JP5070003B2 - 画像読取装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、複写機などの画像形成ユニットと、このユニットに画像情報を転送する画像読取ユニットと、この読取ユニットに原稿シートを給送する原稿給送ユニットとを備えた画像形成システムに関する。
一般にこの種の画像形成システムは、シート上に画像形成する画像形成装置(プリンタユニット)と、この装置に画像データを供給する画像読取装置(スキャナユニット)と、更にこの画像読取装置に原稿シートを給送する原稿給送装置(ADFユニット)とから構成され、ADFユニットから給送した原稿シート上の画像をスキャナユニットで読取り、プリンタユニットで画像形成するシステムとして広く知られている。
このような画像形成システムとして、プリンタユニットの上部にスキャナユニットが設置され、その上部にADFユニットを設置するレイアウト構成が例えば特許文献1などで知られている。同文献1には、プリンタユニットの筐体上部に排紙トレイが配置され、その上部にスキャナユニットを設置し、更にその筐体上部にADFユニットを配置し、順次上方に積み重ねて設置するレイアウトが開示されている。このように構成することによってシステム全体の設置スペースを小さくし、同時に操作性を向上させることが計られている。
そしてプリンタユニットにスキャナユニットをヒンジ部材で開閉自在に据え付け、スキャナユニットにADFユニットをヒンジ部材で開閉自在に据え付けることも知られている。このように各ユニットを開閉自在に連結することにより、プリンタユニットの筐体上部をシートジャム或いは部品交換などのメンテンナンスのために開放する必要が生じた場合に、その上部のスキャナユニットを開放することが可能となる。同様にスキャナユニットの上部筐体を開放するときは、ADFユニットをヒンジ部で上方に回動することが可能となる。
ところが、プリンタユニットの筐体上部を開放する場合にスキャナユニットをそのヒンジ部を中心に回動するとその上方に配置されているADFユニットが回動する問題が生ずる。このため例えば特許文献1にはスキャナユニットとADFユニットとの間にスキャナユニットを回動する際にADFユニットの開放動作を禁止するロック手段を設けることが提案されている。同文献1にはスキャナユニットとADFユニットとの間にロック手段を設け、このロック手段はスキャナユニットがプリンタユニットから開放されたときADFユニットのヒンジ開放を阻止するように構成されている。
特開2006−42003号公報
上述のように、プリンタユニットの上部にスキャナユニットを、その上部にADFユニットをそれぞれ開閉自在ヒンジ連結する場合に、前掲特許文献1のようにスキャナユニットの開閉動作に連動してADFユニットの開閉動を規制するロック機構が知られている。
ところが従来、このロック機構を前掲特許文献1のようにスキャナユニットの筐体上部にヒンジ連結した側縁部(例えば装置リア側)の近傍に、その開動作を阻止するロック爪を設けている。そしてこのヒンジ連結部の反対側側部(例えば装置フロント側)を使用者が上方に持ち上げることによってスキャナユニットを上方に回動している。このため、回動支点に近い位置に配置されているロック爪とその係止部材(掛止め部材)には大きな力が作用し、破損し易い問題が生ずる。特に使用者がロック爪で係止されたADFユニットを持って更に上方に持ち上げようとするとADFユニットとスキャナユニットの両方の重量がロック爪に作用する。このときロック爪はヒンジ中心の近傍に配置されているためモーメントの関係でロック爪とこれを掛け止めする係止部材には非常に大きな力が作用する。
上述のロック機構の故障と同時に従来は、ヒンジ中心の近傍にロック機構を配置し、このロック機構をプリンタユニットの上方にスキャナユニットを回動する開閉動作に連動させて係脱させている。この為スキャナユニットの開閉動作をそのヒンジ中心に近い位置で従動(検出)する連動部材をロック機構に設けている。つまりスキャナユニットの開閉動作に連動してロック爪部材を係止(掛止め)部材に係脱させる必要があり、このとき連動部材をヒンジ中心の近傍に配置する必然性が生ずる。従ってロック機構はスキャナユニットの開閉動作をヒンジ中心の近傍に配置した連動部材でロック爪を係脱するように構成しているため、スキャナユニットの限られた開閉動作(領域)でロック爪を係脱しなければ確実なロック動作が得られない。ところがロック機構を構成する部品の精度誤差或いは使用過程で生ずるガタつきによって確実なロック動作が得られず、不測の事故を招く恐れがある。
そこで本発明者は、スキャナユニットとADFユニットとをヒンジ連結する際に、筐体上側部の1側縁にヒンジ部材を、他側縁にロック部材を配置することによって、使用者が強い力で開閉動作してもロック機構が破損することがないとの着想に至った。
本発明は画像形成、画像読取、原稿給送の各ユニットを上方に積み重ねて配置する際に、各ユニットの筐体上部を開放するときに重量バランスが崩れることなく安定した状態で設置することが可能であり、開閉動作による故障が少なく耐久性に富んだ画像形成システムの提供をその課題としている。
