JP5075295B2 - 眼鏡装置及び眼鏡装置の制御方法 - Google Patents

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Description

左眼で視聴されるように作成された左眼用映像を左眼で視聴させ、右眼で視聴されるように作成された右眼用映像を右眼で視聴させるように立体映像の視聴を補助する眼鏡装置及び眼鏡装置の制御方法に関する。
3D映画の普及に伴って、家庭内で3D映像を視聴するための表示装置が開発並びに市販されている。3D映像用の表示装置は、典型的には、フレームシーケンシャル方式(時分割方式とも称される)を採用し、左眼で視聴されるように作成された左眼用映像と右眼で視聴されるように作成された右眼用映像とを時間的に交互に切り替えて表示する。
フレームシーケンシャル方式或いは時分割方式を採用する表示装置として、映画館で用いられるプロジェクタや家庭内で用いられるテレビ装置やパーソナルコンピュータのディスプレイ装置が挙げられる。これらの3D表示装置は、左眼用映像と右眼用映像とを時間的に交互に切り替えて表示する。視聴者は、眼鏡装置(一般的に、3Dアクティブシャッタ眼鏡と称される)を介して、3D表示装置が表示する映像を視聴する。
表示装置は、左眼用映像の表示及び/又は右眼用映像の表示に同期する同期信号を送信する。同期信号として、例えば、赤外(IR)信号や無線(RF)信号が用いられる。同期信号を受信した眼鏡装置は、左眼用映像の表示に同期して、左眼前に配設された左シャッタを開く一方で、右眼前に配設された右シャッタを閉じる。また、眼鏡装置は、右眼用映像の表示に同期して、右シャッタを開く一方で、左シャッタを閉じる。かくして、左眼用映像からの光は左眼のみに透過し、右眼用映像からの光は右眼のみに透過する。
眼鏡装置の左シャッタ及び右シャッタとして、典型的には、液晶シャッタが用いられる。左右の液晶シャッタは、同期信号の受信に応じて開閉する。表示装置から送信される同期信号は、左眼用映像及び右眼用映像の表示に同期して左右の液晶シャッタを開閉させる時刻(タイミング)を眼鏡装置に通知するために用いられる(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。
現状において、3D映画を上映する映画館で用いられている眼鏡装置(以下、劇場用眼鏡装置と称される)及び3D映像を表示可能な家庭用のテレビ装置や家庭用のパーソナルコンピュータのディスプレイ装置(以下、3Dディスプレイ装置と称される)に用いられる眼鏡装置(以下、家庭用眼鏡装置と称される)は、異なる仕様に基づき製造されている。したがって、使用者は、単一の眼鏡装置を用いて、映画館で上映される3D映画及び家庭用の3Dディスプレイ装置が表示する3D映像のうち一方しか視聴することができない。
使用者は、家庭用の眼鏡装置を購入するときに、様々な眼鏡装置を実際に装着し、最もフィット感のよい眼鏡装置を選択することができる。一方で、劇場用の眼鏡装置は、多くの人に適合するように設計されているため、実際に使用する使用者にとって必ずしも良好なフィット感をもたらすものではない。使用者が、自身の顔に適切にフィットしない眼鏡装置を着用して劇場で映像を視聴するならば、使用者は上映される映像に十分に集中できないこともある。
使用者が、自身が購入した眼鏡装置を劇場で使用できるならば、使用者は、劇場で映像を快適に視聴することができるが、上述の如く、現状において、同期信号に関する共通する或いは統一された仕様は存在しない。劇場用の3D表示装置及び家庭用の3D表示装置は、互いに異なる仕様(異なるコード、異なる送信タイミング)で同期信号を眼鏡装置に送信している。眼鏡装置も、送信される同期信号の仕様に合わせて、シャッタが開閉されるようにそれぞれ固有にプログラムされている。
視聴者に提供される画質の維持や既存の装置との互換性の観点から、既存の3D表示装置及びこれに対応する眼鏡装置に基づき最適化された同期信号のコードやタイミングの変更は好ましくない。したがって、劇場用及び家庭用でそれぞれ固有に用いられている同期信号の仕様の変更は、現状において困難である。
特開平11−98538号公報 特開2000−36969号公報
本発明は、異なる仕様の同期信号に基づき適切に動作する眼鏡装置及び異なる仕様の同期信号に基づき眼鏡装置を適切に制御するための制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る眼鏡装置は、視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、映像を立体的に知覚させるように前記映像の視聴を補助する補助動作を行う眼鏡装置であって、前記映像の表示に同期した同期信号を受信する受信部と、前記電源部が前記電力の供給を開始した後、前記同期信号の信号構成を解析し、前記信号構成の解析結果に基づき、第1制御モードと、該第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で制御モードを切り替える制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の局面に係る眼鏡装置の制御方法は、視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、映像を立体的に知覚させるように前記映像の視聴を補助する補助動作を行う眼鏡装置の制御方法であって、同期信号を受信する段階と、前記同期信号の信号構成を解析する段階と、前記信号構成の解析結果に基づき、前記眼鏡装置に対する制御モードを、第1制御モードと、該第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で切り替える段階と、を備えることを特徴とする。
本発明は、異なる仕様の同期信号に基づき適切に動作する眼鏡装置及び異なる仕様の同期信号に基づき眼鏡装置を適切に制御するための制御方法を提供することができる。
本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
一実施形態に従う眼鏡装置の使用環境を例示する模式図である。 図1に示される眼鏡装置の概略的な斜視図である。 図1に示される眼鏡装置並びに表示装置の概略的なハードウェア構成を示すブロック図である。 図3に示されるブロック図に対応する表示装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 図3に示されるブロック図に対応する眼鏡装置の概略的な機能構成を示すブロック図である。 図1に示される表示装置による映像の表示、同期信号の送信及び眼鏡装置の補助動作の間の同期を例示する概略的なタイミングチャートである。 図2に示される眼鏡装置の動作を概略的に示す概念図である。 図7に示される動作中における眼鏡装置のLEDの明滅を概略的に示す概念図である。 図7に示される動作がまとめられた概略的なフローチャートである。 図9に示されるフローチャートに従って、TV装置と劇場において用いられる表示装置との識別手法を概略的に示すフローチャートである。
以下、一実施形態に従う眼鏡装置及び眼鏡装置の制御方法が、添付の図面を参照して説明される。尚、図面に示される構成、配置或いは形状等並びに図面に関連する記載は、単に眼鏡装置及び眼鏡装置の制御方法の原理を容易に理解させることを目的とするものであり、眼鏡装置及び眼鏡装置の制御方法の原理を何ら限定するものではない。
(眼鏡装置の構成)
図1は、眼鏡装置が使用される環境を概略的に示す模式図である。図1を用いて、眼鏡装置の使用環境が説明される。
眼鏡装置500は、例えば、家庭用の表示装置600aが表示する立体映像及び劇場用の表示装置600bが表示する立体映像をともに視聴者が視聴できるように形成される。家庭用の表示装置600aは、第1同期信号を眼鏡装置500に送信する。劇場用の表示装置600bは、第2同期信号を眼鏡装置500に送信する。眼鏡装置500は、後述される制御モードの切り替えを通じて、第1同期信号又は第2同期信号に基づき、立体映像の視聴を補助する補助動作を実行する。
家庭用の表示装置600aとして、テレビ装置やパーソナルコンピュータが備えるディスプレイ装置が例示される。代替的に、比較的明るい環境下(例えば、50lx以上200lx以下の環境下)で立体映像を表示する他の表示装置が、第1同期信号を送信する表示装置として用いられてもよい。
劇場用の表示装置600bとして、映画館内で立体映像を表示する表示システム(例えば、プロジェクタ)が例示される。代替的に、比較的暗い環境下で立体映像を表示する及び/又は多人数で視聴される立体映像を表示する他の表示装置が、第2同期信号を送信する表示装置として用いられてもよい。
以下の説明において、家庭用の表示装置600a及び劇場用の表示装置600bは、「表示装置600」と総称される。表示装置600は、左眼で視聴されるように作成された左眼用映像(以下、L映像と称される)と右眼で視聴されるように作成された右眼用映像(以下、R映像と称される)とを交互に表示する。
