JP6099426B2 - ドアハンドル装置 - Google Patents

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本発明は、アンテナや回路基板等の電気部品を内蔵して成るドアハンドル装置に関するものである。
近年、車両用ドアの開閉操作の利便性を高めるため、ID信号を送信する無線装置が内蔵された電子キーを携帯したユーザーが車両に接近/離間するだけで車両のドアロック装置のロック/アンロックが行われるスマートエントリシステムが開発され、既に実用に供されている(例えば、特許文献1参照)。
斯かるスマートエントリシステムを採用する車両のドアハンドル装置には、ID信号等の送受信を行うアンテナと、ユーザーがドアハンドルに接触したことを静電容量の変化によって電磁気的に検出するタッチセンサ(ロックセンサとアンロックセンサ)が設けられている。そして、電子キーを携帯したユーザーがドアを開けるためにドアハンドルのアンロックセンサに対応する部位に触れると、それをドアハンドルに内蔵されたアンロックセンサが検出し、車両の認証装置からアンテナを介して電子キーに向けてリクエスト信号が送信される。すると、リクエスト信号を受信した電子キーは、車両の認証装置に対して自己のID信号を送信し、そのID信号を受信した車両の認証装置は、受信したID信号に含まれるIDコードが予め記憶されているIDコードと一致する場合には認証OKとし、ドアロック装置のアクチュエータを駆動してドアを開放可能なアンロック状態とする。
他方、ユーザーがドアハンドルのロックセンサに対応する部位に触れると、ロックセンサがそれを検出し、車両の認証装置がドアロック装置のアクチュエータを駆動してドアを開放不能なロック状態とする。
特開2002−295094号公報
しかしながら、スマートエントリシステムを採用する従来のドアハンドル装置においては、ロックセンサの下端位置とアンロックセンサの下端位置とが上下方向に同じ位置にあるため、ドアハンドル本体内に水が浸入すると、ロックセンサとアンロックセンサとが水によって導通し、例えば、ユーザーがロックセンサ側に触れているにも関わらずアンロックセンサ側が反応してしまう等の誤作動が発生するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ドアハンドル本体内に水が浸入した場合であっても誤作動を防ぐことができるドアハンドル装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
車両用ドアの外面側に設けられたハンドル本体と、
該ハンドル本体の中空部内の異なる位置にそれぞれ配置されて該ハンドル本体のそれぞれ対応する位置へのユーザーの接触を静電容量の変化によって電磁気的に検出する第1検出電極及び第2検出電極と、
を備えたドアハンドル装置において、
前記第1検出電極と前記第2検出電極を、それぞれ電極本体と該電極本体の上下方向中央位置から延びて電気的接続部に接続される幅狭の導出部とで構成してそれぞれ上下対称形状とするとともに、両検出電極の電極本体の各下端位置を上下方向にずらし、
前記第2検出電極の導出部を前記第1検出電極の電極本体の上下方向中央位置に対向して配置するとともに、該第2検出電極の導出部の下端位置を前記第1検出電極の電極本体の下端位置よりも上方にずらしたことを特徴とする。
発明によれば、第1検出電極と第2検出電極の電極本体の各下端位置を上下方向にずらしたため、ドアハンドル本体内に水が浸入しても、第1検出電極と第2検出電極とが水によって導通することがなく、当該ドアハンドル装置の誤作動が防がれる。
又、本発明によれば、ドアハンドル本体内の第1検出電極の電極本体と第2検出電極の導出部が対向する部位に水が浸入しても、この部位においては第1検出電極の電極本体と第2検出電極の導出部の各下端位置が上下方向にずれているため、第1検出電極と第2検出電極とが水によって導通することがなく、当該ドアハンドル装置の誤作動が防がれる。
更に、本発明によれば、第1検出電極の電極本体に対向する位置に第2検出電極の導出部を配置するとともに、該第2検出電極の導出部の下端位置を第1検出電極の電極本体の下端位置よりも上方にずらしたため、第2検出電極の電極本体の上下方向の幅を狭くする必要がなく、第1検出電極と第2検出電極とが対向する部位において第1検出電極と第2検出電極の各下端位置を上下方向にずらすことができ、検出感度を低下させることなく当該ドアハンドル装置の誤作動を防ぐことができる。
