JP5072423B2 - ノイズ除去装置、及びノイズ除去方法 - Google Patents

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本発明は、静止画像や動画像を撮影し、記憶又は記録し、再生する撮像装置に関し、特に撮像装置から得られる映像信号に重畳するノイズ信号成分のノイズ除去装置、及びノイズ除去方法に関する。
近年、デジタルカメラや携帯電話機等の電子機器に用いられるCCD、CMOS等の固体撮像素子は、小型化や高画素化が非常に進んでいる。それにより、固体撮像素子を駆動させる駆動回路の駆動周波数が一段と高くなる傾向にある。また、これら電子機器には、固体撮像素子の駆動回路以外に、CPUなどの制御システム回路や、DRAMなどのメモリ回路、LCD等で構成される表示回路等が組み込まれ、それぞれが異なる高速の駆動周波数を有するクロック信号に従って動作している。
このような複数の異なる周波数のクロック信号が存在する電子機器において、小型化により基板面積が小さくなるため、各回路間のクロック信号の干渉が無視できない問題となっている。例えば、クロック信号ライン間の干渉、クロック信号ラインと電源配線パターンの干渉、クロック信号ラインとアナログ信号ライン間の干渉等が挙げられる。これらのクロック信号の干渉が起こると、干渉したクロック信号の周波数に関連した干渉ノイズ信号成分が映像信号に重畳してしまい、再生する画像の品位が劣化する問題がある。
従来例としては、映像信号に重畳した干渉ノイズ信号成分を抽出してキャンセルするために、1水平ライン分の映像信号を記憶する記憶手段を備えるものが知られている。そして、固体撮像素子の垂直方向の光学的黒領域の画素データをライン積分して記憶手段に記憶し、有効画素信号から1水平ライン分の記憶データを減算することで干渉ノイズ信号成分を除去する方法が、例えば特許文献1で提案されている。
特開平7−67038号公報
しかしながら、上記の特許文献1で提案された従来例では、複数水平ラインの画像データを1水平ライン分の信号として積分している。そのため、画面上で垂直方向に発生するノイズ信号成分しか抽出できず、斜め方向に発生するノイズ信号成分には対応できない。 したがって、本発明の目的は、画面上で垂直方向に発生するノイズ信号成分に加えて、斜め方向に発生するノイズ信号成分にも対応できるノイズ除去の手法を提案するものである。
上記の目的を達成するため、本発明の実施形態におけるノイズ除去装置は、
複数の画素ラインを有する撮像素子の有効画素領域から出力される画像データに重畳した干渉ノイズ信号成分を除去するノイズ除去装置であって、
前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データを積分する積分手段と、
前記積分手段で積分して得られた積分データを記憶する記憶手段と、
記撮像素子前記有効画素領域から出力される画像データから、前記記憶手段に記憶された前記積分データを減算する減算手段と、を有し、
前記積分手段は、前記干渉ノイズ信号成分の周期に従って決定されたライン数だけ対応する画素ラインがずれた複数の画像データを積分し、
前記減算手段は、前記撮像素子前記有効画素領域から出力される画像データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相と前記積分データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相を合わせて前記減算を実行する、ことを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本発明の他の実施形態におけるノイズ除去方法は、ノイズ除去装置におけるノイズ除去方法であって、
複数の画素ラインを有する撮像素子の有効画素領域から出力される画像データに重畳した干渉ノイズ信号成分を除去するノイズ除去方法であって、
前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データを積分する積分工程と
記積分工程で積分して得られた積分データを記憶する記憶工程と
前記撮像素子前記有効画素領域から出力される画像データから、前記記憶工程で記憶された前記積分データを減算する減算工程と、を有し、
前記積分工程は、前記干渉ノイズ信号成分の周期に従って決定されたライン数だけ対応する画素ラインがずれた複数の画像データを積分し、
前記減算工程は、前記撮像素子前記有効画素領域から出力される画像データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相と前記積分データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相を合わせて前記減算を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、垂直方向のみならず、斜め方向のノイズ信号成分を抽出し、映像信号から除去することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態1に係るノイズ除去装置を説明する。
<DSC1の構成の説明>
図1は、本発明の実施形態に係るノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラの外観の一例を示す図であり、図2は、そのブロック構成図を示す。図1及び2において、1はデジタルスチルカメラ(以下DSCとする)を示す。
DSC1において、2はDSC本体部、10は撮像レンズ、48はストロボ発光部、54はモード表示用LCD部、62はシャッタスイッチである。又、72は撮影モード、再生モード、パーソナルコンピュータ等との通信を行う通信モード等を切り換えるモード切替スイッチ、104は光学ビューファインダである。
更に、11はバリア保護機構、12は絞り機能を備えるシャッタ、14は光学被写体像を電気信号に変換する固体撮像素子である。13は固体撮像素子14の出力信号からアナログ映像信号を抽出するCDS回路(相関二重サンプリング回路)である。更に、15はCDS回路13からのアナログ映像信号を増幅する増幅回路、16は増幅回路15からのアナログ映像信号をデジタルの画像データに変換するA/D変換回路である。
又18は、固体撮像素子14、A/D変換回路16、 D/A変換回路26等にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換回路16からの画像データ、或いはメモリ制御回路22からの画像データに対し、画素補間処理や色変換処理を行う。
又、画像処理回路20においては、撮影した画像データを用いて所定の演算処理を行う。そして、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が、露光制御回路40、焦点制御回路42に対して制御を行う。これらの制御には、TTL(スルーザレンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(ストロボプリ発光)処理等が含まれる。
更に、画像処理回路20においては、撮影した画像データを用いて別の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換回路16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ回路24、D/A変換回路26、メモリ回路30、圧縮伸長回路32等を制御する。
A/D変換回路16からの画像データが、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換回路16の画像データが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ回路24或いはメモリ回路30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ回路、26はD/A変換回路、28はTFT型LCD等から成る画像表示部である。画像表示メモリ回路24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換回路26を介して画像表示部28に供給され、表示される。この画像表示部28を用いて撮影した画像データを逐次表示すれば、電子ビューファインダ機能を実現することが可能である。
30は撮影した静止画像データや動画像データを格納するためのメモリ回路であり、所定枚数の静止画像データや所定時間の動画像データを格納するのに十分な記憶容量を備える。これにより、複数枚の静止画像データを連続して撮影する連写撮影や、パノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像データの書き込みをメモリ回路30に対して行うことが可能となる。また、メモリ回路30はシステム制御回路50の作業領域としても使用されてもよい。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換等により画像データを圧縮伸長する圧縮伸長回路である。圧縮伸長回路32は、メモリ回路30に格納された画像データを読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えた画像データをメモリ回路30に再度書き込む。
40は、絞り機能を備えるシャッタ12を制御する露光制御回路であり、ストロボ48と連携することによりストロボ調光機能も有する。42は撮像レンズ10のフォーカシングを制御する焦点制御回路、44は撮像レンズ10のズーミングを制御するズーム制御回路、46はバリア保護機構11の動作を制御するバリア制御回路である。
48はストロボであり、AF補助光の投光機能、ストロボ調光機能も有する。先に説明したように、露光制御回路40及び焦点制御回路42は、TTL方式を用いて制御されている。すなわち、撮像レンズ10を介して撮影した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御回路40及び焦点制御回路42に対して制御を行うことになる。
50はDSC1全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリ回路である。尚、制御回路50には、積分回路94、減算回路96及び水平ライン数決定回路98が、制御プログラムに従って設定されるが、これらの説明は後述する。
54は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用い、動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカ等からなる表示部である。表示部は、DSC1の操作部近辺の、視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
又表示部54は、その一部の機能が光学ビューファインダ104内に設置されている。表示部54の表示内容のうち、光学ビューファインダ104内に表示するものには、焦点状態表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示等がある。さらに、ストロボ充電表示、ストロボ充電完了表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示等も含まれる。
又表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、焦点状態表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示等がある。さらに、ストロボ充電表示、ストロボ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、等も含まれる。そして、表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマ通知ランプ、等がある。このセルフタイマ通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。