上記課題を達成するため本発明は、画像形成ユニットの上部に画像読取ユニットを、その上部に原稿給送ユニットを、それぞれ第1第2のヒンジ手段で回動自在に連結する。そして原稿給送ユニットの原稿搬送手段を挟んで一端側の側縁部に第2のヒンジ手段を配置し、その他端側の側縁部にヒンジ回動を阻止するロック手段を以下のように配置することを特徴としている。
画像形成ユニットと、画像読取ユニットと、原稿給送ユニットをこの順に上方に配置した画像形成システムであって、前記画像形成ユニットに前記画像読取ユニットを回動可能に連結する第1のヒンジ手段と、前記画像読取ユニットに前記原稿給送ユニットを回動可能に連結する第2のヒンジ手段と、前記第2のヒンジ手段による開動作を阻止するように画像読取ユニットと原稿給送ユニットとの間に配置されたロック手段と、前記画像形成ユニットに並設された原稿走行プラテン及び原稿載置プラテンと、前記原稿給送ユニットに配置され前記原稿走行プラテンに原稿給送する原稿搬送手段とを備える。
前記第1第2のヒンジ手段は、同一方向に開動作するように前記画像形成ユニットの背面側に配置すると共に、前記第2のヒンジ手段は、一方は強いバネ力、他方は弱いバネ力を有する左右一対のヒンジ部材で構成し、前記ロック手段は、前記第1のヒンジ手段が開状態のとき前記第2のヒンジ手段の開動作を阻止するように構成すると共に、このロック手段は、前記強いバネ力を有するヒンジ部材と前記原稿搬送手段を挟んで対向する位置で前記画像形成ユニットの前面側に配置する。
前記画像読取ユニットの筐体上部には、前記走行プラテンと並行して原稿を載置セットする原稿載置プラテンを配置し、前記第2のヒンジ手段は上記走行プラテンの側部に配置された第1ヒンジ部材と、上記原稿載置プラテンの側部に配置された第2ヒンジ部材で構成し、前記ロック手段は上記第1ヒンジ部材に対して前記原稿搬送手段を挟んで反対側に配置する。
前記ロック手段は、前記画像読取ユニットと原稿給送ユニットの一方に配置された固定係止部材と他方に配置された可動係止部材とで構成し、上記可動係止部材は上記固定係止部材に、前記第1のヒンジ手段が開状態のとき係合し、閉状態のとき離脱するように構成する。
前記ロック手段は、前記第1のヒンジ手段の開動作に応じて従動するスライド部材と、このスライド部材の運動を前記可動係止部材に伝達する伝動部材を具備する。
前記可動係止部材は、前記第1ヒンジ部材と前記走行プラテンの原稿走行方向において少なくとも一部が重なる位置に配置する。
前記原稿給送ユニットは、原稿シートを収容する給紙トレイと、上記給紙トレイから原稿シートを前記走行プラテンに給送する原稿搬送手段と、上記走行プラテンからの原稿シートを収容する排紙トレイとを備え、上記給紙トレイと排紙トレイは上下に略々並行に配置し、給紙トレイからの原稿を反転して排紙トレイに収容するように構成する。
前記画像形成ユニットは、前記原稿給送ユニットから給送された原稿シート上の画像を読み取る走行プラテンと、セットされた原稿シート上の画像を読み取る原稿載置プラテンと、上記走行プラテンと原稿載置プラテン上の原稿シートの画像を読み取る画像読取手段を備える。
本発明は、画像形成ユニットの上部に画像読取ユニットを、その上部に原稿給送ユニットを、それぞれ第1第2のヒンジ手段で回動自在に連結する。そして原稿給送ユニットの原稿搬送手段を挟んで一端側の側縁部に第2のヒンジ手段を配置し、その他端側の側縁部にヒンジ回動を阻止するロック手段を配置したものであるから次の効果を奏する。
画像読取ユニットと原稿給送ユニットは、その原稿搬送手段を介して一方の側端縁にヒンジ手段で回動自在に連結され、他端の側端縁にこのヒンジ手段の開閉動作を規制するロック手段が配置されているから、ヒンジ中心と同一側端縁に配置する場合に比べロック手段に作用する力が軽減され、ロック機構の故障或いは破損を招く恐れがない。従って使用者が例えば原稿給送ユニットに強い力を作用して画像読取ユニットを開閉動してもロック手段に異常な力が及ぶことがなく、その破損或いは故障を防止することが出来る。
また、ロック手段を画像読取ユニットと画像形成ユニットとの間に配置した連動部材で係脱制御する場合に、この連動部材は必然的にヒンジ中心から遠い反対側側縁に配置されることとなり、開閉動作に正確に連動してロック作用を係脱連動することが出来る。従ってガタつき或いは部品精度によって係止されているはず原稿給送ユニットが不用意にヒンジ回動してユニット全体が転倒するなどの事故を招くことがない。
更に本発明は、ヒンジ手段とロック手段とを原稿搬送手段を挟んで反対側の側縁に配置しているから、原稿を搬送する機構など重量が重く、堅牢な装置フレームを備えている原稿搬送手段の両側縁にヒンジ部材とロック手段(可動係止部材と固定係止部材)がそれぞれ配置されることとなり、開閉機構及びその開閉動作を規制するロック機構を堅牢で頑丈に構成することが出来る。
この場合、例えば可動係止部材とヒンジ部材を走行プラテンの原稿走行方向において少なくとも一部が重なる位置に配置することによって更に堅牢で頑丈な開閉機構とすることができる。
以下図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を詳述する。図1は、本発明に係わる画像形成ユニットの全体斜視図を示し、図2は画像形成ユニットの上部を解放した状態説明図であり、図3は図1の装置の断面図である。図4は図3のユニットにおける主要部の平面構造を示し、図5は、図3のユニットにおけるロック手段の配置構造を示す。
[画像形成ユニットの構成]
図1に示す画像形成ユニットAは、ケーシング(以下A部筐体という)1に給紙手段2と画像形成手段3を内蔵し、給紙手段2からのシートに画像形成手段3で画像形成し、このシートを排紙トレイ4に収納するように構成されている。
上記給紙手段2は、複数のカセット2a、2bそれぞれに準備したシートの1つを選択して給紙経路11に繰り出すように構成されている。上記画像形成手段3は、静電印字方式、インクジェット印字方式、オフセット印字方式その他の印字方式で給紙経路11から給送されたシートに画像形成するように構成される。図示の装置は静電ドラム5上に潜画像を形成し、この潜画像にトナーインクを付加してシート上に転写する静電印字方式を示している。このため静電ドラム5の周囲にはレーザ発信器などの印字ヘッド6と、現像器7と、チャージャ8と、クリーナ9が配置されている。
上記静電ドラム5は、その表面が感光材で構成されレーザ光、LED光、或いは原稿画像の反射光で静電潜像を形成するように構成されている。そしてこの静電ドラム5に対向配置された印字ヘッド6は、レーザ発信器とポリゴンミラーなどのスキャニング機構で構成され、ドラム上に潜画像を形成するように構成されている。この印字ヘッド6には画像データ貯蔵部(不図示)から画像データが電気的に供給される。
尚、図示12は循環経路であり、シートの表裏面に画像形成する両面印刷のため、定着器10からのシートを表裏反転して、再び上記給紙経路11に給送する。図示13はレジストローラであり、静電ドラム5の上流側の給紙経路11に配置され、給紙カセット2a(2b)からのシートを一時的に待機させ、このシートを給紙タイミング信号で静電ドラム5に供給する。
上述のように構成された画像形成ユニットAは、A部筐体(ケーシング)1に内蔵されている。このA部筐体1は、図2に示すように装置上部(図2矢視a)に開口部1bが設けられている。この開口部1bから内部の静電ドラム5その他の構成部品をメンテナンスすることが可能に構成されている。そして上記開口部1bを形成する筐体上部(上部フランジ)1aには後述する画像読取ユニットBがヒンジ手段(後述する第1のヒンジ手段50)で連結されている。従って画像形成ユニットAの筐体上部1aに形成された開口部1bはこの画像読取ユニットBで開閉自在に覆われている。
[画像読取ユニットの構成]
画像読取ユニットBは図3にその断面を示すが、ケーシング20と、その内部に配置された画像読取手段21とから構成されている。上記ケーシング(以下「B部筐体」という)20は合成趣旨などで適宜のボックス形状に形成されている。このB部筐体20のフロント側(図1前面側)にはコントロールパネル20pが配置され、リア側は後述するように第1のヒンジ手段50で画像形成ユニットAの筐体上部(上部フランジ)1aにヒンジ開閉可能に取り付けられている。そしてB部筐体20の筐体上部20aには2つのプラテン22、23が一体的に並設さている。第1プラテンは原稿シートを載置セットする原稿載置プラテン22で構成され、また第2プラテンは所定速度で移動する原稿シートを案内する走行プラテン23で構成されている。この第1、第2プラテン22,23はガラスなどの透明材料で形成され合成樹脂で形成されたB部筐体20の上面に取り付けられている。
上記各プラテン上の原稿画像を読み取る画像読取手段21は、例えばCCD素子などの光電変換素子で構成され、B部筐体20の底部シャーシ(不図示)に取り付けられている。図示24は集光レンズであり、画像読取手段21と共に底部シャーシに取り付けられている。上記第1プラテン22と第2プラテン23の下方にはキャリッジ27が図3左右方向に往復動自在に配置され、このキャリッジ27に光源25と、ミラー26が搭載されている。
上記キャリッジ27は図示しないガイドレールに支持され、第1プラテン22に沿ってキャリジ駆動モータ(不図示)で往復動するように構成されている。
このように構成された画像読取ユニットBは、図2に示すように後述する第1のヒンジ手段50で前述の画像形成ユニットAの筐体上部1aに開閉可能に取り付けられている。そして画像形成ユニットAの上部に形成された開口部1bを画像読取ユニットBの筐体底面20cで開閉自在に覆うように構成されている。
[原稿給送ユニット]
原稿給送ユニットCは図3にその断面を、図4にその平面を示すように上述の画像読取ユニットBの筐体上部20aに設置されている。この原稿給送ユニットCは、ケーシング(以下「C部筐体」という)30に内蔵された原稿搬送部Bhと、プラテンカバー部Bcとから構成されている。上記原稿搬送部Bhは給紙トレイ31と、排紙トレイ32と、搬送経路33で構成され、給紙トレイ31から原稿シートを前述の第2プラテン23に給送し、この第2プラテン23からの原稿シートを排紙トレイ32に収納する。また、上記プラテンカバー部Bcは前述の第1プラテン22を覆うプラテンカバー部材34で構成され、このプラテン上に載置セットされた原稿シートを押圧保持する。
[原稿搬送手段の構成]
上述の給紙トレイ31と排紙トレイ32は、図3に示すように上下並列に配置され、搬送経路33は給紙トレイ31から第2プラテン23を介して排紙トレイ32に原稿シートを案内するように断面U字状の経路で構成され、この搬送経路33に沿って原稿搬送手段35が配置されている。原稿搬送手段35は原稿シートを給紙トレイ31から第2プラテン23に給送し、画像読取後の原稿シートを排紙トレイ32に収容する構成であれば種々の機構が採用可能である。以下図示の装置の原稿搬送手段35について説明する。
上記給紙トレイ31にはこれに載置した原稿シートを繰り出すピックアップローラ36と、給紙ローラ37が配置されている。この給紙ローラ37にはシートの重送を防止する分離パッド(摩擦部材)38が圧接されている。従って給紙トレイ31上の原稿シートはピックアップローラ36で繰り出され、給紙ローラ37と分離パッド38で1枚に分離されて搬送経路33に搬出されることとなる。
上記搬送経路33は断面U字状の外側搬送ガイド33aと内側搬送ガイド33bで形成されている。この互いに対向する搬送ガイド33a、33bには給紙トレイ31から下流側に後端検知センサSe1と、レジセンサSe2と、レジストローラ39と、先端検知センサSe3と、リードローラ40とが順次この順に配置され、給紙トレイ31から原稿シートを第2プラテン23に給送するようになっている。
上記レジストローラ39は、停止状態のニップ点に給紙ローラ37からの原稿シートを突き当ててレジストループを形成することによって先端揃えし、この位置に一時的に原稿シートを待機させるように制御される。上記レジセンサSe2は給紙ローラ37から送られたシート先端を検知し、所定の遅延時間の後、給紙ローラ37を停止してレジストループを形成する。また上記後端検知センサSe1はシートの後端通過を検知し、その検知信号で例えば原稿シートの搬送方向長さ検出、ジャム検出、後続シートの給送タイミング信号などの制御に供する。尚、上述の給紙ローラ37とレジストローラ39は後述する給紙モータM1に連結され、モータの正逆転で相反的に回転駆動するように構成されている(この駆動機構については後述する)。
上記レジストローラ39の下流側には先端検知センサSe3と、リードローラ40が配置されている。先端検知センサSe3はレジストローラ39から送られた原稿シートの先端を検知して、下流側のリードローラ40を回転起動するか、或いは第2プラテン23における原稿シートの読取開始位置を設定するなどの制御に供する。リードローラ40は後述する搬出ローラ41、排紙ローラ42と共に搬送モータM2に連結されている。このリードローラ40はレジストローラ39と同一周速度で原稿シートを第2プラテン23に給送するように駆動制御される。
上記第2プラテン23と対向する搬送経路33にはバックアッププレート43が前述の搬送ガイド33a、33bと連続する位置に配置されている。このバックアッププレート43は白色プレートで構成され、第2プラテン23上を走行する原稿シートをバックアップする。
上記搬送経路33には第2プラテン23の下流側に搬出ローラ41と排紙ローラ42が配置され、第2プラテン23から原稿シートを掬い上げて排紙トレイ32に搬出する。図示44は循環経路であり、排紙ローラ42に送られた画像読取後の原稿シートを逆転させて前述のレジストローラ39に案内し、裏面側を画像読み取りするためである。
上述のように第2プラテン23に原稿シートを給送する原稿搬送手段35は、搬送経路33とこれに配置された各ローラ(給紙ローラ37、レジストローラ39、リードローラ40、搬出ローラ41、排紙ローラ42など)で構成されている。そして、この原稿搬送手段35と前述のプラテンカバー部材34はケーシング(C部筐体)30に組み込まれ、図3から明らかなように原稿搬送手段35は第2プラテン23の上方に、プラテンカバー部材34は第1プラテン22の上方にそれぞれ配置されている。この場合上記原稿搬送手段35に付設される給紙トレイ31と排紙トレイ32は上記プラテンカバー部材34の上方に配置されている。
[駆動機構の構成]
上述の原稿搬送手段35の駆動機構を図6(a)に示す。前述の前記ピックアップローラ36は給紙トレイ31の上方で最上シートと係合する作動位置とこのシートから上方に離間した退避位置との間で上下昇降自在に配置されている。これは給紙トレイ上にシートをセットする際は上方の退避位置に退避させ、セット後のシートを繰出す際には作動位置に位置させるためである。その昇降機構を図6(a)に示すが、同図においてピックアップローラ36は回転軸36aに昇降アーム36Rで揺動自在に支持されている。この回転軸36aには次のように給紙モータM1が連結されている。
図6(a)に示すように上記昇降アーム36Rは回転軸36aにその基端部が遊嵌支持され、アーム先端部にピックアップローラ36が軸支持されている。そしてアーム基端部には回転軸36aに巻回されたバネクラッチ36bのバネ端部が摩擦係合してあり、このバネクラッチ36bは回転軸36aの給紙方向回転(図3時計方向)では緩み、反給紙方向回転(図3反時計方向)では緊縮するように構成されている。従って回転軸36aの給紙方向回転でバネクラッチ36bは緩み昇降アーム36Rは自重で同図時計方向に揺動し、反給紙方向回転で緊縮して回転軸36aと一体に揺動回転し図示しないストッパ部材に突き当たってその位置に保持される。そして上記回転軸36aにはワンウェイクラッチ36cを介して給紙ローラ37が配置され、このワンウェイクラッチ36cを介してプーリ36pから伝動ベルト36vで回転軸36aの回転をピックアップローラ36に伝達するようになっている。上記ワンウェイクラッチ36cは回転軸36aの給紙方向回転を給紙ローラ37とピックアップローラ36に伝達するように構成されている。
