JP5065692B2 - ギヤドモータ - Google Patents

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Description

本発明は、ギヤドモータに関する。
特許文献1において、図4に示されるような減速機が開示されている。
この減速機10は、内歯歯車13の内側で外歯歯車15を偏心回転させることによって両歯車13、15を噛合させ、内歯歯車13に発生する自転成分を取り出す構成とされた遊星歯車機構17を備える。
また、この種の減速機10を図示せぬモータと一体的に連結したギヤドモータも広く知られている。ギヤドモータは、さまざまな態様で使用され得るが、用途により、あるいは取付空間の制約により、その軸方向の寸法の短縮が強く要請される場合がある。
前記特許文献1において開示されている減速機10は、外歯歯車15と噛合する内歯歯車13の軸方向両端を通り、該軸方向と垂直な一対の平面12A及び12Bの間の変速機構領域14内で、且つ内歯歯車13の外周側において径方向に突出するベアリング装着部16(16A、16B)を第1のキャリヤ部材18に設けると共に、該ベアリング装着部16と内歯支持部材20との間で、且つ、変速機構領域14内において第1のキャリヤ部材18と内歯支持部材20との相対回転を許容するクロスローラ22を装架した構成とし、軸方向の寸法の増大を抑制している。
なお、符号24はオイルシール、25は第2のキャリヤ部材である。
特開2003−21198号公報
しかしながら、上記構成によれば、2つのキャリヤ部材18、25のうち、第1のキャリヤ部材18は、減速機10の半径方向中央部から外周部に至る剛部材を構成しているが、第2のキャリヤ部材25の外周にはオイルシール24が存在するため、該第2のキャリヤ部材25は、キャリヤボルト27のみで支持されるいわゆる片持ち状態となっており、減速機全体の剛性を高めるのが難しいという問題があった。その結果、剛性を高めるため、個々の部材の軸方向寸法(部材の厚み)を増大せざるを得ず、重量増大、コスト増大を招いていた。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであって、減速機の軸方向の寸法の短縮を図りながら、減速機全体の剛性をより高めることができ、より円滑な回転を長期に亘って維持することのできるギヤドモータを提供することをその課題としている。
本発明は、内歯歯車の内側で外歯歯車を偏心回転させることによって両歯車を噛合させると共に内歯歯車に発生する自転成分を取り出す構成とされた遊星歯車機構を備え、モータと連結して用いられるギヤドモータにおいて、前記外歯歯車の自転を拘束可能な内ピンが一体的に形成された内ピンプレートが、該外歯歯車の軸方向モータ側において当該減速機のケーシング本体に固定され、該内ピンプレートを介して当該減速機と前記モータとの連結が可能とされ、前記外歯歯車を偏心回転させるための偏心体軸が、前記内ピンプレートより前記モータの反減速機側カバーまで軸方向モータ側に延在され、前記内歯歯車と一体化された当該減速機の出力フランジが、前記外歯歯車の軸方向反モータ側に配置され、且つ前記偏心体軸が、前記外歯歯車の軸方向反モータ側において、該偏心体軸の外周に配置された軸受、該軸受の外周に配置された前記出力フランジ、該出力フランジと一体化された前記内歯歯車、及び該内歯歯車の外周に配置されたクロスローラを介した支持系統によって、前記減速機のケーシング本体に支持される構成とすると共に、該偏心体軸が、前記偏心体軸の外周に配置された軸受と、前記反減速機側カバーの内周に配置された軸受とによって2点で両持ち支持される構成としたことにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、外歯歯車の軸方向モータ側において、ケーシングに固定された内ピンプレートを介して高い剛性が確保される上に、内ピンが、この剛性の確保された内ピンプレートと一体的に形成されるため、(片持である分)軸方向長を短縮でき、かつ、(片持であっても)高い剛性を維持することができる。一方、外歯歯車の軸方向反モータ側においては、偏心体軸から最外周の減速機のケーシング本体に至るまでが、全て「剛体」である第1軸受、出力フランジ、内歯歯車、及びクロスローラを介して連結される。この相乗的な構成により、遊星歯車機構は、結局、軸方向両サイドにおいて剛性の高い部材が配置されることになり、減速機全体の剛性を非常に高く維持することができる。
これと同時に、本発明に係るギヤドモータは、前記剛性の確保された内ピンプレートを介してモータと連結されるため、モータとの「連結剛性」が高く、且つこの内ピンプレートがいわゆる減速機カバー、あるいはモータカバーの機能を兼用するため、これらが省略された分、ギヤドモータとして製品化したときの軸方向長さを、一層短縮することができる。
