JP5032997B2 - Ofdm復調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式によるデジタル放送に用いられる復調装置に関し、特にOFDM復調における受信性能を改善する技術に関するものである。
欧州にてDVB−T(Digital Video Broadcasting Terrestrial)として知られる地上デジタル放送では、OFDM方式が採用されている。日本にてISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting Terrestrial)として知られる地上デジタル放送でも同様である。
OFDM方式はマルチキャリア変調方式の一種であり、シンボル毎に互いに直交する周波数関係にある多数の搬送波に変調を施してデジタル情報を伝送する。しかも、同期検波用セグメントでは、振幅及び位相が既知の分散パイロット(Scattered Pilot:SP)信号が1シンボル内で12キャリア毎に配置される。また、このSP信号は、1シンボル毎にその周波数配置が3キャリアずつシフトして配置され、時間配置は4シンボル周期になっている。ただし、差動検波用セグメントはSP信号を含まない(特許文献1参照)。
一般に、OFDM復調装置では、まず同期検波用セグメントからSP信号を抽出し、このSP信号を周波数軸方向及び時間軸方向に補間して伝送路特性を推定したうえ、得られた伝送路特性で情報伝送信号を除算することにより、受信信号を等化する(特許文献1参照)。
携帯電話、カーナビゲーション等の移動体受信環境下では、伝送路特性が著しく変動する。そこで、SP信号の補間により推定された伝送路特性を用いて受信信号を復調し、その硬判定結果を用いて再度伝送路特性を求め、信頼性の高い方の伝送路特性を採用することにより、伝送路特性の推定精度を向上させる技術も知られている(特許文献2参照)。
国際公開第99/01956号パンフレット 特開2004−96703号公報
SP信号の補間方法として、例えば固定受信環境に適した方法や、移動体受信環境に適した方法等が様々考えられる。これら複数のSP補間方法を1つのOFDM復調装置に実装する場合、資源の共用化がなければ、システム全体が大きくなってしまう。
本発明の目的は、メモリを有効利用することにより、LSI面積の増加を小さくしつつ複数のSP補間方法の実装を可能にしたOFDM復調装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るOFDM復調装置は、受信信号が同期モードのとき、SP信号が、時間軸方向に所定シンボル間隔で、周波数軸方向に所定キャリア間隔で配置され、連続パイロット信号及び制御情報信号が、所定のキャリア位置に配置され、その他の部分に情報伝送信号が配置されたOFDM信号を受信し、前記OFDM信号を高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)し、前記高速フーリエ変換後の信号からSP信号を抽出し、前記抽出されたSP信号に位相を付加し、前記位相が付加されたSP信号と前記情報伝送信号とをメモリに書き込み、その後に前記書き込まれたSP信号を読み出して位相合わせを行い、前記位相合わせが行われたSP信号を時間軸方向及び周波数軸方向に補間し、前記メモリから情報伝送信号を読み出して、前記補間結果で複素除算して出力し、前記SP信号の読み出し要求を所定のタイミングで発生する。受信信号が差動モードのときには、2シンボル前のデータと3シンボル前のデータとを用いて、複素除算が実行される。
本発明によれば、低消費電力、小面積で様々な受信状態における受信率の向上が可能となる。また、斜め方向の補間処理を用いた場合の欠点である端部における性能劣化を抑止できる等化処理を行うことで、移動受信性能が向上する。
したがって、本発明によれば、時間軸方向の伝送路特性の推定精度を高めることができ、受信性能の優れた受信装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るOFDM復調装置の概略構成を、特に受信信号の等化処理回路の構成を示している。図1の装置は、FFT回路100と、SP抽出回路101と、複素除算回路102と、キャリア補間回路103とに加えて、モード判別回路200と、メモリ300と、メモリIF(インターフェイス)301と、位相決定回路400と、位相発生回路401とを備える。
チューナ部で選局した受信信号を所定の帯域にダウンコンバートし、更にA/D変換した後に直交検波したデータが、FFT回路100に入力される。FFT回路100は、入力データを周波数領域に変換する。このFFT回路100から出力される全データ(SP信号を含む。)は、モード判別回路200を通じてメモリIF301に入力される。この全データが通過するパスを情報伝送信号のパスとする。これと同時に、FFT回路100から出力される全データのうち一部の信号(SP信号)は、SP抽出回路101にてFFT回路100の出力データから抽出され、位相決定回路400を経てメモリIF301に入力される。これをSP信号のパスとする。メモリIF301に入力された全てのデータは、メモリ300に一旦格納される。
モード判別回路200は、同期モードか差動モードか、あるいは伝搬キャリア数等のOFDM入力情報を不図示の回路手段からの情報に従って判断し、その判断結果をメモリIF301に伝える。メモリIF301は、モード判別回路200から受け取った情報に従って、メモリ300におけるデータ格納領域の数、データ格納領域のポインタ、及び転送データの入出力時のポインタ、並びに、出力データ数、出力タイミング等を調整する。
