JP5057006B2 - 多層スパウトの製造方法 - Google Patents

多層スパウトの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5057006B2
JP5057006B2 JP2005114278A JP2005114278A JP5057006B2 JP 5057006 B2 JP5057006 B2 JP 5057006B2 JP 2005114278 A JP2005114278 A JP 2005114278A JP 2005114278 A JP2005114278 A JP 2005114278A JP 5057006 B2 JP5057006 B2 JP 5057006B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
multilayer
spout
sleeve
resin
multilayer sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005114278A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006290414A (ja
Inventor
高博 黒沢
健太郎 市川
公生 竹内
靖 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP2005114278A priority Critical patent/JP5057006B2/ja
Publication of JP2006290414A publication Critical patent/JP2006290414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5057006B2 publication Critical patent/JP5057006B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、多層スパウトの製造方法、特に機能性樹脂から成る中間層を有する多層スリーブが安定した姿勢でスパウト本体に装着され且つ機能性樹脂層が露出する多層スリーブの端部が十分に被覆されている多層スパウトを好適に製造することができる製造方法に関するものである。
近年、高機能食品等を充填し、スパウトから注出するスパウト付きパウチや紙容器等の容器において、酸素による内容物の変質やフレーバー低下を防止するため、パウチ、紙容器等の容器本体のみならず注出具となるスパウトに対しても酸素透過量が極めて少ないことが求められている。例えば、パウチについては、アルミニウム箔、錫箔、或いは鉄箔等の金属箔を有する多層フィルム、或いはポリアミド、エチレン−ビニルアルコール共重合体等の耐酸素透過性を有する樹脂層を設けた多層フィルムが用いられ、一方、注出具についても、注出具の内壁にガスバリアー性等に優れた遮断体が装着されている注出具が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、本出願人も、中間層にガスバリアー性樹脂を有する主樹脂層と、前記主樹脂層の内面を被覆する内面被覆樹脂層から成る注出具等の中空状多層樹脂成形物、及び前記主樹脂層を筒状主樹脂塊とし、その上端部に前記内面被覆樹脂から成る副樹脂塊を融着させ、前記副樹脂塊が筒状主樹脂塊の内層に沿って流動するように圧縮成形する圧縮成形方法を提案した。(特許文献2)
特開2001−213455号公報 特開2004−314336号公報
しかしながら、前述した特許文献1の注出具2は、注出具2の内壁にガスバリアー性等に優れた遮断体11が装着されているが、前記遮断体11が注出具2の内壁に形成した環状凹部10に装着されている。このため、遮断体11、即ち積層体3のガスバリアー性等を有する材料から成る中間層31の上端部及び下端部が注出具2を構成する樹脂で十分に被覆されず、また、注出具本体に対する溶着面積が十分に確保されない。
この結果、前記注出具では、注出具2と遮断体11の上端部及び下端部の要着部分からガスバリアー性等の材料が溶出する虞があり、内容物のフレーバー低下、また、衛生上も好ましくない。
一方、前述した特許文献2の中空状多層樹脂成形物は、主樹脂層の樹脂が内面に露出することがなく衛生性に優れるものであるが、その圧縮成形方法において、軟化乃至溶融状態の筒状主樹脂塊と副樹脂塊を用い、前記副樹脂塊を筒状主樹脂塊の内層に沿って流動させるため、ねじ部やフランジ部等の突起状を有する場合に筒状主樹脂塊のガスバリアー性樹脂層の偏肉、多重、切れ等が発生することがあり、更なる解決が望まれている。
そこで、本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたものであって、その解決しようとする課題は、機能性樹脂から成る中間層を有する多層スリーブが安定した姿勢で本体に装着され、且つ前記多層スリーブの端部を十分に被覆し、注出具(以下、本発明ではスパウトという)に対する溶着面積を十分に確保して、ガスバリアー性等の機能性樹脂の溶出を防止すると共に、衛生的に優れた多層スパウト、及びガスバリアー性等の機能性樹脂層を有する多層スパウトの成形における前記機能性樹脂の偏肉、多重、切れ等の発生を防止する製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するための第1の発明では、機能性樹脂から成る中間層を有する多層スリーブをコア型の外周面に装着すると共に、キャビティ型内にスパウト本体を構成する溶融樹脂塊を配置し、次いで前記多層スリーブが装着されたままの前記コア型と前記キャビティ型を相対的に移動して圧縮成形を行い、前記多層スリーブを前記スパウト本体の内周面に装着することを特徴とする。
