JP2002526449A - ラミブジンおよびアバカビルを含んでなる抗ウイルス性組合せ製剤 - Google Patents

ラミブジンおよびアバカビルを含んでなる抗ウイルス性組合せ製剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−ピリミジン−2−オン(ラミブジン)と(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノール(1592U89、アバカビル)を含んでなる治療用の組合せ剤に関する。本発明はまた、該組合せ剤を含有する医薬組成物、およびB型肝炎ウイルスの複製のヌクレオシド阻害剤および/または非ヌクレオシド阻害剤に耐性のあるHBV変異体による感染症を含むHBV感染症の治療におけるそれらの使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
発明の分野 本発明は、(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,
3−オキサチオラン−5−イル)−ピリミジン−2−オン(ラミブジン)と、第
2の治療薬(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピル
アミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノール(
1592U89、アバカビル)とを含んでなる治療用の組合せ剤に関する。本発
明はまた、該組合せ剤を含有する医薬組成物、およびB型肝炎ウイルスの複製の
ヌクレオシド阻害剤および/または非ヌクレオシド阻害剤に耐性のあるHBV変
異体による感染症を含むHBV感染症の治療におけるそれらの使用に関する。
【0002】 背景技術 B型肝炎は血液もしくは血液製剤などの汚染された材料、汚染された針によっ
て経口または非経口的に、性的に、また感染した、またはキャリヤーの母親から
子供へ母子感染により伝染するウイルス病である。世界の中でこの疾病が多い地
域では若年層の母子感染が、B型肝炎の慢性キャリヤーとなる感染患者の割合を
高めている。世界中で推定3億5000万人がB型肝炎に慢性的に感染しており
、1億5000万人もが介入なく肝臓疾患で死に至っているものと考えられる。
【0003】 現在、唯一確立しているB型肝炎の治療の試みはインターフェロンの反復投与
であり、これには望ましくない副作用が伴い、治療されるもののうち長期持続す
る応答は3分の1以下でしかない。インターフェロンは免疫系の疾病対抗力を高
めるようにデザインされた免疫調節薬である。
【0004】 ラミブジンは2年間の研究でHBVに対して有効であることが報告されており
、大部分の患者がウイルスの複製レベルの実質的低下を示し、2年目の終わりに
は52%の患者が検出可能なレベルのウイルスは保持していなかったことが分か
っている。
【0005】 アバカビルは欧州特許EP0434450に、HBVに対して有効な活性を持
つものと記載されている。これはin vitroにおいてHBVの複製を効果的に阻害
することが示されている(Antimicrobial Agents and Chemotherapy May 1997, P
1082-1093)。
【0006】
【発明の概要】
本発明の組合せ剤の使用は毒性を軽減しつつ等価の抗ウイルス作用をもたらす
か、あるいは化合物間の相乗作用のために薬剤効力の増加をもたらす。また薬剤
用量が全体として少ないことは、おそらくHBVの薬剤耐性変異体の出現頻度を
小さくするであろう。
【0007】 本発明者らは今般、ラミブジンがアバカビルと併用した場合に予期しない利点
を示すことを見出した。特にこの組合せは図1で示されたように、統計的に有意
な相乗的抗HBV作用を示す。本発明の特徴は、この薬剤の組合せの使用が相乗
的抗ウイルス作用をもたらし、より完全にウイルスを抑制し、より長期にわたっ
てウイルスを抑制し、薬剤耐性HBV変異体の出現を制限し、さらに薬剤に関連
する毒性のよりよい管理が可能となることにある。またこの薬剤の組合せの使用
によって例えば一日に投与される錠剤の数が少なくなるので、患者の応諾が高ま
ることにもつながる。
【0008】
【発明の具体的説明】
本明細書における治療とは、当業者には明らかであろうが、予防ならびに確立
された感染症および症状の治療に拡張される。
【0009】 本明細書において「医薬上許容される誘導体」とは、ラミブジンもしくはアバ
カビル、または受容者に投与した際にかかる化合物またはその抗ウイルス的に有
効な代謝物もしくは残基を(直接もしくは間接的に)提供できる他の化合物の医
薬上許容される塩、エステルまたはかかるエステルの塩のいずれもが含まれる。
【0010】 ラミブジンおよびアバカビルの医薬上許容される塩としては、医薬上許容され
る塩基、無機および有機酸から誘導されるものが挙げられる。好適な酸の例とし
ては塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、フマル酸、マレイン酸、リン酸
、グリコール酸、乳酸、サリチル酸、コハク酸、トルエン−p−スルホン酸、酒
石酸、酢酸、クエン酸、メタンスルホン酸、蟻酸、安息香酸、マロン酸、ナフタ
レン−2−スルホン酸、およびベンゼンスルホン酸が挙げられる。それ自体は医
薬上許容されるものではないがシュウ酸などのその他の酸も、本発明の化合物お
よびそれらの医薬上許容される酸付加塩を得る際の中間体として有用な塩の製造
に有用であり得る。適当な塩基から誘導される塩としては、アルカリ金属(例え
ば、ナトリウム)、アルカリ土類金属(例えば、マグネシウム)、アンモニウム
およびNR4+(ここでRはC1−4アルキルである)塩が挙げられる。
【0011】 アバカビルの好ましい塩として硫酸塩があり、ヘミスルフェート塩が好ましい
【0012】 ラミブジンおよびアバカビルの好ましいエステルは、以下の群よりそれぞれ選
択する:(1)エステル基のカルボン酸部分の非カルボニル部分が直鎖または分
枝鎖アルキル(例えば、メチル、n−プロピル、t−ブチル、もしくはn−ブチ
ル)、シクロアルキル、アルコキシアルキル(例えば、メトキシメチル)、アラ
ルキル(例えば、ベンジル)、アリールオキシアルキル(例えば、フェノキシメ
チル)、アリール(例えば、所望により例えばハロゲン、C1−4アルキルもし
くはC1−4アルコキシにより置換されていてもよいフェニル)、またはアミノ
から選択されるカルボン酸エステル;(2)アルキルまたはアラルキルスルホニ
ル(例えば、メタンスルホニル)のようなスルホネートエステル;(3)アミノ
酸エステル(例えば、L−バリルまたはL−イソロイシル);および(4)ホス
ホネートエステル。かかるエステルにおいては、特に断りのない限り、存在する
アルキル部分のいずれもが、有利には1〜18個の炭素原子、特に1〜6個の炭
素原子、より好ましくは1〜4個の炭素原子を含む。かかるエステル中に存在す
るシクロアルキル部分はいずれも、有利には3〜6個の炭素原子を含む。かかる
エステル中に存在するアリール部分はいずれも、有利にはフェニル基を含んでな
る。前記の化合物のいずれの参照文献にも、その生理学上許容される塩に関する
参照文献が含まれる。
【0013】 特に好ましいエステルとしては、ラミブジンとアバカビル(所望によりブロッ
クされていてもよい)のモノ−、ジ−およびトリホスフェートエステル、または
ヒト患者に投与する場合に(直接的または間接的に)かかるモノ−、ジ−、また
はトリホスフェートエステルを提供できる他の化合物のいずれもが挙げられる。
【0014】 さらに好ましいアバカビルの誘導体としては、(1R,4S)−9−[4−(
ヒドロキシメチル)−2−シクロペンテン−1−イル]グアニン(カルボビル)
のモノ−、ジ−またはトリホスフェートエステルがある。 このように、一つの態様によれば、本発明は(2R,シス)−4−アミノ−1
−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−ピリミジン
−2−オンまたはその医薬上許容される誘導体と、(−)−(1S,4R)−4
−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9Hプリン−9−イル]−2
−シクロペンテン−1−メタノールまたはその医薬上許容される誘導体とを含ん
でなる組合せ剤を提供する。
【0015】 前記の組合せは、本明細書において以後「本発明の組合せ剤」と称する。
【0016】 さらに本発明は、治療、特にB型肝炎ウイルスの複製のヌクレオシド阻害剤お
よび/または非ヌクレオシド阻害剤に耐性のある感染症をはじめHBV感染症の
治療、において用いられる本発明の組合せ剤を提供する。
【0017】 もう一つの態様によれば、本発明は本発明の組合せ剤の治療上有効な量を投与
することを含んでなる、HBV感染症を患うヒトをはじめとする哺乳類の治療方
法を提供する。
【0018】 組合せ剤の化合物は、同じまたは異なる医薬組成物のいずれかとして同時に、
または逐次投与されてよいことは明らかであろう。逐次投与される場合は、第2
の有効成分投与の遅延が、有効成分の組合せの相乗的治療作用の利点を失わせる
ものであってはならない。同時投与であれ逐次投与であれ、ラミブジンおよびア
バカビル、またはその医薬上許容される誘導体は個々に、またはそれらを組合せ
て投与されてよいことも理解されよう。ラミブジン、およびアバカビルは個別の
医薬製剤として同時または逐次投与されるのが好ましく、同時投与されるのが最
も好ましい。
【0019】 本発明の組合せ剤は単一の配合製剤として投与されるのが好ましい。
【0020】 本発明はまた、HBV感染症の治療のために、アバカビルと同時または逐次投
与する医薬の製造におけるラミブジンの使用を提供する。HBV感染症の治療の
ためにラミブジンと同時または逐次投与する医薬の製造におけるアバカビルの使
用は、本発明のさらなる態様である。
【0021】 本発明のさらなる態様は、ラミブジンおよびアバカビルが相乗作用的比率で存
在する本発明の組合せ剤である。
【0022】 ラミブジンおよびアバカビルまたはその医薬上許容される誘導体の組合せの相
乗作用は、例えば1:0.5〜1:10(重量)、好ましくは1:1〜1:8(
重量)の比率にわたって認められる。
【0023】 便宜には、各化合物は単独で使用される場合に抗HBV活性を示す量で併用さ
れる。
【0024】 抗HBV剤として有効であるために必要とされるラミブジンおよびアバカビル
の組合せ剤の量はもちろん変化し、最終的には医師の裁量による。考慮されるべ
き因子としては投与経路、製剤の性質、動物の体重、齢および全身状態、ならび
に治療される疾病の性質および重篤度が挙げられる。
【0025】 一般に、ラミブジンに関しては好適な1日用量は約0.1〜約50mg/受容
者体重kg/日、好ましくは0.5〜20mg/体重kg/日、最も好ましくは
0.5〜2mg/体重kg/日の範囲である。
【0026】 ラミブジンは25〜150mg/日の範囲のレベルで投与するのが好ましい。
【0027】 ラミブジンは、便宜には約100mg/日のレベルで投与するのが好ましい。
【0028】 アバカビルに関しては、好適な1日用量は約3〜約120mg/受容者体重k
g/日であり、好ましくは1〜90mg/体重kg/日、最も好ましくは5〜6
0mg/体重kg/日の範囲である。
【0029】 アバカビルは、200〜800mg/日の範囲のレベルで投与するのが好まし
い。
【0030】 アバカビルは、約600mg/日のレベルで投与するのが好ましい。便宜には
、これは300mgずつ1日2回であってよい。
【0031】 特に断りのない限り、すべての有効成分の重量は薬剤それ自体の重量に関して
計算する。ラミブジンおよびアバカビルの医薬上許容される誘導体、またはその
いずれかの溶媒和物の場合は、その数字は比例して増加する。所望の用量は、1
日を通して適当な間隔で投与される2、3、4、5、6またはそれ以上の分割用
量として与えられるのが好ましい。これらの分割用量は、例えば単位投与形あた
り有効成分を1〜1500mg、好ましくは5〜1000mg、最も好ましくは
5〜500mg含有する単位投与形で投与すればよい。アバカビルの分割用量は
、本発明の組合せ剤の用量とは独立して投与してよい。あるいは受容者の状態が
要すれば、この用量を持続注入として投与してもよい。
【0032】 有効成分と呼ばれることがあるこの組合せ剤の成分は、動物、例えばヒトをは
じめとする哺乳類の治療のために、従来の方法で投与してもよい。
【0033】 組合せ剤の有効成分を原料化学物質として投与することもできるが、それらを
医薬組成物として提供するのが好ましい。本発明の医薬組成物は1以上の医薬上
許容される担体または賦形剤、および所望により他の治療薬とともに、本発明の
組合せ剤を含んでなる。担体は処方中の他の成分と適合し、かつ、その受容者に
対して有害でないという観点から許容されるものでなければならない。組合せ剤
の個々の成分が個別に投与される場合は、それらは一般に各々医薬組成物として
提供される。以後、組成物という場合、特に断りのない限り、組成物とは組合せ
剤またはその成分のいずれかを含む組成物をいう。
【0034】 ラミブジンおよびアバカビルまたはその医薬上許容される誘導体の組合せ剤は
、便宜には、単位投与形において1以上のその医薬上許容される担体とともに医
薬組成物として提供されてよい。便宜な単位投与製剤は、有効成分をそれぞれ1
mg〜2g、例えば25〜150mgといった2mg〜200mgのラミブジン
および200〜800mgのアバカビルを含有する。
【0035】 また医薬組成物は、単一包装、通常にはブリスターパック中に全治療過程を包
含する「患者パック」として患者に処方してもよい。患者パックは、薬剤師がバ
ルク貯蔵物から医薬を患者に分配する従来の処方よりも、通常従来の処方には添
付されていない慣習的な処方よりも、患者が患者パック中に含まれている添付文
書をいつでも見ることができるので有利である。添付文書を包含することにより
、医師の指示に対する患者の応諾が高まることが分かっている。
【0036】 本発明の正しい使用法を患者に指示する添付文書を包含する単一の患者パック
または各成分の患者パックによる本発明の組合せ剤の投与は、本発明の望ましい
さらなる特徴であると理解されよう。
【0037】 本発明のさらなる態様によれば、本発明の組合せ剤の少なくとも1種の有効成
分を含んでなる患者パック、および本発明の組合せ剤の用法に関する指示を包含
する添付文書が提供される。
【0038】 本発明のもう一つの態様によれば、ラミブジンおよびアバカビルまたはその医
薬上許容される誘導体の別個の投与の組合せを含んでなるダブルパックを提供す
る。
【0039】 組成物としては、経口、直腸、鼻腔内、局所(経皮、口内および舌下を含む)
、膣内および非経口(皮下、筋肉内、静脈内および皮内を含む)投与に好適なも
のがある。組成物は便宜には単位投与形で提供されてもよく、製薬技術分野で十
分公知のいずれの方法により製造してもよい。かかる方法は、本発明のさらなる
特徴を表し、有効成分と1種以上の補助成分を構成する担体とを会合させるステ
ップを含む。一般に、製剤は有効成分と液性担体もしくは細かく砕いた固形担体
またはその双方とを均等かつ緊密に会合させ、次いで要すればその製品を成型す
ることにより製造される。
【0040】 経口投与に好適な本発明の組成物は、各々所定量の有効成分を含有するカプセ
ル剤、カプレット剤、カシェ剤、または錠剤などの個別単位として;散剤または
顆粒剤として;水性または非水性液体中の溶液または懸濁液として;または水中
油型液体エマルションもしくは油中水液体エマルションとして提供してもよい。
有効成分はまた、巨丸剤、舐剤またはペースト剤として提供してもよい。
【0041】 錠剤は、所望により1以上の補助成分とともに、圧縮または成型することによ
り製すればよい。圧縮錠剤は、所望により結合剤(例えばポビドン、ゼラチン、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、滑沢剤、不活性希釈剤、保存剤、崩壊
剤(例えばグリコール酸ナトリウムデンプン、架橋ポビドン、架橋カルボキシメ
チルセルロースナトリウム)、界面活性剤または分散剤と混合した、粉末または
顆粒のような流動形態の有効成分を好適な機械で圧縮することにより製造すれば
よい。成型錠剤は、不活性な液体希釈剤で湿らせた粉末状化合物の混合物を好適
な機械で成型することにより製造すればよい。錠剤は所望により被覆または刻み
目をつけてよく、例えば所望の放出プロフィールを与えるためにヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースを種々の比率で用いて、その中の有効成分の遅延放出性ま
たは徐放性を与えるように処方してもよい。錠剤は所望により胃ではなく腸の部
分で放出するように腸溶性被覆を施してもよい。
【0042】 本発明の組合せ剤は経口投与するのが好ましい。
【0043】 口腔内局所投与に好適な組成物は、通常スクロースおよびアラビアゴムまたは
トラガントゴムなどの矯味基剤中に有効成分を含んでなるロゼンジ;ゼラチンお
よびグリセリン、またはスクロースおよびアラビアゴムなどの不活性基剤に有効
成分を含んでなる香錠;および好適な液体担体に有効成分を含んでなる口中洗浄
剤が挙げられる。直腸内投与のための組成物は、例えばココアバターまたはサリ
チル酸塩を含んでなる好適な基剤とともに坐剤として提供すればよい。
【0044】 また局所投与は、経皮イオン導入装置により行ってもよい。
【0045】 膣内投与に好適な製剤としては、有効成分に加えて、当技術分野で適当である
ことが知られている担体を含む、ペッサリー、タンポン、クリーム剤、ゲル剤、
ペースト剤、フォームまたはスプレー製剤として提供してよい。
【0046】 担体が固形の直腸内投与に好適な医薬製剤は、単位投与坐剤として提供するの
が最も好ましい。好適な担体としては、ココアバターおよび当技術分野で通常使
用される他の材料が挙げられる。坐剤は、軟化もしくは融解した担体と有効な組
合せ剤を混合した後に冷却して鋳型で成型することにより便宜に形成される。
【0047】 非経口投与に好適な製剤としては、抗酸化剤、緩衝剤、静菌剤および製剤を意
図した受容者の血液と等張にする溶質を含んでもよい水性および非水性等張滅菌
注射液;沈殿防止剤および増粘剤を含んでもよい水性および非水性滅菌懸濁液;
ならびに化合物が血液成分もしくは1以上の臓器を標的化するよう設計されてい
るリポソームまたは他の微粒子系が挙げられる。これらの製剤は、例えばアンプ
ルまたはバイアルのような単位用量用または複用量用の密封容器として提供して
もよく、また、使用直前に例えば注射用水などの滅菌液性担体を加えるだけの凍
結乾燥品として保存してもよい。即時調合注射溶液および懸濁液は、これまでに
記載された種類の滅菌散剤、顆粒剤および錠剤から調製すればよい。
【0048】 好ましい単位投与製剤は、本明細書に前記したように有効成分の1日用量また
は1日分割用量、またはその適当な画分を含有するものである。
【0049】 特に前記した成分に加え、本発明の製剤は、対象となる製剤のタイプを考慮し
て当技術分野で通常の他の薬剤を含んでもよいものと理解すべきべきであり、例
えば経口投与に好適なものとしては甘味剤、増粘剤および矯味矯臭剤のようなさ
らなる薬剤を含有してもよい。
【0050】 本発明の組合せ剤の化合物は、常法に従って製造すればよい。 ラミブジンの製造法は、国際特許出願番号WO91/17159およびWO9
5/29174に記載されており、引用することにより本明細書の一部とされる
【0051】 アバカビルは欧州明細書EP0434450、PCT出願PCT/GB/45
00225、PCT/GB95/02014、または米国特許第5,034,3
94号に記載の方法により製造してもよく、これらは引用することみより本明細
書の一部とされる。
【0052】 以下の実施例は単に説明のためのものであり、本発明の範囲を何ら限定するも
のではない。「有効成分」とはラミブジンまたはアバカビル、その双方、または
前記化合物のいずれかの生理学機能的な誘導体を表す。
【0053】
【実施例】例1:錠剤 以下の製剤A、BおよびCは成分をポビドン溶液とともに湿式造粒した後、ス
テアリン酸マグネシウムを添加して打錠することにより製造する。
【0054】製剤A mg/錠剤 有効成分 250 ラクトースB.P. 210 ポビドンB.P. 15 グリコール酸ナトリウムデンプン 20 ステアリン酸マグネシウム 500
【0055】製剤B mg/錠剤 有効成分 250 ラクトースB.P. 150 アビセルPH101 60 ポビドンB.P. 15 グリコール酸ナトリウムデンプン 20 ステアリン酸マグネシウム 500
【0056】製剤C mg/錠剤 有効成分 250 ラクトースB.P. 200 デンプン 50 ポビドン 5 ステアリン酸マグネシウム 359
【0057】 以下の製剤DおよびEは混合した成分を直接打錠することによって製造する。
製剤E中のラクトースは直接打錠型のもの(Dairy Crest-"Zeparox")である。
【0058】製剤D mg/錠剤 有効成分 250 プレゼラチン化デンプンNF15 150 400
【0059】製剤E mg/錠剤 有効成分 250 ラクトースB.P. 150 アビセル 100 500
【0060】製剤F(徐放性製剤) この製剤は成分をポビドン溶液とともに湿式造粒した後、ステアリン酸マグネ
シウムを加え、さらに打錠することによって製造する。
【0061】 mg/錠剤 有効成分 500 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 112 (メトセルK4Mプレミアム) ラクトースB.P. 53 ポビドンB.P. 28 ステアリン酸マグネシウム 700
【0062】 薬剤放出は約6〜8時間にわたって起こり、12時間後に完了した。
【0063】例2:カプセル製剤 製剤A カプセル製剤は前記の例1における製剤Dの成分を混合し、2ツ割硬カプセル
に充填することによって製造する。製剤B(前記)も同様にして製造する。
【0064】製剤B mg/カプセル 有効成分 250 ラクトースB.P. 143 グリコール酸ナトリウムデンプン 25 ステアリン酸マグネシウム 420
【0065】製剤C mg/カプセル 有効成分 250 マクロゲル4000B.P. 350 600
【0066】 製剤Cのカプセル剤はマクロゲル4000B.P.を融解し、有効成分を融解
物に分散させ、融解物を2ツ割硬カプセルに充填することによって製造する。
【0067】製剤D mg/カプセル 有効成分 250 レシチン 100 落花生油 100 450
【0068】 製剤Dのカプセル剤は有効成分をレシチンおよび落花生油に分散させ、分散物
を弾力性のある軟カプセルに充填することによって製造する。
【0069】製剤E mg/カプセル 有効成分 150.0 ビタミンE TPGS 400.0 ポリエチレングリコール400NF 200.5 プロピレングリコールUSP 39.5
【0070】 4kgのビタミンE TPGS(Eastman Chemical Co.から入手)を融解する
まで50℃で加熱した。融解したビタミンE TPGSに、50℃に加熱した2
.005kgのポリエチレングリコール400(PEG400)(低アルデヒド
、<10ppm、Union CarbideまたはDow Chemical Co.から入手)を加え、均
質な溶液が形成されるまで混合した。得られた溶液を65℃に加熱した。1.5
kgの有効成分をビタミンE TPGSとPEG400の融解溶液に溶かした。
室温で0.395kgのプロピレングリコールを加え、均質な溶液が形成される
まで混合した。この溶液を28〜35℃に冷却した後、脱気した。この混合物を
好ましくは28〜35℃にて、カプセル充填機を用いて、揮発性分を含まない化
合物150mgに相当する充填重量で、サイズ12の楕円形、白色不透明の軟カ
プセルに封入した。このカプセル外被を乾燥させて一定充填水分3〜6%、外被
硬度7〜10ニュートンとし、好適な容器に入れた。
【0071】製剤F(徐放性カプセル剤) 以下の徐放性カプセル製剤は成分a、b、およびcを押出成形機を用いて押出
成形した後、押出品を球形化し乾燥することによって製造する。次ぎに、乾燥ペ
レットを徐放性膜(d)で被覆し、2ツ割硬カプセルに充填する。
【0072】 mg/カプセル (a)有効成分 250 (b)微晶質セルロース 125 (c)ラクトースB.P. 125 (d)エチルセルロース 13 513
【0073】例3:注射用製剤 製剤A mg 有効成分 200 0.1M塩酸溶液または 0.1m水酸化ナトリウム溶液 4.0〜7.0まで適量 滅菌水 10mLまで適量
【0074】 有効成分を水(35℃〜40℃)の大部分に溶解し、塩酸または水酸化ナトリ
ウムでpHを4.0〜7.0の間に適宜調整する。次ぎにこのバッチを水で一定
容量にし、滅菌微孔質フィルターを通して滅菌した10mlの琥珀色のガラスバ
イアル(1型)中へ濾過し、滅菌クロージャーおよびオーバーシールで密閉する
【0075】製剤B 有効成分 125mg 発熱物質を含まない無菌リン酸バッファー、pH7 25mlまで適量
【0076】例4:筋肉注射製剤 有効成分 200mg ベンジルアルコール 0.10g グルコフロール75 1.45g 注射水 3.00mlまで適量
【0077】 有効成分をグリコフロールに溶解する。次いで、ベンジルアルコールを加えて
溶解し、水を加えて3mlとする。次ぎに、混合物を滅菌微孔質フィルターを通
して濾過し、滅菌3mlガラスバイアル(1型)に密閉する。
【0078】例5:シロップ剤 有効成分 250mg ソルビトール溶液 1.50g グリセロール 2.00g 安息香酸ナトリウム 0.005g 香料、ピーチ17.42.3169 0.0125ml 精製水 5.00mlまで適量
【0079】 グリセロールと大部分の精製水の混合物に有効成分を溶かす。次ぎにこの溶液
に安息香酸ナトリウム水溶液を加えた後、ソルビトール溶液と、最後に香料を加
える。精製水で一定容量にしてよく混合する。
【0080】例6:坐剤 mg/カプセル坐剤 有効成分 250 ハードファット、B.P. (Witepsol H15-Dynamit Nobel) 1770 2020
【0081】 Witepsol H15の1/5を最高45℃にて蒸気ジャケット付きパン
で融解する。有効成分を200μm篩を通して篩い分け、滑らかな分散系が得ら
れるまで、カッティングヘッドを取り付けたシルバーソンを用いて混合しながら
融解した基剤に加えた。この混合物を45℃で維持し、懸濁液に残りのWite
psol H15を加え、攪拌して確実に均質な混合物とする。全懸濁液を25
0μmステンレス鋼製の篩を通し、連続攪拌しながら40℃まで放冷する。38
℃〜40℃の温度で2.02gの混合物を好適な2mlプラスチック鋳型に充填
する。この坐剤を室温まで放冷する。
【0082】例7:ペッサリー mg/ペッサリー 有効成分 250 無水デキストロース 380 ジャガイモデンプン 363 ステアリン酸マグネシウム 1000
【0083】 前記の成分を直接混合し、得られる混合物を直接圧縮することによってペッサ
リーを製造する。
【0084】生物学的データ 例8 感染性HBVを構成的に産生するヒト肝芽細胞腫細胞系(Hep−G2−2.
2.15)を96ウェルマイクロタイタープレートに5×10細胞/ウェルの
濃度で接種した。3枚のプレートを用いて、これらの細胞をラミブジンとアバカ
ビルの組合せ剤により処理した。薬剤を含有する培養培地は1日おきに9日間補
液し、その際に上清を回収してHBV含量を分析した。
【0085】 ラミブジン/アバカビルの組合せ剤は、3反復のマトリックス形式で2回試験
した。実験1は、0.008nM〜125nMの範囲のラミブジン(縦列では5
倍希釈)および40nM〜25μM濃度のアバカビル(横列では5倍希釈)を使
用した。実験2では0.14nM〜100nMの範囲のラミブジン希釈液(縦列
では3倍希釈)および250.7nM〜25μMの範囲のアバカビル(横列では
3.16倍希釈)を用いて行った。実験3は0.045nM〜100nMの範囲
のラミブジン希釈液(3倍希釈)および0.8nM〜25μMの範囲のアバカビ
ル(横列では3.16倍希釈)を使用した。両薬剤とも、別々に96ウェルマイ
クロタイタープレート中で希釈し、次いで細胞単層を含むプレート上に移した。
細胞は、2mMのL−グルタミンおよび10%のウシ胎胎児血清を添加した15
0μlのRPMI1640中で増殖させた。薬剤を移す前に乾燥を防ぐために単
層上に30μlを残して120μlの培地を細胞から除去した。薬剤を含まない
90μlの新鮮な培地を添加した後、30μlの薬剤5倍希釈液を加えた。ラミ
ブジンおよびアバカビルはそれぞれのプレート上で別々に、同じ濃度で試験した
。データは薬剤で処理していない細胞で得られた値に対して正規化し、解析のた
めに対照値のパーセントで表した。
【0086】 HBVの検出に用いた方法は従前に記載されている(Jansen RW, Johnson LC,
Averett, DR. High-Capacity in vitro assessment of anti-hepatitis B viru
s compound selectivity by a virion-specific polymerase chain reaction as
say. Antimicrob Agents Chem 1993; 37(3):441-447)。要するに、HBVの検出
は抗−HBsAg被覆プレート上の上清からウイルスを「捕捉」し、洗浄、変性
させてHBVのDNAを放出させ、ビオチニル化プライマーを用いてPCRを行
い、ビオチニル化されたPCR産物のストレプトアビジン捕捉に付随してプロー
ブハイブリダイゼーションを行い、基質を添加し、比色反応の光学濃度を読み取
ることにより行う。標準化したHBVを含有する上清希釈液を各プレート上に入
れ、試験ウェルのHBV DNA濃度はこのHBV標準曲線から算出した。検出
の有効範囲は少なくともHBV DNA0.45〜45fgであり、これはゲノ
ムの30個のコピーが確実に検出できる範囲である。サンプルは陽性対照(0.
448fg/μlプラスミドDNA)および陰性対照(2mMのL−グルタミン
および10%のウシ胎児血清を添加したRPMI培地)の双方とともに試験した
【0087】 3枚のプレートの平均IC50およびIC50の標準誤差は、各濃度応答曲線
に関するHill方程式にデータを適合させるためにSAS非線形回帰を用いて
算出した。特定の用量の組合せに対してIC50の測定値が1つしか得られなか
った場合は、隣接する濃度の標準誤差の平均を用いて標準誤差を概算した。各組
み合わせについて阻害濃度分数(FIC50)を算出し、イソボログラム表示を
用いてプロットした(Berenbaum, M.C. (1985) The Expected Effect of a Comb
ination of Agents: the General Solution. J. Theor. Biol. 114, 413-431)。
相乗作用または拮抗作用の統計学的有意性を評価するために、片側t検定を用い
て両側FIC50値のそれぞれの合計を理論値1と比較した。0.05未満のP
値を統計学的に有意であるとみなした。試験は異なる試験濃度範囲(あるいはイ
ソボログラム法で使用可能な範囲)を用いているため、試験間のP値の比較は注
意深く解釈すべきである。いくつかの場合においては、すべての用量に対して対
照の50%よりも広い範囲で応答が阻害されたため、試験した濃度の必ずしもす
べてについてIC50の計算ができたわけではない。
【0088】 図1は、3回の試験のデータを合わせて作製した1つのイソボログラムであり
、統計学的に有意な相乗作用を示している。
【0089】例9 野生型およびYMDD変異体HBVポリメラーゼに対する、活性型のアバカビ
ル、(−)三リン酸カルボビル、(−)CBV−tpのK値を、一時的にトラ
ンスフェクトまたは形質導入したHepG2細胞から単離したHBVコア粒子か
らなるin vitroアッセイで測定した。野生型配列または逆転写酵素遺伝子中に以
下のアミノ酸変化;M552I、M552V、L528M、L528MM552
V、L528MM5521含むHBVゲノムを包含するプラスミドでHepG2
細胞を一時的にトランスフェクトした(Allen MI, Deslauriers M, Andrews CW,
Tipples GA, Walters KA, Tyrrell DLJ, Brown N for the Lamivudine Clinica
l Investigation Group, and Condreay LD. Identification and characterizat
ion of mutations in hepatitis B virus resistant to lamivudine)HEPATOLOG
Y 1998; 27:1670-1677)。一時的な形質導入は、同じ構築体を含むバキュロウイ
ルスを用いて行った(Condreay JP, Witherspoon SM, Clay WC, Kost TA.(1999)
Transient and stable gene expression in mammalian cells transduced with
a recombinant baculo virus vecter. PNAS, 96, 127-132)。コアポリメラー
ゼアッセイは、従前に報告されたプロトコールを改変しておこなった(Davis MG
, Wilson, JE, VanDraanen NA, Miller WH, Freeman GA, Daluge SM, Boyd FL,
Aulabaugh, AE, Painter, GR, Boone LR. (1996) DNA polymerase activity of
hepatitis B virus particles: differential inhibition by L-enantiomers of
nucleotide analogs. Antiviral Res 30, 133-145)。HBVコア粒子は、以下
の方法で単離した。要するに、トランスフェクションまたは形質導入後5日目に
、細胞を回収してペレットにした。この細胞ペレットを低張溶液に再懸濁し、細
胞を最終濃度0.5%のNP−40で溶解させた。核をペレットにし、細胞上清
をRNアーゼおよびDNアーゼで消化した。処理した細胞溶解物をスクロース段
階勾配によりペレットにした。得られたペレットはHBVコアを含むが、これを
を50mM Tris−HCl、pH7.4、50mM KClおよび5mM M
gClを含有するバッファー中で音波破砕して再懸濁させた。ポリメラーゼア
ッセイに使用するまで、この物質を−80℃で保存した。抗体−捕捉アッセイプ
レートを、以下のプロトコールに従って準備した:Costar#3632(Co
rning, Corning, NY)を、1)50mM炭酸ナトリウムバッファー(Sigma, St.
Louis, MO)中のニュートラビジン(Pierce, Rockford, IL)、pH9.6、0.
10mg/mlを、ウェルあたり0.15ml用いて室温にて2時間被覆し、次
いで0.25ml/ウェルの洗浄バッファー、WB(150mM NaCl、 1
00mM リン酸ナトリウム、pH7.2、0.02% Tween−20(Pierc
e, Rockford, IL)、 0.02% アジ化ナトリウム、0.01%ウシ胎児血清(
Sigma, St. Louis, MO))を用いて3回洗浄した:2)ビオチニル化ヤギ抗ウサギ
IgG(Pierce, Rockford, IL)をWBを用いて0.0015mg/mlに希釈
し、ウェルあたり0.15mlを分注して室温にて1時間被覆した。次いで0.
25ml/ウェルのWBで3回洗浄した;3)ウサギ抗−HBVコア抗原抗体(
Zymed, San Francisco, CA)をWBで300倍希釈し、ウェルあたり0.15m
lを分注し、室温にて1時間被覆した。このプレートを0.25ml/ウェルの
WBで2回洗浄し、洗浄後に0.25ml/ウェルのWBを加えた。プレートを
加湿チェンバー中で4℃にて保存した。コアポリメラーゼアッセイは、従前に報
告されたプロトコールを改変して行った(Davis MG, Wilson, JE, VanDraanen N
A, Miller WH, Freeman GA, Daluge SM, Boyd FL, Aulabaugh, AE, Painter, GR
, Boone LR. (1996) DNA polymerase activity of hepatitis B virus particle
s: differential inhibition by L-enantiomers of nucleotide analogs. Antiv
iral Res 30, 133-145)。コア粒子調製物を氷上で解かし、各アッセイ前に音波
処理により再懸濁させた。コア粒子アッセイは、以下のものを含んだ:230m
M KCl、33mM Tris−HCl、pH7.4、8mM MgCl中の
コア粒子(通常10〜10/10μl反応物)、0.2%NP−40、5m
MDTT、7単位/mlピルビン酸塩キナーゼバッファー(Sigma, St. Louis,
MO)、2mMピルビン酸ホスホエノールバッファー(Sigma, St. Louis, MO)、2
5mM非標識dNTP’s(Amersham Pharmacia Biotech, Piscataway, NJ)、
0〜4μMの33P標識dNTP(NENTM Life Science Products, Boston, M
A, 2000Ci/mmole) 。10μlのアッセイ物を、96ウェルポリプロピレンプレ
ート(USA Scientific, Ocala, FL)中で37℃にて45〜90分間インキュベ
ートし、次いで90μlの以下に示すバッファーを用いて停止させた:50mM
Tris−HCl,pH7.4,50mM KCl,5mM MgCl、0.
05%Tween−20、2mMリン酸ナトリウム、0.02%アジ化ナトリウ
ム。反応を停止させたアッセイ物100μlを96ウェルの抗体捕捉プレートに
移して室温にて振盪しつつ2時間インキュベートした。抗体捕捉後、ウェルを以
下に示すバッファーを用いて5回洗浄した:150mM NaCl、100mM
リン酸ナトリウム、pH7.2、0.05%Tween−20、2mMピロリン
酸ナトリウム、0.02%アジ化ナトリウム。過剰のバッファーは、吸い取り紙
上でプレートを軽く打つことにより取り除いた。170μlのWallac Opt
iphase "Supermix"(Wallac Inc, Gaithersburg, MD)を各ウェルに加えた。この
プレートをWallac 1450 Microbeta Plus Liquid Scintillation Counter(Wallac
Inc, Gaithersburg, MD)上で計数した。阻害アッセイは、α33P−dGTP
の濃度が、アッセイされた各ポリメラーゼに対するK値であったこと以外は、
本質的にコアポリメラーゼアッセイと同じであった。(−)CBV−tpの濃度
は0.001μM〜312mMの範囲であった。Kは、以下の式を用いて計算
した:K=IC50/(1+[S]/K)。IC50は、ポリメラーゼの活
性が50%となる化合物の阻害濃度である。[S]は、競合基質の濃度である(
(−)CBV−tpに対しては33P標識dGTP)。すべてのIC50は、各
ポリメラーゼのdCTPに対するKにおいて決定した。作製した濃度反応曲線
は、(−)CBV−tpのIC50を評価するための非線形回帰を用いてHil
l方程式y=(VmaxΛn)/(KΛn+xΛn)に適合させた。計算は
、マイクロソフトエクセル用RoboSage Add-inを用いて行った。
【0090】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】 例8の試験のデータを示したイソボログラムである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月14日(2000.9.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Glaxo Wellcome Hous e,Berkeley Avenue G reenford,Middlesex UB6 0NN,Great Brita in (72)発明者 リン、ディー.コンドレー アメリカ合衆国ノースカロライナ州、リサ ーチ、トライアングル、パーク、ファイ ブ、ムーア、ドライブ、グラクソ、ウェル カム、インコーポレーテッド内 (72)発明者 ダグラス、フレーサー、グレイ イギリス国ミドルセックス、グリーンフォ ード、グリーンフォード、ロード、891− 995、グラクソ、ウェルカム、ピーエルシ ー内 (72)発明者 マーク、ルービン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、リサ ーチ、トライアングル、パーク、ファイ ブ、ムーア、ドライブ、グラクソ、ウェル カム、インコーポレーテッド内 Fターム(参考) 4C076 AA36 BB01 CC35 DD41 DD67 EE16 EE31 EE38 FF04 4C086 AA01 BC42 CB07 GA05 GA07 MA02 MA04 NA05 ZA75 ZB33 ZC75

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサ
    チオラン−5−イル)−ピリミジン−2−オンまたはその医薬上許容される誘導
    体と、(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ
    ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは
    その医薬上許容される誘導体とを含んでなる、組合せ剤。
  2. 【請求項2】 前記化合物が相乗作用的比率で存在する、請求項1に記載の組合せ剤。
  3. 【請求項3】 比率が有効成分の重量に対して1:0.5〜1:10の範囲である、請求項2
    に記載の組合せ剤。
  4. 【請求項4】 1:1〜1:8の比率である、請求項3に記載の組合せ剤。
  5. 【請求項5】 医薬に用いられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組合せ剤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の組合せ剤を、その医薬上許容される1以
    上の担体と組み合わせて含んでなる、医薬製剤。
  7. 【請求項7】 単位投与形である、請求項6に記載の製剤。
  8. 【請求項8】 経口投与に好適である、請求項6または7に記載の製剤。
  9. 【請求項9】 25〜150mgの間のラミブジンと200〜800mgの間のアバカビルと
    を含んでなる、請求項6〜8のいずれか一項に記載の製剤。
  10. 【請求項10】 100mgのラミブジンと300mgのアバカビルとを含んでなる、請求項9
    に記載の製剤。
  11. 【請求項11】 (2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサ
    チオラン−5−イル)−ピリミジン−2−オンまたはその医薬上許容される誘導
    体と、(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミ
    ノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン−1−メタノールまたは
    その医薬上許容される誘導体とを含んでなる組合せ剤の、治療上有効な量を投与
    することを含んでなる、HBV感染症を患うヒトをはじめとする哺乳類の治療方
    法。
  12. 【請求項12】 組合せ剤が請求項1〜4のいずれか一項に記載のものである、請求項11に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 組合せ剤が同時投与される、請求項11または12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 組合せ剤が逐次投与される、請求項11または12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 組合せ剤が単一の配合製剤として投与される、請求項11または12に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 B型肝炎ウイルスの、複製のヌクレオシド阻害剤および/または非ヌクレオシ
    ド阻害剤に耐性のあるHBV感染症を治療するための、請求項11〜15のいず
    れか一項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 HBV感染症の治療のために(−)−(1S,4R)−4−[2−アミノ−6
    −(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シクロペンテン
    −1−メタノールと同時または逐次投与される医薬の製造における(2R,シス
    )−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−
    イル)−ピリミジン−2−オンの使用。
  18. 【請求項18】 HBV感染症の治療のための、(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒド
    ロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−ピリミジン−2−オンと
    同時または逐次投与される医薬の製造における(−)−(1S,4R)−4−[
    2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−
    シクロペンテン−1−メタノールの使用。
  19. 【請求項19】 HBV感染症の治療のための、(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒド
    ロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−ピリミジン−2−オンま
    たはその医薬上許容される誘導体と、第2の治療薬(−)−(1S,4R)−4
    −[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−
    2−シクロペンテン−1−メタノールまたはその医薬上許容される誘導体とを含
    んでなる組合せ剤の使用。
  20. 【請求項20】 HBV感染症の治療のための、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組合せ剤
    の使用。
  21. 【請求項21】 ヌクレオシド阻害剤および/または非ヌクレオシド阻害剤に耐性のあるHBV
    感染症を治療するための、(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシ
    メチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−ピリミジン−2−オンまたはそ
    の医薬上許容される誘導体と、第2の治療薬(−)−(1S,4R)−4−[2
    −アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル]−2−シ
    クロペンテン−1−メタノールまたはその医薬上許容される誘導体とを含んでな
    る組合せ剤の使用。
  22. 【請求項22】 B型肝炎ウイルスの複製のヌクレオシド阻害剤および/または非ヌクレオシド
    阻害剤に耐性のあるHBV感染症を治療するための、請求項1〜4のいずれか一
    項に記載の組合せ剤の使用。
  23. 【請求項23】 (2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル)−1,3−オキ
    サチオラン−5−イル)−ピリミジン−2−オンまたは(−)−(1S,4R)
    −4−[2−アミノ−6−(シクロプロピルアミノ)−9H−プリン−9−イル
    ]−2−シクロペンテン−1−メタノールから選択される少なくとも1種の有効
    成分と、両有効成分の用法に関する指示を含む添付文書とを含んでなる、患者用
    パック。
JP2000573740A 1998-09-18 1999-09-17 ラミブジンおよびアバカビルを含んでなる抗ウイルス性組合せ製剤 Abandoned JP2002526449A (ja)

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