JP5036053B2 - ゲーム機能を備えたカラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、任意のカラオケ演奏端末にシステムログインした複数の利用者間で、当該カラオケ演奏端末で演奏される楽曲に関するゲームを実行可能なゲーム機能を備えたカラオケシステムに関するものである。
近年のカラオケ演奏端末は、楽曲の演奏を行うと共に歌詞テロップや背景映像を映し出す基本機能に加えて、数多くの付加機能を備えたものが開発されている。このような付加機能として、例えば、イントロ当てクイズの機能を備えたカラオケ演奏端末が提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1に記載されたカラオケ演奏端末は、イントロ当て出題曲順登録モードと、イントロ当てクイズ実行モードとを備えている。そして、イントロ当て出題曲順登録モードでは、利用者により入力される複数の楽曲番号を受け付けて、各楽曲番号を出題曲順リストに整理して記憶すると共に出題者のみが見ることが可能な特定のディスプレイに表示する。また、イントロ当てクイズ実行モードでは、出題曲順リスト中の次の演奏順位の楽曲の曲名を特定のディスプレイに表示し、所定の操作入力に応答して、次の演奏順位の楽曲のイントロ部分を所定の短時間だけ再生してスピーカから出力する。
また、特許文献2に記載されたカラオケ演奏端末は、ユーザ入力により出題曲テーブルの作成モードに切り替える手段と、出題曲テーブルの作成モードにおいてカラオケデータベースの各楽曲に付帯されている属性データに基づいて楽曲分類をユーザ入力により指定する手段と、指定された楽曲分類に属する所定数の出題曲を選出してその楽曲IDを出題曲テーブルに記憶する手段とを備えている。
特開平10−78785号公報 特開2002−41071号公報
ところで、イントロ当てクイズは、楽曲のイントロ部分を僅かな時間だけ演奏させ、その曲名を当てさせるものであり、従来の技術において出題曲の選定は出題者の裁量に任されていた。
しかしながら、任意のカラオケ演奏端末にシステムログインしている利用者は、楽曲の認識度に関して必ずしも出題者と同等であるとは限らない。すなわち、出題曲に関して、自ら頻繁に歌唱し、あるいは他者の歌唱を頻繁に聴いている利用者と、このような経験がない利用者とでは認識度が異なっている。このため、出題曲の選定を出題者の裁量に任せてしまうと、解答者である利用者間に不公平が生じる。この点、例えば、ゴフルやボーリング等では、経験に応じてハンディキャップを与えることにより、ゲームに参加する者の公平を図っている。
このように、従来のカラオケ演奏端末では、楽曲に関するゲームを行う際に、解答者である利用者間の公平については考慮されておらず、出題が偏った場合にはゲームの面白さを十分に味わうことができない場合もあった。このような問題は、複数の楽曲を同時に演奏して、それぞれの曲名を当てさせる同時演奏曲当てゲーム等においても同様である。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、カラオケ演奏端末で演奏される楽曲に関するゲームを行う際に、解答者である利用者間の公平を図ることにより、ゲームの面白さを十分に味わうことが可能なカラオケシステムを提供することを目的とする。
本発明のゲーム機能を備えたカラオケシステムは、上述した課題を解決するため、以下の特徴点を備えている。
すなわち、本発明のゲーム機能を備えたカラオケシステムは、任意のカラオケ演奏端末にシステムログインした複数の利用者間で、当該カラオケ演奏端末で演奏される楽曲に関連するゲームを実行可能なゲーム機能を備えたものである。このカラオケシステムは、利用者ID取得手段と、楽曲別演奏度数管理手段と、出題曲選定手段とを備えている。
利用者ID取得手段は、任意のカラオケ演奏端末にシステムログインした利用者の利用者IDを取得する。楽曲別演奏度数管理手段は、任意のカラオケ演奏端末において各利用者がシステムログインする毎に、各々ログアウトするまでの間に演奏された楽曲の演奏度数を、現にシステムログインしている各利用者の利用者IDに紐付けして管理する。出題曲選定手段は、演奏楽曲に関連するゲームを実行するカラオケ演奏端末において、システムログインしたすべての利用者の利用者IDに基づいて楽曲別演奏度数管理手段で管理された楽曲の演奏度数を取得すると共に、何れの利用者にも共通して取得された楽曲につき、当該楽曲の演奏度数における利用者間の相対的差異が所定の基準を満足している楽曲を抽出し、出題曲として選定する。
また、出題曲選定手段は、設定された出題曲数に応じて、利用者間の相対的差異に関する基準を変更設定可能であることが好ましい。
ここで、楽曲の演奏度数における利用者間の相対的差異とは、各利用者が楽曲を歌唱し、あるいは視聴した楽曲の演奏度数の最大値と最小値との差等に関するものである。なお、自らの利用者IDに紐付けして選曲した楽曲が演奏された場合に、当該利用者が「歌唱した」とみなし、自らの利用者IDに紐付けして選曲されていない楽曲が演奏された場合に、当該利用者が視聴したとみなす。
また、相対的差異が所定の基準を満足しているとは、すべての利用者が出題対象となる楽曲を歌唱し、あるいは視聴している場合や、さらにこれに加えて演奏度数に関する基準(例えば、演奏度数の最大値と最小値との差)が所定値(例えば、5回)以下の場合をいう。
本発明のゲーム機能を備えたカラオケシステムでは、楽曲別演奏度数管理手段により、各利用者が任意のカラオケ演奏端末にシステムログインする毎に、楽曲の演奏度数が記録管理される。すなわち、各利用者が任意のカラオケ演奏端末にシステムログインすると、当該カラオケ演奏端末から各々ログアウトするまでの間に歌唱し、あるいは視聴した楽曲に関して、その演奏度数が累積して記録管理される。そして、例えばイントロ当てクイズのように演奏楽曲に関連するゲームを実行する際に、出題曲選定手段により、システムログインしたすべての利用者について楽曲の演奏度数を取得し、何れの利用者にも共通して取得された楽曲につき、当該楽曲の演奏度数における利用者間の相対的差異が所定の基準を満足している楽曲を出題曲として選定する。
このように、本発明のゲーム機能を備えたカラオケシステムでは、ゲームに参加するすべての利用者が知っている可能性が高い楽曲が出題曲として選定されるため、解答者となる利用者間の公平を図ることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明のゲーム機能を備えたカラオケシステムの実施形態を説明する。
本発明の実施形態に係るカラオケシステムは、任意のカラオケ演奏端末にシステムログインした複数の利用者間で、当該カラオケ演奏端末で演奏される楽曲に関連するゲームを実行可能な機能を備えている。
<カラオケシステムの概要>
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示すもので、図1(a)は通信ネットワークを用いてカラオケシステムを構成した場合の模式図、図1(b)はホスト装置の概略構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係るカラオケシステムは、図1(a)に示すように、通信ネットワーク12を介して相互に接続されたホスト装置11と複数のカラオケ演奏端末13とを備えている。通信ネットワーク12は、公衆電話回線、専用電話回線、光通信回線、LAN等を用いることができるが、ネットワークに対する第三者の侵入やデータの傍聴及び改竄が困難であると共に、帯域を独占せず安価な通信網であるという点で、インターネットにより構成されるVPNを利用することが好ましい。
<ホスト装置>
ホスト装置11は、図1(b)に示すように、送受信部21、制御手段22、データ処理手段23、及び顧客データベース24(楽曲別演奏度数管理データベース25を含む)を備えている。これらの構成要素のうち、データ処理手段23、楽曲別演奏度数管理データベース25及びカラオケ演奏端末13により本発明の実施形態に係るカラオケシステムが構成される。なお、本実施形態では、データ処理手段23及び楽曲別演奏度数管理データベース25が楽曲別演奏度数管理手段として機能する。
<送受信部>
送受信部21は、各カラオケ演奏端末13との間でデータの送受信を行うための手段であり、通信ネットワーク12における通信方式の整合性を保つための通信回路やソフトウェアにより構成される。制御手段22は、ホスト装置11を統括的に制御するための手段であり、CPU及びその周辺機器を含んで構成され、CPU等がROM等に格納されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより制御機能を発揮するようになっている。
<データ処理手段/顧客データベース>
データ処理手段23は、顧客データベース24にアクセスして、データの抽出、変更、追加を処理するためのプログラムからなる。顧客データベース24は、利用者毎に利用者情報が登録されたデータベースであり、本実施形態では、楽曲別演奏度数管理手段の構成要素である楽曲別演奏度数管理データベース25を含んでいる。この顧客データベース24は、利用者毎に、利用者ID、氏名、セカンドネーム(例えば愛称)、住所、電話番号、年齢、性別、職業等が関連付けて構成されている。さらに、この顧客データベース24には、楽曲別演奏度数管理データベース25が含まれており、その機能として、任意のカラオケ演奏端末13において各利用者がシステムログインする毎に、各々ログアウトするまでの間に演奏された楽曲の演奏度数が、現にシステムログインしている各利用者の利用者IDに紐付けて利用者毎に格納される。
図7に、楽曲別演奏度数管理データベース25に格納される楽曲別演奏度数管理テーブルの構成例を示す。楽曲別演奏度数管理テーブルは、図7に示すように、楽曲IDと、各利用者が歌唱し、あるいは視聴した楽曲の演奏度数とが紐付けされて構成される。
なお、顧客データベース24に楽曲別演奏度数管理データベース25を含ませるのではなく、楽曲別演奏度数管理データベース25を別個のデータベースとして構成してもよい。
<カラオケ演奏端末>
次に、カラオケ演奏端末13について説明する。図2は、カラオケ演奏端末13の構成を示すブロック図である。
カラオケ演奏端末13は、図2に示すように、カラオケ本体31、遠隔入出力端末32、利用者ID取得手段34、ミキシングアンプ36、スピーカ37、マイクロホン38、及び表示手段39を備えると共に、通信ネットワーク12を介してホスト装置11と接続されている。カラオケ本体31と表示手段39とは、有線方式又は無線方式により接続されている。また、ホスト装置11からカラオケ演奏端末13に対して、楽曲データ、更新楽曲データ、顧客データ、楽曲別演奏度数データ等が送信される。
<遠隔入出力端末>
遠隔入出力端末32は、ユーザインタフェース機能を備えており、カラオケ本体31のローカル送受信手段49に対して有線方式又は無線方式によりデータの送受信を行うようになっており、データの送受信を行うための回路基板及びプログラムと、楽曲検索手段33として機能させるためのプログラムと、一時記憶領域であるフラッシュメモリとを備えている。ここで利用される無線方式としては、例えば近接無線通信技術であるirDAやbluetooth(登録商標)等を挙げることができる。また、ユーザインタフェース機能として、例えば液晶ディスプレイとタッチセンサとを積層した入出力用表示部(図示せず)を備えており、入出力用表示部に表示されるアイコンや文字列にタッチすることにより、楽曲の選択やデータの入力を行うようになっている。
<カラオケ本体>
カラオケ本体31は、バス41、ネットワーク送受信手段42、中央制御手段43、ROM44、RAM45、HDD46、楽曲データベース47、映像データベース48、ローカル送受信手段49、予約管理手段50、出題曲選定手段51、音楽曲出力手段52、及び再生制御手段53を備えている。なお、楽曲データベース47及び映像データベース48は、HDD46に格納されている。
<中央制御手段>
中央制御手段43は、カラオケ演奏端末13を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM44等に記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM44は、カラオケ演奏端末13を構成する各機器を制御するためのアプリケーションプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM45は、アプリケーションプログラムや種々のデータを一時的に読み込む一時記憶領域として機能するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM45を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM45を構成してもよい。本実施形態では、RAM45に、予約待ち行列及び出題曲選定用管理テーブルが格納されている。
<HDD/楽曲データベース/映像データベース>
楽曲データベース47及び映像データベース48は、大容量記憶装置であるHDD46に格納されている。大容量記憶装置としては、HDDの他に、データを書き替え可能なDVD等を用いることができる。
楽曲データベース47は、演奏データ(MIDI(登録商標)データ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ格納したデータベースである。演奏データは各楽曲の演奏データをデジタル化したものであり、歌詞テロップデータは演奏データに同期された楽曲の歌詞文字データである。
映像データベース48は、演奏される楽曲に対応した背景映像を、当該楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
<音楽曲出力手段>
音楽曲出力手段52は、楽曲IDに基づいて楽曲データベース47から抽出された演奏データをデジタル再生すると共にアナログ変換してミキシングアンプ36に出力するための電子回路である。ミキシングアンプ36は、マイクロホン38から入力された歌唱者の歌唱音声と、音楽曲出力手段52から送出される演奏データとをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ37より出力させるための装置である。なお、マイクロホン38の数は1本に限られず、2本以上であってもよい。
<再生制御手段>
再生制御手段53は、カラオケ演奏中に、楽曲データベース47から抽出された楽曲データのうちの歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を当該楽曲の演奏データに同期させて表示手段39に出力するための電子回路である。さらに、再生制御手段53は、遠隔入出力端末32を介した利用者からの操作指示による予約楽曲リストの表示等を表示手段39に表示させる機能も有している。
<表示手段>
表示手段39は、カラオケ演奏時の映像、歌詞テロップ等を表示するための装置で、例えばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等により構成される。
<利用者ID取得手段>
利用者ID取得手段34は、利用者がカラオケ演奏端末13にシステムログインする際に、利用者が所持するID媒体35から利用者IDを取得するための電子回路及びプログラムからなる。利用者ID取得手段34で取得した利用者IDは、RAM45に一時的に記憶される。ID媒体35は、例えば、非接触型のICカード、携帯電話、携帯情報端末等からなり、利用者IDを記憶して、利用者ID取得手段34との間でデータの送受信を行うことができるようになっている。
<予約管理手段>
予約管理手段50は、利用者により遠隔入出力端末32における楽曲検索手段33の機能を用いて選曲され、ローカル送受信手段49を介して送信された当該選曲者の利用者ID、及び選曲された楽曲IDを対応付けて予約待ち行列としてRAM45に格納し、管理するためのプログラムである。なお、楽曲選択の表示や予約待ち行列の表示は、遠隔入出力端末32の入出力用表示部及び表示手段39のいずれか一方、あるいは双方で行うことができる。
<送受信手段>
ローカル送受信手段49は、遠隔入出力端末32との間でデータの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。ネットワーク送受信手段42は、通信ネットワーク12を介してホスト装置11との間でデータの送受信を行う際に、通信ネットワーク12における通信方式の整合性を保つための電子回路及びプログラムからなる。
<出題曲選定手段>
出題曲選定手段51は、演奏楽曲に関連するゲームを実行するカラオケ演奏端末13において、システムログインしたすべての利用者の利用者IDに基づいて楽曲別演奏度数管理データベース25で管理された楽曲の演奏度数を取得すると共に、何れの利用者にも共通して取得された楽曲につき、当該楽曲の演奏度数における利用者間の相対的差異が所定の基準を満足している楽曲を抽出し、出題曲として選定するためのプログラムからなる。
具体的には、利用者がシステムログインすると、出題曲選定手段51の機能により、楽曲別演奏度数管理データベース25にアクセスして、システムログインした利用者の利用者IDに基づいて利用者毎に楽曲の演奏度数を取得する。取得した楽曲の演奏度数は、出題曲選定用管理テーブルとして、RAM45に格納される。
図3及び図6を参照して、出題曲選定用管理テーブルを説明する。図3は第1の実施形態に係る出題曲選定用管理テーブルの説明図、図6は第2の実施形態に係る出題曲選定用管理テーブルの説明図である。
出題曲選定用管理テーブルは、例えば、図3及び図6に示すように、システムログインしたすべての利用者毎に、過去に歌唱し、あるいは視聴した楽曲の演奏度数を特定可能な構成となっている。なお、出題曲選定手段51の機能により楽曲の演奏度数を取得する処理は、利用者がカラオケ演奏端末13にシステムログインした際に行ってもよいし、当該カラオケ演奏端末13においてイントロ当てクイズの実行が指示された際に行ってもよい。
図3に示す第1の実施形態では、各利用者が楽曲を歌唱し、あるいは視聴して演奏度数が「1」以上になった場合に、楽曲IDに付帯してフラグをセットすることにより、出題曲選定用管理テーブルが構成される。また、図6に示す第2の実施形態では、各利用者が楽曲を歌唱し、あるいは視聴した楽曲の演奏度数を楽曲IDに紐付けすることにより、出題曲選定用管理テーブルが構成される。なお、楽曲の演奏度数として、所定期間内に演奏された演奏頻度を用いてもよい。
この出題曲選定手段51では、イントロ当てクイズを実行する際に、取得した楽曲の演奏度数における利用者間の相対的差異が所定の基準を満足している楽曲を出題曲として選定する。例えば、出題曲選定用管理テーブルを参照して、システムログインしたすべての利用者についてフラグがセットされている楽曲を抽出し、あるいは演奏度数の最大値と最小値との差が所定値(例えば5回)以下の楽曲を抽出し、出題曲として選定する。また、各楽曲の演奏度数に関して、中央値からの偏差が規定値以下の楽曲を出題曲として選定してもよい。
このようにして、すべての利用者が歌唱し、あるいは視聴した経験がある楽曲が出題曲として選定される。
<出題曲選定処理(第1の実施形態)>
まず、出題曲選定処理の第1の実施形態について説明する。図4は、第1の実施形態に係る出題曲選定処理の手順を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る出題曲選定処理は、図4に示すように、楽曲別演奏度数管理データベース25にアクセスして、システムログインした利用者の利用者IDに基づいて利用者毎に楽曲別演奏度数を取得する(S1)。そして、取得した楽曲の演奏度数を、出題曲選定用管理テーブルとしてRAM45に格納する(S2)。
続いて、イントロ当てクイズの実行が指示されると(S3)、取得した楽曲の演奏度数における利用者間の相対的差異が所定の基準を満足している楽曲を抽出し、出題曲として選定する(S4)。
具体例を示すと、図3に示す出題曲選定用管理テーブルが用意されており、利用者間の相対的差異に関する所定の基準として、システムログインしているすべての利用者についてフラグがセットされていることを条件とした場合には、楽曲IDが「***2」、「***4」、「***7」である3曲が出題曲として選定されることになる。
選定した出題曲は、所定の基準に従って順番に出題される。出題順序に関する所定の基準とは、例えば、楽曲のリリース年月日、歌唱あるいは視聴した最新の年月日、50音順、あるいはランダム等、どのようなものであってもよい。
<出題曲選定処理(第2の実施形態)>
次に、出題曲選定処理の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態では、取得した楽曲の演奏度数における利用者間の相対的差異が所定の基準を満足している楽曲を出題曲として選定している。この場合、ゲームを行うのに十分な数の出題曲を選定することができればよいが、利用者間の相対的差異に関する基準の設定によっては、ゲームを行うのに十分な数の出題曲を選定することができない場合も想定される。一方、利用者間の相対的差異に関する基準の設定によっては、抽出された出題曲数が多すぎて、出題順序の基準如何によっては、毎回同じ出題曲となってしまう場合も想定される。
そこで、第2の実施形態に係る出題曲選定処理では、設定された出題曲数に応じて、利用者間の相対的差異に関する基準を変更設定可能としている。図5は、第2の実施形態に係る出題曲選定処理の手順を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る出題曲選定処理は、図5に示すように、楽曲別演奏度数管理データベース25にアクセスして、システムログインした利用者の利用者IDに基づいて利用者毎に楽曲の演奏度数を取得する(S11)。そして、取得した楽曲の演奏度数を、出題曲選定用管理テーブルとしてRAM45に格納する(S12)。
イントロ当てクイズの実行が指示されると(S13)、デフォルトの基準に基づいて楽曲を抽出し(S14)、所定数(例えば3曲以上)の楽曲を抽出することができたか否かを確認する(S15)。ここで、所定数(例えば3曲以上)の楽曲を抽出することができなかった場合には、利用者間の相対的差異に関する基準を変更し(S16)、新たな基準に基づいて楽曲を抽出する(S17)。そして、所定数(例えば3曲以上)の楽曲を抽出できるまで、利用者間の相対的差異に関する基準を変更して楽曲を抽出する(S15〜S17)。
ここで、所定数(例えば3曲以上)の楽曲を抽出することができた場合には、当該抽出した楽曲を出題曲として選定する(S18)。
図6を参照して、利用者間の相対的差異に関する基準の変更について説明する。例えば、出題曲数を3曲以上とすると共に、利用者間の相対的差違に関するデフォルトの基準として、システムログインしているすべての利用者が歌唱しあるいは視聴した楽曲で、かつ演奏度数の最大値と最小値との差が5回以下であるという基準を設定していたとする。この場合、図6に示す例では、楽曲IDが「***4」である楽曲のみが抽出されることになり、3曲以上の楽曲を抽出することができない。
そこで、新たな基準として、システムログインしているすべての利用者が歌唱しあるいは視聴した楽曲で、かつ演奏度数の最大値と最小値との差が10回以下であるという基準を設定する。この場合、図6に示す例では、楽曲IDが「***4」、「***7」である2曲が抽出されることになり、3曲以上の楽曲を抽出することができない。
そこで、さらに新たな基準として、システムログインしているすべての利用者が歌唱しあるいは視聴した楽曲で、かつ演奏度数の最大値と最小値との差が15回以下であるという基準を設定する。この場合、図6に示す例では、楽曲IDが「***2」、「***4」、「***7」である3曲が抽出されることになり、出題曲数に関する基準(3曲以上)を満足するので、これら3曲を出題曲として選定する。
上述した例では順次、基準を緩めて所定数の出題曲を選定しているが、抽出した楽曲数が多すぎる場合には、順次、基準を厳しくして出題曲数を絞るようにしてもよい。具体的には、例えば、デフォルトの基準として、システムログインしているすべての利用者が歌唱しあるいは視聴した楽曲で、かつ演奏度数の最大値と最小値との差が5回以下であるという基準を設定していた場合に、抽出した出題曲数が多すぎる場合には、さらに演奏度数の最大値と最小値との差が4回以下であることを基準とする。そして、新たな基準を採用しても出題曲数が多すぎる場合には、演奏度数の最大値と最小値との差が3回以下、2回以下、1回以下、同一というように、順次、基準が厳しくなるように変更すればよい。
なお、システムログインした利用者の指示に基づいて、出題曲数の設定を変更できるような構成としてもよい。具体的には、例えば、遠隔入出力端末32の出力画面においてタッチ入力を行うことにより、出題曲数の設定を変更指示することができる。
<イントロ当てクイズ>
上述した手順により抽出し選定された出題曲を用いて、イントロ当てクイズが行われる。本実施形態において、イントロ当てクイズの態様はどのようなものであってもよい。一例を挙げると、遠隔入出力端末32の入出力用表示部に表示された「イントロ当てクイズ」ボタンに利用者がタッチすると、イントロ当てクイズが実行される。そして、選定された出題曲のイントロ部分が所定の順序で演奏される。
正解の判定に関しては、出題曲に関する情報(正解情報)を遠隔入出力端末32の入出力用表示部に表示し、判定者として指名された利用者が正解か否かの判定を行うような構成とすることができる。また、遠隔入出力端末32のタッチ入力を利用して、解答者が解答情報を入力し、カラオケ演奏端末13が備える判定機能を用いて正解か否かの判定を行うような構成としてもよい。
なお、イントロ当てクイズについては、例えば、特開平10−78785号公報や特開2002−41071号公報に詳細に記載されている。
<他の実施形態>
本発明のゲーム機能を備えたカラオケシステムを構成する機器や手段は上述したものに限定されず、カラオケシステムの利用目的等に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
さらに、顧客データベース24及び楽曲別演奏度数管理データベース25をホスト装置11の構成要素とするのではなく、カラオケ演奏端末13の構成要素として、ローカルで顧客情報の管理及び楽曲別演奏度数の管理を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、イントロ当てクイズを実行可能なカラオケシステムについて説明したが、本発明は、演奏楽曲に関連するゲームを実行可能なカラオケシステムであればどのようなカラオケシステムについても適用することができ、例えば、複数の楽曲を同時に演奏して、それぞれの曲名を当てさせる同時演奏曲当てゲームを実行可能なカラオケシステムに適用することができる。
本発明の実施形態に係るゲーム機能を備えたカラオケシステムの概略構成を示すブロック図。 カラオケ演奏端末の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る出題曲選定用管理テーブルの構成を示す説明図。 第1の実施形態に係る出題曲選定処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る出題曲選定処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る出題曲選定用管理テーブルの構成を示す説明図。 楽曲別演奏度数管理テーブルの構成を示す説明図。
符号の説明
11 ホスト装置
12 通信ネットワーク
13 カラオケ演奏端末
21 送受信部
22 制御手段
23 データ処理手段
24 顧客データベース
25 楽曲別演奏度数管理データベース
31 カラオケ本体
32 遠隔入出力端末
33 楽曲検索手段
34 利用者ID取得手段
35 ID媒体
36 ミキシングアンプ
37 スピーカ
38 マイクロホン
39 表示手段
41 バス
42 ネットワーク送受信手段
43 中央制御手段
44 ROM
45 RAM
46 HDD
47 楽曲データベース
48 映像データベース
49 ローカル送受信手段
50 予約管理手段
51 出題曲選定手段
52 音楽曲出力手段
53 再生制御手段

Claims (2)

  1. 任意のカラオケ演奏端末にシステムログインした複数の利用者間で、当該カラオケ演奏端末で演奏される楽曲に関連するゲームを実行可能なゲーム機能を備えたカラオケシステムであって、
    利用者ID取得手段と、楽曲別演奏度数管理手段と、出題曲選定手段とを備え、
    前記利用者ID取得手段は、任意のカラオケ演奏端末にシステムログインした利用者の利用者IDを取得し、
    前記楽曲別演奏度数管理手段は、任意のカラオケ演奏端末において各利用者がシステムログインする毎に、各々ログアウトするまでの間に演奏された楽曲の演奏度数を、現にシステムログインしている各利用者の利用者IDに紐付けして管理し、
    前記出題曲選定手段は、演奏楽曲に関連するゲームを実行するカラオケ演奏端末において、システムログインしたすべての利用者の利用者IDに基づいて前記楽曲別演奏度数管理手段で管理された楽曲の演奏度数を取得すると共に、何れの利用者にも共通して取得された楽曲につき、当該楽曲の演奏度数における利用者間の相対的差異が所定の基準を満足している楽曲を抽出し、出題曲として選定する、
    ことを特徴とするゲーム機能を備えたカラオケシステム。
  2. 前記出題曲選定手段は、設定された出題曲数に応じて、利用者間の相対的差異に関する基準を変更設定可能であることを特徴とする請求項1に記載のゲーム機能を備えたカラオケシステム。
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