JP5072423B2 - ノイズ除去装置、及びノイズ除去方法 - Google Patents
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Description
複数の画素ラインを有する撮像素子の有効画素領域から出力される画像データに重畳した干渉ノイズ信号成分を除去するノイズ除去装置であって、
前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データを積分する積分手段と、
前記積分手段で積分して得られた積分データを記憶する記憶手段と、
前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データから、前記記憶手段に記憶された前記積分データを減算する減算手段と、を有し、
前記積分手段は、前記干渉ノイズ信号成分の周期に従って決定されたライン数だけ対応する画素ラインがずれた複数の画像データを積分し、
前記減算手段は、前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相と前記積分データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相とを合わせて前記減算を実行する、ことを特徴とする。
複数の画素ラインを有する撮像素子の有効画素領域から出力される画像データに重畳した干渉ノイズ信号成分を除去するノイズ除去方法であって、
前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データを積分する積分工程と、
前記積分工程で積分して得られた積分データを記憶する記憶工程と、
前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データから、前記記憶工程で記憶された前記積分データを減算する減算工程と、を有し、
前記積分工程は、前記干渉ノイズ信号成分の周期に従って決定されたライン数だけ対応する画素ラインがずれた複数の画像データを積分し、
前記減算工程は、前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相と前記積分データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相とを合わせて前記減算を実行する、ことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係るノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラの外観の一例を示す図であり、図2は、そのブロック構成図を示す。図1及び2において、1はデジタルスチルカメラ(以下DSCとする)を示す。
図3は、本実施形態に係るノイズ除去装置が組み込まれたDSC1の動作を説明するフローチャート図である。
F=|Fimg−Fsys|
のように算出される。
ここで、固体撮像素子14の水平同期信号のクロック数を、Hclkとする。この場合、Hnoise画素毎に干渉ノイズ信号成分が繰り返されるから、垂直方向に繰り返される干渉ノイズ信号成分の垂直周期Vnoiseは、以下のように表すことが出来る。
ただし、nは最小の整数である。
Tx=T2−Vnoise×n、ただしnは整数、
より求められる。そして、ステップS305において、システム制御回路50は、Tx<T1となる最小のnを求め、ノイズ信号成分の位相の一致した水平ラインTxから積分信号(X1)の減算を減算回路96で開始する。こうして、有効画素領域の画像データからノイズ信号成分の除去を行い、ノイズキャンセル処理を完了する。
Claims (10)
- 複数の画素ラインを有する撮像素子の有効画素領域から出力される画像データに重畳した干渉ノイズ信号成分を除去するノイズ除去装置であって、
前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データを積分する積分手段と、
前記積分手段で積分して得られた積分データを記憶する記憶手段と、
前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データから、前記記憶手段に記憶された前記積分データを減算する減算手段と、を有し、
前記積分手段は、前記干渉ノイズ信号成分の周期に従って決定されたライン数だけ対応する画素ラインがずれた複数の画像データを積分し、
前記減算手段は、前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相と前記積分データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相とを合わせて前記減算を実行する、ことを特徴とするノイズ除去装置。 - 前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データは、前記撮像素子における垂直方向の光学的黒の画素領域から出力される画像データである、ことを特徴とする請求項1に記載のノイズ除去装置。
- 前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データは、前記撮像素子におけるダミー画素領域から出力される画像データである、ことを特徴とする請求項1に記載のノイズ除去装置。
- 前記積分手段は、前記減算手段による前記減算が完了するまでにシステムクロック信号の周波数が変化した場合、前記積分をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
- 前記積分手段は、前記減算手段による前記減算が完了するまでに周囲の温度の変化があった場合、前記積分をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
- 前記積分手段は、前記減算手段による前記減算が完了するまでに前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データを増幅するゲインが変化した場合、前記積分をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
- 前記減算手段は、前記減算が完了するまでにシステムクロック信号の周波数が変化した場合、前記減算をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
- 前記減算手段は、前記減算が完了するまでに周囲の温度の変化があった場合、前記減算をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
- 前記減算手段は、前記減算が完了するまでに前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データを増幅するゲインが変化した場合、前記減算をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
- 複数の画素ラインを有する撮像素子の有効画素領域から出力される画像データに重畳した干渉ノイズ信号成分を除去するノイズ除去方法であって、
前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データを積分する積分工程と、
前記積分工程で積分して得られた積分データを記憶する記憶工程と、
前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データから、前記記憶工程で記憶された前記積分データを減算する減算工程と、を有し、
前記積分工程は、前記干渉ノイズ信号成分の周期に従って決定されたライン数だけ対応する画素ラインがずれた複数の画像データを積分し、
前記減算工程は、前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相と前記積分データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相とを合わせて前記減算を実行する、ことを特徴とするノイズ除去方法。
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