前記第1の発明の多層スパウトの製造方法は、多層スパウトが、外周面にねじ部やフランジ部等の突起状を有する場合であっても、ガスバリアー性等の機能性樹脂層を有する多層スリーブを、前記機能性樹脂の偏肉、多重、切れ等の発生を容易に防止しながら、スパウト本体の内周面に沿って安定した姿勢で装着することができる。
第2の発明は、前記第1の発明において、前記多層スリーブを加熱して圧縮成形を行う構成とした
前記第2の発明の多層スパウトの製造方法は、多層スリーブを、スパウト本体の内周面に沿ってより一層確実に融着することができる
第3の発明は、前記第1又は2の発明において、前記コア型の基部が上方向にテーパ状に拡径している構成とした
前記第3の発明の多層スパウトの製造方法は、圧縮成形を行って多層スリーブをスパウト本体の内周面に装着する際に、キャビティ型内の溶融樹脂塊の流動圧がコア型の外周面に装着された多層スリーブに作用した場合も、多層スリーブのコア型に対する位置、姿勢が乱れることがなく、多層スリーブをスパウト本体の内周面の定位置に安定した姿勢で、確実に装着することができるようになる
第4の発明は、前記1から3のいずれかの発明において、前記多層スリーブの少なくとも一方の端部が埋設されるように前記多層スリーブを前記スパウト本体の内周面に装着する構成とした
前記第4の発明の多層スパウトの製造方法は、前記第1から第3の発明の多層スパウトを好適に製造することができる
第5の発明は、前記4の発明において、前記多層スリーブの少なくとも一方の端部を外側に折り又は曲げて圧縮成形する構成とした
前記第5の発明の多層スパウトの製造方法は、前記第1および第2の発明の多層スパウトを好適に製造することができる
第6の発明は、前記5の発明において、前記多層スリーブの端部内面と前記コア型の先端部外面との隙間に溶融樹脂塊を流入させて、前記多層スリーブの端部を外側に折り又は曲げを行う構成とした
前記第6の発明の多層スパウトの製造方法は、圧縮成形を行って多層スリーブをスパウト本体の内周面に装着する際に、コア型により圧縮された溶融樹脂塊を、前記多層スリーブの端部内面と前記コア型の先端部外面との間に形成される隙間に流入、流動させることにより、多層スリーブの端部が外側に曲げられる。圧縮成形時に多層スリーブの端部が外側に曲げられる。このため、前記多層スリーブの形状を工夫することなく、容易に多層スリーブ端部を軸方向に埋設した姿勢で、多層スリーブをスパウト本体の内周面に安定して装着することができる
第7の発明は、前記6の発明において、コア型が、多層スリーブを取りつけた場合に前記多層スリーブの端部に対応する位置近傍に狭径部を有し、且つ前記多層スリーブの端部内面と前記狭径部との間に環状溝を形成し、前記環状溝に溶融樹脂を流入させて、前記多層スリーブの端部及びその近傍の内面を前記溶融樹脂で被覆する構成とした
前記第7の発明の多層スパウトの製造方法は、圧縮成形を行って多層スリーブをスパウト本体の内周面に装着する際に、コア型により圧縮された溶融樹脂がコア型の狭径部と多層スリーブによって形成される環状溝に入り込み、多層スリーブの端部及びその近傍の内面が被覆される。このため、前記多層スリーブの形状を工夫することなく、容易に多層スリーブ端部及びその近傍の内面を軸方向に埋設した姿勢で、多層スリーブをスパウト本体の内周面に安定して装着することができる
第8の発明では、前記1から7のいずれかの発明において、溶融樹脂塊はオレフィン系樹脂である構成とした
前記第8の発明の多層スパウトの製造方法は、オレフィン系樹脂は圧縮成形等に適し、機能性樹脂から成る中間層を有する多層スリーブをスパウト本体の内周面に装着する際に、溶着性に優れ、多層スパウトを好適に製造することができる
前記発明によって製造される多層スパウトは、機能性樹脂から成る中間層を有する多層スリーブがスパウト本体の内周面に装着されている多層スパウトであって、前記多層スリーブの少なくとも一方の端部が、前記スパウト本体に埋設されていることを特徴とする
上記多層スパウトは、多層スリーブの端部が、スパウト本体を構成する樹脂で十分に被覆され、スパウトに対する溶着面積を十分に確保して、ガスバリアー性等の機能性樹脂の溶出を防止すると共に、衛生的に優れた多層スパウトとしている
また、本発明によって製造される多層スパウトは、多層スリーブの少なくとも一方の端部は外側に折り又は曲げられて前記スパウト本体に埋設されている構成となる
上記多層スパウトは、多層スリーブの端部が、スパウト本体を構成する樹脂で十分に被覆され、機能性樹脂の溶出を防止すると共に、衛生的に優れた多層スパウトとしている
また、本発明によって製造される多層スパウトは、多層スリーブの端部及びその近傍が前記スパウト本体の樹脂で被覆されて前記スパウト本体に埋設されている構成となる
