JP5023655B2 - 切削工具 - Google Patents

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Description

本発明は、円板状の工具本体の外周部に側面に開口して形成された凹部に設けられた取付座に着脱自在とされるインサートの切刃に切削液が供給自在とされる切削工具に関するものである。
従来、例えば、ディスクブレーキにおいてブレーキパッドを支持するキャリパーは、ブレーキパッドに対向する面が互いに平行に加工されていることが必要であるために、円板状の工具本体の両側面の各側面(以下、両側面という場合がある。)及び外周部に設けられた凹部にインサートを取付け、その両側面に設けられたインサートにより、キャリパーの内側に形成されるディスクのパッドに対向する内側両側面を切削すると同時に、外周部に設けられたインサートによりディスクの外周部と対向する底面を切削し、上記内側両側面相互の平行度と、上記内側両側面の上記底面に対する直角度を精度高く切削加工している。
このような、切削工具(例えば、サイドカッタ)では、軸線回りに回転される円板状の工具本体の外周部に周方向に間隔をあけるとともに両側面に開口して形成された複数の凹部の工具回転方向後方側に延びる取付座に対して、インサートが、例えば、特許文献1に記載されるように着脱可能に取り付けられている。
特開2001−38517号公報
ところで、このような切削工具においては、切削時に、切刃に切削液を供給して切刃を冷却するとともにインサートの切刃の摩耗を抑制しつつ被削材を効率よく切削することが一般的に行なわれている。
しかしながら、切刃に対して外部から切削液を供給する場合、切刃の回転運動によって切削液が飛散するために切刃に充分な切削液が行き届かず、また、切粉ポケット内の切粉が充分に排出されない場合があり、その結果、切刃の刃先摩耗が速く進行しインサートの寿命が短くなるという問題があった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、工具本体の外周部に、該工具本体の両側面に開口する凹部が形成され、これら凹部に設けられる取付座に切刃を有するインサートが着脱自在に装着される切削工具において、充分な切削液の供給が必要なインサートに確実かつ効率的に切削液を供給可能な切削工具を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
請求項1に記載の発明は、軸線回りに回転される円板状の工具本体の外周部に、該工具本体の両側の各側面に開口する凹部が形成され、これら凹部に設けられる取付座に、切刃を有するインサートが着脱自在に装着される切削工具であって、前記工具本体には、前記切刃に切削液を供給するための切削液供給路が設けられ、前記切削液供給路は、前記工具本体の内部に形成された切削液供給孔と、該切削液供給孔と接続されるよう前記工具本体の内部に形成された流路と、前記工具本体の側面に形成された円環状凹部を介して前記流路と接続される、前記工具本体の側面に形成された切削液供給凹溝とを備え前記切削液供給凹溝は、前記工具本体の内周から外周に向かうとともに外周側が内周側よりも工具回転方向後方側に位置して形成されて、前記インサートの切刃に切削液を供給可能に配置され、前記円環状凹部は、前記工具本体の側面に軸線方向に凹んで形成されて、着脱自在とされる蓋部材により覆われていることを特徴とする。
この発明に係る切削工具によれば、工具本体の外周部の両側面に開口して形成された凹部のうち少なくともいずれかの側面に形成された凹部のうち、例えば、切削負荷が高い等により切削液の確実な供給が必要とされるインサートの切刃に対して切削液が供給可能とされているので、切刃に切削液を確実に供給することができる。
また、前記供給路が工具本体の内周から外周に向かうとともに、外周側が内周側よりも工具回転方向後方側に位置して形成されているので、切削工具が回転されるときの遠心力に逆らうことなく、さらに工具本体の回転力が加わって切削液が供給されるので、確実かつ効率的にインサートに切削液が供給されて工具本体のインサートの刃先摩耗の進行が抑制される。
また、切削液供給路が、工具本体の側面に形成された切削液供給凹溝により構成されているので、容易に形成することが可能とされ、しかも、円環状凹部に着脱自在とされる蓋部材を備えているので、切削液の貯留部を容易に形成して切削液を安定して供給することができる。また、必要に応じて蓋部材を着脱して円環状凹部を露出させることにより、切削液供給路の調整やメンテナンスを容易に行なうことが可能とされる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の切削工具であって、前記切削液供給孔は、前記工具本体の内周から外周に向かうとともに外周側が内周側より工具回転方向後方側に位置して形成され、その外端が前記流路を介して前記円環状凹部に接続されていることを特徴とする。
この発明に係る切削工具によれば、前記切削液供給路が工具本体の内部に形成された切削液供給孔を備えているので、工具本体の両側面への切削液の供給が容易とされる。
また、切削液供給孔が工具本体の内周から外周に向かうとともに外周側が内周側よりも工具回転方向後方側に位置して形成されているので、この切削液供給孔を除いた切削液供給路が径方向に形成されている場合でも、切削液に工具本体の回転力が加わえられて供給されるので、確実かつ効率的にインサートに切削液が供給されて工具本体のインサートの刃先摩耗の進行が抑制される。
本発明に係る切削工具によれば、工具本体の外周部の両側面に開口して形成された凹部に着脱自在とされたインサートの切刃に、工具本体には、必要に応じて切刃に切削液を供給するための切削液供給路が設けられていて、この切削液供給路の少なくとも一部が工具本体の内周から外周に向かうとともに外周側が内周側よりも工具回転方向後方側に位置して形成されているため、切削液が切刃に供給されて、確実かつ効率的に切削液の供給を行なうことができる。その結果、工具本体のインサートの刃先摩耗の進行を抑制してインサートの寿命が延長されるとともに、切削加工に関する加工コストを削減することができる。
図1から図4は、本発明の第1の実施形態を示すものであり、図1において、符号1は切削工具を、符号2は工具本体を示している。
第1の実施形態において、切削工具1は、軸線Oを中心とした外形略円板状の工具本体2を備えたサイドカッタとされ、この軸線O回りに図中に符号Tで示す工具回転方向に回転されることにより切削工具1の両側面外周部及び外周部に対応する位置の切削加工に供されるものである。
切削工具1は、図1、図2に示すように、工具本体2と、工具本体2の両側面外周部に取付けられる超硬合金等の硬質材料からなる複数の第1のインサート40と、工具本体2の外周部に取付けられる超硬合金等の硬質材料からなる複数の第2のインサート50とを備えており、工具本体2は、それぞれの第1のインサート40の工具回転方向Tの後方側を支持する第1のインサート40よりは軟質な例えば鋼材(SKD61)からなる第1の支持プレート5と、それぞれの第2のインサート50の工具回転方向Tの後方側を支持する第2のインサート50よりは軟質な例えば鋼材(SKD61)からなる第2の支持プレート7とを備えている。
また、切削工具1は、切削液供給路30を有し、切削液供給路30は、凹溝30Aと、開口孔30Bと、切削液供給孔30Cと、流路30Dと、切削液供給凹溝30Fとを備えており、切削液供給凹溝30Fは、工具本体2の一方側の側面2Aに取り付けられたインサート40の切刃の刃先に切削液が供給可能に配置されるとともに、他方側の側面2Bに取り付けられたインサート40の切刃には外部から切削液が噴射されるようになっている。
図3は、工具本体2の軸線Oを含む断面であり、工具本体2は、軸線Oを中心とする円盤状の円環部27と、円環部27の他方側の側面27Bに形成されたボス部28とを備えており、円環部27の一方側の側面27Aには、工具本体2の軸線O方向に凹んで形成された第1の円環状凹部29Aと、この第1の円環状凹部29Aの開口部側に形成されるとともに第1の円環状凹部29Aよりも大径とされた第2の円環状凹部29Bとを備えており、第1の円環状凹部29Aと第2の円環状凹部29Bとの接続部29Cは、第1の円環状凹部29Aよりも小径に形成されている。
ボス部28は、円環部27の他方側の側面27Bに突出して形成されるとともに、ボス部28の中央には、前述の第1の円環状凹部29Aからボス部28の他方側の端面28Bに貫通する取付穴2Dが形成されている。
取付穴2Dには、工具本体2の軸線O方向の中央寄りに軸線Oを挟んで対向するとともに軸線Oを中心して周方向に約90°の中心角を以て形成されたふたつの凹溝30Aが形成され、凹溝30Aには開口孔30Bが形成されるとともに開口孔30Bを介して切削液供給孔30Cがボス部28の内周から外周部に向って形成されている。
また、切削液供給孔30Cは、それぞれの凹溝30Aに2本形成され、それぞれの凹溝30Aにおける切削液供給孔30Cは、軸線Oに対する中心角が約60°に形成されていて、切削液供給孔30Cは、ボス部28の外周部の少し内周側にて第2の円環状凹部29Bに向かう流路30Dが接続されて、流路30Dは、第2の円環状凹部29Bに開口されている。また、切削液供給孔30Cは、ボス部28の外周部において、プラグ33により栓止めされている。