上記回転軸36aには給紙ローラ37がワンウェイクラッチ36cを介して嵌合支持され、回転軸36aの給紙方向回転を給紙ローラ37に伝達するよう構成されている。この給紙ローラ37はシート幅の略々中央部に配置され、これに圧接された分離パッド38との間でシートを1枚ずつ分離する。この分離バッド38は給紙ローラ37より摩擦係数が小さく、シート相互間の摩擦係数より大きく構成され、静止状態若しくは反給紙方向に駆動回転される。このように構成された給紙ローラ37の下流側には間隔を隔ててレジストローラ39が配置され、分離パッド38で1枚に分離され給送されるシートの先端を突き当てて先端揃えする。
つまり給紙ローラ37で繰出されたシートの先端を停止状態のレジストローラ39のニップ点に突き当ててシートを湾曲させ、次いで停止状態の給紙ローラ37からシートを引き出すことによってシートのスキューを矯正する。
上記レジストローラ39は上記給紙ローラ37と背反的に一方が回転するときは他方は停止するように正逆転可能な給紙モータM1に連結されている。図6(a)に示すように給紙モータM1の回転はベルトV1を介して回転軸39cに伝達され、この回転軸39cの一方向(前記回転軸36aの反給紙方向)回転のみをバネクラッチ39bでギア列G3に伝達し、このギア列G3にレジストローラ39の駆動回転軸39aが連結してある。
[原稿給送ユニットのフレーム構造]
図4に示す原稿給送ユニットCの要部平面図に基づいてフレーム構造を説明すると図示の装置はC部筐体30に前述の第2プラテン23の上部に原稿搬送手段35を図3左側に配置し、前述の第1プラテン22の上部にプラテンカバー部材34を図3右側に配置している。このためモノコック構造のC部筐体30は原稿搬送部側がプラテンカバー側に比べて堅牢に構成されている。そして図4に示すように装置リア側に給紙モータM1と搬送モータM2と上述の伝動機構が配置されている。そして合成樹脂で一体成形されたC部筐体30にはリブ状の側壁30j、30kが設けられ、この側壁間に給紙ローラ37の回転軸37aとレジストローラ39の駆動回転軸39a及び図示しないがリードローラ40の回転軸40aが軸受け固定されている。さらには、搬送経路33を形成する樹脂製の内側搬送ガイド33bが、図4中矢印Aで示す主走査方向に亘って設けられており、図では示していないが、外側搬送ガイド33aも同様に主走査方向に亘って設けられている。
従って図4に示す原稿搬送部Bhは、矢視Wで示すプラテンカバー部よりフレーム構造が堅牢に構成されている。そしてこの原稿搬送部後方に配置する後述の第1ヒンジ部材51aの取付け座を取り付ける筐体部分は肉厚で容易に変形しないように構成されている。
[各ユニットの設置構成]
上述の画像形成ユニットAと、画像読取ユニットBと、原稿給送ユニットCは、図1に示すように、画像形成ユニットAの筐体上部1aに画像読取ユニットBが設置され、このB画像読取ユニットBの筐体上部20aに原稿給送ユニットCが設置されている。そして図2に示すように画像形成ユニットAに対して画像読取ユニットBは第1のヒンジ手段50で開閉自在にヒンジ連結され、画像読取ユニットBに対して原稿給送ユニットCは第2のヒンジ手段51で開閉自在にヒンジ連結されている。
上記第1のヒンジ手段50は画像形成ユニットAの開口部上方を開放するため、図1背面側(装置リア側)に左右一対配置されている。また上記第2のヒンジ手段51は画像読取ユニットBの筐体上部20aに配置された第1プラテン22の上方を開放するため、図1背面側(図4中矢印Aの主走査方向一方端側)に左右一対配置されている。従って、画像形成ユニットAは、その上の画像読取ユニットBを装置フロント側(図1正面側)から上方に第1のヒンジ手段50を中心に回動可能となり、同様に画像形成ユニットAは、その上の原稿給送ユニットCをフロント側から上方に第2のヒンジ手段51を中心に回動可能にそれぞれ連結されている。特に図示の装置では第2のヒンジ手段51は、前述の第2プラテン23側(図3左側)に第1ヒンジ部材51aが、第1プラテン22側(図3右側)に第2ヒンジ部材51bが設けられている。この第1、第2ヒンジ部材51a、51bは支持する荷重が軽重異なる構造(詳細は後述する)で構成してある。
[ヒンジ手段の構成]
上述の第1のヒンジ手段50と第2のヒンジ手段51はそれぞれ適宜のヒンジ構造が採用可能であるが、その一例を図6(b)に基づいて説明する。互いに連結する筐体に取り付ける上部取付座52aと下部取付座52bを備え、この上下の取付座52a、52bを回動自在に連結するヒンジ軸52cと、両取付座52a、52bの間に配置された緩衝バネ52dとで構成されている。従って上下取付座52a、52bをビスなどで固定した上下の筐体(A部筐体1とB部筐体20の組合せ、又はB部筐体20とC部筐体30の組合せ)はヒンジ軸52cを中心に回動自在となり、この開閉時の操作力は緩衝バネ52dによって軽減されることとなる。
そこでB部筐体20とC部筐体30を連結する第2のヒンジ手段51は第1ヒンジ部材51a(図3左側)の緩衝バネは強いバネ力で構成され、第2ヒンジ部材51b(図3右側)の緩衝バネは弱いバネ力で構成されている。このように左右のバネバランスを異ならせたのは原稿給送ユニットCが図3左側に位置する前述の原稿搬送手段(原稿搬送部)35は重量が重く、図3右側に位置するプラテンカバー部材34は重量が軽いためである。従って左右のヒンジ部材51a、51bの耐荷重バランスをその重量に応じて異ならせることが好適であり、装置構成によっては第1ヒンジ部材51aのみに緩衝バネを配置し、第2ヒンジ部材51bには緩衝バネを配置しないように構成する。