上記多層スパウトは、多層スリーブに、外側に折り又は曲げ等の加工を施すことなく、その端部を、スパウト本体を構成する樹脂で十分に被覆し、機能性樹脂の溶出を防止した衛生的に優れる多層スパウトとしている
また、本発明によって製造される多層スパウトでは、多層スリーブ内層および外層、ならびに前記スパウト本体を構成する樹脂はオレフィン系樹脂から成る
上記多層スパウトは、機能性樹脂から成る中間層を有する多層スリーブをスパウト本体の内周面に装着した際に、溶着性に優れた多層スパウトとすることができる
本発明の多層スパウトの製造方法によれば、ガスバリアー性等の機能性樹脂層を有する多層スパウトを容易に製造できると共に、その製造時に前記機能性樹脂の偏肉、多重、切れ等の発生を生じることがない
また、本発明によって製造される多層スパウトによれば、スパウトに、機能性樹脂から成る中間層を有する多層スリーブが安定した姿勢で本体に装着され、且つ前記多層スリーブの端部を十分に被覆し、スパウトに対する溶着面積を十分に確保して、ガスバリアー性等の機能性樹脂の溶出が防止され、衛生的に優れた多層スパウトとすることができる
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウト100を示す要部断面説明図である。
この多層スパウト100は、スパウト本体1と、機能性樹脂層から成る中間層を有する多層スリーブ2とを具備して構成されている。多層スリーブ2は、機能性樹脂層2aが露出する両端部を外側に折り曲げられてスパウト本体1を構成する樹脂で被覆された状態でスパウト本体1に装着されている。また、多層スリーブ2については、図2を参照しながら後述する。
スパウト本体1は、内周面に内容物(図示せず)が流入出する導管部1aと、外周面に封止キャップの雌ねじ(図示せず)と螺合する雄ねじ部1bと、パウチ等の包装容器とのシール、内容物の充填、キャップの装着、或いは搬送時にスパウトを把持、支持するための第1フランジ部1cと、第2フランジ1d、およびパウチ等の包装容器とのシールを行う取付部1eとを有する。このように、多層スリーブ2の両端部が外側に折り曲げられて下折り返し部2eおよび上折り返し部2fが形成され、スパウト本体1を構成する樹脂で軸方向に十分に被覆されており、スパウト本体1に対する溶着面積を十分に確保して、ガスバリアー性等の機能性樹脂の溶出が防止され、衛生的に優れた多層スパウトとなる。
なお、その下折り返し部2eおよび上折り返し部2fの成形を含む前記多層スパウト100の製造方法については、図3および図4を参照しながら後述する。
スパウト本体1を構成する樹脂は、熱可塑性樹脂であるオレフィン系樹脂、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、線状超低密度ポリエチレン(LVLDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)或いはこれらのブレンド物が採用できる。また、熱可塑性ポリエステル樹脂全般についても用いることができ、エチレンフタレート系熱可塑性ポリエステル(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の他のポリエステル、或いはこれらとポリカーボネートやポリアリレート等とのブレンド物も採用できる。
図2は、図1のA部の拡大説明図である。
この図は、多層スリーブ2の要部を示している。多層スリーブ2は、機能性樹脂層2aが内層2bおよび外層2cによって接着剤層2dを介して構成されている。
機能性樹脂層2aは、用途に応じて例えばガスバリアー性樹脂層または酸素吸収性樹脂層等の所定の機能を有する樹脂が使用される。なお、ガスバリアー性樹脂としては、例えば酸素ガスバリアー層として用いる場合の好適な例としては、ビニルアルコール単位の含有量が40〜85モル%、特に55〜80モル%、ケン化度が96%以上、特に99%エチレンービニルアルコール共重合体が挙げられる。また、他の酸素ガスバリアー性樹脂としては、ナイロン樹脂、特に、ナイロン6、ナイロン8、ナイロン11、ナイロン6,6、ナイロン6,10、ナイロン10,6、ナイロン6/6,6共重合体等の脂肪族ナイロン、ポリメタキシリレンアジパミド等の部分芳香族ナイロン、さらにはポリグリコール酸樹脂が挙げられる。そして、これらの酸素ガスバリアー性樹脂は、内容物の保存性および保香性の点から、酸素透過係数が5.5×10−12cc・cm/cm・sec・cmHg(23℃、0%RH)以下であることが望ましい。
他方、機能性樹脂層2aを酸素吸収性樹脂層とする場合は、前記ガスバリアー性樹脂層に酸素吸収性を付加しても良く、前記ガスバリアー性樹脂層の樹脂自体が酸素吸収性を有する構造としても良い。このような樹脂としては、例えば樹脂の酸化反応を利用したものが挙げられ、酸化性の有機材料、例えばポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリプロピレン、エチレン・酸化炭素重合体、ナイロン−6、ナイロン−12、メタキシリレンジアミン(MX)ナイロンのようなポリアミド類に、酸化触媒としてコバルト、ロジウム、銅等の遷移金属を含む有機酸塩類や、ベンゾフェン、アセトフェン、クロロケトン類のような光増感剤を加えたものが使用できる。これらの酸素吸収材料を使用した場合は、紫外線、電子線のような高エネルギー線を照射することによって、一層の効果を発現させることもできる。
また、前記ガスバリアー層の樹脂に酸化可能な有機成分を含有させて、ガスバリアー層の酸化劣化によるガスバリアー性の低下を生じることなく酸素吸収性を発現してもよい。このような酸化有機成分としては、ポリエンから誘導されるポリエン系重合体が好ましく、カルボン酸基、カルボン酸無水物基、水酸基が導入されていることが望ましい。これらの官能基としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、不飽和カルボン酸、無水マレイン酸、不飽和カルボン酸の無水物等が挙げられ、遷移金属触媒としてはコバルトが望ましい。
また、前記ガスバリアー層を構成する樹脂に酸素吸収剤を配合してもよく、このような酸素吸収剤としては還元性を有する金属粉、例えば、還元性鉄粉、還元性亜鉛、還元性錫粉、金属低位酸化物、還元性金属化合物の一種又は二種以上を組み合わせたものを主成分としたものが挙げられる。これらは必要に応じて、アルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、亜硫酸塩、有機酸塩、ハロゲン化物、さらに活性炭、活性アルミナのような助剤とも組み合わせて使用することができる。あるいは、多価フェノールを骨格内に有する高分子化合物、例えば、多価フェノール含有フェノール・アルデヒド樹脂等が挙げられる。
水分遮断性樹脂としては、環状オレフィン系共重合体、オレフィンと環状オレフィンとの非晶質乃至低結晶性共重合体(COC)が使用できる。前記のガスバリアー性樹脂、酸素吸収性樹脂等には、充填剤、着色剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、酸化防止剤、老化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、金属石鹸やワックス等の滑剤、改質剤を配合できる。さらに、前記多層構成とする場合には、各樹脂層間に必要により接着剤、あるいは、接着剤層を介在させることもできる。
内層2bおよび外層2cは、例えばスパウト本体1と同じ熱可塑性樹脂であるオレフィン系樹脂を選択することができる。
図3及び図4は、図1に示す多層スパウト100の製造方法を示す図で、図3は、圧縮成形で用いられるコア型10を示す要部断面説明図である。
このコア型10には、その外周面に多層スリーブ2が装着され、多層スリーブ2の両端部は、予め外側に折り返されて下折り返し部2eおよび上折り返し部2fが形成されている。また、コア型10は多層スリーブ2のインサート方向に対する移動を防止するため、上方向にテーパ状に拡径するテーパ部12を有し、コア型10で溶融樹脂塊30を圧縮する際に、圧縮された溶融樹脂塊30の流動による多層スリーブの軸方向(インサート方向)への移動を好適に抑制し、これにより、多層スリーブ2を安定した姿勢でスパウト本体1に装着することができる。
コア型10は、溶融樹脂塊30を受けるキャビティ型20に相対的に移動され多層スパウト100の導管部1aを成形する。なお、コア型10とキャビティ型20を相対的に移動して圧縮成形を行う前に、多層スリーブ2がコア型10の外周面に装着された状態で、多層スリーブ2を必要に応じて予加熱する。加熱温度は、例えば多層スリーブの内外層をポリプロピレン樹脂とした場合は160℃である。多層スリーブ2を予加熱することにより、多層スリーブ2がスパウト本体1を構成する溶融樹脂塊30と好適に融着させることができる。これにより、多層スリーブ2を安定した姿勢でスパウト本体1に装着することができるようになる。
図4は、本発明の実施形態1に係る多層スパウト100の製造工程を示す説明図である。
先ず、図4の(a)に示すように、内周面に多層スパウト100の外周面形状が形成されたキャビティ型20内に溶融樹脂塊30を入れ、次いで、図4の(b)に示すように、加熱した多層スリーブ2を外周面に装着したコア型10をキャビティ型20に相対的に移動し、圧縮成形を行う。
この時、多層スリーブ2が基部に装着され且つ多層スリーブの上部はテーパ部12によって移動を抑制されるため、溶融樹脂塊30をコア型10で圧縮する際の溶融樹脂塊30の流動によって多層スリーブ2の配置が乱されることがなく、前記多層スリーブ2の予め外側に折り返された下折り返し部2eおよび上折り返し部2fの両端部が、溶融樹脂塊30、即ち前記スパウト本体1によって軸方向に埋設されて好適に被覆される。
そして、図4の(c)に示すように、溶融樹脂塊30が冷却して硬化後、コア型10をキャビティ型20から引き抜くと共にキャビティ型20を開いて多層スパウト100を得る。
また、多層スリーブ2のいずれか一方の端部、例えば下方端部のみを外側に折り曲げた状態で多層スリーブ2をコア型10の基部の外周面に装着し、前述の図4の製造方法を適用してもよく、この場合は、多層スリーブ2の下方端部のみが外側に折り曲げられた多層スパウト100が製造される。
図5は、本発明の実施形態2に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウト200を示す要部断面説明図である。
この多層スパウト200は、多層スリーブ3が、機能性樹脂層2aが露出する下方端部を外側に曲げて下方曲げ部3aを形成し、スパウト本体1を構成する樹脂で軸方向に十分に被覆してスパウト本体1に装着されている。また、曲げ角度θは導管部1aを基準にして90°から180°の範囲にあることが望ましい。