第2の円環状凹部29Bには、その外周側から工具本体2の外周部2Cの方向に向かう複数の切削液供給凹溝30Fが形成され、切削液供給凹溝30Fは、円環部27の一方側の側面27Aに凹溝として形成されており、この凹溝は工具本体2の内周から外周部2Cに向かうに従い溝深さが漸次浅くなるとともに、外周側が内周側よりも工具回転方向後方側に位置するように、軸線O方向視に直線状に形成されている。
また、第2の円環状凹部29Bには、蓋部材32が取り付けられており、蓋部材32は、接続部29Cに嵌挿可能とされ、かつ第2の円環状凹部29Bの底面との間にわずかなクリアランスが形成された状態で第2の円環状凹部29Bの内周側を被覆可能とされている。
工具本体2は、外周部2Cに軸線O方向から見た場合に外周部2Cから内周側に凹むとともに周方向に間隔をあけて形成された複数の切粉ポケット3を備えており、.両側面27A、27Bの外周側には各切粉ポケット3の工具回転方向Tの後方側に、該切粉ポケット3と工具本体2の外周部2Cと各側面27A、27Bに開口する第1の凹部4が形成されており、第1の凹部4には第1の取付座8が設けられて第1のインサート40が収納可能とされている。
また、円環部27の各側面27A、27Bには、第1の凹部4が各側面27A、27Bごとに略等間隔に、かつ側面27A、27B同士では同方向に隣接して交互に形成され、また、円環部27の外周面には、これら隣接した第1の凹部4の組同士の間に第2の凹部6が側面27A側と側面27B側とに交互に形成され、この第2の凹部6には、第2の取付座9が設けられて第2のインサート50が収納可能とされるとともに工具回転方向Tの前方側に切粉ポケットが形成されている。
第1のインサート40と第2のインサート50は、外周部2Cの各側面27A、27B側において切削の軌跡が連続するように構成されている。
第1の取付座8に取り付けられる第1のインサート40は、本実施形態では、図4(A)、(B)、(C)に示すように、外形が正方形平板状をなしており、互いに平行な2つの正方形面41とこれら2つの正方形面41に直交するように配置された4つの側面42を有している。2つの正方形面41と各側面42との交差部は断面円弧状とされており、側面42には、正方形面41に対向する方向から見てその4つの頂点から正方形面41の辺稜部の中央部に向かうにつれて正方形面41の中央部分に向かう傾斜面と、この傾斜面から辺稜部の中央に至るまでの間に外周側に切れ上がる緩やかな曲面が形成され、このうち傾斜面がすくい面43とされるとともに、このすくい面43と4つの側面42及び2つの正方形面41との交差稜線部には切刃41Aが形成されている。
また、第1のインサート40の上記正方形面41の中央部には、第1のインサート40の2つの正方形面41を貫通する取付孔45が形成され、2つの正方形面41における取付孔45の開口部にそれぞれ漸次拡径するテーパ部が形成されている。
第1の凹部4の、第1のインサート40の工具回転方向Tの後方側には、第1のインサート40の工具回転方向Tの後方側を支持する第1の支持プレート5が取付ボルト5Hによって着脱自在に取付けられ、第1の支持プレート5の工具回転方向Tの前方側には第1のインサート40が取付ボルト46によって着脱自在に装着されている。
第2の凹部6の、第2のインサート50の工具回転方向Tの後方側には、第2のインサート50の工具回転方向Tの後方側を支持する第2の支持プレート7が取付ボルト7Hによって着脱自在に取付けられ、第2の支持プレート7の工具回転方向Tの前方側には第2のインサート50が取付ボルト56によって着脱自在に装着されている。
第1の凹部4は、凹部4Aと、凹部4Bとにより画成されており、凹部4Aは、工具本体2の円環部27の各側面27A、27Bから工具本体2の軸線O方向に向かって一段凹んで形成されるとともに切粉ポケット3と外周部2Cと各側面27A、27Bとに開放され、凹部4Bは、凹部4Aと外周部2Cと各側面27A、27Bに開放されるとともに凹部4Aの工具回転方向Tの後方側に形成され、軸線O方向からみて工具本体2の内周側の部分が工具回転方向Tの後方側に傾斜して形成されており、第1の支持プレート5が配置されるようになっている。
第1の支持プレート5は、凹部4Bに嵌合可能な形状をなし、工具本体2の側面視に、長方形の工具回転方向Tの外周側に位置する角部を切欠いた工具本体2の外周側が細く形成された五角形状をなしていて、内周側の幅広部に取付ボルト5Hが挿通されている。
そしてこの第1の支持プレート5は、凹部4Bに装着された状態で、工具本体2の工具回転方向Tに向かうに従い、円環部27の側面27A、27Bからわずかに突出するように傾斜させられ、凹部4Aの工具回転方向Tの後方側に位置して工具回転方向Tを向くように、また工具本体2の上記外周部2Cに面一となるようにされ、第1の取付座8の一部を構成するとともに、この第1の取付座8に第1のインサート40が取り付けられるようになっている。
この第1の取付座8は、凹部4A及び上記第1の支持プレート5とによって画成されており、工具本体2の内周側に位置する底面は、軸線O方向からみたときに、第1の取付座8に配置された外形略正方形の第1のインサート40の工具本体2の外周部2C側に位置する辺が、工具回転方向Tに向かうに従い、工具本体2の径方向外方にわずかに傾斜するように形成されるとともに、内周側に向けても逃げ、各側面27A、27B側における第1のインサート40の正方形面41が円環部27の各側面27A、27Bからわずかに突出するように傾斜させられている。
このような構成にすることにより、第1のインサート40の外周部2C側と、各側面27A、27Bには、逃げ角が与えられるようになっている。
第2の取付座9に取り付けられる第2のインサート50は、長手方向に直交する断面が偏平した等脚台形状をなす略長方形平板状をなし、外周部2C側に位置する長方形をなす上面と、この長方形と長さが同じで幅が短く形成された内周側に位置する下面と、この上面の長辺と下面の長辺を接続して形成される工具回転方向T側及び後方側に位置する2つの側面と、図2(C)に示すように前記等脚台形状をなす2つの側面とを備え、上面と工具回転方向T側及び後方側に位置する2つの側面の交差稜線部に切刃が形成された構成とされている。
第2の凹部6は、図2(C)に示すように、凹部6Aと、凹部6Bとにより画成されており、凹部6Aは、工具本体2の外周部2Cから内周側に一段凹んで形成されるとともに切粉ポケット3と外周部2Cと各側面27A、27Bに開放され、凹部6Bは、凹部6Aと外周部2Cと各側面27A、27Bに開放されている。
凹部6Aには、切粉ポケット3及び外周円環部27の各側面27A、27Bに連なる平坦な底面が形成されていて、凹部6Bは、凹部6Aの底面と略面一に形成され外周円環部27の各側面27A、27Bに連なる平坦な底面を有している。
このうち、凹部6Bの底面は軸線O方向に延びる長方形に形成されていて、凹部6Aの工具回転方向Tの後方側に形成された凹部6Bには、第2の支持プレート7が配置され、第2の支持プレート7は、取付ボルト7Gによって着脱自在に取付けられるようになっている。
第2の支持プレート7は、凹部6Bに嵌合可能な略直方体状のブロック型をなし、第2の支持プレート7を凹部6Bに密着させて装着した状態で上面は工具本体2の外周部2Cにおける接線に平行に形成され、第2の取付座9の一部をなし、この第2の取付座9に第2のインサート50が取り付けられるようになっており、円環部27の側面27A、27Bにおいて第2のインサート50の側面と面一とされている。
この第2の取付座9は、凹部6A及び第2の支持プレート7によって画成されており、図2(C)に示すように、軸線O方向からみたときに工具本体2の内周側に位置する底面が工具回転方向Tの後方側が内周側に向けて逃げて第2のインサート50の上面及び側面が工具回転方向Tの前方側でわずかに突出するように傾斜させられ、第2のインサート50を装着したときに側面が各側面27A、27Bからわずかに突出するように構成されている。
このような構成にすることにより、第2のインサート50の外周部2C側と、各側面27A、27Bには、逃げ角が与えられるようになっている。
ここで、第1のインサート40は、一方の側面2A側の第1の取付座8と、他方の側面2B側の第1の取付座8に取付けられた状態でそれぞれその切刃41Aのうちいずれか一方の正方形面41側の部分が切削に使用される。したがって、第1のインサート40を中心回りに90°ずつ回転させて外周部2Cに位置する4つの切刃41Aの位置を替えることにより、第1のインサート40を4回にわたって使用することができ、さらに工具本体2の反対側の側面の第1の取付座8に取り付け直すことで合計8回使用することができる。
次に、このように構成された切削工具1の作用について説明する。
図示しない工作機械の回転軸に設けられた切削液供給路から、加圧された切削液が取付孔2Dに供給されて、凹溝30A、開口孔30B、切削液供給孔30C、流路30Dを介して第2の円環状凹部29Bに供給された切削液は、切削液供給凹溝30Fを通じて切粉ポケット3に供給されて切粉ポケット3内の切粉を排出するとともにインサート40の切刃に付着しようとする切粉を排除する。
上記実施の形態に係る切削工具1によれば、工具本体2の外周部2Cの両側面27A、27Bに開口して形成された第1の凹部4のうち円環部27の一方の側面27Aに装着されたインサート40に対して切削液が供給可能とされているので、インサート40の切刃に切削液を確実に供給することができる。
また、前記切削液供給凹溝30Fが工具本体2の内周から外周部2Cに向かうとともに、外周側が内周側よりも工具回転方向Tの後方側に位置して形成されているので、切削工具が回転されるときの遠心力に逆らうことなくインサート40に向かって切削液が供給されるので、確実かつ効率的にインサートに切削液が供給されて工具本体のインサートの刃先摩耗の進行が抑制される。
その結果、工具本体2の精度を長期間にわたって維持してインサート40の寿命を延長することが可能となる。
また、第1の実施形態に係る切削工具1によれば、切削液供給凹溝30Fが、工具本体の側面に形成された凹溝により構成されているので、切削液供給凹溝30Fを容易に形成することができる。
また、円環部27の第2の円環状凹部29Bを覆って、凹溝により構成される切削液供給凹溝30Fに着脱自在とされる蓋部材を備えているので切削液の貯留部を容易に形成させて切削液を安定して供給することができ、必要に応じて蓋部材を着脱することにより凹溝を露出させて切削液供給凹溝30Fの調整やメンテナンスを容易に行なうことが可能とされる。
なお、上記第1の実施の形態においては、切削液供給凹溝30Fが工具本体側面に設けられ、切削液供給凹溝30Fが工具本体2の内周から外周部2Cに向かうとともに、外周側が内周側よりも工具回転方向Tの後方側に位置して直線状に形成される凹溝により構成される場合について説明したが、曲線を含む形状により構成してもよい。
また、上記実施の形態においては、正方形平板状の第1のインサート40を工具本体2に取付ける場合について説明したが、例えば、楕円形、三角形、五角以上の辺を有する多角形等のインサートを用いてもよく、その場合、第1の支持プレート5の形状を第1のインサート40の形状に対応させて変更することができることはいうまでもない。
また、第2のインサート50の形状その他の仕様に関しても同様である。
図5から図7は、本発明の第2の実施形態を示すものであり、図5において、符号1は切削工具を、符号2は工具本体を示している。
第2の実施形態において、切削工具1は、軸線Oを中心とした外形略円板状の工具本体2を備えたサイドカッタとされ、この軸線O回りに図中に符号Tで示す工具回転方向に回転されることにより切削工具1の両側面外周部及び外周部に対応する位置の切削加工に供されるものである。
切削工具1は、図5、図6に示すように、工具本体2と、工具本体2の両側面外周部に取付けられる超硬合金等の硬質材料からなる複数の第1のインサート40と、工具本体2の外周部に取付けられる超硬合金等の硬質材料からなる複数の第2のインサート50とを備えており、工具本体2は、それぞれの第1のインサート40の工具回転方向Tの後方側を支持する第1のインサート40よりは軟質な例えば鋼材(SKD61)からなる第1の支持プレート5と、それぞれの第2のインサート50の工具回転方向Tの後方側を支持する第2のインサート50よりは軟質な例えば鋼材(SKD61)からなる第2の支持プレート7とを備えている。
また、切削工具1は、切削液供給路30を有し、切削液供給路30は、凹溝30Aと、開口孔30Bと、切削液供給孔30Cと、流路30Dと、切削液供給凹溝30Fとを備えており、切削液供給凹溝30Fは、工具本体2の両側面2A、2Bに取り付けられたインサート40の切刃の刃先に切削液を供給するように配置されている。
図7は、工具本体2の軸線Oを含む断面であり、工具本体2は、外周円環部27と、ボス部28と、リブ部31とを備えており、リブ部31には、工具本体2を軽量化するために複数の孔31Aが形成されている。
また、ボス部28の一方側の端面28Aは外周円環部27の一方側の側面27Aよりも工具本体2の軸線O方向に凹んで形成されるとともに、ボス部28の他方側の端面28Bは外周円環部27の他方側の側面27Bよりも突出して形成されており、ボス部28の中央にはボス部28の一方側の端面28Aから他方側の端面28Bに貫通する取付穴2Dが形成されている。
取付穴2Dの、外周環状部27の軸線O方向の中央には周方向に本実施形態では全周に亙って凹溝30Aが形成され、凹溝30Aに形成された開口孔30Bを介して、リブ部31を介して工具本体2の内周から外周に向かって外周環状部27に伸びる複数(本実施形態では4本)の切削液供給孔30Cが周方向に等間隔に形成されている。
そして本実施形態では、この切削液供給孔30Cが、工具本体2を側面視にて、工具本体2の内周から外周に向かって外周側が内周側よりも工具回転方向Tの後方側に位置して形成されていて、外周円環部27の外周部に開口されるとともにプラグ33にて栓止めされている。
また、外周円環部27の内周側には、両側面27A、27Bに環状凹部29が形成されており、切削液供給孔30Cからの両側面27A、27Bに向って軸線O方向に伸びる流路30Dが形成されており、環状凹部29には、蓋部材32が取り付けられて、環状凹部29の底面との間にわずかなクリアランスが形成された状態で環状凹部29の内周側を被覆可能とされている。
また、環状凹部29の外周側からは、工具本体2の切粉ポケット3に向かう複数の切削液供給凹溝30Fが形成され、切削液供給凹溝30Fは、円環部27の両側面27A、27Bに、本実施形態では径方向に外周側に向うに従い溝深さが漸次浅くなる凹溝として形成されている。
図7は、図5において矢印Y方向視の切削液供給路30を含む縦断面図であり、工具本体2は、外周円環部27と、ボス部28と、リブ部31とを備えており、ボス部28の一方側の端面28Aは外周円環部27の一方側の側面27Aよりも工具本体2の軸線O方向に凹んで形成されるとともに、ボス部28の他方側の端面28Bは外周円環部27の他方側の側面27Bよりも突出して形成されており、ボス部28の中央には一方側の端面27Aから他方側の端面27Bに貫通する取付穴が形成され、他方側の端面28Bにはキー溝が形成されている。
また、リブ部31には、工具本体2を軽量化するために複数の孔31Aが形成されている。
また、工具本体2は、外周部2Cには、軸線O方向から見た場合に外周部2Cから内周側に凹み、かつ周方向に間隔をあけて形成された複数の切粉ポケット3を備えており、両側面27A、27Bの外周側には各切粉ポケット3の工具回転方向Tの後方側に、該切粉ポケット3と工具本体2の外周部2Cと各側面27A、27Bに開口する第1の凹部4と、第1の凹部4のふたつおきに第2の凹部6が形成されており、第1の凹部4には第1の取付座8が設けられて第1のインサート40が、第2の凹部6には第2の取付座9が設けられて第2のインサート50が、それぞれ収納可能とされている。また、他方の側面27Bに配置されたインサート50は、一方の側面27Aに配置されたインサート50に対して工具回転方向Tに1刃先行して配置されている。
第1のインサート40と第2のインサート50は、外周部2Cの各側面27A、27B側において切削の軌跡が連続するように構成されている。
第1の取付座8に取り付けられる第1のインサート40は、本実施形態では、図6(A)、(B)に示されるとおり、第1の実施形態において説明した第1のインサート40と同様の構成とされている。
第1の凹部4の、第1のインサート40の工具回転方向Tの後方側には、第1のインサート40の工具回転方向Tの後方側を支持する第1の支持プレート5が取付ボルト5Hによって着脱自在に取付けられ、第1の支持プレート5の工具回転方向Tの前方側には第1のインサート40が取付ボルト46によって着脱自在に装着されている。
第2の凹部6の、第2のインサート50の工具回転方向Tの後方側には、第2のインサート50の工具回転方向Tの後方側を支持する第2の支持プレート7が取付ボルト7Hによって着脱自在に取付けられ、第2の支持プレート7の工具回転方向Tの前方側には第2のインサート50が取付ボルト56によって着脱自在に装着されている。
第1の凹部4は、凹部4Aと、凹部4Bとにより画成されており、凹部4Aは、工具本体2の外周円環部27の各側面27A、27Bから工具本体2の軸線O方向に向かって一段凹んで形成されるとともに切粉ポケット3と外周部2Cと各側面27A、27Bとに開放され、凹部4Bは、凹部4Aよりさらに軸線O方向及び工具本体2の内周側に一段凹んで形成され、凹部4Aと外周部2Cと各側面27A、27Bに開放されるとともに、軸線O方向からみて工具本体2の内周側に位置する底面が凹部4Aの底面と略面一の直方体に形成されている。
第1の凹部4は、凹部4Aと、凹部4Bとにより画成されており、凹部4Aは、工具本体2の円環部27の各側面27A、27Bから工具本体2の軸線O方向に向かって一段凹んで形成されるとともに切粉ポケット3と外周部2Cと各側面27A、27Bとに開放され、凹部4Bは、凹部4Aと外周部2Cと各側面27A、27Bに開放されるとともに凹部4Aの工具回転方向Tの後方側に形成され、軸線O方向からみて工具本体2の内周側の部分が工具回転方向Tの後方側に傾斜して形成されており、第1の支持プレート5が配置されるようになっている。
第1の支持プレート5は、凹部4Bに嵌合可能な直方体のブロック形をなしていて、外周円環部27の各側面27A、27Bにおける第1のインサート40の側面よりもわずかに凹んだ位置に側面が形成され、取付ボルト5Hが挿通されて工具本体2に取付けられている。
そしてこの第1の支持プレート5は、凹部4Bに装着された状態で、工具本体2の工具回転方向Tに向かうに従い、円環部27の側面27A、27Bからわずかに突出するように傾斜させられ、凹部4Aの工具回転方向Tの後方側に位置して工具回転方向Tを向くように、また工具本体2の上記外周部2Cに面一となるようにされ、第1の取付座8の一部を構成するとともに、この第1の取付座8に第1のインサート40が取り付けられるようになっている。
この第1の取付座8は、凹部4A及び上記第1の支持プレート5とによって画成されており、工具本体2の内周側に位置する底面は、軸線O方向からみたときに、第1の取付座8に配置された外形略正方形の第1のインサート40の工具本体2の外周部2C側に位置する辺が、工具回転方向Tに向かうに従い、工具本体2の径方向外方にわずかに傾斜するように形成されるとともに、内周側に向けても逃げ、各側面27A、27B側における第1のインサート40の正方形面41が円環部27の各側面27A、27Bからわずかに突出するように傾斜させられている。
このような構成にすることにより、第1のインサート40の外周部2C側と、各側面27A、27Bには、逃げ角が与えられるようになっている。
第2の取付座9に取り付けられる第2のインサート50は、本実施形態では、図6(A)、(C)に示すように、外形が平行四辺形平板状をなしており、外周部2C側に位置する長方形をなす上面と、この長方形と長さが同じで幅が短く形成された内周側に位置する下面と、この上面の長辺と下面の長辺を接続して形成される工具回転方向T側及び後方側に位置する2つの側面と、図6(C)に示すように前記等脚台形状をなす2つの側面とを備え、上面と工具回転方向T側及び後方側に位置する2つの側面の交差稜線部に切刃が形成された構成とされている。
また、第1のインサート50の平行四辺形面の中央部に、取付ボルト56が挿通されて工具本体2に取り付けられている。
第2の凹部6は、図6(C)に示すように、凹部6Aと、凹部6Bとにより画成されており、凹部6Aは、工具本体2の外周部2Cから内周側に一段凹んで形成されるとともに切粉ポケットと外周部2Cと各側面27A、27Bに開放され、凹部6Bは、凹部6Aと外周部2Cと各側面27A、27Bに開放されている。
このうち、凹部6Bは、凹部6Aの工具回転方向Tの後方側に軸線O方向に延びる長方形に形成されており、凹部6Bには第2の支持プレート7が配置され、取付ボルト7Gによって着脱自在に取付けられるようになっている。
第2の支持プレート7は、凹部6Bに嵌合可能なブロック型をなし、第2の支持プレート7を凹部6Bに密着させて装着した状態で上面は工具本体2の外周部2Cにおける接線に平行に形成され、第2の取付座9の一部をなし、この第2の取付座9に第2のインサート50が取り付けられるようになっており、円環部27の側面27A、27Bにおいて第2のインサート50よりもわずかに凹んだ側面とされている。
この第2の取付座9は、凹部6A及び第2の支持プレート7によって画成されており、図6(C)に示すように、軸線O方向からみたときに工具本体2の内周側に位置する底面が工具回転方向Tの後方側が内周側に向けて逃げて第2のインサート50の上面及び側面が工具回転方向Tの前方側でわずかに突出するように傾斜させられ、第2のインサート50を装着したときに側面が各側面27A、27Bからわずかに突出するように構成されており、第2のインサート50の外周部2C側と、各側面27A、27Bの工具回転方向Tの前方側には、切刃が形成されている。
次に、このように構成された切削工具1の作用について説明する。
図示しない工作機械の回転軸に設けられた切削液供給路から、加圧された切削液が取付孔2Dに供給されて、凹溝30A、開口孔30B、切削液供給孔30C、流路30Dを介して切削液供給凹溝30Fに供給された切削液は、切削液供給凹溝30Fを通じて切粉ポケット3に供給されて切粉ポケット3内の切粉を排出するとともにインサート40の切刃に付着しようとする切粉を排除する。
