JP5029807B2 - コネクタボックス - Google Patents
コネクタボックス Download PDFInfo
- Publication number
- JP5029807B2 JP5029807B2 JP2006316682A JP2006316682A JP5029807B2 JP 5029807 B2 JP5029807 B2 JP 5029807B2 JP 2006316682 A JP2006316682 A JP 2006316682A JP 2006316682 A JP2006316682 A JP 2006316682A JP 5029807 B2 JP5029807 B2 JP 5029807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector box
- mounting panel
- fixing portion
- temporary fixing
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
該コネクタボックスはコネクタボックス本体とカバーとを有しており、ダッシュパネルに形成した開口部を挟むようにして両者を配置して開口部周縁においてダッシュパネルに固定するように設置している。
該コネクタボックスの設置に際しては、作業を容易にするため、コネクタボックスをダッシュパネルに仮固定し、仮固定されたコネクタボックスをボルト、ナットなどによって本固定する方法が採られている(例えば特許文献1)。
特許文献1では、コネクタボックス本体20にダッシュボード1に形成された開口部2に嵌め込むガイド枠21を設け、該ガイド枠21の外側面に弾性係止突起からなる仮固定部22を設けている。該コネクタボックス本体20の取り付けでは、コネクタボックス本体20のガイド枠21を前記開口部2に嵌めて挿入することにより前記仮固定部22が内側に弾性変形をして開口部2を通過し、通過後、外側に弾性復帰して開口部2の周縁に係止され仮固定される。この仮固定に際しては、コネクタボックス本体20に設けられたスタッドボルト23をダッシュボード1に設けたボルト孔に挿通させる。
上記のようにコネクタボックス本体20の仮固定を行って、該コネクタボックス本体20にカバー30を嵌めたり、コネクタボックス本体のグロメット嵌合溝24にシャシハーネスグロメットのシール部を嵌め込む作業を行った後、前記スタッドボルト23にナット25を螺合して本固定を行っている。
しかし、上記した従来のコネクタボックスでは、コネクタボックス本体をダッシュパネルに直接接触させる仮固定を行なうようにしていることから、コネクタボックス本体をダッシュパネルに設置する際の作業を行なうための上記クリアランスを確保することができず、工法的な問題でコネクタボックス形状に多大な影響を与えることが問題となっている。
また、コネクタボックス本体の近寄せは、作業者による手作業や治具、移動装置などにより行うことができるが、近寄せを容易に行えるようにコネクタボックス本体に摘みなどの取っ手部を設けるのが望ましい。取っ手部を介した近寄せは、コネクタボックス本体を引く動作や押す動作により行うことができ、本発明としてはいずれかに限定されるものではなく、これら動作に合わせて取っ手部の設置位置や設置形状を定めればよい。ただし、コネクタボックス本体と取り付けパネルのクリアランスを利用して設置作業を行う点から、コネクタバックス本体を引いて近寄せを行うのが望ましい。
この実施形態では、車両のダッシュボードに取り付けられるコネクタボックスについて説明する。なお、ダッシュボード1は、車両側に固定された単体のものでもよく、またボディと一体になっているものであってもよい。
コネクタボックスは、コネクタボックス本体10と、該コネクタボックス本体10に被せるカバー18とを有している。コネクタボックス本体10は、後述する取り付けパネルの開口部(コネクタボックス取り付け用開口部)に挿入する筒状のガイド枠部11を有しており、該ガイド枠部11内空間がハーネス接続部(図示しない)の収容部11aとなっている。ガイド枠部11の一側壁には、グロメット嵌合溝12、12が形成されており、また、該側壁と対向する側壁の外側面に弾性係止片13…13が設けられている。
また、コネクタボックス本体10のガイド枠部11が設けられている側と反対の側には、上部側において仮固定用フレーム14が突出するように設けられており、該仮固定用フレーム14の上面側に、幅方向に沿ったスリット形状の仮固定用長孔15が仮固定部として形成されている。なお、後述する車両側の固定部との仮固定用長孔との接続を容易に行うため、上記仮固定用長孔15は、コネクタボックス本体10の外側端部に設けておくのが望ましい。
また、コネクタボックス本体10のガイド枠部11が設けられている側には、前方に突出する指掛け用の摘み16が取っ手部として設けられている。
さらに、ガイド枠部11の外側の四隅部には、前方に向けたスタッドボルト17が設けられている。
取り付けパネルに相当するダッシュボード1には、コネクタボックス取り付け用開口部2が形成されており、キャビン側では、車両固定側であるインパネレインフォース3にアーム4を介してコネクタボックス本体10を仮固定するための固定部5が取り付けられている。なお、アーム4はダッシュボード1とインパネレインフォース3とを連結して固定している。
上記固定部5は、アーム4から吊り下げるための吊り下げ片5aと、該吊り下げ片5aの下端に設けられてダッシュボード1側に伸びる連結片5bと、該連結片5bの先端に設けられて下方から上方に向けて設けられた背低のフック5cとを有しており、該フック5cは、幅広の平板状であって前記コネクタボックス本体10の仮固定用長孔15の幅よりも小さい幅に形成されている。
上記配置においては、前記固定部5の前方側において前記フック5cを下方から上方に向けてコネクタボックス本体10の仮固定用長孔15に差し込んで、コネクタボックス本体10を上方側で固定部5のフック5cで吊り下げてキャビン側で仮固定をする。なお、本発明では、前記したように、固定部をフロント側に設けコネクタボックス本体10をフロント側に配置してフロント側で仮固定することも可能である。
上記仮固定の状態では、コネクタボックス本体10とダッシュボード1との間にクリアランスGが確保されており、該クリアランスGを通して、コネクタボックス本体10のグロメット嵌合溝12にシャシハーネスグロメットのシール部(図示しない)を嵌合する作業などを円滑に行うことができる。
上記コネクタボックス本体10には、フロント側からカバー18を装着するとともに、スタッドボルト17にナット7を螺合させて締結することでコネクタボックスの本固定を完了する。
上記実施形態で示すように、コネクタボックス本体の仮固定からコネクタボックスの本固定に至る設置作業は、容易に行うことができ、グロメット嵌合溝12へのシャシハーネスグロメットのシール部の嵌合や、スタッドボルト17のボルト孔6への挿通も、仮固定時にコネクタボックス本体とダッシュボードとの間に確保されるクリアランスによって容易に行うことができる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記の実施形態の内容に限定をされるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲において適宜の変更が可能である。
2 開口部
3 インパネレインフォース
5 固定部
5c フック
10 コネクタボックス本体
12 グロメット嵌合溝
15 仮固定用長孔
16 摘み
17 スタッドボルト
18 カバー
Claims (5)
