JP5043861B2 - 作業機械のキャブ支持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばブルドーザ等の作業機械において、車体フレーム上にキャブフレームを支持するための作業機械の運転者キャブ支持装置に関するものである。
一般に、ブルドーザ等の作業機械においては、車体フレーム上の複数箇所にブラケットが固定され、このブラケット上にキャブフレームが支持されている。前記各ブラケットとキャブフレームとの間にはダンパが介装され、このダンパによってキャブフレームに伝達される振動や衝撃が緩和される。前記各ダンパには、キャブフレームの上下方向や前後方向,左右方向の移動を規制するための移動規制機構が組み込まれている。そして、作業機械が万一転倒した場合等において、キャブフレームに対して外部から大荷重が作用したとき、この移動規制機構によってキャブフレームの上下方向等の移動が所定範囲内に規制される。
ところが、このような構成の作業機械のキャブ支持装置においては、前記のように各ダンパに移動規制機構が組み込まれているため、各ダンパが大型になるともに、その構造が複雑になって、キャブ支持装置の設置に要するコストが大幅にアップする。
このような問題に着目して、ダンパと移動規制機構とを別々の位置に配置した作業機械のキャブ支持装置も従来から提案されている。
この従来の作業機械のキャブ支持装置においては、移動規制機構がダンパと別個に設けられているため、ダンパの小型化及びその内部構造の簡略化を図ることは可能である。しかしながら、ダンパと移動規制機構とが別々であるため、それらのためのブラケットも別々に設けられることがある。このような場合は、キャブ支持装置の全体の構成が複雑になるとともに、キャブ支持装置のための広い設置スペースを必要とする。
キャブ支持装置の構成の簡素化を目的として、特許文献1においてキャブ支持装置が提案されている。この特許文献1のキャブ支持装置においては、キャブフレームがダンパを介して車体フレームに支持されている。そして、図21に示すように、車体フレーム109上の1箇所のブラケット101とキャブフレーム102との間には、キャブフレーム102の上下方向等の移動を規制するための移動規制機構103が、ダンパ104に隣接して設けられている。この移動規制機構103には、キャブフレーム102の下面に突設された軸部材105と、その軸部材105に外嵌された円筒状スペーサ106と、そのスペーサ106の下端に固定されたストッパ107と、そのストッパ107に対応してブラケット101側に設けられた受け板108とが備えられている。
そして、キャブフレーム102が車体フレーム109から離れる方向,つまり図14の上方に移動した場合には、ストッパ107が受け板108に当接することにより、キャブフレーム102の上方への移動が所定範囲内に規制される。これに対して、キャブフレーム102が車体フレーム109に近付く方向,すなわち図21の下方に移動した場合には、キャブフレーム102の底板下面がダンパ104の上面に当接することにより、キャブフレーム102の下方への移動が所定範囲内に規制される。
特開2004−189089号公報
ところが、特許文献1に記載された従来の作業機械のキャブ支持装置においては、移動規制機構が、ブラケット101以外に、軸部材105、スペーサ106、ストッパ107及び受け板108等の複数の部材から構成されている。このため、部品点数が多くなって、移動規制機構の構造が複雑になり、組み付け・取り外しに手間がかかるという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、キャブフレーム支持用のブラケットを用いてキャブフレームの移動規制を行うことができて、構成を簡素化することができる作業機械のキャブ支持装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、車体フレームの複数箇所に設けられたブラケット上に防振マウント手段を介してキャブフレームを支持するとともに、そのブラケットとキャブフレームとの間にキャブフレームの少なくとも上下方向の移動を規制するための規制手段を設けている。そして、前記規制手段を少なくとも2箇所に設けるとともに、その規制手段をブラケット側の下部規制部と、キャブフレーム側の上部規制部とにより構成し、前記下部規制部をブラケット上端を構成する板材に一体形成するとともに、前記上部規制部を、前記キャブフレームの底面に固定した板材に一体形成している。ここで、下部規制部をブラケットと一体に構成したということは、下部規制部をブラケットと一体形成したこと以外に、溶接固定した構成や、ボルト等によって固定した構成を含むものとする。
