JP5043738B2 - 組合せ秤 - Google Patents

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本発明は、複数の被計量物の重量を計量し、その中から合計重量が目標重量又は目標重量に近くなるような被計量物を組合せる組合せ秤に関する。
組合せ秤は、被計量物の供給方法及び排出方法によって、自動式、半自動式、及び手動式に分けることができる。自動式の組合せ秤では、被計量物の供給及び排出のいずれもが自動(機械の制御)で行われる。半自動式の組合せ秤では、被計量物の供給を手動で行うが、被計量物の排出は自動で行なわれる。また、手動式の組合せ秤では、被計量物の供給及び排出のいずれをも手動で行う(例えば、特許文献1参照)。これらの組合せ秤のうち、手動式の組合せ秤は、被計量物の供給及び排出のいずれもが人手によって行われることから、計量部に張り付きやすいといった機械では供給及び排出が困難な被計量物(例えば、生肉など)の重量を計量する場合に有効である。
実公平3−36894号公報
上述のように、手動式の組合せ秤を用いた計量作業は、自動式や半自動式の組合せ秤に比べ、作業者による作業量が多いため、どうしても作業時間がかかってしまう。この計量作業を効率よく行う方法の1つは、計量部の数を増やすことである。計量部が増えれば、組合せのパターンが増えるため、一度にたくさんの組合せを行うことができ、効率的に計量作業を行うことができる。ところが、計量部を増やせば、製造コストやメンテナンス費用が上がるというマイナス面もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、製造コストを押えつつ、計量作業を効率良く行える組合せ秤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる組合せ秤は、被計量物の重量を計量する複数の計量部と、前記計量部で計量された被計量物を仮置きする複数の仮置き部と、前記計量部から計量された被計量物の重量を取得して、合計重量が所定重量またはこの所定重量に近くなるような被計量物の組合せを選択する演算制御部と、を備え、前記組合せの対象となる被計量物には、前記計量部上の被計量物及び前記仮置き部上の被計量物が含まれる。かかる構成によれば、製造コストを押えつつ、計量作業を効率良く行える組合せ秤を提供することができる。
また、本発明にかかる組合せ秤は、前記仮置き部と前記計量部とは、隣接して配置されているとともに、被計量物を載せる載置面がそれぞれ異なる高さ位置になるよう配置されるようにしてもよい。かかる構成によれば、仮置き部上にある被計量物の一部が計量部に載ることがなくなるため、誤計量を防止することができる。
また、本発明にかかる組合せ秤は、前記計量部は列状に並んで計量部列を形成するとともに、前記仮置き部は前記計量部列の各計量部に対応するように列状に並んで仮置き部列を形成し、前記計量部列と前記仮置き部列とは並行に配置されるようにしてもよい。かかる構成によれば、計量後の被計量物を計量部から仮置き部に移す作業を、容易に行うことができる。
また、本発明にかかる組合せ秤は、前記計量部列と前記仮置き部列とを合わせて3以上の列が形成されており、これらが階段状に配置されるようにしてもよい。かかる構成によれば、計量部列と仮置き部列とを合わせて3以上の列が形成されている場合であっても、計量作業を容易に行うことができる。
また、本発明にかかる組合せ秤は、1つの前記計量部に対して複数の前記仮置き部が設けられており、前記仮置き部は前記計量部を取り囲むように配設されるようにしてもよい。かかる構成によれば、計量部を増やすことができるため、計量作業をより効率的にすることができる。
また、本発明にかかる組合せ秤は、前記計量部及び前記仮置き部のそれぞれに対応する表示ランプをさらに備え、前記演算制御部は、選択した前記組合せを構成する被計量物が載置されている前記計量部及び/又は前記仮置き部に対応する前記表示ランプを点灯させるようにしてもよい。かかる構成によれば、表示ランプの点灯により、選択された被計量物がいずれであるかの判断を容易に行うことができる。
本願発明によれば、製造コストを押えつつ、計量作業を効率良く行える組合せ秤を提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態について図を参照して説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、その重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る組合せ秤100の機械的な構成について説明する。図1は実施形態に係る組合せ秤100の斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る組合せ秤100は、手動式の組合せ秤であって、複数の計量部1と、複数の仮置き部2と、フレーム部3と、制御ユニット4とを備えている。