56は電気的に消去及び記録が可能な不揮発性メモリ回路であり、例えばEEPROM、フラッシュメモリ等が用いられる。
60、62、64、70及び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段を構成し、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。次に、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はメインスイッチで、DSC1の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することが出来る。また、DSC1に接続された各種の付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することが出来る。
62はシャッタスイッチSW1で、不図示のシャッタボタンの押込操作途中でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタスイッチSW2で、不図示のシャッタボタンの押込操作完了でONとなる。これにより、固体撮像素子14から読み出した映像信号をA/D変換回路16、メモリ制御回路22を介してメモリ回路30に画像データとして書き込むまでの露光処理を開始する。そして、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理のあと、メモリ回路30から画像データを読み出し、圧縮伸長回路32で画像データの圧縮を行う。そして記録媒体200に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部である。
又74は圧縮モードスイッチである。圧縮モードスイッチ74においては、JPEG(Joint Photographic Expert Gpoup)圧縮の圧縮率を選択することが可能である。或いは固体撮像素子14からの映像信号をそのままデジタル化し、生の画像データとして記録媒体200に記録するCCDRAWモードを選択することも可能である。JPEG圧縮のモードは、例えばノーマルモードとファインモードが用意されている。DSC1のユーザは、撮影した画像データのデータサイズを重視する場合はノーマルモードを、撮影した画像データの画質を重視する場合はファインモードを、それぞれ選択して撮影を行うことが出来る。
JPEG圧縮のモードに於いては、固体撮像素子14から読み出されてA/D変換回路16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ回路30に書き込まれた画像データを読み出す。そして読み出した画像データを圧縮伸長回路32により設定した圧縮率に圧縮し、記録媒体200に記録を行う。一方、CCDRAWモードでは、固体撮像素子14の色フィルタの画素配列に応じて、水平ライン毎にそのまま映像信号を読み出す。そして、A/D変換回路16、メモリ制御回路22を介して、画像データとしてメモリ回路30に書き込まれた画像データを読み出し、記録媒体200に記録を行う。
72はモードダイアルで、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生/消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
80は電源制御回路で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいて内蔵するDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。
82及び84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池や、NiCd電池やNiMH電池、Li−ion電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源回路である。
90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインタフェース、92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体200と接続を行うコネクタである。
104は光学ビューファインダであり、画像表示部28による電子ビューファインダ機能を使用すること無しに、撮影を行うことが可能である。また、光学ビューファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、ストロボ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、DSC1とのインタフェース204、DSC1と接続を行うコネクタ206を備えている。なお、記録媒体200は本実施形態ではDSC1に内蔵される構成として説明している。
<DSC1の動作説明>
図3は、本実施形態に係るノイズ除去装置が組み込まれたDSC1の動作を説明するフローチャート図である。
まず、処理の開始後ステップS101において、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、DSC1各部の初期化処理を行う。次にステップS102において、システム制御回路50は、メインスイッチ60の設定位置を判断する。
そして、メインスイッチ60が電源OFFに設定されていたならば、ステップS103に進み、表示部54、画像表示部28の表示を終了状態に変更する。そして、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ回路56に記録する。さらに、電源制御回路80により画像表示部28を含むDSC1各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行ない、処理を終了する。
しかしステップS102において、メインスイッチ60が電源ONに設定されていたならば、処理はステップS104に進む。ステップS104において、システム制御回路50は、電源制御回路80により電池等により構成される電源回路86の残容量や動作情況がDSC1の動作に問題があるか否かを判断する。このとき、問題があるならばステップS105に進み、表示部54及び或いは画像表示部28を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後にステップS102に戻る。
しかし、ステップS104で、電源回路86に問題が無いと判断されれば、ステップ106に進む。ステップS106では、システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声によりDSC1の各種設定状態の表示を行う。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によりDSC1の各種設定状態の表示を行う。
その後ステップS107に進み、システム制御回路50は、モードダイアル72の設定位置を判断し、モードダイアル72が撮影モードに設定されていないならばS109に進む。しかし、モードダイアル72が撮影モードに設定されていたならば、ステップS108に進み、システム制御回路50は、撮影モード処理を実行し、撮影モード処理の終了後、ステップS102に戻る。この撮影モード処理の詳細は、図4を用いて後述する。
ステップS109においては、システム制御回路50は、モードダイアル72の設定位置を判断し、モードダイアル72が再生モードに設定されていないならば、同様にステップS102に戻る。しかし、モードダイアル72が再生モードに設定されていたならば、ステップS110に進み、再生モード処理を実行し、再生モード処理の終了後、ステップS102に戻る。上記のようにして、DSC1のユーザは、DSC1を携帯して撮影し及び/又は再生を随時行うことが可能である。
図4は、図3のステップS108で示す撮影モード処理の動作を説明するフローチャートを示す。
図4において、撮影モード処理の開始後ステップS201で、システム制御回路50は、操作部70が備える各種スイッチの操作により、ユーザによって撮影に関する各種設定の変更が行われた否かを調べる。もし、変更が行われたならば、ステップS202に進み、変更された内容に応じて、撮影に関する動作設定を変更し、ステップS203に進む。しかし、ユーザによって撮影に関する各種設定の変更が行われてなければ、すぐに、ステップS203に進む。
システム制御回路50は、ステップS203において、シャッタスイッチSW1が押されていないならば、撮影モード処理ルーチンを終了し、それにより図3のステップS102に戻る。
しかし、ステップS203においてシャッタスイッチSW1が押されたならばステップS204に進み、システム制御回路50は撮影動作を起動し、固体撮像素子14から得られた画像データを用いて所定の演算処理を行う。
すなわちステップS205に進み、得られた演算結果に基づいて焦点制御回路42に対し、焦点制御処理を行って撮像レンズ10の焦点を被写体に合わせるAF制御を実行させる。さらにステップS206に進み、システム制御回路50は、露光制御回路40を起動して、適正な露出にするように絞り及びシャッタを制御し、絞り制御値、シャッタ制御値、撮影感度値等から被写体輝度を算出するAE制御を実行させる。
さらに、システム制御回路50は、ステップS207で、固体撮像素子14からの画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果がホワイトバランスとして適正と判断されるまで画像処理回路20を用いて、AWB制御を実行させる。
そして、その後、ステップS208で、シャッタスイッチSW2が押されたら、ステップS209に進み、システム制御回路50は、露光制御回路40を起動して、適正に調光できるようにEF制御を実行させる。
EF制御の完了後、ステップS210のノイズキャンセル処理に進み、ノイズ信号成分の抽出と、画像データに重畳されたノイズ信号成分のキャンセルを行う。そして、ノイズキャンセル処理の完了後はステップS211に進み、インタフェース90、コネクタ92、206を介して、メモリーカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200への画像データを書き込みをすることで記録を行う。記録媒体200への画像データの記録の終了後は、図3のステップS102に戻る。
ステップS208で、64のシャッタスイッチSW2が押されない場合は、シャッタスイッチSW2が押されるまで待機することになる。
次に、図5のフローチャート図を用いて、図4のステップS210で示すにノイズキャンセル処理の動作を説明する。処理の開始後、システム制御回路50は、ステップS301において、シャッタスイッチSW2が押された時に行ったステップS209のEF制御の演算結果を使用して、干渉するノイズ信号成分の周波数の演算を行う。
ここで、ステップS301における、干渉ノイズ信号成分の周波数の演算に関して説明する。DSC1は、既知の数種のクロック周波数のクロック信号で動作している(不図示)。例えば、固体撮像素子14を動作する撮像素子駆動クロック信号の周波数をFimg、システム制御回路50が動作しているシステムクロック信号の周波数をFsysとする。そして、撮像素子駆動クロック信号の周波数のFimgとシステムクロック信号の周波数のFsysが干渉する場合を想定する。この場合には、固体撮像素子14から得られる映像信号に干渉する干渉ノイズ信号成分の周波数Fは
F=|Fimg−Fsys
のように算出される。
また、干渉ノイズ信号成分の周波数Fから1水平ラインの映像信号に重畳する干渉ノイズ信号成分は、以下で表されるHnoise画素毎に繰り返されることが分かる。
noise=Fimg/F
ここで、固体撮像素子14の水平同期信号のクロック数を、Hclkとする。この場合、Hnoise画素毎に干渉ノイズ信号成分が繰り返されるから、垂直方向に繰り返される干渉ノイズ信号成分の垂直周期Vnoiseは、以下のように表すことが出来る。
noise=n×Hnoise/Hclk
ただし、nは最小の整数である。
このように、干渉ノイズ信号成分の垂直周期Vnoiseの演算のステップS301の後、システム制御回路50のシステムクロック信号の周波数Fsysの周波数に変化がないとする。さらに固体撮像素子14及び周囲の温度の変化が一定値以下であり、かつ増幅回路15のゲインが一定であるとステップS302で判断されたとする。以上の条件を満たす場合、システム制御回路50は、ステップS303に進み本露光を行う。
しかし、システム制御回路50のシステムクロック信号の周波数Fsysの周波数に変化があった場合、周囲の温度の変化が一定値以上あった場合、又は増幅回路15のゲインが変化した場合もありうる。この場合には、システム制御回路50の動作はステップS301に戻り、再度干渉ノイズ信号成分の垂直周期Vnoiseの演算をし直すこととなる。この条件を満たさないと、ノイズキャンセル処理が正しく行われないので、この条件を満足するまで繰り返される。
図6は、固体撮像素子14から出力される映像信号に重畳された干渉ノイズ信号成分のノイズパターンと、繰り返して発生する干渉ノイズ信号成分の干渉ノイズ信号成分の周期の関係を示す。例えば、固体撮像素子14の撮像素子駆動クロック信号の周波数と干渉ノイズ信号成分の周波数との関係から、水平方向に5画素毎の干渉ノイズ信号成分が重畳する場合を検討する。この場合には、図5のステップS303における本露光により読み出される映像信号は、図6に示すノイズパターンとなる。この場合、水平同期信号の1水平ラインのクロック数から、繰り返えされる干渉ノイズ信号成分の周期は5水平ライン数毎となる。
そしてステップS304に進み、5水平ライン数毎の繰り返し周期A、B、C、、、、で画像データ、即ち干渉ノイズ信号成分を、システム制御回路50に設定された積分回路94で積分することで、積分データ(X1)を抽出する。この場合、水平ライン数の決定は、たとえばシステム制御回路50に設定された、水平ライン数決定回路98で実行されることになる。
以上説明するように、積分回路94で積分することで、ランダムノイズ成分をキャンセルすることが出来る。干渉ノイズ信号成分であるこの積分データ(X1)を抽出するために用いる固体撮像素子14の特定の画素領域は、有効画素が読み出されたあとの有効画素領域ではないダミー画素領域を用いる。或いは水平ライン数が確保できる場合は、画面の上部又は下部に位置して設けられる垂直方向の遮光領域(光学的黒の領域)を用いる。かくして積分回路94で得られた積分データ(X1)はメモリ回路30に記憶される。
次のノイズキャンセル動作においては、まず、ステップS305で、ステップS303の本露光で読み出された有効画素領域の有効な画像データ(X2)とメモリ回路30から読み出される積分データ(X1)との位相合わせを行う。
位相合わせ後にステップS306に進み、システム制御回路50は、メモリ回路30に記憶した積分データ(X1)を読み出す。そして、ステップS303の本露光で読み出された有効画素領域の有効な画像データ(X2)から、システム制御回路50に設定された減算回路96で減算し、干渉ノイズ信号成分のキャンセルを行う。すなわち、本露光で読み出された有効画素領域の画像データ(X2)にも、同じ干渉ノイズ信号成分であるこの積分信号(X1)が含まれる。従って、上記のように位相を合わせて減算回路96で減算することで、有効画素領域の画像データ(X2)から、干渉ノイズ信号成分であるこの積分信号(X1)をキャンセルすることが出来る。
ここで、ステップS306での減算を減算回路96で行う場合は、干渉ノイズ信号成分である積分信号(X1)と有効画素領域の画像データ(X2)に含まれる干渉ノイズ信号成分の位相を合わせる必要がある。このため、ステップS305で、垂直同期信号を基準とした水平ライン数と、干渉ノイズ信号成分の垂直周期Vnoiseとの関係から位相合わせを行う。
図7を用いて、ステップS306での減算を減算回路96で行う場合のノイズ信号成分の位相合わせの手法を説明する。すなわち、ステップS305は、以下に従って実行される。まず、垂直同期信号の立下りをT0=0とし、有効画素領域の開始の水平ライン位置をT1、ダミー画素領域の開始の水平ライン位置をT2とする(T0、T1、T2は水平ライン数を表す)。システム制御回路50は、ダミー画素領域の開始の水平ライン位置T2から干渉ノイズ信号成分の垂直周期Vnoise毎に、積分回路94で積分を開始し、干渉ノイズ信号成分である積分信号(X1)を得る。
干渉ノイズ信号成分の垂直周期Vnoiseから、ダミー画素領域の開始の水平ライン位置T2とノイズ信号成分の位相が同位相になる有効画素領域の水平ラインTxは、
Tx=T2−Vnoise×n、ただしnは整数、
より求められる。そして、ステップS305において、システム制御回路50は、Tx<T1となる最小のnを求め、ノイズ信号成分の位相の一致した水平ラインTxから積分信号(X1)の減算を減算回路96で開始する。こうして、有効画素領域の画像データからノイズ信号成分の除去を行い、ノイズキャンセル処理を完了する。
しかし、ステップS302から、ステップS306での減算動作の完了までに、いかの何れかが起きると正しくノイズキャンセル処理が行われない。つまり、システム制御回路50のシステムクロック信号の周波数Fsysの周波数が変化したり、固体撮像素子14及び周囲の温度が一定値以上に変化したり、増幅回路15のゲインが変化する場合は、正しい処理が行われない。したがって、ステップS307でこれらを監視し、変化がなければ処理を終了し、変化があれば、正しくノイズキャンセル処理が行われないものとして、処理をやり直す。したがって、その場合には、ステップS301に戻る。
上記では、干渉ノイズ信号成分の垂直周期Vnoiseを求めるのに、撮像素子の駆動クロック信号の周波数Fimgとシステムクロック信号の周波数Fsysの関係を用いた。
しかしながら、別の方法として、ステップS303の本露光で得られる画像データの垂直方向の上部又は下部に位置する遮光される領域(光学的黒の領域)の画像データを用いてもよい。この場合、FFT(Fast Fourier Transform)解析を行った結果から周波数スペクトル成分がもっとも大きい周波数を干渉するノイズ信号成分の周波数としてノイズ信号成分のキャンセルを行うことになる。また、本実施形態では、システム制御回路50において干渉するノイズ信号成分の周波数の演算を行ったが、あらかじめ干渉するノイズ信号成分の周波数を回路設計する段階で演算し、繰り返し周波数を設定しても良い。