従って、この作業機械のキャブ支持装置においては、キャブフレーム支持用のブラケットを用いて規制手段を配置することができる。よって、部品点数を削減してキャブ支持装置の構成を簡素化できるとともに、小形化できる。
また、前記ブラケットの上端を板材によって構成し、その板材に前記下部規制部を一体形成しているため、その板材を例えばプラズマ加工機による切断加工で成形するのみで簡単に規制手段を構成できる。
さらに、キャブフレームの底面に板材を固定し、その板材に前記上部規制部を一体形成しているため、前記と同様に板材を例えばプラズマ加工機による切断加工で成形するのみで簡単に規制手段を構成できる。
また、前記下部規制部及び上部規制部の少なくとも一方の板材には、その側縁から該板材を内方に切り欠いて凹部を形成することにより、その板材の先端にかぎ部を形成手側の規制部がその凹部内に位置することにより、前記下部規制部及び上部規制部の間に空間が形成されて、前記かぎ部が、前記キャブフレームの少なくとも上下方向への移動を規制するようにすればよい。かぎ部においてキャブフレームを適切に位置規制できる。
前記の構成において、前記ブラケットの上端を板材によって構成し、その板材に前記下部規制部を一体形成すれば、その板材を例えばプラズマ加工機による切断加工で成形するのみで簡単に規制手段を構成できる。
前記の構成において、キャブフレームの底面に板材を固定し、その板材に前記上部規制部を一体形成すれば、前記と同様に板材を例えばプラズマ加工機による切断加工で成形するのみで簡単に規制手段を構成できる。
さらに、前記の構成において、前記キャブフレームの床部の前部側部分に低部を設けるとともに、後部側部分に高部を設け、前記防振マウント手段を前記ブラケットと前記床部の低部及び高部との間に介在させている。また、車体フレームとキャブフレームの低部の左右両端部との間の規制手段においては、上下方向以外の少なくとも一方向におけるキャブフレームの移動範囲の規制を解放している。
そして、作業機械の転倒時等において、キャブフレームの後部側部分に対して過大荷重が高い分担比率で作用する。一方、キャブフレームの前部側部分には、過大荷重が低い分担比率でしか作用しないため、移動範囲の規制を解放したとしても過大荷重に対抗できる。従って、キャブ支持装置全体としての構造を簡略化することができて、製造コストを低減することができる。
第1実施形態の作業機械のキャブ支持装置を備えた作業機械を示す側面図。 図1の作業機械における作業機械のキャブ支持装置を拡大して示す側面図。 同作業機械のキャブ支持装置の背面図。 図2の4−4線における拡大断面図。 図1の作業機械のキャブ支持装置における移動規制機構を示す分解斜視図。 図3の6−6線における部分拡大断面図。 図2の7−7線における部分拡大断面図。 図2の8−8線における部分拡大断面図。 (a)(b)は、それぞれ車体フレームの相違を許容できる構成を示す部分平面図。 第2実施形態の作業機械のキャブ支持装置における移動規制機構を示す分解斜視図。 第3実施形態の作業機械のキャブ支持装置における移動規制機構を示す分解斜視図。 第4実施形態の作業機械のキャブ支持装置における移動規制機構を示す分解斜視図。 第5実施形態の作業機械のキャブ支持装置における移動規制機構を示す分解斜視図。 第6実施形態の作業機械を示す側面図。 同じくキャブフレームの支持状態の正面面図。 図14のキャブフレームの後部側の下部を示す部分断面図。 図16の17−17線における部分断面図。 (a)は図15においてサークル180の部分を拡大して示す要部正面図、(b)は第1,第2の規制板を示す平断面図。 前部側規制機構を示す斜視図。 変更例を示す一部側面図。 従来のキャブ支持装置を示す断面図。
以下、この発明を作業機械としてのブルドーザに具体化した実施形態を説明する。
(第1実施形態)
はじめに、第1実施形態を、図1〜図9に基づいて説明する。
図1〜図3及び図5に示すように、この第1実施形態のブルドーザにおいては、左右各一対の金属製のブラケット12,13がそれぞれキャブフレーム14の底部の4隅と対応するように車体フレーム11上の4箇所に相互間隔をおいて固定されている。
図1〜図4に示すように、キャブフレーム14は、各ブラケット12,13上に緩衝用の防振マウント手段としてのダンパ15を介して支持されている。前記キャブフレーム14は、床部16と、天井部17とを備えている。左右各一対の前部ピラー18、中間ピラー19及び後部ピラー20は、キャブフレーム14の床部16と天井部17間との間に配置されている。前記各ブラケット12,13及びダンパ15はそれぞれ前記前部ピラー18及び後部ピラー20の直下に位置している。
図4及び図5に示すように、前記各ブラケット12,13は、横断面チャンネル形状の支柱12a,13aと、その支柱12a,13aの上端に溶接によって水平面内に位置するように固定された板材としての下部板12b,13bとから構成されている。透孔21は前記下部板12b,13bに形成されている。複数のボルト挿通孔22は透孔21の周囲に位置するように、各ブラケット12,13の下部板12b,13bに形成されている。
図6に示すように、前記各ダンパ15は、シリコーンオイル等よりなる減衰液(図示しない)を充填した有底円筒状のケース23を備えている。このケース23は、ブラケット12,13の前記透孔21に挿通した状態で、各ボルト挿通孔22を通るボルト24とナット24bとにより、ブラケット12,13の前記下部板12b,13bに固定されている。
複数の金属製の板材としての上部板25は各ブラケット12,13に対応するように、複数のボルト26及び図示しないナットによりキャブフレーム14の床部16の下面に固定されている。スタッド27は、ボルト28により各上部板25の下面に固定されている。ゴム等の弾性材よりなる緩衝部材29は、スタッド27とケース23との間に介在され、この緩衝部材29は前記ケース23の上端開口を閉鎖している。図示しないが、このスタッド27の下端部には、前記ダンパ15のケース23内の減衰液中に位置する弁体が固定されている。さらに、図示しないスプリングが前記弁体とケース23の内底面との間に介在され、このスプリングによりスタッド27を介してキャブフレーム14が上方へ付勢されている。
そして、ブルドーザの走行時等において、車体フレーム11に振動や衝撃が作用した場合には、各ダンパ15のスタッド27がケース23に対して上下方向、前後方向及び左右方向に相対移動される。この相対移動により、前記緩衝部材29及びスプリングが弾性変形されるとともに、前記弁体が減衰液中において移動されて、減衰液内のオリフィスにおいて流動抵抗が発生される。そして、それらの弾性変形及び流動抵抗の協働作用により、キャブフレーム14に伝達される振動や衝撃が減衰されて緩和される。
図1〜図3に示すように、規制手段としての複数の移動規制機構30は、前記各ブラケット12,13とキャブフレーム14との間にそれぞれ設けられている。そして、ブルドーザが万一転倒した場合等において、キャブフレーム14に対して外部から大荷重が作用したとき、これらの移動規制機構30により、キャブフレーム14の上下方向、前後方向及び左右方向への移動が所定範囲内となるように規制される。
そこで、前記移動規制機構30の構成について詳細に説明する。
図5〜図7に示すように、各移動規制機構30は、ブラケット12,13側の下部規制部31と、キャブフレーム14側の上部規制部32とから構成されている。前記下部規制部31は、各ブラケット12,13の下部板12b,13bの前端または後端から前方向または後方向へ向かって一体に突出形成されている。上部規制部32は、キャブフレーム14の下面に固定されている各上部板25の前端または後端から下方向へ向かって一体に突出形成されている。
図5〜図8に示すように、各下部規制部31は、その内側,すなわち車体フレーム11の左右方向の中央側に凹部33を形成し、その凹部33の形成によって各下部規制部31の先端にはL形のかぎ部31cが形成されている。また、各上部規制部32は、その外側,すなわち車体フレーム11の左右方向の外方側に凹部34を形成し、その凹部34の形成によって上部規制部32の先端にはL形のかぎ部32cが形成されている。そして、各下部規制部31の凹部33と各上部規制部32の凹部34とが対向した状態で、下部規制部31及び上部規制部32がそれぞれ凹部34及び凹部33内に位置するとともに、かぎ部31c,32cがそれぞれ上部規制部32の外側面及び下部規制部31の下側面に対向している。
そして、図6及び図7に示すように、隙間S1aが下部規制部31の上面31aと上部規制部32の凹部34の上縁部34aとの間に形成されている。また、隙間S1bが下部規制部31の下面31bと上部規制部32の凹部34の下縁部34bとの間に形成されている。従って、この隙間S1a,S1bの範囲内で、車体フレーム11に対するキャブフレーム14の上下方向への移動が許容される。