計量部1は、被計量物の重量を計量する部分であって、フレーム部3上の中央に6個ずつ2列に、合計12個が配置されている。つまり、計量部1は列状に並んで2列の計量部列1Aを形成していることになる。本実施形態に係る組合せ秤100は手動式であるため、作業者が直接この計量部1に被計量物の供給や排出を行う。計量部1は、その上に載せられた被計量物の重量をそれぞれ独立して計量することができる。
仮置き部2は、計量部1で計量された被計量物が仮置きされる部分である。仮置き部2では被計量物の重量を計量することはできない。なお、図1では、仮置き部2の底部分の厚みは、計量部1よりも薄くなっている(図4及び図5も同様)。仮置き部2は、フレーム部3上で、計量部2の外側にそれぞれ6個ずつ合計12個が配置されている。つまり、仮置き部2は各計量部1に対応するように列状に並んで仮置き部列2Aを形成し、上記の計量部列1Aとへ並行に配置されている。また、仮置き部2は、計量部1に隣接して配置されており、仮置き部2の上面(被計量物を載せる載置面)が計量部1の上面(被計量物を載せる載置面)よりも低い位置になるように配置されている。
フレーム部3は、計量部1や仮置き部2を支持する部分である。フレーム部3は表側に表示ランプ5を有している。表示ランプ5は、計量部1及び仮置き部2のそれぞれに対応しており、計量部1及び仮置き部2からみて中央側に配置されている。
制御ユニット4は、フレーム部3の一端側(図1の紙面奥側)に位置している。制御ユニット4は、その表面にタッチパネル6を有している。タッチパネル6には計量結果についての画面や計量条件を設定するための入力画面などが表示され、その画面に触れることで計量条件等の設定を直接行うことができる。以上が、本実施形態に係る組合せ秤100の機械的な構成の説明である。
次に、図2を参照して、組合せ秤100の電気的な構成(制御系統)について説明する。図2は、本願発明の実施形態に係る組合せ秤100のブロック図である。図2に示すように、組合せ秤100は、12の計量部1と、制御ユニット4と、24の表示ランプ5とを備えている。このうち、制御ユニット4は、コンピュータとその周辺機器で構成され、演算制御部7と、表示部8と、入力部9と、記憶部10とを有している。
計量部1は、ロードセル(図示せず)を備えており、このロードセルからの電気信号に基づいて被計量物の重量を算出(計量)することができる。また、計量部1は、互いに独立して被計量物の重量を計量することができる。計量部1によって計量された被計量物の重量は、演算制御部7を介して記憶部10に送られる。
表示部8は、組合せ条件を設定するための画面や組合せ結果を示した画面を表示する機能を有している。表示部8に表示される画面は、演算制御部7からの画像表示信号に基づいて表示される。なお、図1で説明したように、本実施形態に係る組合せ秤100ではタッチパネル6を採用しており、このタッチパネル6は表示部8と入力部9とが一体となったものである。
入力部9は、組合せ条件等を設定するための部分である。表示部8(タッチパネル6)には組合せ条件を設定するための画面が表示され、この画面を見ながら作業者は入力部9(タッチパネル6)から組合せ条件を設定する。本実施形態において、組合せ条件の設定(特に、数字を入力する場合)は、表示部8(タッチパネル6)に表示された各入力欄に触れることによりテンキーが表示されるので、このテンキーを用いて行う。ここで入力された組合せ条件は、演算制御部7を介して記憶部10に送られる。
記憶部10は、コンピュータの内部メモリからなり、データ等を蓄積する機能を有する。記憶部10には、上述したように計量部1で計量された被計量物の重量と入力部9で設定された組合せ条件とが送られ、蓄積される。なお、蓄積された被計量物の重量や組合せ条件は、必要により演算制御部7によって取り出され、後述の演算に用いられる。
演算制御部7は、CPU等からなり、組合せ秤100の全体を制御するとともに、組合せ条件を満足する被計量物の組合せを選択する(組合せ演算する)機能を有している。演算制御部7は、記憶部10に蓄積された被計量物の重量と組合せ条件を取得する。そして、これらの重量及び組合せ条件から、最適な被計量物の組合せを選択する。被計量物の組合せを選択する方法(組合せ計量方法)については後述する。
表示ランプ5は、点灯及び消灯をすることにより、演算制御部7で選択された組合せの被計量物がいずれであるかを作業者に伝えることができる。表示ランプ5の点灯及び消灯は、演算制御部7によって制御され、選択された組合せの被計量物が載る計量部1及び/又は仮置き部2に対応する表示ランプ5が点灯する(図1参照)。以上が、本実施形態に係る組合せ秤100の電気的な構成である。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る組合せ秤100の作動について説明する。ここでは、組合せ重量(組み合わされた被計量物の合計重量)が300gに近くなるように3枚の生肉(被計量物)を選択する方法を例にとって説明する。図3は、組合せ秤100の動作を示したフローチャートである。この作動は、演算制御部7の制御によって遂行される。
まず、組合せ条件(許容重量範囲、及び目標重量)を認識する(ステップS1)。この組合せ条件(許容重量範囲、及び目標重量)は、作業者によって入力部9から設定される。認識した組合せ条件は記憶部10に送られ、蓄積される。本実施形態では、許容重量範囲として「300〜320g」、目標重量として「300g」を作業者が設定し、演算制御部7がこれを認識する。
次に、被計量物の重量を取得する(ステップS2)。具体的には、作業者が被計量物を計量部1へ載せ、計量部1が各被計量物の重量を計量し、その重量を演算制御部7が取得する。本実施形態では、作業者が12個ある計量部1にそれぞれ生肉(被計量物)を載せる。そして、各計量部1は互いに独立して被計量物の重量の計量を行い、演算制御部7は、ここで計量された各被計量物の重量を取得する。なお、上記の生肉(被計量物)は、それぞれおよそ100gになるように切り分けられている。
次に、ステップS2で取得した重量を記憶部10に蓄積する(ステップS3)。このとき、記憶部10における被計量物の重量は、計量を行った計量部1と関連付けて蓄積を行う。ここで、作業者は、各計量部で重量を計量された被計量物を、各計量部1に対応する仮置き部2に移す(仮置きする)。本実施形態では、計量部1の外側の仮置き部2にそれぞれ対応するため、被計量物(生肉)をそのまま外側の仮置き部2へ移動させる。このように、予め決まった仮置き部2に被計量物が仮置きされるため、各仮置き部2上の被計量物の重量を把握することができる。
次に、被計量物の重量を再度取得する(ステップS4)。本ステップは、ステップS2と同様、作業者が被計量物を計量部1へ載せ、計量部1が各被計量物の重量を計量し、その重量を演算制御部7が取得する。なお、本実施形態に係る組合せ秤100は、計量部1の載置面(被計量物を載せる面)と仮置き部2の載置面とが異なる高さ位置に配置されているため、仮置き部2に移された被計量物の一部が計量部1に載ったままになることがなく、計量部1での誤計量を避けることができる。
次に、ステップS4で取得した重量を記憶部10に蓄積する(ステップS5)。ここでは、ステップS3で蓄積したデータを上書きするのではなく、ステップS3で蓄積したデータとは別に蓄積する。これにより、ステップS2及びステップS4で取得した、合計24枚の生肉(被計量物)の重量データが蓄積されることになる。なお、本ステップでは、ステップS3とは異なり、計量後は、被計量物を移動させず、そのまま計量部1に載せたままにする。
次に、組合せ重量を算出する(ステップS6)。具体的には、ステップS2及びステップS5で取得して記憶部10に蓄積した合計24枚の生肉(被計量物)の重量データを取り出し、この24枚の生肉(被計量物)のうち、3枚の生肉(被計量物)で構成される全ての組合せパターンについて合計重量(組合せ重量)を算出する。
次に、ステップS6で算出した組合せ重量がステップS1で認識した許容重量範囲内にあるか否かを判断する(ステップS7)。本実施形態では、全ての組合せについて順に、組合せ重量が300〜320g内にあるか否かを判断する。組合せ重量が許容重量範囲内にある組合せであればステップS8に進み、組合せ重量が許容重量範囲内にない組合せであればステップS9に進む。
ステップS8では、組合せにフラグを立てる。上述したように、本ステップには、組合せ重量が許容重量範囲内にある組合せのみ進むことになる(ステップS7参照)。そのため、本ステップを経ることは、組合せ重量が設定範囲内にある組合せにのみにフラグが立てられることを意味する。
次に、組合せが最後のものであるか否かを判断する(ステップS9)。組合せが最後のものでない場合、つまり、組合せ重量が許容重量範囲内にあるか否かの判断が行われていない(ステップS6を経ていない)組合せが残っている場合、ステップS6に戻って残りの組合せについて組合せ重量が許容重量範囲内にあるか否かの判断を行う。なお、組合せ重量が許容重量範囲内にあるか否かの判断を行う順番はどのようなものであっても良いが、同じ組合せについて何度も判断することがないようにする。一方、組合せが最後のものであった場合は、ステップS10に進む。
ステップS10では、フラグが立った組合せがあるか否かを判断する。フラグが立った組合せがある場合、つまり組合せ重量が許容重量範囲内にある組合せがある場合はステップS11に進む。一方、フラグが立った組合せがない場合は、本ステップ以降のステップを行うことができないため、そこで終了する。
ステップS11では、ステップS8でフラグが立てられた被計量物の組合せを、その組合せ重量がステップS1で認識した目標重量に近い順に並べる。本実施形態では、組合せ重量が目標重量である300gに近い組合せから順に並べる。
次に、表示ランプを点灯させる(ステップS12)。具体的には、ステップS11で並べられた組合せのうち、1番目の(組合せ重量が最も目標重量に近い)組合せを構成する被計量物が載っている計量部1及び/又は仮置き部2に対応する表示ランプ5を点灯させる。つまり、組合せ重量が最も目標重量に近い組合せを構成する3つの被計量物のいずれもが計量部1に載っている場合はその計量部1に対応する表示ランプ5を点灯させ、いずれもが仮置き部2に載っている場合はその仮置き部2に対応する表示ランプ5を点灯させ、一部が計量部1に載っており残りの一部が仮置き部2に載っている場合はその計量部1と仮置き部2に対応する表示ランプ5を点灯させる。この表示ランプの点灯により、作業者は組合せ演算によって選択された被計量物が、点灯した表示ランプに対応する計量部1及び/又は仮置き部2に載っているものであることを認識することができる。そして、これらの被計量物を取り出せば、組合せ重量が目標重量300gに近い生肉(被計量物)の組合せをつくることができる。
以上が、本発明に係る第1実施形態の説明である。以上で説明したように、本実施形態の構成によれば、計量部1上の被計量物のみならず、仮置き部2上の被計量物も組合せ演算(合計重量が所定重量またはこの所定重量に近くなるような被計量物の組合せを選択する)の対象となるため、計量作業を効率良く行うことができる。また、本実施形態に係る組合せ秤によれば、仮置き部は計量を行うための構成を有する必要がないことから、組合せ秤の製造コストを押えることができる。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係る組合せ秤200について説明する。図4は本実施形態に係る組合せ秤200の斜視図である。図4に示すように、本実施形態に係る組合せ秤200は、6つの計量部1からなる1つの計量部列1Aと、それぞれ6つの仮置き部2からなる2つの仮置き部列2Aとを備えている。このうち一方側の仮置き部列2Aは計量部列1Aよりも高い位置に配置され、他方側の仮置き部列2Aは計量部列1Aよりも低い位置に配置されている。そして、1つの計量部列1A及び2つの仮置き部列2Aが、全体として階段状になるよう配設されている。本実施形態に係る組合せ秤200の構成は、上述のように計量部1と仮置き部2の配置や個数が第1実施形態に係る組合せ秤100の構成と異なるが、その他の構成においては第1実施形態に係る組合せ秤100の構成と基本的に同じである。
なお、本実施形態に係る組合せ秤200の制御では、上記のように1つの計量部1に対して2つの仮置き部2が設けられていることになるため、計量部1上の被計量物をそれぞれ異なる仮置き部2に合計2回移して(仮置きして)、組合せ演算1回あたりに計量部1における被計量物の重量の計量を3回行う。つまり、第1実施形態では、図3のフローチャートで説明したように被計量物の重量を取得して記憶部10に蓄積するステップを2回繰り返して行ったところ(ステップS2及びS3と、ステップS4及びS5)、本実施形態ではさらにもう1回繰り返して行い、取得した3回分の被計量物の重量データに基づいて組合せ演算を行うことになる。
本実施形態に係る組合せ秤200によれば、作業者が計量部列1A及び仮置き部列2Aによって形成された階段状の傾斜面に向かって作業することで、作業者は計量部1や仮置き部2に手が届きやすくなり、効率良く計量作業を行うことができる。なお、図4では、組合せ秤200が、1つの計量部列1Aと2つの仮置き部列2Aを備えている場合を図示しているが、計量部列1Aや仮置き部列2Aの列数はこれに限られない。例えば、2つの計量部列1Aと2つの仮置き部列2Aが階段状に配置されるような構成にしてもよい。
(第3実施形態)
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態に係る組合せ秤300について説明する。図5は本実施形態に係る組合せ秤300の斜視図である。図5に示すように、本実施形態に係る組合せ秤300は、2つの計量部1と16の仮置き部2とを備えている。そして、2つの計量部1をそれぞれ8つの仮置き部2が取り囲むように配設されている。本実施形態に係る組合せ秤300の構成は、上述のように計量部1と仮置き部2の配置や個数が第1実施形態に係る組合せ秤100の構成と異なるが、その他の構成においては第1実施形態に係る組合せ秤100の構成と基本的に同じである。
なお、本実施形態に係る組合せ秤300の制御では、上記のように1つの計量部1に対して8つの仮置き部2が設けられていることから、計量部1上の被計量物をそれぞれ異なる仮置き部2に合計8回移して(仮置きして)、組合せ演算1回あたりに計量部1における被計量物の重量の計量を9回行う。つまり、第1実施形態では、図3のフローチャートで説明したように被計量物の重量を取得して記憶部10に蓄積するステップを2回繰り返して行ったところ(ステップS2及びS3と、ステップS4及びS5)、本実施形態ではさらにもう7回繰り返して行い、取得した9回分の被計量物の重量データに基づいて組合せ演算を行うことになる。
このように、本実施形態に係る組合せ秤300によれば、計量部1が2つであるにもかかわらず、1つの計量部1が9回も被計量物の重量を計量することになる。そうすると、計量された合計18の被計量物の中から組合せ演算を行うことができるため、組合せ秤300の製造コストをさらに抑えつつ、効率のよい組合せ演算を行うことができる。
本発明によれば、製造コストを押えつつ、計量作業を効率良く行える組合せ秤を提供することができる。よって、組合せ秤の技術分野において有益である。
本発明の第1実施形態に係る組合せ秤の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る組合せ秤のブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る組合せ秤のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る組合せ秤の斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る組合せ秤の斜視図である。
符号の説明
100、200、300 組合せ秤
1 計量部
1A 計量部列
2 仮置き部
2A 仮置き部列
5 表示ランプ
7 演算制御部

Claims (6)

  1. 被計量物の重量を計量する複数の計量部と、前記計量部で計量された被計量物を仮置きする複数の仮置き部と、前記計量部から計量された被計量物の重量を取得して、合計重量が所定重量またはこの所定重量に近くなるような被計量物の組合せを選択する演算制御部と、を備え、前記組合せの対象となる被計量物には、前記計量部上の被計量物及び前記仮置き部上の被計量物が含まれ
    前記仮置き部と前記計量部とは、隣接して配置されているとともに、被計量物を載せる載置面がそれぞれ異なる高さであって、かつ、異なる水平方向位置となるよう配置されている、手動式の組合せ秤。
  2. 前記計量部は列状に並んで計量部列を形成するとともに、前記仮置き部は前記計量部列の各計量部に対応するように列状に並んで仮置き部列を形成し、前記計量部列と前記仮置き部列とは並行に配置されている、請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 前記計量部列と前記仮置き部列とを合わせて3以上の列が形成されており、これらが階段状に配置されている、請求項2に記載の組合せ秤。
  4. 1つの前記計量部に対して複数の前記仮置き部が設けられており、前記仮置き部は前記計量部を取り囲むように配設されている、請求項1に記載の組合せ秤。
  5. 前記計量部は、これを取り囲む前記複数の仮置き部よりも被計量物を載せる載置面が高くなるように配置されている、請求項4に記載の組合せ秤。
  6. 前記計量部及び前記仮置き部のそれぞれに対応する表示ランプをさらに備え、前記演算制御部は、選択した前記組合せを構成する被計量物が載置されている前記計量部及び/又は前記仮置き部に対応する前記表示ランプを点灯させる、請求項1〜5のうちいずれか一の項に記載の組合せ秤。
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