同期モードにおいて、SP信号の位相(0又はπ)は送信側にて予め決まっており、その値は所定のシーケンスに基づいて得られる。このシーケンスを管理し、SP信号の位相を決定付ける信号を発生するのが、位相発生回路401であり、この位相発生回路401で発生した信号を使用してSP信号に位相を付与するのが、位相決定回路400である。具体的に説明すると、位相決定回路400は、符号を正転又は反転させることにより、SP信号の位相を揃える。このようにして位相が揃えられたSP信号は、メモリIF301を通じてメモリ300に格納される。
位相が揃えられた後のSP信号と、情報伝送信号及び位相が揃えられる前のSP信号とは、モードによって分かれつつ、メモリ300内に共存している。SP信号のパスを通過してメモリ300に格納されたデータ、すなわち位相が揃えられた後のSP信号は、所定のタイミングでキャリア補間回路103に入力され、このキャリア補間回路103にてSP信号の補間処理が行われる。一方、情報伝送信号のパスを通過してメモリ300に格納されたデータ、すなわち情報伝送信号と位相が揃えられる前のSP信号とは、キャリア補間回路103の処理が終了するタイミングに合わせて、メモリIF301から複素除算回路102に送出される。複素除算回路102は、受信信号の等化処理のための複素除算を実行する。
図2は、本発明に係るOFDM復調装置の他の概略構成を示している。図2の装置は、FFT回路100と、複素除算回路102と、キャリア補間回路103とに加えて、モード判別回路200と、メモリ300と、メモリIF301と、SP発生回路402とを備える。
本構成では、FFT回路100から出力された有効データは、全て何も手を加えられないままメモリIF301を通じてメモリ300に書き込まれる。メモリIF301は、位相が揃えられる前のSP信号をメモリ300から取得し、SP発生回路402に渡す。SP発生回路402は、メモリ300から読み出された、位相が揃えられる前のSP信号の格納されていたアドレスと、SP発生回路402内で持っているカウンタの値とから、何シンボル目の何番目のSP信号かを判別し、SP信号の位相を揃える回路である。このようにして位相が揃えられたSP信号はキャリア補間回路103に送られ、図1の場合と同様に処理される。
図1の構成においては、全ての有効データと位相が揃えられたSP信号とで別々にメモリ領域が必要であった。しかしながら、図2の構成をとることで、位相が揃えられたSP信号をメモリ300に格納する必要がなくなるため、大幅なメモリ量削減が可能になるというメリットがある。
図3は、図1及び図2中のキャリア補間回路103のアルゴリズムの一例を示している。図3において、「modea」はキャリア補間回路103の時間内挿方式を指定する情報であり、この情報により、例えば第1の時間内挿(TF)方式又は第2の時間内挿(SF2)方式が選択される。「modeb」は、SF2方式の端部処理を変更するかどうかを指定する情報である。
図3によれば、選択された時間内挿方式に応じて、キャリア補間回路103に含まれるFIR(Finite Impulse Response)フィルタの係数/入力調整が行われる。例えば、TF選択時には、メモリIF301がTF用に切り替わり、演算やFIRフィルタの係数、メモリIF301からのデータ出力順序、データ出力タイミング、FIRフィルタへのデータ入力タイミングが調整され、TF補間と、FIRフィルタを用いた周波数補間とが行われる。
図4はTF選択時を、図5はSF2選択時の1つの端部処理モードを、図6はSF2選択時の他の端部処理モードをそれぞれ示している。これらの図は、縦が時間軸方向、横が周波数軸方向であり、全データ位置とSP信号の位置とを丸印で表している。
例えば、図4によれば、時間軸方向において、黒丸で示されるSP信号2個から、まず斜線模様で示される位置のデータが補間され、その後キャリア補間回路103に含まれるFIRフィルタを通過することで、全てのデータ位置の補間が行われる。例えば、左端の上から2番目のSP信号(SPA)と、左端の上から3番目のSP信号(SPB)とを用いて、左端の上から2番目のSP信号の直ぐ下に位置するデータ(IPC)を補間する場合、
IPC=(3/4)×SPA+(1/4)×SPB … [1]
のような重み付けが行われる。重み付けの係数はそれぞれのシステムに合わせて異なってもよい。
同期モードでは、上記のようにして、キャリア補間回路103にて補間されたデータIP(n,j)(n:時間軸の座標、j:周波数軸の座標)と、情報伝送信号のパスを通過して格納されたデータDP(n,j)とを用いて、DP(n,j)/IP(n,j)という複素除算演算が、複素除算回路102にて実行され、結果が出力される。差動モードでは、SP信号が存在しないため、DP(n+1,j)とDP(n,j)とを用いて、複素除算が複素除算回路102にて実行され、結果が出力される。
さて、SF2方式を表す図5左端のような端部では、位相成分の異なるもの同士からデータを補間しなければいけないことが分かる。そのために周波数ずれによる歪みが生じ、時間内挿後の周波数軸の補間でFIRフィルタを通過する際にはFIRフィルタが持つタップ数分だけ歪みが大きくなり、特に1seg、3seg放送のようにデータの総数が少ない場合は、全体性能を大幅に劣化させてしまう。
そこで、あるモードでは、キャリア補間回路103にて端部を検出して、図6に示すとおり、端部では図4に示すようなTF方式を、端部以外では図5に示すようなSF2方式をそれぞれ採用する。また別のモードでは、図5に示すような処理を行うが、FIRフィルタ通過後のデータに関して、端部補間データから生じるデータについては、FIRフィルタ通過前のデータに差し替える。このようなアルゴリズムを採用することで、FIRフィルタによる端部における歪みの拡大を減少させることができるため、全体性能の向上にメリットがある。
図1及び図2中のメモリ300は、図7及び図8のように複数個に分割されたSRAM(Static Random Access Memory)領域を持つ。図7はSPメモリの領域分割を、図8はデータメモリの領域分割をそれぞれ示している。図7及び図8では、1seg時x2系統と3seg時とを切り替えることができるように、メモリ300がシェアされている。
次に、メモリ300のポインタの発生に関して説明する。ポインタの発生は、モードと同期モード時の補間方法とによって異なる。モードによって使用キャリアの数、アクセス方法等が異なるため、メモリの領域数や、1領域に持つ最大アドレス、場合によってはメモリの使用個数等が変化する。図8に示すとおりである。
なお、差動モード時にはSP信号が存在しないため、メモリ300の全領域が情報伝送信号のパスからのデータ格納用になり、キャリア補間回路103は使用されず、全てのデータが複素除算回路102に出力される。このモードは、メモリIF301が正常に動作することが期待される前に予め決定されているものとする。
図9は、SPメモリ及びデータメモリのクロック分割を示している。例えば、図8のSRAM領域の中に使用しないSRAM領域が出る場合がある。その際に待機電力を押さえるため、図9に示すようにクロック系統を分け、使用しないSRAMに対するクロックの供給をモード選択時に止めてしまうのである。
図9によれば、ramclk_x1及びx2は1seg時のxブランチ動作時と、3seg時とに動作し、ramclk_y1及びy2は1seg時のyブランチ動作時と3seg時とに動作する。3seg時の一番大きなデータ量を処理しなければいけないモード(mode3で全てのセグメントが同期モード)では、ramclk_x1及びx2とramclk_y1及びy2とによって動作する全てのSRAMが使用される。このようなシェアリング方法を採用することにより、SRAM使用量の削減と、消費電力削減に大きな効果が見込める。
図10は、図1中のメモリIF301及びキャリア補間回路103の詳細を示す図であり、SF2選択時の接続を表している。図10の3010は、図7及び図8のように複数個に分割されたSRAM領域イメージであって、領域毎にアドレスのオフセットを持ち、SPメモリの場合には1領域毎に1シンボル分のSP信号が格納される。
メモリIF301は、SRAMIF3011と、アービタ3012と、SPリクエスト発生回路3013と、位相合わせ回路3014と、バッファ3015と、Sym−Nカウンタ3017と、Cカウンタ3019と、Pカウンタ3020と、Nカウンタ3021と、オフセットセレクタ3022と、データ/SP書き込みリクエスタ3023と、データリクエスト発生回路3024とを備えている。一方、キャリア補間回路103は、周波数フィルタ1030と、第1の時間内挿回路3016と、第2の時間内挿回路3018とを備えている。
メモリIF301には、(1)情報伝送信号のパス及びSP信号のパスからの入力データ書き込み要求信号の作成機能と、(2)情報伝送信号のパスから格納されたデータの読み出し要求信号の作成機能と、(3)SP信号のパスから格納されたデータの読み出し要求信号の作成機能と、(4)機能(1)(2)(3)のアクセス要求の調停機能と、(5)補間演算をするための機能(3)の要求により得られた読み出しデータの位相合わせ機能と、(6)SRAM3010のアドレスポインタ作成機能と、(7)SRAM3010の実際のアクセス制御機能と、(8)キャリア補間回路103に出力する前のデータを確保しておくバッファ機能とが必要である。
機能(1)はデータ/SP書き込みリクエスタ3023により、機能(2)はデータリクエスト発生回路3024により、機能(3)はSPリクエスト発生回路3013により、機能(4)はアービタ3012により、機能(5)は位相合わせ回路3014により、機能(6)はSym−Nカウンタ3017、Cカウンタ3019、Pカウンタ3020、Nカウンタ3021及びオフセットセレクタ3022により、機能(7)はSRAMIF3011により、機能(8)はバッファ3015によりそれぞれ実現される。
データ/SP書き込みリクエスタ3023、データリクエスト発生回路3024及びSPリクエスト発生回路3013によって発生したメモリアクセス要求は、アービタ3012によって調停され、SRAMIF3011に伝わる。SRAMIF3011は、アービタ3012で調停された要求が情報伝送信号のパスからの書き込みか、SP信号のパスからの書き込みか、情報伝送信号のパスから格納されたデータの読み出しか、SP信号のパスから格納されたデータの読み出しかを判別して、判別された結果に即したポインタをSym−Nカウンタ3017、Cカウンタ3019、Pカウンタ3020、Nカウンタ3021及びオフセットセレクタ3022から得て、SRAM3010にアクセスを行う。
オフセットセレクタ3022には、モードに依存して変化するSRAM領域の各先頭アドレスが格納されており、アクセスの中心となる領域を示すPカウンタ3020の値と、SP信号の配置に関する所定のパターンを示すために存在する0〜3の値を持つSym−Nカウンタ3017の値とにより、SRAM領域の先頭が選択される。選択されたSRAM先頭アドレスに、何番目のSP信号を読み出すのかを示すNカウンタ3021の値を足し合わせることで、SRAM3010の読み出しアクセスが行われるアドレスが決定される。Cカウンタ3019は図4に示す時間内挿方式に用いられるカウンタであり、第1の時間内挿回路3016における係数を決定するものであって、Sym−Nカウンタ3017に依存して変化する。
SRAM3010へのデータの格納はSRAMIF3011を通じて行い、データ/SP書き込みリクエスタ3023が信号を書くタイミングに合わせて作られる書き込み要求がアービタ3012に受け付けられた際に行われる。この領域分割イメージは同期モード時に有効であり、差動モードに切り替わった際には、データメモリとして使用される。その際、同期モード時にて未使用のデータは保護される。差動モードから同期モードに戻ったときには、未使用データは同様に保護される。
SRAM3010からのデータ読み出しは、次の手順で行われる。すなわち、同期モードでは、SPリクエスト発生回路3013が、所定の領域数(つまり所定のシンボル数)だけSP信号が格納された時を契機にして、アービタ3012にデータ読み出し要求を送信する。データ読み出し要求がアービタ3012にて受け付けられた後、SRAMIF3011を通じてデータの読み出しが行われる。
SRAM3010から読み出されたデータは、機能(2)に関するデータであれば、複素除算回路102に直接出力され、機能(3)に関するデータであれば、位相合わせ回路3014を通じてバッファ3015に格納され、キャリア補間回路103のデータ入力要求に従って、不定期の送出を可能としたタイミングで、データ有効信号を示す「VALID」と共に、キャリア補間回路103に出力される。
バッファ3015に格納されたデータは周波数フィルタ1030からのデータ転送要求があれば、格納されたデータを元に、あるモードでは第1の時間内挿回路3016にて、また別のモードでは第2の時間内挿回路3018にてそれぞれ補間された結果が周波数フィルタ1030に入力される。もちろん、ここで述べた時間内挿処理は、バッファ3015にデータが格納される前であっても後ろであってもよい。この回路を持つことにより、システムによって変化するデータ読み出しタイミングの品種毎の調整が不要になるうえ、位相合わせ回路3014を通じてSRAM3010から読み出された後で位相合わせが毎回行われるため、補間に必要な位相合わせ後のデータを保持する必要がなくなり、小面積化に大きなメリットがある。
図10のメモリIF301の特徴は、バッファ3015を持ち、キャリア補間回路103とのやりとりをハンドシェイクアクセスにすることによって、機能(3)に関するアクセス数を必要最小限に抑えている点にある。また、データ/SP書き込みリクエスタ3023用のデータタイミングはモードによって一意に決まり、データリクエスト発生回路3024用のデータタイミングはモードと補間方法と出力開始タイミングとで一意に決まるので、アービタ3012が、データ/SP書き込みリクエスタ3023とデータリクエスト発生回路3024とのデータ入出力要求を最優先として、それ以外の帯域をSPリクエスト発生回路3013用に割り当てていることにも特徴がある。ここでいうモードとは、同期モード/差動モード、1seg/3seg等の違いや、規格にあるモードI、II、III等、規格によって決定される全ての場合分けを指す。
また、位相合わせ回路3014に関しては、前述の数式[1]の演算を実行するために、SPA、SPBの持つ位相をIPCが本来持つべき位相に合わせる必要がある。その際、データ精度の関係から、データ量が増加する可能性があるが、図10の構成では、位相を合わせる演算処理はメモリIF301から出力された後、数式[1]に類するような補間処理の直前に演算されることで、SRAM3010の必要量を小さく抑えていることにも特徴がある。
さて、同期モード時の補間方法によって変化するのは、機能(3)すなわち、SP信号のパス用の読み出しデータである。補間方法には、先に説明した図4〜図6のような例がある。
図4〜図6において、横方向(周波数軸方向)がキャリア補間回路103へのデータの出力方向であり、1列にモードによって定められた所定の数のデータが存在する。横方向の1列全てのデータが出力された後、縦方向(時間軸方向)に次の下1列が、キャリア補間回路103に対する次の出力データになる。
そのため、機能(1)に関係するSRAM3010へのデータ書き込みは、情報伝送信号のパスとSP信号のパス用に割り当てられた領域の最大数に従って、最大アドレスが決定するため、領域毎に一意に決まるオフセットアドレスを予め図10中のオフセットセレクタ3022内に持ち、どの領域にアクセスしているのかを示すPカウンタ3020の値に従ったオフセットアドレスと、現在まさにアクセスしている位置を示すNカウンタ3021の値とを足し合わせた値が書き込み用のポインタになる。
機能(2)に関係するSRAM3010からの読み出しは、機能(1)に関係するSRAM3010へのデータ書き込みと同様である。
