JP5026612B2 - 可撓型ワンピース形スケートボード - Google Patents

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Description

本願は、スケートボードに関し、特に、ユーザによって一端が他端に対して捻転または転回可能なスケートボードに関する。
長年に亘り、種々のスケートボードのデザインが提案されてきている。従前のデザインは、推進力を与えるために決まってユーザに、スケートボードから片足を持ち上げ、地面を蹴ることを要求する。このような従前のスケートボードは、これを片側に傾けることによって操舵されるのであり、非曲型スケートボードが考えられていたであろう。非曲型スケートボードは、フロント車台およびリア車台が離間されていると共に、フロント車台またはリア車台が一方の車台に対して捻転または転回を許すトーションバーまたは他の要素によって相互接続されているものであり、既に開発されている。
このような車台は、屈曲の制御または設定可能性の点やコストの点で複雑性を含む制限を有している。このため、このような制限のない新規なスケートボードのデザインが所望されている。
可撓型(可曲型)スケートボードは、捻転軸の周りに捻転可能な材料から成るワンピース形の車台を含んでいてもよい。このワンピース形の車台は、捻転軸に沿って、車台の略両端に、ユーザの両足を支持するための対の足支持領域と、両足支持領域の間の中央部とを含んでいる。対のホイール装置はそれぞれ、回転(rolling rotation)のために搭載された単ホイールを持っており、各ホイール装置は、略平行なそれぞれ捻転軸に対して第1の鋭角をなす対の旋回軸の一方の周りを操舵回動するために一方の足支持領域の下に搭載されている。中央部は、車台を第1の方向および第2の方向に交互に捻転させることによって2つのキャスターホイールの回転にエネルギを付加することをユーザに許すように、両足支持領域よりも十分に狭くてもよい。ワンピース形の車台の中央部は、実質的な捻転軸に沿った捻転無しにスケートボード全体を一方または他方に捻転することによって容易に操舵されるように、および/または、2つのホイール装置(キャスタ装置)をそれぞれの関連する捻転軸の周りに操舵する前にユーザに対してはっきりとしたフィードバックを与えるように、ユーザによって印可される力に応じた捻転軸の周りの捻転に十分に耐性があってもよい。
ワンピース形の車台の中央部は、実質的な捻転軸に沿った捻転無しに車台に快適に乗るべくユーザが足支持領域上に支持されるように、および/または、実質的な捻転軸に沿った捻転無しに車台に快適に乗るべくユーザが少なくとも中央部に部分的に支持されるように、捻転軸に沿った曲げに対する十分な耐性を提供する垂直サポートを含んでいてもよい。尚、垂直サポートは、捻転軸に略沿って延びている中央部の両端それぞれに沿った側壁を含んでいてもよい。側壁は、中央部の端部に向かうにつれて高さが低くなっていてもよい。両側壁間には、中央部の捻転への耐性を増すためのインサートが設けられていてもよい。
両足支持部は、ユーザの両足による捻転に起因するユーザへの抵抗力を減少するように、捻転軸の周りの捻転への耐性が中央部よりも十分に高くてもよい。関連する旋回軸の周りの操舵回動のために関連するホイール装置を支持するように、対のホイール装置のそれぞれと車台との間には、楔が設けられてもよい。楔は、関連する旋回軸の周りの操舵回動のために中空であってもよい。関連する中空の楔の内部には、ホイール装置を車台にナットで固定するネジ孔が設けられてもよい。
各ホイール装置には、捻転軸に沿った回転のためにそのホイールをセンタリングするためのスプリングが搭載されてもよい。尚、スプリングは、引張バネ、圧縮バネ、またはねじりバネであってもよい。ねじりバネは、旋回軸の周囲または関連するホイール装置の内部にて旋回軸の周囲に搭載されてもよい。
車台は、スケートボードを捻転するためのユーザによって印加される力が第1段階以内では非曲型スケートボードとして動作するように、さらに、第1段階よりも大きいスケートボードを捻転するためのユーザによって印加される力の範囲では可撓型のスケートボードとして動作するように、形成されてもよい。
可撓型ワンピース形スケートボード本体は、長軸の周りに捻転可能な小幅部を持つ可撓型のワンピース形の車台と、対の操舵可能な単輪キャスタそれぞれのための取付部材とを含んでいてもよい。この小幅部は、操舵可能なキャスタ上に乗り手が載ったときにスタンディングスタートからスケートボードが前進することを引き起こすように、乗り手によって長軸の周りに十分に捻転可能であってもよい。また、小幅部は、操舵可能な単輪キャスタ上に乗り手を支持するときの湾曲を防ぐべく、および/または、非曲型または可撓型のスケートボードとして乗り手によって操作されるように、十分にリジッドであってもよい。車台における小幅部の残部は、前記小幅部よりも撓み(屈曲)に対する耐性があってもよい。可撓型の車台内にモールド成形された中空の楔が、単輪キャスタを長軸に沿ってセンタリングすべく構成されたスプリングのための取付点を備えていてもよい。
可撓型のスケートボードは、軸の両端それぞれにある足支持領域と、両足支持領域間にある小幅部とを持つ可撓型ワンピース形スケートボード車台と、各足支持領域の下に搭載され、回転や、可撓型のスケートボード車台に対して鋭角をなす略平行な対の軸の一方の周りの旋回のための単輪とを含んでいてもよい。この場合、ワンピース形のスケートボード車台は、足支持部同士の相対的な実質的回動無しにスケートボード車台を傾けることによって乗り手が快適にスケートボードを操舵することを許すべく、中央軸に沿った捻転に対する十分な耐性がある一方、足支持部同士の相対的な回動によって乗り手にスケートボードの移動がもたらされるように、乗り手によって長軸の周りに小幅部を横切る交互の向きに捻転されるべく、十分な柔軟性があってもよい。
ワンピース形のスケートボード車台は、スタンディングスタートからの移動がもたらされるように、乗り手によって長軸の周りに交互の向きに捻転されるべく、湾曲に対して十分に屈曲可能であってもよい。また、可撓型ワンピース形スケートボード車台は、乗り手が中央部上で少なくとも部分的に片足を支持するときに長軸に沿った実質的な湾曲無しに乗り手を支持すべく、中央部における湾曲に対する十分な耐性があってもよい。長軸に沿った湾曲に抗するべく、少なくとも中央部の下にて各足支持部に向かって延びる対の下向き壁が備えられていてもよい。また、長軸に添った可撓型ワンピース形の車台の捻転に抗するべく、軸インサートが対の下向き壁間に位置していてもよい。対の足支持領域は、その少なくとも一方の端部の一部に沿い、かつ前記長軸に略沿った凹領域を含んでいてもよい。足支持インサートが少なくとも1つの凹領域に搭載されてもよい。対の足支持領域は、前記車台の上表面と略同一の高さ位置に在り、乗り手の両足の一方に接触グリップするための上グリップ表面を含んでいてもよい。
スケートボード車台は、木製であってもよい。
各前記凹領域は、その内側端に沿った下向き側壁と、外側端に沿った上向き側壁とをさらに有し、該下向き側壁および該上向き側壁は、該凹領域に沿った湾曲に抗する長軸に沿った可撓型ワンピース形の車台の湾曲に抗するべく、および/または、対の足支持領域が中央部に沿った屈曲よりも長軸に沿った屈曲の方が小さくなるように、変化領域において、各凹領域の一方の上向き側壁および下向き側壁が、中央部に沿った対の下向き壁の一方の一端に結合されてもよい。
可撓型ワンピース形スケートボード車台は、対のホイールを共通の角度で搭載するための対の足支持領域内に樹脂成形された対の中空の楔を含む樹脂成形されたプラスチック車台であってもよい。長軸に沿った捻転に抗するべく、対のインサートが、備えられていてもよい。これらインサートは、可撓型ワンピース形スケートボード車台の中央部を長軸に沿って貫いた開口に搭載されてもよく、また、長軸を横切るように車台にある隔壁構造によって分離されていてもよい。
ワンピース形のスケートボード車台は、長軸を持つ長い車台であってもよい。長軸を横切る乗り手の足を支持すべく、十分な幅を持つ足支持領域が、車台の両端それぞれに備えられていてもよい。両足支持部を接続し、各足支持領域の下に搭載され、回転や、可撓型のスケートボード車台に対して鋭角をなす略平行な対の軸の周りの旋回のための単輪を備えた各足支持部を支持することによってスケートボードの前進移動がもたらされるように、乗り手によって長軸に沿った対の足支持部の十分な相対的捻転が許されるべく、足支持部よりも十分に狭い幅を持つ一体中央領域が、備えられていてもよい。中央部上で乗り手の片足が少なくとも部分的に支持されるときに長軸に沿った中央部の湾曲に抗するべく、中央部の下にて各足支持部に向かって延びる少なくとも1つの壁状支保が、備えられていてもよい。略平行な対の軸の一方に沿った旋回のためのホイール装置を支持すべく、中空の楔が、各足支持部内にモールド成形されていてもよい。
さらに少なくとも1つの壁状支保は、長い可撓型車台に一体であってもよく、また、長軸に沿った湾曲に抗するべく、実質的に中央領域および足支持領域の外側端の周りに延びる下向き壁を含んでいてもよい。車台の捻転に抗するべく、軸向きのインサートを搭載するために、凹部が備えられていてもよい。足支持領域の剛性の向上ならびに乗り手の両足用のグリップを支持するための複数の凹領域が、対の足支持領域内に樹脂成形されてもよい。
可撓型のスケートボードは、軸の両端それぞれにある足支持領域と、両足支持領域間にある小幅部とを持つ可撓型ワンピース形スケートボード車台と、各足支持領域の下に搭載され、回転や、可撓型のスケートボード車台に対して鋭角をなす略平行な対の軸の一方の周りの旋回のための単輪とを含んでいてもよい。この場合、ワンピース形のスケートボード車台は、足支持部同士の相対的な実質的回動無しにスケートボード車台を傾けることによって乗り手が快適にスケートボードを操舵することを許すべく、中央軸に沿った捻転に対する十分な耐性がある一方、足支持部同士の相対的な回動によって乗り手にスケートボードの移動がもたらされるように、乗り手によって長軸の周りに小幅部を横切る交互の向きに捻転されるべく、十分な柔軟性があってもよい。この製造方法は、楔を前記車台の各足支持領域の下に搭載すると共に、単輪を楔に搭載する工程を含んでいてもよい。楔は、中空であってもよく、また、車台は、木で形成されもよい。
本発明の実施例による可撓型ワンピース形スケートボードを上方から見た斜視図である。 図1に示されたスケートボードの側面図である。 図1に示されたスケートボードを下方から見た斜視図である。 取り外し可能に搭載された楔を説明するための図1に示されたスケートボードの底部の一部を示す斜視図である。 第1の方向に捻転したスケートボードを説明する概念図である。 第2の方向に捻転したスケートボードを説明する概念図である。 第1の形態を持つ図1に示されたスケートボードを説明する概念図である。 印加された捻転力に応じて異なる屈曲機能をもたらす第2の形態を持つ図1に示されたスケートボードを説明する概念図である。 機能、捻転、または回動のためにスケートボードに印加される力の図である。 スケートボードの屈曲機能を制御するために用いられる取り外し可能に装着された弾性楔を含む図1に示されたスケートボードの下側の一部を示す斜視図である。 図1に示されたスケートボードの自己セタリングする前部の部分的な斜視図である。 自己センタリングする外部ねじりバネを備えたキャスターホイール装置の平面図である。 自己センタリングする内部ねじりバネを備えたキャスターホイール装置の部分的な側面図である。 ユーザによって印加される差力または差圧力による既存の不屈型ワンピース形のスケートボードの捻転の図である。 ユーザによって印加される差力または差圧力による可撓型ワンピース形スケートボードの捻転の図である。 スケートボードの足支持領域と中央領域とに沿った相対的な捻転の図である。 ユーザによって捻転軸に沿って非差圧力または非差力が印加されたときのキャスターホイール装置を説明するための図である。 ユーザによって捻転軸の両側に差圧力または差力が印加されたときのキャスターホイール装置を説明するための図である。 ユーザによって捻転軸に片側に非差圧力または非差力が印加されたときのキャスターホイール装置の操舵を説明するための図である。 ユーザによって捻転軸の片側に非差圧力または非差力が印加されたときの非平行旋回軸を持つホイール装置の操舵を説明するための図である。 ユーザによって捻転軸の両側に非差圧力または非差力が印加されたときの平行旋回軸を持つホイール装置の操舵を説明するための図である。 一体化されたキックデッキを備えた成形された木製デッキによって構成された本発明の他の実施例による可撓型ワンピース形スケートボードの側面図である。 図20に示されたスケートボードの切断線A−Aに沿った断面図である。 キックテイルを含む図20に示されたスケートボードの全形の上面図である。 キックテイルを含む図20に示されたスケートボードの斜視図である。 本発明の他の実施例による車台の屈曲の制御のために車台に搭載された対の中央部インサートを含むスケートボードの上面図である。 単一の中央部インサートが用いられた図24に示されたスケートボードの変形例の上面図である。 滑り止め表面と、周辺に部分的に形成された一組の凹部とを含み、これら凹部にゴムグリップ等のインサートが取り付けられたスケートボードの変形例の上面図である。 図26に示されたスケートボードの側面図である。 図26に示されたスケートボードの底面図である。 図27に示されたスケートボードの断面図である。
図1を参照すると、可撓型のスケートボード10は、好ましくは、ワンピース形の樹脂成形されたプラスチックの車台12から組み立てられる。車台12は、略平行なトレール軸の周りを旋回または操舵回動のために操舵可能な一対のキャスタ装置が取り付けられたユーザの両足を支持するための足支持領域14および16を含んでいる。各キャスタ装置は、足支持部の略下に位置する軸の周りを回転する単輪のキャスターホイールを含んでいる。スケートボード10は、比較的広く、足支持部14および16の一方をそれぞれ含む前方領域18および後方領域20と、比較的狭い中央領域22とを含んでいる。広い前方および後方領域18および20の狭い中央領域22に対する幅の比は、好ましくは、およそ6:1であってもよい。ホイール装置24および26は、ワンピース形の車台12の下方のうち、足支持領域14および16の略下に搭載されている。
操作は次のとおりである。スケートボードの乗り手またはユーザは、その両足を通常ワンピース形の車台12の足支持領域14および16の上に置き、従前の非曲型のスケートボード等の従前の方法のように、片足をスケートボード10から持ち上げたり、地面を蹴り飛ばすなどすることにより、スケートボード10に乗車または操作することができる。ユーザは、スケートボードの動きを制御すべく、その体を回動させたり、体重および/または足の位置を変位させたりしてもよい。スケートボード10は、例えば、従前の非曲型のスケートボードのように操作してもよく、スケートボードの一端を地面まで傾けることによって操舵のきっかけをつくることができる。さらに、好ましい実施例においては、スケートボード10はまた、前方領域18および後方領域20が車台上面の長軸または捻転軸28の略周りに捻転または相対的に回転されることによって、スケートボード10の移動を維持したり、増加させたりする可撓型のスケートボードとして操作されてもよい。
車台12の異なる部分の捻転軸28の周りの相対的な回動は、乗り手の体重がホール装置24および26のそれぞれに印加される角度を変化させ、これによって、これらホイール装置が旋回軸の周りに操舵される傾向になるようにきっかけをつくるに違いない。この操舵の傾向は、各キャスターホイールの回転(rolling)軸の周りの回転動作、および/または、操舵にエネルギを加えるべく、乗り手に利用される。
簡素な例として、仮に、ユーザまたは乗り手が(スケートボード10の進行方向に相対的に)後ろ側の足の位置を足支持領域16上にてほぼ軸15に沿ってかつ地面に平行に維持する一方、前側の足を足支持領域14にほぼ軸13に沿って例えば前側の足の母子球を下降および/または踵を持ち上げつつ接触することを維持した場合に、スケートボード10の後方から見て、スケートボード10の前方領域18が後方領域20に対して時計方向に捻転される傾向になるであろう。この捻転は、スケートボード10の右前側30の一方向の傾斜をもたらし、地面に直角に印加されるであろうものよりもむしろ地面に対して鋭角にホイール装置24に印加されるであろう乗り手の体重をもたらし、この結果、ホイール装置24および26が回転を始め、先行する回転動作を維持し、および/または、例えばホイールの回転動作にエネルギを印加することよってスケートボード10の移動速度を加速するであろう。
実践において、乗り手は、併用されてもよい幾つかの方法により、車台12の所望の捻転を引き起こすことができる。これら方法は例えば、体の捻転または回動、片足のつま先への圧力印加またはもう一方の足の踵への圧力印加、足の位置の変更、および/または、体重の他の方向への変位である。実質的な移動をもたらすべく、乗り手は、まず軸28に沿った捻転を第1の方向に引き起こし、次いで、その操作を反対にして車台をニュートラル位置を経て回し戻し、次いで、捻転位置を反対向きにさせる。さらに、前進中は、乗り手は、異なった角度スケートボード10を操舵する捻転の制御をするために、同じタイプであるが異なる角度の動きを利用することができる。勿論、乗り手は、実質的な屈曲無しにスケートボード10を操作すべく、両足に等しい力を印加することができる。
広い領域18および20は、捻転されるであろう位置の表面積がより大きいことによる高められた剛性により、狭い領域(中央部)22よりも軸28の周りの捻転に対する本質的に大きい耐性を持っている。即ち、狭い領域22は、広い領域18および20よりも狭い。車台の種々の領域の捻転に対する耐性はまた、車台12に用いられるプラスチック等の材質の選定、各領域の幅や厚さ、軸28またはその他の軸に沿った車台12のいずれかの箇所の曲率、ならびに/あるいは、各領域の構造および/または断面形状に応じて、部分毎に制御可能である。
図2を参照すると、スケートボード10は、側壁62およびまたは他の構造を含んでいてもよい。側壁62は、必要に応じてより良い縦向きの支持をもたらすべく、中央領域22において例えば車台12の天面58に直角な方向の高さが高くなっていてもよい。好ましい実施例においては、中央領域22における側壁の高さは、スケートボード10の中央において比較的高く、領域18および20と中央領域22とが接する場所で低くなるように変化している。側壁の高さ「H」の中央部22の広い領域18および20に対する比は、好ましくは、およそ2:1であってもよい。
図2に示されるように、ホイール装置24とホイール装置26は、実質的に似ていてもよい。ホイール装置24は、傾斜しているか、または、楔形状のホイール装置部32(図4に示される)に、軸34の周りの回転のために旋回軸を楔32の対応する開口に挿入することによって、取り付けられてもよい。軸34の周りのホイール装置24は、スケートボード10の操作および制御を改善するために、車台12の表面に垂直な位置に対する傾きが、好ましくは例えば±180度の範囲内に限定されてもよく、より好ましくは、±160度の範囲内に限定されてもよい。各首振りキャスタは、自己センタリング、即ち、後に図13を参照して図示および説明する軸28(図1に示される)に沿った各ホイール36のアライメントを維持するために、をもたらすために、引張バネ、圧縮バネ、またはねじりバネを含んでいてもよい。
一対の楔32および48は、車台12に一体に形成され、軸34および50に沿ってホイール装置を搭載するための孔部を含んでいてもよい。あるいは、楔32および48は、車台12とは別ピースとして形成され、スケートボード10の組み立ての際に車台12に例えばネジ、クリップ、またはスナップによって、車台12の下面内にモールド成形された対応する受け部によって楔32および48の上面が嵌まる配置状態で、結合されてもよい。楔32は、その周りを各キャスタが旋回または回動する軸34を、車台12の上面58に対して好ましくは約24度の鋭角の角度T1(Θ1)に傾けるために用いられてもよい。
ホイール装置24は、好ましくは軸受内にある回転のための車軸40に搭載されたハブ38に取り付けられたホイール36を含んでいてもよい。車軸40は、キャスタフレーム42のフォーク96内に搭載されている。好ましくは、ベアリングまたはベアリング面が、キャスタフレーム42と楔32との間に挿入されるか、あるいは、キャスタフレーム42および/または楔に形成されてもよい。ベアリングまたはベアリング面として、ベアリング46が、後ろの広い領域20の楔48の軸50を横切って搭載されたホイール装置26内に図示されている。ホイール装置24および26は、車台12の上面に対してそれぞれ鋭角の角度T1(Θ1)およびT2(Θ2)をなす軸34および50に沿って搭載されている。好ましい実施例において、角度T1およびT2は、実質的に等しくてもよい。前用と後ろ用とで同一のホイール装置を使用することは、スケートボード10の組み立て工数およびそのコストを削減する。足支持領域14の中央は、都合よくはホイール装置24の車軸40上に真上に位置付けられ、足支持領域16の中央も同様に、ホイール装置26のホイールの回転軸上に位置付けられてもよい。
走査の最中、ユーザは、その両足を足支持位置14および16から前述したように狭くてより容易に捻転される車台12の一部である中央領域22まで変位させてもよい。ユーザの片足の荷重を支持する付加的な縦向きの力をもたらすために、図示されたごとく、背の高い側壁62が中央部22に用いられてもよい。好ましい実施例においては、側壁62の高さは、広い支持領域18および20から中央部22の略中心の最大部まで緩やかな曲線形状で立ち上がってもよい。
スケートボード10の車台12は、捻転力がスケートボード10の車台12に印加されていないときに、例えばニュートラル平面といった略水平のレストまたはニュートラル位置にある。これは例えば、乗り手がスケートボード10の上に立っていないか、あるいは、ニュートラル体勢に立っていることを誘引する。スケートボード10がニュートラル位置にあるとき、軸34および50、角度T1およびT2、ならびにスケートボードの主軸28(図1に示される)は、全て車台12の上面のニュートラル平面に垂直な略同一平面にほぼある一方、軸13および15は、ニュートラル平面にある。上面58は、フラットでなくてもよく、好ましい実施例においては、上面58のつま先またはリード端60ならびに踵またはトレール端61は、僅かに上方への曲げ、または、上げ底を持っていてもよい。好ましい実施例においては、中央部22は、広い領域18および20のへの境界端に向かってラッパ状に広がっている。広い前方領域18は、後方領域20よりも僅かに長くてもよい。捻転力がスケートボード10に印加されたとき、軸34および50の一方または両方は、後に図5を参照してより詳細に説明しているように、鉛直の平面から逸脱する。
ここでスケートボード10の底面の斜視図である図3を参照すると、車台12と、広い領域18および20と、狭いまたは中間の領域22とが含まれている。ホイール装置24および26は、車台12に一体モールド成形された傾斜楔32および48に取り付けられている。車台12は、略フラットな上面58(図2にも示されている)と、上面58の層に略垂直に形成された部分62とを含んでいてもよい。この周囲の側壁62は、一定の断面幅「w」を持っていてもよく、ただし、好ましい実施例においては、側壁62(図2にも示されている)の高さ「H」は、ユーザが仮にでもその体重のいくらかを中間の領域22にかけたときにユーザを縦向きに支持するために、例えば中間の領域22においてほぼ増加するように変化してもよい。中間の領域22において高さが増加する側壁62の領域は、右舷壁部54および左舷壁部52として示されている。壁部53および54はまた、必要に応じた付加的な縦向きの支持と、スケートボード10の各所の軸28の周りの捻転への耐性との両方をもたらすべく機能する完結または部分的な横向きの梁またはリブ56等の横断する壁部材を持っていてもよい。
スケートボード10の他の実施例の後方領域20の分解斜視図である図4を参照すると、各傾斜楔32は、車台12とは別体として形成されており、傾斜楔32の孔68に対応した車台12の適宜な一の孔66を挿通されるであろうネジ64等の適宜な手段によって車台12に取り付けられている。ネジ64は、自己ネジ切りもしくはその他の方法によって楔32に固定される。ホイール装置26のフレーム42は、キャスタ頭70と、ベアリングキャップと、その上部が楔の適宜な孔によって受容されて取り付けられる軸34の周りの回動のための旋回軸34とを含んでいる。車軸40は、フレーム42のフォーク内に取り付けられている。ホイール36は、車軸40の周りの回転のために取り付けられたハブ38に取り付けられている。
楔32はまた、横向きのリブ74等の車台12の底面の造作を捕らえる溝72の作用によってさらに固定されてもよい。図示されているように、楔32は、異なる軸34のアライメントの角度および/またはその他の特性を含んだ異なる形態を潜在的に持つ他の楔に取り替えることを許すべく、車台12に対して適宜取り付けたり、取り外したりすることができる。
車台12の一部の動きを示す概念図である図5を参照すると、スケートボード10に捻転力が印加されていないとき、車台12の上面58として、ニュートラル平面17が水平位置に示されている。車台12の上面58の中央線に沿った軸28は、ニュートラル平面17の中心かつ同一面上に紙面に対して垂直に示されている。実線で示された軸13は、例えばユーザが足支持領域14の左舷を押し下げるか、および/または、右舷を引き上げることにより、広い前方領域18の左舷が水平またはニュートラル平面17よりも下方に押し下げられたときの、広い領域18の前足の支持領域14における車台12の上面の断面の位置を表している。軸13と区別のし易さのためには破線で示された軸15は、例えばユーザが足支持領域16の右舷を押し下げるか、および/または、左舷を引き上げることにより、広い後方領域20の右舷が水平またはニュートラル平面17よりも下方に押し下げられたときの、広い領域20の後ろ足の支持領域16における車台12の上面の断面の位置を表している。このように、図5は、ユーザが最大の回動のために広い前方領域18および後方領域20を反対向きに捻転させるという操縦を完了したときの、車台12の広い前方領域18と後方領域20との相対的な角度を表している。
ホイール装置24は、軸34の周りの回動のために取り付けられている。前方のホイール装置24の軸34は、足支持領域14の軸13に垂直に留まっている。同様に、ホイール装置26は、軸50に沿って取り付けられている。後方のホイール装置26の軸50は、足支持領域16の軸15に垂直に留まっている。図示を簡略化するために、ホイール装置24および26は、それらの軸34および50の周りの回動機構無しに断面図として描かれている。
図5に示された態勢において、ホイール装置24および26は、ユーザがスケートボード10を捻転させる動作により、縦向きの位置から互いに反対の外向きの位置への回動が完了しているであろう。留意すべきは、前方および後方のホイール装置24および26は、軸34および50のそれぞれの周りを回転または旋回することが可能であることである。スケートボード10の捻転の最中には、ホイール装置24および26は、ホイール装置が図示の位置に滑るのに必要な力よりも小さい力を得るのと同じ長さでそれぞれの中心軸の周りを回転する。この回転の方向は、ランダムでなはく、むしろ、車台12と軸34および50との間の角度T1およびT2によって制御される。
図5は、スケートボード10の前面を見たものであり、軸34および50は、車台12に対して直角である。スケートボード10の側面を示す例えば図2に示されるごとく、各ホイール装置は、車台12に対して鋭角なトレール角で軸の周りに旋回回動するために取り付けられていることがわかる。スケートボード10の両端が互いに反対に捻転されるときの、各ホイール装置の軸34および50の周りの僅かな回動と相俟ったホイール装置の各車軸の周りのホイールの回転は、各ホイール装置が車台12に下方から貫通する点の後方になっているトレール形態となるように軸34および50が傾いているため、スケートボードの前方への動きや移動を、引き起こしたり、維持したり、増加させたりする。即ち、各ホイール装置がその周りを旋回する軸34および50はどちらも、同じ向きに傾斜しており、好ましくは、移動方向に対するトレール角で、平行またはそれに近い。
ここで図6を参照すると、軸13および15が図5と反対の位置になっている。これは、ユーザが足の回動を反転させ、例えば図5に示された捻転を引き起こすのと反対の向きに押し下げるか、および/または、引き上げることによってスケートボード10の前方および後方領域を捻転させた結果である。ただし、ホイールの回転とホイール装置の回動との組み合わせは、軸34および50がスケートボード10の前方への移動に対するトレール態勢にあるため、前方への移動を付加する。
図7を参照すると、実線は、図5および図6に示されたようなスケートボード10に起こる捻転動作中の広い領域18の前方の左舷縁における点74(図1、図4、図5に示されている)の時間の関数としての捻転を表している。点74は、軸13が車台12の左舷縁に交差する点と考えられるであろう。t0等の幾つかの時刻において、点74は、回動ゼロである。前方の広い領域18の左舷がユーザによって印加される力により、下向きに回動すると、ユーザによって最大の力が印加されるまで下向きに回動し、そして、点74は、時刻t1において、最大の下向きの回動に到達する。この後、ユーザによって前方の広い領域18に印加される下向きの力が減少すると、点74の回動の下向きの角度は時刻t2まで減少し、点74は、回動角ゼロのニュートラル回動位置に戻る。
この後、左舷の点74が上方に捻転または回動するように、ユーザによってスケートボード10の例えば足支持領域14の領域18の右舷縁に下向きの圧力が印加可能である。そして、最大の力に到達することによって時刻t3に最大の回動に到達し、力は、時刻t4にニュートラルまたは回動ゼロになるまで継続的に減少する。同様に、図7において実線で示されるように、ユーザは、後方の広い領域20に反対向きの力を印加可能である。これにより、足支持領域16の後方の左舷において、点76が時刻t0におけるニュートラル位置から時刻t1の上向きの最大の回動になり、時刻t2のニュートラルを経て、時刻t3の下向きの最大の回動後、時刻t4のニュートラルに戻る。
図8を参照すると、特定の捻転の角度を引き起こすべくユーザによって印加されるべき力の大きさは、ユーザのスケートボードに対する制御の量と相関関係にあるであろう。力と回動との間の関係にとっては、回動または力の関数として変化するであろうことが望ましいであろう。例えば、「堅い」スケートボードを実現する一方で元に戻る力を必要とせずに総合的な捻転の大きな範囲を許すためには、仮に、ある程度の回動を超えてスケートボードの各領域を回動し続けるために必要な付加的な力がユーザにとって比較的簡単に見受けられるとしても、車台12は、スケートボードをニュートラル平面から捻転させるために必要な力の大きさがユーザにとって比較的大きく(少なくともフィードバックとして感ずるのに十分な大きさ)なるように、形状付けられるであろう。さらに、追加の安全および制御の策として、最大の回動を達成するために必要な付加的な力は、ユーザにとって急激に発現するようにしてもよい。図8に示されるように、図7におけるグラフとなるように用いられる時間の関数として印加される互いに同じ力のための点74および76の回動のグラフの形状は、ユーザにとって異なる感覚をもたらすように、異なっていてもよい。
ここで図9を参照すると、上で論じた概念は、ユーザによって印加される力の所望の回転の関数としてのグラフに見てとれるであろう。スケートボードのための制御感は、必ずしも、簡単に説明できる力の回転に対する数学的な関数ではない。広い前方および後方の領域ならびに狭い中央の領域間の特定の形状および関係や、側壁、リブ、表面の湾曲、およびその他の因子の特定の形状および関係を伴う車台12の幾つかの特別な構成のために、ユーザに対するスケートボード感覚が作用する特別の策があるであろう。即ち、スケートボードの感覚およびユーザのスケートボードの明らかな際立つ制御は、好ましい実施例においては、形状およびその他のスケートボードの構成パラメータに依存する。このことを簡単に言えば、一つの特別なスケートボードの構成は、「リニア(linear)」感を持っていることであると言えるであろう。即ち、ユーザのスケートボードに対する相互作用は、印加される力ともたらされる回動または捻転との間の直線的な関係という結果としてユーザに見受けられるであろう。実際には、この感覚は、実際の数学的関係が直線的ではないであろうけれども、非常に主観的であるにも拘らず現実的である。関連する例として、線78は、車台12の第1の構成を持つ直線的または他のタイプのスケートボードを表している。
車台12の形よび構成は、例えば、軸28(図1に示されていると共にこれを参照した例に記載されている)に沿った狭い領域22の長さを短くすること、および/または、狭い領域22と前方および後方の広い領域18および20との間の変遷領域のテーパを変化させることによって、調整されるであろう。車台12の特別な構成のために、狭い領域22の相対的な長さの延長化はユーザによる制御の知覚的な鈍さをもたらす一方、狭い領域22の相対的な長さの短縮化は全ての回動における著しい困難さをもたらすであろう。類似の効果は、中央の領域22の広い領域18および20に対する相対的な幅を調整することによっても得られるであろう。線80は、車台12の特別な構成による要求された力と達成される角度との間の所望の制御関係を表している。印加される力の関数としてのより詳しい捻転の例は、後の図14Aおよび14Bに示されており、図14〜19を参照した例に記載されている。
留意すべき重要なことは、モールド成形法によって形成される捻転可能な材料であるプラスチック製のワンピース形の車台12の利用の一つの利点が、スケートボードの所望される感覚または制御がワンピース形の車台のためのモールド成形の再構成によって実現可能であることである。所望の感覚を実現するために必要な車台12の形状および構成を(数学的な正確さを伴って)予測することは困難であろうけれども、適切な感覚を伴う所望の構成を開発すべくモールド整形を修正することによって車台12の形状および構成を繰り返し変更することが可能である。とりわけ、印加される力と可撓型のスケートボード10によって実現される捻転または回動との関係は、車台12の相対的な幅、形状、およびその他の構成の詳細の関数となる。
車台12は、可撓性のPU(ポリウレタン)型のエラストマ材料、ナイロン、またはリジッドなプラスチックからモールド成形またはその他の加工がなされるであろう。また、車台12は、可撓性および感覚をさらに制御するために、繊維を用いて強化されてもよい。
ワンピース形の車台12の下側の一部の斜視図である図10を参照すると、1個またはそれ以上の楔82が側壁52および54ならびに横切るリブ56間に位置付けられている。楔82は、好ましくは、エラストマ材料から成り、例えば、側壁52および54の捻転動作に抗することにより、車台12の狭い領域22の捻転可撓性を減ずるように働いてもよい。好ましい実施例において、楔82は、側壁間のきつい嵌め合いもしくはネジまたはクリップの使用により、ワンピース形の車台12の底面に対して、取り外し可能に固定されてもよい。楔82の取り外しまたは追加は、車台12の屈曲作用の特性を変化させ、この結果、スケートボード10の感覚やコントロール性を変化させる。例えば、楔82は、ビギナに使用される際には追加され、その後、スケートボードのより高いコントロール性のために取り外されてもよい。
ワンピース形のスケートボード10の自己センタリングする前方の領域の部分的な図である図11を参照すると、キャスターホイール装置86は、スケートボード10の足支持部の下側に形成された中空の楔88に取り付けられている。図中ネジ頭のみ示された貫通ボルト92は、ホイール装置の内側軌道(inner race、内側ベアリングレース)、操舵ベアリング94、ベアリングキャップ95、および楔88の下側面を通るように位置付けられていると共に、スケートボード10の車台12の天面からアクセス可能な中空の楔88の内部の図示しないナットによって留められている。ベアリング94の外側軌道(outer race、外側ベアリングレース)は、ベアリングキャップ95に対する回転のためのベアリング94によって取り付けられたキャスターホイール装置のフォーク96に形成されている。これにより、ホイール装置86は、スケートボード10の固定された部分に対する旋回軸41として機能する貫通ボルト92の中心軸(図2において回動軸50として示されている)の周りを旋回または回動可能である。車軸ボルト98は、ベアリングおよびホイール装置102をホイール104の回転のために支持するために、フォーク96のトレール端100を介して取り付けられている。
好ましい実施例において、バネ作用をなす装置は、回動の角度の関数としての旋回または回動に対する耐性を付加すべく、ならびに/もしくは、好ましくはキャスターホイール装置を自己センタリングさせるべく、フォーク96の回動、ひいてはキャスターホイール装置86の回動軸34の周りの回動を制御するように、キャスターホイール装置と車台12の幾つかの固定された部分(もしくは車台12に固定されたキャスタ装置の一部の幾つかの固定された部分)との間に取り付けられてもよい。例えばウィリー等の離れ業の最中など、スケートボード10から荷重が取り去られたときに、キャスターホイール装置86の自己センタリングの態様は、ホイール104が長軸28(図1に示されている)に対して整列する傾向にある。バネ作用装置の自己センタリング機能が無いと、キャスターホイール装置86がウィリーの最中にボルト92を介した軸34の周りをスピンするため、ホイール104が地面に接触するウィリーの終盤において、キャスターホイール装置はスケートボードの移動方向に対して整列されないであろう。キャスターホイール装置86の自己センタリング機能は、ホイール104が地面に接していないときにホイールを移動方向に対して整列させる傾向により、とりわけ技や離れ業の最中のスケートボード10の感覚および操縦性を改善する。バネ作用装置は、印加される力とその結果としての車台12の捻転との間の所望される関係に基づいて、ホイール104が地面に接しているときの移動または回動等の技に対する容易に感知できる耐性を追加しないか、または、追加するように構成されてもよい。
図11に示されているように、キャスターホイール装置86は、フォーク96(または、ボルト92の軸の周りに回動するキャスターホイール装置86の他の部分)と車台12の前方の領域84(または、車台12の他の固定された部分)との間にコイルバネ106を追加することにより、自己センタリングなされてもよい。
キャスターホイール装置86の部分的な上面図である図12を参照すると、装置86は、ベアリングキャップ95(ボルト92によって車台12に固定的に取り付けられている)と、フォーク96(ボルト92の中心を介して軸50の周りに回動するように取り付けられている)とを含んでいる。他の好ましい実施例において、キャスターホイール装置86の自己センタリングは、螺旋状のねじりバネ106等のねじりバネの仕掛けによってもたらされてもよい。螺旋状のねじりバネ106の固定端は、ベアリングキャップ95および車台12等のスケートボード10の固定部に結合されてもよい。一方、螺旋状のねじりバネ106の可動端は、軸50の周りを回転するように取り付けられたキャスターホイール装置86の一部に、例えば、フォーク96内へのノッチ108のような孔への装着により、取り付けられてもよい。
キャスターフォーク96のキャスターボルト92を通る軸50の周りの回転のための搭載部の部分的な断面図である図13を参照すると、低抵抗軸受110は、ベアリングキャップ95とフォーク96の上面との間に位置付けられている。低抵抗軸受110は、テフロン(登録商標)等の固体またはベアリング94のためのグリース等の液体もしくは両方の組み合わせであってもよい。さらに、低抵抗軸受110は、フォーク96がベアリングキャップ95に接触することなくベアリング94(図11に示されている)の外側の軌道によって単独で支持されるであろうことを許す、ベアリングキャップ95とフォーク96の上部との間の、開いた空間または空洞のみであってもよい。いずれにしても、ボルト92の周りにてフォーク96の上部とベアリングキャップ95との間に位置付けられたキャビティ112等の開いた領域は、ねじりバネ114がキャスターホイール装置86の自己ステアリングを引き起こすために取り付けられるように、設けられるであろう。特に、螺旋状コイル等のねじりバネ114は、中央領域116と、固定端118とを含んでいてもよい。固定端118は、軸受110を経て、仮に存在するのであればベアリングキャップ95またはボルト92の中を、貫通するようにキャビティ112を介して取り付けられることにより、軸50の周りの回動に関して固定されているであろう。ばね114の他端120は、キャスターホイール装置86のフォーク96等の軸50の周りに回転する部分に当接されている。
図14A〜14Cを参照すると、留意すべき重要なことは、ワンピース形の捻転可能な車台12および自己センタリングバネを備えたスケートボード10はまた、自己センタリングバネを備えていないスケートボード10とは異なって動作するであろうことである。とりわけ、自己センタリングバネはまた、乗り心地を改善する旋回回動の減衰または制限機能をももたらすであろう。図14Aおよび14Bは、ユーザによって車台12を捻転するために印加される力の関数としてのスケートボードの捻転角度を示す対のグラフである。図14Aと図14Bとの間に示された水平軸118は、車台12を捻転するための広い領域18および20への反対向きのユーザによって印加し得る力であろう力の増加を示している。水平軸118の中心線120は力ゼロを表す一方、水平軸118の外側両端は車台12を捻転するためにユーザが広い領域18および20への反対向きに印加するであろう最大の力を表している。図14Aおよび14Bの両グラフの各縦軸122は、スケートボード10の両端における車台12の捻転の角度を表している。
ここで図14Aを参照すると、グラフ線124は、従前の非曲型のワンピース形のスケートボードに対してユーザによって印加される力の関数としてのスケートボード10の両端の捻転の角度を表すために用いられている。ゼロ点126において、仮にユーザの両足によって印加される実質的な差力があったとしても、中央においては差力が均衡して捻転しないであろうため、回動的な捻転は無い。このような従前のスケートボードにおいては、ユーザは著しい差圧を印加するであろうし、端部間の捻転は皆無もしくは限られたものであろう。このような従前のスケートボードの限られた屈曲は、端部間の捻転として、たとえあったとしてもおそらく5度以下程度が例えば示されている。従前のスケートボードの限定された屈曲はまたは捻転は、ユーザの両足に加わる圧力やショックを減少させるために、路面の凹凸や振動を減衰するのには有用であろう。この限られた捻転の大きさは、実質的な移動もしくはその他の可撓型のワンピース形のスケートボードの本明細書に記述された利点をもたらすためには十分ではない。即ち、仮にユーザが第1の方向(例えば、時計回り)の後に反対の方向(例えば、反時計回り)に数サイクルの差力または差圧の印加を完結させたとしても、従前のスケートボードの端部間の限定された捻転は、たとえあったとしても、幾らかのスケートボードの移動の実質的な趨勢をもたらす程度ですら、方向付けの両キャスタを各旋回角の周りに回動させるには不十分であろう。
幾つかのスケートボードにおいて、便宜上直線として示されたグラフ線124は、印加される差力または差圧の関数としての端部間の捻転の直線的な変化を表すであろう。しかし、他のスケートボードにおいては、この関数は、直線ではなく、むしろ、例えば滑らかな曲線等の曲線であろう。
ここで髄14Bを参照すると、グラフ線128は、可撓型のワンピース形のスケートボードに対してユーザによって印加される差圧または差力の関数としての捻転の角度を表している。差圧または差力は、例えば長軸または捻転軸28の対向する両側に不揃いな力を印加することにより、車台12を捻転するために印加される力であろう。以前留意されたごとく、グラフ線は、可撓型のワンピース形のスケートボードの一実施例のために差をもって印加された力に反応する線形または非線形の関数のどちらかを表すであろう。
仮に、この最大の差力または捻転力が、ユーザがスケートボードからフィードバックまたは抵抗を感ずることを許すべく、スケートボードが可撓型として動作することを誘引することなく印加されるのであれば、ユーザはより容易に平坦なボードを維持可能である。即ち、スケートボード10を操舵することを誘引しない従前のスケートボードとして動作可能である。換言すれば、仮に、可撓型のスケートボードがゼロ点126の周りに容易に屈曲し、ユーザがスケートボードが実質的に捻転しているか否かを感覚によって容易には区別できないならば、ユーザは、従前の方法でスケートボードを真っ直ぐ正確に走行させるために、スケートボードに印加される差圧への継続的な調整をなさなければならないであろう。この小さい差圧の範囲は、仮に差圧の大きさがユーザによって容易に感じられる、および/または、制御される前に、端部間捻転をつくることが許されるのであれば、「不感帯(dead zone)」が考えられるであろうし、また、単にスケートボードを真っ直ぐ走行し続けることを試みる実質的なユーザの疲労をもたらすであそう。しかし、仮に、グラフ線128に示されるように、差圧の範囲(端部間捻転がスケートボードが回動またはその他の従前とは異なった動作をすることを引き起こすには不十分な範囲内)は、ユーザがスケートボードから抵抗またはフィードバックを感ずることができるのに十分に大きい場合には、スケートボードは、実質的なユーザの疲労を伴うことなく、容易に真っ直ぐ走行するように動作可能である。
換言すれば、スケートボードには、初期の捻転に対する十分な耐性がもたらされ、従前の非曲型または平坦なスケートボードの方法で動作するごとく真っ直ぐに走行するか、または、単に傾けられることで操舵する間、可撓型のスケートボードを操作することの疲労やストレスを減ずるために差圧が低いときであっても、ユーザが両足に抵抗を感ずることができることが望ましいであろう。より大きな差力または捻転力を印加することにより、ころがり(rolling)エネルギが両ホイールに印加され、移動および/またはスケートボードの操舵の支援を引き起こす従前の動作領域130を越えて十分な端部間捻転をもたらす差圧の繰り返しを印加することによって移動が十分に遂行されるであろう。
図14Cを参照すると、スケートボード10の捻転の他の重要な態様は、各足支持領域内におけるスケートボードの捻転の大きさが、ユーザにとっての疲労やストレスを減ずるために最小化されることであろう。例えば、仮に足支持領域内における捻転が十分に大きい場合は、捻転がユーザの足首が支持される縦向きの角度に影響するであろう。スケートボード10の捻転の最中は、ユーザの両足の踵およびつま先の動きは、捻転を引き起こす。仮に、各足支持領域における捻転が十分に高い場合、ユーザの脚に対する踵の支持の角度は、捻転によって変化する。例えば、説明の便宜上スケートボード10の全ての捻転が狭い中央領域22の内部でなされると仮定すると、各足支持領域は、勿論踵が前後に回動されると共に膝が曲げられるであろうにも拘らず、ユーザの両足を略縦向きの平面において支持していると考えられるであろう。しかし、仮に、著しい捻転がまた足支持領域の内部で起こった場合は、例えば仮にユーザの脚が縦方向よりも外側にさらに捻転されて足支持領域の内部で捻転が起こらず、捻転最中のスケートボードの動作がそうでない場合に比べてより大きいユーザのストレスおよび疲労を引き起こすであろう。
しかし、各足支持領域内部の小さい捻転は、受容し得るものである。図示の便宜上、ユーザの片方の靴19は、スケートボード10のグラフ線21の足位置18上に示されている。捻転の相対的な角度は、中央のゼロ点126からグラフ線21に沿って示されている。即ち、スケートボード10は、スケートボードが端部間捻転で例えば50度の最大の捻転まで捻転がなされたときに、中央領域22の範囲内の回動されない点を持っていると仮定される。捻転軸28の周りの回動の角度は、ゼロ点126から、足支持領域18に接する中央領域の端部におおける例えば22.5度の最大の角度まで、増加する。ユーザのストレスおよび疲労を減ずるために、ユーザの踝23よりも上の脚の縦向きの支持(破線25として示されている)からの変化は、足支持領域18の範囲内で怒る車台12の捻転の結果として、近似の縦向きの支持線27によって図示されたごとく小さい角度に制限される。
再び図2を参照すると、側壁62は、スケートボード10の表面58の屈曲または湾曲に因るユーザの疲労およびストレスを軽減するために用いられてもよい。仮に、スケートボード10が柔軟過ぎるか、あるいは、湾曲を防ぐための例えば側壁62等による支持が十分ではないと、ホイール装置24および26の支持の領域の極端に外側に立った場合に、両足の外側がそれぞれ下向きに傾くため、ユーザは両踝にストレスを経験するであろう。同様に、仮にユーザがホイール装置24および26の支持の極端に内側に立った場合にも、両足の各内側が下向きに傾く傾向にあるため、両踝がストレスを被るであろう。スケートボード10の湾曲によってユーザの両足が傾くことは、ほぼユーザの体の幅を横切る平面において起こることであると言える。同様のストレスは、足支持領域18および20の範囲内で過剰に捻転が起こった場合にも、起こるであろう。これらのストレスは、ユーザの両脚の支持における縦方向からユーザの体の幅を横切る前述の平面からユーザの曲げられた両脚のそれぞれを通る平面への間の分かたれた方向への極端な変位の結果として起こるであろう。足支持領域18および20はまた、中央部に比べて相対的に幅が広いため、側壁62の増された高さと同様の策である一方、異なるストレスの要因を防止または減少させる結果として、ユーザの疲労やストレスを減ずるように働くであろう。尚、足支持領域の範囲内における過度の捻転に起因するユーザの片足へのストレスは、片足の外側または内側の前方の部分がその足の後方の部分よりもより大きく捻じり上げられるか捻り下げられるような捻転のためであると考えられる。
前方および後方の方向付けキャスターホイール装置24および26の平面図である図15(と共に、図1、2、および11)を参照すると、ホイール装置24および26は、スケートボード10の車台12の図1に示された捻転軸または長軸28に沿って一列になっている。特に、後方のキャスタ装置26においては、ベアリング94の内側の軌道132がスケートボードの車台12等の固定的な部分に形成されている一方、外側の軌道134がリアホイール136が車軸40の周りの回転のために搭載されたフォーク96を支持している。キャスタ装置26の回動の方向は、車軸40に対して垂直であると共に、方向ベクトル140として示されている。
ベアリング94は、典型的な円形であるが、図が平面図であり、また、外側の軌道134が車台12の上面58に対して垂直でなく、むしろ図2に例示されているように上面58に対して鋭角のトレール各T2である軸50の周りの旋回回動のために形成されているため、図においては長円形としている。ベアリング94の平面は、軸50に対して垂直であり、本図においては長円を呈している。内側および外側の軌道132および134の頂点「T」および底点「B」は、キャスターホイール装置26の方位の理解の助けのために示されている。特に、中空であろう楔48は、その前方の厚い部分で取り付けられており、軸50が鋭角のトレール角T2をなしているため、内側の軌道132の頂点Tが上面58に近く、内側の軌道132の底点Bが上面58から離れている。
軸50の周りの外側の軌道134の旋回回動の範囲は、例えばもし在るならば自己センタリングバネ106(例えば、図11に示されている)により、制限されるであろう。楔48によって上面58に角度をなす平面に搭載されたベアリング94は回動を許す傾向にあり、内側および外側の軌道132および134の頂点Tおよび底点Bが一列にされる。
図15において、ユーザは、印加される差力が無く、スケートボード10の車台12の上に印加される実質的な端部間捻転が無いことの結果として、中心線または長軸28に略沿ったほぼFf138およびFr136を印加している。特に、仮に、車台12の捻転に対する耐性のレベルが比較的低い場合、例えば差圧が印加されないときに都合よく感ずるように車台12の捻転への体制から十分なフィードバックをユーザが感じることが困難な程度に低い場合には、ユーザは、スケートボードの非線形の動きに反応して種々の大きさの差圧を印加することによってスケートボードを操作しなければならない。スケートボードの絶え間の無い操作は、疲労とストレスを引き起こすため、望ましくない。よって、捻転への少なくとも最小のレベルの耐性が、ワンピース形で可撓型のスケートボードには望ましい。
図16を参照すると、キャスターホイール装置24および26が、前方および後方の足の力または足の圧力Ff138およびFr136が捻転軸28から対向する方向に変位されて印加されていることを除いて、ほぼ図15と同じように示されている。一つの好ましい実施例においては、車台12の捻転への耐性は、キャスタ装置24および26がストレートな前方への整列状態からターンすることを引き起こすことなく、少なくとも幾らかの差圧を車台12にユーザが容易に印加し得るべく、十分に高くてもよい。即ち、スケートボードの捻転への耐性からフィードバックされる力を得るべくユーザによって十分な差圧が印加されたとしても、スケートボード10が従前の非曲型のスケートボードとして動作するように、前方および後方のホイール36が軸28に沿った軌道をほぼ維持してもよい。長軸28に対して一列の動作ベクトル140によって示されるように、スケートボード10は、ストレートに走行してもよい。例えば、図示されているごとく幾らか印加された足の差力を伴っていても、従前の非曲型のスケートボードのように動作してもよい。この捻転に対する高いレベルの耐性は、ユーザの疲労および/またはストレスを減ずるために望ましいであろう。
図17を参照すると、ユーザは、Fr136およびFf138で示された車台12がチルトすることを引き起こす実質的な非差圧を印加している。この結果として、長軸28の一方の側とは反対の力Fr136およびFf138がかかる側へのチルトにより、キャスタ装置26および24の両ベアリング94の内側の軌道の頂点Tおよび底点Bが変位される。これに応じて、図示のごとく両外側の軌道の頂点Tおよび底点Bが両内側の軌道の頂点Tおよび底点Bに一列になるように、印加された両力は、両キャスタ装置の旋回可能な部分をそれぞれの軸の周りに旋回することを引き起こす。両ホイールがそれに沿って回転するであろう進路である両方向ベクトル140は、最早長軸28に平行ではなく、スケートボード10は、軸28の方向からベクトル140の方向まで方向転換する傾向にある。非差力Fr136およびFf138に起因する実際のターンは、ホイール36の形状やがたつき等の多くの要因に依存するかも知れないが、少なくとも操舵の一部として用いられるであろう。
スケートボード10の操舵が車台12のチルトに起因する上述したスケートボード10の動作は、従前の非曲型スケートボードの動作の範疇内と考えられる。即ち、スケートボード10は、ユーザに対して、従前のスケートボードの感覚に似たものを感じさせるかも知れない。ただし、留意すべきことは、楔および/または方向付けキャスタを用いる非曲型の従前のスケートボードは、典型的に後方のホイールがその旋回点の前方にあると共に前方のホイールがその旋回店の後方にあるような対向する楔を用いるものであろうことである。
図18は、比較例として、上記のような設計のためのキャスターホイール構造を示している。両ホイールの旋回軸は、通常互いに一列にはならない。例えば、両旋回軸は、車台12の表面に対して互いに同じ鋭角をなしていない。また、長軸28に対する同じ側への足の非差圧は、前方のキャスタ装置24のホイール36が図示のごとく第1の方向(例えば、反時計回り)に回動することを引き起こす一方、後方のキャスタ装置144のホイール142が図示のごとく反対の方向(例えば、時計回り)に回動することを引き起こす。その結果としての図示されたターンは、前方のホイールに随行する反時計回りとなるであろう。
図19を参照すると、略一列のトレール軸に沿って旋回される2つの方向付けキャスタを用いる可撓型のワンピース形のスケートボードは、例えば長軸28を挟んで対向し、スケートボード10を操舵および/または移動させるべく両方向付けキャスタが互いに反対向きに回動することを引き起こす力Fr136およびFf138といった差圧を印加することにより、操舵されるであろう。留意すべきことは、実際上は、スケートボード10は、差圧または捻転力と、幾らかのレベルのチルトとの組み合わせによってよりよく操舵されるであろうことである。
図14〜19を参照すると、好ましい実施例においては、車台12の捻転への耐性は、長軸28に沿って印加される両力を伴う図15および16に示されるような直線方法、もしくは、長軸28を挟んで対向する両側に印加されるおおよそ等しい両力を伴う非差力方法によりスケートボードを容易に操作するのに十分であってもよい。また、スケートボード10は、長軸28に対して同じ側に両足から力を印加することに反応して車台12をチルトさせることにより、操舵されるであろう。これら3つの方法は、図14の従前の動作領域130における動作、即ち、非曲型のスケートボードと同一か同様の動作であると考えられる。図19に示された動作は、捻転する車台12が両ホイール装置を異なる方向に旋回させることを引き起こす、従前の動作領域130外の動作であると考えられる。車台12はまた、捻転時にチルトされてもよい。
ワンピース型の車台12は、仮にそれが単一のプラスチック材料でモールド成形されたものと同様に捻転するように、例えばナットやボルトによって互いに結合される複数片のプラスチック材料から形成されていてもよい。
