JP5053503B2 - 過増殖状態を処置するための方法および組成物 - Google Patents

過増殖状態を処置するための方法および組成物 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
技術分野および背景技術
本発明は、組合せ剤に対する抗増殖応答が、個々に適用されたインヒビターに対する応答を超えるような相乗的様式で相互作用するシグナル伝達インヒビターの組合せで過増殖状態を処置するための方法を記載する。
ヒトおよび動物細胞の増殖は、成長因子、ケモカイン、サイトカインまたはインターロイキンとして知られる小ペプチドホルモンにより調節されている。本明細書において、以後、これらのタンパク質を集合的に「成長因子」と呼ぶ。昔から、ヒトおよび動物細胞のインビトロでの増殖は、成長因子の組合せにより促進されることが認識されていた。典型的には、当該組合せは、比較的組織特異的な作用の1つの成長因子、および広範な組織に作用する別の成長因子を含む。
組織特異的成長因子の特定の例としては、血小板由来成長因子(PDGF)、神経成長因子(NGF)、コロニー刺激因子1(CSF1)およびエリスロポエチン(EPO)が挙げられる。これらの成長因子は、作用が組織選択的である。というのは、それらの機能に必要とされる対応するレセプタータンパク質は、ヒトおよび動物の組織の狭い部分集合においてのみ発現するからである。たとえば、PDGFレセプターは、線維芽細胞、平滑筋および少数の他の結合組織要素において発現するが、上皮細胞では発現しない。NGFレセプターは、神経堤起源(neural crest origin)の細胞において発現するが、線維芽細胞、平滑筋または結合組織では発現しない。
広範な組織に作用する成長因子の特定の例は、インスリン様成長因子1(IGF1)[IGF1は、また、非抑制性インスリン様活性1(NSILA1)および「ソマトメジンc」としても知られている。IGF1なる語が今では好適であり、そして本明細書において使用される。しかしながら、本明細書で引用した初期の文献のいくつかにおいては、「ソマトメジンc」なる語が使用されている。]である。IGF1の特異的レセプタータンパク質は、事実上すべてのヒトおよび動物細胞で発現し、そして事実上すべての細胞は、インビトロで増殖するのにIGFレセプターの活性化を必要とする。この理由のため、IGF1またはインスリン(これは、高濃度でIGF1レセプターを活性化するためにIGF1の代わりとなり得る)は、血清の不存在下で細胞増殖を持続させるために使用され得る商品として入手可能な培養培地の中心的成分である。
疾病状況下で、組織特異的成長因子およびIGF1のような成長因子の両方は、過増殖性疾患状態と関連している。たとえば、PDGFは、一定の癌および冠動脈の動脈硬化性プラーク内の平滑筋細胞の増殖に関連している。IGF1の過剰発現は、末端肥大症および前立腺の癌に関連している。
成長因子が細胞増殖を調節するために通常機能する機作の故に、外細胞表面(outer cell surface)の成長因子レセプターの活性化を阻害するか、または細胞内でタンパク質を産生するシグナルの機能を阻害する化合物が、細胞増殖を阻害するために使用され得る。
PDGFレセプターの阻害は、化学名4−(4−メチルピペラジン−1−イルメチル)−N−[4−メチル−3−(4−ピリジン−3−イル)−ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル]−ベンズアミドを有するSTI−571として同定された化合物の使用を通じて達成された。STI−571は、EP 0 564 409において、そして、メタンスルホン酸塩、とりわけ好適なβ結晶形の形態で、WO 99/03854において記載され、そしてイマチニブ、グリベック(Glivec)またはグリベック(Gleevec)としても知られている。グリベックは、また、PDGFレセプターに密接に関連した系統特異的成長因子レセプター、すなわちkitレセプターの活性化を阻害する。グリベックは、さらにまた、ablとして知られる細胞質性シグナル産生タンパク質の活性を阻害する。ablタンパク質は、ヒトにおける慢性骨髄性白血病の病理に密接に関係する。PDGFおよびkitレセプターのように、ablはチロシン特異的キナーゼ活性を有するタンパク質である。グリベックは、少なくとも一時的に癌を処置するための新規治療薬である。グリベックは、2001年5月にFDAにより承認され、ヒトの慢性骨髄性白血病および消化管間質腫瘍に有効であることが示された。グリベック(以後、本明細書において「STI−571」と呼ぶ)は、本発明の文脈においてとりわけ有用な組織特異的成長因子レセプターインヒビターを構成する。
WO 02/092599は、強力なIGF1レセプターインヒビターである化合物、なかでもtrans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン(以後、本明細書において「ADW」と呼ぶ)を記載している。これらのIGF1レセプターインヒビターは、本発明の文脈において、とりわけ有用な組織非特異的成長因子レセプターインヒビターである。
発明の要約
本発明は、同時的(simultaneous)、同時一体的(concurrent)、個別的または逐次的使用のための、とりわけ哺乳動物、特にヒトにおける過増殖性状態、たとえば特に癌の処置に使用するための、(a)組織非特異的成長因子レセプターのインヒビターおよび(b)組織特異的成長因子レセプターのインヒビターを含んでなる組合せ剤に関する。本発明は、また、かかる組合せ剤を含んでなる医薬組成物、および過増殖性状態、たとえば癌をかかる組合せ剤で処置する方法に関する。本発明は、さらにまた、かかる組合せ剤を含んでなる市販用パッケージまたは製品に関する。
図面の簡単な説明
本発明の前述の特徴は、付随する図面を参照しつつ、下記の詳細な記載を参照することにより、より容易に理解される。ここで:
図1は、さまざまな量のADWおよびSTI−571に曝露されたサルサルコーマウイルス形質転換NIH/3T3(sis 3T3;その調製に関しては、Shamah et al., Mol. Cell. Biol. 13, 7203-7212, 1993を参照;NIH/3T3細胞は、ATCCで、ATCC番号 CRL−1658にて入手可能である。)線維芽細胞含有12ウェルプレートの写真ならびに増殖阻害の実施におけるこれらの化合物の相乗効果である。
図2は、U343ヒトグリオーマ細胞系(図2)(U343細胞系に関しては、Senger et al, Cancer Research 62, 2131-2140, 2002 and Shamah et al., Mol. Cell. Biol. 13, 7203-7212, 1993参照)の組合せ処置の5日後に細胞計数により測定された分画細胞生存(fractional cell survival)を示すグラフである。当該細胞系は、組合せ処置で殺傷力の増大を示す。
図3は、ADW/STI−571での組合せ処置後の分画細胞生存を示す。細胞生存は、細胞生存に関するMTSに基づくアッセイの使用により測定された。sis 3T3 線維芽細胞における組合せ処置は、細胞殺傷力の増大をもたらす(図3A)。対照のras−形質転換線維芽細胞(ras 3T3細胞;その調製に関しては、Feig L.A. and Cooper G.M., Mol. Cell. Biol. 8, 2472-2478, 1988を参照)は、ADWでの処置後に生存の減少を示すが、試験された用量範囲で、単独またはADWと組み合わせて投与されたSTI−571で生存に対して効果を示さない(図3B)。
図4は、sis 3T3細胞の成長阻害に関するSTI−571とADWとの間の相乗作用を示す:(定量データおよびSTI−571についての拡張スケール)。
特定の実施態様の詳細な記載
定義:本明細書および付随する特許請求の範囲において使用されるように、下記の用語は、特記しない限り、示された意味を有する。
「組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター」および「組織特異的成長因子レセプターのインヒビター」なる用語は、それぞれ、組織特異的または非特異的成長因子レセプターの活性を減少させる任意の分子を意味する。かかるインヒビターには、たとえば成長因子レセプターに結合するアンタゴニスト、または成長因子自体に結合してその細胞表面レセプターへの結合を妨げ、成長因子レセプターインヒビターとして機能する分子が含まれ得る。それは、さらにまた、成長因子レセプターのチロシンキナーゼ活性のインヒビターならびにたとえば成長因子またはそれらのレセプターの発現レベルを減少させるか、あるいは成長因子レセプター活性化の「下流の」シグナル伝達を阻害する化合物を含む。インヒビターは、小合成分子(small synthetic molecule)、アンチセンス核酸または高分子(これは、ポリペプチド、脂質および/またはポリサッカライドであり得る。)であり得る。
「組織非特異的成長因子レセプター」は、IGF−1レセプター、表皮成長因子レセプターおよびトランスフォーミング成長因子レセプターを意味するが、これらに限定されるわけではない。
「組織特異的成長因子レセプター」は、NGFレセプター、線維芽細胞成長因子レセプター、血管内皮成長因子レセプター、脳由来成長因子レセプターおよびPDGFレセプターを意味するが、これらに限定されるわけではない。
本発明は、(a)組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、たとえば特にIGF1レセプターインヒビター、および(b)組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、たとえば特にPDGFレセプターインヒビターを含んでなる組合せ剤に関する。
IGF−1レセプターインヒビターとしては、たとえば:先行技術において既知の特異的抗体、アンチセンス核酸(たとえば、出典明示により本明細書の一部とするBlum et al., Biochemistry 2000, Vol. 39, pp. 15705-15712に記載されたチロホスチン(tyrphostin)を含むインヒビター)が挙げられる。
本発明にしたがって使用される好適なIGF1レセプターインヒビターは、WO 02/092599において記載されたものであり、そして特に下記の化合物またはそれらの塩を含む:
cis−7−(3−アミノメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−7−(3−アミノメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 ジメチルアミド;
trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 ジメチルアミド;
cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルアミド;
trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルアミド;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ジメチルアミノメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ジメチルアミノメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−メチルアミノメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−メチルアミノメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−グアニジン;
cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−グアニジン;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−メタンスルホンアミド;
cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−メタンスルホンアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−4−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−4−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド;
プロパン−2−スルホン酸 trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
エタンスルホン酸 trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
N−ジメチル−スルファミド trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
N−ジメチル−スルファミド cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 メチルエステル;
cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 メチルエステル;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−メトキシ−エチルエステル;
cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−メトキシ−エチルエステル;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−エチル−ウレア;
cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−エチル−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−プロピル−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−プロピル−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−イソプロピル−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−イソプロピル−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−ブチル−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−ブチル−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−tert−ブチル−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−tert−ブチル−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−ベンジル−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−メチル−ベンジル)−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−メチル−ベンジル)−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(4−メトキシ−ベンジル)−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(2−ジメチルアミノ−エチル)−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(2−ジメチルアミノ−エチル)−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−ウレア;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ウレア;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ウレア;
cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ウレア;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アセトアミド;
cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アセトアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−イソブチルアミド;
cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−イソブチルアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミド;
cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド;
cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミド;
cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミド;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−モルホリン−4−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピペリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン(ADW);
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−7−[3−(アダマンタン−1−イルアミノメチル)−シクロブチル]−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