上述のように画像形成ユニットAの上部に画像読取ユニットBを開閉自在に連結し、この画像読取ユニットBの上部に原稿給送ユニットCを開閉自在に連結する構造にあっては、画像読取ユニットBを開放するとその回動動作で原稿給送ユニットCが開放してしまう問題がある。そこで本発明は画像読取ユニットBと原稿給送ユニットCの間に以下のロック手段を設けたことを特徴としている。
[ロック手段の構成]
ロック手段55は図4、図5、図7、図8に示すようにB部筐体20とC部筐体30のフロント側側部に配置され、固定係止部材56と、可動係止部材57と、この可動係止部材57を画像読取ユニットBの開動作に連動して係脱作動する伝動部材58とで構成されている。その構造を図7に示すが固定係止部材56はC部筐体30に配置され、可動係止部材57はB部筐体20にそれぞれ装置フロント側の側部に配置されている。そして可動係止部材57は図示のような係止爪57aを備え、支軸57bを中心に回動自在にB部筐体20に取り付けられている。一方固定係止部材56は上記係止爪57aに係合する係止片56aから構成され、C部筐体30に一体成形されている。このC部筐体30には上記係止爪57aが進入する開口56bが設けられている。
つまりロック手段55は互いに係脱する固定係止部材56と可動係止部材57で構成され、その一方がB部筐体20に、他方がC部筐体30に配置され、可動係止部材57をB部筐体20の開閉動に連動して固定係止部材56に係脱するように構成する。C部筐体30側に設けた固定係止部材56がC部筐体30の下面よりも下方に突出することなく、さらに、B部筐体20側に設けた可動係止部57が画像読取ユニットBを開状態としたときだけB部筐体20から上方に向かって突出させるようにしたことで、画像読取ユニットBが閉状態、つまり通常の使用状況においてロック手段で使用者が手指を挟むなどの危険を防止している。
上述のように構成された可動係止部材57は、画像読取ユニットBの開閉動作に連動して固定係止部材56に係合及び離脱するようにスライド部材59と伝動部材58に連結されている。このスライド部材59はB部筐体20に上下動可能に取り付けられその下端部はA部筐体1の上部(前述の上部フランジ1a)に係合するように配置されている。従ってB部筐体20を第1のヒンジ手段50のヒンジ軸52cを中心に図7上方に回動するとA部筐体1との間に生ずる隙間をスライド部材59が検出することとなる。従ってスライド部材59は図示のように上下スライドする部材に限らず、上下揺動する部材で構成しても良い。
上記スライド部材59にはラック59aが設けてあり、このラック59aと歯合するピニオン58p(図示のものは扇形ギア)と伝動ギア58bで伝動部材58が構成されている。この伝動部材58は前述の可動係止部材57の基端部に伝動ギア58bが歯車結合してある。このように互いに連結された可動係止部材57とスライド部材59と伝動部材58とは付勢スプリング60で図8の状態に保持されている。つまり図7は画像形成ユニットAに対して画像読取ユニットBが閉蓋状態(クローズ状態)を示し、図8は画像形成ユニットAの上部を開放した開蓋状態(オープン状態)を示す。上記付勢スプリング60は図8のオープン状態に可動係止部材57とスライド部材59を付勢し、スライド部材59がこの付勢力に抗して図7のクローズ状態に可動係止部材57を変位させる。従って図7のクローズ状態のときには係止爪57aは係止片56aから離脱解除され、図8のオープン状態のときには係止爪57aは係止片56aに係合することとなる。尚図示57cはA部筐体に形成した開口であり、この開口57cは開閉カバー57dで覆われている。この開閉カバー57dには図示しない付勢バネが常時開口を塞ぐように設けてある。そして係止爪57aはこの付勢バネに抗して開閉カバー57dを押し上げて開口57cから上方に突出するようになっている。
そこで本発明は上述のロック手段55を装置リア側に配置されている第2のヒンジ手段51に対して装置フロント側に配置してある。つまり前述の第2プラテン23(原稿搬送部Bh)を挟んでその一端側部(主走査方向一端側)に第2のヒンジ手段51が配置されているのに対してその反対側の他端側部にロック手段55が配置されている。そして図示の装置は第2のヒンジ手段51を第2プラテン23側の第1ヒンジ部材51aと第1プラテン22側の第2ヒンジ部材51bで構成している。そこでこの第1ヒンジ部材51aの左右の上部取付座52aの間の領域(図4中領域X(固定領域X))内に、係止片56aが位置している。
これは、原稿給送ユニットCが前述したように原稿搬送手段側(図3、図4左側)がプラテンカバー側(図3、図4右側)より重量が重く、また装置フレームが堅牢に構成されており、さらに、第一ヒンジ部材51aが固定されている固定領域X内は力が加えられてもフレーム自体のねじれなどのゆがみが発生しづらいためである。これにより、画像読取ユニットBが開かれ原稿給送ユニットCがロックされのち、使用者が原稿給送ユニットCをつかんで画像読取ユニットBが開かれた状態を維持したとしても、すなわち、係止片56aに力がかかったとしても、ゆがみなどのフレームの変形の発生を防止することができる。