表示装置600aは、L映像及びR映像の表示に同期して、第1同期信号を眼鏡装置500へ送信する。表示装置600bは、L映像及びR映像の表示に同期して、第2同期信号を眼鏡装置500へ送信する。
以下の説明において、第1同期信号及び第2同期信号は、「同期信号」と総称される。本実施形態において、同期信号として、赤外(IR)信号が用いられる。代替的に、同期信号として、無線(RF)信号や表示装置600と眼鏡装置500との通信を成立させることができる他の信号が用いられてもよい。
第1同期信号及び第2同期信号は、異なるプロトコルを有する。本実施形態の説明で用いられる「プロトコル」との用語は、同期信号を送信する送信装置と同期信号を受信する受信装置との間で予め定められた信号構成を意味する。本実施形態において、送信装置は、表示装置600に相当する。また、受信装置は、眼鏡装置500に相当する。
プロトコルとして、同期信号の伝送波長帯域、伝送無線周波数、同期信号の周波数、同期信号の情報量、同期信号のビット配列、同期信号に付加された暗号化信号の有無が例示される。眼鏡装置500は、第1同期信号と第2同期信号との間のプロトコルの相違に基づき、異なる動作を実行する。
図2は、眼鏡装置500の概略的な斜視図である。図1及び図2を用いて、眼鏡装置500が説明される。
眼鏡装置500は、全体として、視力矯正用眼鏡と略同様の形状をなす。眼鏡装置500は、光学フィルタ部224を備える。光学フィルタ部224は、眼鏡装置500が装着されたときに視聴者の左眼前に位置するL光学フィルタ241と、視聴者の右眼前に位置するR光学フィルタ242とを含む。眼鏡装置500は、L光学フィルタ241を用いて左眼に透過する映像の光の量を調整するとともに、R光学フィルタ242を用いて右眼に透過する映像の光の量を調整する。映像の光の量に対する調整は、表示装置600によるL映像及びR映像の表示に同期する。視聴者は、左眼と右眼とで視聴する映像から視差を感知し、表示装置600が表示する映像を立体的な映像として知覚する。眼鏡装置500の光量の調整動作は、以下の説明において、「補助動作」と称される。
眼鏡装置500は、L光学フィルタ241とR光学フィルタ242との間に配設される受光素子223を備える。受光素子223は、上述の同期信号を受信する。尚、同期信号として、RF信号が用いられるならば、眼鏡装置500は、受光素子223に代えて、RF信号を受信するための適切な素子を備えてもよい。本実施形態において、受光素子223は、受信部として例示される。
眼鏡装置500は、光学フィルタ部224及び受光素子223を保持する保持部251と、保持部251から視聴者の耳に向けて延びるアーム部252とを含む。保持部251及びアーム部252内には、眼鏡装置500の様々な要素(後述される)が組み込まれている。
眼鏡装置500は、アーム部252上に現れるスライド式のスイッチ部253と、アーム部252内に着脱自在に取り付けられる電池(図示せず)と、を更に備える。視聴者は、スイッチ部253をアーム部252上で摺動させ、電池から眼鏡装置500の様々な要素への電力供給のオン・オフを切り替えることができる。眼鏡装置500は、電池からの電力によって、上述の補助動作を実行することができる。本実施形態において、スイッチ部253及び電池は電源部として例示される。
眼鏡装置500は、アーム部252上に現れるLED254を更に備える。LED254は、同期信号の受信に応じて、点灯或いは消灯してもよい。視聴者は、必要に応じて、眼鏡装置500を顔から外し、LED254の点灯或いは消灯を確認し、眼鏡装置500と表示装置600との間の通信状態(例えば、第1同期信号又は第2同期信号の受信状態)を知ることができる。尚、LED254は、外向きに発光するので、眼鏡装置500を装着した視聴者はLED254の発光をほとんど知覚しない。LED254は更に、スイッチ部253が操作され、眼鏡装置500の様々な要素への電力供給が開始されたとき、点灯或いは消灯してもよい。本実施形態において、LED254は、通知部として例示される。
図3は、表示装置600及び眼鏡装置500のハードウェア構成を示す。図1乃至図3を用いて、表示装置600及び眼鏡装置500のハードウェア構成が説明される。
不必要に冗長な説明を避けるために、家庭用の表示装置600a及び劇場用の表示装置600bは、共通するハードウェア構成を有する。図3に示される表示装置600のハードウェア構成は、例示的なものであり、家庭用の表示装置600a及び劇場用の表示装置600bは、異なるハードウェア構成を有してもよい。
表示装置600は、復号IC200、映像信号処理IC201、送信制御IC202、CPU203、メモリ204、クロック205、ディスプレイユニット206及び発光素子207を備える。
復号IC200は、入力される符号化された映像信号を復号化して映像データを所定の様式で出力する。映像の符号化として、MPEG(Motion Picture Experts Group)−2、MPEG−4やH264が例示される。
映像信号処理IC201は、立体映像の表示に関する信号処理を行う。映像信号処理IC201は、映像信号の処理を実行し、復号IC200からの映像データを立体映像として表示する。代替的に、映像信号処理IC201は、復号IC200で復号された映像データからL映像とR映像とを検出し、検出されたL映像とR映像とが時間的に交互に表示されてもよい。更に代替的に、復号IC200が出力した映像データからL映像とR映像とが自動的に生成され、映像信号処理IC201は、生成された左眼用及び右眼用の映像をディスプレイユニット206に交互に出力してもよい。立体映像の表示に関する信号処理を行なった後、映像信号処理IC201は、ディスプレイユニット206の信号入力方式に適合した出力信号を生成する。
尚、映像信号処理IC201は、上記の処理以外の処理を実行してもよい。映像信号処理IC201は、例えば、ディスプレイユニット206の特性に応じて、表示される映像の色彩を調整する処理を実行してもよい。更に、映像信号処理IC201は、復号IC200で生成された映像データのフレーム間の映像を補間し、映像のフレームレートを上げてもよい。
送信制御IC202は、映像信号処理IC201が生成したL映像及びR映像と同期する同期信号を生成し、生成された同期信号を発光素子207へ出力する。
CPU203は、表示装置600全体を制御する。CPU203は、メモリ204に記録されたプログラム及び外部からの入力(図示せず)に従って、表示装置600の様々な要素(例えば、復号IC200や映像信号処理IC201)を制御する。
メモリ204は、CPU203が実行するプログラムやプログラム実行時に発生する一時データを記録する領域として利用される。メモリ204として、揮発性のRAM(Random Access Memory)や不揮発性のROM(Read Only Memory)が例示される。
クロック205は、CPU203や他の構成部品へ各ICの動作基準となるクロック信号を供給する。
家庭用の表示装置600aに用いられるディスプレイユニット206には、映像信号処理IC201から出力された映像信号が表示される。ディスプレイユニット206に対して、例えば、CRT方式、液晶素子を用いたLCD、PDP、有機エレクトロルミネッセンスを用いた表示方式が適用される。劇場用の表示装置600bに用いられるディスプレイユニット206として、プロジェクタ及びプロジェクタから映像を投影されるスクリーンが例示される。映像信号処理IC201から出力された映像信号はプロジェクタに出力される。プロジェクタは、映像信号に基づき生成された映像をスクリーンに投影する。
発光素子207は、送信制御IC202による制御の下、同期信号として用いられる赤外線を出力する。本実施形態において、表示装置600は、赤外線を発光する発光素子207を用いて、同期信号を出力する。代替的に、表示装置600は、無線信号や他の信号を用いて、眼鏡装置500との同期を達成してもよい。
眼鏡装置500は、CPU220、メモリ221、クロック222、受光素子223、光学フィルタ部224、LED254、スイッチ部253及び電池255を備える。
CPU220は、メモリ221に記録されたプログラムや外部からの入力信号(例えば、上述の同期信号)に従って、眼鏡装置500全体を制御する。本実施形態において、CPU220は、電池255からの電力供給が開始された後、同期信号(第1同期信号及び第2同期信号)のプロトコルを解析する。CPU220は、プロトコルの解析結果に基づき、第1制御モードと、第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で眼鏡装置500に対する制御を切り替える。制御モードの切り替えは、後述される。