- 取り付けパネルのコネクタボックス取付け用開口部の一方側に配置されて前記開口部に固定され、前記取り付けパネルの両側にそれぞれ配置されるハーネスの接続部分を収納するコネクタボックス本体を備え、該コネクタボックス本体に、前記取り付けパネルが固定されるパネル固定側に設けられた固定部が接続されて該コネクタボックス本体を前記取り付けパネルから離隔した位置に仮固定するとともに、前記コネクタボックス本体を前記取り付けパネル側に近寄せる際に前記仮固定が解除される仮固定部が設けられており、前記固定部は、前記取り付けパネルのレインフォースに設けられていることを特徴とするコネクタボックス。
- 取り付けパネルのコネクタボックス取付け用開口部の一方側に配置されて前記開口部に固定され、前記取り付けパネルの両側にそれぞれ配置されるハーネスの接続部分を収納するコネクタボックス本体を備え、該コネクタボックス本体に、前記取り付けパネルが固定されるパネル固定側に設けられた固定部が接続されて該コネクタボックス本体を前記取り付けパネルから離隔した位置に仮固定するとともに、前記コネクタボックス本体を前記取り付けパネル側に近寄せる際に前記仮固定が解除される仮固定部が設けられており、前記固定部は、下方から上方に向けたフックを有しており、前記仮固定部は、前記コネクタボックスの外側面に設けられて該フックが下方から上方に差し込まれる穴形状を有していることを特徴とするコネクタボックス。
- 前記フックは、幅広の平板状に形成されているとともに、前記仮固定部は該フックの差込み形状に対応した幅広の穴形状を有することを特徴とする請求項2記載のコネクタボックス。
- 前記コネクタボックス本体は、該コネクタボックス本体を前記仮固定位置から取り付けパネルに近寄せるための取っ手部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコネクタボックス。
- 前記取り付けパネルは車両用のダッシュパネルの一部により構成されており、前記コネクタボックス本体は車両のキャビン側または車両のフロント側の一方に配置されるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコネクタボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006316682A JP5029807B2 (ja) | 2006-11-24 | 2006-11-24 | コネクタボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006316682A JP5029807B2 (ja) | 2006-11-24 | 2006-11-24 | コネクタボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008130480A JP2008130480A (ja) | 2008-06-05 |
JP5029807B2 true JP5029807B2 (ja) | 2012-09-19 |
Family
ID=39556098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006316682A Expired - Fee Related JP5029807B2 (ja) | 2006-11-24 | 2006-11-24 | コネクタボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5029807B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011155238A1 (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-15 | スズキ株式会社 | 自動車のダッシュパネル構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3709744B2 (ja) * | 1999-07-27 | 2005-10-26 | 松下電工株式会社 | 配線盤 |
JP2004268674A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Denso Corp | 車両用電気機器のコネクタ接続構造 |
JP2006136129A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
-
2006
- 2006-11-24 JP JP2006316682A patent/JP5029807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008130480A (ja) | 2008-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4648978B2 (ja) | 車両用ハンドル装置及び車両用ハンドル装置取付構造 | |
KR100927295B1 (ko) | 어시스트 그립의 체결구조 | |
EP1995097B1 (en) | Fixing clip for interior part of vehicle | |
JP4869814B2 (ja) | ドアライニングの固定構造および固定方法 | |
JP3264583B2 (ja) | 車両用フロアカーペットとワイヤハーネスの取付方法及びハーネスクランプ | |
JP5029807B2 (ja) | コネクタボックス | |
JP2012197020A (ja) | コンソールボックス | |
JP5313631B2 (ja) | 内装部材の取付構造 | |
JP2018008632A (ja) | 車載機器固定構造 | |
JPWO2016163224A1 (ja) | 車両のバッテリ取付部構造 | |
JP5876376B2 (ja) | グロメット | |
JP6941295B2 (ja) | センタークラスタパネルの取付構造 | |
JP2006306330A (ja) | シフトレバー装置の組付け構造及び組付け方法 | |
JP6551367B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP4919923B2 (ja) | 車両用内装部材の取付構造 | |
JP6192608B2 (ja) | トノボード | |
JP4232580B2 (ja) | インストルメントパネル支持構造 | |
JPH0537720Y2 (ja) | ||
JP2007045294A (ja) | バッテリボックス | |
JP5218035B2 (ja) | トランクトリムの取付構造およびその取付方法 | |
JP5120236B2 (ja) | 車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造 | |
KR100570390B1 (ko) | 차량의 러기지 매트 결착구조 | |
JP2021066306A (ja) | ルーフヘッドライニング | |
JP4213606B2 (ja) | コクピットモジュール及びその取付け構造 | |
JP2010163094A (ja) | 荷室用仕切り部材の取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110720 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120530 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120612 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5029807 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |