JP5024336B2 - 光走査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の光源から出射され、偏向器により偏向および走査されたレーザ光を被走査面上で走査する光走査装置に関する。
複数の感光体ドラムが並んで設けられたタンデム方式の画像形成装置には、感光体ドラムを露光するために、複数の光源から出射され、ポリゴンミラーなどの偏向器により偏向および走査されたレーザ光を感光体ドラム(被走査面)上で走査する光走査装置が設けられている。
このような光走査装置としては、複数のレーザ光源と、レーザ光を反射して主走査方向に偏向および走査させる偏向器と、主走査方向に延び、装置内部から外部の被走査面に向けてレーザ光を通過させる複数の出射口(露光口)が形成され、2つの露光口の間の領域に偏向器が取り付けられるフレームとを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−178605号公報
近年、画像形成装置の印字速度の高速化など、光走査装置が設けられる機器の高速化を目的として、レーザ光を走査させるための偏向器も高速動作するものが採用されるようになっている。しかしながら、2つの露光口の間の領域に偏向器が取り付けられたフレーム構造を有する光走査装置では、偏向器の高速動作によって、フレームの2つの露光口の間の領域が共振することがある。
このような共振が発生すると、偏向器自身も振動することになるので、この振動によって偏向器で反射されたレーザ光の光軸がぶれて露光角度が変化するおそれがある。これにより、例えば、光走査装置を備えた画像形成装置では、感光体ドラムの表面を良好に露光できなくなるので、結果として、用紙上に形成される画像に色ムラなどが生じるおそれがある。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、2つの露光口の間の領域に偏向器が取り付けられるフレーム構造を有する光走査装置において、偏向器が動作したときの共振を抑制することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の光走査装置は、レーザ光を出射する第1の光源および第2の光源と、レーザ光を反射して主走査方向に偏向および走査する偏向器と、前記第1の光源、前記第2の光源および前記偏向器が取り付けられる第1のフレームとを備え、前記第1の光源および前記第2の光源から出射され、前記偏向器により偏向および走査されたレーザ光を被走査面上で走査する光走査装置であって、前記第1のフレームには、主走査方向に延び、装置内部から装置外部の前記被走査面に向けて前記第1の光源からのレーザ光を通過させる第1の露光口と、主走査方向に延び、装置内部から装置外部の前記被走査面に向けて前記第2の光源からのレーザ光を通過させる第2の露光口とが形成され、前記偏向器は、前記第1の露光口と、前記第2の露光口と、前記第1の露光口および前記第2の露光口の主走査方向における一端同士を結んだ線分と、前記第1の露光口および前記第2の露光口の主走査方向における他端同士を結んだ線分とに囲まれた囲繞領域において、前記第1のフレームに取り付けられており、前記第1のフレームの前記偏向器が取り付けられた側には、前記第1のフレームと対向するように配置された第2のフレームと、当該第2のフレームを挟んで前記第1のフレームと対向するとともに当該第2のフレームと間隔を空けて配置され、前記第1のフレームとともに光学箱を構成する第3のフレームが設けられ、前記囲繞領域には、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを連結する少なくとも1つの連結部材が設けられ、前記連結部材は、主走査方向に延びる壁であり、前記偏向器で反射されたレーザ光が干渉せずに通過するように当該レーザ光の有効走査領域よりも大きく形成された開口と、当該開口と前記第1のフレームの間に配置される部位とを有し、前記部位が、副走査方向から見て前記偏向器で反射されたレーザ光の有効走査領域と重なる位置で前記第1のフレームに固定されたことを特徴とする。

このように構成された光走査装置によれば、第1のフレーム(偏向器が取り付けられた側)に対向するように設けられた第2のフレームと、第1のフレームの囲繞領域とを連結するように設けられた連結部材により、第1のフレームの囲繞領域(2つの露光口の間の領域)の剛性を向上させることができる。
本発明の光走査装置によれば、第1のフレームと第2のフレームとを連結する連結部材によって、2つの露光口の間の領域の剛性を向上させることができるので、偏向器が動作したときの共振を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る光走査装置を備えた画像形成装置の全体構成を示す図である。 第1実施形態に係る光走査装置の平面図である。 第1実施形態に係る光走査装置の側断面図である。 第1実施形態に係る光走査装置の囲繞領域付近を拡大した平面図である。 第1実施形態に係る光走査装置の主要な構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る光走査装置の平面図である。 第2実施形態に係る光走査装置の主要な構成を示す斜視図である。 第2実施形態の変形例に係る光走査装置の平面図である。 第3実施形態に係る光走査装置の主要な構成を示す斜視図である。 第4実施形態に係る光走査装置の平面図である。 第4実施形態に係る光走査装置の側断面図である。 連結ボスの説明図(a)と、(a)のB−B断面図(b)と、(a)のC−C断面図(c)である。 第4実施形態の変形例に係る光走査装置の平面図である。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本実施形態に係る光走査装置40を備えたカラープリンタ1(画像形成装置)の概略構成について説明した後、光走査装置40の詳細な構成について説明する。
<カラープリンタの概略構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体10内に、用紙Pを供給する給紙部20と、供給された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを主に備えている。