その他、本発明によれば、第1検出電極と第2検出電極を上下対称形状としたため、車両の左右両側のドアに設けられたドアハンドル装置に対して両検出電極を共用することができ、部品の共通化を図ることによって製造コストを低減することができる。又、第2検出電極の導出部を第1検出電極の電極本体の上下方向中央位置に対向して配置したため、第1検出電極の電極本体の下端と第2検出電極の導出部の下端との上下方向の距離を大きく取ることができ、第1検出電極と第2検出電極との水による導通を更に確実に防ぐことができる。
本発明に係るドアハンドル装置の平断面図である。 本発明に係るドアハンドル装置をドア外側から見た分解斜視図である。 本発明に係るドアハンドル装置をドア内側から見た分解斜視図である。 本発明に係るドアハンドル装置のロックセンサプレートとアンロックセンサプレートの位置関係を示す説明図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るドアハンドル装置の平断面図、図2は同ドアハンドル装置をドア外側から見た分解斜視図、図3は同ドアハンドル装置をドア内側から見た分解斜視図、図4は同ドアハンドル装置のロックセンサプレートとアンロックセンサプレートの位置関係を示す説明図である。
図1に示すドアハンドル装置1は、車両のドアに取り付けられるものであって、車両前後方向(図1の左右方向)に長いハンドル本体2と、該ハンドル本体2をドアパネル3に固定するためのハンドルベース4と、ハンドル本体2の表面を覆って該ハンドル本体2を構成するハンドルカバー5及び不図示のシリンダ錠等が固定される外部取付部材6によって構成されている。ここで、ハンドル本体2、ハンドルベース4、ハンドルカバー5及び外部取付部材6は何れも樹脂で構成されている。
上記ハンドル本体2は、平面視コの字状に一体成形され、図2に示すように、その外面側には外側方に向かって開口する凹部2aが前後方向に沿って形成され、この凹部2aが前記ハンドルカバー5によって覆われることによって、これらの間には中空部S(図1参照)が形成されている。尚、ハンドルカバー5は、不図示のビスによってハンドル本体2に締結されている。
又、ハンドル本体2の前端(図1の右端)と後端(図1の左端)からはアーム部2Aと作動部2Bが内側(図1の下側)に向かって略直角に突設されており、平面視L字状を成すアーム部2Aの先端には軸孔2bが形成されている。そして、この軸孔2bには前記ハンドルベース4の前端部に形成された支軸4aが嵌合しており、ハンドル本体2は、ハンドルカバー5と共に支軸4aを中心として図1の矢印方向に回動することができる。
更に、ハンドル本体2の後端部に突設された前記作動部2Bには係合凹部2cが形成されており、この係合凹部2cにはハンドルレバー7が係合している。尚、ハンドルレバー7は、車体に組み込まれた不図示のドアロック装置を作動させるためのものであって、ハンドル本体2をハンドルベース4の支軸4aを中心として図1の矢印方向に回動操作すると、該ハンドル本体2の作動部2Bの移動に伴ってハンドルレバー7も同方向に移動し、これによってドアロック装置が作動してドアのロックが解除(アンロック)される。
前記ハンドルベース4は、図1に示すように、ドアパネル3の内側の面に取り付けられるものであって、これにはドアパネル3の凹形状部3aに沿う凹形状部4bが形成され、この凹形状部4bとハンドル本体2の間にはユーザーが手を差し込むための空間(隙間)S1が形成されている。このハンドルベース4の内部にはハンドル本体2の前記アーム部2Aと作動部2Bが図示のように挿入されるが、該ハンドルベース4の前端部にはハンドル本体2のアーム部2Aを挿入するための挿入孔4cが形成されている。
又、前記外部取付部材6は、図1に示すようにネジ8によってドアパネル3に取り付けられており、その外面は外部カバー9によって覆われている。
ところで、図1に示すように、ハンドル本体2とこれを覆うハンドルカバー5の間に形成される前記中空部Sには、一体化された電気部品ユニット10が収容されるが、この電気部品ユニット10は、その長手方向両端部(前端部と後端部)がハンドル本体2とハンドルカバー5の長手方向両端部(前端部と後端部)の内面にそれぞれ突設された支持部2dと5a及び支持部2eと5bによって挟持されるように支持されており、その長手方向中央部はハンドル本体2及びハンドルカバー5の各内面に接触しないよう、これらの間には隙間がそれぞれ形成されている。即ち、電気部品ユニット10は、その長手方向中央部がハンドル本体2とハンドルカバー5の各内面に接触しないように、ハンドル本体2とハンドルカバー5にそれぞれ形成された支持部2dと5a及び支持部2eと5bによってその長手方向両端部(前端部と後端部)がそれぞれ支持されている。
ここで、図2に示すように、ハンドル本体2の凹部2aの長手方向両端部に支持部2d,2eが一体に突設され、一方(前端側)の支持部2dの前後には挿通部2fと位置決め孔2gがそれぞれ形成されている。又、図3に示すように、ハンドルカバー5の内面の長手方向両端部(ハンドル本体2の支持部2d,2eに対応する箇所)には支持部5a,5bが一体に突設されている。
電気部品ユニット10は、図2及び図3に示すように、車両前後方向に沿って配列されたアンテナ11と回路基板12、金属製の第1検出電極であるロックセンサプレート13及び同じく金属製の第2検出電極であるアンロックセンサプレート14を備えているが、アンテナ11と回路基板12は、車両前後方向に細長い樹脂製のケース15に収容されている。
図2に示すように、上記ケース15の長手方向両端部には収容部15A,15Bがそれぞれ形成されており、これらの収容部15A,15Bは弾性変形可能な連結部15Cによって連結されている。そして、ケース15の収容部15A,15Bにはアンテナ11と回路基板12がそれぞれ収容されており、アンテナ11は、これに形成された2つのケース取付部11a(図3参照)をケース15に形成された2つのアンテナ取付部15a(図参照)に組み込むことによってケース15に取り付けられる。又、ケース15のハンドル本体2に対向する面の前端部近傍(ハンドル本体2に形成された前記位置決め孔2gに対応する位置)には、図3に示すように、円柱状の位置決めピン15bが一体に突設されている。
ここで、回路基板12及びアンテナ11からはアンテナ11の上下面に沿ってハーネス16が車両前方へと延びており、このハーネス16は、図1に示すように、車両内側へと略直角に折り曲げられ、ハンドル本体2のアーム部2Aに形成された前記挿通部2f及びハンドルベース4の挿入孔4cを通ってドア内部へと引き込まれている。そして、図2及び図3に示すように、ハーネス16の端部にはコネクタ17が接続されており、このコネクタ17には車体に搭載された不図示のECUに連なる不図示のコネクタが接続され、回路基板12及びアンテナ11はハーネス16を介してECUに電気的に接続されている。
第1検出電極である前記ロックセンサプレート13は、ハンドルカバー5にユーザーの手が触れたことを静電容量の変化によって電磁気的に検知するタッチセンサであって、その上下端縁にケース15側に向かって略直角に折り曲げられたフランジ状の係止片13aをケース15の後端部の上下面に嵌め込んで係止することによってケース15に取り付けられる。ここで、図2及び図3に示すように、ロックセンサプレート13は、矩形プレート状の電極本体13Aと、該電極本体13Aの後端部の上下方向中央部から後方へと延びてケース15側に向かって略直角に折り曲げられた幅狭の導出部13Bとで上下対称形状に形成されている。
第2検出電極である前記アンロックセンサプレート14は、ユーザーがドアを開くためにハンドル本体2とハンドルベース4の間の空間S1に手を差し込んでハンドル本体2とハンドルカバー5をつかむと、そのことを静電容量の変化によって電磁気的に検知するタッチセンサであって、図2及び図3に示すように、その上下端縁にはケース15側に向かって略直角に折り曲げられた複数の係止爪14aとフランジ状の係止片14bがそれぞれ形成されている。ここで、アンロックセンサプレート14は、前後方向に長い矩形プレート状の電極本体14Aと、該電極本体14Aの後端部の上下方向中央部から後方へと延びてその先端部がケース15側に向かって略直角に折り曲げられた幅狭の導出部14Bとで上下対称形状に形成されている。
次に、ロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14の位置関係を図4に基づいて以下に説明する。
本実施の形態に係るドアハンドル装置1においては、図4に示すように、ドアハンドル装置1を車体に取り付けた状態において、ロックセンサプレート13の電極本体13Aの下端位置とアンロックセンサプレート14の電極本体14Aの下端位置とは上下方向に図示のAだけずれており、ロックセンサプレート13の電極本体13Aの下端はアンロックセンサプレート14の電極本体14A下端よりもAだけ上方に位置している。
又、ロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14とが対向する部位においては、ロックセンサプレート13の電極本体13Aに対向する位置にアンロックセンサプレート14の導出部14Bが配置されるとともに、該アンロックセンサプレート14の導出部14Bの下端位置がロックセンサプレート13の電極本体13Aの下端位置よりも図示のBだけ上方にずれている。そして、アンロックセンサプレート14の導出部14Bは、ロックセンサプレート13の電極本体13Aの上下方向中央位置に対向して配置されている。
ところで、図2及び図3に示すように、回路基板12の後端部には縦方向に長いスリット状の2つの接続孔12a,12bが前後に並んで形成されている。
次に、電気部品ユニット10の組付手順について説明する。
先ず、アンテナ11と回路基板12をケース15の収容部15A,15Bにそれぞれ組み込んで収容し、アンテナ11に形成されたケース取付部11aをケース15側のアンテナ取付部15aに組み付けることによってアンテナ11をケース15に固定する。
次に、ロックセンサプレート13に形成された導出部13Bを回路基板12に形成された一方の接続孔12aに車両外側方から内側に向かって通し、ロックセンサプレート13に形成された係止片13aをケース15に嵌め込んで係止すれば、該ロックセンサプレート13がケース15に固定されるとともに、回路基板12に電気的に接続される。
同様に、アンロックセンサプレート14に形成された導出部14Bの略直角に折り曲げられた先端部をケース15に形成された貫通孔15cに通すとともに、回路基板12に形成された他方の接続孔12bに導出部14Bの先端部を車両内側から外側に向かって通し、アンロックセンサプレート14に形成された係止爪14aと係止片14bをケース15に嵌め込んで係止すれば、該アンロックセンサプレート14がケース15に固定されるとともに、回路基板12に電気的に接続される。尚、ロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14のケース15への取り付けの順序はどちらが先でも構わない。
以上の要領で電気部品ユニット10が組み付けられると、該電気部品ユニット10は、弾性を有するポリエステル等の樹脂材料18(図1参照)によってケース15と共にモールドされて一体化され、ロックセンサプレート13の電極本体13A、導出部13Bの一部及びアンロックセンサプレート14の電極本体14A、導出部13Bの一部は、樹脂材料18の外部に露出した状態で固定されている。そして、電気部品ユニット10は、ハンドル本体2の凹部2aに収容される。このとき、ケース15に突設された位置決めピン15bがハンドル本体2に形成された位置決め孔2gに嵌合することによって、一体化された電気部品ユニット10がハンドル本体2に対して位置決めされる。そして、電気部品ユニット10は、ハンドル本体2にハンドルカバー5が図1に示すように取り付けられることによって、その長手方向中央部がハンドル本体2とハンドルカバー5の各内面に接触しない状態で、ハンドル本体2とハンドルカバー5に形成された支持部2dと5a及び支持部2eと5bによってその長手方向両端部(前端部と後端部)が支持される。
而して、本実施の形態に係るドアハンドル装置1においては、図4に示すように、ロックセンサプレート13の電極本体13Aとアンロックセンサプレート14の電極本体14Aの下端位置を上下方向に図示のAだけずらしたため、ドアハンドル本体2内に水が浸入しても、浸入した水がドアハンドル本体2内の中空部Sの底部に高さAだけ溜まらない限り、ロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14とが水によって導通することがなく、当該ドアハンドル装置1の誤作動が防がれる。
又、本実施の形態では、ドアハンドル本体2内のロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14とが対向する部位において、ロックセンサプレート13の電極本体13Aに対向する位置にアンロックセンサプレート14の導出部14Bを配置するとともに、該アンロックセンサプレート14の導出部14Bの下端位置をロックセンサプレート13の電極本体13Aの下端位置よりも図4に示すBだけ上方にずらしたため、ドアハンドル本体2内のロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14とが対向する部位においては、ドアハンドル本体2内に水が浸入しても、浸入した水がドアハンドル本体2内の中空部Sの底部に高さ(A+B)だけ溜まらない限り、ロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14とが水によって導通することがなく、当該ドアハンドル装置1の誤作動が一層確実に防がれる。そして、この場合、アンロックセンサプレート14の電極本体14Aの上下方向の幅を狭くする必要がなく、ロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14とが対向する部位において、ロックセンサプレート13の電極本体13Aとアンロックセンサプレート14の導出部14Bの各下端位置を図4に示すBだけ上下方向にずらすことができ、検出感度を低下させることなく当該ドアハンドル装置1の誤作動を防ぐことができる。
更に、本実施の形態に係るドアハンドル装置1においては、ロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14を上下対称形状としたため、車両の左右両側のドアに設けられたドアハンドル装置1に対してロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14を共用することができ、部品の共通化を図ることによって製造コストを低減することができる。そして、本実施の形態では、アンロックセンサプレート14の導出部14Bをロックセンサプレート13の電極本体13Aの上下方向中央位置に対向した配置したため、ロックセンサプレート13の電極本体13Aの下端とアンロックセンサプレート14の導出部14Bの下端との上下方向の距離Bを大きく取ることができ、ロックセンサプレート13とアンロックセンサプレート14との水による導通を更に確実に防ぐことができるという効果が得られる。
尚、本実施の形態においては、ロックセンサプレート13を第1検出電極、アンロックセンサプレート14を第2検出電極として構成したが、アンロックセンサプレート14を第1検出電極、ロックセンサプレート13を第2検出電極として構成しても良い。
1 ドアハンドル装置
2 ハンドル本体
2A ハンドル本体のアーム部
2B ハンドル本体の作動部
2a ハンドル本体の凹部
2b ハンドル本体の軸孔
2c ハンドル本体の係合凹部
2d,2e ハンドル本体の支持部
2f ハンドル本体の挿通部
2g ハンドル本体の位置決め孔
3 ドアパネル
3a ドアパネルの凹形状部
4 ハンドルベース
4a ハンドルベースの支軸
4b ハンドルベースの凹形状部
4c ハンドルベースの挿入孔
5 ハンドルカバー(ハンドル本体)
5a,5b ハンドルカバーの支持部
6 外部取付部材
7 ハンドルレバー
8 ネジ
9 外部カバー
10 電気部品ユニット
11 アンテナ
11a アンテナのケース取付部
12 回路基板
12a,12b 回路基板の接続孔
13 ロックセンサプレート(第1検出電極)
13A ロックセンサプレートの電極本体
13B ロックセンサプレートの導出部
13a ロックセンサプレートの係止片
14 アンロックセンサプレート(第2検出電極)
14A アンロックセンサプレートの電極本体
14B アンロックセンサプレートの導出部
14a アンロックセンサプレートの係止爪
14b アンロックセンサプレートの係止片
15 ケース
15A,15B ケースの収容部
15C ケースの連結部
15a ケースのアンテナ取付部
15b ケースの位置決めピン
15c ケースの貫通孔
16 ハーネス
17 コネクタ
18 樹脂材料
S ドアハンドル本体内の中空部
S1 空間

Claims (1)

  1. 車両用ドアの外面側に設けられたハンドル本体と、
    該ハンドル本体の中空部内の異なる位置にそれぞれ配置されて該ハンドル本体のそれぞれ対応する位置へのユーザーの接触を静電容量の変化によって電磁気的に検出する第1検出電極及び第2検出電極と、
    を備えたドアハンドル装置において、
    前記第1検出電極と前記第2検出電極を、それぞれ電極本体と該電極本体の上下方向中央位置から延びて電気的接続部に接続される幅狭の導出部とで構成してそれぞれ上下対称形状とするとともに、両検出電極の電極本体の各下端位置を上下方向にずらし、
    前記第2検出電極の導出部を前記第1検出電極の電極本体の上下方向中央位置に対向して配置するとともに、該第2検出電極の導出部の下端位置を前記第1検出電極の電極本体の下端位置よりも上方にずらしたことを特徴とするドアハンドル装置。
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