図20を参照すると、可撓型のスケートボード146は、単一片、即ち一緒に成形されたキックテール150を備えた車台148のようなモールド成形された木製(wooden)の車台によって構成されてもよい。キックテール150は、木製の車台148の一部であり、後方のホイール152までに留まることなく延びている。これにより、乗り手は、停止したり走行方向を変えたりするために例えばスケートボード146のテールを地面に着くまで蹴り下げることによってスケートボード146の体勢を変更すべく、片足でキックテール150に圧力を印加することができる。木製の車台は、容易には、真空、スチーム、もしくはその他の従前の製法によって集成木材、合板(plywood)をモールド成形することにより、製造できる。尚、キックテール150のモールド成形は、図21に示されるように左右対称形に成形することが容易であろう。
図20中の切断線A−Aに沿ったスケートボード146の前方から見た断面図である図21においては、例えばキックテール150または車台148の長さに沿った箇所のスケートボード146の木製の車台148の左右対称の形状が示されている。図示された断面形状は、中央の平坦な領域154を含んでいる。
木製の車台148の上面図である図22には、キックテール150の上面を含む全体形状が示されている。車台148のモールド成形の材料である木または合板の好ましい木目の長手方向は、木目方向を表す矢印158によって示されている。木目の長手方向は、動作中にスケートボード146が捻転されたときの例えば割れなどのダメージへのよりよい耐性を、木製の車台148にもたらすであろう。例えば木製の車台148を製造するために用いられる三層の合板の最上層および最下層等の複数の合板の主要な層における木目の長手方向の使用は、とりわけ有益であろう。
ここでスケートボード146の斜視図である図23を参照すると、これがキックテール150を含んでいることが明らかである。
他の実施例の上面図である図24を参照すると、車台166の屈曲を制御するために、車台166の対の貫通孔にある中央部インサート162および164が含まれているであろう。両インサートは、図24に示されているように、車台166の長軸に略沿って位置付けられ、スケートボード160の中心で二等分された対の貫通孔に位置付けられている。対の孔は、スケートボード160の捻転に対する可撓性を変化させるために、インサート162および164と共に、または、インサート無しで用いられてもよい。インサート162および164は、車台166の可撓性を調整するために、両孔に挿入されるであろう。仮に、インサートの材料が車台166の材料よりも高い可撓性である場合には、スケートボード160は、仮にインサートが取り外されているときよりも高い一方、仮に孔が存在しないときよりも高くない可撓性を示すであろう。
また、仮にインサート162および164の材料が車台166の材料よりも低い可撓性である場合には、インサートの存在は、例えば乗り手がスケートボードの移動を引き起こすべくスケートボードをポンピングすることによって印加される捻転力に対するスケートボード160の可撓性を減ずる傾向になるであろう。また、インサート162および164の弾性が、スケートボード160の動作を調整または動作に影響を与えるために利用されてもよい。例えば、仮に、インサートが、力が印加されたときに一時的に潰れる発泡材等の材料から成る場合には、スケートボード160は、インサートが存在しないときとは異なる屈曲を呈するであろう。特に、スケートボード160は、元の捻転が発泡材のつぶれによって抵抗を受ける一方、戻りは少なくとも短時間は発泡材が潰れたままであるので同じようには発泡材によって抵抗を受けないであろうため、捻転力が印加されたときに、捻転力が取り除かれたときに元の形状に戻るときよりも、ゆっくり屈曲するかも知れない。
あるいは、仮に、インサート162および164が弾性のあるゴムから成る場合には、スケートボード160の捻転は、ゴムの反応によって影響を受けるであろう。例えば、仮に、ゴムが存在しないときよりも速く、スケートボード160の捻転は跳ね戻るであろう。また、ある状況下では、一つのインサートのみを用いることが望ましいかも知れない。例えば、仮に、インサート164が無く、インサート162のみが存在する場合には、スケートボードの後方とは異なるようにスケートボード160の例えば前方等の端部の可撓性を調整することができる。即ち、スケートボードの乗り手の先行(lead)する足によって印加される捻転力に対するスケートボード160の可撓性は、乗り手の他方の足によって印加される捻転力に対するスケートボードの可撓性に対し、少なくとも幾らかは調整されるであろう。車台166の前方および後方の下にある図示しない両ホイールは、スケートボードの前方よび後方の領域に印加される両力が少なくともある程度互いに幾らか絶縁されるであろうことを許容し、これにより、仮に存在するのであればインサート162および164の材料によって影響を受ける。さらなる実施例においては、スケートボード160の前方および後方の相対的な可撓性をより詳細に調整するために、インサート162および164用に異なる材料が用いられてもよい。
車台を貫通した両孔ならびにそこに取り付けられるかも知れない両インサート丸みのある犬の骨のような形状は、車台166の屈曲によるストレス、疲労、および脆弱性の可能性を減ずる。
図25を参照すると、図24に示された対のインサートの代わりに、単一のインサート168が車台を貫通した単一の孔に位置付けられていてもよいし、インサート168無しでその単一の孔が使用されてもよい。
さらなる実施例を示す図26〜29を参照すると、スケートボード170は、前方および後方の足の位置のスケートボードの周縁に沿った部分的な周状のウエル(well)を持つ車台172を含んでいてもよい。周囲の複数のウエルには、乗り手の両足によるより良いグリップのために、ゴム等のグリップバーが位置付けられていてもよい。部分的な周状の凹みは、内側の下向きの壁と、溝底と、上向きの外側の壁とを含んでいてもよい。内側および外側の周辺のウエルは、車台172の両足支持位置の屈曲への耐性を増すために用いられてもよい。車台172の中央部に沿った対の下向きの壁は、中央部の屈曲への耐性を増すために用いられてもよい。車台172の中央部を取り囲む両下向きの壁の間には、例えば乗り手によって印加される捻転力に反応する中央部の屈曲をさらに調整するために、インサートが位置付けられてもよい。
ここで、図26をより詳細に参照すると、車台172は、前方および後方の足支持部を形成する前方の領域174および後方の領域176を含んでいる。前方および後方の領域の中央は、車台172がモールド成形または他の方法で成形されている場合にその材料の中に容易に形成できるであろう凹凸表面178を持っている。好ましくは、車台172は、モールド成形されたプラスチックまたは合板等の木からなっているため、スケートボードに望まれるであろう程度のグリップ表面を持っていない。部分的な周囲のウエル180および182が前方の領域174の外周に沿って形成される一方、部分的な周囲のウエル184および186が後方の領域176の外周に沿って形成されてもよい。複数の周囲のウエルは、乗り手の両足の足の裏および/または踵による接触のために、ゴム等の良好なグリップ表面をもたらす材料で満たされていてもよい。この材料は、前方および後方のインサート188、190、192、194等の乗り手によってそれぞれ取り外し可能なインサートの形態であってもよい。インサートは、ゴム、プラスチック、合金、あるいは類似の材質から成っていてもよい。
使用において、例えばスケートボード170がストレートまたは傾斜させない方法で制御されているときといった通常の乗車の最中、あるいは、比較的緩い傾斜のターンの間でさえ、制御のためにスケートボードに印加される力を変化させるべく乗り手の両足の足の位置が変化させるのにユーザの両足が素早くかつ容易に動くために、ユーザ自身の体重が中央の領域178に印加されるように、ゴムのインサートの形状および幅が構成されてもよい。この方法において、乗り手はまた、ゴムのインサートへの実質的なグリップ接触なしに、足の位置を変化させたり、調整したりするであろう。
ただし、例えば乗り手が片足の親指の付け根(ball)と他方の足の踵に下向きに圧力をかけているときといった操縦の最中に、下向きの圧力を印加する親指の付け根と踵の追加的な圧力は、好ましくは、乗り手の両足のそれら部分がゴムのインサートと共に凹凸の中央の領域にも接触することを引き起こし、足の動的な部分とスケートボードとの間のグリップ力が増加する。例えば、乗り手の両足の一方の親指の付け根とグリップ面との間の接触の一方、その足が下向きの圧力を印加していることは、乗り手にとって有用な付加的な制御をもたらすであろう。最善の構成において、乗り手は、足の配置によるグリップ力と、乗り手の片足のみがモールド成形された車台の凹凸した表面に接触するときのグリップ力と乗り手の片足の少なくとも一部がまたゴムのインサートに接触するときのより大きいグリップ力との間の圧力とを制御することができるであろう。
ここでさらにより詳細に図27を参照すると、ゴムのインサート188、190、192、194の上面は、例えばインサートと乗り手の足との間のグリップ力を増すために、特別な凹凸になっていてもよい。グリップ突起196は、グリップ力を増すべく、ゴムのインサートの上面に形成されていてもよい。グリップ突起の材料および/または充填物またはインサートの材料は、乗り手の両靴の靴底に典型的に用いられるか、用いられると予想される材料を考慮し、グリップ力を調整すべく選択されてもよい。
ここでさらにより詳細に、車台172の下側を示す図28を参照すると、車台172の下側は、強度付加のために、前方の領域174のウエル180および182の両溝底200間を延びるリブが形成された中央部198を含んでいてもよい。同様の構成が、図示されたごとく、後方の領域176にももたらされてもよい。リブが形成された領域198は、前方の領域174のうね立てに関連して、ならびに/もしくは、モールド成形によって形成された表面凹凸を持つであろう中央領域178のほぼ真下ある。ホイール搭載構造202は、リブが形成された領域198により、取り囲まれるか、ならびに/もしくは、支持されてもよい。
ウエル180の複数の上向きの壁部は、例えば、壁の変移点204で相互に結合していると共に、スケートボードの中央領域208の周縁に沿った側壁またはリブ206等の下向きの壁に結合している。対の下向きの側壁206は、車台172の中央領域208の下側であって、中央のインサート210等の一または複数のインサートが嵌められるであろう一または複数の室の一部を形成している。図10を参照して楔82として詳細に前述したように、中央のインサート210は、スケートボードの屈曲を少なくとも部分的には調整するであろうし、また、例えば乗り手のスキルおよび/または特別な操縦の難易度に基づいて乗り手によって挿入および/または取り外しがされるであろう。
ここで、前方の領域174の図27中の切断線A−Aに沿った断面を示す図29を詳細に参照する。図示されたごとく、前方の領域174の凹凸が付けられるであろう中央の領域178は、略平坦であるけれども、好ましくは、強度のために、僅かに上方に向かって凹んだ形状を持っている。ホイール搭載構造202は、中央の領域178の下に位置付けられており、リブ198によって少なくとも部分的には支持されていてもよい。前方の領域174の周縁に沿って、部分的な周辺のウエル180が、中央の領域178に沿った内側の下向きの側壁212、溝底214、および外側の上向きの側壁216によって形成されている。ゴムのグリップバー188は、ウエル180内に位置付けられている。上向きの側壁212と下向きの側壁216との対の使用は、始めの方の図面において以前示されたような同じ材質で単一の側壁の使用に比べ、実質的に大きい強度、および/または、捻転への耐性を、車台172の前方および後方の領域にもたらす。この形状、材質、およびグリップバー188はまた、前方および後方の領域の捻転に対する耐性を制御するために用いられるであろう。
留意すべきは、点204等の壁移行点で中央のインサートのための室211等の下向きに開口した複数の室に結合された部分的な周辺のウエル180等の上方に開口した複数のウエルの使用は、以前の図面に示されたような単一の壁の使用に比べ、前方の領域174、中央の領域208、および後方の領域176の複数の捻転力への耐性のより大きな制御を許す。さらに、車台172のこれら領域間の捻転に対する耐性はまた、捻転が例えばスケートボードの中央の領域および/または前方の領域および/または後方の領域内にほぼ制限されるように、容易に制御可能である。複数のインサートの使用は、車台172の捻転力への耐性および/または車台172の前方、中央、および後方の領域の各捻転力への相対的な耐性の制御をさらに増すと共に、乗り手にスケートボード170の購入後に捻転への相対的かつ総合的な耐性を変更する能力をもたらす。同様に、外側の側壁が上向きと下向きとの間でスケートボード170の片側当たり二度変遷するような、中央の対向する下向きの側壁から対向する下向きおよび上向きの側壁の対への移行は、車台174のために用いられる特定されるサイズおよび材質にとって、スケートボードの強度よび剛性を大幅に高める。

Claims (25)

  1. 可撓性を有する樹脂材料をモールド成形して成り、捻転軸の周りに捻転可能なワンピース形の車台と、回転のために搭載された単ホイールをそれぞれ持つ対のホイール装置とを有し、
    前記ワンピース形の車台は、前記捻転軸に沿った前記車台の両端に位置したユーザの両足を支持するための対の足支持領域と、前記両足支持領域の間に該足支持領域と同一の樹脂材料で一体にモールド成形された中央部とを含み、
    各前記ホイール装置は、略平行なそれぞれ捻転軸に対して第1の鋭角をなす対の旋回軸の一方の周りを操舵回動するために一方の足支持領域の下に搭載されており、
    前記中央部は、車台を第1の方向および第2の方向に交互に捻転させることによって2つのキャスターホイールの回転にエネルギを付加することをユーザに許すように、両足支持領域よりも十分に狭く、かつ、該足支持領域と途切れることなく面一な上表面を持ち、
    前記中央部はさらに、前記捻転軸に沿った実質的な捻転無しに車台に快適に乗るように、前記捻転軸に沿った曲げに対する十分な耐性を提供する垂直サポートを含んでおり、
    前記垂直サポートは、少なくとも前記中央部内に一体に形成されたリブおよび/または壁部によって構成されていることを特徴とするスケートボード。
  2. 前記足支持領域およびワンピース形のモールド成形された前記車台の前記中央部は、捻転力が印加されていないときにニュートラル平面を形成すると共に、前記垂直サポートによる前記捻転軸に沿った曲げに対する耐性は、前記中央部の前記ニュートラル平面外への湾曲に対する耐性を提供する請求項1に記載のスケートボード。
  3. 前記垂直サポートは、少なくとも前記中央部の両端に沿って延びている請求項1に記載のスケートボード。
  4. 前記垂直サポートは、少なくとも前記中央部の両端に沿って延びた側壁によって構成されている請求項に記載のスケートボード。
  5. 前記垂直サポートは、前記足支持領域まで延びている請求項1乃至のいずれか一項に記載のスケートボード。
  6. 前記中央部は、前記捻転軸に沿った実質的な捻転無しにスケートボード全体を一方または他方に捻転することによって容易に操舵されるように、ユーザによって印可される力に応じた前記捻転軸の周りの捻転に十分に耐性がある請求項1に記載のスケートボード。
  7. 前記中央部は、前記2つのホイール装置をそれぞれの関連する前記捻転軸の周りに操舵する前にユーザに対してはっきりとしたフィードバックを与えるように、ユーザによって印可される力に応じた前記捻転軸の周りの捻転に十分に耐性がある請求項1に記載のスケートボード。
  8. 前記垂直サポートは、ユーザが前記足支持領域上に支持されるように、前記捻転軸に沿った曲げに対する十分な耐性を提供する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスケートボード。
  9. 前記垂直サポートは、ユーザが少なくとも前記中央部に部分的に支持されるように、前記捻転軸に沿った曲げに対する十分な耐性を提供する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスケートボード。
  10. 前記両足支持領域は、ユーザの両足による捻転に起因するユーザへの抵抗力を減少するように、前記捻転軸の周りの捻転への耐性が前記中央部よりも十分に高い請求項1またはに記載のスケートボード。
  11. 前記車台の部材は、関連する前記旋回軸の周りの操舵回動のため、関連する各前記ホイール装置を搭載するための前記車台にモールド成形された中空の楔をさらに有する請求項1またはに記載のスケートボード。
  12. 各前記ホイール装置は、関連する前記中空の楔の内部に前記ホイール装置を前記車台にナットで固定するネジ孔をさらに有する請求項11に記載のスケートボード。
  13. 関連する前記旋回軸の周りの操舵回動のため、関連する各前記ホイール装置を搭載するための中空の楔をさらに有する請求項1またはに記載のスケートボード。
  14. 各前記ホイール装置に設けられ、前記捻転軸に沿った回転のためにそのホイールをセンタリングするためのスプリングをさらに有する請求項1またはに記載のスケートボード。
  15. 前記スプリングは、引張バネである請求項14に記載のスケートボード。
  16. 前記スプリングは、圧縮バネである請求項14に記載のスケートボード。
  17. 前記スプリングは、ねじりバネである請求項14に記載のスケートボード。
  18. 前記ねじりバネは、前記旋回軸の周囲に搭載されている請求項14に記載のスケートボード。
  19. 前記ねじりバネは、関連する前記ホイール装置の内部にて前記旋回軸の周囲に搭載されている請求項14に記載のスケートボード。
  20. 前記車台は、スケートボードを捻転するためのユーザによって印加される力が第1段階以内では非曲型スケートボードとして動作するように、構成されている請求項1またはに記載のスケートボード。
  21. 前記第1段階よりも大きいスケートボードを捻転するためのユーザによって印加される力の範囲では可撓型のスケートボードとして動作するように、構成されている請求項20に記載のスケートボード。
  22. 前記中央部は、非曲型または可撓型のスケートボードとして乗り手によって操作されるように、十分にリジッドである請求項1乃至21のいずれか一項に記載のスケートボード。
  23. 前記ワンピース形のスケートボード車台は、前記足支持領域同士の相対的な実質的回動無しに前記スケートボード車台を傾けることによって乗り手が快適にスケートボードを操舵することを許すべく、前記中央軸に沿った捻転に対する十分な耐性がある一方、前記足支持領域部同士の相対的な回動によって乗り手にスケートボードの移動がもたらされるように、乗り手によって前記捻転軸の周りに前記中央部を横切る交互の向きに捻転されるべく、十分な柔軟性がある請求項1乃至22のいずれか一項に記載のスケートボード。
  24. 乗り手によ前記捻転軸の周り交互の向きの捻転は、スタンディングスタートからの移動をなすために十分な回転エネルギを提供する請求項1乃至23のいずれか一項に記載のスケートボード。
  25. 前記足支持領域の前記中央部に対する幅の比は、6:1である請求項1乃至24のいずれか一項に記載のスケートボード。
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