なお、以下の説明において、方向は、カラープリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30に供給する供給機構22とを主に備えている。給紙トレイ21内の用紙Pは、供給機構22によって1枚ずつ分離されて画像形成部30に供給される。
画像形成部30は、光走査装置40と、4つのプロセスユニット50と、転写ユニット70と、定着装置80とから主に構成されている。
光走査装置40は、本体筐体10内の上部に設けられ、画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)を、各感光体ドラム51の表面(被走査面の一例)上で走査することで、感光体ドラム51の表面を露光して静電潜像を形成するように構成されている。光走査装置40の詳細な構成については後述する。
プロセスユニット50は、給紙部20と光走査装置40との間で前後に並んで配置され、感光体ドラム51と、帯電器52と、現像ローラ53と、供給ローラ54と、層厚規制ブレード55と、トナー収容部56とを主に備えている。各プロセスユニット50のトナー収容部56内には、ブラック、イエロー、マゼンタまたはシアンのトナーがそれぞれ収容されている。
転写ユニット70は、給紙部20とプロセスユニット50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、駆動ローラ71および従動ローラ72の間に張設された無端状の搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを主に備えている。搬送ベルト73は、外側の面が各感光体ドラム51に接しており、その内側には各転写ローラ74が各感光体ドラム51との間で搬送ベルト73を挟持するように配置されている。
定着装置80は、プロセスユニット50および転写ユニット70の後方に設けられ、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。
画像形成部30では、感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に帯電された後、光走査装置40からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム51上に静電潜像が形成される。また、トナー収容部56内のトナーは、供給ローラ54を介して現像ローラ53に供給され、現像ローラ53と層厚規制ブレード55との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ53上に担持される。
現像ローラ53上に担持されたトナーは、現像ローラ53から感光体ドラム51上の静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化されて感光体ドラム51上にトナー像が形成される。その後、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが、感光体ドラム51と搬送ベルト73(転写ローラ74)の間を搬送されることで、各感光体ドラム51上に形成されたトナー像が用紙P上に順次重ね合わせて転写される。そして、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82の間を搬送されることで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、定着装置80の出口から上方に向かって延び、前方に方向転換するように形成された排紙経路91と、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラ92とを主に備えている。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ92によって排紙経路91を搬送され、本体筐体10の上部に設けられた排紙トレイ12上に排出される。
<光走査装置の詳細構成>
次に、光走査装置40の詳細な構成について説明する。なお、以下の説明において、「主走査方向」とは、感光体ドラム51の表面でのレーザ光の走査方向であり、本実施形態では左右方向に相当する。また、「副走査方向」とは、主走査方向(およびレーザ光の光軸)に直交する方向である。
図2および図3に示すように、光走査装置40は、筐体である光学箱40A内に、第1〜第4の光源の一例としての4つの半導体レーザLD1〜LD4と、コリメートレンズ42と、反射ミラー43と、シリンドリカルレンズ44と、偏向器の一例としてのポリゴンミラー45と、fθレンズ46と、反射ミラー47と、補正レンズ48と、補強部材49とを主に備えている。
半導体レーザLD1〜LD4は、レーザ光を出射する公知の素子であり、光走査装置40が露光する4つの感光体ドラム51に対応して4つ設けられている。半導体レーザLD2(第2の光源)と半導体レーザLD3(第3の光源)は、左右方向においてポリゴンミラー45と対向して配置されている。また、半導体レーザLD1(第1の光源)と半導体レーザLD4(第4の光源)は、前後方向において互いに向かい合った状態で、出射するレーザ光(B1,B4)の光軸が、半導体レーザLD2,LD3が出射するレーザ光(B2,B3)の光軸に対して略直交するように配置されている。
コリメートレンズ42は、各半導体レーザLD1〜LD4から出射されたレーザ光を集光させて平行な光束に変換するレンズであり、各半導体レーザLD1〜LD4からのレーザ光の進行方向下流側に1つずつ設けられている。
反射ミラー43は、半導体レーザLD1または半導体レーザLD4からのレーザ光をポリゴンミラー45に向けて反射するミラーであり、左右方向において、半導体レーザLD2,LD3(コリメートレンズ42)とポリゴンミラー45との間に1つずつ設けられている。なお、半導体レーザLD2および半導体レーザLD3からのレーザ光は反射ミラー43の上を通過してポリゴンミラー45に入射する。
シリンドリカルレンズ44は、ポリゴンミラー45の面倒れを補正するため、各半導体レーザLD1〜LD4からのレーザ光を屈折させて副走査方向に収束し、ポリゴンミラー45上に集光するレンズであり、各半導体レーザLD2,LD3(各反射ミラー43)とポリゴンミラー45との間に1つずつ設けられている。
ポリゴンミラー45は、六角柱の各側面に反射ミラーが形成されており、高速回転しながら半導体レーザLD1〜LD4から出射されたレーザ光を反射して主走査方向に偏向および等角速度で走査するミラーである。詳細については後述するが、ポリゴンミラー45は、光学箱40A(収容フレーム110の底壁部110A)のほぼ中央付近に配置されている。
fθレンズ46は、ポリゴンミラー45によって等角速度で走査されたレーザ光を主走査方向に等速度で走査するように変換するレンズであり、ポリゴンミラー45の前後に1つずつ設けられている。
反射ミラー47は、レーザ光を反射するミラーであり、fθレンズ46を通過したレーザ光が補正レンズ48に向かうように適宜な位置にそれぞれ配置されている。
補正レンズ48は、ポリゴンミラー45の面倒れを補正するため、レーザ光を屈折させて副走査方向に収束し、感光体ドラム51上に集光するレンズであり、後述する4つの露光口111〜114付近に1つずつ設けられている。
各半導体レーザLD1〜LD4から出射されたレーザ光は、コリメートレンズ42およびシリンドリカルレンズ44を通過した後、ポリゴンミラー45で主走査方向に偏向および走査するように反射される(なお、半導体レーザLD1,LD4からのレーザ光は、コリメートレンズ42を通過した後、反射ミラー43で反射されることでシリンドリカルレンズ44に向かう)。その後、各レーザ光は、fθレンズ46を通過して、複数の反射ミラー47で反射されることで補正レンズ48に向かい、補正レンズ48を通過して各感光体ドラム51の表面を走査・露光する。
図3に示すように、光学箱40Aは、第1のフレームの一例としての収容フレーム110と、第3のフレームの一例としての蓋フレーム120とから主に構成されている。
収容フレーム110は、樹脂により上方が開口した略箱状に形成されており、その内部(底壁部110Aの上面)には、半導体レーザLD1〜LD4(図2参照)やポリゴンミラー45などが取り付けられている。
図2に示すように、収容フレーム110(底壁部110A)には、主走査方向(左右)に延び、光走査装置40の内部から外部の感光体ドラム51の表面(被走査面)に向けてレーザ光を通過させる矩形状の4つの露光口111〜114が形成されている。
半導体レーザLD1からのレーザ光(B1)を通過させる第1の露光口111と、半導体レーザLD2からのレーザ光(B2)を通過させる第2の露光口112とは、前後に隣り合うように配置されている。また、半導体レーザLD3からのレーザ光(B3)を通過させる第3の露光口113と、半導体レーザLD4からのレーザ光(B4)を通過させる第4の露光口114とは、第1の露光口111および第2の露光口112を前後から挟むように配置されている。このような第3の露光口113、第1の露光口111、第2の露光口112および第4の露光口114は、前側からこの順に配置されている。
図4に示すように、前記したポリゴンミラー45は、第1の露光口111と、第2の露光口112と、第1の露光口111および第2の露光口112の左端(主走査方向における一端)同士を結んだ線分LS1と、第1の露光口111および第2の露光口112の右端(主走査方向における他端)同士を結んだ線分LS2とに囲まれた矩形状の囲繞領域A1のほぼ中央付近において、収容フレーム110(底壁部110A)に取り付けられている。なお、図4では、fθレンズ46、反射ミラー47および補正レンズ48の図示を省略している。
図3に示すように、蓋フレーム120は、樹脂により形成され、収容フレーム110の上方の開口を上から覆うようにして、収容フレーム110に取り付けられている。この蓋フレーム120(上壁部120A)は、上下方向において、補強部材49(上フレーム130)を挟んで収容フレーム110(底壁部110A)と対向して配置されている。
補強部材49は、第2のフレームの一例としての上フレーム130と、連結部材の一例としての一対の連結壁140とが樹脂により一体形成されて、側面視略U形状をなしている。
上フレーム130は、収容フレーム110の底壁部110Aの上側(ポリゴンミラー45が取り付けられた側)において、収容フレーム110(底壁部110A)と対向するように設けられている。さらに述べると、上フレーム130は、ポリゴンミラー45を挟んで収容フレーム110(底壁部110A)と対向するように設けられている。
連結壁140は、主走査方向に延びる壁であり、囲繞領域A1内(図4参照)において、収容フレーム110と上フレーム130とを連結するように設けられている。より詳細には、図4に示すように、連結壁140(および上フレーム130)は、右端部が囲繞領域A1から外側に飛び出すように設けられているので、連結壁140は、その大部分が囲繞領域A1にかかった状態で、収容フレーム110と上フレーム130とを連結している。
連結壁140は、ポリゴンミラー45を基準として、第1の露光口111側(前側)と第2の露光口112側(後側)のそれぞれに1つずつ設けられている。そして、前後方向において、前側に設けられた連結壁140の後述する固定位置F1〜F3と第1の露光口111との最短距離D11は、ポリゴンミラー45と第1の露光口111との最短距離D12の半分より小さくなっている。また、前後方向において、後側に設けられた連結壁140の固定位置F1〜F3と第2の露光口112との最短距離D21は、ポリゴンミラー45と第2の露光口112との最短距離D22の半分より小さくなっている。すなわち、各連結壁140は、囲繞領域A1において、ポリゴンミラー45よりも、第1の露光口111の縁または第2の露光口112の縁に寄った状態でそれぞれ設けられている。
図5に示すように、各連結壁140は、ポリゴンミラー45で反射されたレーザ光(鎖線参照)が通過する主走査方向に長い矩形状の開口141をそれぞれ有している。なお、図5では、光学箱40A、ポリゴンミラー45および補強部材49を除く部材の図示を省略している。
ここで、本実施形態においては、連結壁140の開口141に、レーザ光を透過可能な透明板などは設けられておらず、上フレーム130および一対の連結壁140に囲まれたポリゴンミラー45が配置される空間内と、その外部とは開口141によって連通されている。さらに、補強部材49の左右には、壁は設けられていない。したがって、本実施形態のポリゴンミラー45は、密閉はされてはいない。
各連結壁140は、ネジ150により複数の位置(3箇所)で収容フレーム110(底壁部110A)に固定されている。より詳細に、各連結壁140は、主走査方向における両端の2箇所(計4箇所)と、その間の1箇所(計2箇所)で収容フレーム110に固定されている。なお、以下の説明においては、連結壁140がネジ150によって収容フレーム110(底壁部110A)に固定された位置を固定位置F1〜F3という。
図4に示すように、主走査方向における両端の固定位置F1,F2のうち、左側の固定位置F1は、囲繞領域A1にある。一方、右側の固定位置F2は、第1の露光口111および第2の露光口112の右端(線分LS2)より右側の囲繞領域A1の外側にある。そして、この主走査方向において最も外側にある固定位置F1,F2間の距離Dは、主走査方向における第1の露光口111および第2の露光口112の長さLの半分より大きくなっている(D>L/2)。
このように、固定位置F1,F2間の距離Dが十分に大きい連結壁140を収容フレーム110に固定することで、囲繞領域A1の中央付近(共振の振幅が大きい部分)と囲繞領域A1の左右付近(共振の振幅が小さい部分)とを連結することができる。
固定位置F1,F2の間にある固定位置F3は、副走査方向(上)から見てポリゴンミラー45で反射されたレーザ光の有効走査領域A2と重なる位置にある。言い換えると、各連結壁140は、有効走査領域A2と平面視で重なる位置、すなわち、囲繞領域A1の中央付近で、収容フレーム110に固定されている。ここで、「有効走査領域」とは、ポリゴンミラー45によって反射(偏向)されるレーザ光の走査範囲のうち、感光体ドラム51の表面の露光に利用される範囲、すなわち、画像形成に利用される範囲を意味する。
複数の固定位置F1〜F3は、第1の露光口111および第2の露光口112が延びる方向(左右方向)についての配置が、ポリゴンミラー45の中心45C(回転中心)を基準として非対称となっている。具体的に、複数の固定位置F1〜F3は、平面視において、ポリゴンミラー45の中心45Cを通って前後に延びる基準線RLを基準として左右で非対称となっている。
<光走査装置の作用効果>
以上説明した光走査装置40によれば、以下の作用効果を得ることができる。
収容フレーム110に対向するように設けられた上フレーム130と、収容フレーム110の囲繞領域A1とを連結するように設けられた一対の連結壁140により、収容フレーム110、特にポリゴンミラー45が取り付けられる囲繞領域A1の剛性を向上させることができる。その結果として、ポリゴンミラー45が動作(高速回転)したときの収容フレーム110(囲繞領域A1)の共振を抑制することができる。これにより、用紙P上に形成される画像の色ムラの発生などを抑制できるので、カラープリンタ1の画像品質を確保することが容易となる。
また、光学箱40Aの内部(収容フレーム110と上フレーム130との間)に連結壁140を設ける構成なので、光学箱40Aの外部に剛性を向上させるための部材を設ける構成と比較して、光学箱40Aの小型化を図ることができる。これにより、光走査装置40の小型化、さらには光走査装置40を備えるカラープリンタ1の小型化が可能となる。
連結壁140が上フレーム130と一体形成されているので、連結壁140と上フレーム130とが別部品として形成された構成と比較して、収容フレーム110に固定されたときに、収容フレーム110の剛性をより向上させることができる。また、連結壁140が上フレーム130と別に形成された場合と比較すると、光走査装置40の組立工程を減らすことができるので、容易に製造することができる。
連結壁140は、ポリゴンミラー45で反射されたレーザ光が通過する開口141を有するので、レーザ光が通過する領域を確保しつつ、収容フレーム110の剛性を向上させることができる。
連結壁140は、ポリゴンミラー45で反射されたレーザ光の有効走査領域A2と重なる位置(囲繞領域A1の中央付近)で収容フレーム110に固定されているので、連結壁140が囲繞領域A1の主走査方向における端部付近だけで固定された構成と比較して、収容フレーム110の剛性をより向上させることができる。
連結壁140の固定位置F1,F2間の距離Dが、第1の露光口111および第2の露光口112の長さLの半分より大きいので、連結壁140によって囲繞領域A1の中央付近と囲繞領域A1の左右付近とを連結することができる。これにより、収容フレーム110、特に囲繞領域A1の中央付近の共振をより抑制することができる。
複数の固定位置F1〜F3の左右方向についての配置がポリゴンミラー45の中心45Cを基準として非対称であるので、収容フレーム110の側壁付近(共振しにくい部分)を固定位置(固定位置F2)として、収容フレーム110と連結壁140(補強部材49)とを連結することができる。これにより、収容フレーム110の剛性をより確実に向上させることができる。
複数の固定位置F1〜F3のうちの1つ(固定位置F2)が、収容フレーム110(底壁部110A)のうち比較的剛性が高い囲繞領域A1の外側にあるので、この外側部分(
共振しにくい部分)と囲繞領域A1の中央付近(共振しやすい部分)とを連結壁140によって連結することができる。これにより、収容フレーム110、特に囲繞領域A1の中央付近の共振をより抑制することができる。
上フレーム130を挟んで収容フレーム110と対向して配置され、収容フレーム110とともに光学箱40Aを構成する蓋フレーム120を備えるので、蓋フレーム120と上フレーム130(補強部材49)とを別部品とすることができる。これにより、蓋フレーム120を収容フレーム110に取り付けて光学箱40Aを組み立てるときに発生するおそれがある公差の影響を受けることなく、補強部材49(連結壁140)を収容フレーム110に固定することができる。その結果、収容フレーム110の剛性をより確実に向上させることができる。
前後の各連結壁140が、囲繞領域A1において、ポリゴンミラー45よりも、第1の露光口111または第2の露光口112の縁(共振の振幅が大きい部分)に寄った状態でそれぞれ設けられているので、収容フレーム110、特に第1の露光口111の縁および第2の露光口112の縁の共振をより抑制することができる。