図6及び図7は、図5に示す多層スパウト200の製造方法を示す図で、図6は、圧縮成形で用いられるコア型13を示す要部断面説明図である。
このコア型13は、その外周面に多層スリーブ3が装着され、その下方の先端部に多層スリーブ3の下端部内面と隙間Sを形成するR部14と、多層スリーブ3のインサート方向に対する移動を防止するテーパ部12とを有する。
コア型13は、溶融樹脂塊30を受けるキャビティ型20に相対的に移動される。
そして、圧縮成形時に、前記多層スリーブ3の下端部内面と前記コア型13の先端部のR部14の外面との隙間Sに圧縮された溶融樹脂塊30を流入、流動させて、前記多層スリーブ3の下端部を外側に折り又は曲げを行い、多層スパウト200の多層スリーブ3の下端部に下方曲げ部3aを形成する。
このため、前記多層スリーブの形状を工夫することなく、多層スリーブの下端部を軸方向に埋設した姿勢で十分に被覆し、スパウト本体1に対する溶着面積を十分に確保して、多層スリーブ3をスパウト本体1の内周面に安定して装着することができる。
図7は、本発明の実施形態2係る多層スパウト200の製造工程を示す説明図である。
先ず、図7の(a)に示すように、内周面に多層スパウト200の外周面形状が形成されたキャビティ型20に溶融樹脂塊30を入れ、次いで、図7の(b)に示すように、加熱した多層スリーブ3を外周面に装着したコア型13をキャビティ型20に相対的に移動して圧縮成形を行う。
この時、前記多層スリーブ3の下端部内面とコア型13との隙間Sに溶融樹脂塊30の溶融樹脂が流入し、コア型13先端部のR部14の外周面に沿って流動するため、多層スリーブ3の下方端部が外側に折られ、又は曲げられ、さらに多層スリーブ3の上部はテーパ部12によって制動されているため、下方曲げ部3aが好適に形成される。これにより、多層スリーブ3の機能性樹脂層2aが露出する下端部が溶融樹脂塊30、即ち前記スパウト本体1によって軸方向に埋設されて好適に被覆される。
そして、図7の(c)に示すように、溶融樹脂塊30が冷却して硬化後、コア型13をキャビティ型20から引き抜くと共にキャビティ型20を開いて多層スパウト200を得る。
尚、本実施の形態の多層スパウト200では、多層スリーブ3が機能性樹脂層2aが露出する下方端部を外側に曲げて下方曲げ部3aを形成し、スパウト本体1を構成する樹脂で被覆してスパウト本体1に装着されているが、前記多層スリーブ3の機能性樹脂が露出する上方端部を外側に曲げて上方曲げ部を形成しても良く、その場合、後述する図12に例示したようにキャビティ型20の上下関係を逆にすれば良い。
図8は、本発明の実施形態3に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウト300を示す要部断面説明図である。
この多層スパウト300は、多層スリーブ4が、機能性樹脂層2aが露出する下方端部及びその近傍の内面が、スパウト本体1の下方被覆部1fで軸方向に十分に被覆してスパウト本体1に装着されている。
図9及び図10は、図8に示す多層スパウト300の製造方法を示す図で、図9は、圧縮成形で用いられるコア型15を示す要部断面説明図である。
このコア型15は、その外周面に多層スリーブ4を装着した際に、その下方或いは下端部に前記多層スリーブ4の下端部とその近傍内面との間に環状溝Gを形成する縮径部16を有する。
そして、圧縮成形時に、この環状溝Gに溶融樹脂塊30の樹脂が流入し、多層スリーブ4の機能性樹脂層2aが露出する下方端部及びその近傍の内面が、スパウト本体1の下方被覆部1fで軸方向に十分に被覆してスパウト本体1に装着される。
図10は、本発明の実施形態3に係る多層スパウト300の製造工程を示す説明図である。
先ず、図10の(a)に示すように、内周面に多層スパウト300の外周面形状が形成されたキャビティ型20に溶融樹脂塊30を入れ、次いで、図10の(b)に示すように、加熱した多層スリーブ4を外周面に装着したコア型15をキャビティ型20に相対的に移動して圧縮成形を行う。
この時、コア型15の下方或いは下端部の縮径部16と、多層スリーブ4の下端部とその近傍内面との間に形成される環状溝Gに、溶融樹脂塊30をコア型15で圧縮した際に、溶融樹脂塊30の樹脂が流入、流動し、多層スリーブ4の機能性樹脂層2aが露出する下方端部及びその近傍の内面を覆うスパウト本体1の下方被覆部1fが好適に形成される。これにより、多層スリーブ4の機能性樹脂層2aが露出する下端部が溶融樹脂塊30、即ち前記スパウト本体1によって軸方向に埋設されて好適に被覆される。
そして、図10の(c)に示すように、溶融樹脂塊30が冷却して硬化後、コア型15をキャビティ型20から引き抜くと共にキャビティ型20を開いて多層スパウト300を得る。
図11は、本発明の実施形態4に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウト400を示す要部断面説明図である。
この多層スパウト400は、多層スリーブ4が、機能性樹脂層2aが露出する上方端部及びその近傍の内面を、スパウト本体1の上方被覆部1hで軸方向に十分に被覆してスパウト本体1に装着されている。
図12は、本発明の実施形態4に係る多層スパウト400の製造工程を示す説明図である。
そして、本実施の形態の製造方法においては、前述した実施の形態3のキャビティ型20の上下関係を逆とし、同様のコア型15を用いて圧縮成形を行うものである。
先ず、図12の(a)に示すように、内周面に多層スパウト400の外周面形状が形成されたキャビティ型22に溶融樹脂塊30を入れ、次いで、図10の(b)に示すように、加熱した多層スリーブ4を外周面に装着したコア型15をキャビティ型22に相対的に移動して圧縮成形を行う。
この時、コア型15の下方或いは下端部の縮径部16と、多層スリーブ4の上端部とその近傍内面との間に形成される環状溝Gに、溶融樹脂塊30の樹脂が流入、流動し、多層スリーブ4の機能性樹脂層2aが露出する上方端部及びその近傍の内面を覆うスパウト本体1の上方被覆部1hが好適に形成される。
これにより、多層スリーブ4の機能性樹脂層2aが露出する上端部が溶融樹脂塊30、即ち前記スパウト本体1によって軸方向に埋設されて好適に被覆される。
そして、図12の(c)に示すように、溶融樹脂塊30が冷却して硬化後、コア型15をキャビティ型22から引き抜くと共にキャビティ型22を開いて多層スパウト400を得る。
図13は、本発明の実施形態5に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウト500を示す要部断面説明図である。
この多層スパウト500は、多層スリーブ2の機能性樹脂層2aが露出する上端部が、前述した実施の形態1と同じく予め外側に折り曲げられた上折り返し部2fを有し、また、下端部及びその近傍の内面が、前述した実施の形態3と同じくスパウト本体1の下方被覆部1fで被覆し、スパウト本体1を構成する樹脂で軸方向に十分に被覆された状態でスパウト本体1に装着されている。
図14及び図15は、図13に示す多層スパウト500の製造方法を示す図で、図14は、圧縮成形で用いられるコア型17を示す要部断面説明図である。
このコア型17は、その外周面に多層スリーブ2が装着され、その下方に多層スリーブ2の下端部及びその近傍の内面と環状溝Gを形成する縮径部16を有し、前記多層スリーブ2の上端部は予め折り返された上折り返し部2fを形成してコア型17に装着される。
図15は、本発明の実施形態5に係る多層スパウト500の製造工程を示す説明図である。
先ず、図15の(a)に示すように、内周面に多層スパウト500の外周面形状が形成されたキャビティ型20に溶融樹脂塊30を入れ、次いで、図15の(b)に示すように加熱した多層スリーブ4を外周面に装着したコア型17をキャビティ型20に相対的に移動して圧縮成形を行う。
この時、コア型17の下方或いは下端部の縮径部16と、多層スリーブ4の下端部とその近傍内面との間に形成される環状溝Gに、溶融樹脂塊30の樹脂が流入、流動し、多層スリーブ4の機能性樹脂層2aが露出する下方端部及びその近傍の内面を覆うスパウト本体1の下方被覆部1fが好適に形成され、また、前記多層スリーブ2の予め外側に折り返された上折り返し部2fの上端部が、同様に埋設されて好適に被覆される。
これにより、多層スリーブ4の機能性樹脂層2aが露出する両端部が溶融樹脂塊30、即ち前記スパウト本体1によって軸方向に埋設されて好適に被覆される。
そして、図15の(c)に示すように、溶融樹脂塊30が冷却して硬化後、コア型17をキャビティ型20から引き抜くと共にキャビティ型20を開いて多層スパウト500を得る。
尚、上記多層スパウト及び本発明の多層スパウトの製造方法は、適宜その形状、製造方法を単一、或いは複数を組み合わせた形態であってもよく、前述した実施の形態に限定されるものではない。
図16は、本発明の上記製造方法によって製造される多層スパウトの酸素透過量測定結果を示すグラフである。
このグラフより、本発明に係る多層スパウトの酸素透過量は従来のスパウトの酸素透過量の約1/8であり、本発明に係る多層スパウトはガスバリアー性能または酸素吸収性においても優れていることが分かる。
このように、本発明の多層スパウトの製造方法によれば、スパウト本体が外周面にねじ部やフランジ部等の突起部を有する形状であっても、ガスバリアー性等の機能性樹脂層を有する多層スリーブを、前記機能性樹脂層の偏肉、多重、切れ等の発生を生じることがなく、安定した姿勢でスパウト本体に装着することができる。
さらに、機能性樹脂層が露出する多層スリーブの端部を十分に被覆し、スパウト本体に対する溶着面積を十分に確保して、ガスバリアー性等の機能性樹脂の溶出が防止され、衛生的に優れた多層スパウトとすることができる。
本発明の多層スパウトの製造方法は、ガスバリアー性等の機能性樹脂層を中間層とするパウチや紙容器等の注出用のスパウトを製造する製造方法に対し好適に適用される。
