JP5023131B2 - 入力受付装置、入力受付方法、ならびに、プログラム - Google Patents

入力受付装置、入力受付方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチ操作に基づく指示入力を受け付ける際に、誤入力を防止するのに好適な入力受付装置、入力受付方法、ならびに、これらをコンピュータにより実現するためのプログラムに関する。
タッチスクリーン(タッチパネル)を備え、タッチ操作に基づく指示入力を受け付ける入力受付装置が知られている。このような入力受付装置においては、タッチスクリーンは、モニタとして機能するほか、ユーザからの操作入力を受け付ける入力インターフェースとして機能する。すなわち、ユーザがタッチペンなどでタッチスクリーンを触れる操作が、ユーザからの操作として受け付けられ、当該受け付けられた操作に対応する処理がなされる。
例えば、特許文献1には、タッチスクリーンを介してなされたユーザの操作入力を、コマンドとして解釈するゲーム装置が開示されている。ここで、タッチスクリーンになされる操作が正しいコマンドとして解釈されるためには、タッチスクリーンが正確に操作されることが求められる。また、タッチスクリーンは、ボタンとして機能する場合もある。
例えば、決定ボタンを表す画像がタッチスクリーン上に表示されている場合に、当該画像が表示されている領域がタッチペンで触れられると、決定処理が実行される。また、例えば、タッチスクリーン上に、それぞれがいずれか1つの選択肢を表す複数個の画像が表示されている場合に、いずれか1つの画像が表示されている領域がタッチペンで触れられると、当該触れられた領域に表示されている画像により表される1つの選択肢が選択される。
特許第3853342号公報
しかしながら、タッチスクリーンを備える入力受付装置が小型である場合、タッチスクリーンの表面積も比較的小さくなる。従って、小型の入力受付装置が備えるタッチスクリーンを正確に操作することが難しい場合も少なくない。このほか、例えば、大きく振動する電車内にいるユーザがこのような入力受付装置を操作する場合、誤入力してしまう場合もある。このため、タッチスクリーン上の所定の領域が、一度触れられただけで処理が実行されるように入力受付装置が構成されると、誤って処理が実行されてしまう場合がある。従って、ユーザからのタッチ操作に基づいて、ユーザが希望する指示入力を確実に受け付けることが可能な入力受付装置が求められている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、タッチ操作に基づく指示入力を受け付ける際に、誤入力を防止するのに好適な入力受付装置、入力受付方法、ならびに、これらをコンピュータにより実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る入力受付装置は、表示部、検知部、記憶部、増加部、出力部、を備え、以下のように構成する。
まず、表示部が、ユーザがタッチすべき特定領域を画面内に表示する。特定領域を表示する方法は任意である。例えば、表示部は、タッチスクリーン上の特定領域に何らかの画像を表示することで特定領域を提示することができる。その際、特定領域に表示する画像は、ユーザから受け付けるべき指示入力に関連する画像とすることができる。例えば、ユーザからある処理を実行することを決定する旨の指示入力を受け付ける場合は、表示部は、特定領域に決定ボタンを表す画像表示する。
そして、検知部が、ユーザが画面をタッチしている位置を検知する。例えば、検知部は、タッチペンのペン先やユーザの指先が触れられているタッチスクリーン上の位置を検知する。タッチスクリーン上の位置は、例えば、タッチスクリーン面と平行なX軸上の座標と、タッチスクリーン面と平行であってX軸と直交するY軸上の座標とにより特定される。
なお、表示部ならびに検知部は、タッチスクリーンにより構成することができる。
ここで、記憶部には、所定の初期値を有するカウンタ値が記憶される。典型的には、記憶部には、カウンタ値の初期値として0が記憶される。記憶部は、例えば、SRAMやDRAMなどの半導体メモリにより実現される。
そして、増加部は、検知部により検知された位置が特定領域に含まれ続けている間、記憶部に記憶されているカウンタ値を時間の経過とともに増加させる。例えば、増加部は、タッチスクリーン上の特定領域がタッチされている間、発生周期が10msecのタイマ割り込みが発生する度にカウンタ値を1つずつ増加させる。すなわち、カウンタ値は、特定領域がタッチされている時間を表す値である。
一方、出力部は、カウンタ値が閾値を超えると、ユーザからの指示入力がなされた旨を出力する。つまり、出力部は、特定領域がユーザにより一定時間以上タッチされた場合、ユーザからの指示入力を受け付け、受け付けられた指示入力に対応する処理が実行されるようにする。上述したように、ユーザからの指示入力は、ユーザからのボタン操作などと考えることができる。例えば、タイマ割り込みが発生する周期が10msecであり、閾値が200であり、特定領域に決定ボタンを表す画像が表示されている場合、特定領域が2sec以上継続してタッチされると、ユーザによって決定ボタンが押されたものとみなされて、対応する処理が実行されるようにする。一方、ユーザが特定領域を所定時間以上継続してタッチすることができない状態においては、ユーザが希望する指示入力が受け付けられない。このような状態としては、例えば、ユーザが揺れの大きい電車の中にいる状態、ユーザが歩いている状態などが考えられる。本発明の入力受付装置によれば、ユーザがこのような状態である場合、ユーザから誤って操作入力を受け付けることを防止することができる。そして、ユーザが、このような状態において操作入力を行わないようになることが期待できる。例えば、歩行中のユーザが、足を止めて操作入力を行うことが期待できる。
本発明の入力受付装置によれば、タッチ操作に基づく指示入力を受け付ける際に、誤入力を防止することができる。
また、本発明の入力受付装置において、表示部を以下に示すように構成することができる。
すなわち、表示部は、検知部により検知された位置が特定領域に含まれ続けている間、画面にカウンタ値をさらに表示する。例えば、表示部は、記憶部に記憶されているカウンタ値を表す画像(図形)を、タッチスクリーン上の所定の領域に表示する。なお、カウンタ値を表す画像は、カウンタ値を表現可能なものであればどのような画像であってもよい。例えば、カウンタ値を表す画像は、カウンタ値を数値で表す画像、カウンタ値をグラフ(棒グラフ、円グラフなど)で表す画像、カウンタ値を色で表す画像、カウンタ値を大きさで表す画像、もしくは、カウンタ値を形状で表す画像とすることができる。なお、カウンタ値を表す画像は、特定領域に表示される画像であってもよい。例えば、特定領域に決定ボタンが表示されている場合に、初期状態では決定ボタンが灰色で表示され、特定領域がタッチされ続けられると、次第に決定ボタンの色が黒色で表示されるようにする。このように、カウンタ値を表す画像が表示されると、ユーザは、特定領域へのタッチ操作を開始してからの経過時間や、指示入力が受け付けられるまでの時間の見当をつけることができる。
本発明の入力受付装置によれば、ユーザが希望する指示入力が受け付けられるまでの時間を提示することができる。
また、本発明の入力受付装置は、以下に示す減少部を備えることができる。
すなわち、減少部は、特定領域がタッチされていない間、カウンタ値を初期値に至るまで時間の経過とともに減少させる。特定領域がタッチされていない間とは、ユーザが画面をタッチしていない、もしくは、検知された位置が特定領域に含まれていない間である。例えば、減少部は、タイマ割り込みが10msec毎に発生する度に、記憶部に記憶されているカウンタ値を1ずつ減少させる。ただし、減少部は、カウンタ値が初期値である0である場合は、カウンタ値を減少させない。
このように入力受付装置が増加部のみならず減少部を備える理由は、特定領域がタッチされる時間だけでなく、特定領域がタッチされない時間も考慮して指示入力を受け付けるほうが望ましい場合もあるためである。例えば、過去に特定領域がタッチされた期間があっても、その後特定領域がタッチされない期間が長くなれば、過去に特定領域がタッチされた期間は、指示入力の受け付けに寄与しないことになる。
ここで、特定領域がタッチされている間にカウンタ値を増加させる速さと、特定領域がタッチされていない間にカウンタ値を減少させる速さとを調整することにより、指示入力の受け付けに要する時間と誤入力の発生率とを調整することができる。例えば、カウンタ値を増加させる速さを速くしたり、カウンタ値を減少させる速さを遅くしたりすると、指示入力の受け付けに要する時間が短くなることが期待される。一方、カウンタ値を増加させる速さを遅くしたり、カウンタ値を減少させる速さを速くしたりすると、誤入力の発生率が低くなることが期待される。
本発明の入力受付装置によれば、特定領域がタッチされる時間と、特定領域がタッチされない時間とに基づいて、適切にユーザからの指示入力が受け付けられる。
また、本発明の入力受付装置において、表示部を以下に示すように構成することができる。
すなわち、表示部は、検知された位置が特定領域に含まれ続けている間、特定領域が画面内で表示される場所を移動する。つまり、表示部は、特定領域を示す画像を表示するタッチスクリーン上の位置を変化させる。一方、ユーザは、指示入力を受け付けさせるために、特定領域を表す画像をトレースするようにタッチ位置を移動させる必要がある。従って、ユーザが特定領域を示す画像をトレースすることができるような安定した状態にある場合、指示入力が受け付けられる。一方、ユーザが特定領域を示す画像をトレースできないような不安定な状態にある場合、指示入力は受け付けられない。
本発明の入力受付装置によれば、タッチ操作に基づく指示入力を受け付ける際に、誤入力を防止することができる。
上記目的を達成するために、本発明のその他の観点に係る入力受付方法は、表示部、検知部、記憶部、増加部、出力部、を備える入力受付装置が実行する入力受付方法であって、表示工程、検知工程、増加工程、出力工程、を備え、以下のように構成する。
まず、表示工程において、表示部が、ユーザがタッチすべき特定領域を画面内に表示する。例えば、表示部は、タッチスクリーン上の特定領域に何らかの画像を表示することで特定領域を提示することができる。
そして、検知工程において、検知部が、ユーザが画面をタッチしている位置を検知する。例えば、検知部は、タッチペンのペン先やユーザの指先が触れられているタッチスクリーン上の位置を検知する。
ここで、記憶部には、所定の初期値を有するカウンタ値が記憶される。典型的には、記憶部には、カウンタ値の初期値として0が記憶される。
そして、増加工程において、増加部は、検知部により検知された位置が特定領域に含まれ続けている間、記憶部に記憶されているカウンタ値を時間の経過とともに増加させる。例えば、増加部は、タッチスクリーン上の特定領域がタッチされている間、所定の周期でカウンタ値を1つずつ増加させる。
一方、出力工程において、出力部は、カウンタ値が閾値を超えると、ユーザからの指示入力がなされた旨を出力する。つまり、出力部は、特定領域がユーザにより一定時間以上タッチされた場合、ユーザからの指示入力を受け付け、受け付けられた指示入力に対応する処理が実行されるようにする。
本発明の入力受付方法によれば、タッチ操作に基づく指示入力を受け付ける際に、誤入力を防止することができる。
本発明の他の観点に係るプログラムは、コンピュータを、上記の入力受付装置の各部として機能させ、または、コンピュータに、上記の入力受付方法の各工程を実行させるように構成する。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。上記プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、タッチ操作に基づく指示入力を受け付ける際に、誤入力を防止するのに好適な入力受付装置、入力受付方法、ならびに、これらをコンピュータにより実現するためのプログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る入力受付装置が実現される情報処理装置の概要構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る入力受付装置が実現される情報処理装置の外観を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る入力受付装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る入力受付装置が表示する画像を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る入力受付装置が実行する入力受付処理を示すフローチャートである。 カウンタ値を増減させる手法を説明するための第1の図である。 本発明の第2の実施形態に係る入力受付装置が表示する画像を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る入力受付装置が実行する入力受付処理を示すフローチャートである。 カウンタ値を増減させる手法を説明するための第2の図である。 カウンタ値を増減させる手法を説明するための第3の図である。 カウンタ値を増減させる手法を説明するための第4の図である。 変形例に係る入力受付装置が実行する入力受付処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る入力受付装置を説明する。以下では、入力受付装置として、タッチスクリーンを介して受け付けられた、ユーザからの指示入力に従ってゲームを進行するゲーム装置が採用された実施形態を示す。しかしながら、本発明は、ユーザからの指示入力を、タッチスクリーンを介して受け付ける装置に幅広く適用可能である。つまり、本発明は、タッチスクリーンを備える、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Data Assistants)、携帯電話など、タッチスクリーンを備えるあらゆる情報処理装置に適用可能である。すなわち、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る入力受付装置が実現される典型的な情報処理装置の概要構成を示すブロック図である。また、図2には、当該情報処理装置の外観図を示す。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、インターフェース104と、入力部105と、メモリカセット106と、画像処理部107と、タッチスクリーン108と、NIC(Network Interface Card)109と、音声処理部110と、マイク111と、スピーカ112と、RTC(Real Time Clock)113と、を備える。
ゲーム用のプログラムおよびデータを記憶したメモリカセット106(詳細は後述)をインターフェース104に接続されたスロット(図示せず)に装着して、情報処理装置100の電源を投入することにより、当該ゲーム用のプログラムが実行され、本実施形態の入力受付装置が実現される。なお、後述する入力受付処理を実行するプログラムは、当該ゲーム用のプログラムに含まれているものとする。
CPU 101は、情報処理装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。CPU 101は、各構成要素から各種のデータを取得し、当該各種のデータを種々の演算により加工して各構成要素にデータや制御信号として与える。CPU 101では、各種のデータはいったんCPU 101が備えるキャッシュに格納され、さらにCPU 101が備えるレジスタに取得されてから各種の演算が施される。
ROM 102は、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)を記憶する。このIPLをCPU 101が実行することにより、メモリカセット106等に記録されたプログラムがRAM 103に読み出され、CPU 101による実行が開始される。
また、ROM 102には情報処理装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 103は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、メモリカセット106等から読み出したプログラムやデータ等が保持される。
インターフェース104を介して着脱自在に接続されたメモリカセット106は、ゲーム用のプログラム及び当該プログラムで使用する画像データや音声データなどを記憶する、読出し専用のROM領域と、プレー結果などのデータをセーブするSRAM領域とを有する。CPU 101はメモリカセット106に対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、読み出したデータをRAM 103等に一時的に記憶する。
入力部105は、図2に示すコントロールボタンなどであり、ユーザによる指示入力を受け付ける。入力部105は、上、右上、右、右下、下、左下、左、ならびに、左上、のいずれかを指定する方向ボタンや、決定ボタン、取消ボタンなどから構成される。
画像処理部107は、メモリカセット106から読み出されたデータをCPU 101や画像処理部107が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部107が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換されタッチセンサ式のディスプレイ(タッチスクリーン108)へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。
画像演算プロセッサは、2次元の画像の重ね合わせ演算やαブレンディング等の透過演算、各種の飽和演算を高速に実行できる。また、3次元仮想空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から3次元仮想空間に配置されたポリゴンを俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。特に、点光源や平行光源、円錐光源などの典型的な(正)光源によってポリゴンが照らされる度合を計算する機能が、ライブラリ化もしくはハードウェア化され、高速に計算できるようになっている。
さらに、CPU 101と画像演算プロセッサが協調動作することにより、文字の形状を定義するフォント情報にしたがって、文字列を2次元画像としてフレームメモリへ描画したり、各ポリゴン表面へ描画したりすることが可能である。フォント情報は、ROM 102に記録されているが、メモリカセット106に記録された専用のフォント情報を利用することも可能である。
なお、上記タッチスクリーン108は、タッチセンサを重畳して構成される液晶パネルである。タッチスクリーン108はユーザが指もしくはタッチペン201などによって押圧した位置に応じた位置情報を検知し、CPU 101へ入力する。つまり、タッチスクリーン108は、入力部105と同様、ユーザからの指示入力を受け付ける。
なお、入力部105やタッチスクリーン108を介してユーザにより入力された指示に応じて、RAM 103に一時的に記憶されたデータを適宜メモリカセット106に記憶することができる。
NIC 109は、情報処理装置100をインターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接続するためのものである。NIC 109は、例えば、情報処理装置100を無線でLAN(Local Area Network)に接続する場合、IEEE 802.11などの規格に準拠するインターフェース(図示せず)により構成される。また、NIC 109は、有線でLANに接続する場合は、10BASE−T/100BASE−T規格に準拠するものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 101との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)により構成される。
NIC 109を介してインターネット内のSNTPサーバに接続し、ここから情報を取得することによって現在の日時情報を得ることもできる。また、各種のネットワークゲームのサーバ装置が、SNTPサーバと同様の機能を果たすように構成設定してもよい。
音声処理部110は、メモリカセット106から読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、音声処理部110に接続されたスピーカ112から出力させる。また、音声処理部110は、CPU 101の制御の下、ゲームの制御中に発生させるべき効果音や音声データを生成し、これに対応した音声をスピーカ112から出力させる。
音声処理部110は、メモリカセット106に記録された音声データがMIDIデータである場合には、これが有する音源データを参照して、MIDIデータをPCMデータに変換する。また、ADPCM形式やOgg Vorbis形式等の圧縮済音声データである場合には、これを展開してPCMデータに変換する。PCMデータは、そのサンプリング周波数に応じたタイミングでD/A(Digital/Analog)変換を行って、スピーカ112などに出力することにより、音声出力が可能となる。
また、音声処理部110は、マイク111から入力されたアナログ信号を適当なサンプリング周波数でA/D(Analog/Digital)変換を行い、PCM形式のディジタル信号を生成する。
RTC 113は、水晶振動子や発振回路などを備える計時用のデバイスである。RTC 113は、内蔵電池から電源を供給され、情報処理装置100の電源がオフのときでも動作し続ける。
このほか、情報処理装置100はメモリカセット106に替えて、DVD−ROMからプログラムやデータを読み出す、DVD−ROMドライブを備えるように構成して、DVD−ROMにメモリカセット106と同様の機能を持たせるようにしてもよい。また、インターフェース104は、メモリカセット106以外の外部メモリ媒体からデータを読み出すように構成してもよい。あるいは、情報処理装置100は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 102、RAM 103、メモリカセット106等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
(入力受付装置の構成)
次に、本実施形態の入力受付装置300の各部の構成について、図面を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る入力受付装置300の構成を示す説明図である。なお、入力受付装置300は、ユーザからのタッチ操作に基づいて、ユーザが希望する指示入力を受け付け、受け付けた指示入力に従って、ゲーム制御処理を実行する装置である。以下、ゲーム制御処理のうち、ユーザが希望する指示入力を受け付ける処理について説明する。
図3に示すように、入力受付装置300は、表示部301と、検知部302と、記憶部303と、増加部304と、出力部305と、減少部306と、を備える。
表示部301は、ユーザがタッチすべき特定領域を画面内に表示する。表示部301は、例えば、CPU 101と画像処理部107とにより実現される。
検知部302は、ユーザが画面をタッチしている位置を検知する。検知部302は、例えば、CPU 101とタッチスクリーン108とにより実現される。
記憶部303は、所定の初期値を有するカウンタ値を記憶する。記憶部303は、RAM 103などにより実現される。
増加部304は、検知された位置が特定領域に含まれ続けている間、カウンタ値を時間の経過とともに増加させる。増加部304は、例えば、CPU 101などにより実現される。