[ユニット開閉動作の説明]
上述のように構成された各ユニットの開閉動作について説明する。図7は画像形成ユニットAの筐体上部1aに画像読取ユニットBを閉蓋したクローズ状態を示し、図8は画像形成ユニットAの筐体上部1aを開放したオープン状態を示す。図7のクローズ状態で前述のロック手段55は、その可動係止部材57が固定係止部材56から非係合状態に離脱している。従ってこの状態(画像読取ユニットBのクローズ状態)で、原稿給送ユニットCは画像読取ユニットBから第2のヒンジ手段51のヒンジ軸52cを中心に回動可能となる。そこで画像読取ユニットBの第1プラテン22に原稿シートをセットする場合には原稿給送ユニットCを図2(b)の状態に上方に持ち上げて第2のヒンジ手段51を中心に回動する。これによって第1プラテン22の上方は開放され、プラテン上に原稿をセットすることが可能となる。
次に画像形ユニットAの開口部1bを開放する場合には、画像読取ユニットBを上方に回動する。するとこの画像読取ユニットBは第2のヒンジ手段51のヒンジ軸52cを中心に回動する。このときスライド部材59が付勢スプリング60で図7の状態から図8の状態に下降する。するとこのスライド部材59のラック59aに歯合したピニオン(扇形ギア)58pが図7の状態から図8の状態に反時計方向に所定角度回転する。この扇形ギア58pの回転で伝動ギア58bが時計方向に回転し、この伝動ギア58bに歯合された可動係止部材57が図7反時計方向に回転する。この可動係止部材57の回動でその係止爪57aは開閉カバー47dを押し上げて原稿給送ユニットCの開口56b内に進入し、この開口内部に設けられている係止片56aに歯合する。
そこで係止爪57aが係止片56aに係合したロック状態では、使用者は画像読取ユニットBを上方に持ち上げて図8の状態に画像形成ユニットAの筐体上部1aを開放することができる。又使用者がこのオープン状態で原稿給送ユニットCを握って上方に持ち上げ或いは保持しても係止爪57a及び係止片56aに大きな力が作用して破損することがない。これはロック手段55を第1のヒンジ手段50のヒンジ軸52cから離れた反対側の側縁部に配置してあるためである。
尚、本発明にあって第1プラテン22と第2プラテン23とは、それぞれ異なる部材で形成する場合を示したが、この2つのプラテンは1つの透明部材で構成しても良い。
本発明に係わる画像形成システムの全体構成の説明図。 図1のシステムにおいて(a)は画像形成ユニットの上部を開放した状態の説明図を、(b)は画像読取ユニットの上方を開放した状態の説明図である。 図1のシステムにおける原稿給送ユニットの断面構造の説明図。 図3のユニットにおける主要部の平面構造を示す説明図。 図3のユニットにおけるロック手段の配置構造を示す説明図。 図3のユニットにおける要部の説明図であり、(a)は駆動機構の説明図、(b)はヒンジ手段の構造説明図。 画像読取ユニットのクローズ状態におけるロック機構の説明図。 画像読取ユニットのオープン状態におけるロック機構の説明図。
符号の説明
A 画像形成ユニット
B 画像読取ユニット
C 原稿給送ユニット
1 ケーシング(A部筐体)
1a 筐体上部(上部フランジ)
1b 開口部
4 排紙トレイ
11 給紙経路
12 循環経路
20 ケーシング(B部筐体)
20a 筐体上部
20c 筐体底面
20p コントロールパネル
21 画像読取手段
22 第1プラテン(原稿載置プラテン)
23 第2プラテン(走行プラテン)
30 ケーシング(C部筐体)
30j、30k 側壁
31 給紙トレイ
32 排紙トレイ
33 搬送経路
33a 外側搬送ガイド
33b 内側搬送ガイド
34 プラテンカバー部材
35 原稿搬送手段
36 ピックアップローラ
36a 回転軸
37 給紙ローラ
37a 回転軸
38 分離パッド(摩擦部材)
39 レジストローラ
39a 駆動回転軸
39b バネクラッチ
39c 回転軸
40 リードローラ
40a 回転軸
41 搬出ローラ
42 排紙ローラ
43 バックアッププレート
44 循環経路
50 第1のヒンジ手段
51 第2のヒンジ手段
51a 第1ヒンジ部材
51b 第2ヒンジ部材
52a 上部取付座
52b 下部取付座
52c ヒンジ軸
52d 緩衝バネ
55 ロック手段
56 固定係止部材
56a 係止片
56b 開口
57 可動係止部材
57a 係止爪
57b 支軸
58 伝動部材
58b 伝動ギア
58p ピニオン(扇形ギア)
59 スライド部材
59a ラック
60 付勢スプリング
Bh 原稿搬送部
Bc プラテンカバー部
Se1 後端検知センサ
Se2 レジセンサ
Se3 先端検知センサ
M1 給紙モータ
M2 搬送モータ

Claims (11)

  1. 画像形成ユニットと、画像読取ユニットと、原稿給送ユニットをこの順に上方に配置した画像形成システムであって、
    前記画像形成ユニットに前記画像読取ユニットを回動可能に連結する第1のヒンジ手段と、
    前記画像読取ユニットに前記原稿給送ユニットを回動可能に連結する第2のヒンジ手段と、
    前記第2のヒンジ手段による開動作を阻止するように画像読取ユニットと原稿給送ユニットとの間に配置されたロック手段と、
    前記画像形成ユニットに並設された原稿走行プラテン及び原稿載置プラテンと、
    前記原稿給送ユニットに配置され前記原稿走行プラテンに原稿給送する原稿搬送手段と、
    を備え、
    前記第1第2のヒンジ手段は、
    同一方向に開動作するように前記画像形成ユニットの背面側に配置されていると共に、
    前記第2のヒンジ手段は、一方は強いバネ力、他方は弱いバネ力を有する左右一対のヒンジ部材で構成され、
    前記ロック手段は、前記第1のヒンジ手段が開状態のとき前記第2のヒンジ手段の開動作を阻止するように構成されていると共に
    このロック手段は、前記強いバネ力を有するヒンジ部材と前記原稿搬送手段を挟んで対向する位置で前記画像形成ユニットの前面側に配置されていることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記第2のヒンジ手段は、
    前記強いバネ力を有するヒンジ部材が前記原稿走行プラテン側に、
    前記弱いバネ力を有するヒンジ部材が前記原稿載置プラテン側に、
    配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記ロック手段は、前記画像読取ユニットと原稿給送ユニットの一方に配置された固定係止部材と他方に配置された可動係止部材とで構成され、
    前記可動係止部材は前記固定係止部材に、前記第1のヒンジ手段が開状態のとき係合し、閉状態のとき離脱するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記ロック手段は、
    前記第1のヒンジ手段の開動作に応じて従動するスライド部材と、このスライド部材の運動を前記可動係止部材に伝達する伝動部材を具備していることを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記伝動部材はギアで構成されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  6. 前記固定係止部材と可動係止部材との係合部は、前記第1ヒンジ部材と前記走行プラテンの原稿走行方向において少なくとも一部が重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  7. 前記固定係止部材は、前記原稿搬送手段に設けられた係止爪と開口で形成され、前記可動係止部材の一部がその開口に入り係止爪と係止することを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記原稿給送ユニットは、
    原稿シートを収容する給紙トレイと、
    前記給紙トレイから原稿シートを前記原稿走行プラテンに給送する原稿搬送手段と、
    前記原稿走行プラテンからの原稿シートを収容する排紙トレイと、
    を備え、
    前記給紙トレイと排紙トレイは上下に略々並行に配置され、給紙トレイからの原稿を反転して排紙トレイに収容するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  9. 前記画像読取ユニットは、
    前記原稿給送ユニットから給送された原稿シート上の画像を読み取る原稿走行プラテンと、
    セットされた原稿シート上の画像を読み取る原稿載置プラテンと、
    前記原稿走行プラテンと原稿載置プラテン上の原稿シートの画像を読み取る画像読取手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  10. シート上に画像形成する画像形成ユニットの上方に配置され、原稿の読み取りを行う画像読取ユニットと、前記画像読取ユニットの上方に配置され原稿を搬送する原稿給送ユニットとを備えた画像読取装置であって、
    前記画像形成ユニットに対し前記画像読取ユニットを開閉可能に支持する第1のヒンジ手段と、
    前記画像読取ユニットに対し前記原稿給送ユニットを開閉可能に支持する第2のヒンジ手段と、
    前記画像形成ユニットに対し前記画像読取ユニットが開状態のとき前記原稿給送ユニットが開状態とならないよう前記画像読取ユニットと前記原稿給送ユニットとをロックするロック手段とを備え、
    前記第1のヒンジ手段と前記第2のヒンジ手段は、装置の主走査方向の一方端側に配置され、
    前記第2のヒンジ手段は、一方は強いバネ力、他方は弱いバネ力を有する左右一対のヒンジ部材で構成され、
    前記ロック手段は、前記原稿搬送手段を挟んで前記第1、第2のヒンジ手段とは反対側の他方端側であって、前記第2のヒンジ手段のうち、一方のヒンジ部材より強いバネ力で構成されたヒンジ部材側で前記画像読取ユニットと前記原稿給送ユニットとをロックすることを特徴とする画像読取装置。
  11. 前記第2のヒンジ手段は、原稿搬送方向に対して原稿搬送手段側のヒンジ部材のバネ力が、原稿搬送方向に対して原稿搬送手段と反対側のヒンジ部材のバネ力より大きいことを特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
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