本発明により、減速機の軸方向の寸法の短縮を図りながら、減速機全体の剛性をより高めることができ、結果として軸方向長が短く、且つより円滑な回転を長期に亘って維持することができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態の一例を説明する前に、当該実施形態のベースとなった構成(比較構成)から説明する。
図1は、ギヤドモータ用の減速機30に扁平モータ32を連結することによって扁平ギヤドモータ34を構成したものであり、図2は図1のII−II線に沿う断面図である。
減速機30は、内歯歯車40の内側で外歯歯車42を偏心回転させることによって両歯車40、42を噛合させ、内歯歯車40に発生する自転成分を取り出す構成とされた遊星歯車機構44を備える。内歯歯車40の内歯は外ピン40Aで構成されている。図2(A)では略字表記されているが、図2(B)で部分拡大図示されているように、内歯歯車40の本体40B側には外ピン溝40Cが形成されており、外ピン40Aはこの外ピン溝40Cに1個置きに組み込まれている。外歯歯車42の外歯42Aとの歯数は、外ピン溝40Cの数(実質的な内歯の数に相当)に対して僅かだけ(図示の例では1だけ)少ない。外ピン40Aは全ての外ピン溝40Cに組み込む方が好ましいが、この例ではコストと組み付け工数の低減を意図して半数のみ組み込むようにしている。
外歯歯車42は、伝達容量を高く確保するために3枚用意されている。それぞれの外歯歯車42は、偏心体軸46に一体的に形成された偏心体46Aに装架されている。各偏心体46Aは、その偏心方向がそれぞれ円周方向に120°ずらされている。これにより、偏心体軸46の回転に伴って外歯歯車42はそれぞれ120°の位相差に保ちながら回転することになり、該外歯歯車42の偏心回転が実現可能である。
この減速機30においては、内ピンプレート48が外歯歯車42の軸方向Xの一方側(扁平モータ32側)において減速機30のケーシング本体50にボルト53を介して固定されている。ケーシング本体50は、内歯歯車40との間にオイルシール49とクロスローラ74を配置した外側ケース50Aと、クロスローラ74のみを配置した中央ケース50Bとからなる。内ピンプレート48には内ピン54が一体的に形成されている。内ピン54は、外歯歯車42の内ピン孔42Bを軸方向Xに貫通し、外歯歯車42の自転を拘束可能である。内ピン54の外周には、該内ピン54と外歯歯車42の内ピン孔42Bとの間の摺動抵抗を軽減するために、内ローラ55が装着されている。
外歯歯車42の軸方向反モータ側には、内歯歯車40と一体化された出力フランジ68が配置されている。出力フランジ68の側面68Aには、前記内ピン54の先端面54Aが対向しており、この内ピン54が対向している部分に凹部68Bが形成されている。又、この側面68Aのうち該凹部68B以外の部分は、機械加工が施された機械加工部68Cとされ、外歯歯車42の軸方向の位置決めがなされている。
減速機30と扁平モータ32はこの内ピンプレート48を介してボルト孔52に挿通されるボルトによって連結可能である。扁平モータ32は、コイルエンド56、ステータ58、磁石60、及びロータ62を備える。ステータ58の外周縁はモータケーシング51として内ピンプレート48と当接しており、減速機30のケーシング本体50と共にボルト53によって固定されている。符号52は、扁平ギヤドモータ34を固定するためのボルト(図示略)を挿通するための貫通孔である。
コイルエンド56は軸方向にスペースを占有し易いため、前記内ピンプレート48の扁平モータ32が接続される側の側面48Aには、扁平モータ32が接続されたときに該コイルエンド56を収容可能な凹部48Bが形成されている。この凹部48Bは、コイルエンド56の形状によっては、単に段部になっているだけでも軸方向短縮効果が得られる場合がある(例えば、後述の内ピンプレート48aの段部48Dを参照)。
減速機30の偏心体軸46は、内ピンプレート48よりも軸方向扁平モータ側に延在されており、スプライン63を介して扁平モータ32のロータ62と直接連結されている。即ち、偏心体軸46は、扁平モータ32のモータ軸を兼用している。又、この偏心体軸46は、該偏心体軸46の外周に配置された第1軸受70、該第1軸受70の外周に配置された出力フランジ68、該出力フランジ68とボルト69により一体化された内歯歯車40、及び該内歯歯車40の外周に配置されたクロスローラ74によって構成される第1支持系統SP1によって減速機30のケーシング本体50に支持されている。
又、この偏心体軸46は、当該第1支持系統SP1による支持に加え、偏心体軸46の外周に配置された第2軸受76、及び該第2軸受76の外周に配置された内ピンプレート48から構成される第2支持系統SP2によっても減速機30のケーシング本体50に支持される構成とされている。従って、結局外歯歯車42の軸方向Xの両サイドにおいて減速機30の半径方向中心側から最外周のケーシング本体50に至るまで、剛性の高い部材が連続して配置されることになる。
