JP5022483B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアパネルの外方に向けて揺動操作自在に支持されるドアハンドルが、前記ドアパネルに対して空隙を隔てて配設される第1ハンドルケースと、当該第1ハンドルケースに対して前記ドアパネルの側とは逆の側に固定される第2ハンドルケースと、ロック指令を検知する静電容量型のロック指令検知センサとを備え、前記ロック指令検知センサが、前記第1ハンドルケースの内側に固定されるロック検知用信号処理回路と、前記ロック検知用信号処理回路に電気的に接続される回路接続部と、前記第2ハンドルケースの内面に沿わせて組み付けられるロック検知用電極とを備えている車両用ドアハンドル装置に関する。
上記車両用ドアハンドル装置は、例えば、運転者が携帯する携帯機と車両側の本体機との間で通信を行い、当該携帯機の認証を行って、自動的に車両用ドアの施錠を行うように制御するロッキングシステム(スマートエントリーシステム)に適用することができる。
従来の上記車両用ドアハンドル装置では、回路接続部を予め電気的に接続固定してあるロック検知用信号処理回路が第1ハンドルケースの内側に固定され、ロック検知用電極は回路接続部と共に金属材料で一体に形成されている。
したがって、ロック検知用電極は、回路接続部とロック検知用信号処理回路とを介して第1ハンドルケースの側に支持されている。
ロック検知用電極は、第2ハンドルケースを第1ハンドルケースに固定することにより、その第2ハンドルケースの内面に沿わせて組み付けられる(例えば、特許文献1参照)。
特許第4079646号公報
このため、第2ハンドルケースの形状や寸法などの意匠を変更すると、第2ハンドルケースを第1ハンドルケースに固定しても、ロック検知用電極を第2ハンドルケースの内面の所定位置に沿わせて組み付けることができなくなるおそれがある。
この場合は、ロック検知用電極を第2ハンドルケースの内面の所定位置に沿わせて組み付けることができるように、回路接続部の寸法を変更して、その回路接続部を予め電気的に接続固定してあるロック検知用信号処理回路を第1ハンドルケースの内側に固定したり、第1ハンドルケースの形状や寸法などの意匠を変更したりする必要が生じる。
したがって、第2ハンドルケースの意匠を変更するにあたって、回路接続部の寸法の変更も第1ハンドルケースの意匠の変更も伴わずに変更して、製作コストの上昇を抑制したい場合には、第2ハンドルケースの意匠変更の自由度が小さくなる問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、製作コストの上昇を抑制しながら、第2ハンドルケースの意匠変更の自由度を大きくすることができる車両用ドアハンドル装置を提供することを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、ドアパネルの外方に向けて揺動操作自在に支持されるドアハンドルが、前記ドアパネルに対して空隙を隔てて配設される第1ハンドルケースと、当該第1ハンドルケースに対して前記ドアパネルの側とは逆の側に固定される第2ハンドルケースと、ロック指令を検知する静電容量型のロック指令検知センサとを備え、前記ロック指令検知センサが、前記第1ハンドルケースの内側に固定されるロック検知用信号処理回路と、前記ロック検知用信号処理回路に電気的に接続される回路接続部と、前記第2ハンドルケースの内面に沿わせて組み付けられるロック検知用電極であって、前記第2ハンドルケースを前記第1ハンドルケースに固定することにより前記回路接続部に電気的に接続されるロック検知用電極とを備えている点にある。
本構成であれば、ロック検知用電極と回路接続部とが、第2ハンドルケースを第1ハンドルケースに固定することにより互いに電気的に接続されている。
このため、回路接続部を電気的に接続固定してあるロック検知用信号処理回路を第1ハンドルケースの内側に固定しておき、ロック検知用電極は、回路接続部とは別に、第2ハンドルケースの内面の所定位置に沿わせて組み付けておくことができる。
したがって、第2ハンドルケースの形状や寸法などの意匠を変更しても、回路接続部の寸法の変更も第1ハンドルケースの意匠の変更も伴うことなく、第2ハンドルケースを第1ハンドルケースに固定することにより、ロック検知用電極と回路接続部とを互いに電気的に接続することができる。
よって、本構成の車両用ドアハンドル装置であれば、製作コストの上昇を抑制しながら、第2ハンドルケースの意匠変更の自由度を大きくすることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記ロック検知用電極を前記第2ハンドルケースに係止可能な係止機構を備えている点にある。
本構成であれば、第2ハンドルケースを第1ハンドルケースに固定する際に、ロック検知用電極を、第2ハンドルケースから脱落しないように、第2ハンドルケースに係止させておくことができる。
したがって、第2ハンドルケースを第1ハンドルケースに固定し易い。
本発明の第3特徴構成は、前記係止機構が、前記ロック検知用電極のハンドル長手方向一端側を係止可能な第1係止部と、前記ロック検知用電極のハンドル長手方向他端側を係止可能な第2係止部とを備え、前記ロック検知用電極が、弾性変形状態で前記第1係止部と前記第2係止部との間に係止されている点にある。
本構成であれば、ロック検知用電極を、第2ハンドルケースの第1係止部と第2係止部との間に、当該ロック検知用電極の弾性復元力で確実に係止させることができる。
本発明の第4特徴構成は、前記ロック検知用電極が、前記第1係止部又は前記第2係止部のいずれか一方に係止させる被係止部及び前記被係止部からハンドル長手方向に離れた位置で前記第2ハンドルケースの内面に接触させる接触部を有する弾性変形可能な板状の電極本体と、当該電極本体の前記被係止部と前記接触部との間の部位に一体に接続され、かつ、前記第1係止部又は前記第2係止部のいずれか他方に係止させることにより、前記電極本体を前記第2ハンドルケースの内面に向けて押圧するように弾性変形可能な押圧部とを備えている点にある。
本構成であれば、電極本体の被係止部を第1係止部又は第2係止部のいずれか一方に係止させ、かつ、電極本体の被係止部と接触部との間の部位に一体に接続された押圧部を第1係止部又は前記第2係止部のいずれか他方に係止させることにより、電極本体を第2ハンドルケースの内面に向けて押圧するように押圧部が弾性変形する。
その結果、被係止部からハンドル長手方向に離れた位置で接触部が第2ハンドルケースの内面に接触している板状の電極本体が第2ハンドルケースの内面に向けて弾性変位し、当該電極本体が第2ハンドルケースの内面に沿わせて組み付けられる。
したがって、電極本体の被係止部を第1係止部又は第2係止部のいずれか一方に係止させ、かつ、押圧部を第1係止部又は前記第2係止部のいずれか他方に係止させることにより、電極本体を第2ハンドルケースの内面に沿わせて容易に組み付けることができる。
本発明の第5特徴構成は、前記ロック検知用信号処理回路を設けてある回路基板が、前記ロック検知用電極に対向させて前記第1ハンドルケースに固定されている点にある。
静電容量の変化に基づいてロック指令を検知する静電容量型のロック指令検知センサをドアハンドルに設けてある車両用ドアハンドル装置では、ドアハンドルをドアパネルに対して揺動させると、ドアハンドルに設けてあるロック検知用電極とドアパネルとの間に形成される静電容量が変化する。
このため、ロック指令検知センサが、ドアハンドルの揺動操作に基づいてロック指令を検知してしまうという誤作動を起こすおそれがある。
本構成であれば、ロック検知用電極と回路基板との間に、回路基板に設けられている接地電極を接地GNDとした静電容量が、ロック検知用電極とドアパネルとの間に形成される静電容量に対して並列に形成される。
ロック検知用電極の回路基板との間隔はロック検知用電極のドアパネルとの間隔に比べて小さいので、ロック検知用電極とドアパネルとの間に形成される静電容量よりも大きい静電容量を、ロック検知用電極と回路基板との間に形成することができる。
このため、ロック指令検知センサを、ロック検知用電極とドアパネルとの間に形成される静電容量だけではなく、ロック検知用電極と回路基板との間に形成される大きな静電容量を加えた合成静電容量に対する静電容量の変化に基づいてロック指令の有無を検知作動させることができる。
したがって、ドアハンドルの揺動操作に起因する静電容量の変化率を小さくして、ドアハンドルの揺動操作に基づいてロック指令を検知してしまうというロック指令検知センサの誤作動を防止することができる。
本発明による車両用ドアハンドル装置が装備された車両用ドアの水平方向に沿う断面図である。 車両用ドアハンドル装置を示す分解斜視図である。 ロック検知用電極とロック検知用回路接続部とを示す分解斜視図である。 ロック検知用電極の取り付け方法を示す斜視図である。 ロック検知用電極の取り付け構造を示す断面図である。 図1におけるVI−VI線断面図である。 ロック指令検知センサの検知結果に基づいて作動するロッキングシステムのブロック図である。
以下に、本発明による車両用ドアハンドル装置をロッキングシステム(スマートエントリーシステム)に適用した場合の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、車両用ドアハンドル装置Aは、車両用ドアの外方に向けて揺動操作自在にドアパネル1に支持されるドアハンドル2と、キープレートにより施錠・解錠操作が可能な補助錠3とを備えている。
ドアハンドル2は、その長手方向を車両前後方向に沿わせて配設され、補助錠3は、ドアハンドル2の車両後方側に配設されている。
ドアハンドル2は、樹脂製の第1ハンドルケース4と、樹脂製の第2ハンドルケース5と、ロック(施錠)指令を検知する静電容量型のロック指令検知センサ6と、アンロック(解錠)指令を検知する静電容量型のアンロック指令検知センサ7と、携帯機(図示せず)との間で通信するためのアンテナ8とを備えている。
第1ハンドルケース4はドアパネル1に対して空隙9を隔てて配設され、ドアハンドル2の把持部2aが空隙9の側に臨ませて設けられている。
第2ハンドルケース5は、第1ハンドルケース4の側からねじ込んだビス10a,10b,10cで、当該第1ハンドルケース4に対してドアパネル1の側とは逆の側に固定されている。
第2ハンドルケース5の車両前方側部分には、ドアハンドル2をドアパネル1に対して揺動操作自在に支持するために、ドアパネル1の内側に入り込ませて、当該ドアパネル1の内側に固定してある支持部材11に揺動自在に支持される揺動支持部12が一体形成されている。
第2ハンドルケース5の車両後方側部分には、ドアパネル1の内側に入り込ませて、当該ドアパネル1の内側に設けてあるドア開閉機構の開閉レバー13をドアハンドル2の揺動操作でドア開側に作動させるための操作部14が一体形成されている。
ロック指令検知センサ6は、第1ハンドルケース4の内側に固定されるロック検知用信号処理回路(図7参照)15を設けてあるIC基板16と、第2ハンドルケース5の内面のうちの、ドアパネル1の板面と略平行に配設される内側面17に沿わせて組み付けられるロック検知用電極18と、ロック検知用信号処理回路15とロック検知用電極18とに電気的に接続されるロック検知用回路接続部19とを備えている。
ロック検知用電極18は、第2ハンドルケース5を第1ハンドルケース4に固定することにより、後述する電極接続リング20と回路接続リング21とを互いに電気的に接触させて、ロック検知用回路接続部19に電気的に接続されている。ロック検知用回路接続部19は予めロック検知用信号処理回路15に電気的に接続されている。
アンロック指令検知センサ7は、第1ハンドルケース4に形成した把持部2aの内面側に沿わせて組み付けられたアンロック検知用電極22と、アンロック検知用電極22が電気的に接続されたアンロック検知用信号処理回路(図示せず)とを備えている。
アンロック検知用信号処理回路は、ロック検知用信号処理回路15と同様にIC基板16に設けてある。
ロック検知用信号処理回路15とアンロック検知用信号処理回路とを設けてあるIC基板16は、第1ハンドルケース4の車両前方側部分にロック検知用電極18に対向させて固定してある回路基板25に取付られている。
回路基板25には、アンテナ8の送受信回路(図示せず)も設けられている。
ロック検知用電極18は、第2ハンドルケース5の車両前方側部分に組み付けられている。アンロック検知用電極22とアンテナ8は、アンテナ8をアンロック検知用電極22の第2ハンドルケース5側に重ねて、第1ハンドルケース4のうちの回路基板25よりも車両後方側部分に組み付けられている。
ロック検知用回路接続部19は、図3に示すように、ロック検知用信号処理回路15に電気的に接続される一対の回路接続端子26と、ロック検知用電極18の後述する押圧部27の先端側に設けた電極接続リング20に電気的に接続される回路接続リング21とを一体に備えている。
一対の回路接続端子26の夫々は、ロック検知用信号処理回路15に電気的に接続されるように予め回路基板25に樹脂などで一体に固定されている。
アンロック検知用電極22は、アンロック検知用信号処理回路に電気的に接続されるように予め回路基板25に樹脂などで一体に固定されている。
アンテナ8も、送受信回路に電気的に接続されるように予め回路基板25に樹脂などで一体に固定されている。
ロック検知用電極18は、図3に示すように、リン青銅などからなる金属板を板金加工することにより、第2ハンドルケース5の内側面17に板面が接触するように沿わせて組み付けられる弾性変形可能な板状の電極本体28と、電極本体28を第2ハンドルケース5の内側面17に向けて押圧するように弾性変形可能な帯板状の押圧部27とを一体に備えている。
第2ハンドルケース5は、図4に示すように、ロック検知用電極18を当該第2ハンドルケース5に係止可能な係止機構29を内側に備えている。
係止機構29は、ロック検知用電極18のハンドル長手方向一端側を係止可能な第1係止部29aと、ロック検知用電極18のハンドル長手方向他端側を係止可能な第2係止部29bとを備えている。
第1係止部29aは、第2ハンドルケース5の車両前方側部分に形成した係止孔で構成されている。
第2係止部29bは、第2ハンドルケース5の第1係止部29aよりも車両後方側部分に形成したボス30の外周部に周方向で間隔を隔てて一体形成した一対のリブ31で構成されている。
尚、ボス30には第2ハンドルケース5を第1ハンドルケース4に固定するためのビス10bがねじ込まれる。
電極本体28は、図3に示すように、第1係止部29aに係止させるハンドル長手方向で一端側の第1被係止部32aと、第1被係止部32aからハンドル長手方向に離れた車両後方側の位置で第2ハンドルケース5の内側面17に接触させる接触部33とを有している。
第1被係止部32aは、電極本体28から延設された延設片34を折り返して構成してある。
接触部33は、電極本体28のうちの車両後方側部分から互いに間隔を隔てて帯状に延設した一対の延設板35の延設端部で構成されている。
押圧部27は、図3に示すように、電極本体28における一対の延設板35の間の箇所から帯状に延設することにより、電極本体28の第1被係止部32aと接触部33との間の部位に一体に接続されている。押圧部27の先端側には、第2ハンドルケース5のボス30と第1ハンドルケース4との間に回路接続リング21と共に挟み込まれてビス10bで共締めされる電極接続リング20を一体に備えている。
押圧部27は、図5にも示すように、その長手方向中間部に鈎形の屈曲部36を形成して、屈曲部36の屈曲変形によって弾性変形可能に構成されている。押圧部27の端部には、第2係止部29bに係止させるハンドル長手方向他端側の第2被係止部32bを設けてある。
第2被係止部32bは、図3に示すように、一対の被係止爪37の二組を電極接続リング20から延設して、図4に示すように、一対の被係止爪37どうしの間の夫々に、ボス30に形成した一対のリブ31の夫々を係入して、第2係止部29bに係止させるように構成してある。
第1被係止部32aと第2被係止部32bとの間隔は、第1係止部29aと第2係止部29bとの間隔よりも長く設定してある。
したがって、ロック検知用電極18は、図4(b)に示すように、電極本体28の延設片(第1被係止部)34(32a)を係止孔(第1係止部)29aに押し込むと共に、一対の被係止爪(第2被係止部)37どうしの間の夫々にリブ31を差し込むことにより、図5に示すように、電極本体28の板面が第2ハンドルケース5の内側面17に接触する弾性変形状態で第1係止部29aと第2係止部29bとの間に係止される。
図7は、ロック指令検知センサ6の検知結果に基づいて作動するロッキングシステムのブロック図を示す。
図6に示すように、ロック検知用電極18とドアパネル1との間のドアパネル1を接地GND1とした静電容量C1と、ロック検知用電極18と回路基板25との間の、回路基板25に設けられている接地電極を接地GNDBとした静電容量C2とが並列に形成され、これらの合成静電容量を示す値がロック検知用信号処理回路15に入力される。
ロック検知用電極18の回路基板25との間隔はドアパネル1との間隔に比べて小さいので、ロック検知用電極18とドアパネル1との間に形成される静電容量よりも大きい静電容量を、ロック検知用電極18と回路基板25との間に形成することができる。
この状態で、運転者などの車両ユーザの手が第2ハンドルケース5のロック検知用電極18と対向する部分に設けてある目印M又はその近傍に触れると、車両ユーザとロック検知用電極18との間に、車両ユーザを接地GND2とした静電容量C3が新たに並列に形成され、その静電容量C3を加えた合成静電容量を示す値がロック検知用信号処理回路15に入力される。
車両ユーザとロック検知用電極18との間の静電容量C3を加えた合成静電容量を示す値がロック検知用信号処理回路15に入力されると、ドア制御部38は、車両ユーザによるドアロック指令が発せられたと判断し、ドライバ回路39を介してロック機構40に設けてあるロック用アクチュエータ41を駆動することにより車両用ドアをロックする。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による車両用ドアハンドル装置は、ロック指令検知センサがドアハンドルの揺動端側(車両後方側)に組み込まれていてもよい。
2.本発明による車両用ドアハンドル装置は、ロック検知用電極が、ロック検知用信号処理回路を設けてある回路基板に対してハンドル長手方向に離れた位置に組み付けられていてもよい。
3.本発明による車両用ドアハンドル装置は、第2ハンドルケースを第1ハンドルケースに固定することにより、その固定箇所以外の部位において、回路接続部に対して電気的に接続されるロック検知用電極を備えていてもよい。
4.本発明による車両用ドアハンドル装置は、ロック検知用電極が、第2ハンドルケースの内面のうちの、車両に組み付けた状態で上向き又は下向きの内面に沿わせて組み付けられていてもよい。
1 ドアパネル
2 ドアハンドル
4 第1ハンドルケース
5 第2ハンドルケース
6 ロック指令検知センサ
9 空隙
15 ロック検知用信号処理回路
18 ロック検知用電極
19 回路接続部
25 回路基板
27 押圧部
28 電極本体
29 係止機構
29a 第1係止部
29b 第2係止部
32a 被係止部
33 接触部

Claims (5)

  1. ドアパネルの外方に向けて揺動操作自在に支持されるドアハンドルが、
    前記ドアパネルに対して空隙を隔てて配設される第1ハンドルケースと、当該第1ハンドルケースに対して前記ドアパネルの側とは逆の側に固定される第2ハンドルケースと、ロック指令を検知する静電容量型のロック指令検知センサとを備え、
    前記ロック指令検知センサが、
    前記第1ハンドルケースの内側に固定されるロック検知用信号処理回路と、前記ロック検知用信号処理回路に電気的に接続される回路接続部と、前記第2ハンドルケースの内面に沿わせて組み付けられるロック検知用電極であって、前記第2ハンドルケースを前記第1ハンドルケースに固定することにより前記回路接続部に電気的に接続されるロック検知用電極とを備えている車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記ロック検知用電極を前記第2ハンドルケースに係止可能な係止機構を備えている請求項1記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記係止機構が、前記ロック検知用電極のハンドル長手方向一端側を係止可能な第1係止部と、前記ロック検知用電極のハンドル長手方向他端側を係止可能な第2係止部とを備え、
    前記ロック検知用電極が、弾性変形状態で前記第1係止部と前記第2係止部との間に係止されている請求項2記載の車両用ドアハンドル装置。
  4. 前記ロック検知用電極が、
    前記第1係止部又は前記第2係止部のいずれか一方に係止させる被係止部及び前記被係止部からハンドル長手方向に離れた位置で前記第2ハンドルケースの内面に接触させる接触部を有する弾性変形可能な板状の電極本体と、
    当該電極本体の前記被係止部と前記接触部との間の部位に一体に接続され、かつ、前記第1係止部又は前記第2係止部のいずれか他方に係止させることにより、前記電極本体を前記第2ハンドルケースの内面に向けて押圧するように弾性変形可能な押圧部とを備えている請求項3記載の車両用ドアハンドル装置。
  5. 前記ロック検知用信号処理回路を設けてある回路基板が、前記ロック検知用電極に対向させて前記第1ハンドルケースに固定されている請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用ドアハンドル装置。
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