また、図8に示すように、隙間S2aが上部規制部32の内面32aと下部規制部31の凹部33の内縁部33aとの間に形成されている。また、隙間S2bが上部規制部32の外面32bと下部規制部31の凹部33の内縁部33bとの間に形成されている。従って、これらの隙間S2a,S2bの範囲内で、車体フレーム11に対するキャブフレーム14の前後方向への移動が許容される。
さらに、図7及び図8に示すように、隙間S3が下部規制部31の凹部33の奥縁部33cと上部規制部32の凹部34の奥縁部34cとの間に形成されている。従って、この隙間S3の範囲内で、車体フレーム11に対するキャブフレーム14の左右方向への移動が許容される。
言い換えれば、キャブフレーム14は車体フレーム11に対して前記隙間S1a,S1b分、S2a,S2b分、S3分だけ、上下,前後,左右の各方向へ移動されたところで下部規制部31と上部規制部32との係合によりその移動が阻止される。従って、キャブフレーム14は車体フレーム11に対して前記隙間S1a,S1b、S2a,S2b、S3の範囲内において、上下,前後,左右の各方向への移動が規制される。一方で、上述の隙間範囲内において、ダンパ15はキャブフレーム14への振動や衝撃の伝播を抑制することができる。
次に、前記のように構成されたブルドーザにおける作業機械のキャブ支持装置の組み付け方法について説明する。
さて、この作業機械のキャブ支持装置において、車体フレーム11に対するキャブフレーム14の組み付け前の状態においては、各ダンパ15のケース23にスタッド27や緩衝部材29等が組み込まれた状態にある。また、車体フレーム11上の4箇所には、下部板12b,13bを溶接により固定したブラケット12,13があらかじめ固定されている。
そして、ブラケット12,13上にキャブフレーム14を支持する場合には、まず各ブラケット12,13上の透孔21にダンパ15のケース23を挿通する。この状態で、ブラケット12,13の下部板12b,13bに対して、ボルト24及びナット24bにより、前記ダンパ15を固定する。
続いて、前記各ダンパ15上に上部板25を配置する。このとき、各上部板25における上部規制部32の凹部34を、各下部規制部31の凹部33に対向させる。そして、上部規制部32及び下部規制部31の凹部34,33の部分を、それぞれ下部規制部31及び上部規制部32の凹部33,34内に前記隙間S1a,S1b、S2a,S2b、S3がそれぞれ確保されるように位置させる。この状態で、各ダンパ15のスタッド27に対してボルト28により上部板25を固定する。
その後、各上部板25上にキャブフレーム14の4隅を対応させる。この場合、キャブフレーム14は、宙吊り状態にして、各上部板25にはキャブフレーム14の重量が作用しないようにする。この状態で、キャブフレーム14の床部16の上面側からのボルト24により各上部板25をキャブフレーム14の床部16の下面に固定する。この固定により、キャブフレーム14が車体フレーム11側のブラケット12,13上にダンパ15を介して支持される。それとともに、各ブラケット12,13とキャブフレーム14との間におけるキャブフレーム14の前部ピラー18及び後部ピラー20の直下の4箇所において下部規制部31及び上部規制部32よりなる移動規制機構30が介装される。
なお、ブルドーザや油圧ショベル等作業機械は、車種が異なってもキャブフレーム14は1〜2人乗りで、その大きさや形状はほとんど変わらない。しかし、車体フレーム11は車種や型式等の相違に応じて大きさや形状が変化し、これに応じてブラケット12,13の位置も変更を余儀なくされる場合がある。これに対処するためには、図9(a)(b)に示すように、上部板25を大きくして、上部規制部32及びダンパ15の取付位置を変更可能とし、ブラケット12,13,すなわち下部規制部31の位置に応じて上部規制部32及びダンパ15の位置を適宜に設定するとよい。このようにすれば、車種や型式等の相違に基づくブラケット12,13の位置変位に対して上部板25を共通として上部規制部32及びダンパ15の位置を変更することのみで対応できるため、キャブフレーム14の共通仕様が可能となる。
次に、前記のように構成されたブルドーザにおける作業機械のキャブ支持装置の作用を説明する。
さて、このブルドーザの走行時や作業時等において、車体フレーム11に発生した振動や衝撃は、各ダンパ15によって緩和される。従って、キャブフレーム14内においては良好な乗り心地を確保することができる。
これに対して、ブルドーザが万一転倒した場合等において、キャブフレーム14に対して外部から大荷重が作用してキャブフレーム14の支持部,つまりダンパ15に過大な変形が生じたときには、その大荷重が各移動規制機構30の各下部規制部31と上部規制部32との係合により受け止められる。すなわち、各移動規制機構30においては、図6〜図8に示すように、下部規制部31と上部規制部32とが、隙間S1a,S1b,S2a,S2b,S3を介在させて対向配置されている。このため、車体フレーム11に対するキャブフレーム14の上下方向への移動は、隙間S1a,S1bの範囲内で規制される。また、キャブフレーム14の前後方向への移動は、隙間S2a,S2bの範囲内で規制される。さらに、キャブフレーム14の左右方向への移動は、隙間S3の範囲内で規制される。
よって、キャブフレーム14は、それに作用する大荷重に対抗することができて、キャブ内の運転者を保護することができる。なお、各ダンパ15は上下、前後、左右の各方向の移動範囲におけるある程度の規制機能を有する。しかし、それらの方向への大荷重に耐えるだけの規制機能をダンパ自体に付与すると、ダンパ15が大型になって、組み込み上の問題や、製造コスト上の問題が生じる。これに対し、この実施形態においては、移動規制機構30がその規制機能を担うため、ダンパ15は大荷重に耐えるだけの規制機能を保有する必要はなく、ダンパ15として小形のものを採用できる。
以上のように、この実施形態のブルドーザにおける作業機械のキャブ支持装置においては、キャブフレーム14を支持するためのブラケット12,13により、移動規制機構30が兼用されている。よって、部品点数が増えたり、移動規制機構30の設置のために広いスペースを要したりすることを防止できる。このため、構成を簡素化できるとともに、小型の作業機械で、移動規制機構30を容易に搭載あるいは取り外しを行うことができる。しかも、移動規制機構30下部規制部31と、上部規制部32とは、板材の一部によって構成されているため、これらの板材を例えばプラズマ加工機による切断加工で成形するのみで、移動規制機構30の部品を構成できる。従って、移動規制機構30の製作及び組み付けを容易に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を説明する。
なお、この第2実施形態以降の各実施形態及び変更例においては、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、第2実施形態においては、図10に示すように、前側及び後側の下部規制部31において、そのかぎ部31cを除いた構成である。すなわち、下部規制部31は、下部板12b、13bの前端あるいは後端で車体フレーム左右方向の中央側に切り欠きによって形成される凹部33を有する。この下部規制部31に25対応する上部規制部32は、かぎ部32cをともなう凹部34を有する。この構造により、キャブフレーム14の上下方向への位置規制がなされる。
下部規制部31のかぎ部31cが存在しないことにより、下部規制部31に対する上部規制部32の組み付けの容易性を得ることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態においては、図11に示すように、前後の移動規制機構30における位置関係,つまり前後の下部規制部31の突出方向を前記第1実施形態と前後逆にしたものである。
このように構成しても、第1実施形態と同様な作用を得ることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態は、移動規制機構30が設けられたキャブ支持装置を作業機械としての油圧ショベルに搭載する場合に適している。
すなわち、この第4実施形態においては、図12に示すように、前側の移動規制機構を省略したものである。
ここで、前記油圧ショベルにおいては、キャブフレーム14が車体フレームの左側または右側の前端から中央部にかけて位置するとともに、キャブフレーム14の右側または左側における車体フレーム上に作業機であるブームの支持軸が配置されている。そして、油圧ショベルにおいては、前記作業機が存在することにより、車体の前方へ転倒されることは少なく、キャブフレーム14に対して前方からの外力が作用する可能性はごく低い。このため、前方の移動規制機構を省略しても問題は生じない。
(第5実施形態)