trans−7−(3−アゼパン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(2,5−ジメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−3−カルボン酸 アミド;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−チオモルホリン−4−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(2,6−ジメチル−モルホリン−4−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−(S)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−カルボン酸 アミド;
cis−7−(3−アゼパン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
cis−4−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(4−フェニル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−チオモルホリン−4−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(2,6−ジメチル−モルホリン−4−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−(R)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−カルボン酸 アミド;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−3−カルボン酸 アミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−エトキシ−アセトアミド;
trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−(2−メトキシ−エトキシ)−アセトアミド;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−メチル−ウレア;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−メチル−ウレア;
trans−ピロリジン−1−カルボン酸 {3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
trans−ピペリジン−1−カルボン酸 {3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
trans−モルホリン−4−カルボン酸 {3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
trans−3−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−1,1−ジメチル−ウレア;
trans−4−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸 {3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
trans−3−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−1,1−ジエチル−ウレア;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−ジエチルアミノ−エチルエステル;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−モルホリン−4−イル−エチルエステル;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エチルエステル;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−ジメチルアミノ−エチルエステル;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 エチルエステル;
trans−4−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−ブロモ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチル}−メタノール;
cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−ブロモ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチル}−メタノール;
cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチル}−メタノール;
trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチル}−メタノール;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
trans−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−{3−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−メチル]−シクロブチル}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
trans−((R)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−イル)−メタノール;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
cis−((R)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−イル)−メタノール;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−6−エチル−5−{3−[(Z)−2−エタ−(E)−イリデン−ヘキサ−3,5−ジエニルオキシ]−フェニル}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
cis−((R)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−イル)−メタノール;および
cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−7−{3−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−メチル]−シクロブチル}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン。
これらの化合物のなかでも、trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン(ADW)が最もとりわけ好適である。これらの化合物の製造は、WO 02/092599に記載されている。
本発明にしたがって使用される好適なPDGFレセプターインヒビターは、EP 0 564 409に記載されたものであり、そして最も好ましくは4−(4−メチルピペラジン−1−イルメチル)−N−[4−メチル−3−(4−ピリジン−3−イル)−ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル]−ベンズアミド(STI−571)またはその塩、とりわけWO 99/03854に記載されたβ結晶形のメタンスルホン酸塩である。
本発明の組合せ剤は、過増殖により特徴づけられる一連の疾患を処置するために使用され得る。かかる疾患としては、癌、たとえば、固形腫瘍、たとえば肺癌からの腫瘍、とりわけ非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫、ならびに慢性骨髄性白血病(CML)および急性リンパ性白血病(ALL)を含む白血病が挙げられる。他の増殖性疾患は、アテローム性動脈硬化症、血栓症、乾癬、強皮症(sclerodermitis)および線維症のように非悪性であり得る。
さらに、STI−571およびADWによりここで例示される本発明の組合せ剤の相乗効果は、移植、たとえば、同種移植、とりわけ組織移植、たとえばとりわけ閉塞性細気管支炎(OB)、すなわち同種肺移植組織の慢性拒絶の結果として起こる障害の処置における有用な効果を示し得る。OBを有していない患者と比べて、OBを有する患者は、しばしば、気管支肺胞洗浄液におけるPDGF濃度の上昇を示す。化合物の組合せは、また、血管平滑筋細胞移動および増殖に関連する疾患、たとえば再狭窄およびアテローム性動脈硬化症の処置において有効であり得る。それらは、また、血管形成を阻害し得る。これらすべての過増殖性状態は、EP 0 564 409、WO 97/02266、WO 99/03854およびWO 98/35958、または他の上記の引用文献において詳細に記載されている。
理論により制限されることを望むわけではないが、組織特異的および組織非特異的成長因子レセプターインヒビターが組み合わされた場合に観察される相乗活性の1つの態様は、第1のインヒビターでの細胞周期の特定の段階で細胞の成長を阻害すること、および次いで、成長が阻害された細胞を第2のインヒビターで餓死させる(starve)ことを含み得る。STI−571は、腫瘍細胞の成長を停止させる、認識された成長阻害剤である。いくつかの場合において、腫瘍は、成長阻害に適応し、そしてそれを回避し得る。成長停止細胞に特異的な細胞毒性剤の添加により、成長阻害を回避する腫瘍の能力が妨げられる。我々は、細胞複製周期を停止させる標的細胞のための細胞毒性剤としての、組織非特異的成長因子レセプター活性化インヒビターのための役割を提案する。
たとえば、STI−571はbcr/abl(CMLを引き起こす発癌融合タンパク質)の強力なインヒビターである組織特異的成長因子レセプター活性化のインヒビターの1例である。しかしながら、継続中の臨床試験において、急性転化のCML患者および再発性フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+−ALL)の患者は、STI−571に対して一時的な応答しか示さず、短期間で耐性が発現することが観察された。STI−571がIGF1レセプターインヒビター ADWのような組織非特異的成長因子レセプターインヒビターとともに共投与された場合に耐性が回避され得ると期待される。
血小板由来成長因子レセプターシグナル伝達およびインスリン様成長因子シグナル伝達の組合せ阻害による細胞成長の阻害の相乗的阻害は、sis 3T3細胞、ras 3T3細胞およびU343グリオーマ細胞での小分子シグナル伝達インヒビター STI−571およびADWの効果を観察することによりインビトロで実証された。
サルサルコーマウイルス形質転換NIH/3T3(sis 3T3)線維芽細胞は、細胞***アッセイにおいて血小板由来成長因子と同じ強力な成長促進活性を分泌する。分泌されたp28v−sisは、PDGFレセプターの活性化を介してsis形質転換細胞の自己分泌細胞成長を刺激するようである。
分泌されたタンパク質が細胞レセプターのキナーゼを介して作用するsis 3T3細胞と対照的に、我々は、ADWおよびSTI−571は、単独でも、または共同でも、3T3細胞の細胞成長に対してほとんど効果がないことを示した。これは驚くべきことではない。というのは、rasタンパク質は、細胞質内キナーゼ(Raf−1、MAPK、およびRSK)のインスリン誘導活性化に必要かつ十分であるが、それらはこれらの薬物のいずれとも相互作用せず、かつ阻害されない。膜結合Ras活性の主要な決定因子は、グアニンヌクレオチドGDPおよびGTPに結合する能力である。http://ethesis.helsinki.fi/julkaisut/laa/haart/vk/kivinen/review.html#1
第1の態様において、本発明は、同時的、同時一体的、個別的または逐次的使用のための、(a)組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、および(b)組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したものを含んでなり、活性成分(a)および(b)が、それぞれの場合において、遊離の形態または医薬上許容される塩の形態で存在する、組合せ剤、たとえば組合せ調製物または医薬組成物に関する。
「組合せ調製物(combined preparation)」なる語は、とりわけ上で定義された組合せパートナー(a)および(b)が、独立的に、または顕著な量の組合せパートナー(a)および(b)で種々の固定された組合せを用いて、すなわち同時的、同時一体的、個別的または逐次的に投与され得るという意味で「パーツのキット」と定義される。次いで、「パーツのキット」のパーツは、たとえば、同時または時間をずらして(これは、異なる時点で、そして「パーツのキット」の任意のパーツに関して等しいまたは異なる時間間隔である。)投与され得る。組合せ調製物において投与されるべき組合せパートナー(a)の総量と組合せパートナー(b)の比は、たとえば処置されるべき患者亜集団の要求または患者の特定の疾患、疾患の重度、年齢、性別、体重などにより異なり得る個々の患者の要求を満たすために、変動し得る。
好適な態様において、本発明は、哺乳動物、特にヒトにおける疾患、とりわけ細胞過増殖、たとえば特に癌、とりわけ慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫から選択される癌により特徴づけられる疾患の処置のために、(a)組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩、および(b)組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩を含んでなる組合せ剤に関する。
本発明の文脈において、「処置」または「処置する」なる語は、該疾患に罹患するリスクがあるか、または該疾患に罹患していると疑われる患者ならびに病気であるか、または疾患もしくは病状を患うと診断された患者の処置を含む、予防(prophylactic)または予防的(preventative)処置ならびに治療的または疾患抑制的処置の両方を含む。
本明細書の文脈の範囲内で、組織非特異的成長因子レセプターのインヒビターまたは組織特異的成長因子レセプターのインヒビターといえば、特記しない限りそして適当かつ好都合な場合には、それらの遊離の形態または塩、とりわけ医薬上許容される塩としての化合物、または水和物もしくは溶媒和物を含むそれらの任意の結晶形を含むものと理解される。
別の態様において、本発明は、哺乳動物、特にヒトにおける疾患、とりわけ細胞過増殖、たとえば特に癌、とりわけ慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫から選択される癌により特徴づけられる疾患の処置のために、組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩と組み合わせて使用するための、医薬の製造のための組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩の使用に関する。
本発明は、また、哺乳動物、特にヒトにおける疾患、とりわけ細胞過増殖、たとえば特に癌、とりわけ慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫から選択される癌により特徴づけられる疾患の処置のために、組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩と組み合わせて使用するための、医薬の製造のための、組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩の使用に関する。
さらなる態様において、本発明は、少なくとも1つの医薬上許容される担体とともに(a)1またはそれ以上の単位用量形態の組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩、および(b)1またはそれ以上の単位用量形態の組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩を含んでなる医薬組成物に関する。
本発明は、また、哺乳動物、特にヒトにおける疾患、とりわけ細胞過増殖、たとえば特に癌、とりわけ慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫から選択される癌により特徴づけられる疾患の処置用医薬組成物の製造のための、本発明の組合せ剤の使用に関する。
別の態様において、本発明は、哺乳動物、特にヒトにおける疾患、とりわけ細胞過増殖、たとえば特に癌、とりわけ慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫から選択される癌により特徴づけられる疾患の処置方法であって、該哺乳動物を同時的、同時一体的、個別的または逐次的に、医薬上有効量の(a)組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩、および(b)組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩で処置することを含んでなる方法に関する。
本発明は、さらに、哺乳動物、特にヒトにおける疾患、とりわけ細胞過増殖、たとえば特に癌、とりわけ慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫から選択される癌により特徴づけられる疾患の処置において同時的、同時一体的、個別的または逐次的使用のための指示書とともに(a)組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩、および(b)組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩を含んでなる市販用パッケージまたは製品に関する。
