JP2008278332A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 干渉ノイズ信号成分の周期に従って、積分する画像データの水平ライン数を決定する水平ライン数決定手段と、
   固体撮像素子から得られる画像データの有効画素領域ではない領域の、前記決定された水平ライン数の画像データを積分する積分手段と、
   前記積分手段で積分して得られた積分データを記憶する記憶手段と、
   前記固体撮像素子から得られる前記有効画素領域の画像データから、前記記憶手段に記憶された前記積分データを減算する減算手段と、を有し、
   前記減算手段は、前記固体撮像素子から得られる前記有効画素領域の画像データと前記積分データの位相を合わせて減算を実行する、ことを特徴とするノイズ除去装置。
2. 前記画像データの前記有効画素領域ではない領域の画像データは、前記固体撮像素子における垂直方向の光学的黒の画素領域、或いは前記固体撮像素子におけるダミー画素領域の画像データである、ことを特徴とする請求項１に記載のノイズ除去装置。
3. 前記積分手段は、動作している間に、システムクロック信号の周波数が変化した場合、周囲の温度の変化があった場合、或いは前記画像データを増幅する増幅手段のゲインが変化した場合には、前記積分の動作をやり直す、ことを特徴とする請求項１又は２に記載のノイズ除去装置。
4. ノイズ除去装置におけるノイズ除去方法であって、
   水平ライン数決定手段が、干渉ノイズ信号成分の周期に従って、積分する画像データの水平ライン数を決定する水平ライン数決定工程と、
   積分手段が、固体撮像素子から得られる画像データの有効画素領域ではない領域の、前記決定された水平ライン数の画像データを積分する積分工程と、
   記憶手段が、前記積分工程で積分して得られた積分データを記憶する記憶工程と、
   減算手段が、前記固体撮像素子から得られる前記有効画素領域の画像データから、前記記憶工程で記憶された前記積分データを減算する減算工程と、を有し、
   前記減算工程は、前記固体撮像素子から得られる前記有効画素領域の画像データと前記積分データの位相を合わせて減算を実行する、ことを特徴とするノイズ除去方法。
5. 前記画像データの前記有効画素領域ではない領域の画像データは、前記固体撮像素子における垂直方向の光学的黒の画素領域、或いは前記固体撮像素子におけるダミー画素領域の画像データである、ことを特徴とする請求項４に記載のノイズ除去方法。
6. 前記積分工程は、動作している間に、システムクロック信号の周波数が変化した場合、周囲の温度の変化があった場合、或いは前記画像データを増幅する増幅手段のゲインが変化した場合には、前記積分の動作をやり直す、ことを特徴とする請求項４又は５に記載のノイズ除去方法。