この第5実施形態においては、図13に示すように、各移動規制機構30の下部規制部31がブラケット12,13の支柱12a,13aの前側または後側において上方へ向かって突出するように支柱12a,13aの側板と一体形成されている。各下部規制部31の左右方向の外側にかぎ部付きの凹部33が形成されている。これに対して、各移動規制機構30の上部規制部32は、上部板25の前端または後端において前方または後方へ突出するように一体形成されている。そして、凹部34が各上部規制部32の内側に形成されている。さらに、各下部規制部31の凹部33と各上部規制部32の凹部34との位置関係は、前記第1実施形態の下部規制部31と上部規制部32との位置関係に対して上下入れ替えた構成である。
従って、この第5実施形態においては、第1実施形態と同様な作用を得ることができる。
(第6実施形態)
次に、この発明の第6実施形態を、図14〜図19に基づいて説明する。
この第6実施形態は、キャブフレームが、その床部に前後方向おいて高低差を形成し、その床部の後部側に高部が形成された後部ハイマウント型をなすものである。この種のキャブフレームを備えるブルドーザ等の作業機械においては、以下の事実が判明した。そして、この事実に基づいて、この第6実施形態が具体化されたものである。すなわち、後部ハイマウント型の作業機械は、転倒時等において、キャブフレームに過大荷重が作用した場合、荷重の大部分がキャブフレームの後部側部分に作用し、前部側部分の最大荷重に対する分担比率はあまり高くないことが判った。
さて、この第6実施形態においては、図14に示すように、車体フレーム121上に前後各一対の支持ブラケット122,123が高低差をもって配置されている。その各支持ブラケット122,123上にキャブフレーム124がダンパ125を介して支持されている。キャブフレーム124は、第1実施形態と同様に床部126と、天井部127とを備えている。その床部126及び天井部127間には、左右各一対の前部ピラー128、中間ピラー129及び後部ピラー130とが配置されている。そして、キャブフレーム124の床部126は前後方向において高低差を有するように形成され、前方側部分が低部126aになるとともに、後方側部分が高部126bになっている。
図14,図16及び図17に示すように、前記車体フレーム121上の各後側支持ブラケット123と、キャブフレーム124の床部126における高部126bの左右両端部との間には、左右一対の後部側規制機構135が設けられている。これらの後部側規制機構135は、キャブフレーム124の各後部ピラー130のほぼ直下に位置するように配置されている。そして、ブルドーザが万一転倒した場合等において、キャブフレーム124に過大荷重が作用したとき、その過大荷重の分担比率の高いキャブフレーム124の後部側部分において、これらの後部側規制機構135により、キャブフレーム124の上下方向、前後方向及び左右方向への移動が所定範囲内に規制される。
前記後部側規制機構135は以下のように構成されている。すなわち、図16及び図17に示すように、キャブフレーム124の後部ピラー130の直下において、床部126の高部126bの下面には金属板よりなる被規制部材136が垂下状態で固定され、その被規制部材136には透孔136aが形成されている。被規制部材136の前面側及び後面側に対向配置されるように、車体フレーム121上の後側支持ブラケット123の上端後部には金属板よりなる一対の規制部材137,138が垂直状態で前後方向に所定間隔をおいて平行に固定されている。それらの規制部材137,138にはピン挿通孔137a,138aが形成されている。両規制部材137,138間の外側部には閉鎖板139が配置されている。
前記両規制部材137,138のピン挿通孔137a,138aには金属製の規制ピン140が前後方向へ延びるように嵌合され、その規制ピン140の中間部が被規制部材136の透孔136aに挿通されている。規制ピン140の先端部には止め板141が固定されている。そして、この止め板141の孔141aを通るボルト142が後側規制部材138のねじ孔138bに螺着されている。この螺着により、規制ピン140が規制部材137,138のピン挿通孔137a,138aに対して抜け止め保持されている。