次に、図10中のキャリア補間回路103に関して説明する。図10によれば、メモリIF301から出力されたデータに対して、TF方式の場合には第1の時間内挿回路3016にて、SF2方式の場合には第2の時間内挿回路3018にて、それぞれ係数がかけられる。第1及び第2の時間内挿回路3016,3018はメモリIF301内に存在してもよく、バッファ3015への格納以前にあっても支障はない。SRAM3010から読み出した後に演算処理があることに特徴があるからである。係数がかけられ、補間されたデータは、周波数フィルタ1030に入力される。この周波数フィルタ1030は、前述のFIRフィルタに相当する。
さて、SP信号は伝送路特性推定以外にも使用されることがある。ここでは、上述のメモリアクセス要求に関する機能(1)〜(3)に加えて、(3)’CFI系と呼ばれるデータ演算用のSP信号読み出し要求が存在するものとする。
図11は図10のメモリIF301及びキャリア補間回路103がある1つの形態を採った場合の詳細説明図であり、図12は図11中のSPリクエスト発生回路3013のステータス遷移図である。
図12の例では、機能(3)及び機能(3)’に関して、同一のSP信号を別々のタイミングで読み出す必要がある。そのため、SRAM領域を開放して次のSP信号を保存するための領域にすることが可能であるタイミングを知る必要がある。そこで、2系統のデータ読み出しがそれぞれ終了したか否かを示すステータスと、SRAM領域に読み出し可能なデータが存在するか否かを示すステータスとを用いて、SRAM領域のアクセス可否を制御している。このように伝送路推定系のデータ読み出しと、CFI系のデータ読み出しとを図12に従って監視することで、従来は伝送路推定系とCFI系とで別々に必要であったSRAM領域をシェアすることができるメリットがある。
機能(3)に関係するSRAM3010からの読み出しは、補間方法に応じて、図13又は図14のようになる。
図13は、図4の処理(TF選択時)でのメモリ読み出し時のポインタ制御を示す図である。図13において、Pカウンタ3020は、メモリアクセスの基準領域を示す最大領域数までカウントすると最初の領域を示す数値に戻るループポインタである。Cカウンタ3019は、Pカウンタ3020を基準として、補間に必要なSP信号をどの領域から取得するのかを示すポインタである。Cカウンタ3019は、例えば0〜3の値を取り得る。Cカウンタ3019の値が0のとき、Pカウンタ3020で示されるSRAM領域からSP信号を取り出す。Cカウンタ3019の値が1のときは、Pカウンタ3020で示されるSRAM領域の1つ先の領域からデータSPoと、Cカウンタ3019で示されるSRAM領域の3つ前の領域のデータSPnとを取得し、例えば数式[1]のような演算を行う場合は、(3/4)×SPn+(1/4)×SPoを補間データ出力とするように演算を行う。Nカウンタ3021は、SP信号の左端を初期値として、そこから何番目のSP信号を取得するのかを示すポインタである。Pカウンタ3020とCカウンタ3019とから、SRAM領域の先頭アドレスがオフセットセレクタ3022から求まるので、オフセットセレクタ3022の出力にNカウンタ3021のアドレスを足し合わせると、取得すべきSP信号のアドレスポインタが求まる。
全てのカウンタは一周すると元の値に戻るループカウンタであるが、Pカウンタ3020は、上述のように予め定められた最大のSRAM領域数で取りうる数値の最大値が決定し、一領域の読み出しアクセスが完結次第、次の値に変化する。
Nカウンタ3021は、関係するメモリアクセス毎に変化し、最大数は予め定められたモードによってSP信号の横方向の数が決定付けられるため、一意に定まる。
Cカウンタ3019は、関係するメモリアクセス毎に変化して4つの値を取り、その値は、Sym−Nカウンタ3017の値に連動している。
Sym−Nカウンタ3017は、Nカウンタ3021が一周する毎に変化し、キャリア補間回路103への現在の出力データが縦方向に何番目か(シンボル数)を示すポインタである。
本例の場合、Cカウンタ3019は、キャリア補間回路103における補間係数、演算方法を指し示すポインタにもなりうる。それを示しているのが、図11である。図10とは接続が少し異なる。
図14は、図5及び図6の処理(SF2選択時)でのメモリ読み出し時のポインタ制御を示す図である。基本的な考え方はTF方式の場合と同様であるが、Cカウンタ3019は必要なく、Sym−Nカウンタ3017、Pカウンタ3020及びNカウンタ3021の各々の値と、オフセットセレクタ3022内の予め定められたオフセット値とによって読み出しポインタは一意に決定付けられる。また、補間のための係数はNカウンタ3021の値に依存する。
なお、本システムでは、情報伝送信号のパスからの書き込みと、SP信号のパスからの書き込みとはタイミングが予め一意に決定関連付けられるため、2種類の書き込み要求をまとめて書いているが、分けても本質的に問題はない。
図15は、図10中の周波数フィルタ1030の詳細説明図である。図15に示される回路には、メモリIF301とハンドシェイクアクセスする回路を備えたデータバッファ10307が存在し、このデータバッファ10307が空であれば、常にデータ要求をメモリIF301に送出することで、必要な補間データを予め先読みし、FIRフィルタの入力で補間データと補間データとの間に必要な0データをデータセレクタ10308で作り出し、FIRフィルタへの0データ送出中に次の補間データをメモリIF301から得るというデータ転送を繰り返し行うことで、補間データの送出タイミングを緩和した所に特徴がある。
本構成を採ることで、メモリIF301の入力までバースト転送だったデータが、そのままの転送レートで送出を続ければ、厳しいパスであるメモリIF301とキャリア補間回路103との間はハンドシェイクアクセスになり、キャリア補間回路103からの出力では、再び後段出力に必要なバースト転送に戻すことができるというメリットがある。
図15の例では、受信状態を検出する受信状態検出器10311と、モード選択回路10302とを備え、受信状態に応じてモード選択回路10302で選択されたモードに従って、1シンボルあたりのSP数、FIRフィルタの係数、FIRフィルタの入力端部処理にかかるキャリアの数がそれぞれ変化する。ただし、モード選択回路10302が有する複数の設定レジスタをソフトウェアから制御することも可能である。1シンボルあたりのSP数は、Nカウンタ10300によって数えられ、1シンボルの終了毎に1シンボル終了信号が回路10301にて発行される。そして、1シンボル終了信号毎にSym−Nカウンタ10303が変化する。Sym−Nカウンタ10303は、入力信号のシンボル位置(図4の縦軸位置)を示すカウンタである。周波数フィルタ本体10309,10310として、2個のFIRフィルタが存在する。一方の周波数フィルタ10309が狭帯域(N)フィルタであり、他方の周波数フィルタ10310が広帯域(W)フィルタである。フィルタ係数は固定値、あるいはレジスタ設定による可変値として、レジスタ10305に予め格納されている。端部処理は、端部処理制御回路10304にて制御される。この端部処理制御回路10304は、周波数フィルタ10309,10310に入力するデータの左端を所定数だけ引き延ばす役割を持つ。引き延ばす数は、周波数フィルタ10309,10310のタップ数等に依存する。Sym−Nカウンタ10303及び端部処理制御回路10304の情報を元にして、データ出力選択制御回路10306では、データセレクタ10308と、メモリIF301から入力されたデータが格納されるデータバッファ10307とに命令を送り、0データを周波数フィルタ10309,10310に送出するか、データバッファ10307に蓄えられたデータを送出するのかを判断し、データセレクタ10308に指令する。データセレクタ10308は、指令通りにデータを周波数フィルタ10309,10310に送付する。周波数フィルタ10309,10310の結果は、複素除算回路102に各々送出される。なお、データバッファ10307からのデータの送出回数と0の送出回数との比は、補間方法に依存して変化する。
本構成によって、例えば、従来の時間軸補間と周波数軸補間とを組み合わせた方式と、周波数軸補間のみ行う1シンボル補間と呼ばれる方式とが、従来の時間軸補間結果を送出するデータパス1系統で実現できるという効果がある。
図16は図15中の2つのフィルタ10309,10310の変形例を、図17は図16の回路の動作をそれぞれ示している。
図15では、両フィルタ10309,10310が並行して常に動作し、複素除算回路102にて良い方の結果が選択される。一方、図16によれば、本線系のフィルタ(0)500と、テスト用のフィルタ(1)501とが設けられる。502、503、504、505及び506はレジスタ、507は判断部、508及び509はセレクタである。
図17に示すとおり、16シンボル毎に4シンボルずつテスト用フィルタ501の特性を4通りに変化させ、その結果をレジスタ503,504,505及び506に格納し、判断部507にて最適なものを選択する。そして、選択結果がセレクタ508を介して本線系フィルタ500に設定されるとともに、当該選択結果がテスト用フィルタ501にフィードバックされる。このように、本線系フィルタ500を適応型フィルタとしたことにより、フィルタ数が2であるにもかかわらず、実質的に4つのフィルタを用いた場合と等価になる。
なお、図17では、テスト用フィルタ501の4シンボル毎の結果を元にして、本線系フィルタ500を設定しているが、テスト用フィルタ501の結果は4シンボル毎の結果だけで選ぶとは限らず、システムによっては、例えば、4シンボル毎の結果を、複数回(例えばN回:Nは1〜1000回など選択可能としてもよい。)レジスタ503〜506に積算し続け、4×Nシンボル毎に本線系フィルタ500に選択結果を設定するなどとしてもよい。
また、テスト用フィルタ501の結果を選択するための手段として用いる比較方法の一例としては、4つのフィルタ結果から得られる最良のCN値を選択する方法が考えられる。CNには多くの算出方法があり、方式によっては1シンボル補間時にある環境下において、正確なCN値がとれず、実際の性能よりも良い値が出る場合がある。その場合は誤ったフィルタを選択してしまう可能性があるため、4つのフィルタ結果に対して、算出したCN値をレジスタ503〜506に積算する際、外部から設定した値分だけ悪い値にするという処理を、レジスタ503〜506で行ってもよい。
以上説明してきたとおり、本発明に係るOFDM復調装置は、LSI面積の増加を小さくしつつ複数のSP補間方法の実装が可能になり、地上デジタル放送の受信装置等として有用である。
本発明に係るOFDM復調装置の概略構成図である。 本発明に係るOFDM復調装置の他の概略構成図である。 図1及び図2中のキャリア補間回路の内部処理を示すフローチャート図である。 図3中の第1の時間内挿(TF)選択時を示すイメージ図である。 図3中の第2の時間内挿(SF2)選択時の1つの端部処理モードを示すイメージ図である。 図3中の第2の時間内挿(SF2)選択時の他の端部処理モードを示すイメージ図である。 本発明に係るSPメモリの領域分割を示す図である。 本発明に係るデータメモリの領域分割を示す図である。 本発明に係るSPメモリ及びデータメモリのクロック分割を示す図である。 図1中のメモリIF及びキャリア補間回路の詳細説明図である。 図10のメモリIF及びキャリア補間回路がある1つの形態を採った場合の詳細説明図である。 図11中のSPリクエスト発生回路のステータス遷移図である。 図4の処理でのメモリ読み出し時のポインタ制御を示す図である。 図5及び図6の処理でのメモリ読み出し時のポインタ制御を示す図である。 図10中の周波数フィルタの詳細説明図である。 図15中の2つのフィルタの変形例を示す図である。 図16の回路の動作を示すフローチャート図である。
符号の説明
100 FFT回路
101 SP抽出回路
102 複素除算回路
103 キャリア補間回路
200 モード判別回路
300 メモリ
301 メモリIF
400 位相決定回路
401 位相発生回路
402 SP発生回路

Claims (17)

  1. OFDM(直交周波数分割多重)信号を受信する受信装置におけるOFDM復調装置であって、
    前記OFDM信号は、分散パイロット信号が、時間軸方向に所定シンボル間隔で、かつ周波数軸方向に所定キャリア間隔で配置され、連続パイロット信号及び制御情報信号が、所定のキャリア位置に配置され、その他の部分に情報伝送信号が配置された信号であり、
    前記OFDM信号を高速フーリエ変換し、前記高速フーリエ変換後の信号から分散パイロット信号を抽出し、前記抽出された分散パイロット信号に位相を付加し、前記位相が付加された分散パイロット信号と前記情報伝送信号とをメモリに書き込み、その後に前記書き込まれた分散パイロット信号を読み出して位相合わせを行い、前記位相合わせが行われた分散パイロット信号を時間軸方向及び周波数軸方向に補間し、前記メモリから情報伝送信号を読み出して、前記補間結果で複素除算して出力し、前記分散パイロット信号の読み出し要求を所定のタイミングで発生する手段を備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  2. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    前記時間軸方向に補間する回路を複数備え、受信状態によって選択可能であることを特徴とするOFDM復調装置。
  3. 請求項記載のOFDM復調装置において、
    前記時間軸方向に補間する回路のうち1つは斜め補間方式であることを特徴とするOFDM復調装置。
  4. 請求項記載のOFDM復調装置において、
    前記斜め補間方式における端部を検出する回路と、
    前記端部の処理のみを時間軸直線補間方式に変更する回路とを備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  5. 請求項記載のOFDM復調装置において、
    前記斜め補間方式における端部を検出する回路と、
    前記端部のデータを保持する回路と、
    前記端部の周波数軸補間後のデータに関わる部分を検出する回路と、
    前記周波数軸補間後のデータに関わる部分を前記端部のデータに差し替える回路とを備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  6. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    前記分散パイロット信号を前記メモリに書き込む分散パイロット信号書き込み要求を作る回路と、
    前記分散パイロット信号又は前記位相が付加された分散パイロット信号を前記メモリから読み出す分散パイロット信号読み出し要求を作る回路と、
    前記情報伝送信号を書き込むデータ書き込み要求を作る回路と、
    前記情報伝送信号を読み出すデータ読み出し要求を作る回路と、
    前記分散パイロット信号書き込み要求と、分散パイロット信号読み出し要求と、データ書き込み要求と、データ読み出し要求とを調停する回路とを備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  7. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    前記分散パイロット信号又は前記位相が付加された分散パイロット信号を前記メモリから読み出す回路と、
    前記読み出した分散パイロット信号を位相合わせする回路とを備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  8. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    前記メモリから読み出された分散パイロット信号を用いて時間軸内挿を行う回路と、
    前記時間軸内挿を行った後のデータを保持する回路と、
    前記保持された時間軸内挿を行った後のデータを外部からの送出スタートを示す契機によって送出する回路と、
    前記保持された時間軸内挿を行った後のデータが送出された後、また別の時間軸内挿を行った後のデータを作るために、前記メモリに対して、分散パイロット信号の読み出し要求を行う回路とを備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  9. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    前記メモリから読み出された分散パイロット信号を保持する回路と、