なお、本実施形態では、上フレーム130(第2のフレーム)および連結壁140(連結部材)が樹脂により形成された例を示したが、これに限定されず、例えば、第2のフレームおよび連結部材が金属により形成されていてもよい。一般に、金属は、樹脂と比較して剛性が高いので、第2のフレームおよび連結部材を金属で形成することで、収容フレーム110の剛性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、複数の固定位置F1〜F3のうちの1つ(固定位置F2)が、囲繞領域A1の外側にある構成を例示したが、これに限定されず、2つ以上の固定位置が囲繞領域の外側にある構成であってもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態以降の説明では、前記第1実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
図6および図7に示すように、第2実施形態に係る光走査装置40は、光学箱40A内に、半導体レーザLD1〜LD4と、コリメートレンズ42と、反射ミラー43と、シリンドリカルレンズ44と、ポリゴンミラー45と、図示を省略したfθレンズ、反射ミラーおよび補正レンズと、補強部材49Aとを主に備えている。
補強部材49Aは、上フレーム230と、連結部材としての2つの連結壁140および2つの連結壁240とが樹脂により一体形成されている。
上フレーム230は、平面視矩形状をなし、収容フレーム110(ポリゴンミラー45が取り付けられた底壁部110Aの上面)の囲繞領域A1(図4参照)、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域、および、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域と対向するように設けられている。
連結壁240は、連結壁140と同様に、主走査方向に延びる壁であり、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域、および、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域において、収容フレーム110(底壁部110A)と、上フレーム230とを連結するように1つずつ設けられている。言い換えると、2つの連結壁240は、2つの連結壁140を前後から挟むように設けられている。
前側の連結壁240は、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域のうち、第3の露光口113に寄った状態で設けられており、後側の連結壁240は、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域のうち、第4の露光口114に寄った状態で設けられている。
各連結壁240は、ポリゴンミラー45で反射されたレーザ光(鎖線参照)が通過する主走査方向に長い矩形状の開口241をそれぞれ有している。なお、連結壁240の開口241は、主走査方向における長さが、連結壁140の開口141の主走査方向における長さより大きくなっている。
各連結壁240は、ネジ150によって連結壁140と同じ左右の位置の3箇所(固定位置F1〜F3)で収容フレーム110(底壁部110A)に固定されている。
以上説明した本実施形態の光走査装置40によれば、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、連結部材(連結壁240)が、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域、および、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域にも設けられているので、収容フレーム110の剛性をさらに向上させることができる。
なお、本実施形態では、連結壁240を、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域と、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域との両方に設けた構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、連結壁240を、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域だけに設ける構成としてもよいし、図示はしないが、連結壁240を、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域だけに設ける構成としてもよい。
前記第1および第2実施形態では、連結壁140,240の固定位置F1〜F3が同じ位置である構成を例示したが、これに限定されるものではない。すなわち、連結壁140,240を収容フレーム110に固定する位置は、一対の連結壁140と一対の連結壁240とで異なっていてもよいし、連結壁140,140,240,240ごとに異なっていてもよい。固定位置の数についても同様である。
前記第1および第2実施形態では、連結壁140,240(連結部材)が、囲繞領域A1には2つ、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域や第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域には1つ設けられた構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域や第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域に連結壁240を2つ以上設けてもよい。また、囲繞領域A1内についても、例えば、ポリゴンミラー45を基準として、前側と後側のそれぞれに連結壁140を2つ以上設けてもよい(連結壁140の数は前後において異なっていてもよい)。なお、この場合において、複数の連結壁140,240は、前後方向に並べるように設けてもよいし、左右方向に並べるように設けてもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
前記第1実施形態では、連結壁140(連結部材)が、上フレーム130(第2のフレーム)と一体形成された構成を例示したが、これに限定されず、図9に示すように、連結壁140(連結部材)が、収容フレーム110(第1のフレーム)と一体形成されていてもよい。
第2のフレームの他の例としての上フレーム330は、矩形の外形を有する枠状に形成されており、収容フレーム110のポリゴンミラー45が取り付けられた側(底壁部110Aの上面)と対向するように設けられている。この上フレーム330は、前側部分および後側部分が、それぞれネジ350によって複数の位置で連結壁140に固定されている。
以上説明した本実施形態によっても、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、連結壁140が収容フレーム110と一体形成されていることで、前記第1実施形態と同様に、連結壁140、収容フレーム110および上フレーム330が別部品として形成された構成と比較して、収容フレーム110の剛性をより向上させることができる。また、組立工程を減らすことができるので、容易に製造することができる。
なお、前記第1〜第3実施形態では、連結部材(連結壁140)は、ネジにより複数の位置で、収容フレーム110(第1のフレーム)または上フレーム330(第2のフレーム)に固定されていたが、これに限定されるものではない。例えば、連結部材の固定面(連結壁140の下面または上面)の全体が、接着剤などよって第1のフレームまたは第2のフレームに固定されていてもよい。
前記第1〜第3実施形態では、連結壁140(連結部材)が、上フレーム130(第2のフレーム)または収容フレーム110(第1のフレーム)と一体形成された構成を例示したが、これに限定されず、連結部材が、第1のフレームおよび第2のフレームとは別部材として形成されていてもよい。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図10および図11に示すように、第4実施形態に係る光走査装置40は、光学箱40A内に、半導体レーザLD1〜LD4と、コリメートレンズ42と、反射ミラー43と、シリンドリカルレンズ44と、ポリゴンミラー45と、fθレンズ46と、反射ミラー47と、補正レンズ48とを主に備えている。
光学箱40Aは、収容フレーム410(第1のフレーム)と、第2のフレームの別の例としての蓋フレーム420とから主に構成されている。
収容フレーム410は、樹脂により上方が開口した略箱状に形成されており、その内部(底壁部410Aの上面)には、半導体レーザLD1〜LD4やポリゴンミラー45などが取り付けられている。この収容フレーム410には、4つの露光口111〜114が形成されるとともに、連結部材の他の例としての連結ボス440と、固定部460とが一体形成により設けられている。
図12(a)に示すように、連結ボス440は、柱状をなしており、収容フレーム410の底壁部410Aの上面から上方に向けて延び、その上端に蓋フレーム420がネジ450によって固定されることで、収容フレーム410と蓋フレーム420とを連結している。
この連結ボス440は、副走査方向(上下)に延びる略円柱状の本体部441と、本体部441の下部外周面から、本体部441の周方向において互いに等間隔(略十字形状)となるように外側に向けて延びる4つの延出部442とを有している。このような構成により、連結ボス440は、図12(b),(c)に示すように、連結ボス440が延びる方向(上下方向)に直交する平面で切断した断面積のうち、収容フレーム410側(下側部分)の断面積S1が蓋フレーム420側(上側部分)の断面積S2より大きくなっている。
図10に示すように、連結ボス440は、囲繞領域A1内であって、かつ、ポリゴンミラー45で反射されたレーザ光(鎖線参照)の有効走査領域A2の外側に複数(4つ)設けられている。より詳細に、連結ボス440は、ポリゴンミラー45を基準として、第1の露光口111側(前側)と第2の露光口112側(後側)のそれぞれに2つずつ設けられている。また、右側の2つの連結ボス440は、有効走査領域A2に近接して設けられ、左側の2つの連結ボス440は、囲繞領域A1の左端(線分LS1)に近接して設けられている。
前後方向において、前側に設けられた連結ボス440の固定位置(中心)と第1の露光口111との最短距離D41は、ポリゴンミラー45と第1の露光口111との最短距離D42の半分より小さくなっている。また、前後方向において、後側に設けられた連結ボス440の固定位置(中心)と第2の露光口112との最短距離D43は、ポリゴンミラー45と第2の露光口112との最短距離D44の半分より小さくなっている。すなわち、各連結ボス440は、前後方向において、ポリゴンミラー45よりも、第1の露光口111の縁または第2の露光口112の縁に寄った状態でそれぞれ設けられている。
固定部460は、収容フレーム410の右側壁410Rの内面であって、主走査方向において連結ボス440と対向する位置に2つ設けられている。この固定部460は、底壁部410Aから上方に向けて延びる略半円柱状をなしており、上部にネジ穴461が設けられている。固定部460には、蓋フレーム420が図示しないネジによって固定される。
図11に示すように、蓋フレーム420は、樹脂により形成され、収容フレーム410の上方の開口を上から覆うようにして、収容フレーム410に取り付けられている。これにより、蓋フレーム420は、収容フレーム410のポリゴンミラー45が取り付けられた側において、収容フレーム410(底壁部410A)と対向するように設けられる。また、蓋フレーム420は、ネジによって4つの連結ボス440と2つの固定部460とに固定されている。これにより、連結ボス440が、収容フレーム410と蓋フレーム420とを連結する。
以上説明した本実施形態の光走査装置40によれば、以下の作用効果を得ることができる。
収容フレーム410に対向するように設けられた蓋フレーム420と、収容フレーム410の囲繞領域A1とを連結するように設けられた連結ボス440により、収容フレーム410、特にポリゴンミラー45が取り付けられる囲繞領域A1の剛性を向上させることができる。その結果として、ポリゴンミラー45が高速回転したときの収容フレーム410の共振を抑制することができる。
また、光学箱40Aの内部(収容フレーム410と蓋フレーム420との間)に連結ボス440を設ける構成なので、光学箱40Aの外部に剛性を向上させるための部材を設ける構成と比較して、光学箱40Aの小型化を図ることができる。これにより、光走査装置40やカラープリンタ1の小型化が可能となる。
連結ボス440が収容フレーム410と一体形成されているので、連結ボス440と収容フレーム410とが別部品として形成された構成と比較して、蓋フレーム420が固定されたときの収容フレーム410の剛性をより向上させることができる。また、組立工程を減らすことができるので、容易に製造することができる。
連結ボス440は、ポリゴンミラー45で反射されたレーザ光の有効走査領域A2の外側に設けられているので、レーザ光の通過を妨げることなく、収容フレーム410の剛性を向上させることができる。
連結ボス440は、囲繞領域A1に複数設けられているので、収容フレーム410(囲繞領域A1)の共振を効果的に、かつ、確実に抑制することができる。
収容フレーム410と蓋フレーム420が光学箱40Aを構成するので、収容フレーム410と蓋フレーム420との間に別のフレームを設け、連結ボス440で別のフレームと収容フレーム410とを連結する構成と比較して、簡易な構成で収容フレーム410の共振を抑制することができる。
上下方向に直交する平面で切断した連結ボス440の断面積は、蓋フレーム420側(断面積S2)より収容フレーム410側(断面積S1)が大きいので、共振しやすい収容フレーム410側の剛性をより向上させることができる。これにより、収容フレーム410の共振をより確実に抑制することができる。
前後の各連結ボス440が、前後方向において、ポリゴンミラー45よりも、第1の露光口111または第2の露光口112の縁(共振の振幅が大きい部分)に寄った状態でそれぞれ設けられているので、収容フレーム410、特に第1の露光口111の縁および第2の露光口112の縁の共振をより抑制することができる。
蓋フレーム420は、連結ボス440とともに、収容フレーム410の右側壁410Rに設けられた固定部460にも固定されているので、連結ボス440の数を少なくしつつ、収容フレーム410の剛性を確実に向上させることができる。
なお、本実施形態では、連結ボス440(連結部材)が、収容フレーム410(第1のフレーム)と一体形成された構成を例示したが、これに限定されず、連結ボス440(連結部材)が、蓋フレーム420(第2のフレーム)と一体形成されていてもよい。また、連結部材は、第1のフレームおよび第2のフレームとは別部材として形成されていてもよい。
本実施形態では、連結ボス440が囲繞領域A1だけに設けられた構成を例示したが、これに限定されず、連結ボス440を囲繞領域A1の外側にも設けることができる。例えば、前記した固定部460の代わりに、連結ボス440を設けてもよい。
また、図13に示すように、連結ボス440が、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域、および、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域において、収容フレーム410と蓋フレーム420とを連結するように設けられていてもよい。これによれば、収容フレーム410の剛性をさらに向上させることができる。
なお、図13に示す形態では、囲繞領域A1で有効走査領域A2を挟むように設けられた2つ連結ボス440間の主走査方向における距離は、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域、および、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域で有効走査領域A2を挟むように設けられた2つ連結ボス440間の主走査方向における距離より小さくなっている。
このような構成では、囲繞領域A1の連結ボス440が、囲繞領域A1の主走査方向における中央に寄った状態で設けられることになるので、連結ボス440により共振の振幅が大きい囲繞領域A1の中央付近と蓋フレーム420とを連結することができる。これにより、収容フレーム410、特に囲繞領域A1の中央付近の共振をより抑制することができる。
なお、連結ボス440を、第1の露光口111と第3の露光口113との間の領域や、第2の露光口112と第4の露光口114との間の領域に設ける場合、図13に示すように両方の領域に設ける構成としてもよいし、どちらか一方の領域だけに設ける構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
本実施形態では、囲繞領域A1に複数の連結部材(連結壁140または連結ボス440)が設けられた構成を例示したが、囲繞領域A1に設けられる連結部材の数は特に限定されず、少なくとも1つ設けられていればよい。
前記実施形態では、壁状の連結部材(連結壁140)および柱状の連結部材(連結ボス440)のいずれか一方が設けられた構成を例示したが、これに限定されず、壁状の連結部材と柱状の連結部材の両方が設けられていてもよい。
前記実施形態では、光源として半導体レーザLD1〜LD4を例示したが、これに限定されず、例えば、レーザアレイなどレーザ光を出射する光源装置を広く採用することができる。
前記実施形態では、偏向器として、回転する反射面でレーザ光を反射して主走査方向に偏向および走査させるポリゴンミラー45を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、揺動(振動)する反射面でレーザ光を反射して主走査方向に偏向および走査させるMEMSミラーやガルバノミラーなどの振動ミラーを採用してもよい。
前記実施形態では、第1のフレームとして、略箱状に形成された収容フレーム110,410を例示したが、これに限定されず、例えば、板状に形成されていてもよい。同様に、蓋フレーム120,420(第2・第3のフレーム)は、略箱状の収容フレーム110,410の上方の開口を上から覆う板状に形成されていてもよい。
前記実施形態で示した各レンズや反射ミラーなどの光学部品の配置は一例であり、前記実施形態の配置に限定されるものではない。光学部品の配置は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、本発明(光走査装置40)をカラープリンタ1に適用した例を示したが、これに限定されず、例えば、カラー複写機やカラー複合機などの他の画像形成装置や、画像形成装置以外の測定装置、検査装置などに適用してもよい。
40 光走査装置
40A 光学箱
45 ポリゴンミラー
51 感光体ドラム
110 収容フレーム
110A 底壁部
111 第1の露光口
112 第2の露光口
113 第3の露光口
114 第4の露光口
120 蓋フレーム
120A 上壁部
130 上フレーム
140 連結壁
141 開口
240 連結壁
241 開口
410 収容フレーム
410A 底壁部
420 蓋フレーム
440 連結ボス
460 固定部
A1 囲繞領域
A2 有効走査領域
F1 固定位置
F2 固定位置
F3 固定位置
LD1 半導体レーザ
LD2 半導体レーザ
LD3 半導体レーザ
LD4 半導体レーザ

Claims (9)

  1. レーザ光を出射する第1の光源および第2の光源と、レーザ光を反射して主走査方向に偏向および走査する偏向器と、前記第1の光源、前記第2の光源および前記偏向器が取り付けられる第1のフレームとを備え、前記第1の光源および前記第2の光源から出射され、前記偏向器により偏向および走査されたレーザ光を被走査面上で走査する光走査装置であって、
    前記第1のフレームには、主走査方向に延び、装置内部から装置外部の前記被走査面に向けて前記第1の光源からのレーザ光を通過させる第1の露光口と、主走査方向に延び、装置内部から装置外部の前記被走査面に向けて前記第2の光源からのレーザ光を通過させる第2の露光口とが形成され、
    前記偏向器は、前記第1の露光口と、前記第2の露光口と、前記第1の露光口および前記第2の露光口の主走査方向における一端同士を結んだ線分と、前記第1の露光口および前記第2の露光口の主走査方向における他端同士を結んだ線分とに囲まれた囲繞領域において、前記第1のフレームに取り付けられており、
    前記第1のフレームの前記偏向器が取り付けられた側には、前記第1のフレームと対向するように配置された第2のフレームと、当該第2のフレームを挟んで前記第1のフレームと対向するとともに当該第2のフレームと間隔を空けて配置され、前記第1のフレームとともに光学箱を構成する第3のフレームが設けられ、
    前記囲繞領域には、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを連結する少なくとも1つの連結部材が設けられ
    前記連結部材は、主走査方向に延びる壁であり、前記偏向器で反射されたレーザ光が干渉せずに通過するように当該レーザ光の有効走査領域よりも大きく形成された開口と、当該開口と前記第1のフレームの間に配置される部位とを有し、
    前記部位が、副走査方向から見て前記偏向器で反射されたレーザ光の有効走査領域と重なる位置で前記第1のフレームに固定されたことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第1のフレームは、前記第1の露光口および前記第2の露光口が形成される底壁と、当該底壁の周囲から立設された側壁とを有し、
    前記連結部材が、前記第1のフレームの側壁から離れて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記連結部材は、前記第2のフレームと一体形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記連結部材は、前記第1のフレームと一体形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光走査装置。
  5. 前記連結部材は、複数の固定位置で前記第1のフレームまたは前記第2のフレームに固定され、
    前記複数の固定位置は、前記第1の露光口および前記第2の露光口が延びる方向についての配置が前記偏向器の中心を基準として非対称であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記複数の固定位置のうちの少なくとも1つは、前記囲繞領域の外側にあり、残りの固定位置が前記囲繞領域にあることを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  7. 前記連結部材は、前記偏向器を基準として、前記第1の露光口側と前記第2の露光口側のそれぞれに少なくとも1つずつ設けられ、
    前記第1の露光口側に設けられた連結部材の固定位置と前記第1の露光口との最短距離は、前記偏向器と前記第1の露光口との最短距離の半分より小さく、
    前記第2の露光口側に設けられた連結部材の固定位置と前記第2の露光口との最短距離は、前記偏向器と前記第2の露光口との最短距離の半分より小さいことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光走査装置。
  8. レーザ光を出射する第3の光源および第4の光源を備え、
    前記第1のフレームには、主走査方向に延び、装置内部から装置外部の前記被走査面に向けて前記第3の光源からのレーザ光を通過させる第3の露光口と、主走査方向に延び、装置内部から装置外部の前記被走査面に向けて前記第4の光源からのレーザ光を通過させる第4の露光口とが形成され、
    前記第3の露光口と前記第4の露光口は、前記第1の露光口および前記第2の露光口を挟むように配置されたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光走査装置。
  9. 前記第3の露光口、前記第1の露光口、前記第2の露光口および前記第4の露光口は、この順で配置されており、
    前記連結部材は、前記第1の露光口と、前記第3の露光口と、前記第1の露光口および前記第3の露光口の主走査方向における一端同士を結んだ線分と、前記第1の露光口および前記第3の露光口の主走査方向における他端同士を結んだ線分とに囲まれた領域、および、前記第2の露光口と、前記第4の露光口と、前記第2の露光口および前記第4の露光口の主走査方向における一端同士を結んだ線分と、前記第2の露光口および前記第4の露光口の主走査方向における他端同士を結んだ線分とに囲まれた領域の少なくとも一方にも、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを連結するように設けられたことを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
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