そして、前記規制ピン140の外周面と被規制部材136の透孔136aの内周面との間の上方側及び下方側には、それぞれ隙間S1a,S1bが形成されている。この隙間S1a,S1bの範囲内で、キャブフレーム124の上下方向への移動が規制される。また、被規制部材136と前側規制部材137及び後側規制部材138との間には、それぞれ隙間S2a,S2bが形成されている。この隙間S2a,S2bの範囲内で、キャブフレーム124の前後方向への移動が規制される。さらに、規制ピン140の外周面と被規制部材136の透孔136aの内周面との間の左方側及び右方側には、それぞれ隙間S3a,S3bが形成されている。この隙間S3a,S3bの範囲内で、キャブフレーム124の左右方向への移動が規制される。
一方、図15,図18及び図19に示すように、車体フレーム121上の各前側支持ブラケット122と、キャブフレーム124の床部126における低部126aの左右両端部との間には、規制手段としての一対の前部側規制機構143が設けられている。そして、ブルドーザが万一転倒した場合等において、キャブフレーム124に過大荷重が作用したとき、その過大荷重の分担比率の低いキャブフレーム124の前部側部分において、これらの前部側規制機構143により、キャブフレーム124の上下方向への移動が所定範囲内に規制される。
すなわち、前部側規制機構143は、第1の規制板151と第2の規制板152とから構成される。第1の規制板151は、平板形状の上部板151bと、その上部板151bの平板面に下方へ向かって垂直に溶着された平板151aとよりなる。平板151aは、同平板151aに凹部151dが形成されることにより、全体としてフック状をなしている。そして、第1の規制板151は、前記凹部151dが作業機械の左右方向の外側(図16における右側)を向いて開口するように、上部板151bにおいてキャブフレーム124の低部126aの下面にボルト160により固着される。
下部板としての前記第2の規制板152は、平面ほぼL字形状をなし、その基端部152aが前記ダンパ125を固定するボルト131により前側支持ブラケット122上に固定され、自由端部152bが前記第1の規制板151の凹部151dの内側を通って、キャブフレーム124の下方から前方に突出している。
そして、図18(a)に示すように、第2の規制板152の凹部151dの上辺と第2の規制板152の上面との間には間隔S4が形成されている。凹部151dの起立辺と第2の規制板152の自由端部152bの端縁との間には間隔S5が形成されている。凹部151dの下辺と第2の規制板152の下面との間には間隔S6が形成されている。また、図18(b)に示すように、第1の規制板151の平板151aの後側面と、第2の規制板152の基端部152a前端面との間には間隔S7が形成されている。そして、これら間隔S4〜S7の範囲内でキャブフレーム124の上下方向,左右方向及び後方向への移動が規制される。
従って、この第6実施形態においては、キャブフレーム124の低部126aの左右両端部は、前方向への移動範囲の規制が解放された状態にある。
さて、この実施形態のブルドーザの走行時等において、ブルドーザが万一転倒した場合等において、キャブフレーム124に対して過大荷重が作用したときには、その過大荷重が後部側規制機構135及び前部側規制機構143により分担して受け止められる。すなわち、キャブフレーム124の後部側部分では、前部側部分に比較して過大荷重の分担比率が高いため、上下方向、前後方向及び左右方向に大きく移動変位されようとする。ところが、その後部側部分の移動変位は後部側規制機構135により、上下、前後及び左右の全方向においてそれぞれ所定範囲内に規制される。これに対して、キャブフレーム124の前部側部分では、過大荷重の分担比率が低く、上下方向への荷重がわずかに作用する程度である。そして、その前部側部分の上下方向への移動変位は、前部側規制機構143により所定範囲内に規制される。よって、キャブフレーム124に作用する過大荷重に対抗することができて、キャブ内の運転者を保護することができる。
そして、この実施形態においては、上下、前後及び左右の全方向への移動を規制するための複雑な構造の規制機構を、キャブフレーム124の高部126b及び低部126aの左右両側端部と対応する4箇所の全部にそれぞれ設ける必要がない。すなわち、キャブフレーム124の低部126a側の2箇所には、第1の規制板151及び第2の規制板152からなる簡単な構造の前部側規制機構143が設けられているだけである。このため、キャブ支持装置全体としての構造を簡略化することができるとともに、製造コストを低減することができる。