    前記保持された分散パイロット信号を外部からの送出スタートを示す契機によって送出する回路と、
    前記送出された分散パイロット信号を用いて時間軸内挿を行う回路と、
    前記分散パイロット信号が送出された後、また別の分散パイロット信号を保持するために、前記メモリに対して、前記別の分散パイロット信号の読み出し要求を行う回路とを備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  10. 請求項1記載のOFDM復調装置おいて、
    前記メモリに関しメモリ領域の先頭アドレスを予め保持する回路と、
    現在の読み出しシンボル位置を示し1シンボル毎に1ずつ増加する第1のカウンタと、
    前記第1のカウンタの値を中心としてどのシンボルから分散パイロット信号を取得するのかを示し0〜3の範囲で1シンボル毎に1ずつ増加する第2のカウンタと、
    前記第2のカウンタの値によって初期化されて、分散パイロット信号が読み出される毎に1ずつ増加する第3のカウンタと、
    前記第1のカウンタの値及び前記第3のカウンタの値を用いて前記メモリ領域の先頭アドレスを選択するオフセット取得回路と、
    シンボルの先頭で必ず初期化され分散パイロット信号が読み出される毎に1ずつ増加する第4のカウンタとを備え、
    前記オフセット取得回路の出力に前記第4のカウンタの値を足し合わせた結果を、前記メモリから分散パイロット信号を読み出す際の読み出しアドレスとすることを特徴とするOFDM復調装置。
  11. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    分散パイロット信号を周波数軸方向に補間する周波数フィルタを備え、
    前記周波数フィルタは、
    時間軸内挿方式の選択結果を保持する回路と、
    入力されるデータを1シンボル終了毎に初期化しつつカウントする第1のカウンタと、
    前記第1のカウンタの値によって1シンボルの終了信号を発生する終了信号発生回路と、
    前記終了信号発生回路によって1シンボル毎にカウントアップされる第2のカウンタと、
    斜め補間方式の端部制御を行う端部処理制御回路と、
    前記第2のカウンタの出力と、前記保持された時間軸内挿方式の選択結果と、前記端部処理制御回路とを用いて制御され、時間軸内挿方式によって異なる有効データの間隔を認識し、有効データ入力と0挿入とを選択するデータ出力選択制御回路とを有することを特徴とするOFDM復調装置。
  12. 請求項11記載のOFDM復調装置において、
    前記周波数フィルタは、受信状態から自動的に時間軸内挿方式を選択する回路を更に有することを特徴とするOFDM復調装置。
  13. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    前記メモリは、情報伝送信号用の2つのメモリ領域と、分散パイロット信号用の2つのメモリ領域とに分けられ、
    あるモードにおいては全てのメモリ領域にクロックが供給され、別のモードでは片側のメモリ領域のみにクロックが供給され、
    メモリ領域毎にステータスを持つことによって、前記分散パイロット信号用の2つのメモリ領域は、OFDM受信信号が差動モードの場合には情報伝送信号保持用として、OFDM受信信号が同期モードの場合には分散パイロット信号保持用としてそれぞれ使用されることを特徴とするOFDM復調装置。
  14. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    M及びNをそれぞれ整数とするとき、同一の分散パイロット信号を使用する独立したN個の処理タイミングの異なる読み出し要求がある場合には、前記メモリのM個のメモリ領域のそれぞれに、N個の書き込み完了を示すステータスと、N個の読み出し完了を示すステータスとを持つことを特徴とするOFDM復調装置。
  15. 請求項14記載のOFDM復調装置において、
    ある1つのメモリ領域の前記N個の書き込み完了を示すステータス及びN個の読み出し完了を示すステータスの両方が完了状態であることを検出する回路と、
    前記N個の書き込み完了を示すステータス及びN個の読み出し完了を示すステータスの両方が空き状態であることを検出する回路と、
    前記N個の書き込み完了を示すステータス及びN個の読み出し完了を示すステータスの両方が完了状態であることを検出したとき、前記N個のステータスをクリアして前記1つのメモリ領域を書き込み可能とする回路とを備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  16. 請求項1記載のOFDM復調装置において、
    前記メモリインターフェイスと前記キャリア補間回路との間のデータ転送は、ハンドシェイクアクセスによることを特徴とするOFDM復調装置。
  17. 請求項11記載のOFDM復調装置において、
    前記周波数フィルタは、適応型フィルタであることを特徴とするOFDM復調装置。
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