減少部306は、ユーザが画面をタッチしていない、もしくは、検知された位置が特定領域に含まれていない間、カウンタ値を初期値に至るまで時間の経過とともに減少させる。減少部306は、例えば、CPU 101などにより実現される。
表示部301は、検知された位置が特定領域に含まれ続けている間、画面にカウンタ値を表示する。
出力部305は、カウンタ値が閾値を超えると、ユーザからの指示入力がなされた旨を出力する。出力部305は、例えば、CPU 101などにより実現される。
(表示画面の説明)
ここで、図4を参照して、タッチスクリーン108に表示される画像について説明する。タッチスクリーン108には、ユーザに提示すべき情報を表す画像が表示される。一方、ユーザは、表示された画像を参照して、ゲームの進行に必要な操作入力を、タッチスクリーン108を介して行う。
図4に、「セーブデータ1でゲームを開始してよろしいですか?」という問い合わせに対して、「OK」もしくは「Cancel」の回答をユーザから受け付ける画像400を示す。画像400には、領域401と、領域402と、領域403と、領域404と、が含まれる。画像400は、X軸方向のサイズが256ドット、Y軸方向のサイズが192ドットの画像とする。なお、図4に示すように、X座標が0、Y座標が0である原点Oは、画像400の左下隅にあるものとする。以下、画像400上のX座標とY座標とを総称して、適宜、単に座標という。なお、本実施形態では、ユーザが「OK」と回答することを前提として説明する。
領域401には、OKボタンを表す画像が表示される。つまり、領域401は、ユーザが「OK」と回答する際にタッチするべき領域である。なお、領域401は、X座標が150〜230、Y座標が80〜100の領域である。すなわち、領域401の4つの頂点の座標は、(150,80)、(230,80)、(150,100)、(230,100)である。また、領域401の大きさは、80×20である。
領域403には、記憶部303に記憶されているカウンタ値のうち、領域401に関するカウンタ値を表す画像が表示される。このカウンタ値は、検知部302により検知された位置が領域401に含まれている間に増加部304によりカウントアップされ、当該検知された位置が領域401に含まれていない間に減少部306によりカウントダウンされる。
領域403に表示される画像は、カウンタ値を表す画像であればどのような画像であってもよい。図4には、カウンタ値を表す画像が、ゲージを表す画像である例を示す。図4には、ゲージの長さL0により操作入力が受け付けられるために領域401をタッチする必要がある合計時間に対応するカウンタ値が表され、ゲージの斜線部分の長さL1により現在のカウンタ値が表され、ゲージの白抜き部分の長さL2により操作入力が受け付けられるまで領域401をタッチする必要がある残り時間に対応するカウンタ値が表される例を示している。
図4に示す例では、(a)初期状態においては、L1=0、L2=L0であり、(b)領域401がタッチされている間、L1が増加するとともにL2が減少し、(c)領域401がタッチされていない間、カウンタ値が0でない場合は、L1が減少するとともにL2が増加し、(d)領域401がタッチされていない間、カウンタ値が0である場合は、L1=0、L2=L0を維持し、(e)操作入力が受け付けられるときに、L1=L0、L2=0となる。なお、L0は固定値であり、L0=L1+L2である。ユーザは、領域403に表示されているゲージの画像を観察することにより、あとどれくらいの時間、領域401をタッチするべきかを知ることができる。
図4には、ユーザがタッチペン201を用いて、領域401をタッチしている様子を示している。図4に示す例では、検知される位置(以下「タッチ位置」という。なお、図4においてタッチ位置をCで示している)の画像400上の座標は、X座標が200であり、Y座標が90である。従って、図4は、タッチ位置が領域401に含まれる例を示している。
領域402には、Cancelボタンを表す画像が表示される。つまり、領域402は、ユーザが「Cancel」と回答する際にタッチするべき領域である。
領域404には、記憶部303に記憶されているカウンタ値のうち、領域402に関するカウンタ値を表す画像が表示される。このカウンタ値は、タッチ位置が領域402に含まれている間に増加部304によりカウントアップされ、当該検知された位置が領域402に含まれていない間に減少部306によりカウントダウンされる。なお、本実施形態においては、ユーザがタッチすべき特定領域が領域401である、つまり、ユーザが「OK」と回答することを前提として説明している。従って、タッチ位置が領域401に含まれるか否かによって、領域403に表示される画像により表されるカウンタ値が増減することについて説明している。このため、領域402と領域404とについては、詳細な説明は省略するが、領域401ならびに領域403と同様に、領域402に関するカウンタ値が領域404に表示され、タッチ位置が領域402に含まれている間、当該カウンタ値が増加し、タッチ位置が領域402から外れている間、当該カウンタ値が減少する。
(入力受付装置の動作)
次に、本実施形態に係る入力受付装置300の動作について、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る入力受付装置300が実行する入力受付処理を示すフローチャートである。図5に示す入力受付処理は、図4に示す画像400をユーザに提示して、ユーザから指示入力を受け付ける際に実行される処理である。つまり、図4に示す画像400は、ユーザによる指示入力を促すとともにユーザによる指示入力を受け付けるために画面に表示される画像であり、図5に示す入力受付処理においてユーザに提示される画像である。本実施形態においては、まず、ユーザが「OK」と回答することを前提として、領域401と領域403とに関する部分を説明する。
まず、CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値を0に初期化する(ステップS101)。なお、このカウンタ値は、タッチ位置が領域401に含まれるか否かによって増減するカウンタ値である。
CPU 101は、ステップS101の処理を終了すると、特定領域である領域401にOKボタンを表す画像を表示する(ステップS102)。CPU 101は、メモリカセット106からRAM 103にあらかじめ読み出されている、領域401の4つの頂点の座標や、OKボタンを表す画像情報に基づいて、OKボタンを表す画像を領域401に表示する。
CPU 101は、ステップS102の処理を終了すると、RAM 103に記憶されているカウンタ値を表示する(ステップS103)。CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値を表すゲージの画像を生成し、生成されたゲージの画像を領域403に表示する。本実施形態においては、ゲージの画像により、カウンタ値とともにカウンタ値の閾値が表されるものとする。なお、カウンタ値の閾値は、あらかじめメモリカセット106からRAM 103に読み出されているものとする。
CPU 101は、ステップS103の処理を終了すると、タッチ位置を検知する(ステップS104)。タッチ位置は、ユーザがタッチペン201を用いてタッチスクリーン108にタッチした位置である。タッチ位置は、画像400上の座標によって表され、RAM 103に記憶される。
CPU 101は、ステップS104の処理を終了すると、ステップS104において検知されたタッチ位置が特定領域である領域401に含まれるか否かを判別する(ステップS105)。具体的には、CPU 101は、RAM 103に記憶されている領域401の4つの頂点の座標と、RAM 103に記憶されているタッチ位置の座標と、に基づいて、タッチ位置が領域401に含まれるか否かを判別する。
CPU 101は、タッチ位置が特定領域である領域401に含まれると判別した場合(ステップS105:YES)、RAM 103に記憶されているカウンタ値をインクリメントする(ステップS106)。具体的には、CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値を読み出して、読み出されたカウンタ値に1を加えた値をカウンタ値としてRAM 103に記憶する。
CPU 101は、タッチ位置が特定領域である領域401に含まれないと判別した場合(ステップS105:NO)、RAM 103に記憶されているカウンタ値をデクリメントする(ステップS107)。具体的には、CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値を読み出して、読み出されたカウンタ値から1を差し引いた値をカウンタ値としてRAM 103に記憶する。なお、RAM 103に記憶されているカウンタ値が0の場合、デクリメントは行われないものとする。
CPU 101は、カウンタ値をインクリメントする処理(ステップS106)、もしくは、カウンタ値をデクリメントする処理(ステップS107)を終了した場合、タイマ割り込みが発生するまで待つ(ステップS108)。なお、本実施形態においては、タイマ割り込みは、10msec毎に発生するようにあらかじめ設定されているものとする。
CPU 101は、ステップS108の処理を終了すると、RAM 103に記憶されているカウンタ値がRAM 103に記憶されている閾値を超えているか否かを判別する(ステップS109)。なお、本実施形態においては、閾値は200であり、領域401が継続して200×10ms=2secタッチされた場合に、操作入力が受け付けられるものとする。
CPU 101は、カウンタ値が閾値を超えていないと判別した場合(ステップS109:NO)、ステップS103に処理を戻す。一方、CPU 101は、カウンタ値が閾値を超えたと判別した場合(ステップS109:YES)、指示入力を受け付ける(ステップS110)。すなわち、ユーザから「OK」という回答を希望する指示入力を受け付け、セーブデータ1でゲームを開始することが決定される。
CPU 101は、ステップS110の処理を終了すると、入力受付処理を終了する
ここで、図6を参照して、各時刻においてタッチ位置が領域401に含まれるか否かによって、どのようにカウンタ値が変化するかについて説明する。
図6は、図5に示す入力受付処理が開始されてから経過した時刻と、図4に示す画像400内の領域403に表示される画像により表されるカウンタ値と、の関係を示す図である。カウンタ値の初期値は0であり、カウンタ値の閾値はc2であるものとする。ここで、(1)タッチ位置が領域401に含まれている間はカウンタ値が増加し、(2)カウンタ値が0でなくタッチ位置が領域401に含まれていない間はカウンタ値が減少し、(3)カウンタ値が0でありタッチ位置が領域401に含まれていない間はカウンタ値が0を維持する。以下に各時間帯におけるカウンタ値の変化を示す。
時刻がt0からt1までの間、カウンタ値が0でありタッチ位置が領域401に含まれていないため、カウンタ値は0を維持する。
時刻がt1からt2までの間、タッチ位置が領域401に含まれているため、カウンタ値は0からc1まで増加する。
時刻がt2からt3までの間、カウンタ値が0でなくタッチ位置が領域401に含まれていないため、カウンタ値はc1から0まで減少する。
時刻がt3からt4までの間、カウンタ値が0でありタッチ位置が領域401に含まれていないため、カウンタ値は0を維持する。
時刻がt4からt5までの間、タッチ位置が領域401に含まれているため、カウンタ値は0からc2まで増加する。
時刻がt5になるとカウンタ値が閾値であるc2となるため、ユーザからの指示入力が受け付けられ、入力受付処理が終了する。
上記入力受付処理の説明では、ユーザが「OK」と回答することを前提として、領域401と領域403とに関する部分を説明したが、ユーザが「Cancel」と回答する場合でも同様の処理がなされる。つまり、ステップS101において、タッチ位置が特定領域である領域402に含まれるか否かによって増減するカウンタ値が0に初期化され、ステップS102において、領域402にCancelボタンを表す画像が表示される。そして、ステップS103において、RAM 103に記憶されているカウンタ値を表すゲージの画像が生成され、生成されたゲージの画像が領域403に表示される。さらに、ステップS104において、タッチ位置が検知される。ここで、ステップS105において、検知されたタッチ位置が領域402に含まれるか否かが判別される。タッチ位置が領域402に含まれると判別された場合、ステップS106において、RAM 103に記憶されているカウンタ値がインクリメントされる。一方、タッチ位置が領域402に含まれないと判別された場合、ステップS107において、RAM 103に記憶されているカウンタ値がデクリメントされる。次に、ステップS108において、CPU 101は、タイマ割り込みが発生するまで待つ。そして、ステップS109において、RAM 103に記憶されているカウンタ値が閾値を超えているか否かが判別される。RAM 103に記憶されているカウンタ値が閾値を超えていると判別されると、ステップS110において、「Cancel」という回答を希望する指示入力が受け付けられ、入力受付処理が終了する。一方、RAM 103に記憶されているカウンタ値が閾値を超えていないと判別されると、ステップS103に処理が戻される。
本実施形態に係る入力受付装置300によれば、一定時間以上継続して特定領域がタッチされている場合など、ユーザが安定してタッチ操作をすることできた場合に、ユーザからの指示入力が受け付けられる。このため、ユーザのタッチ操作が上達することが期待される。一方、ユーザが揺れの大きい電車にいる場合や、ユーザが歩行中の場合など、ユーザが正確なタッチ操作をできない場合は、ユーザからの指示入力が受け付けられない。このため、「歩行中などタッチ操作をすることが困難な状態において、ユーザにより指示入力がなされることが防止される」ことが期待される。従って、ユーザは、立ち止まってから指示入力を行うことが期待される。また、本実施形態に係る入力受付装置300によれば、ユーザからの指示入力が受け付けられるまで特定領域をタッチする必要がある残り時間の目安を、ゲージを表す画像によってユーザに提示することができる。このため、ユーザは、ゲージを表す画像を見ることにより、タッチすることが必要な時間を直感的に知ることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態の入力受付装置300は、特定領域が表示される位置が固定されている例を示した。しかし、本発明の入力受付装置は、特定領域が表示される位置が変化するように構成されていてもよい。以下、第2の実施形態に係る入力受付装置300について説明するが、第1の実施形態にかかる入力受付装置300と同様の構成、動作については、説明を適宜省略する。
(入力受付装置の構成)
第2の実施形態に係る入力受付装置300の構成は、図3に示す入力受付装置300の構成と同様である。そして、第2の実施形態に係る入力受付装置300と第1の実施形態に係る入力受付装置300との主な相違点は、表示部301の動作である。従って、以下では、表示部301の動作について説明する。
表示部301は、ユーザがタッチすべき特定領域である領域401を画面内に表示する。ここで、表示部301は、検出部302により検知された位置が領域401に含まれ続けている間、領域401が画面内で表示される場所を移動する。表示部301は、例えば、CPU 101と画像処理部107とにより実現される。
(表示画面の説明)
ここで、図7を参照して、タッチスクリーン108に表示される画像について説明する。
図7に、ユーザに、「セーブデータ1でゲームを開始してよろしいですか?」という問い合わせに対して、「OK」もしくは「Cancel」で回答させるための画像410を示す。画像410には、領域401と、領域402と、領域413と、領域414と、が含まれる。なお、本実施形態においても、ユーザがタッチすべき特定領域が領域401であるものとして説明する。
領域401には、OKボタンを表す画像が表示される。つまり、領域401は、ユーザが「OK」と回答する際にタッチするべき領域である。領域401の大きさは80×20である。ここで、タッチ位置(図7においてタッチ位置をCで示す。)が領域401に含まれ続けている間、領域401の画像410上の位置が変化する。図7に示す例では、領域401は、4つの頂点の座標が、(150,80)、(230,80)、(150,100)、(230,100)である位置から、(50,50)、(130,50)、(50,70)、(130,70)である位置に移動する様子を表している。ここで、ユーザは、操作入力を受け付けさせるために、継続して領域401をタッチし続けるように、領域401をトレースする。つまり、ユーザは、画像410上で移動する領域401からタッチ位置がはみ出ないように、領域401の移動に伴ってタッチペン201のペン先を移動させる。
領域413には、記憶部303に記憶されているカウンタ値を表す画像が表示される。図7には、分数を表す画像によりカウンタ値が表される例を示している。図7には、分母に表示される数値により操作入力が受け付けられるまで領域401をタッチする必要がある合計時間に対応するカウンタ値(200)が表され、分子に表示される数値により現在のカウンタ値(150)が表される例を示している。なお、分母に表示される数値から分子に表示される数値を減算した数値により、操作入力が受け付けられるまで領域401をタッチする必要がある残り時間に対応するカウンタ値(200−150=50)が表される。
領域402には、Cancelボタンを表す画像が表示される。つまり、領域402は、ユーザが「Cancel」と回答する際にタッチするべき領域である。
領域414には、記憶部303に記憶されているカウンタ値のうち、領域402に関するカウンタ値を表す画像が表示される。このカウンタ値は、タッチ位置が領域402に含まれている間に増加部304によりカウントアップされ、当該検知された位置が領域402に含まれていない間に減少部306によりカウントダウンされる。なお、本実施形態においても、領域402と領域414とについては、詳細な説明は省略するが、領域401ならびに領域413と同様に、領域402に関するカウンタ値が領域414に表示され、タッチ位置が領域402に含まれ続けている間、領域402の画像410上の位置が変化し、タッチ位置が領域402に含まれている間、当該カウンタ値が増加し、タッチ位置が領域402から外れている間、当該カウンタ値が減少する。
(入力受付装置の動作)
次に、本実施形態に係る入力受付装置300の動作について、図面を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る入力受付装置300が実行する入力受付処理を示すフローチャートである。図8に示す入力受付処理は、ユーザから指示入力を受け付ける際に実行される処理である。
まず、CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値を0に初期化する(ステップS201)。なお、このカウンタ値は、タッチ位置が領域401に含まれるか否かによって増減するカウンタ値である。
CPU 101は、ステップS201の処理を終了すると、特定領域である領域401にOKボタンを表す画像を表示する(ステップS202)。CPU 101は、メモリカセット106からRAM 103にあらかじめ読み出されている、領域401の4つの頂点の座標や、OKボタンを表す画像情報に基づいて、OKボタンを表す画像を領域401に表示する。なお、RAM 103に記憶されている、領域401の4つの頂点の座標は、後述するステップS206により更新される。
CPU 101は、ステップS202の処理を終了すると、RAM 103に記憶されているカウンタ値を表示する(ステップS203)。CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値とカウンタ値の閾値とを表す分数の画像を生成し、生成された分数の画像を領域413に表示する。
CPU 101は、ステップS203の処理を終了すると、タッチ位置を検知する(ステップS204)。タッチ位置は、画像400上の座標によって表され、RAM 103に記憶される。
CPU 101は、ステップS204の処理を終了すると、ステップS204において検知されたタッチ位置が特定領域である領域401に含まれるか否かを判別する(ステップS205)。
CPU 101は、タッチ位置が特定領域である領域401に含まれると判別した場合(ステップS205:YES)、特定領域である領域401の画像410上における位置を計算する(ステップS206)。ここで、領域401の位置、すなわち、領域401の座標をどこにするかは、任意である。例えば、X軸方向の変位量とY軸方向の変位量とをそれぞれ乱数を発生させることにより定める。あるいは、メモリカセット106に、X軸方向の変位量(もしくはX座標そのもの)とY軸方向の変位量(もしくはY座標そのもの)との組からなるテーブルを記憶しておき、適宜RAM 103に読み出して使用するようにしてもよい。なお、領域401の画像410上の位置は、タッチ位置が特定領域である領域401に含まれる間、時間経過とともに徐々に変化するように計算されることが望ましい。CPU 101は、求めた領域401の位置をRAM 103に記憶する。なお、上述したように、ステップS202において、CPU 101は、当該RAM 103に記憶された領域401の位置にOKボタンを表す画像を表示する。つまり、ステップS206の処理において、領域401の画像410上における位置が変更されている間、ステップS202の処理において、OKボタンを表す画像が表示される画像410上の位置が移動する。
CPU 101は、ステップS206の処理を終了すると、RAM 103に記憶されているカウンタ値をインクリメントする(ステップS207)。具体的には、CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値を読み出して、読み出されたカウンタ値に1を加えた値をカウンタ値としてRAM 103に記憶する。
CPU 101は、タッチ位置が特定領域である領域401に含まれないと判別した場合(ステップS205:NO)、RAM 103に記憶されているカウンタ値をデクリメントする(ステップS208)。具体的には、CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値を読み出して、読み出されたカウンタ値から1を差し引いた値をカウンタ値としてRAM 103に記憶する。なお、RAM 103に記憶されているカウンタ値が0の場合、デクリメントは行われないものとする。
CPU 101は、カウンタ値をインクリメントする処理(ステップS207)、もしくは、カウンタ値をデクリメントする処理(ステップS208)を終了した場合、タイマ割り込みが発生するまで待つ(ステップS209)。本実施形態においては、タイマ割り込みは、10msec毎に発生するようにあらかじめ設定されているものとする。
CPU 101は、ステップS108の処理を終了すると、RAM 103に記憶されているカウンタ値がRAM 103に記憶されている閾値を超えているか否かを判別する(ステップS210)。なお、本実施形態においては、閾値は200であり、領域401が継続して200×10ms=2secタッチされた場合に、操作入力が受け付けられるものとする。
CPU 101は、カウンタ値が閾値を超えていないと判別した場合(ステップS210:NO)、ステップS202に処理を戻す。なお、ステップS202においては、ステップS206において更新された位置に特定領域である領域401が表示される。
一方、CPU 101は、カウンタ値が閾値を超えたと判別した場合(ステップS210:YES)、指示入力を受け付ける(ステップS211)。すなわち、ユーザから「OK」という回答を希望する指示入力がされたことが受け付けられ、セーブデータ1でゲームを開始することが決定される。
CPU 101は、ステップS211の処理を終了すると、入力受付処理を終了する
本実施形態に係る入力受付装置300によれば、検知されたタッチ位置が特定領域に含まれている間、特定領域の画面上における位置が変更される。従って、ユーザのタッチ操作がさらに上達することが期待される。また、歩行中などタッチ操作をすることが困難な状態において、ユーザにより指示入力されることがさらに防止されることが期待される。また、本実施形態に係る入力受付装置300によれば、ユーザからの指示入力が受け付けられるまで特定領域をタッチする必要がある残り時間の目安を、分数を表す画像によってユーザに提示することができる。このため、ユーザは、分数を表す画像を見ることにより、タッチすることが必要な残り時間を正確に知ることができる。
(変形例)
第1、2の実施形態では、タッチ位置が特定領域から外れている間、カウンタ値が減少する例を示した。しかし、図9に示すように、タッチ位置が特定領域から外れた場合に、カウンタ値が初期化されるようにしてもよい。図9に示す例では、タッチ位置が特定領域から外れると(時刻がt2になると)、直ちにカウンタ値が0に初期化される例を示している。これにより、ユーザが、操作入力が受け付けられるまでは、一瞬も気を抜かずに特定領域をタッチすることが期待される。
第1、2の実施形態においては、特定領域がタッチされている間にカウンタ値が増加する速さと、特定領域がタッチされていない間にカウンタ値が減少する速さとが同じである例を示した。しかし、当該増加する速さと当該減少する速さとは、異なるものであってよい。例えば、図10に示すように、当該減少する速さを当該増加する速さよりも速くする。図10に示す例では、カウンタ値がc1から0に減少するまでのt2からt3までの時間は、カウンタ値が0からc1に増加するまでのt1からt2までの時間よりも短くなっている。つまり、カウンタ値が減少する速さがカウンタ値が増加する速さよりも速くなっている。これにより、ユーザが、操作入力が受け付けられるまでは、一瞬も気を抜かずに特定領域をタッチすることが期待される。
第1、2の実施形態では、タッチ位置が特定領域から外れた場合に、カウンタ値を直ちに減少させる例を示した。しかし、図11に示すように、タッチ位置が特定領域から外れても直ちにカウンタ値を減少させずに、タッチ位置が特定領域から外れた状態が所定の閾時間Tth継続した場合に、カウンタ値を減少させるようにしてもよい。図11には、時刻がt0からt1までの間、時刻がt2からt6までの間、ならびに、時刻がt7からt4までの間、タッチ位置が特定領域に含まれず、時刻がt1からt2までの間、時刻がt6からt7までの間、ならびに、時刻がt4からt5までの間、タッチ位置が特定領域に含まれる場合の、時刻とカウンタ値との関係を示す。
時刻がt0からt1までの間、カウンタ値が0でありタッチ位置が特定領域に含まれていないため、カウンタ値は0を維持する。
時刻がt1からt2までの間、タッチ位置が特定領域に含まれているため、カウンタ値は0からc1まで増加する。
時刻がt2からt6までの間、カウンタ値が0ではなくタッチ位置が特定領域に含まれていないが、タッチ位置が特定領域を外れた時刻(t2)から経過した時間が閾時間Tthを超えていないため、カウンタ値はc1を維持する。
時刻がt6からt7までの間、タッチ位置が特定領域に含まれているため、カウンタ値はc1からc3まで増加する。
時刻がt7からt8までの間、カウンタ値が0ではなくタッチ位置が特定領域に含まれていないが、タッチ位置が特定領域を外れた時刻(t7)から経過した時間が閾時間Tthを超えていないため、カウンタ値はc3を維持する。
時刻がt8からt3までの間、カウンタ値が0ではなくタッチ位置が特定領域に含まれておらずタッチ位置が特定領域を外れた時刻(t7)から経過した時間が閾時間Tthを超えているため、カウンタ値はc3から0まで減少する。
時刻がt3からt4までの間、カウンタ値が0でありタッチ位置が特定領域に含まれていないため、カウンタ値は0を維持する。
時刻がt4からt5までの間、タッチ位置が特定領域に含まれているため、カウンタ値は0からc2まで増加する。
時刻がt5になると、カウンタ値がc2となるため操作入力が受け付けられる。
ここで、図12を参照して、タッチ位置が特定領域から外れても直ちにカウンタ値を減少させずに、タッチ位置が特定領域から外れた状態が所定の閾時間Tth継続した場合に、カウンタ値を減少させる入力受付処理を説明する。
まず、CPU 101は、RAM 103に記憶されているカウンタ値を0に初期化する(ステップS301)。
次に、CPU 101は、タッチ位置が継続して特定領域から外れている時間を表す継続時間Tconを0に初期化する(ステップS302)。なお、継続時間Tconは、タイマ割り込みが発生する周期を単位とした数値で表されるものとする。つまり、継続時間Tconは、タッチ位置が継続して特定領域から外れている間、タイマ割り込みが発生する毎にが1増加する。一方、継続時間Tconは、タッチ位置が特定領域から含まれると、0に初期化される。継続時間Tconは、RAM 103に記憶されているものとする。
CPU 101は、ステップS302の処理を終了すると、特定領域である領域401にOKボタンを表す画像を表示する(ステップS303)。
CPU 101は、ステップS303の処理を終了すると、RAM 103に記憶されているカウンタ値を表示する(ステップS304)。
CPU 101は、ステップS304の処理を終了すると、タッチ位置を検知する(ステップS305)。
CPU 101は、ステップS305の処理を終了すると、ステップS305において検知されたタッチ位置が特定領域である領域401に含まれるか否かを判別する(ステップS306)。
CPU 101は、タッチ位置が特定領域である領域401に含まれると判別した場合(ステップS306:YES)、RAM 103に記憶されているカウンタ値をインクリメントし(ステップS307)、さらに、継続時間Tconを0にクリアする(ステップS308)。
CPU 101は、タッチ位置が特定領域である領域401に含まれないと判別した場合(ステップS306:NO)、継続時間Tconが閾時間Tthを超えているか否かを判別する(ステップS309)。ここで閾時間Tthは、タッチ位置が特定領域から継続して外れている場合において、タッチ位置が特定領域から外れてから、カウンタ値がデクリメントされるまでの猶予時間である。閾時間Tthは、継続時間Tconと同様に、タイマ割り込みが発生する周期を単位とした数値で表されるものとし、RAM 103に記憶されているものとする。
CPU 101は、継続時間Tconが閾時間Tthを超えていると判別した場合(ステップS309:YES)、RAM 103に記憶されているカウンタ値をデクリメントする(ステップS310)。ただし、RAM 103に記憶されているカウンタ値が0の場合、デクリメントは行われないものとする。
CPU 101は、継続時間Tconが閾時間Tthを超えていないと判別した場合(ステップS309:NO)、もしくは、カウンタ値をデクリメントする処理(ステップS310)を終了した場合、RAM 103に記憶されている継続時間Tconを1増加させる(ステップS311)。
CPU 101は、継続時間Tconを0に初期化する処理(ステップS308)、もしくは、継続時間Tconを1増加させる処理(ステップS311)を終了した場合、タイマ割り込みが発生するまで待つ(ステップS312)。
CPU 101は、ステップS312の処理を終了すると、RAM 103に記憶されているカウンタ値がRAM 103に記憶されている閾値を超えているか否かを判別する(ステップS313)。
CPU 101は、カウンタ値が閾値を超えていないと判別した場合(ステップS313:NO)、ステップS304に処理を戻す。一方、CPU 101は、カウンタ値が閾値を超えたと判別した場合(ステップS313:YES)、指示入力を受け付ける(ステップS314)。
CPU 101は、ステップS314の処理を終了すると、入力受付処理を終了する。
このように、タッチ位置が特定領域から外れてもすぐにはカウント値を減少させないようにすることにより、ユーザが落ち着いてタッチ操作を継続するように促すことができる。つまり、かかる構成によれば、タッチ位置が何かの拍子に一時的に特定領域から外れてしまっても、カウンタ値が減少するまでには猶予時間があるため、ユーザがあわてずにタッチ位置を特定領域内に戻すことが期待される。
また、タッチ位置が特定領域から外れた状態が所定の閾時間Tth継続した場合に、カウンタ値が0にリセットされるようにしてもよい。この場合であっても、カウンタ値が0にリセットされるまでに猶予時間があるため、ユーザがあわてずにタッチ位置を特定領域内に戻すことが期待される。
第1の実施形態においては、ゲージを表す画像によりカウンタ値が表され、第2の実施形態においては、分数を表す画像によりカウンタ値が表される例を示した。しかし、カウンタ値をユーザに提示する方法は任意である。例えば、画像の色、大きさ、形状などの変化により、カウンタ値の増減が判るように画像を表示する。
また、第1、2の実施形態においては、カウンタ値を表す画像が、特定領域とは別の領域に表示される例を示した。しかし、カウンタ値を表す画像が、特定領域に表示されるようにしてもよい。例えば、第1の実施形態において、領域401に表示されるOKボタンを表す画像の色を、カウンタ値に応じて変化させる。これにより、カウンタ値を表す画像を表示する領域を、特定領域と別途設ける必要がなくなる。
第2の実施形態においては、特定領域がタッチされている間、特定領域の画面上における位置が変化する例を示した。しかし、特定領域の画面上における位置が変化する代わりに、特定領域の大きさが小さくなるようにしてもよい。このように特定領域の大きさが小さく変化すると、ユーザは特定領域を注意深く監視するとともに、特定領域から外れないようにタッチ位置を注意深く調節することになる。このため、ユーザに正確にタッチ操作を行う訓練をさせることができるとともに、安定したタッチ操作ができないユーザによるタッチ操作を抑制することができる。
第1、2の実施形態においては、特定領域に表示される画像がボタンを表す画像である例を示した。しかし、特定領域に表示される画像は、ユーザにタッチ操作すべき領域であることを提示することができる画像であれば、どのような画像であってもよい。例えば、文字、文字列、記号、もしくは、アイテムを表す画像を特定領域に表示することができる。
第1、2の実施形態においては、タイマ割り込みが発生する毎にカウンタ値が増減する例を示した。しかし、画面更新周期(典型的には1/60sec)毎にカウンタ値が増減するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、タッチ操作に基づく指示入力を受け付ける際に、誤入力を防止するのに好適な入力受付装置、入力受付方法、ならびに、これらをコンピュータにより実現するためのプログラムを提供することができる。
100 情報処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェース
105 入力部
106 メモリカセット
107 画像処理部
108 タッチスクリーン
109 NIC
110 音声処理部
111 マイク
112 スピーカ
113 RTC
201 タッチペン
300 入力受付装置
301 表示部
302 検知部
303 記憶部
304 増加部
305 出力部
306 減少部
400、410 画像
401〜404 領域
413、414 領域

Claims (7)

  1. ユーザがタッチすべき特定領域を画面内に表示する表示部、
    前記ユーザが前記画面をタッチしている位置を検知する検知部、
    所定の初期値を有するカウンタ値が記憶される記憶部、
    前記検知された位置が前記特定領域に含まれ続けている間、前記カウンタ値を時間の経過とともに増加させる増加部、
    前記カウンタ値が閾値を超えると、前記ユーザからの指示入力がなされた旨を出力する出力部、を備え、
    前記表示部は、前記検知された位置が前記特定領域に含まれ続けている間、前記特定領域が前記画面内で表示される場所を移動し、前記検知された位置が前記特定領域に含まれなくなると、前記特定領域が前記画面内で表示される場所の移動を停止する
    ことを特徴とする入力受付装置。
  2. 請求項1に記載の入力受付装置であって、
    前記表示部は、前記カウンタ値が増加を開始するときに前記特定領域が前記画面内で表示される場所と、前記カウンタ値が前記閾値を超えるときに前記特定領域が前記画面内で表示される場所と、が重ならないように、前記特定領域が前記画面内で表示される場所を移動する
    ことを特徴とする入力受付装置。
  3. 請求項1または2に記載の入力受付装置であって、
    前記表示部は、前記検知された位置が前記特定領域に含まれ続けている間、前記特定領域が前記画面内で表示される場所に前記カウンタ値を表す画像をさらに表示する
    ことを特徴とする入力受付装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の入力受付装置であって、
    前記ユーザが前記画面をタッチしていない、もしくは、前記検知された位置が前記特定領域に含まれていない間、前記カウンタ値を前記初期値に至るまで時間の経過とともに減少させる減少部、をさらに備え、
    前記減少部が前記カウンタ値を時間の経過とともに減少させる速さは、前記増加部が前記カウンタ値を時間の経過とともに増加させる速さよりも速い
    ことを特徴とする入力受付装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の入力受付装置であって、
    前記ユーザが前記画面をタッチしていない、もしくは、前記検知された位置が前記特定領域に含まれていないことが所定時間以上継続した後、さらに、前記ユーザが前記画面をタッチしていない、もしくは、前記検知された位置が前記特定領域に含まれていない間、前記カウンタ値を前記初期値に至るまで時間の経過とともに減少させる減少部、をさらに備える
    ことを特徴とする入力受付装置。
  6. 表示部、検知部、所定の初期値を有するカウンタ値が記憶される記憶部、増加部、出力部、を備える入力受付装置が実行する入力受付方法であって、
    前記表示部が、ユーザがタッチすべき特定領域を画面内に表示する表示工程、
    前記検知部が、前記ユーザが前記画面をタッチしている位置を検知する検知工程、
    前記増加部が、前記検知された位置が前記特定領域に含まれ続けている間、前記カウンタ値を時間の経過とともに増加させる増加工程、
    前記出力部が、前記カウンタ値が閾値を超えると、前記ユーザからの指示入力がなされた旨を出力する出力工程、を備え、
    前記表示工程では、前記表示部は、前記検知された位置が前記特定領域に含まれ続けている間、前記特定領域が前記画面内で表示される場所を移動し、前記検知された位置が前記特定領域に含まれなくなると、前記特定領域が前記画面内で表示される場所の移動を停止する
    ことを特徴とする入力受付方法。
  7. コンピュータを、
    ユーザがタッチすべき特定領域を画面内に表示する表示部、
    前記ユーザが前記画面をタッチしている位置を検知する検知部、
    所定の初期値を有するカウンタ値が記憶される記憶部、
    前記検知された位置が前記特定領域に含まれ続けている間、前記カウンタ値を時間の経過とともに増加させる増加部、
    前記カウンタ値が閾値を超えると、前記ユーザからの指示入力がなされた旨を出力する出力部、
    として機能させるプログラムであって、
    前記表示部は、前記検知された位置が前記特定領域に含まれ続けている間、前記特定領域が前記画面内で表示される場所を移動し、前記検知された位置が前記特定領域に含まれなくなると、前記特定領域が前記画面内で表示される場所の移動を停止する
    ことを特徴とするプログラム。
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