なお、図の符号64は扁平モータ32の回転を制御するためのレゾルバ(あるいはエンコーダ)、66はエンドカバー(反減速機側カバー)である。
次に、この減速機30及び該減速機30を備える扁平ギヤドモータ34の作用を説明する。
扁平モータ32の通電によってロータ62が回転すると、スプライン63を介して(モータ軸でもある)偏心体軸を46が回転する。偏心体軸46が回転すると該偏心体軸46と一体的に形成されている3つの偏心体46Aが回転し、この偏心体46Aの回転により、3枚の外歯歯車42が円周方向に120度の位相差を維持しながら偏心回転する。しかしながら、外歯歯車42の内ピン孔42Bには、内ピン54が貫通されており、且つこの内ピン54は、ケーシング本体50に固定されている内ピンプレート48と一体である。
そのため、外歯歯車42は、該内ピン54によってその自転が拘束されるため、(回転することなく)揺動のみを行い、この揺動によって内歯歯車40と外歯歯車42との噛合位置が順次ずれる現象が起こる。内歯歯車40の歯数(外ピン溝40Cの数に相当)と外歯歯車42の歯数は「1」だけ異なっているため、内歯歯車40と外歯歯車42の噛合位置のずれが1周するごとに(偏心体軸46が1回転するごとに)内歯歯車40は外歯歯車42との歯数差に相当する角度だけ自転することになる。この結果、結局、偏心体軸46の1回転に対して、内歯歯車40が1/(内歯歯車40の歯数)の角度だけ回転するという大きな減速作用が実現される。
このときの内歯歯車40の回転は、クロスローラ74を介してケーシング本体50によって支持される。内歯歯車40の回転は、該内歯歯車40とボルト69を介して一体化されている出力フランジ68に伝達され、該出力フランジ68の回転として出力される。
ここで、各部材の支持系統について着目すると、この比較構成においては、外歯歯車42の軸方向反扁平モータ側において、偏心体軸46から最外周の減速機30のケーシング本体50に至るまでが、全て「剛体」である第1軸受70、出力フランジ68、内歯歯車40、及びクロスローラ74を介して連結され、第1支持系統が形成されている。
更に、この比較構成においては、外歯歯車42の軸方向偏平モータ側において、偏心体軸46から最外周に至るまでの間が、第2軸受76及び内ピンプレート48を介した第2支持系統SP2によって、剛部材連結されている。内ピンプレート48は減速機30のケーシング本体50とモータケーシング51とに挟まれてボルト53によって強固に固定されているため、結局、外歯歯車42の軸方向モータ側においても高い剛性が確保できている。加えて、外歯歯車42の自転を拘束する内ピン54はこの剛性の確保された第2支持系統SP2の内ピンプレート48と一体的に形成されている。そのため、内ピン54は「片持」であって軸方向長が短縮できているにも拘わらず、高い剛性を維持することができる。
この結果、遊星歯車機構44は、結局、外歯歯車42の軸方向両サイドにおいて剛性の高い第1、第2支持系統SP1、SP2がそれぞれ形成されることから、減速機30全体の剛性を非常に高く維持することができる。
また、この比較構成に係るギヤドモータ用の減速機30は、このように剛性の確保された内ピンプレート48を介して扁平モータ32と連結されるため、連結剛性が高く、且つこの内ピンプレート48がいわゆる減速機カバー、あるいはモータカバーの機能を兼用するため、これらが省略された分、軸方向長が短い。
また、このギヤドモータ34は、モータとして扁平モータ32が採用され、元々軸方向長を短縮できるような構成とされている上に、内ピンプレート48の扁平モータ32が接続される側の側面48Aに、該扁平モータ32のコイルエンド56を収容するための凹部48Bが形成されているため、軸方向の短縮を図っていながら、コイルエンド56と内ピンプレート48との干渉が防止されている。しかも、この内ピンプレート48は、減速機ケーシング50及びモータケーシング51に強固に挟持されているため、凹部48Bを形成しても剛性が大きく低下することはない。
また、出力フランジ68の側面68Aのうち内ピン54と対向している部分に凹部68Bが形成されることによって、該内ピン54と出力フランジ68との軸方向における干渉が回避されている。更に、この側面68Aの凹部68B以外の部分68Cには機械加工が施され、この機械加工された部分68Cが、外歯歯車42の軸方向の位置決め機能を果たしているため、スラストワッシャ等の配置を省略でき、コスト低減と軸方向長の短縮が両立できている。また、側面68Aに凹部68Bを形成した後に機械加工を施す場合には、機械加工面積が凹部68Aの面積分低減されるため、コスト低減と加工時間の短縮の効果がある。
こうした工夫が相乗された結果、この比較構成に係る扁平ギヤドモータ34は、モータ軸が兼用された偏心体軸46を、高い剛性を維持しながら僅か2個の第1軸受70及び第2軸受76のみによって支持することが可能となっており、扁平ギヤドモータ34として製品化したときの軸方向長さX1を、最大限に短縮することを可能としながら、減速機30全体の剛性をより高めることができ、結果として、より円滑な回転を長期に亘って維持することが可能となっている。
図3に、本発明の実施形態の例を示す。先の比較構成では、(モータ軸を兼用する)偏心体軸46が外歯歯車42の両サイドに配置された第1軸受70及び第2軸受76によって支持される構成とされていたが、この実施形態では、第2軸受76を省略し、偏心体軸46aが、内ピンプレート48aより扁平モータ32aのエンドカバー(反減速機側カバー)66aまで延在されることにより、第1軸受70と該エンドカバー66aの内周に配置された第3軸受80とによって支持される構成としたものである。エンドカバー66aには該第3軸受80を組み込むための脚部66Fが形成されている。
この実施形態では、偏心体軸46a、第3軸受80、エンドカバー66aがモータケーシング51を介して減速機ケーシング50と連結されることで、第3支持系統SP3が形成される。即ち、先の第1支持系統SP1と合わせ、扁平ギヤドモータ34aの軸方向両サイドにおいて強固な第1、第3支持系統SP1、SP3が形成されることになる。この結果、偏心体軸46aは、該第1軸受70と第3軸受80とによる長いスパンで両持ち支持されることになり、安定した回転支持が実現できる。
その他の構成については、先の比較構成と共通であるため、途中で同一または実質的に同一の部分に同一の符号を付すにとどめ、重複説明を省略する。
なお、先の実施形態では軸方向長を極力短縮するため、モータとして扁平モータ34が採用されていたが、本発明は、モータの種類を特に限定するものではなく、いかなるモータを用いた場合でも、当該モータを極小の軸方向長で減速機と組み合わせることが可能なギヤドモータを得ることができる。
本発明は、あらゆる産業機械や物流機械等に利用可能であるが、特に、その軸方向長の短縮が求められる用途において有効に利用できる。
本発明の比較構成の一例であるギヤドモータの縦断面図 図1の矢視II−II線に沿う断面図 本発明の実施形態の一例であるギヤドモータの縦断面図 従来の減速機の一例を示す縦断面図
符号の説明
30…減速機
32…扁平モータ
40…内歯歯車
42…外歯歯車
46…偏心体軸
46A…偏心体
48…内ピンプレート
48B…凹部
50…ケーシング本体
54…内ピン
56…コイルエンド
58…ステータ
60…磁石
62…ロータ
63…スプライン
66…エンドカバー
68…出力フランジ
68B…凹部
68C…機械加工部
70…第1軸受
74…クロスローラ
76…第2軸受
80…第3軸受

Claims (4)

  1. 内歯歯車の内側で外歯歯車を偏心回転させることによって両歯車を噛合させると共に内歯歯車に発生する自転成分を取り出す構成とされた遊星歯車機構を備え、モータと連結して用いられるギヤドモータにおいて、
    前記外歯歯車の自転を拘束可能な内ピンが一体的に形成された内ピンプレートが、該外歯歯車の軸方向モータ側において当該減速機のケーシング本体に固定され、
    該内ピンプレートを介して当該減速機と前記モータとの連結が可能とされ、
    前記外歯歯車を偏心回転させるための偏心体軸が、前記内ピンプレートより前記モータの反減速機側カバーまで軸方向モータ側に延在され、
    前記内歯歯車と一体化された当該減速機の出力フランジが、前記外歯歯車の軸方向反モータ側に配置され、且つ
    前記偏心体軸が、前記外歯歯車の軸方向反モータ側において、該偏心体軸の外周に配置された軸受、該軸受の外周に配置された前記出力フランジ、該出力フランジと一体化された前記内歯歯車、及び該内歯歯車の外周に配置されたクロスローラを介した支持系統によって、前記減速機のケーシング本体に支持される構成とすると共に、
    該偏心体軸が、前記偏心体軸の外周に配置された軸受と、前記反減速機側カバーの内周に配置された軸受とによって2点で両持ち支持される構成とされ
    ことを特徴とするギヤドモータ。
  2. 請求項1において、
    前記内ピンの先端面が、前記外歯歯車を軸方向に貫通して前記出力フランジの側面と対向すると共に、
    この出力フランジの側面のうち該内ピンと対向する部分に凹部が形成されている
    ことを特徴とするギヤドモータ。
  3. 請求項において、
    前記凹部以外の部分に機械加工が施されており、かつ
    該機械加工の施された部分により、前記外歯歯車の軸方向の位置決めがなされる
    ことを特徴とするギヤドモータ。
  4. 請求項1〜のいずれかにおいて、
    前記内ピンの反内ピンプレート側の端部が支持されておらず、該内ピンが片持ち状態で前記内ピンプレートに支持されている
    ことを特徴とするギヤドモータ。
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