上記第2の実施形態に係る切削工具1によれば、切削液供給凹溝30Fが、工具本体2の外周部2Cの両側面27A、27Bに開口して形成された第1の凹部4に装着されたインサート40に対して切削液が供給可能とされているので、インサート40の切刃に切削液を確実に供給することができる。また、切削液供給凹溝30Fが切粉ポケット3の周方向中央付近に開口されているので、切粉ポケット3内に生成された切粉を効率的に、切粉ポケット3の外部に排出することができる。
上記第2の実施形態に係る切削工具1によれば、切削液供給路30が、工具本体2の内部に形成された切削液供給孔30Cを備えているので工具本体2の両側面27A、27Bへの切削液の供給が容易とされる。
また、切削液供給孔30Cが工具本体2の内周から外周に向かうとともに外周側が内周側よりも工具回転方向後方側に位置して形成されているので、切削液が遠心力とともに工具本体2の回転力も加わって加速されて流路30Dに至り切削液供給凹溝30Fを介して工具回転方向Tの前方から後方側に向って切刃に供給されるので、確実かつ効率的に切削液が切刃に供給されてインサート40の刃先摩耗の進行が抑制される。
その結果、工具本体2の精度を長期間にわたって維持してインサート40の寿命を延長することが可能となる。
なお、上記第2の実施形態においては、切削液供給凹溝30Fが径方向に延在する場合について説明したが、例えば、第1の実施形態の場合同様に、内周側から外周側に向って外周に向うに従い工具回転方向Tの後方側に位置する凹溝30として形成することも可能である。
また、切削液供給凹溝30Fについては、工具本体2の内周側から外周側にかけて直線状に形成される場合について説明したが、例えば螺旋状に形成された円弧等の曲線形状としてもよい。
また、上記第2の実施形態においては、正方形平板状の第1のインサート40を工具本体2に取付ける場合について説明したが、第1のインサート40の形状については、第1の実施形態同様に任意の形状とすることができ、第2のインサート50の形状その他の仕様に関しても同様である。
本発明の第1の実施形態を示す正面図である。 図1における切削工具の矢線X方向視の詳細図であり、(A)は、外周部側から、(B)は、第1のインサートを側面側から、(C)は、第2のインサートを側面側からみた図である。 図1における切削工具の軸線を含む縦断面図である。 本発明に係る切削工具の第1の凹部に取付けられる第1のインサートの一例を示す図であり、(A)は側面図を、(B)は平面図を、(C)は(B)に示した平面図の矢線Yにおける縦断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す正面図である。 図5における切削工具の矢線X方向視の詳細図であり、(A)は、外周部側から、(B)は、第1のインサートを側面側から、(C)は、第2のインサートを側面側からみた図である。 図5における切削工具の矢印Y方向視の切削液供給路を含む縦断面図である。
符号の説明
1 切削工具
2 工具本体
3 切粉ポケット
4 第1の凹部
5 第1の支持プレート
6 第2の凹部
7 第2の支持プレート
8 第1の取付座
9 第2の取付座
30 切削液供給路
30C 切削液供給孔
30F 切削液供給凹溝
40 第1のインサート
50 第2のインサート
O 工具本体2の軸線
T 工具回転方向
2A 一方側の側面
2B 他方側の側面
2C 外周部

Claims (2)

  1. 軸線回りに回転される円板状の工具本体の外周部に、該工具本体の両側の各側面に開口する凹部が形成され、これら凹部に設けられる取付座に、切刃を有するインサートが着脱自在に装着される切削工具であって、
    前記工具本体には、前記切刃に切削液を供給するための切削液供給路が設けられ、
    前記切削液供給路は、前記工具本体の内部に形成された切削液供給孔と、該切削液供給孔と接続されるよう前記工具本体の内部に形成された流路と、前記工具本体の側面に形成された円環状凹部を介して前記流路と接続される、前記工具本体の側面に形成された切削液供給凹溝とを備え
    前記切削液供給凹溝は、前記工具本体の内周から外周に向かうとともに外周側が内周側よりも工具回転方向後方側に位置して形成されて、前記インサートの切刃に切削液を供給可能に配置され、
    前記円環状凹部は、前記工具本体の側面に軸線方向に凹んで形成されて、着脱自在とされる蓋部材により覆われていることを特徴とする切削工具。
  2. 請求項1記載の切削工具であって、
    前記切削液供給孔は、前記工具本体の内周から外周に向かうとともに外周側が内周側より工具回転方向後方側に位置して形成され、その外端が前記流路を介して前記円環状凹部に接続されていることを特徴とする切削工具。
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