また、ブルドーザの転倒時等において、過大荷重の分担比率が高い後側部分の移動範囲を後部側規制機構135によりキャブフレーム124の上下、前後及び左右の全方向において所定範囲内に規制することができる。従って、キャブフレーム124の上下、前後及び左右の全方向に対する移動規制をキャブフレーム124の後部側のみで実行するように構成しても、キャブフレーム124に作用する過大荷重に有効に対抗することができる。
しかも、この場合、後部側規制機構135がキャブフレーム124の後部ピラー130の直下に配置されている。ここで、キャブフレーム124の後部側に高い分担比率で作用する過大荷重は、さらにその大部分が同キャブフレーム124の後部ピラー130によって受け止められる。従って、後部側規制機構135をキャブフレーム124の後部ピラー130の直下に配置することにより、過大荷重に対して適切に対抗できる。
さらに、過大荷重に対する分担比率は低いものの、上下方向への過大荷重が作用しやすいキャブフレーム124の低部126aと車体フレーム121との間に、キャブフレーム124の上下方向への移動範囲を規制する前部側規制機構143が設けられている。従って、キャブフレーム124の低部126a側においても、その過大荷重に対して有効に対抗できる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図11に示す第3実施形態において、第2実施形態や第4実施形態と同様に、下部規制部31,上部規制部32あるいはかぎ部31c,32c等を適宜に省略すること。
・ 図13に示す前記第5実施形態の構成において、前記第2〜第4実施形態の構成を採用すること。すなわち、第5実施形態において、前部あるいは後部の下部規制部31あるいは上部規制部32のかぎ部31c,32cを省略したり、前部あるいは後部の下部規制部31及び上部規制部32を省略したりすること。
・ その他、下部規制部及び上部規制部の構成を適宜に変更すること。要は、車体フレームとキャブフレームとの間に少なくとも一対の移動規制機構を設けて、キャブフレームを少なくとも上下方向において位置規制すればよい。
・ 前記第1〜第5実施形態においては、下部規制部31,及び上部規制部32,を下部板12b,13b及び上部板25に一体形成したが、下部規制部31及び上部規制部32を下部板12b,13b及び上部板25と別体として、その下部板12b,13b及び上部板25に溶接やボルト等によって固定すること。
・ 前記第6実施形態において、前部側規制機構143において、キャブフレーム124の前方向における移動範囲の規制解放に加えて、後方向あるいは左右両側方向における移動範囲の規制解放が可能な構成を採用すること。例えば、図20に示すように、前部側規制機構143における第1の規制板151及び第2の規制板152の前後の向きを逆にして、キャブフレーム124の後方向における移動範囲の規制を解放することが可能である。
・ この発明をブルドーザ以外の作業機械、例えば油圧ショベル,履帯式・ホイール式ローダ、モータグレーダ等において具体化すること。

Claims (2)

  1. 車体フレームの複数箇所に設けられたブラケット上に防振マウント手段を介してキャブフレームを支持するとともに、そのブラケットとキャブフレームとの間にキャブフレームの少なくとも上下方向の移動を規制するための規制手段を設けた作業機械のキャブ支持装置において、
    前記規制手段を少なくとも2箇所に設けるとともに、その規制手段をブラケット側の下部規制部と、キャブフレーム側の上部規制部とにより構成し、
    前記下部規制部をブラケット上端を構成する板材に一体形成するとともに、前記上部規制部を、前記キャブフレームの底面に固定した板材に一体形成し
    前記下部規制部及び上部規制部の少なくとも一方の板材には、その側縁から該板材を内方に切り欠いて凹部を形成することにより、その板材の先端にかぎ部を形成
    相手側の規制部がその凹部内に位置することにより、前記下部規制部及び上部規制部の間に空間が形成されて、前記かぎ部が、前記キャブフレームの少なくとも上下方向への移動を規制することを特徴とする作業機械のキャブ支持装置。
  2. 前記キャブフレームの床部の前部側部分に低部を設けるとともに、後部側部分に高部を設け、前記防振マウント手段を前記ブラケットと前記床部の低部及び高部との間に介在させ、
    車体フレームとキャブフレームの低部の左右両端部との間の規制手段においては、上下方向以外の少なくとも一方向におけるキャブフレームの移動範囲の規制を解放したことを特徴とする請求項1に記載の作業機械のキャブ支持装置。
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