壁を徐々に撓ませつつ拡径部を通過させることができ、ピンの挿入、組付けをよりスムーズに行うことができる。
また更に、挿入・組付け方向で両規制壁の対向面の後方側の端部には、拡径部の両規制壁間への突入をガイドすべく後方に向かうにつれて徐々に離間したガイド面がそれぞれ形成されるので、拡径部をガイド面でガイドしつつ両規制壁間に突入させることができる。
ハンドル装置が組付けられた状態にある車両の部分側面図である。 図1の要部拡大図である。 ベース部材の背面図である。 ベース部材を背面側から見た斜視図である。 図3の5矢示部をピンの挿入、組付け過程順に拡大して示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、たとえば乗用車両である車両Vが備える後部サイドドアであるドア11には、ウインドガラス12が昇降可能に配設されており、最大限上昇した位置にあるウインドガラス12の後部に連なるようにして合成樹脂から成るベース部材13がドア11に取付けられ、そのベース部材13に、ドア11を開放操作するためのハンドル14が回動可能に支持される。
図3および図4を併せて参照して、前記ハンドル14は、上下に延びる把持部14aと、該把持部14aの上部に連なる第1腕部14bと、前記把持部14aの下部に連なる第2腕部14cとを一体に有しており、ハンドル14の非操作状態で、前記把持部14aは、前記ベース部材13の表面側に設けられる凹部15に収容、配置される。また前記ベース部材13には、前記凹部15の上部および下部に開口する開口部16,17が設けられており、第1および第2腕部14b,14cは、それらの開口部16,17からベース部材13の背面側に挿入される。
第1および第2腕部14b,14cは、前記ベース部材13の背面に一体に設けられる第1および第2ピン支持部18,19に、上下に延びるピン20を介して回動可能に支承されるものであり、第1ピン支持部18は第1腕部14bの下方に配置され、第2ピン支持部19は第2腕部14cの下部に摺接するようにして第2腕部14cの下方に配置される。
また前記ベース部材13の背面側で第1腕部14bには、カウンタウエイト21を支持するカウンタウエイトブラケット22の一端部が取付けられ、該カウンタウエイトブラケット22がその一端側に有する平板部22aが第1腕部14bおよび第1ピン支持部18間に介装される。また第1および第2腕部14b,14c間でベース部材13の背面には、略L字状に形成されるレバー23の中間部が支軸24を介して回動可能に支承されており、このレバー23の一端部に当接する当接面25が第2腕部14cの先端部に形成され、レバー23の他端部には、ドアロック装置に連結されるロッド(図示せず)が連結される。而してハンドル14を回動操作することで前記当接面25から前記レバー23には、該レバー23を図3の反時計方向に回動せしめる力が作用し、それによってレバー23から前記ロッドに押圧力が作用する。
前記レバー23およびベース部材13間には、前記支軸24を囲繞するねじりばねである戻しばね(図示せず)が設けられており、この戻しばねが発揮するばね力によってレバー23の一端部は、ハンドル14における第2腕部14cの当接面25に当接し、ハンドル14には戻し側に向けてのばね力が作用することになる。
第1ピン支持部18には、前記ピン20を挿通せしめる第1支持孔27が設けられ、第2ピン支持部19には、前記ピン20を挿通せしめる第2支持孔28が第1支持孔27と同軸に設けられる。またハンドル14の第1腕部14bおよび第2腕部14cには、第1および第2支持孔27,28と同軸となる貫通孔29,30(図3参照)が前記ピン20を挿通せしめるようにして設けられる。
ところで前記ピン20は、第1および第2ピン支持部18,19の第1および第2支持孔27,28に、ハンドル14における第1および第2腕部14b,14cの貫通孔29,30を同軸に合わせた状態で、第2支持孔28側から第2支持孔28、貫通孔30、第1支持孔27および貫通孔29に順次挿通されるものであり、そのピン20の挿入・組付け方向31で第2ピン支持部19の後方側(この実施の形態では下方側)に間隔をあけた位置に、ベース部材13の背面に一体に設けられる一対の規制壁32,32が配置される。それらの規制壁32,32は、第2支持孔28、貫通孔30、第1支持孔27および貫通孔29への前記ピン20の挿入時には当該ピン20の通過を許容するように撓むものの第2支持孔28、貫通孔30、第1支持孔27および貫通孔29への挿通完了後には第1および第2ピン支持部18,19からの脱落を阻止すべく前記ピン20の規制壁32…側の端部に対向する。