メモリ221は、CPU220が実行するプログラムのデータの記録や、プログラム実行時の一時データを保持する場所として用いられる。また、メモリ221は、第1同期信号のプロトコル及び第2同期信号のプロトコルに関するデータを予め格納する。本実施形態において、メモリ221は、記憶部として例示される。第1同期信号のプロトコル及び第2同期信号のプロトコルに関するデータは、第1同期信号の信号構成と第2同期信号の信号構成とに関する信号構成データとして例示される。第1同期信号のプロトコル及び第2同期信号のプロトコルに関するデータは、例えば、同期信号の伝送波長帯域、伝送無線周波数、同期信号の周波数、同期信号の情報量、同期信号のビット配列及び/又は同期信号に付加された暗号化信号の有無に関するデータであってもよい。
CPU220は、受光素子223が受信した同期信号のプロトコルと、第1同期信号のプロトコル及び第2同期信号のプロトコルに関するデータとを比較する。受光素子223が受信した同期信号のプロトコルがメモリ221に格納された第1同期信号のプロトコルに合致するならば、CPUは、第1制御モードで、眼鏡装置500を制御する。受光素子223が受信した同期信号のプロトコルがメモリ221に格納された第2同期信号のプロトコルに合致するならば、CPU220は、第2制御モードで、眼鏡装置500を制御する。本実施形態において、CPU220は、選択部として例示される。また、CPU220及びメモリ221は、制御部として例示される。
クロック222は、眼鏡装置500の様々な要素(例えば、CPU220)へ、動作の基準となるクロック信号を供給する。クロック信号は、必要に応じて分周、逓倍したものであってもよい。
受光素子223は、表示装置600が発光素子207から送信した同期信号を受信する。
光学フィルタ部224は、眼鏡装置500を着用した視聴者の左眼及び右眼の前方に位置し、左眼及び右眼へ透過する光の量を調整する補助動作を実行する。光学フィルタ部224は、CPU220の制御の下、左眼に対する動作と右眼に対する補助動作を適切に行い、眼鏡装置500の着用者に表示装置600が表示する映像を立体的に知覚させる。
CPU220が第1制御モードを選択するとき、CPU220は、第1制御モード下で、光学フィルタ部224を制御する。第1制御モード下で制御される光学フィルタ部224は、第1同期信号の受信タイミングに基づき補助動作を行う。CPU220が第2制御モードを選択するとき、CPU220は、第2制御モード下で、光学フィルタ部224を制御する。第2制御モード下で制御される光学フィルタ部224は、第2同期信号の受信タイミングに基づき補助動作を行う。
電池255は、CPU220、受光素子223、光学フィルタ部224、LED254、メモリ221及びクロック222へ電力を供給する。
スイッチ部253は、上述の如く、視聴者の操作を通じて、電池255からの電力供給の開始及び停止を切り替える。
LED254は、発光或いは消灯し、視聴者に同期信号の通信状態を通知する。LED254の明滅は、CPU220の制御下で行われる。CPU220が第1制御モードを選択するとき、CPU220は、第1制御モード下で、LED254を制御する。CPU220が第2制御モードを選択するとき、CPU220は、第2制御モード下で、LED254を制御する。第1制御モード下のLED254は、第2制御モード下で制御されるLED254とは異なる動作を実行する。第1制御モード及び第2制御モード下で制御されるLED254の動作は、後述される。
CPU220は、眼鏡装置500内の電力供給を更に制御してもよい。CPU220は、例えば、クロック222からのクロック信号に基づき、同期信号が受信されない不受信期間を測定する。不受信期間が所定の閾値を超えたとき、眼鏡装置500をスリープモードにしてもよい。スリープモードにおいて、例えば、受光素子223、LED254及び光学フィルタ部224への電力供給は停止される。この結果、電池255の寿命が延びることとなる。本実施形態において、スリープモードとは、視聴者による手動操作を経ることなく、眼鏡装置500が動作しない状態を意味する。
図4は、表示装置600の機能構成図を示す。図3及び図4を用いて、表示装置600の機能構成が説明される。尚、不必要に冗長な説明を避けるために、家庭用の表示装置600a及び劇場用の表示装置600bは、共通する機能構成を有する。図4に示される表示装置600の機能構成は、例示的なものであり、家庭用の表示装置600a及び劇場用の表示装置600bは、異なる機能構成を有してもよい。
表示装置600は、映像復号部300、L/R信号分離部301、立体信号処理部302、表示部303、同期信号生成部304、送信制御部305及び送信部306を備える。
映像復号部300には、符号化された映像信号が入力される。映像復号部300は、符号化された映像信号を復号する。図3に示されるハードウェア構成においては、映像復号部300は、復号IC200に該当する。
L/R信号分離部301は、映像復号部300が復号した映像信号から左眼用及び右眼用の映像信号を生成若しくは分離する。
立体信号処理部302は、眼鏡装置500を通じて視認される映像を表示する表示部303の特性等に応じて、L/R信号分離部301で分離されたL映像及びR映像の信号を調整する。立体信号処理部302は、例えば、表示部303の表示面の大きさに応じて、L映像及びR映像の視差を調整する処理を実行する。
同期信号生成部304は、L/R信号分離部301が生成した左眼用及び右眼用の映像と同期又は対応した同期信号を生成する。この際、表示部303の特性に応じて、生成される同期信号の種類や生成タイミングが調整される。
L/R信号分離部301、立体信号処理部302並びに同期信号生成部304は、図3に示されるハードウェア構成において、映像信号処理IC201に該当する。
表示部303は、立体信号処理部302によって処理された映像信号を映像として表示する。上述の如く、図3に示されるハードウェア構成において、表示部303は、ディスプレイユニット206に該当する。
送信部306は、同期信号生成部304で生成された同期信号を、送信制御部305(後述される)の制御下で、眼鏡装置500へ送信する。送信部306は、図3に示されるハードウェア構成において、発光素子207に該当する。
送信制御部305は、送信される同期信号のデータ量や送信間隔を制御する。送信制御部305は、図3に示されるハードウェア構成において、送信制御IC202に該当する。
図5は、眼鏡装置500の機能構成図を示す。図3及び図5を用いて、眼鏡装置500の機能構成が説明される。
眼鏡装置500は、受信部400、検出部401、解析部402、記憶部403、内部信号生成部404、光学フィルタ制御部405、光学フィルタ部224、発光部451及び電源部452を備える。
受信部400は、表示装置600から送信された同期信号(赤外信号)を受信する。受信部400は、受光した赤外線に応じて、電気信号を検出部401へ出力する。図3に示されるハードウェア構成においては、受信部400は、受光素子223に該当する。
検出部401は、受信部400が受信した赤外線から生成した同期信号(電気信号)を検出する。同期信号は、所定の電気波形を持つ信号として検出される。
解析部402は、検出部401が検出した同期信号に基づいて、光学フィルタ部224を動作させるために用いられる時間間隔の情報を解析する。光学フィルタ部224を動作させるための情報(時間間隔情報)とは、例えば、L光学フィルタ241及びR光学フィルタ242の開閉タイミングの情報を意味する。本実施形態において、解析部402は、電池255からの電力供給が開始された後、同期信号(第1同期信号及び第2同期信号)のプロトコルを更に解析する。プロトコルの解析結果に基づき、解析部402は、第1制御モードと、第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で眼鏡装置500に対する制御を切り替える。制御モードの切り替えは、後述される。本実施形態において、解析部402は選択部として例示される。
検出部401及び解析部402は、図3に示されるハードウェア構成において、CPU220が実行するプログラムの一部に該当する。
記憶部403は、解析部402が同期信号に基づいて解析した光学フィルタ部224の動作内容に関する制御情報を記録・保持する。また、記憶部403は、第1同期信号のプロトコル及び第2同期信号のプロトコルに関するデータを予め格納する。図3に示されるハードウェア構成において、記憶部403は、メモリ221に該当する。CPU220は、制御情報をメモリ221に記録する。解析部402及び記憶部403は、制御部として例示される。
内部信号生成部404は、記憶部403に記録された同期情報、又は、解析部402が解析した同期情報に基づいて、眼鏡装置500の内部で自走用の同期信号を生成する。受信部400が、所定期間、表示装置600からの同期信号を受信しない間、光学フィルタ部224は、内部信号生成部404が生成した自走用の同期信号に基づいて、補助動作を実行することができる。
内部信号生成部404は、解析部402が選択した制御モード(第1制御モード又は第2制御モード)に応じて、発光部451の発光或いは消灯を制御するための明滅信号を生成する。発光部451は、内部信号生成部404が生成した明滅信号に基づいて、点灯、消灯或いは点滅する。内部信号生成部404は、図3に示されるハードウェア構成において、CPU220とクロック222に該当する。
光学フィルタ制御部405は、眼鏡装置500のL光学フィルタ241及びR光学フィルタ242の動作制御(例えば、光学フィルタ部224を透過する光の量を調整するための制御)を行なう。光学フィルタ制御部405は、図3に示されるハードウェア構成において、CPU220が実行する光学フィルタ制御用のプログラムに該当する。
光学フィルタ部224は、L光学フィルタ241及びR光学フィルタ242を備える。L光学フィルタ241及びR光学フィルタ242として、透過光量を調整するフィルタや、透過する光の偏光を調整するフィルタといった様々な光学素子が例示される。本実施形態において、L光学フィルタ241及びR光学フィルタ242として、液晶素子を用いた液晶シャッタが用いられる。液晶シャッタの開閉動作を通じて、左眼及び右眼への透過光量が増減される。
上述の如く、表示装置600に表示される映像は、L映像とR映像とを含む。表示装置600は、L映像とR映像とを時間的に交互に切り替えて表示する。光学フィルタ部224のL光学フィルタ241とR光学フィルタ242は、透過光量を交互に増減する。代替的に、光学フィルタ部は、映像光の偏光方向を変えてもよい。映像フレームの表示の切り替えと同期して、左眼及び右眼への透過光量を調整することができる様々な光学素子が、光学フィルタ部に適用可能である。
発光部451は、上述の如く、内部信号生成部404が生成した明滅信号に基づいて、点灯、消灯或いは点滅する。発光部451は、図3に示されるハードウェア構成において、LED254に相当する。
電源部452は、受信部400、検出部401、解析部402、記憶部403、内部信号生成部404、光学フィルタ制御部405、光学フィルタ部224及び発光部451が動作するための電力を供給する。電源部452は、図3に示されるハードウェア構成において、スイッチ部253及び電池255に相当する。
(同期信号)
図6は、表示装置600の映像の表示、同期信号の送信及び光学フィルタ部224の補助動作の間の同期を概略的に示すタイミングチャートである。図1乃至図6を用いて、表示装置600の映像の表示、同期信号の送信及び光学フィルタ部224の補助動作の間の同期が説明される。
図6のセクション(a)は、表示装置600が表示する映像を示す。図6のセクション(a)に示される如く、表示装置600は、L映像とR映像とを時間的に交互に切り替えて表示する。
図6のセクション(b)は、家庭用の表示装置600aから送信される第1同期信号を示す。図6のセクション(c)は、劇場用の表示装置600bから送信される第2同期信号を示す。
家庭用の表示装置600aから送信される第1同期信号は、L映像の表示の開始に同期して出力されるパルスLP1と、R映像の表示の開始に同期して出力されるRP1とを含む。
劇場用の表示装置600bから送信される第2同期信号は、L映像の表示の開始に同期して出力されるパルスLP2と、R映像の表示の開始に同期して出力されるRP2とを含む。第1同期信号のパルスLP1,RP1と異なり、第2同期信号のパルスLP2,RP2には、同期情報に付加される付加情報が暗号化された暗号化信号が付加されている。眼鏡装置500は、付加情報に基づく様々な動作を実行してもよい。
以下の説明において、暗号化信号が付加されていない第1同期信号のパルスLP1,RP1の信号構成は、「第1プロトコル」と称される。暗号化信号が付加された第2同期信号のパルスLP2,RP2の信号構成は、「第2プロトコル」と称される。
図3に関連して説明されたメモリ221或いは図5に関連して説明された記憶部403には、第1プロトコル及び第2プロトコルに関する情報が予め格納されている。本実施形態において、第1プロトコル及び第2プロトコルに関する情報は、信号構成データとして例示される。
図3に関連して説明されたCPU220或いは図5に関連して説明された解析部402は、受信された同期信号のパルスに暗号化信号が付加されているか否かを判定する。同期信号のパルスに暗号化信号が付加されていないならば、CPU220又は解析部402は、第1制御モードを選択する。同期信号のパルスに暗号化信号が付加されているならば、CPU220又は解析部402は、第2制御モードを選択する。第1制御モード及び第2制御モードは、後述される。
図6のセクション(d)は、L光学フィルタ241を通じて左眼へ透過する光量の増減を概略的に表す。図6のセクション(e)は、R光学フィルタ242を通じて眼へ透過する光量の増減を概略的に表す。
図3に関連して説明されたメモリ221或いは図5に関連して説明された記憶部403は、第1同期信号のパルスLP1の信号構成又は第2同期信号のパルスLP2の信号構成に対応して、L光学フィルタ241として用いられる液晶シャッタを開き、R光学フィルタ242として用いられる液晶シャッタを閉じるためのコマンドプログラムを格納する。第1同期信号のパルスLP1又は第2同期信号のパルスLP2が受信されると、図3に関連して説明されたCPU220或いは図5に関連して説明された光学フィルタ制御部405は、L光学フィルタ241として用いられる液晶シャッタを開き、R光学フィルタ242として用いられる液晶シャッタを閉じる。この結果、L映像の表示の開始に同期して、左眼への映像光の透過光量が増大する一方で、右眼への映像光の透過光量が減少する。
図3に関連して説明されたメモリ221或いは図5に関連して説明された記憶部403は、第1同期信号のパルスRP1の信号構成又は第2同期信号のパルスRP2の信号構成に対応して、L光学フィルタ241として用いられる液晶シャッタを閉じ、R光学フィルタ242として用いられる液晶シャッタを開くためのコマンドプログラムを格納する。第1同期信号のパルスRP1又は第2同期信号のパルスRP2が受信されると、図3に関連して説明されたCPU220或いは図5に関連して説明された光学フィルタ制御部405は、L光学フィルタ241として用いられる液晶シャッタを閉じ、R光学フィルタ242として用いられる液晶シャッタを開く。この結果、R映像の表示の開始に同期して、左眼への映像光の透過光量が減少する一方で、右眼への映像光の透過光量が増大する。
(眼鏡装置の動作)
図7は、眼鏡装置500の動作を概略的に示す概念図である。図8は、眼鏡装置500のLED254(又は、発光部451)の明滅を概略的に示す概念図である。図2、図3、図5乃至図8を用いて、眼鏡装置500の動作が説明される。
図8には、オフ状態(オフモード)、アクティブ状態(アクティブモード)及びスリープ状態(スリープモード)の3つの眼鏡装置500の動作状態が示されている。眼鏡装置500の動作は、視聴者の操作及び同期信号の受信に応じて、3つの動作状態間で変化する。
(オフ状態からアクティブ状態)
オフ状態において、スイッチ部253は、「オフ」の位置に設定されている。したがって、電池255からLED254、CPU220、光学フィルタ部224や受光素子223といった要素への電力供給は停止されている。したがって、LED254は消灯されている。図8(下段)において、LED254の消灯は、黒帯線で示されている。
視聴者が、スイッチ部253を、「オン」の位置へスライドさせると、LED254は、例えば、2秒間、点灯する。図8(上段)において、LED254の点灯は、白帯線で示されている。LED254の2秒間の連続的な点灯によって、視聴者は眼鏡装置500に電力の供給がなされたことを確認することができる。
上述のスイッチ部253の操作によって、図3及び図5に関連して説明された眼鏡装置500の様々な要素(例えば、CPU220、LED254や光学フィルタ部224)は、動作可能な状態(アクティブ状態)となる。
(アクティブ状態)
アクティブ状態の眼鏡装置500の動作は、プロトコルチェックモード、第1制御モード及び第2制御モードを含む。
(プロトコルチェックモード)
上述の如く、スイッチ部253が操作され、眼鏡装置500がアクティブ状態となると、眼鏡装置500の動作は、プロトコルチェックモードに入る。スイッチ部253が「オン」の位置にスライドされているので、受光素子223(受信部400)は、電池255からの電力供給を受け、表示装置600からの同期信号を受信可能である。
プロトコルチェックモードにおいて、眼鏡装置500は、検出部401が同期信号を検出するのを待つ。検出部401が同期信号を検出すると、CPU220(解析部402)は、受信された同期信号のプロトコルを解析する。図6に関連して説明されたように、CPU220(解析部402)は、受信された同期信号が含むパルスに暗号化信号が付加されているか否かを解析する。受信された同期信号が含むパルスに暗号化信号が付加されていないならば、眼鏡装置500の動作は、第1制御モードに移る。受信された同期信号が含むパルスに暗号化信号が付加されているならば、眼鏡装置500の動作は、第2制御モードに移る。同期信号が検出されたとき、CPU220(解析部402)は、同期信号のプロトコルの解析結果に基づき、第1制御モード及び第2制御モードのうち一方を選択する。
プロトコルチェックモードは、例えば、5分間、継続される。5分間の間に、メモリ221(記憶部403)に予め格納された第1同期信号のプロトコルの情報と合致するプロトコルを有する同期信号が検出されると、第1制御モードが引き続き行われる。5分間の間に、メモリ221(記憶部403)に予め格納された第2同期信号のプロトコルの情報と合致するプロトコルを有する同期信号が検出されると、第2制御モードが引き続き行われる。5分間の間に、メモリ221(記憶部403)に予め格納されたプロトコル情報と合致する同期信号が検出されないならば、眼鏡装置500はスリープ状態となる。スリープ状態の眼鏡装置500は、後述される。
CPU220(解析部402)が、受信された同期信号のプロトコルを解析している間、CPU220(光学フィルタ制御部405)は、光学フィルタ部224を動作させない。したがって、電池255の電力消費が抑制される。
プロトコルチェックモードにおいて、LED254は、2秒間隔で点滅する。図8(中段)において、LED254が点灯していない期間は、黒帯線で示され、LED254が点灯している期間(例えば、0.05秒の期間)は、黒帯線中の白い矩形領域で示される。視聴者は、LED254の2秒間隔での点滅により、眼鏡装置500が同期信号のプロトコルチェックをしていることを確認し、眼鏡装置500を装着することができる。
(第1制御モード)
上述のプロトコルチェックの結果、CPU220(解析部402)が第1制御モードを選択すると、CPU220(光学フィルタ制御部405)は、光学フィルタ部224を第1同期信号にのみ基づいて制御する。したがって、光学フィルタ部224は、第1同期信号のパルスLP1,RP1の受信タイミングに応じて、補助動作を実行する。
第1制御モードは、眼鏡装置500が第1同期信号の受信に基づき動作するプロトコル動作状態と、眼鏡装置500が第1同期信号の受信を待つ待ち状態とを含む。プロトコル動作状態において、眼鏡装置500は、受信された第1同期信号に基づき、光学フィルタ部224を制御する。比較的短期間の第1同期信号の不受信(例えば、5秒間の不受信)が生ずると、眼鏡装置500は、待ち状態となる。待ち状態の間、眼鏡装置500は、既に受信された第1同期信号から得た同期情報に基づいて内部信号生成部404が生成した自走用の同期信号に基づき、光学フィルタ部224を制御する。第1同期信号の不受信が開始されてから、例えば、5分以内の第1同期信号が検出されると、眼鏡装置500は、プロトコル動作状態に戻る。5分以上、第1同期信号の不受信が継続されると、眼鏡装置500は、スリープ状態となる。スリープ状態の眼鏡装置500は後述される。
眼鏡装置500が、第1制御モードで制御されている間、LED254は、2秒間隔で点滅する。視聴者が眼鏡装置500を外すと、視聴者は眼鏡装置500が第1制御モードの制御下で制御されていることを確認することができる。第1同期信号は、比較的明るい環境下で使用される家庭用の表示装置600aから送信されるので、LED254の点滅は、他の視聴者の映像の視聴をほとんど妨げない。
(第2制御モード)
上述のプロトコルチェックの結果、CPU220(解析部402)が第2制御モードを選択すると、CPU220(光学フィルタ制御部405)は、光学フィルタ部224を第2同期信号にのみ基づいて制御する。したがって、光学フィルタ部224は、第2同期信号のパルスLP2,RP2の受信タイミングに応じて、補助動作を実行する。
第2制御モードは、眼鏡装置500が第2同期信号の受信に基づき動作するプロトコル動作状態と、眼鏡装置500が第2同期信号の受信を待つ待ち状態とを含む。プロトコル動作状態において、眼鏡装置500は、受信された第2同期信号に基づき、光学フィルタ部224を制御する。比較的短期間の第2同期信号の不受信(例えば、5秒間の不受信)が生ずると、眼鏡装置500は、待ち状態となる。待ち状態の間、眼鏡装置500は、既に受信された第2同期信号から得た同期情報に基づいて内部信号生成部404が生成した自走用の同期信号に基づき、光学フィルタ部224を制御する。第2同期信号の不受信が開始されてから、例えば、5分以内の第2同期信号が検出されると、眼鏡装置500は、プロトコル動作状態に戻る。5分以上、第2同期信号の不受信が継続されると、眼鏡装置500は、スリープ状態となる。スリープ状態の眼鏡装置500は後述される。
尚、メモリ221(記憶部403)は、好ましくは、上述の制御モードの選択結果を記憶する。第1同期信号或いは第2同期信号のプロトコル動作状態に移行した後に、自走用の同期信号を用いた光学フィルタ部224の制御が終了したとしても、受信部400(受光素子223)が直前に受信された同期信号と同一の信号を再受信すると、眼鏡装置500は、制御モードで選択された直前のプロトコル動作状態に復帰することができる。本実施形態において、同期信号の不受信期間の開始から5分以内に同期信号が再受信されるならば、解析部402は、プロトコルチェックモードを再度行うことなく、眼鏡装置500は、直前の制御モードに直ぐに復帰する。例えば、視聴者が、家庭や映画館で短期間視聴環境から外れても(例えば、視聴者がトイレに行ったときであっても)、視聴者が視聴環境に再度戻ってきたときには、眼鏡装置500は、元のプロトコルの動作状態に即時に復帰することができる。眼鏡装置500が、プロトコルチェックモードを再度実行することなく、元のプロトコルの動作へ自動的に復帰することは、特に、使用者が映画館といった比較的暗い環境下で、映像を視聴するときに有利である。眼鏡装置500が元のプロトコルの動作へ自動的に復帰するので、使用者は、暗い環境下で、眼鏡装置500を操作する必要がなくなる。使用者が、劇場内の自己の座席に戻り、眼鏡装置500を着用するのみで、使用者は、映像を適切に再視聴することができる。
眼鏡装置500が、第2制御モードで制御されている間、LED254は、消灯される。第2同期信号は、比較的暗い環境下で、且つ、多人数で視聴される劇場用の表示装置600bから送信されるので、全ての視聴者は、LED254からの光に妨げられることなく、表示装置600bが表示する映像を快適に視聴することができる。
(スリープ状態)
上述の如く、比較的長い同期信号の不受信(例えば、5分以上の不受信)の結果、眼鏡装置500は、スリープ状態に入る。眼鏡装置500がスリープ状態にあるとき、CPU220は、眼鏡装置500の多くの要素(例えば、光学フィルタ部224、受光素子223やLED254)への電力供給を制限し、最小限の電力(例えば、スリープ状態からオフ状態への切り替え動作に要する電力)しか消費しない。
眼鏡装置500がスリープ状態にあるとき、上述の如く、LED254には電池255からの電力供給が停止される。したがって、LED254は消灯される。
視聴者は、スイッチ部253を「オフ」の位置へスライドさせ、電池255からの電力供給を完全に遮断することができる。その後、視聴者がスイッチ部253を「オン」の位置にスライドさせると、眼鏡装置500はアクティブ状態となる。
図9は、図7に関連して説明された眼鏡装置500の動作がまとめられたフローチャートである。図2、図3、図5乃至図9を用いて、眼鏡装置500の動作が説明される。
(ステップS100)
ステップS100において、視聴者は、スイッチ部253を「オン」の位置にスライドさせる。この結果、電池255から眼鏡装置500の要素(例えば、CPU220、LED254や受光素子223)へ電力供給が開始される。その後、ステップS110が実行される。
(ステップS110)
ステップS100において、電池255からLED254及びCPU220への電力供給がなされるので、ステップS110において、LED254(発光部451)は、CPU220(内部信号生成部404)の制御下で、例えば、2秒間、点灯する。その後、ステップS120が実行される。
(ステップS120)
ステップS120において、眼鏡装置500は、プロトコルチェックモードに入る。眼鏡装置500がプロトコルチェックモードに入ると、LED254(発光部451)は、CPU220(内部信号生成部404)の制御下で、例えば、2秒間隔で点滅する。
ステップS100において、電池255から受光素子223への電力供給が開始されるので、眼鏡装置500は、同期信号を受信することができる。眼鏡装置500は、同期信号の受信を待つ。受光素子223が同期信号を受信すると、ステップS130が実行される。本実施形態において、ステップS120は、同期信号を受信する段階として例示される。
(ステップS130)
ステップS130において、眼鏡装置500は、ステップS120において受信された同期信号を解析し、解析結果に基づき制御モードを選択する。