本発明の実施形態におけるノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラの外観の斜視図である。 本発明の実施形態におけるノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラの全体の動作を説明するフローチャート図である。 本発明の実施形態におけるノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラの撮影モード処理の動作を説明するフローチャート図である。 本発明の実施形態におけるノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラのノイズキャンセル処理の動作を説明するフローチャート図である。 本発明の実施形態におけるノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラの固体撮像素子からの映像信号に重畳したノイズパターンと繰り返し周期の関係を示す図である。 本発明の実施形態におけるノイズ除去装置が組み込まれたデジタルスチルカメラのノイズキャンセル処理で実行されるノイズ信号成分の位相合わせを説明するタイミングを示す図である。

Claims (10)

  1. 複数の画素ラインを有する撮像素子の有効画素領域から出力される画像データに重畳した干渉ノイズ信号成分を除去するノイズ除去装置であって、
    前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データを積分する積分手段と、
    前記積分手段で積分して得られた積分データを記憶する記憶手段と、
    記撮像素子前記有効画素領域から出力される画像データから、前記記憶手段に記憶された前記積分データを減算する減算手段と、を有し、
    前記積分手段は、前記干渉ノイズ信号成分の周期に従って決定されたライン数だけ対応する画素ラインがずれた複数の画像データを積分し、
    前記減算手段は、前記撮像素子前記有効画素領域から出力される画像データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相と前記積分データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相を合わせて前記減算を実行する、ことを特徴とするノイズ除去装置。
  2. 前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データは、前記撮像素子における垂直方向の光学的黒の画素領域から出力される画像データである、ことを特徴とする請求項1に記載のノイズ除去装置。
  3. 前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データは、前記撮像素子におけるダミー画素領域から出力される画像データである、ことを特徴とする請求項1に記載のノイズ除去装置。
  4. 前記積分手段は、前記減算手段による前記減算が完了するまでにシステムクロック信号の周波数が変化した場合、前記積分をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
  5. 前記積分手段は、前記減算手段による前記減算が完了するまでに周囲の温度の変化があった場合、前記積分をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
  6. 前記積分手段は、前記減算手段による前記減算が完了するまでに前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データを増幅するゲインが変化した場合、前記積分をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
  7. 前記減算手段は、前記減算が完了するまでにシステムクロック信号の周波数が変化した場合、前記減算をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
  8. 前記減算手段は、前記減算が完了するまでに周囲の温度の変化があった場合、前記減算をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
  9. 前記減算手段は、前記減算が完了するまでに前記撮像素子の前記有効画素領域から出力される画像データを増幅するゲインが変化した場合、前記減算をやり直す、ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のノイズ除去装置。
  10. 複数の画素ラインを有する撮像素子の有効画素領域から出力される画像データに重畳した干渉ノイズ信号成分を除去するノイズ除去方法であって、
    前記撮像素子の前記有効画素領域ではない領域から出力される画像データを積分する積分工程と
    記積分工程で積分して得られた積分データを記憶する記憶工程と
    前記撮像素子前記有効画素領域から出力される画像データから、前記記憶工程で記憶された前記積分データを減算する減算工程と、を有し、
    前記積分工程は、前記干渉ノイズ信号成分の周期に従って決定されたライン数だけ対応する画素ラインがずれた複数の画像データを積分し、
    前記減算工程は、前記撮像素子前記有効画素領域から出力される画像データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相と前記積分データに含まれる前記干渉ノイズ信号成分の位相を合わせて前記減算を実行する、ことを特徴とするノイズ除去方法。
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