図5を併せて参照して、前記ピン20は、直径d2を一定としつつ横断面形状を円形として丸棒状に形成されるとともに第2支持孔28、貫通孔30、第1支持孔27および貫通孔29に一端側から挿通されるピン主部20aと、該ピン主部20aよりも大径にしてピン主部20aの他端に同軸に連なる拡径部20bとで一体に形成される。一方、前記両規制壁32,32は、それらの対向面が支持孔28の軸線と平行に延びるようにして各々平板状に形成されており、それらの規制壁32…への外力の非作用状態での両規制壁32…の対向面間の間隔d1は、前記ピン主部20aの直径d2よりも大きく、前記拡径部20bの最大直径d3よりも小さく設定される。
しかも前記拡径部20bの少なくとも前記ピン主部20a側の外周、この実施の形態では前記拡径部20bの前記ピン主部20a側の外周には、ピン主部20a側に向かうにつれて小径となるテーパ面33が形成される。また両規制壁32の、挿入・組付け方向31で前方側の端面と、拡径部20bの、挿入・組付け方向31で後方側の端面とが、支持孔28の軸線と直交する平面に各々形成されるとともに、前記両規制壁32,32の対向面のうち前記挿入・組付け方向31に沿う後方側の部分には、前記挿入・組付け方向31に沿う前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜したガイド面34,34が形成される。
而してピン20を、そのピン主部20aの一端側から第2支持孔28、貫通孔30、第1支持孔27および貫通孔29に挿通する際に、両規制壁32…間を図5(a)で示すようにピン主部20aが通過した後、図5(b)で示すように、ピン20の拡径部20bが両規制壁32…に当接し、ピン20を挿入・組付け方向31に沿う前方に押し続けることで、拡径部20bは、ガイド面34…でガイドされて両規制壁32…間に突入し、両規制壁32…間の間隔を拡げるように両規制壁32…を開き側に撓み変形させつつ両規制壁32…間を通過し、拡径部20bが両規制壁32…間を通過した後には、図5(c)で示すように、外力の非作用状態に戻った両規制壁32…の挿入・組付け方向31で前方側の端面がピン20の規制壁32…側の端部である拡径部20bの後方側のに対向することになり、これによりピン20の第2ピン支持部19からの脱落が阻止されることになる。
なおピン20の長手方向のがたつきを防止するために、ハンドル14の第1腕部14bから突出したピン20の一端部を潰すように加工して、その潰し部が第1腕部14bの上部に当接、係合するようにしてもよい。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、ピン20が、直径d2を一定としつつ横断面形状を円形として丸棒状に形成されるとともに第2ピン支持部19の第2支持孔28に一端側から挿通されるピン主部20aと、該ピン主部20aよりも大径にしてピン主部20aの他端に同軸に連なる拡径部20bとを一体に有するように形成され、平板状に形成される一対の規制壁32…が、それらの対向面が支持孔28の軸線と平行に延びるように、且つそれらへの外力の非作用状態では両規制壁32…の対向面間の間隔d1がピン主部20aの直径d2よりも大きく、拡径部20bの最大直径d3よりも小さくなるようにしてベース部材13に一体に設けられ、両規制壁32…の、挿入・組付け方向31で前方側の端面と、拡径部20bの、挿入・組付け方向31で後方側の端面とが、支持孔28の軸線と直交する平面に各々形成されるとともに、両規制壁32…の対向面の、挿入・組付け方向31で後方側の端部には、拡径部20bの両規制壁32…間への突入をガイドすべく後方に向かうにつれて徐々に離間したガイド面34…がそれぞれ形成される。
したがってピン20の挿入、組付け時に、ピン主部20aが両規制壁32…間を通過するときには摩擦抵抗はないか、あったとしても小さいものであり、ピン20の組付け性を高めることができる。またピン20の拡径部20bが両規制壁32…間を通過するときには摩擦抵抗が生じるが、それによってピン20の挿入、組付け操作に節度感を持たせることができ、ピン20の組付け信頼性が向上する。さらに一対の規制壁32…は平板状であるので、ベース部材13の型加工が容易となり、作業工数を低減することができる。
また拡径部20bのピン主部20a側の外周に、ピン主部20a側に近づくにつれて小径となるテーパ面33が形成されるので、一対の規制壁32…間を拡径部20bが通過する際に、拡径部20bのテーパ面33で両規制壁32…を徐々に撓ませつつ拡径部20bを通過させることができ、ピン20の挿入、組付けをよりスムーズに行うことができる。
また、両規制壁32…の対向面の、挿入・組付け方向31で後方側の端部には、拡径部20bの両規制壁32…間への突入をガイドすべく後方に向かうにつれて徐々に離間したガイド面34…がそれぞれ形成されるので、拡径部20bをガイド面34…でガイドしつつ両規制壁32…間に突入させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
11・・・ドア
13・・・ベース部材
14・・・ハンドル
19・・・ピン支持部である第2ピン支持部
20・・・ピン
20a・・ピン主部
20b・・・拡径部
28・・・支持孔である第2支持孔
31・・・挿入・組付け方向
32・・・規制壁
33・・・テーパ面
34・・・ガイド面
V・・・車両

Claims (1)

  1. 車両(V)のドア(11)に取付けられる合成樹脂製のベース部材(13)に、該ベース部材(13)にハンドル(14)を回動可能に支持するためのピン(20)を挿通せしめる支持孔(28)を有するピン支持部(19)と、前記支持孔(28)への前記ピン(20)の挿入時には当該ピン(20)の通過を許容するように撓むものの前記支持孔(28)への前記ピン(20)の挿通完了後には前記ピン支持部(19)からの脱落を阻止すべく前記ピン(20)の端部に対向するようにして前記支持孔(28)への前記ピン(20)の挿入・組付け方向(31)で前記ピン支持部(19)の後方側に間隔をあけた位置に配置される一対の規制壁(32)とが一体に設けられる車両用ドアのハンドル装置において、
    前記ピン(20)が、直径を一定としつつ横断面形状を円形として丸棒状に形成されるとともに前記支持孔(28)に一端側から挿通されるピン主部(20a)と、該ピン主部(20a)よりも大径にしてピン主部(20a)の他端に同軸に連なる拡径部(20b)とで一体に形成されて、前記拡径部(20b)の少なくとも前記ピン主部(20a)側の外周に、前記ピン主部(20a)に近づくにつれて小径となるテーパ面(33)が形成され
    平板状に形成される前記両規制壁(32)その両規制壁(32)の対向面が前記支持孔(28)の軸線と平行に延びるように、且つそれらの規制壁(32)への外力の非作用状態では対向面間の間隔が前記ピン主部(20a)の直径よりも大きく、前記拡径部(20b)の最大直径よりも小さくなるようにして前記ベース部材(13)に設けられ
    前記両規制壁(32)の、前記挿入・組付け方向(31)で前方側の端面と、前記拡径部(20b)の、前記挿入・組付け方向(31)で後方側の端面とが、前記軸線と直交する平面に各々形成されるとともに、前記両規制壁(32)の前記対向面の、前記挿入・組付け方向(31)で後方側の端部には、前記拡径部(20b)の前記両規制壁(32)間への突入をガイドすべく後方に向かうにつれて徐々に離間したガイド面(34)がそれぞれ形成され、
    前記挿入時には、前記両規制壁(32)間を前記ピン主部(20a)が通過した後に前記拡径部(20b)が通過すると共に、該拡径部(20b)の通過の際にだけ前記両規制壁(32)が開き側に撓み変形し、且つその拡径部(20b)の通過完了後は、前記外力の非作用状態に戻った前記両規制壁(32)の前記端面前記拡径部(20b)の前記が対向することを特徴とする車両用ドアのハンドル装置。
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