JP5056370B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法および撮像装置の制御プログラム、ならびに、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法および撮像装置の制御プログラム、ならびに、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、動画像と静止画像とを記録可能な撮像装置、撮像装置の制御方法および撮像装置の制御プログラム、ならびに、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムに関し、特に、動画像を記録しながら静止画像を記録する構成に関する。
一般に、静止画像の撮影を主とするディジタルスチルカメラや、動画像の撮影を主とするディジタルビデオカメラの撮像素子の走査方法は、静止画撮影と動画撮影で各々適したものが主となり、その走査方法がシステム全体に大きく関与している。近年のディジタルスチルカメラは、数100万以上の画素数を持つ撮像素子を使用しており、より高解像度な静止画像を記録するために、撮像素子からの出力として、1/30秒若しくはそれ以上の時間をかけた順次走査を行った画像信号が採用されている。一方、ディジタルビデオカメラは、被写体の動解像度を上げるため、1/60秒毎の飛越走査による画像信号が採用されることが多い。
このように、用途に応じて撮像素子の走査方法を適宜選択する場合において、1台の撮像装置において動画像と静止画像とを並列的に記録することを考える。
例えば静止画像記録の品位を優先したシステムの場合、1/30秒毎若しくはそれ以上の順次走査による画像を用いて動画像を記録することになるため、動解像度が不足することになる。逆に、動画像記録の品位を優先したシステムの場合、静止画像を、静止画記録指示が行われた瞬間(例えばシャッタボタンを押した時点)の1枚の動画像から取得する方法が考えられる。この場合には、色差補正やガンマ補正など基本的な画質処理が動画主体となり、必ずしも静止画に適した処理が行われないおそれがある。
さらに、動画像記録と静止画像記録の両機能を、撮像素子と処理手段とを共通に用いて互いに高品位な画像取得を目的として実現しようとした場合、走査方法など撮像素子全体の動作切換が必要となってくる。その結果、例えば動画像記録の最中に、高解像度な静止画像記録の指示が行われた場合、撮像素子の制御の切り換えと撮像信号処理の動作切換とが必要となり、静止画像取得期間中は、撮像素子から出力される動画像に適した撮像信号が途切れてしまうため、動画像記録が時間的に不連続となるおそれがある。
この静止画記録に伴う動画像記録の不連続性を回避するための技術が、特許文献1に記載されている。この特許文献1の記載によれば、動画周期のN(N≧2)倍毎に動画像よりも高い解像度を有する撮像信号を出力することで、動画像の解像度や画質を落とすことなく高解像度な静止画を得ることを可能としている。
特開2002−44531号公報
しかしながら、この特許文献1の記載のように、動画周期のN倍毎に静止画用の高解像度信号を出力することは、換言すれば、残りの(N−1)フレーム期間に出力される撮像信号は、動画用の解像度になり、この期間に高解像度な静止画像を得ることが困難になってしまうという問題点があった。
また、これを解決するために、例えば動画像の記録中に、静止画像のRAWデータを一時的にメモリに格納し、垂直ブランキング期間や水平ブランキング期間などに、メモリに格納されたRAWデータの現像処理を行うことが考えられる。
しかしながら、この方法では、動画像に対する処理と、静止画像に対する処理とを数msec単位乃至数10msec単位で切り替える必要があり、動作の保証が困難になるという問題点があった。また、商品性能的に、ある程度の静止画像の撮影間隔を確保する必要があるため、時間が固定的なブランキング期間中に1枚のRAWデータによる静止画像の現像処理を完了させる必要がある。この性能を満たすためには、静止画像処理中のクロック周波数をより高速に切り替えるなどの対策を講ずる必要があり、制御が複雑になってしまうという問題点があった。
さらに、これらを解決するために、動画像処理および静止画像処理のそれぞれに対して信号処理のパスを設け、動画像処理および静止画像処理のそれぞれにおいて最適な処理を行い、高画質を得られるようにすることも考えられる。しかしながら、この場合には、同様の処理機能を2系統、持つ必要があるため、コストが嵩んでしまうという問題点があった。
さらにまた、近年では、ディジタルスチルカメラやディジタルビデオカメラに対して、HD(High Definition)動画像対応、被写体認識機能、超高速連写機能といった付加機能を搭載する例が多く見られる。これらの付加機能は、フレーム間の動き量や、フレームに特定パターンが含まれているか否かを広範囲に検出する必要があり、フレームメモリなどに対するアクセス帯域を大幅に増加させる要因となる。
動画像を記録しながら静止画像を記録する機能は、HD動画像のデータレート(数10MB(Mega Byte)/sec)や、静止画像のRAWデータの画素数が1000万画素を超えることなどを考えると、非常に大きなメモリアクセス帯域が要求されることが予想される。そのため、上述した付加機能に対して画像データのアクセスを行うメモリを共用してシステム化する場合、各処理それぞれに対するメモリアクセス帯域を保証することが困難となるおそれがあり、メモリアクセス帯域が破綻した場合には、全ての機能の処理が中断されてしまう可能性があるという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、動画像を記録しながら静止画像を記録する場合において、動画像の処理と静止画像の処理とで共有するメモリへのアクセス量を減らし、メモリアクセス帯域の破綻を抑制することができるような撮像装置、撮像装置の制御方法および撮像装置の制御プログラム、ならびに、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するため、第1の発明は、所定タイミング毎に入力される撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部からの撮像信号の読み出しを制御するバッファ制御部を備え、バッファ制御部は、動画データに対する処理が行われると共に、静止画データに対する処理が動画データの処理と並列的に行われる場合、バッファ部のデータ格納状態と、バッファ部から読み出された撮像信号に対して所定タイミング毎の第1の処理を行い、動画データの出力が可能な第1のデータ処理部から出力される、バッファ部からの撮像信号の転送を要求する第1の転送要求と、バッファ部から読み出された撮像信号に対して第2の処理を行い、静止画データの出力が可能な第2のデータ処理部から出力される、バッファ部からの撮像信号の転送を要求する第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないように撮像信号を読み出し可能か否かを判断するデータ処理装置である。
所定タイミング毎に入力される撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部からの撮像信号の読み出しを制御するバッファ制御のステップを有し、バッファ制御のステップは、動画データに対する処理が行われると共に、静止画データに対する処理が動画データの処理と並列的に行われる場合、バッファ部のデータ格納状態と、バッファ部から読み出された撮像信号に対して所定タイミング毎の第1の処理を行い、動画データの出力が可能な第1のデータ処理部から出力される、バッファ部からの撮像信号の転送を要求する第1の転送要求と、バッファ部から読み出された撮像信号に対して第2の処理を行い、静止画データの出力が可能な第2のデータ処理部から出力される、バッファ部からの撮像信号の転送を要求する第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないように撮像信号を読み出し可能か否かを判断するデータ処理方法である。
所定タイミング毎に入力される撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部からの撮像信号の読み出しを制御するバッファ制御のステップを有し、バッファ制御のステップは、動画データに対する処理が行われると共に、静止画データに対する処理が動画データの処理と並列的に行われる場合、バッファ部のデータ格納状態と、バッファ部から読み出された撮像信号に対して所定タイミング毎の第1の処理を行い、動画データの出力が可能な第1のデータ処理部から出力される、バッファ部からの撮像信号の転送を要求する第1の転送要求と、バッファ部から読み出された撮像信号に対して第2の処理を行い、静止画データの出力が可能な第2のデータ処理部から出力される、バッファ部からの撮像信号の転送を要求する第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないように撮像信号を読み出し可能か否かを判断するデータ処理方法をコンピュータ装置に実行させる
データ処理プログラムである。