ステップS120で受信された同期信号が、メモリ221(記憶部403)が予め格納する第1同期信号のプロトコルの情報と合致するプロトコル(例えば、暗号化信号が付加されていない信号構成)であるならば、CPU220(解析部402)は、第1制御モードを選択する。その後、ステップS140が実行される。
ステップS120で受信された同期信号が、メモリ221(記憶部403)が予め格納する第2同期信号のプロトコルの情報と合致するプロトコル(例えば、暗号化信号が付加されている信号構成)であるならば、CPU220(解析部402)は、第2制御モードを選択する。その後、ステップS160が実行される。
ステップS120で、例えば、プロトコルチェックモードが開始してから5分間の期間に、同期信号が受信されないときは、ステップS180が実行される。
本実施形態において、ステップS130は、同期信号を解析する段階と、信号構成(プロトコル)の解析結果に基づき、眼鏡装置500に対する制御モードを、第1制御モードと、第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で切り替える段階と、を含む。
(ステップS140)
ステップS130において、第1制御モードが選択されると、第1同期信号に基づき、CPU220は、光学フィルタ部224の補助動作を制御する。光学フィルタ部224は、CPU220の制御下で、視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、家庭用の表示装置600aが表示する映像を視聴者に立体的に知覚させるように映像の視聴を補助する補助動作を行う。LED254は、ステップS120に引き続いて、例えば、2秒間隔で点滅する。
(ステップS150)
第1同期信号が、例えば、5秒以上、受信されないならば、ステップS150が実行される。CPU220は、クロック222を用いて、第1同期信号の不受信期間を測定する。第1同期信号が、ステップS150の開始時から、例えば、5分以内に受信されるならば、再度、ステップS140が実行される。第1同期信号が、ステップS150の開始時から、例えば、5分以上に受信されないならば、ステップS180が実行される。
(ステップS160)
ステップS130において、第2制御モードが選択されると、第2同期信号に基づき、CPU220は、光学フィルタ部224の補助動作を制御する。光学フィルタ部224は、CPU220の制御下で、視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、劇場用の表示装置600bが表示する映像を視聴者に立体的に知覚させるように映像の視聴を補助する補助動作を行う。LED254は、CPU220(内部信号生成部404)の制御下で消灯される。
(ステップS170)
第2同期信号が、例えば、5秒以上、受信されないならば、ステップS170が実行される。CPU220は、クロック222を用いて、第2同期信号の不受信期間を測定する。第2同期信号が、ステップS170の開始時から、例えば、5分以内に受信されるならば、再度、ステップS160が実行される。第2同期信号が、ステップS170の開始時から、例えば、5分以上に受信されないならば、ステップS180が実行される。
(ステップS180)
ステップS180において、眼鏡装置500がスリープ状態にあるとき、CPU220は、眼鏡装置500の多くの要素(例えば、光学フィルタ部224、受光素子223やLED254)への電力供給を制限し、最小限の電力(例えば、スリープ状態からオフ状態への切り替え動作に要する電力)しか消費しない。
眼鏡装置500がスリープ状態にあるとき、上述の如く、LED254には電池255からの電力供給が停止される。したがって、LED254は消灯される。また、電池255からの電力供給の停止によって、光学フィルタ部224の動作も同様に停止される。
家庭用の表示装置600aが表示する映像を視聴している視聴者は、LED254の点滅から消灯への切り替わりにより、眼鏡装置500がスリープ状態となったことを確認することができる。
(ステップS190)
ステップS190において、視聴者は、スイッチ部253を「オフ」の位置へスライドさせ、電池255からの電力供給を完全に遮断することができる。
上述の実施形態において、眼鏡装置500の動作の状態は、LED254の明滅により視聴者に通知される。LED254の明滅とは異なる手法が、視聴者に眼鏡装置の動作の状態と通知するのに用いられてもよい。例えば、光学フィルタ部の開閉動作(例えば、所定周期及び/又は所定回数、L光学フィルタとして用いられる液晶シャッタ及びR光学フィルタとして用いられる液晶シャッタが同時に開閉する動作)を通じて、視聴者にプロトコルチェックモードが開始されたことが通知されてもよい。
上述の実施形態において、メモリ221(記憶部403)は、前回実行されたプロトコルチェックの結果を記憶してもよい。この結果、前回実行されたプロトコルチェックで検出された同期信号のプロトコルが優先的にチェックされる。かくして、効率的なプロトコルチェックが達成される。
上述の実施形態において、LED254(発光部451)は、点滅し、眼鏡装置500がプロトコルチェックモードにあることを視聴者に通知している。代替的に、LED254(発光部451)は、連続的な発光、連続的な消灯或いは視聴者にプロトコルチェックモードが実行されていることを通知することができる他の明滅動作を行ってもよい。同様に、第1制御モード、第2制御モードやパワーオンの状態を通知するために、上述の実施形態において説明されたLED254(発光部451)の動作以外の動作がなされてもよい。
図10は、家庭内においてTV装置を用いて3D映像を視聴する場面と、劇場において3D映像を視聴する場面とにおける眼鏡装置500の動作を説明するフローチャートである。図10に示されるフローチャートは、図9を参照して説明されたフローチャートに則っているが、実際の使用における眼鏡装置500の動作をより明確にする。図1、図2及び図10を用いて、眼鏡装置500の動作が更に説明される。
使用者がスイッチ部253を「スイッチオン」に設定すると(眼鏡装置500がターンオンされると)、光学フィルタ部224のL光学フィルタ241及びR光学フィルタ242はともに開状態となる。この結果、眼鏡装置500を着用した使用者は、周囲を好適に見渡すことができる。
図1に関連して説明された如く、眼鏡装置500は、家庭用のTV装置(家庭用の表示装置600a)によって表示される3D映像と劇場用の3D映像(劇場用の表示装置600b(例えば、プロジェクタ)によって表示される)とを、視聴者が選択的に視聴することを可能にする。眼鏡装置500は、自身の動作モードを、自動的に選択するためのプロトコルチェックを行う。眼鏡装置500は、受信した赤外線信号に対してプロトコルチェックを実行し、TV装置用のプロトコル又は劇場用のプロトコルに対応する動作モードを選択することができる。
図10は、どのように、TV装置用のプロトコル及び劇場用のプロトコルが自動的に検出されるかを示すフローチャートである。使用者は、眼鏡装置500を着用し、立体映像を表示する表示装置600(TV装置又は劇場用のプロジェクション装置)に正対する。このとき、ステップS220が実行され、眼鏡装置500は、TV装置用のプロトコルに従う赤外線信号が受信されたか、劇場用のプロトコルに従う赤外線信号が受信されたかを、チェックする。眼鏡装置500は、赤外線信号に基づき、いずれのプロトコルに対応すべきかを見極めることができる。その後、眼鏡装置は、赤外線発光部によって送信された同期信号の検出を開始することができる。眼鏡装置500が一方のプロトコルを検出すると、対応する動作モードが選択される。選択された動作モードは、同一のプロトコルが検出される限り、継続される。もし、眼鏡装置500が、一時的に、プロトコル(同期信号)を受信しなかったとしても、眼鏡装置500が、所定期間(例えば、5分間)以内に、同一のプロトコル(同期信号)を受信するならば、眼鏡装置500は、同一の動作モードを持続する。即ち、ひとたび、プロトコルの選択がなされるならば、眼鏡装置500は、対応する動作モードを継続し、他の動作モードへ変更しない。もし、眼鏡装置500が、所定期間以内に同一のプロトコルを受信しないならば、最終的に、眼鏡装置500は、ターンオフ又はパワーオフする(補助動作を実行するための電力供給は停止される)。
上述の様々な実施形態は、単に例示的なものである。したがって、上述の実施形態の原理は、上記の詳細な説明や図面に記載の事項に限定されない。上述の実施形態の原理の範囲内で、当業者が様々な変形、組み合わせや省略を行うことができることは容易に理解される。
上述された実施形態は、以下の特徴を主に備える。
上述の実施形態の一の局面に係る眼鏡装置は、視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、映像を立体的に知覚させるように前記映像の視聴を補助する補助動作を行う。眼鏡装置は、前記映像の表示に同期した同期信号を受信する受信部と、前記補助動作を行うための電力の供給が開始された後、前記同期信号の信号構成を解析し、前記信号構成の解析結果に基づき、第1制御モードと、該第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で制御モードを切り替える制御部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、眼鏡装置は、視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、映像を立体的に知覚させるように映像の視聴を補助する補助動作を行う。受信部は、映像の表示に同期した同期信号を受信する。制御部は、補助動作を行うための電力の供給が開始された後、同期信号の信号構成を解析する。制御部は、信号構成の解析結果に基づき、第1制御モードと、第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で制御モードを切り替える。眼鏡装置は、同期信号の信号構成に基づき、適切に制御されるので、異なる仕様の同期信号に対応することができる。
上記構成において、前記受信部が、所定期間、前記同期信号を受信しないとき、前記制御部は、前記眼鏡装置をスリープモードにすることが好ましい。
上記構成によれば、受信部が、所定期間、同期信号を受信しないとき、制御部は、眼鏡装置をスリープモードにするので省電力が達成される。
上記構成において、前記所定期間が開始される前に行われた前記同期信号の前記信号構成の解析の結果、前記制御部が前記第1制御モードを選択し、且つ、前記眼鏡装置が前記スリープモードになる前に前記受信部が前記同期信号を受信するならば、前記制御部は、前記同期信号の前記信号構成を再度解析することなく、前記第1制御モードを選択し、前記所定期間が開始される前に行われた前記同期信号の前記信号構成の解析の結果、前記制御部が前記第2制御モードを選択し、且つ、前記眼鏡装置が前記スリープモードになる前に前記受信部が前記同期信号を受信するならば、前記制御部は前記同期信号の前記信号構成を再度解析することなく、前記第2制御モードを選択することが好ましい。
上記構成によれば、所定期間が開始される前に行われた同期信号の信号構成の解析の結果、制御部が第1制御モードを選択し、且つ、眼鏡装置がスリープモードになる前に受信部が同期信号を受信するならば、制御部は、同期信号の信号構成を再度解析することなく、第1制御モードを選択する。また、所定期間が開始される前に行われた同期信号の信号構成の解析の結果、制御部が第2制御モードを選択し、且つ、眼鏡装置がスリープモードになる前に受信部が同期信号を受信するならば、制御部は同期信号の信号構成を再度解析することなく、第2制御モードを選択する。制御部は、不必要に、同期信号の信号構成を解析しないので、円滑な信号処理が達成される。
上記構成において、眼鏡装置は、前記同期信号の受信を通知する通知部を更に備え、前記同期信号は、第1同期信号と、該第1同期信号と異なる信号構成を有する第2同期信号と、を含み、前記制御部は、前記受信部が前記第1同期信号を受信したとき、前記第1制御モード下で前記通知部を制御し、前記受信部が前記第2同期信号を受信したとき、前記第2制御モード下で前記通知部を制御し、前記第1制御モード下で制御される前記通知部は、前記第2制御モード下で制御される前記通知部の動作と異なる動作をすることが好ましい。
上記構成によれば、眼鏡装置は、同期信号の受信を通知する通知部を更に備える。同期信号は、第1同期信号と、第1同期信号と異なる信号構成を有する第2同期信号と、を含む。制御部は、受信部が第1同期信号を受信したとき、第1制御モード下で通知部を制御する。また、制御部は、受信部が第2同期信号を受信したとき、第2制御モード下で通知部を制御する。第1制御モード下で制御される通知部は、第2制御モード下で制御される通知部の動作と異なる動作をするので、第1同期信号及び/又は第2同期信号の受信を視聴者に通知することができる。
上記構成において、前記第1同期信号は、立体映像を表示するテレビ装置又はパーソナルコンピュータから送信され、前記第2同期信号は、映画館内で立体映像を表示する表示システムから送信されることが好ましい。
上記構成によれば、第1同期信号は、立体映像を表示するテレビ装置又はパーソナルコンピュータから送信される。第2同期信号は、映画館内で立体映像を表示する表示システムから送信される。制御部は、信号構成の解析結果に基づき、第1制御モードと、第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で制御モードを切り替えるので、使用者は、単一の眼鏡装置を用いて、テレビ装置又はパーソナルコンピュータが表示する立体映像と表示システムが映画館内で表示する立体映像とをともに視聴することができる。したがって、使用者は、使用者自身に最も適合した単一の眼鏡装置を用いて、立体映像の視聴を楽しむことができる。加えて、制御部は、信号構成の解析結果に基づき、第1制御モードと、第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で制御モードを切り替えるので、使用者は、映画館中の暗い環境下での眼鏡装置を操作することなしに、適切な制御下で補助動作を行う眼鏡装置の補助を受け、立体映像を視聴することができる。また、使用者の手動操作に依存することなく制御モードが切り替えられるので、不適切な制御モードの設定は生じにくくなる。
上記構成において、前記通知部は、光を発する発光部を含み、前記制御部が、前記同期信号の前記信号構成を解析しているとき、前記発光部は、発光、消灯又は点滅し、前記制御部が前記信号構成の解析を行っていることを視聴者に通知することが好ましい。
上記構成によれば、通知部は、光を発する発光部を含む。制御部が、同期信号の信号構成を解析しているとき、発光部は、発光、消灯又は点滅し、制御部が信号構成の解析を行っていることを視聴者に通知するので、視聴者は眼鏡装置の動作状況を適切に把握することができる。
上記構成において、前記制御部は、前記受信部が前記第1同期信号を受信したとき、前記発光部を発光させ、前記受信部が前記第2同期信号を受信したとき、前記発光部を消灯させることが好ましい。
上記構成によれば、制御部は、受信部が第1同期信号を受信したとき、発光部を発光させる。また、制御部は、受信部が第2同期信号を受信したとき、発光部を消灯させる。したがって、使用者は、発光部の発光又は消灯に基づき、第1同期信号又は第2同期信号の受信を知ることができる。
上記構成において、眼鏡装置は、前記補助動作を行う光学フィルタ部を更に備え、前記制御部は、前記受信部が前記第1同期信号を受信したとき、前記第1制御モード下で前記光学フィルタ部を制御し、前記受信部が前記第2同期信号を受信したとき、前記第2制御モード下で前記光学フィルタ部を制御し、前記第1制御モード下で制御される前記光学フィルタ部は、前記第1同期信号の受信タイミングに基づき、前記補助動作を行い、前記第2制御モード下で制御される前記光学フィルタ部は、前記第2同期信号の受信タイミングに基づき、前記補助動作を行うことが好ましい。
上記構成によれば、眼鏡装置は、補助動作を行う光学フィルタ部を更に備える。制御部は、受信部が第1同期信号を受信したとき、第1制御モード下で光学フィルタ部を制御する。制御部は、受信部が第2同期信号を受信したとき、第2制御モード下で光学フィルタ部を制御する。第1制御モード下で制御される光学フィルタ部は、第1同期信号の受信タイミングに基づき、補助動作を行う。第2制御モード下で制御される光学フィルタ部は、第2同期信号の受信タイミングに基づき、補助動作を行う。したがって、眼鏡装置は、第1同期信号及び第2同期信号に基づいて、適切に補助動作を実行することができる。
上記構成において、前記制御部が、前記同期信号の前記信号構成を解析している間、前記制御部は、前記光学フィルタ部を動作させないことが好ましい。
上記構成によれば、制御部が、同期信号の信号構成を解析している間、制御部は、光学フィルタ部を動作させないので、不必要な電力消費が避けられる。
上記構成において、前記制御部は、前記第1同期信号の信号構成と前記第2同期信号の信号構成とに関する信号構成データを予め格納した記憶部と、前記信号構成データと前記受信部が受信した同期信号の信号構成とを比較し、前記第1制御モード及び第2制御モードのうち一方を選択する選択部と、を含むことが好ましい。
上記構成によれば、記憶部は、第1同期信号の信号構成と第2同期信号の信号構成とに関する信号構成データを予め格納する。選択部は、信号構成データと受信部が受信した同期信号の信号構成とを比較し、第1制御モード及び第2制御モードのうち一方を選択するので、制御モードの切り替えが適切に実行される。
上記構成において、前記信号構成データは、伝送波長帯域、伝送無線周波数、前記同期信号の周波数、前記同期信号の情報量及び前記同期信号のビット配列のうち少なくとも1つに関するデータを含むことが好ましい。
上記構成によれば、信号構成データは、伝送波長帯域、伝送無線周波数、同期信号の周波数、同期信号の情報量、同期信号のビット配列のうち少なくとも1つに関するデータを含むので、選択部は、受信部が受信した同期信号の伝送波長帯域、伝送無線周波数、同期信号の周波数、同期信号の情報量、同期信号のビット配列のうち少なくとも1つの特性に基づいて、第1制御モード及び第2制御モードのうち一方を選択することができる。
上記構成において、前記第2同期信号には暗号化された暗号化信号が付加され、前記選択部は、前記信号構成データと前記受信部が受信した前記同期信号の信号構成とを比較し、前記受信部が受信した前記同期信号が前記暗号化信号を含むとき、前記第2制御モードを選択し、前記受信部が受信した前記同期信号が前記暗号化信号を含まないとき、前記第1制御モードを選択することが好ましい。
上記構成によれば、第2同期信号には暗号化された暗号化信号が付加される。選択部は、信号構成データと受信部が受信した同期信号の信号構成とを比較する。選択部は、受信部が受信した同期信号が暗号化信号を含むとき、第2制御モードを選択する。また、選択部は、受信部が受信した同期信号が暗号化信号を含まないとき、第1制御モードを選択する。したがって、制御部は、制御モードの切り替えを適切に実行することができる。
上述の実施形態の他の局面に係る眼鏡装置の制御方法は、視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、映像を立体的に知覚させるように前記映像の視聴を補助する補助動作を行う眼鏡装置の制御方法であって、同期信号を受信する段階と、前記同期信号の信号構成を解析する段階と、前記信号構成の解析結果に基づき、前記眼鏡装置に対する制御モードを、第1制御モードと、該第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で切り替える段階と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、映像を立体的に知覚させるように映像の視聴を補助する補助動作を行う眼鏡装置の制御方法は、同期信号を受信する段階と、同期信号の信号構成を解析する段階と、信号構成の解析結果に基づき、眼鏡装置に対する制御モードを、第1制御モードと、該第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で切り替える段階と、を備えるので、眼鏡装置は、異なる仕様の同期信号に対応することができる。
上述の実施形態の原理は、複数種の表示装置に対応して共用される眼鏡装置に好適に利用される。

Claims (11)

  1. 視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、映像を立体的に知覚させるように前記映像の視聴を補助する補助動作を行う眼鏡装置であって、
    前記映像の表示に同期した同期信号を受信する受信部と、
    前記補助動作を行うための電力の供給が開始された後、前記同期信号の信号構成を解析し、前記信号構成の解析結果に基づき、第1制御モードと、該第1制御モードと異なる第2制御モードとの間で制御モードを切り替える制御部と、を備え
    前記受信部が、所定期間、前記同期信号を受信しないとき、前記制御部は、前記眼鏡装置をスリープモードにし、
    前記所定期間が開始される前に行われた前記同期信号の前記信号構成の解析の結果、前記制御部が前記第1制御モードを選択し、且つ、前記眼鏡装置が前記スリープモードになる前に前記受信部が前記同期信号を受信するならば、前記制御部は、前記同期信号の前記信号構成を再度解析することなく、前記第1制御モードを選択し、
    前記所定期間が開始される前に行われた前記同期信号の前記信号構成の解析の結果、前記制御部が前記第2制御モードを選択し、且つ、前記眼鏡装置が前記スリープモードになる前に前記受信部が前記同期信号を受信するならば、前記制御部は、前記同期信号の前記信号構成を再度解析することなく、前記第2制御モードを選択することを特徴とする眼鏡装置。
  2. 前記同期信号の受信を通知する通知部を更に備え、
    前記同期信号は、第1同期信号と、該第1同期信号と異なる信号構成を有する第2同期信号と、を含み、
    前記制御部は、前記受信部が前記第1同期信号を受信したとき、前記第1制御モード下で前記通知部を制御し、前記受信部が前記第2同期信号を受信したとき、前記第2制御モード下で前記通知部を制御し、
    前記第1制御モード下で制御される前記通知部は、前記第2制御モード下で制御される前記通知部の動作と異なる動作をすることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡装置。
  3. 前記第1同期信号は、立体映像を表示するテレビ装置又はパーソナルコンピュータから送信され、
    前記第2同期信号は、映画館内で立体映像を表示する表示システムから送信されることを特徴とする請求項2に記載の眼鏡装置。
  4. 前記通知部は、光を発する発光部を含み、
    前記制御部が、前記同期信号の前記信号構成を解析しているとき、前記発光部は、発光、消灯又は点滅し、前記制御部が前記信号構成の解析を行っていることを視聴者に通知することを特徴とする請求項3に記載の眼鏡装置。
  5. 前記制御部は、前記受信部が前記第1同期信号を受信したとき、前記発光部を発光させ、前記受信部が前記第2同期信号を受信したとき、前記発光部を消灯させることを特徴とする請求項4に記載の眼鏡装置。
  6. 前記補助動作を行う光学フィルタ部を更に備え、
    前記制御部は、前記受信部が前記第1同期信号を受信したとき、前記第1制御モード下で前記光学フィルタ部を制御し、前記受信部が前記第2同期信号を受信したとき、前記第2制御モード下で前記光学フィルタ部を制御し、
    前記第1制御モード下で制御される前記光学フィルタ部は、前記第1同期信号の受信タイミングに基づき、前記補助動作を行い、
    前記第2制御モード下で制御される前記光学フィルタ部は、前記第2同期信号の受信タイミングに基づき、前記補助動作を行うことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の眼鏡装置。
  7. 前記制御部が、前記同期信号の前記信号構成を解析している間、前記制御部は、前記光学フィルタ部を動作させないことを特徴とする請求項6に記載の眼鏡装置。
  8. 前記制御部は、
    前記第1同期信号の信号構成と前記第2同期信号の信号構成とに関する信号構成データを予め格納した記憶部と、
    前記信号構成データと前記受信部が受信した同期信号の信号構成とを比較し、前記第1制御モード及び第2制御モードのうち一方を選択する選択部と、を含むことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の眼鏡装置。
  9. 前記信号構成データは、伝送波長帯域、伝送無線周波数、前記同期信号の周波数、前記同期信号の情報量及び前記同期信号のビット配列のうち少なくとも1つに関するデータを含むことを特徴とする請求項8に記載の眼鏡装置。
  10. 前記第2同期信号には暗号化された暗号化信号が付加され、
    前記選択部は、前記信号構成データと前記受信部が受信した前記同期信号の信号構成とを比較し、前記受信部が受信した前記同期信号が前記暗号化信号を含むとき、前記第2制御モードを選択し、前記受信部が受信した前記同期信号が前記暗号化信号を含まないとき、前記第1制御モードを選択することを特徴とする請求項8に記載の眼鏡装置。
  11. 視聴者の左眼及び右眼への透過光量を調整し、映像を立体的に知覚させるように前記映像の視聴を補助する補助動作を行う眼鏡装置の制御方法であって、
    同期信号を受信する段階と、
    前記同期信号の信号構成を解析する段階と、
    前記信号構成の解析結果に基づき、前記眼鏡装置に対する制御モードを、第1制御モードと、該第1制御モードと異なる第2制御モードと、前記同期信号が所定期間されないならば実行されるスリープモードと、の間で切り替える段階と、を備え
    前記所定期間が開始される前に行われた前記信号構成の解析の結果、前記第1制御モードが選択され、且つ、前記スリープモードに切り替えられる前に前記同期信号が受信されるならば、前記切り替える段階において、前記信号構成を再度解析することなく、前記第1制御モードが選択され、
    前記所定期間が開始される前に行われた前記信号構成の解析の結果、前記第2制御モードが選択され、且つ、前記スリープモードに切り替えられる前に前記同期信号が受信されるならば、前記切り替える段階において、前記信号構成を再度解析することなく、前記第2制御モードが選択されることを特徴とする制御方法。
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