本発明の実施形態1に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウトを示す要部断面説明図である。 図1のA部の拡大説明図である。 本発明の実施形態1に係る多層スパウトの製造方法で用いられるコア型を示す要部断面説明図である。 本発明の実施形態1に係る多層スパウトの製造工程を示す説明図である。 本発明の実施形態2に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウトを示す要部断面説明図である。 本発明の実施形態2に係る多層スパウトの製造方法で用いられるコア型を示す要部断面説明図である。 本発明の実施形態2に係る多層スパウトの製造工程を示す説明図である。 本発明の実施形態3に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウトを示す要部断面説明図である。 本発明の実施形態3に係る多層スパウトの製造方法で用いられるコア型を示す要部断面説明図である。 本発明の実施形態3に係る多層スパウトの製造工程を示す説明図である。 本発明の実施形態4に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウトを示す要部断面説明図である。 本発明の実施形態4に係る多層スパウトの製造工程を示す説明図である。 本発明の実施形態5に係る多層スパウトの製造方法によって製造される多層スパウトを示す要部断面説明図である。 本発明の実施形態5に係る多層スパウトの製造方法で用いられるコア型を示す要部断面説明図である。 本発明の実施形態5に係る多層スパウトの製造工程を示す説明図である。 本発明の上記製造方法によって製造される多層スパウトの酸素透過量測定結果を示すグラフである。
1 スパウト本体
2,3,4,5 多層スリーブ
10,13,15,17 コア型
20,22 キャビティ型
100,200,300,400,500 多層スパウト

Claims (8)

  1. 機能性樹脂から成る中間層を有する多層スリーブをコア型の外周面に装着すると共に、キャビティ型内にスパウト本体を構成する溶融樹脂塊を配置し、次いで前記多層スリーブが装着されたままの前記コア型と前記キャビティ型を相対的に移動して圧縮成形を行い、前記多層スリーブを前記スパウト本体の内周面に装着することを特徴とする多層スパウトの製造方法。
  2. 前記多層スリーブを加熱して圧縮成形を行う請求項1に記載の多層スパウトの製造方法
  3. 前記コア型の基部が、上方向にテーパ状に拡径している請求項1又は2に記載の多層スパウトの製造方法
  4. 前記多層スリーブの少なくとも一方の端部が埋設されるように、前記多層スリーブを前記スパウト本体の内周面に装着する請求項1から3のいずれかに記載の多層スパウトの製造方法
  5. 前記多層スリーブの少なくとも一方の端部を外側に折り又は曲げて圧縮成形する請求項4に記載の多層スパウトの製造方法
  6. 前記多層スリーブの端部内面と前記コア型の先端部外面との隙間に溶融樹脂を流入させて、前記多層スリーブの端部を外側に折り又は曲げを行う請求項5に記載の多層スパウトの製造方法
  7. コア型が、多層スリーブを取りつけた場合に前記多層スリーブの端部に対応する位置近傍に狭径部を有し、且つ前記多層スリーブの端部内面と前記狭径部との間に環状溝を形成し、前記環状溝に溶融樹脂を流入させて、前記多層スリーブの端部及びその近傍の内面を前記溶融樹脂で被覆する請求項4に記載の多層スパウトの製造方法
  8. 前記多層スリーブの内層および外層、ならびに前記スパウト本体を構成する樹脂がオレフィン系樹脂である請求項1乃至7の何れかに記載の多層スパウトの製造方法
JP2005114278A 2005-04-12 2005-04-12 多層スパウトの製造方法 Expired - Fee Related JP5057006B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005114278A JP5057006B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 多層スパウトの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005114278A JP5057006B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 多層スパウトの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006290414A JP2006290414A (ja) 2006-10-26
JP5057006B2 true JP5057006B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=37411426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005114278A Expired - Fee Related JP5057006B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 多層スパウトの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5057006B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019031318A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 旭化成株式会社 スパウト

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10338279A (ja) * 1997-06-04 1998-12-22 Nippon Tetrapack Kk スパウト付液体食品用容器及びその製造方法