本発明は、また、哺乳動物、特にヒトにおける疾患、とりわけ細胞過増殖、たとえば特に癌、とりわけ慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫から選択される癌により特徴づけられる疾患の処置のために、組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩と組み合わせて使用するための指示書とともに、組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩を含んでなる市販用パッケージまたは製品、
あるいは
哺乳動物、特にヒトにおける疾患、とりわけ細胞過増殖、たとえば特に癌、とりわけ慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫から選択される癌により特徴づけられる疾患の処置のために、組織非特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩と組み合わせて使用するための指示書とともに、組織特異的成長因子レセプターのインヒビター、とりわけ本明細書において前記したもの、特に好適なものとして記載したもの、または医薬上許容されるその塩を含んでなる市販用パッケージまたは製品に関する。
別の態様において、本発明は、組織非特異的成長因子レセプターのインヒビターまたは組織特異的成長因子レセプターのインヒビターが、さらに、タンパク質、小分子化合物、アンチセンス核酸、ポリサッカライド、脂質のいずれかまたはそれらの組合せを含んでなる、本明細書において前記した組合せ剤、医薬組成物、市販用パッケージまたは製品または方法に関する。
本発明にしたがって、患者は、たとえば慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍またはグリア芽腫を処置するために、治療上有効量の組織非特異的成長因子レセプターのインヒビターおよび組織特異的成長因子レセプターのインヒビターで、それぞれ、個々の剤に適当な投与レジメンにしたがって処置される。当分野における熟練者は、適当な医薬上有効量の組合せ構成成分を決定する能力を有する。
組織特異的および非特異的成長因子レセプターのインヒビターは、上で引用した文献のような分野で記載されたように製造および投与され得る。それらが市場で入手可能な場合、それらはたとえば市販されている形態で投与され得る。
本発明の医薬組成物の投与は、以下のように達成され得る:
用量:医薬組成物は、製剤中に約0.0001%〜約95%の活性成分を含んでなり、単回用量形態中の投与形態は、好ましくは、その製剤の約10%〜約90%を含み、そして単回用量形態でない投与形態は、好ましくは、各成分の約10%〜約60%を含んでなる。単位用量形態、たとえば糖衣錠、錠剤、アンプル剤またはカプセル剤は、約5mg〜約1.5g、好ましくは5mg〜約1gの活性剤を含んでなる。
活性剤の用量は、処置されるべき温血動物の種、体重、年齢および個々の状態、個々の薬物動態学的状況、処置されるべき疾患および投与経路に依存する。好ましくは、約70kgの体重に関して、10mg〜2500mg、さらに好ましくは約50mg〜約2000mg、最も好ましくは約100mg〜約1500mgの1日用量の成分(a)および/または(b)のいずれか一方が投与される。小児は、皮膚表面積に基づき、それに応じて低い用量を投与される(参考として、70kgの成人の皮膚表面積は、1.73mである。)。
送達の経路:製剤は、経口的、経皮的(粘膜下投与を含む)または非経腸的に投与され得る。
製剤:医薬組成物は、自体公知の方法で、たとえば慣用的な混合、造粒、糖衣化、溶解または凍結乾燥プロセスにより製造される。たとえば経口投与のための医薬組成物は、活性成分を1またはそれ以上の固体または液体担体と組み合わせ、必要な場合には、得られる混合物を造粒し、そして混合物または顆粒を加工し、所望または適当ならば、さらなる賦形剤を添加し、それぞれ、錠剤または糖衣錠核または溶液を形成させることにより得られ得る。
適当な担体は、とりわけ増量剤、たとえば糖、たとえばラクトース、サッカロース、マンニトールまたはソルビトール、セルロース調製物および/またはリン酸カルシウム、たとえばトリリン酸カルシウムまたはリン酸水素カルシウム、および結合剤、たとえばスターチ、たとえばコーン、コムギ、コメまたはポテトスターチ、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムおよび/またはポリビニルピロリドン、および/または、所望により崩壊剤、たとえば上記のスターチ、およびまたカルボキシメチルスターチ、架橋ポリビニルピロリドンまたはアルギン酸もしくはその塩、たとえばアルギン酸ナトリウムである。さらなる賦形剤は、とりわけ流動調節剤および滑沢剤、たとえばケイ酸、タルク、ステアリン酸またはその塩、たとえばステアリン酸マグネシウムまたはステアリン酸カルシウム、および/またはポリエチレングリコール、またはその誘導体である。
糖衣錠核は、適当な、所望により腸溶性の、コーティングが施され得、とりわけアラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコールおよび/または二酸化チタンを含み得る濃縮糖溶液、あるいは適当な有機溶媒または溶媒混合物のコーティング溶液、腸溶性コーティングの製造のために、適当なセルロース調製物、たとえばアセチルセルロースフタレートまたはヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートの溶液が使用される。染料または顔料が、錠剤または糖衣錠コーティングに、製品の同定のために、または活性化合物の異なる量を記述するために添加されてもよい。
経口投与可能な医薬組成物は、また、ゼラチンからなる乾燥充填カプセル、およびゼラチンおよび可塑剤、たとえばグリセロールまたはソルビトールからなる密閉軟カプセルである。乾燥充填カプセルは、顆粒の形態の成分(a)および/または(b)を、たとえば増量剤、たとえばコーンスターチ、結合剤および/または流動促進剤(glidant)、たとえばタルカム(talcum)またはステアリン酸マグネシウム、および、適当な場合には安定剤(「適当な担体」については上を参照)と混合して含み得る。軟カプセルにおいて、活性成分を、好ましくは、適当な液体賦形剤、たとえば脂肪油、ラウログリコール('Lauroglycol)(Gattefoss6 S. A., Saint Priest, France)、エゲルシレ(egelucire)(Gattefoss S. A., Saint Priest, France)またはゴマ油、パラフィン油または液体ポリエチレングリコール、たとえばPEG 300または400(Fluka, Switzerland)、またはポリプロピレングリコール(これらのそれぞれに安定剤または洗浄剤を添加してもよい。)に、または上記の可溶性担体、たとえばメチルセルロースまたはマンニトールをさらに含む水に溶かすか、または懸濁させる。
他の経口投与形態は、たとえば、懸濁形態で、そして約0.001%〜20%、好ましくは約0.001%〜約2%の濃度で、または、たとえば0.5〜10mlの程度で投与された場合に適当な単回用量を提供する同様の濃度で活性組成物を含んでなる常套の方法で製造された、たとえば溶液またはシロップである。また、たとえばミルク中で、たとえばシェーキ(shake)を製造するための粉末または液状濃縮物も適当である。かかる濃縮物は、また、単回用量の量で充填され得る。
とりわけ中性の活性成分で、経皮送達システムが可能である。適当な製剤は、たとえば約0.0001〜約2重量%の活性成分を含む。たとえば、約2%〜99.9999%(または併せて100%)の短鎖脂肪族アルコールを含む製剤が提供される。適当なアルコールとしては、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコールおよびグリセロールが挙げられる。これらの製剤は、さらに流動促進剤(flux enhancer)を含んでもよい。適当な流動促進剤としては、たとえば、デシルメチルスルホキシド、ジメチルスルホキシドならびに環状ケトン、ラクトン、酸無水物およびエステルが挙げられる。これらの流動促進剤のいくつかは、活性剤の保持率も増大させ、そして皮膚自体におけるその濃度を増大させるように作用する。直接(局所)処置用製剤、たとえば皮膚への局所投与のために、流動促進剤を使用することが好適である。流動促進剤は、経皮流動を最大にするだけでなく、皮膚における成分(a)および/または(b)の保持率も増大させる。一定の環状ケトンおよびラクトンエンハンサーも、同様に局所保持率を増大させることが報告されており、したがって、活性剤の局所投与のための好適なエンハンサー群を含んでなる。全身処置用製剤において、流動促進剤を使用することが好適である。この場合、流動促進剤は、活性成分の局所保持率を最小にしながら流動性を最大にする。
適当な直腸投与可能な医薬組成物は、たとえば活性成分と坐剤基剤のとの組合せからなる坐剤である。適当な坐剤基剤は、たとえば天然または合成トリグリセライド、パラフィン系炭化水素、ポリエチレングリコールまたは高級アルカノールである。
非経腸投与のために、塩、たとえば塩化ナトリウム、および/または糖アルコール、たとえばマンニトール、または粘度上昇物質、たとえばカルボキシメチルセルロースナトリウム、ソルビトールおよび/またはデキストラン、ならびに、適当な場合には安定剤を含んでなる水性注射懸濁液の存在下または不存在下で、適当な、とりわけ、水溶性形態、たとえば水溶性塩の形態の活性成分の水性溶液が存在する。活性剤(適当な場合には賦形剤とともに)は、また、凍結乾燥物の形態であり得、そして適当な溶媒の添加による非経腸投与の前に溶液にされてもよい。たとえば非経腸投与のために使用される溶液は、注射溶液としても使用され得る。
製剤は、当分野において既知の化合物のグループに属するいずれか1つまたはそれ以上の個々の臨床的使用に常套の活性剤を含む。
本明細書に記載の病理状態は、活性成分、またはそれらの医薬上許容される塩の組合せで処置され得る。製剤は、かかる処置、好ましくは医薬組成物の形態での処置を必要とする温血動物、たとえばヒトに有効な量で、予防的または治療的に投与され得る。
実施例:小分子シグナル伝達インヒビター STI−571およびADWを用いる血小板由来成長因子レセプターシグナル伝達およびインスリン様成長因子シグナル伝達の複合阻害の細胞成長に対する相乗効果
スクリーニングアッセイ:STI−571およびADWのさまざまな用量の組合せの効力のアッセイを、5×10細胞/ウェルでまかれた12ウェル組織培養ディッシュを用いて行った。細胞を、10%ウシ胎児血清(FBS)入りのDMEMからなる培養培地中にまき、そして一晩置いた。培地を、DMEM+5%血小板不足血漿(PPP)中のさまざまな用量の組合せのSTI−571(0μM、1μM、3μM)、およびADW(0μM、0.1μM、0.3μM、1μM)と取り替えた。薬剤入りの培地を、48時間毎に取り替えた。5日目および8日目に、培地を回収し、そして細胞を固定し、そして70%メタノール中の0.5%クリスタルバイオレット中で染色した。結果を図1に示す。クリスタルバイオレットで染色された細胞は、いずれの薬剤も入っていない培地において高密度でインタクトな単層を示す。増量したSTI−571の存在下で、単層における細胞密度は、目に見えて激減している。同様の効果が、単独のADWについて観察される。しかしながら、細胞成長の減少は、ごく少量のADWが細胞に追加的に補われた場合、中程度のSTI−571濃度(1.0μM)で劇的に促進される。1μM STI−571および0.3μM ADWで、ほとんどすべての細胞が観察されない。この観察された相乗効果は、細胞の過増殖により特徴づけられる疾患の処置において重要な知見である。
定量的成長阻害アッセイ:細胞成長阻害の定量的評価のために、STI−571およびADWでの組合せ処置の効果を、生存細胞数の直接計数(図2)により、または490nMで光を吸収する水溶性ホルマザンをもたらすMTS テトラゾリウム化合物の分解に基づく細胞生存度アッセイ(Promega CellTiter Aqueous One Solution Cell Proliferation Assay)を用いて測定した(図3および4)。
細胞計数アッセイに関して、5×10細胞を100mm細胞培養ディッシュにトリプリケートでまき、そしてDMEM+10%FBS中で上記のように一晩置き、そしてDMEM+5%PPP中の剤で処理した。培地および剤を48時間毎に取り替えた。5日目に、細胞をトリプシン処理し、そして血球計で計数した。図2は、ADWがU343ヒトグリオーマ細胞においてSTI−571と併せて使用された場合の、劇的に減少した数の生存細胞を示す(図2)。
MTSに基づく細胞生存度アッセイのために、5×10細胞を、一晩DMEM+10%FBS中で24ウェルディッシュにおいてまいた。次いで、培地を、適当な濃度のSTI−571および/またはADWを含有するDMEM+5% PPPで置き換えた。個々の条件を、トリプリケートでアッセイした。培地および薬剤を48時間毎に取り替え、そして生存能力のある生存分画を、処置の5日後にMTSアッセイを用いて評価した。図3は、sis 3T3線維芽細胞におけるADWおよびSTI−571での組合せ処置は細胞殺傷力の増大をもたらすことを示す(図3A)。対照のras−形質転換線維芽細胞(ras 3T3細胞)は、ADWでの処置後に生存の減少を示すが、試験された用量範囲で、単独またはADWと組み合わせて投与されたSTI−571で生存に対して効果を示さない(図3B)。
図4において、STI−571の濃度は変動し、そしてADWの濃度は1μM(下側の線)または0μM(上側の線)で一定である。劇的な相乗効果が観察される。劇的な相乗効果が観察される。
図1は、さまざまな量のADWおよびSTI−571ならびに増殖阻害の実施におけるこれらの化合物の相乗効果に曝露されたサルサルコーマウイルス形質転換NIH/3T3(sis 3T3;その調製に関しては、Shamah et al., Mol. Cell. Biol. 13, 7203-7212, 1993を参照;NIH/3T3細胞は、ATCCで、ATCC番号 CRL−1658にて入手可能である。)線維芽細胞含有12ウェルプレートの写真である。 図2は、U343ヒトグリオーマ細胞系(図2)(U343細胞系に関しては、Senger et al, Cancer Research 62, 2131-2140, 2002 and Shamah et al., Mol. Cell. Biol. 13, 7203-7212, 1993)の組合せ処置の5日後に細胞計数により測定された分画細胞生存(fractional cell survival)を示すグラフである。細胞系は、組合せ処置で殺傷力の増大を示す。 図3は、ADW/STI−571での組合せ処置後の分画細胞生存を示す。細胞生存は、細胞生存に関するMTSに基づくアッセイの使用により測定された。sis 3T3 線維芽細胞における組合せ処置は、細胞殺傷力の増大をもたらす(図3A)。対照のras−形質転換線維芽細胞(ras 3T3細胞;その調製に関しては、Feig L.A. and Cooper G.M., Mol. Cell. Biol. 8, 2472-2478, 1988を参照)は、ADWでの処置後に生存の減少を示すが、試験された用量範囲で、単独またはADWと組み合わせて投与されたSTI−571で生存に対して効果を示さない(図3B)。 図4は、sis 3T3細胞の成長阻害に関するSTI−571とADWとの間の相乗効果を示す:(定量データおよびSTI−571についての拡張スケール)。

Claims (14)

  1. 慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫の処置において同時的、同時一体的、個別的または逐次的使用のための、(a)cis−7−(3−アミノメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−7−(3−アミノメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 ジメチルアミド;
    trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 ジメチルアミド;
    cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルアミド;
    trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルアミド;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ジメチルアミノメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ジメチルアミノメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−メチルアミノメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−メチルアミノメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−グアニジン;
    cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−グアニジン;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−メタンスルホンアミド;
    cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−メタンスルホンアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−4−メトキシ−ベンゼンスルホンアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−4−ニトロ−ベンゼンスルホンアミド;
    プロパン−2−スルホン酸 trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
    エタンスルホン酸 trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
    N−ジメチル−スルファミド trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
    N−ジメチル−スルファミド cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 メチルエステル;
    cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 メチルエステル;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−メトキシ−エチルエステル;
    cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−メトキシ−エチルエステル;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−エチル−ウレア;
    cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−エチル−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−プロピル−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−プロピル−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−イソプロピル−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−イソプロピル−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−ブチル−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−ブチル−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−tert−ブチル−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−tert−ブチル−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−ベンジル−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−メチル−ベンジル)−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−メチル−ベンジル)−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(4−メトキシ−ベンジル)−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(2−ジメチルアミノ−エチル)−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(2−ジメチルアミノ−エチル)−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−ウレア;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ウレア;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ウレア;
    cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ウレア;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アセトアミド;
    cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アセトアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−イソブチルアミド;
    cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−イソブチルアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
    cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2,2−ジメチル−プロピオンアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミド;
    cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド;
    cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミド;
    cis−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミド;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−モルホリン−4−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピペリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−7−[3−(アダマンタン−1−イルアミノメチル)−シクロブチル]−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
    trans−7−(3−アゼパン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(2,5−ジメチル−ピロリジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−3−カルボン酸 アミド;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−チオモルホリン−4−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(2,6−ジメチル−モルホリン−4−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−(S)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−カルボン酸 アミド;
    cis−7−(3−アゼパン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
    cis−4−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(4−フェニル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−チオモルホリン−4−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−[3−(2,6−ジメチル−モルホリン−4−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−(R)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−カルボン酸 アミド;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−3−カルボン酸 アミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−エトキシ−アセトアミド;
    trans−N−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−2−(2−メトキシ−エトキシ)−アセトアミド;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−メチル−ウレア;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−3−メチル−ウレア;
    trans−ピロリジン−1−カルボン酸 {3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
    trans−ピペリジン−1−カルボン酸 {3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
    trans−モルホリン−4−カルボン酸 {3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
    trans−3−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−1,1−ジメチル−ウレア;
    trans−4−メチル−ピペラジン−1−カルボン酸 {3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−アミド;
    trans−3−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−1,1−ジエチル−ウレア;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−ジエチルアミノ−エチルエステル;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−モルホリン−4−イル−エチルエステル;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エチルエステル;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 2−ジメチルアミノ−エチルエステル;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−カルバミン酸 エチルエステル;
    trans−4−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペラジン−1−カルボン酸 エチルエステル;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−ブロモ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
    trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチル}−メタノール;
    cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−ブロモ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
    cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
    cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチル}−メタノール;
    cis−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
    trans−3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブタンカルボン酸 メチルエステル;
    cis−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチル}−メタノール;
    trans−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチル}−メタノール;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
    trans−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−{3−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−メチル]−シクロブチル}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    trans−((R)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−イル)−メタノール;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
    cis−((R)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−メチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−イル)−メタノール;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−7−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−シクロブチル]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−7−(3−アゼチジン−1−イルメチル−シクロブチル)−6−エチル−5−{3−[(Z)−2−エタ−(E)−イリデン−ヘキサ−3,5−ジエニルオキシ]−フェニル}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン;
    cis−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピペリジン−4−オール;
    cis−((R)−1−{3−[4−アミノ−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル]−シクロブチルメチル}−ピロリジン−2−イル)−メタノール;および
    cis−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−6−エチル−7−{3−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−メチル]−シクロブチル}−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン
    から選択されるインスリン様成長因子レセプターインヒビターおよび(b)4−(4−メチルピペラジン−1−イルメチル)−N−[4−メチル−3−(4−ピリジン−3−イル)−ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル]−ベンズアミドである血小板由来成長因子レセプターインヒビターを含んでなる組合せ剤であって、活性成分(a)および(b)が、それぞれの場合において、遊離の形態または医薬上許容される塩の形態で存在する、組合せ剤。
  2. インスリン様成長因子1レセプターインヒビターがtrans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミンまたはその塩である、請求項に記載の組合せ剤。
  3. グリア芽腫の処置に使用するための、請求項1または2に記載の組合せ剤。
  4. 慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、非小細胞肺癌、前立腺癌、消化管間質腫瘍およびグリア芽腫の処置のための、4−(4−メチルピペラジン−1−イルメチル)−N−[4−メチル−3−(4−ピリジン−3−イル)−ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル]−ベンズアミドおよび医薬上許容されるその塩から選択される血小板由来成長因子レセプターインヒビターと組み合わせて同時的、同時一体的、個別的または逐次的に使用するための医薬の製造のための、請求項1に記載のインスリン様成長因子1レセプターインヒビターの使用。
  5. インスリン様成長因子1レセプターインヒビターがtrans−5−(3−ベンジルオキシ−フェニル)−7−(3−ピロリジン−1−イルメチル−シクロブチル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミンまたはその塩である、請求項4に記載の使用。
  6. グリア芽腫の処置に使用するための、請求項4または5に記載の使用。
  7. 少なくとも1つの薬学的に許容される担体とともに、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組合せ剤を含んでなる医薬組成物。
  8. 少なくとも1つの薬学的に許容される担体を含む、請求項4〜6のいずれか1項に記載の使用。
  9. 時的、同時一体的、個別的または逐次的使用のための指示書とともに、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組合せ剤を含んでなる市販用パッケージまたは製品。
  10. 同時的、同時一体的、個別的または逐次的使用のための指示書とともに使用する、請求項4〜6のいずれか1項に記載の使用。
  11. らに、タンパク質、小分子化合物、アンチセンス核酸、ポリサッカライド、脂質のいずれかまたはそれらの組合せを含んでなる、請求項1〜3のいずれかに記載の組合せ剤。
  12. さらに、タンパク質、小分子化合物、アンチセンス核酸、ポリサッカライド、脂質のいずれかまたはそれらの組合せを含んでなる、請求項4〜6のいずれかに記載の使用。
  13. さらに、タンパク質、小分子化合物、アンチセンス核酸、ポリサッカライド、脂質のいずれかまたはそれらの組合せを含んでなる、請求項に記載の医薬組成物。
  14. さらに、タンパク質、小分子化合物、アンチセンス核酸、ポリサッカライド、脂質のいずれかまたはそれらの組合せを含んでなる、請求項に記載の市販用パッケージまたは製品。
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