また、第4の発明は、撮像素子から出力された撮像信号に基づく動画データに対する処理を行うと共に、撮像信号に基づく静止画データに対する処理を動画データの処理と並列的に行えるようにした撮像装置において、光を光電変換で電気信号に変換し撮像信号として出力する撮像部と、撮像部から出力された撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部からの読み出しを制御するバッファ制御部と、第1の転送要求を出力し、第1の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対してフレームタイミング毎の処理を行い動画データの出力が可能な第1の信号処理部と、第2の転送要求を出力し、第2の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対して所定のタイミングで処理を行い静止画データを出力する第2の信号処理部とを有し、バッファ制御部は、バッファ部のデータ格納状態と、第1の転送要求と、第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないように撮像信号を読み出し可能か否かを判断する撮像装置である。
また、第5の発明は、撮像素子から出力された撮像信号に基づく動画データに対する処理を行うと共に、撮像信号に基づく静止画データに対する処理を動画データの処理と並列的に行えるようにした撮像装置の制御方法において、光を光電変換で電気信号に変換して撮像部から出力された撮像信号を一時的にバッファ部に溜め込むステップと、バッファ部からの読み出しを制御するバッファ制御のステップと、第1の転送要求を出力し、第1の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対してフレームタイミング毎の処理を行い動画データの出力が可能な第1の信号処理のステップと、第2の転送要求を出力し、第2の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対して所定のタイミングで処理を行い静止画データを出力する第2の信号処理のステップとを有し、バッファ制御のステップは、バッファ部のデータ格納状態と、第1の転送要求と、第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないように撮像信号を読み出し可能か否かを判断する撮像装置の制御方法である。
また、第6の発明は、撮像素子から出力された撮像信号に基づく動画データに対する処理を行うと共に、該撮像信号に基づく静止画データに対する処理を該動画データの処理と並列的に行えるようにした撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させる撮像装置の制御プログラムにおいて、撮像装置の制御方法は、光を光電変換で電気信号に変換して撮像部から出力された撮像信号を一時的にバッファ部に溜め込むステップと、バッファ部からの読み出しを制御するバッファ制御のステップと、第1の転送要求を出力し、該第1の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対してフレームタイミング毎の処理を行い動画データの出力が可能な第1の信号処理のステップと、第2の転送要求を出力し、該第2の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対して所定のタイミングで処理を行い静止画データを出力する第2の信号処理のステップとを有し、バッファ制御のステップは、バッファ部のデータ格納状態と、第1の転送要求と、第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないように撮像信号を読み出し可能か否かを判断する撮像装置の制御プログラムである。
上述したように、第1、第2および第3の発明は、第1のデータ処理は、第1の転送要求を出力し、第1の転送要求に応じて、所定タイミング毎に入力される撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部から読み出された撮像信号に対して所定タイミング毎の第1の処理を行い動画データの出力が可能とされ、第2のデータ処理は、第2の転送要求を出力し、第2の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対して第2の処理を行い静止画データを出力するようにされ、バッファ部のデータ格納状態と、第1の転送要求と、第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないようにデータを読み出し可能か否かを判断するようにしているため、例えば第1のデータ処理により出力される動画データと、第2のデータ処理により出力される静止画データとが一時的に格納される外部メモリに対するアクセスに破綻が生じるような場合に、動画データを優先的に出力させるように制御できる。
また、第4、第5および第6の発明は、撮像素子から出力された撮像信号に基づく動画データに対する処理を行うと共に、撮像信号に基づく静止画データに対する処理を動画データの処理と並列的に行えるようにするに当たり、光を光電変換で電気信号に変換して撮像部から出力された撮像信号を一時的にバッファ部に溜め込み、第1の信号処理は、第1の転送要求を出力し、第1の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対してフレームタイミング毎の処理を行い動画データの出力が可能とされ、第2の信号処理は、第2の転送要求を出力し、第2の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対して所定のタイミングで処理を行い静止画データを出力するようにされ、バッファ部のデータ格納状態と、第1の転送要求と、第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないように撮像信号を読み出し可能か否かを判断するようにしているため、例えば第1の信号処理により出力される動画データと、第2の信号処理により出力される静止画データとが一時的に格納される外部メモリに対するアクセスに破綻が生じるような場合に、動画データを優先的に出力させるように制御できる。
第1、第2および第3の発明は、第1のデータ処理は、第1の転送要求を出力し、第1の転送要求に応じて、所定タイミング毎に入力される撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部から読み出された撮像信号に対して所定タイミング毎の第1の処理を行い第動画データの出力が可能とされ、第2のデータ処理は、第2の転送要求を出力し、第2の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対して第2の処理を行い静止画データを出力するようにされ、バッファ部のデータ格納状態と、第1の転送要求と、第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないようにデータを読み出し可能か否かを判断するようにしているため、例えば第1のデータ処理により出力される動画データと、第2のデータ処理により出力される静止画データとが一時的に格納される外部メモリに対するアクセスに破綻が生じるような場合に、動画データを優先的に出力させるように制御できる効果がある。
また、第4、第5および第6の発明は、撮像素子から出力された撮像信号に基づく動画データに対する処理を行うと共に、撮像信号に基づく静止画データに対する処理を動画データの処理と並列的に行えるようにするに当たり、光を光電変換で電気信号に変換して撮像部から出力された撮像信号を一時的にバッファ部に溜め込み、第1の信号処理は、第1の転送要求を出力し、第1の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対してフレームタイミング毎の処理を行い動画データの出力が可能とされ、第2の信号処理は、第2の転送要求を出力し、第2の転送要求に応じてバッファ部から読み出された撮像信号に対して所定のタイミングで処理を行い静止画データを出力するようにされ、バッファ部のデータ格納状態と、第1の転送要求と、第2の転送要求とに基づき、バッファ部から連続性を損なわないように撮像信号を読み出し可能か否かを判断するようにしているため、例えば第1の信号処理により出力される動画データと、第2の信号処理により出力される静止画データとが一時的に格納される外部メモリに対するアクセスに破綻が生じるような場合に、動画データを優先的に出力させるように制御できる効果がある。
以下、この発明の実施の第1の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の第1の形態に適用可能な撮像装置1の一例の構成を示す。この撮像装置1は、光学系10を介して入射された光を撮像素子11で受光して電気信号に変換して撮像信号とし、この撮像信号を信号処理部20で、信号処理部20に接続される外部メモリであるRAM35を用いて所定に処理して記録媒体37に記録する。撮像装置1は、撮像信号を、動画データとして記録媒体37に記録すると共に、撮影指示に応じたタイミングで取り込まれた静止画データとしても、記録媒体37に記録することができるようにされている。
なお、以下では、簡単のために、撮像素子11の有効画素数を水平2560画素、垂直1920画素とする。動画は、水平および垂直方向をそれぞれ1/4に縮小した水平640画素、垂直480画素を画枠とし、静止画は、撮像素子11の有効画素をそのまま用いて、画枠を水平2560画素、垂直1920画素とする。
光学系10は、レンズ系、絞り機構、フォーカス機構ズーム機構などを有し、後述するCPU(Central Processing Unit)30の命令に基づく駆動部13の制御やマニュアル操作などにより、絞りやフォーカス、ズームなどが制御されるようになっている。被写体からの光が光学系10を介して撮像素子11に入射される。撮像素子11は、例えばCCD(Charge Coupled Device)からなり、入射された光を光電変換により電気信号に変換し、撮像信号としてライン順次で出力する。なお、撮像素子11は、CCDに限らず、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージャを用いてもよい。
フロントエンド(F/E)部12は、例えばノイズ抑圧部、自動利得制御部およびA/D変換部を有し、撮像素子11からアナログ信号として出力された撮像信号に対し、ノイズ抑圧部で例えば相関二重サンプリング処理を施してノイズを抑圧し、自動利得制御部でゲインを制御する。そして、A/D変換部でディジタル撮像信号に変換して出力する。このディジタル撮像信号は、撮像素子11の各画素それぞれに直接的に対応するデータからなるRAWデータである。
なお、後述するタイミングジェネレータ14により出力されるタイミング信号(クロックパルス)に基づき、撮像素子11が、例えばフレームタイミング毎に光電変換が行われ撮像信号が出力されるように制御されると共に、フロントエンド部12が、フレームタイミングに同期して処理が行われるように制御される。
信号処理部20は、カメラ信号処理部22、拡張画像処理部23、解像度変換部24、静止画コーデック(CODEC)部25、動画コーデック部26、表示制御部27、CPU30、外部インターフェイス(I/F)部33、メモリコントローラ34および記録再生制御部36の各処理ブロックを含み、これら各処理ブロックがそれぞれバス21を介して接続される。
カメラ信号処理部22は、フロントエンド部12から出力されたRAWデータが入力される。カメラ信号処理部22は、入力されたRAWデータを所定に補正し、バッファメモリを利用して、クロックをセンサ駆動系のクロックから信号処理部20の内部クロックに乗せ換える。クロックが乗せ換えられたRAWデータは、後段の動画処理に適した形式のデータに変換される。
また、RAWデータは、静止画の記録を行う場合には、所定に圧縮符号化されバス21にも送り出される。カメラ信号処理部22は、バス21を介して供給される圧縮符号化されたRAWデータの圧縮符号を復号して伸長し、さらに後段の静止画処理に適した形式のデータに変換する。
カメラ信号処理部22は、さらに、ベースバンドの動画データや静止画データを拡大および/または縮小し、動画データの記録や出力画像データとして必要な解像度(サイズ)に変換する。この例では、動画データの記録のためには、撮像素子11の有効画素に従い解像度が2560画素×1920画素のデータを、解像度が640画素×480画素のデータに縮小する。静止画記録については、この例では、この段階での解像度の変換は行わない。このように解像度変換がなされたベースバンドの動画データや静止画データがカメラ信号処理部22から出力される。
ここで、ベースバンドのデータとは、例えばアナログ信号がディジタル信号に変換されたデータであり、圧縮符号化や変調などの各種処理が施されていない状態のデータを指す。この例では、撮像素子11から出力されたアナログ信号がフロントエンド部12によってディジタル信号に変換されたディジタル撮像信号のことをベースバンドのデータと適宜称する。
拡張画像処理部23は、例えば被写体認識処理や超高速連写など、拡張的な画像処理を行う。被写体認識処理は、例えば予め学習されたパターン辞書などを用いて、画像から顔らしき部分を抽出する。超高速連写は、通常の動画データのフレームレートの60fps(frame per second)に対し、例えば240fpsといった非常に高いフレームレートで撮像素子11における電荷読み出しおよび撮像信号の出力を行うものである。超高速連写機能では、通常の動画データに比べて高速のデータ転送能力が要求されるため、処理部を別途、設けることが好ましい。
解像度変換部24は、ベースバンドの動画データや静止画データの解像度を、後述する表示装置28に表示するのに適した解像度に変換したり、記録モードに応じた解像度に変換する処理を行う。
静止画コーデック部25は、ベースバンドの静止画データに対する圧縮符号化処理と、圧縮符号化された静止画データに対する復号処理とを行う。圧縮符号化方式の種類は、特に問わないが、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式が適用される。すなわち、静止画コーデック部25は、供給された静止画データのフレームを例えば8×8画素といった所定サイズの符号化ブロックに分割し、この符号化ブロック毎にDCTを行う。そして、DCTにより得られたDCT係数を所定の量子化スケールで量子化する。量子化されたデータは、ハフマン符号化などの可変長符号化によりさらに圧縮されて出力される。静止画コーデック部25による圧縮静止画データの復号処理は、圧縮符号化処理の逆の処理を以て行われる。
動画コーデック部26は、ベースバンドの動画データに対する圧縮符号化処理と、圧縮符号化された動画データに対する復号処理とを行う。圧縮符号化方式の種類は特に問わないが、例えばMPEG2(Moving Pictures Experts Group 2)方式や、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication Standarization Sector)勧告H.264あるいはISO(International Organization for Standarization)/IEC(International Electrotechnical Commission)国際標準14496−10(MPEG−4パート10)Advanced Video Coding(以下、H.264|AVCと略称する)方式などを適用することができる。以下では、動画コーデック部26は、圧縮符号化方式としてMPEG2方式を適用するものとする。
動画コーデック部26は、例えば、供給された動画データのフレームを例えば8×8画素といった所定サイズの符号化ブロックに分割し、この符号化ブロック毎にDCTを行う。そして、DCTにより得られたDCT係数を所定の量子化スケールで量子化する。また、動画コーデック部26は、供給された動画データについて、動き補償を用いた予測符号化によるフレーム間符号化も行う。フレーム内符号化およびフレーム間符号化を施されたデータは、ハフマン符号化などの可変長符号化によりさらに圧縮されて出力される。動画コーデック部26による圧縮動画データの復号処理は、圧縮符号化処理の逆の処理を以て行われる。
表示制御部27は、供給された画像データを表示装置28に表示可能な形式の信号に変換する。表示装置28は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、撮像装置1におけるビューファインダとして用いられると共に、記録媒体37から再生された画像のモニタとして用いられる。また、表示制御部27は、後述するCPU30から供給される命令に基づき、表示装置28に文字や図形を表示させるための表示信号を生成する。表示信号に応じた表示も、表示装置28に表示される。例えば、撮像装置1に対する各種設定を行うための設定画面や、撮像装置1の各種状態を示す表示、カーソル表示などが表示装置28に所定に表示される。
CPU30に、ROM(Read Only Memory)31と入力デバイス32とが接続される。CPU30は、図示されないRAM(Random Access Memory)をワークメモリとして用い、ROM(Read Only Memory)31に予め記憶されたプログラムに従いこの撮像装置1の全体の動作を制御する。
例えば、CPU30は、バス21を介して信号処理部20の各部とコマンドやデータのやりとりを行い、信号処理部20の各部を制御する。また、CPU30は、上述した入力デバイス32に対する操作に応じた制御信号や撮像信号などに基づき、光学系10のフォーカス、絞り、ズームなどを制御するための制御信号を生成し、駆動部13に供給する。駆動部13は、供給された制御信号に応じて光学系10の各部の制御を行う。また、CPU30は、タイミングジェネレータ14に対して、所定のクロックパルスを出力するようにコマンドを出す。
タイミングジェネレータ14は、CPU30から供給されたこのコマンドに応じて、例えばフレーム同期信号や水平同期信号、垂直同期信号をといった、撮像素子11から出力された撮像信号に対する処理に必要なタイミング信号を生成する。
入力デバイス32は、この撮像装置1を操作するために用いられる各種の操作子が設けられ、各操作子に対する操作に応じた制御信号を出力する。例えば、電源部39による電源供給のON/OFFを切り替える電源キー、撮影モードや記録モードといった撮像装置1における動作モードを切り換えるモード切り換えキー、カーソル移動のためのキーなどが設けられる。さらに、入力デバイス32には、この撮像装置1で静止画を撮影する際に用いられるシャッタボタンや、動画や静止画を撮影する際に光学系10のフォーカス、絞り、ズームなどを操作するための操作子なども設けられる。
外部I/F33は、この撮像装置1と外部の機器との間でのデータのやりとりを制御する。
メモリコントローラ34に対して、RAM35が接続される。RAM35は、例えばメモリバスクロックに同期して動作するSDRAM(Synchronous Dynamic Random-Access Memory)であって、データの入出力を所定のデータ長(バースト長)単位でバースト転送により行うことができる。RAM35は、バス21に接続される各部と共用して用いられる。メモリコントローラ34は、このRAM35に対するアクセス制御を行う。バス21に接続される各処理ブロックにおいて、RAM35に対する転送要求が発生した場合には、バス21からメモリコントローラ34に対して転送要求が渡され、メモリコントローラ34は、この転送要求に従いRAM35へのアクセスを発生させる。
記録再生制御部36は、記録媒体37に対するデータの記録制御や、記録媒体37に記録されたデータの再生制御を行う。記録媒体37としては、例えば着脱可能な不揮発性メモリを用いることができる。また、記録媒体37として記録可能なタイプの光ディスクを用いることもできる。さらに、着脱可能または撮像装置1に内蔵されるハードディスクを記録媒体37として用いることもできる。勿論、記録媒体37は、従来から動画データの記録に用いられる磁気テープを適用することも可能である。
図2は、カメラ信号処理部22の一例の構成を示す。カメラ信号処理部22は、RAW補正部50、スイッチ部51、信号処理部52および解像度変換部53を有すると共に、RAW圧縮部54およびRAW伸長部56、ならびに、バスI/F55、57および58を有する。
バスI/F55、57および58は、RAM35のデータを一時的に溜め込むことができるバッファメモリを有する。バスI/F55、57および58は、このバッファメモリにバースト長分のデータが溜め込まれたら、バッファメモリからバースト長単位でデータを読み出しバス21に送り出すことができるようにされている。また。バスI/F55、57および58は、RAM35からバースト長単位で読み出されたデータを一時的にバッファに溜め込み、所定のタイミングで出力することができるようにされている。
RAW補正部50は、補正処理部50Aおよび同期乗り換え部50Bを有する。補正処理部50Aは、供給されたRAWデータに対して欠陥補正やレンズ補正などの各種補正処理を施すと共に、RAWデータの配列に対してデモザイク処理を施し、後段での補正処理や色変換処理に適したデータ配列に並び替える。
同期乗り換え部50Bは、センサ駆動系のクロックをシステム系のクロックへの乗り換え処理を行う。すなわち、カメラ信号処理部22に供給されるデータは、撮像素子11の出力であって、撮像素子11から電荷を読み出す際の駆動クロックに同期している。一方、カメラ信号処理部22から出力されるデータは、信号処理部20内部のクロックに同期している必要がある。同期乗り換え部50Bは、バッファメモリを有し、センサ駆動系のクロックに従いバッファメモリに入力データを書き込んでいき、システム系のクロックに従いバッファメモリからデータを読み出す。バッファメモリからのデータ読み出しは、同期乗り換え部50Bに供給される転送要求に応じて行われる。
信号処理部52からの転送要求Aに応じて、同期乗り換え部50BのバッファメモリからRAWデータが読み出され、スイッチ部51の一方の端子51Aを介して信号処理部52に供給される。信号処理部52は、RAWデータを後段の処理に適した形式の画像信号に変換する。例えば、信号処理部52は、RAWデータを輝度信号Yと色差信号Cb/CrとからなるY/C信号に変換する。
信号処理部52は、さらに、RAWデータが変換された画像信号に対してホワイトバランス処理、ガンマ補正処理、エッジ強調処理など所定の画質補正処理を施す。なお、一般的に、動画像と静止画像とでは、求められる画質が異なると考えられている。そこで、信号処理部52は、例えばCPU30の制御により、動画データに対する処理を行う場合と、静止画データに対する処理を行う場合とで、これらの画質補正処理を行う際のパラメータを切り替えることができるようにされている。
信号処理部52で信号処理された画像信号は、解像度変換部53で例えば動作モードに応じた解像度に解像度変換され、バスI/F58からの転送要求Cに応じて、バスI/F58を介してバス21に送り出される。
信号処理部52からの転送要求Aは、バスI/F57にも供給される。バスI/F57は、この転送要求Aに応じて所定のタイミングで、例えばバス21を介してメモリコントローラ34に対してRAM35に格納される圧縮RAWデータの読み出しを要求し、この要求に応じてRAM35から読み出され転送された圧縮RAWデータを、RAW伸長部56に供給する。RAW伸長部56は、バスI/F57を介して供給されたこの圧縮RAWデータに対し、後述するRAW圧縮部54と逆の処理により復号処理を施し、伸長する。スイッチ部51で端子51Bが選択され、RAW伸長部56の出力は、スイッチ部51の端子51Bを介して信号処理部52に供給される。
なお、信号処理部52および解像度変換部53の処理は、バスI/F58から供給される転送要求Cと、信号処理部52が出力する転送要求Aに対する応答信号に基づき行われる。すなわち、信号処理部52および解像度変換部53では、出力相手側からのデータ転送要求と、入力相手側からのデータ出力応答とが共に有効となったときに、データの転送および信号処理が行われる。
バスI/F55からの転送要求Bに応じて、同期乗り換え部50BのバッファメモリからRAWデータが読み出され、RAW圧縮部54に供給される。RAW圧縮部54は、供給されたRAWデータを圧縮符号化して出力する。RAW圧縮部54では、より画質劣化の少ない圧縮符号化方式を適用すると、好ましい。
例えば、特開2005−311743号公報に記載されるような、ガンマ曲線に似た変換カーブに基づき変換前データをよりビット長の短い変換後のデータに対応付ける変換テーブルを作成し、この変換テーブルを参照することでデータ長を短縮して圧縮符号化を行う方法を用いることができる。また、特開2006−352509号公報に記載されるような、ガンマ曲線に似た変換カーブに基づく変換テーブルを用いた圧縮符号化方式に対し、さらにDPCM(Defferential Pulse Code Modulation)方式による圧縮符号化方式を加えた方法を用いてもよい。これらの方法で圧縮符号化されたデータに対して、例えばハフマン符号などを用いてさらに圧縮符号化を行うようにしてもよい。
なお、RAW圧縮部54における圧縮符号化処理は、RAWデータの転送に対してリアルタイム性を重視してなされ、例えば、撮像素子11の読み出し特性に基づきライン順次で行われる。これに限らず、RAW圧縮部54に複数ラインを格納可能なラインメモリを設け、水平8画素×垂直8画素からなるブロック単位で、静止画データを水平方向に順次走査して行うようにもできる。
RAW圧縮部54で圧縮符号化された圧縮RAWデータは、バスI/F55を介してバス21に送り出される。
このような構成による撮像装置1における一例の動作について、概略的に説明する。動画データの記録を主に行う動画データ記録モード時には、被写体からの光が光学系10を介して撮像素子11に入射され、光電変換により電気信号に変換され撮像信号としてフレームタイミング毎に出力される。撮像信号は、フロントエンド部12によりノイズ抑圧処理やゲイン制御などの所定の処理を施され、さらにA/D変換されてRAWデータとしてフレームタイミング毎に出力される。フロントエンド部12から出力されたRAWデータは、信号処理部20に入力され、カメラ信号処理部22に供給される。
RAWデータは、カメラ信号処理部22において、補正処理部50Aで補正処理され、同期乗り換え部50Bでセンサ駆動系クロックでバッファメモリに書き込まれる。信号処理部52から出力された転送要求Aに応じて、バッファメモリからRAWデータが読み出される。このとき、バッファメモリからのデータの読み出しがシステム系クロックに従い行われ、クロックの乗せ換えが行われる。同期乗り換え部50Bから出力されたRAWデータは、スイッチ部51を介して信号処理部52に供給され、ベースバンドの動画データに変換され、解像度変換部53で所定に解像度変換される。転送要求Cに応じて解像度変換部53から動画データが出力され、バスI/F58によりバス21に転送され、RAM35に書き込まれる。
RAM35に書き込まれた動画データは、所定にRAM35から読み出されバス21を介して解像度変換部24および動画コーデック部26に供給される。解像度変換部24は、供給された動画データの解像度を例えば表示装置28に表示するのに適した解像度に変換する。解像度変換部24で解像度が変換された動画データは、バス21を介して表示制御部37に供給され、記録モニタ画像として表示装置28に表示される。
RAM35に書き込まれた動画データは、バス21を介して動画コーデック部26にも供給される。動画コーデック部26は、例えばMPEG2方式により圧縮符号化を行う。圧縮動画データは、バス21を介してメモリコントローラ34に供給され、RAM35に格納される。る。解像度変換された動画データは、バス21を介してメモリコントローラ34に供給され、RAM35に格納される。
なお、RAM35に書き込まれた動画データをバス21を介して拡張画像処理部23に供給して所定に画像処理を施し、その後、解像度変換部24に供給するようにしてもよい。これに限らず、解像度変換部24で解像度変換された動画データをバス21を介して拡張画像処理部23に供給し、画像処理を施すようにしてもよい。
記録再生制御部36は、RAM35に所定量以上の圧縮動画データが溜め込まれると、RAM35から、例えば記録媒体37の記録単位毎に圧縮動画データを読み出し、記録媒体37に記録する。
動画データの記録中に静止画記録を行う場合には、先ず、例えば動画の記録中に、静止画の記録を指示するために、入力デバイス32として設けられたシャッタボタンが押下される。シャッタボタンの押下に応じた制御信号が入力デバイス32からCPU30に供給される。CPU30は、この制御信号に基づき、撮像装置1の各部を、静止画記録を行うように制御する。
例えば、シャッタボタンが押下された直後のフレームタイミングのRAWデータに基づく静止画データが取り込まれ記録される。すなわち、カメラ信号処理部22において、シャッタボタンが押下されタイミングに対応するRAWデータに対し、補正処理部50Aで所定に補正処理を施し同期乗り換え部50Bでセンサ駆動系クロックでバッファメモリに書き込まれる。バッファメモリに書き込まれたRAWデータは、転送要求Bに応じてシステム系クロックで読み出されてクロックが乗せ換えられ、RAW圧縮部54に供給される。RAW圧縮部54で圧縮符号化された圧縮RAWデータは、バスI/F55を介してバス21に送り出され、バス21およびメモリコントローラ34を介してRAM35に格納される。
RAM35に格納された圧縮RAWデータは、所定のタイミングでRAM35から読み出され、カメラ信号処理部22に供給される。カメラ信号処理部22に供給された圧縮RAWデータは、転送要求Aに応じてバスI/F57を介してRAW伸長部56に供給され、圧縮符号を伸長される。伸長されたRAWデータは、信号処理部52でベースバンドの静止画データに変換され、解像度変換部53で解像度変換を施され、バスI/F58を介してバス21に転送され、メモリコントローラ34を介してRAM35に書き込まれる。
RAM35に書き込まれたRAWデータは、所定に読み出されてバス21を介して静止画コーデック部25に供給され、例えばJPEG方式に従って圧縮符号化される。圧縮静止画データは、バス21を介して記録再生制御部36に供給され、動画データの記録が行われていないタイミングで記録媒体37に記録される。圧縮静止画データを一旦RAM35に格納し、記録媒体37に対して動画データの記録が行われていないタイミングでRAM35から圧縮静止画データを読み出して記録媒体37に記録するようにしてもよい。
なお、動画データの記録中に静止画データの記録を行う場合、動画データの記録を停止させないために、カメラ信号処理部22におけるRAWデータの圧縮符号化処理や、圧縮RAWデータのRAM35に対する書き込みは、撮像素子11の出力に同期してリアルタイムに行う必要がある。
一方、RAM35に格納された圧縮RAWデータの読み出しや、読み出されたRAWデータのカメラ信号処理部22における伸長処理および信号処理、静止画コーデック部25における圧縮符号化処理、圧縮静止画データの記録再生制御部36への供給などは、例えば撮像素子11における駆動信号のブランキング期間といった、バス21が混雑していないタイミングで行う。なお、静止画データに対する信号処理は、リアルタイム性が要求されないため、CPU30におけるソフトウェア処理や、汎用DSP(Digital Signal Processor)を用いて低速で信号処理することが可能である。
次に、カメラ信号処理部22における処理について説明する。図3は、カメラ信号処理部22の動作モード毎のデータパスの例を示す。なお、図3において、メモリコントローラ34は、省略されている。図3Aは、動画データ記録モード時の一例のデータパスを示す。動画データ記録モードでは、撮像素子11から出力されフロントエンド部12を介してカメラ信号処理部22に供給されたRAWデータに対する動画データとしての処理と、当該動画データを表示装置28に対して表示させるモニタリング処理とが行われる。動画データ記録モードでは、これらの処理がフレームタイミング毎の処理として行われる。
動画データ記録モードでは、スイッチ部51において端子51Aが選択され、図3Aに太線で例示されるように、RAW補正部50から例えばフレームタイミング毎に出力されるRAWデータは、信号処理部52からの転送要求Aに応じてスイッチ部51を介して信号処理部52および解像度変換部53に供給される。バスI/F58からの転送要求Cに応じて解像度変換部53からデータが出力され、このデータは、バスI/F58を介してバス21に転送され、RAM35に書き込まれる。RAM35に書き込まれたデータは、バス21を介して後段の動画コーデック部26や表示制御部27に供給される。
この、動画データ記録モードにおいては、RAW補正部50での処理から、RAM35に対するデータの書き込みまでを、リアルタイムに行う必要がある。なお、ここでいうリアルタイムは、データの時間的な連続性を損ねることなく処理が可能であることをいうものとする。より具体的には、動画データの場合、フレームの連続性が損なわれることなく、データ伝送および各部におけるデータ処理が行われる場合に、リアルタイム処理が成立する。
図3Bおよび図3Cは、静止画データ記録モード時の一例のデータパスを示す。静止画データ記録モードにおいては、撮像素子11からの撮像信号読み出しに伴うデータパスと、撮像信号が変換されたRAWデータに対する信号処理を行うデータパスとで異なる。
図3Bは、撮像信号読み出しに伴う一例のデータパスを示す。この場合、図3Bに太線で例示されるように、バスI/F55からの転送要求Bに応じてRAW補正部50からRAWデータが出力され、このRAWデータがRAW圧縮部54で所定に圧縮符号化されてバスI/F55に供給される。この圧縮RAWデータは、バスI/F55からバス21に転送され、RAM35に書き込まれる。
図3Cは、このRAM35に書き込まれた圧縮RAWデータに対する信号処理を行う際の一例のデータパスを示す。RAM35に書き込まれた圧縮RAMデータが所定に読み出される。RAM35から読み出された圧縮RAWデータは、バス21およびバスI/F57を介してRAW伸長部56に供給され、端子51Bが選択されたスイッチ部51を介して信号処理部52に供給される。RAWデータは、信号処理部52および解像度変換部53で所定に信号処理され、バスI/F58からの転送要求Cに応じて解像度変換部53から出力され、バスI/F58およびバス21を介してRAM35に再び書き込まれる。RAM35に書き込まれたRAWデータは、バス21を介して後段の静止画コーデック部25などに供給される。
静止画像データに対する処理は、リアルタイム性が要求されないため、RAM35からの圧縮RAWデータの読み出しは、例えばバス21やRAM35のアクセス帯域に余裕があるタイミングで行うことができる。
次に、カメラ信号処理部22における処理について、より詳細に説明する。上述したように、同期乗り換え部50Bでは、センサ駆動系のクロックに同期して入力されたRAWデータをバッファメモリに一旦格納し、このバッファメモリからの読み出しをシステム系クロックに同期させて行うことで、クロックの乗せ替えを行っている。バッファメモリは、クロック乗せ換えと、バス21における瞬間的なアクセス遅延を吸収可能な容量を、少なくとも有しているものとする。バッファメモリからの読み出しが行われない状態で、バッファメモリに対する書き込みが発生すると、バッファメモリがオーバーフローを起こし、バッファ機能が破綻することになる。
このように、バッファメモリに対するRAWデータの読み書きの速度差によりバッファ破綻が発生する例としては、RAW圧縮部54で圧縮符号化された圧縮RAWデータが送り出されるバス21において、データ転送量が増大してバス21が混雑している場合が考えられる。例えばバスI/F55は、バス21が圧縮RAWデータよりも優先度が高いデータの転送で混雑している場合、例えば当該データの転送が終了するまで圧縮RAWデータをバス21に送り出す処理を待機する。若しくは、RAW圧縮部54を制御してRAWデータの圧縮処理を停止し、当該データの転送が終了しバッファメモリが空になるのを待機する。
また、RAW圧縮部54がRAWデータの空間周波数成分に応じて圧縮率が変動する可変長符号化を用いてRAWデータの圧縮符号化を行う場合、圧縮符号化するRAWデータの高周波成分が多ければ、圧縮符号化後のデータ量が大きくなってしまう場合が有り得る。このような場合にも、バッファ破綻が発生する可能性がある。
バッファ破綻が発生した可能性がある場合、静止画データの記録を継続するためには、RAWデータの圧縮符号化処理およびその前段の処理を停止し、バッファメモリが空になるのを待つ必要がある。前段の処理は、例えば撮像素子11からの撮像信号の出力、フロントエンド部12からのRAWデータの出力、補正処理部50Aにおける補正処理が含まれる。しかしながら、動画データの記録中に静止画データの記録が行われる場合、動画データの記録を連続的に行う必要があるため、これら前段の処理を中止することができない。
そこで、同期乗り換え部50Bがバッファメモリの状態を監視し、バッファの破綻が検知されたら、破綻処理を行う。図4は、このような処理を行うようにされた同期乗り換え部50Bの一例の構成を示す。同期乗り換え部50Bは、バッファメモリ60と、読み出し制御部61とからなる。バッファメモリ60は、先入れ先出し(FIFO:First In, First Out)制御のメモリであって、前処理側から供給される書き込みイネーブル信号を受けて、データの書き込みを行う。読み出し制御部61は、上述した転送要求Aおよび転送要求Bと、バッファメモリ60の容量とに基づきバッファメモリ60に対してデータの読み出し要求を出す。バッファメモリ60の容量は、例えばバッファメモリが満杯(フル)状態および空(エンプティ)状態の何れかを示しているのみでもよい。
読み出し制御部61は、バッファメモリ60の容量が空ではなく、且つ、転送要求Aおよび転送要求Bの双方が成立する場合に、バッファメモリ60への読み出し要求をアクティブとしてバッファメモリ60からデータを読み出し、信号処理部52およびRAW圧縮部54に対して出力する。
ここで、読み出し制御部61は、バッファメモリ60の容量と、転送要求Aおよび転送要求Bとに基づき、バッファが破綻した可能性の有無を判断する。すなわち、バッファメモリ60の容量がフル状態であって、少なくとも転送要求Aまたは転送要求Bの何れか一方が成立しない場合に、バッファが破綻した可能性があると判断する。なお、転送要求が成立するか否かは、例えばその転送要求により行われるべき処理のタイミングに当該転送要求が読み出し制御部61に到来しているか否かで判断することが考えられる。
図5は、バッファ破綻判定の一例の処理を示すフローチャートである。先ず、ステップS10でバッファメモリ60がフル状態であるか否かが判断される。フル状態ではないと判断されれば、処理はステップS11に移行され、例えば通常のデータ転送処理がなされる。
一方、ステップS10でバッファメモリ60がフル状態であると判断されたら、処理はステップS12に移行され、転送要求Aおよび転送要求Bについて、成立の可否が判定される。転送要求Aおよび転送要求Bが共に成立すると判断されれば、処理はステップS11に移行され、通常の転送処理が行われる。
ステップS12で、転送要求Aまたは転送要求Bが成立しないと判断された場合には、バッファが破綻した可能性があるとされる。このとき、転送要求Aまたは転送要求Bのうち何れか一方のみが成立しないと判断された場合を、部分破綻と呼び(ステップS13)、発生要因を例えば読み出し制御部61の内部レジスタに保持する(ステップS14)。また、転送要求Aと転送要求Bとが共に成立しないと判断された場合を、完全破綻と呼び(ステップS15)、発生要因を内部レジスタに保持する(ステップS16)。CPU30は、読み出し制御部61の内部レジスタを読み出すことで、フレーム処理の単位で、部分破綻または完全破綻の何れが発生したか否かを知ることができる。
なお、読み出し制御部61の内部レジスタに保持される発生要因は、例えば成立しないとされた転送要求の情報を用いることができる。一例として、転送要求Aが成立しないとされ、部分破綻した可能性があるとされた場合には、転送要求Aを示す情報を、読み出し制御部61の内部レジスタに保持することが考えられる。他の例として、転送要求Aおよび転送要求Bが共に成立しないとされ、完全破綻した可能性があるとされた場合には、転送要求Aおよび転送要求Bをそれぞれ示す情報を読み出し制御部61の内部レジスタに保持することが考えられる。
図6は、転送要求に基づく一例のバッファ破綻判定をまとめて示す。例えば、動画データの記録のみを行っている場合は、転送要求Aのみが読み出し制御部61に供給されるはずである。記録モードが動画データ記録モードであって、バッファメモリ60の容量がフル状態のときに、転送要求Aが読み出し制御部61に供給されない場合は、バッファが破綻した可能性があると判断できる。一例として、バス21が混雑しており、バスI/F58から転送要求Cが出力されない場合、解像度変換部53で解像度変換を行ったデータをバス21に送り出すことができないことになる。この場合、信号処理部52は、次のデータを同期乗り換え部50Bに要求できないため、転送要求Aを出力しない。
また例えば、静止画データの記録のみを行っている場合は、転送要求Bのみが読み出し制御部61に供給されるはずである。記録モードが静止画データ記録モードであって、バッファメモリ60がフル状態のときに、転送要求Bが読み出し制御部61に供給されない場合は、バッファが破綻した可能性があると判断できる。一例として、バス21が混雑している場合にバスI/F55が転送要求Bを出力しないようにすると共に、RAW圧縮部54におけるRAWデータの圧縮符号化処理を停止させるようにできる。バス21の混雑が緩和されたら転送要求Bを出力すると共にRAW圧縮部54によるRAWデータの圧縮符号化処理を再開することが考えられる。
さらに例えば、動画データの記録を行い動画データの記録中に静止画データの記録を行う場合には、転送要求Aおよび転送要求Bがそれぞれ読み出し制御部61に供給されるはずである。記録モードが動画および静止画データ記録モードであって、バッファメモリ60がフル状態のときに、転送要求Aまたは転送要求Bのうち何れか一方が読み出し制御部61に供給されない場合には、バッファが部分破綻を起こしている可能性があり、転送要求Aおよび転送要求Bが共に供給されない場合には、バッファが完全破綻を起こしている可能性がある。
このように、この発明の実施の第1の形態では、バッファメモリ60の状態(フル/エンプティ)と、転送要求Aおよび転送要求Bとを読み出し制御部61が監視することで、バッファメモリ60の破綻可能性の有無を判断することができる。
例えば、バス21の混雑などによりバッファの容量が逼迫して出力側の転送要求が所定のタイミングで供給されない場合、撮像素子11における読み出しレートに処理が追従できず、動画データの記録などにおいてリアルタイム性が確保できなくなる可能性がある。この場合には、例えば、バス21若しくはRAM35を要因としてシステムエラーという判断になる。この判断を、読み出し制御部61がバッファメモリ60の容量と転送要求Aおよび転送要求Bとを監視することで、行うことができる。
また、図3Aを用いて既に説明したように、動画データの記録中には、表示装置28に対するモニタ用の動画データの出力、動画コーデック部26による圧縮符号化処理、拡張画像処理部23による例えば被写体認識処理なども、バス21を共通的に用いて行っている。そのため、バス21に必要とされる帯域は、フレーム単位で変化することが予測される。例えば、動画コーデック部26でMPEG2方式で動画データの圧縮符号化を行う場合、画像の絵柄で圧縮率が変わり、それに伴いフレーム毎にデータレートが変動することが考えられる。
このような、時間的にデータレートが変動するような変動要因も含めて、システム全体として、動画データ記録中に静止画データ記録を行う場合に動画データ記録と静止画データ記録との双方のバス帯域やメモリアクセス帯域を絶対的に確保することは、困難であると考えられる。動画データ記録とRAWデータによる静止画データ記録とでは、RAWデータによる静止画データ記録の方が1枚の画像データ当たりのデータ転送量が多い可能性がある。そのため、静止画データ記録側において部分破綻が発生することを想定して動作制御することが考えられる。
そこで、静止画データ記録側の部分破綻可能性を検知したときに、動画データ記録側の処理に破綻が発生するのを阻止するための方法を用意することが好ましい。
例えば、転送要求Aおよび転送要求Bのうち、処理を優先したい動作モードに対する救済設定を、上述した読み出し制御部61の内部レジスタに設定しておく。そして、処理を優先しないとした動作モード側で部分破綻した可能性が検知された場合、データ出力に対する応答は続行させ、救済設定された側の動作モードにおけるデータ転送を継続させる。このようにすることで、バス帯域の突発的な変動などの要因によりバッファが破綻した可能性が生じても、優先度を高く設定した動作モード側の処理を継続的に行うことが可能となる。
一例として、例えば動画データ記録モードを優先したい場合、転送要求Aに対する救済設定を、読み出し制御部61の内部レジスタに設定しておく。動画データ記録中に静止画データの記録を行う場合に、静止画データの記録側においてバッファが破綻した可能性が検知されたら、転送要求Bによるバッファメモリ60からの読み出しを例えば1フレーム期間、停止させ、転送要求Aによるバッファメモリ60からの読み出しを優先的に行う。
次に、この発明の実施の第2の形態について説明する。上述した実施の第1の形態によるシステムに対し、バッファ破綻が発生し難いシステムを構築する方法としては、例えば下記の方法が考えられる。
(1)RAW圧縮部54によるRAWデータの圧縮率を上げる。
(2)カメラ信号処理部22から出力される動画データに対して圧縮符号化処理を施して、圧縮された動画データを動画コーデック部26などに供給する。
(3)外部メモリ(RAM35)およびバス21を複数構成とする。
この発明の実施の第2の形態では、これらのうち(3)の、外部メモリ(RAM35)およびバス21を複数構成とすることで、バッファ破綻の発生可能性を抑制する。この(3)の方法は、ハードウェアの規模が増大するので、(1)のRAWデータの圧縮率を上げる方法や、(2)の動画データに対して圧縮符号化をさらに施す方法に比べてコスト的に不利であるが、これら(1)および(2)の方法に比べ、画質的に格段に有利であると考えられる。
図7は、この発明の実施の第2の形態に適用可能な撮像装置1’の一例の構成を示す。なお、図7において、上述した図1と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図7に示される撮像装置1’は、上述した図1に示す撮像装置1に対し、信号処理部20における外部メモリとしてRAM35AおよびRAM35Bの2つが設けられると共に、信号処理部20の各ブロックおよびCPU30がこれらRAM35AおよびRAM35Bにアクセスするためのバスが、バス21Aおよびバス21Bの2系統、設けられる。また、RAM35AおよびRAM35B間で互いにデータを転送するためのブリッジ回路40をさらに設けると、これらRAM35AおよびRAM35Bに対するアクセスの自由度が向上し、より好ましい。
カメラ信号処理部22、拡張画像処理部23、解像度変換部24、静止画コーデック部25、動画コーデック部26および表示制御部27がそれぞれバス21Aおよび21Bに接続される。同様に、CPU30、外部I/F33および記録再生制御部36がそれぞれバス21Aおよびバス21Bに接続される。一方、RAM35Aがメモリコントローラ34Aを介してバス21Aに接続され、RAM35Bがメモリコントローラ34Bを介してバス21Bに接続される。すなわち、RAM35Aに対するアクセスは、バス21Aを介してなされ、RAM35Bに対するアクセスは、バス21Bを介してなされることになる。
図8は、この実施の第2の形態によるカメラ信号処理部22の一例の構成を示す。なお、図8において、上述の図2と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。この図8に例示されるカメラ信号処理部22では、バスI/F55、バスI/F57およびバスI/F58のそれぞれが、バス21Aおよびバス21Bに接続される。カメラ信号処理部22は、静止画データを処理する場合と動画データを処理する場合とで、バスアクセスをバス21Aとバス21Bとで切り替える。
図9は、この実施の第2の形態によるカメラ信号処理部22の動作モード毎のデータパスの例を示す。なお、図9において、メモリコントローラ34Aおよび34Aは、省略されている。
図9Aは、動画データ記録モード時の一例のデータパスを示す。この実施の第2の形態において、動画データ記録モードでは、図9Aに太線で例示されるように、RAW補正部50から出力されるRAWデータが、信号処理部52からの信号処理部52からの転送要求Aに応じて、端子51Aが選択されたスイッチ部51を介して信号処理部52および解像度変換部53に供給される。バスI/F58は、バス21Aの状態に基づき転送要求Cを解像度変換部53に出力する。この転送要求Cに応じて解像度変換部53からデータが出力され、バスI/F58に供給され、バスI/F58からバス21Aに対して転送され、RAM35Aに書き込まれる。RAM35Aに書き込まれたデータは、バス21Aを介して後段の動画コーデック部26や表示制御部27に供給される。
図9Bおよび図9Cは、静止画データ記録モード時の一例のデータパスを示す。図9Bは、撮像信号読み出しに伴う一例のデータパスを示す。この場合、バスI/F55は、バス21Bの状態に基づき転送要求BをRAW補正部50に出力する。それにより、図9Bに太線で例示されるように、バスI/F55からの転送要求Bに応じてRAW補正部50から出力されたRAWデータがRAW圧縮部54で所定に圧縮符号化されてバスI/F55に供給される。圧縮RAWデータは、バスI/F55よりバス21Bに転送され、RAM35Bに書き込まれる。
図9Cは、RAM35Bに書き込まれた圧縮RAWデータに対する信号処理を行う際の一例のデータパスを示す。RAM35Bから所定に圧縮RAWデータが読み出され、バス21Bを介してバスI/F57に供給される。バスI/F58は、バス21Bの状態に基づき転送要求Cを出力する。また、信号処理部52は、バスI/F58からの転送要求Cに基づき転送要求Aを出力する。
転送要求Aは、端子51Bが選択されたスイッチ部51およびRAW伸長部56を介してバスI/F57に供給される。バスI/F57は、この転送要求Aに応じて圧縮RAWデータをRAW伸長部56に供給する。圧縮RAWデータは、RAW伸長部54で伸長されRAWデータとされ、スイッチ部51を介して信号処理部52に供給される。RAWデータは、信号処理部52および解像度変換部53で所定に信号処理され、バスI/F58からの転送要求Cに応じて解像度変換部53から出力され、バスI/F58に供給される。RAWデータは、バスI/F58からバス21Bに転送され、RAM35Bに書き込まれる。RAM35Bに書き込まれたRAWデータは、バス21Bを介して後段の静止画コーデック部25などに供給される。
上述のようにして、データパスをバス21Aとバス21Bとで切り替えることで、動画データ記録モードにおける外部メモリに対するアクセスと、静止画データ記録モードにおける外部メモリに対するアクセスとを分離することができる。これにより、外部メモリに対してアクセスが集中することが抑制され、バッファ破綻可能性の危険性を大きく下げることが可能となる。
また、この実施の第2の形態においても、実施の第1の形態で説明した、バッファ破綻可能性における部分破綻に対する処理を、同様に適用することができる。すなわち、この実施の第2の形態においても、RAW補正部50内の同期乗り換え部50Bにおける読み出し制御部61は、上述の実施の第1の形態と同様に、信号処理部52からの転送要求Aと、バスI/F55からの転送要求Bと、バッファメモリ60の状態とに基づき、バッファ破綻可能性の可否、ならびに、バッファ破綻の可能性がある場合、完全破綻および部分破綻の何れかの判断、さらに、部分破綻の場合、動画データ記録モードおよび静止画データ記録モードの何れで破綻可能性が発生したかを検出することができる。そして、破綻可能性が発生したことが検出された場合に、その発生要因を読み出し制御部61の内部レジスタに保持する。
なお、上述の実施の第1の形態および実施の第2の形態では、カメラ信号処理部22などにおいて、動画データに対する処理と静止画データに対する処理とでハードウェアを共通的に用いるようにしているため、静止画データに対する信号処理は、例えば動画データ処理における垂直および/または水平ブランキング期間に時分割で行うようにされる。これに限らず、静止画データに対する処理を、動画データが記録媒体37に記録された後に行うようにすることもできる。
ここで、実施の第2の形態による構成を用いた場合、静止画データに対する処理を、CPU30によるソフトウェア処理により行ったり、CPU30によるソフトウェア処理と、ハードウェアによる信号処理部52および解像度変換部53とで分担して行うことにより実現することが容易である。
一例として、例えばフレームタイミング毎に撮像素子11から撮像信号が出力され、この撮像信号がフロントエンド部12でRAWデータとされカメラ信号処理部22に入力され、RAW補正部50に供給される。動画データ処理のため、バスI/F58は、バス21Aの状態に基づき転送要求Cを出力し、解像度変換部53および信号処理部52に供給する。信号処理部52は、この転送要求Cに応じて転送要求Aを出力する。この転送要求Aに応じて、RAW補正部50からRAWデータが出力され、スイッチ部51を介して信号処理部52および解像度変換部53に供給され、転送要求Cに応じて解像度変換部53から出力されバスI/F58によりバス21Aに転送され、RAM35Aに書き込まれる。
この動画データの処理と並列的に、バスI/F55は、バス21Bの状態を監視し、バス21Bの状態に基づき転送要求Bを出力する。この転送要求Bに応じて、RAW補正部50からRAWデータが出力され、このRAWデータがRAW圧縮部54で圧縮符号化されバスI/F55に供給される。圧縮RAWデータは、バスI/F55によりバス21Bに転送され、RAM35Bに書き込まれる。RAM35Bに書き込まれた圧縮RAWデータは、CPU30によりバス21Bを介して読み出され、ソフトウェア処理により伸長処理や所定の信号処理を施され、再びバス21Bを介してRAM35Bに書き込まれる。
その後、RAM35Bからこの信号処理が施されたRAWデータが読み出され、バス21Bを介して例えば静止画コーデック部25に供給され、所定に圧縮符号化される。圧縮符号化された静止画データは、バス21Bを介して記録再生制御部36に供給され記録媒体37に記録される。これに限らず、圧縮符号化された静止画データをバス21Bを介して再びRAM35Bに書き込み、さらに後に記録媒体37に記録するようにしてもよい。
このように、動画データの処理と静止画データの処理とで、データパスをバス21Aとバス21Bとで切り替え、静止画データの処理にCPU30によるソフトウェア処理を利用することで、RAM35Bの容量および記録媒体37の記録容量に余裕がある限り、動画データ記録処理を継続しながら、さらに次の静止画データの記録を行うことが可能となる。
また、静止画データ処理をCPU30によるソフトウェア処理を利用する例において、CPU30における静止画データに対する処理の一部を、例えばバス21Bに接続される専用のハードウェアを用いて分担して行うことも可能である。
発明の実施の第1の形態に適用可能な撮像装置の一例の構成を示すブロック図である。 カメラ信号処理部の一例の構成を示すブロック図である。 カメラ信号処理部の動作モード毎のデータパスの例を示す略線図である。 同期乗り換え部の一例の構成を示すブロック図である。 バッファ破綻判定の一例の処理を示すフローチャートである。 転送要求に基づく一例のバッファ破綻判定をまとめて示す略線図である。 発明の実施の第2の形態に適用可能な撮像装置の一例の構成を示すブロック図である。 実施の第2の形態によるカメラ信号処理部の一例の構成を示すブロック図である。 実施の第2の形態によるカメラ信号処理部の動作モード毎のデータパスの例を示す略線図である。
符号の説明
1,1’ 撮像装置
11 撮像素子
21,21A,21B バス
22 カメラ信号処理部
23 拡張画像処理部
24 解像度変換部
25 静止画コーデック部
26 動画コーデック部
27 表示制御部
30 CPU
34,34A,34B メモリコントローラ
35,35A,35B RAM
36 記録再生制御部
37 記録媒体
50 RAW補正部
50A 補正処理部
50B 同期乗り換え部
51 スイッチ部
52 信号処理部
53 解像度変換部
54 RAW圧縮部
55,57,58 バスI/F
56 RAW伸長部
60 バッファメモリ
61 読み出し制御部

Claims (17)

  1. 所定タイミング毎に入力される撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部からの上記撮像信号の読み出しを制御するバッファ制御部を備え、
    上記バッファ制御部は、動画データに対する処理が行われると共に、静止画データに対する処理が上記動画データの処理と並列的に行われる場合、
    上記バッファ部のデータ格納状態と、
    上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して上記所定タイミング毎の第1の処理を行い、上記動画データの出力が可能な第1のデータ処理部から出力される、上記バッファ部からの上記撮像信号の転送を要求する第1の転送要求と、
    上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して第2の処理を行い、上記静止画データの出力が可能な第2のデータ処理部から出力される、上記バッファ部からの上記撮像信号の転送を要求する第2の転送要求と、
    に基づき、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能か否かを判断する
    データ処理装置。
  2. 連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能ではないとの判断が上記第1の転送要求に基づきなされる第1の状態と、該判断が上記第2の転送要求に基づきなされる第2の状態とに対して優先順位を設定し、
    上記バッファ制御部により、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能ではないことが判断されたら、上記第1または上記第2の転送要求のうち上記優先順位をより低く設定された側の処理を所定期間、停止する
    請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 上記所定期間は、上記所定タイミングに基づく
    請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 上記動画データおよび上記静止画データを一時的に格納する外部メモリをさらに有し、
    上記優先順位は、上記動画データおよび上記静止画データの上記外部メモリに対する書き込みの優先順位に基づく
    請求項2記載のデータ処理装置。
  5. 上記バッファ制御部により、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能ではないことが、上記第1または上記第2の転送要求に基づき判断されたら、上記第1または上記第2の転送要求のうち該判断の要因となった側に対応する処理を所定期間、停止する
    請求項1記載のデータ処理装置。
  6. 上記所定期間は、上記所定タイミングに基づく
    請求項5記載のデータ処理装置。
  7. 上記第1および第2の転送要求は、
    上記動画データおよび上記静止画データを格納する外部メモリと、上記第1のデータ処理部および上記第2のデータ処理部とを接続するバスの状態に基づく
    請求項1記載のデータ処理装置。
  8. 上記動画データは、上記外部メモリに対して連続性を損なわないように書き込まれる請求項7記載のデータ処理装置。
  9. 上記外部メモリおよび上記バスは、上記動画データの転送処理および上記静止画データの転送処理で共有される
    請求項7記載のデータ処理装置。
  10. 上記外部メモリおよび上記バスは、上記動画データおよび上記静止画データに対してそれぞれ設けられる
    請求項7記載のデータ処理装置。
  11. 上記第1のデータ処理部は、上記外部メモリから読み出された上記静止画データが上記バスを介してさらに供給される
    請求項7記載のデータ処理装置。
  12. 上記バッファ制御部は、上記第1のデータ処理部による上記動画データの処理と上記第2のデータ処理部による上記静止画データの処理とが並列的に行われる場合、上記バッファ部がフル状態であり、且つ、上記第1の転送要求または上記第2の転送要求のうち少なくとも一方が成立していないときに、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能ではないと判断する
    請求項1記載のデータ処理装置。
  13. 所定タイミング毎に入力される撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部からの上記撮像信号の読み出しを制御するバッファ制御のステップを有し、
    上記バッファ制御のステップは、動画データに対する処理が行われると共に、静止画データに対する処理が上記動画データの処理と並列的に行われる場合、
    上記バッファ部のデータ格納状態と、
    上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して上記所定タイミング毎の第1の処理を行い、上記動画データの出力が可能な第1のデータ処理部から出力される、上記バッファ部からの上記撮像信号の転送を要求する第1の転送要求と、
    上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して第2の処理を行い、上記静止画データの出力が可能な第2のデータ処理部から出力される、上記バッファ部からの上記撮像信号の転送を要求する第2の転送要求と、
    に基づき、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能か否かを判断する
    データ処理方法。
  14. 所定タイミング毎に入力される撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部からの上記撮像信号の読み出しを制御するバッファ制御のステップを有し、
    上記バッファ制御のステップは、動画データに対する処理が行われると共に、静止画データに対する処理が上記動画データの処理と並列的に行われる場合、
    上記バッファ部のデータ格納状態と、
    上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して上記所定タイミング毎の第1の処理を行い、上記動画データの出力が可能な第1のデータ処理部から出力される、上記バッファ部からの上記撮像信号の転送を要求する第1の転送要求と、
    上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して第2の処理を行い、上記静止画データの出力が可能な第2のデータ処理部から出力される、上記バッファ部からの上記撮像信号の転送を要求する第2の転送要求と、
    に基づき、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能か否かを判断する
    データ処理方法をコンピュータ装置に実行させる
    データ処理プログラム。
  15. 撮像素子から出力された撮像信号に基づく動画データに対する処理を行うと共に、該撮像信号に基づく静止画データに対する処理を該動画データの処理と並列的に行えるようにした撮像装置において、
    光を光電変換で電気信号に変換し撮像信号として出力する撮像部と、
    上記撮像部から出力された上記撮像信号を一時的に溜め込むバッファ部からの読み出しを制御するバッファ制御部と、
    第1の転送要求を出力し、該第1の転送要求に応じて上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対してフレームタイミング毎の処理を行い動画データの出力が可能な第1の信号処理部と、
    第2の転送要求を出力し、該第2の転送要求に応じて上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して所定のタイミングで処理を行い静止画データを出力する第2の信号処理部とを有し、
    上記バッファ制御部は、上記バッファ部のデータ格納状態と、上記第1の転送要求と、上記第2の転送要求とに基づき、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能か否かを判断する
    撮像装置。
  16. 撮像素子から出力された撮像信号に基づく動画データに対する処理を行うと共に、該撮像信号に基づく静止画データに対する処理を該動画データの処理と並列的に行えるようにした撮像装置の制御方法において、
    光を光電変換で電気信号に変換して撮像部から出力された撮像信号を一時的にバッファ部に溜め込むステップと、
    上記バッファ部からの読み出しを制御するバッファ制御のステップと、
    第1の転送要求を出力し、該第1の転送要求に応じて上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対してフレームタイミング毎の処理を行い動画データの出力が可能な第1の信号処理のステップと、
    第2の転送要求を出力し、該第2の転送要求に応じて上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して所定のタイミングで処理を行い静止画データを出力する第2の信号処理のステップと
    を有し、
    上記バッファ制御のステップは、上記バッファ部のデータ格納状態と、上記第1の転送要求と、上記第2の転送要求とに基づき、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能か否かを判断する
    撮像装置の制御方法。
  17. 撮像素子から出力された撮像信号に基づく動画データに対する処理を行うと共に、該撮像信号に基づく静止画データに対する処理を該動画データの処理と並列的に行えるようにした撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させる撮像装置の制御プログラムにおいて、
    上記撮像装置の制御方法は、
    光を光電変換で電気信号に変換して撮像部から出力された撮像信号を一時的にバッファ部に溜め込むステップと、
    上記バッファ部からの読み出しを制御するバッファ制御のステップと、
    第1の転送要求を出力し、該第1の転送要求に応じて上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対してフレームタイミング毎の処理を行い動画データの出力が可能な第1の信号処理のステップと、
    第2の転送要求を出力し、該第2の転送要求に応じて上記バッファ部から読み出された上記撮像信号に対して所定のタイミングで処理を行い静止画データを出力する第2の信号処理のステップと
    を有し、
    上記バッファ制御のステップは、上記バッファ部のデータ格納状態と、上記第1の転送要求と、上記第2の転送要求とに基づき、上記バッファ部から連続性を損なわないように上記撮像信号を読み出し可能か否かを判断する
    撮像装置の制御プログラム。
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