JP4423689B2 (ja) * 1998-01-21 2010-03-03 東洋製罐株式会社 ノズル付き押出容器及びその製法
JP2001055238A (ja) * 1999-06-08 2001-02-27 Tsutsumi Yotaro 胴部と接合部を介して一体化される容器用プラスチックノズル、ノズル付き押出容器及びその製法
JP4641078B2 (ja) * 2000-02-01 2011-03-02 大日本印刷株式会社 注出具及び注出具付き包装袋
JP2002211594A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Toyo Seikan Kaisha Ltd 容器用注出部材
JP2003275278A (ja) * 2002-03-26 2003-09-30 Naigai Kasei Kk 医療用栓体および医療用キャップ
JP2003291990A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Toyo Seikan Kaisha Ltd 容器用注出部材及び該部材が一体的に装着された容器
JP4385614B2 (ja) * 2003-02-13 2009-12-16 東洋製罐株式会社 多層注出部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006290414A (ja) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8403186B2 (en) Composite spout and injection-forming apparatus for forming the composite spout
EP3296076B1 (en) Integrally blow-moulded bag-in-container having an inner layer and the outer layer made of the same material and preform for making it
JP4672429B2 (ja) 積層フィルムのシーラント層の形成方法、積層フィルムの製造方法および包装袋の製造方法
US20080257847A1 (en) Integrally blow-moulded bag-in-container having a bag anchoring point; process for the production thereof; and tool therefor
EP2146832A1 (en) Integral two layer preform, process and apparatus for the production thereof, process for producing a blow-moulded bag-in container, and bag-in-container thus produced
JPH0239985B2 (ja)
JPWO2004113180A1 (ja) インモールドラベル方式プラスチック容器
JP4848800B2 (ja) 複合スパウト及び複合スパウトを形成する射出成形装置
JP2009532297A (ja) チューブ用の軟質複層構造体
MXPA01009807A (es) Estructuras plasticas multicapas, recipientes elaborados con las mismas y control de la ondulacion.
JP5057006B2 (ja) 多層スパウトの製造方法
JP4784765B2 (ja) 多層樹脂成形物及びその製造方法
JP4735808B2 (ja) 多層樹脂成形物及びその製造方法
JP5072239B2 (ja) 複合スパウト
JP5653744B2 (ja) ラミネートチューブ容器の通路閉鎖材用原反および通路閉鎖材付ラミネートチューブ製品
JP4340853B2 (ja) 中空状多層樹脂成形物の圧縮成形方法
CN105555501A (zh) 用于制造多屏障层吹模容器的方法
JP2002120848A (ja) プラスチック容器
JP5643041B2 (ja) 注出具の製造方法
JP5303937B2 (ja) 注出口付き紙容器
JP6764440B2 (ja) 容器およびその製造方法
JP2014091265A (ja) ラミネートチューブ容器用の積層材料およびそれを用いた包装容器
JP2001145952A (ja) プラスチック容器乃至容器構成部材の製造方法
JP4168382B2 (ja) 酸素の吸収性と遮蔽性に優れた多層成形容器
JP2020023339A (ja) 容器及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120704

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120717

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5057006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees