JP5018414B2 - 媒体結束装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現金処理機等で計数された一定枚数の紙幣等の媒体をテープで結束する媒体結束装置に関するものである。
銀行等の金融機関の営業店内には出納機と呼ばれる大型の現金処理機が配置され、金融機関の係員の操作により現金の入出金処理が行われるが、この現金処理機は処理機内部で計数された金種毎の一定枚数の紙幣をテープで結束する紙幣結束装置(媒体結束装置)を有している。
従来の紙幣結束装置としては、基部を回転可能に軸支した旋回アームの先端にチャック部を設け、テープ供給部から供給されるテープの先端部を挟持位置にて前記チャックで挟持し、その挟持位置から略180度の位置にある待機位置にチャックが移動するように前記旋回アームを回転させて前記テープが搬送手段を遮るようにしておき、この状態で挟持部材により送られてくる紙幣束(集積紙幣)の紙幣を結束位置に送り込むと共に、この紙幣束により前記テープを押込み、更に前記紙幣束を上下に搬送ベルトで挟持してから、前記旋回アームを回転させて前記チャックを巻付け終了位置まで移動させることにより前記テープを前記紙幣束に巻付け、その後前記紙幣束をクランプ部材でクランプすると共にテープの弛みを取り、カッターで前記テープを切断すると同時に接着鏝で前記テープの巻付け端を熱接着するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、紙幣束に対するテープの巻付けを、収納部から繰出されたテープ(紙帯)を搬送手段を遮るように上方へ引き上げるキャッチと、引き上げられたテープの先端を紙幣束の後端面に沿って下方に折り曲げる上スプーンと、下方に折り曲げられたテープを更に紙幣束の下面に沿って折り曲げる下スプーンとで行うようにした技術ある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−300501 特開2000−190913
しかしながら、上述した従来の技術においては、以下の問題がある。
すなわち、特許文献1による技術では、テープを挟持するチャックを先端に設けた旋回アームにより紙幣束(媒体束)にテープを巻きつけるため、テープ両端を重ね合わせて接着するための接着部の距離(長さ)を得るためには、旋回アームの回転範囲を大きくとる必要があり、そのため機構の大型化を招くというという問題がある。
また、特許文献2による技術では、キャッチ、上スプーン、下スプーンという複数の部材に巻き付け動作を分担させているので、装置が大型化するという問題はないが、複数の部材をそれぞれ動作させることから部品点数が増え、装置が複雑化すると共に高価になるという問題を有している。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明の媒体結束装置は、テープを供給するテープ供給手段と、テープ巻付け手段と、前記テープ巻付け手段を回転させる回転手段と、媒体束を搬送する搬送手段とを備え、前記テープ供給手段から供給されるテープの先端部を初期位置で挟持した前記テープ巻付け手段を前記回転手段により半回転させつつ媒体束の搬送経路を横切るように移動させることで前記テープを前記媒体束の搬送経路を遮るように伸ばし、前記搬送手段により搬送される媒体束の先端が前記テープを押すことで、前記テープが媒体束の表裏面を覆うようにした後、前記テープ巻付け手段を前記回転手段によりもう半回転させつつ再び前記搬送経路を横切るように移動させ、前記媒体束を前記搬送手段により逆方向に搬送することで前記テープを媒体束に巻付けて結束することを特徴とする。
このようにした本発明は、媒体束を搬送するだけでなく逆方向にも搬送させながらテープ巻付け手段でテープを媒体束に巻付けるため、テープ巻付け手段は最低媒体束の厚さだけ通過できる範囲の移動量で済み、そのためテープ巻付け手段の移動範囲を小さくできるため、小型化を図ることができると共に、テープ巻付け動作を複数の部材に分担させないので、部品点数が増加したり、装置が複雑化することもなく、安価に実現できるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による媒体結束装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示す概略側面図で、ここでは媒体として紙幣を結束する媒体結束装置の例を示している。
図において1は紙等を素材としたテープ2のロールで、このロール1は直径方向が水平になるように寝かせて配置されている。
3a〜3cはテープ2の送り経路に沿って配置されたテープ供給ローラ(テープ供給手段)で、ロール1から引出されたテープ2は図示しないガイドにより上方に導かれてテープ面が水平になるようにテープ供給ローラ3a、3b間に保持され、テープ供給ローラ3b、3c間で斜め上方に供給されるようになっている。
4はテープ供給ローラ3a、3b間でテープ2に印字を行うように設けられた印字部(印字手段)、5はテープを後述するテープ巻付け手段に案内するガイドローラ、6はテープ供給ローラ3aとガイドローラ5との間でテープ2を切断するように配置されたカッター(切断手段)、7はテープ2に塗布してある糊を溶着させるためのヒータ(溶着手段)である。
8は下部搬送ベルト、9は上部搬送ベルトで、それぞれ複数のローラにより支持されており、後述する紙幣束の搬送経路に沿って配置されている。
この下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9は紙幣束を挟持して搬送する搬送手段を構成し、上部搬送ベルト6は図示しない回動手段によってローラ10を中心に上下方向に回動できるようになっている。
11はテープ2の先端部を挟持して紙幣束に巻付けるテープ巻付け手段で、下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9から成る搬送手段の一側に設けられ、搬送手段の上流側に位置しており、その下方にヒータ7が所定の方向に移動するように設けられている。
図2はテープ巻付け手段11を示す斜視図で、この図に示したようにテープ巻付け手段11は挟持部材12と13により成り、挟持部材12と13の各々の基部には円板状等の支持板12aと13aがほぼ直角に起立するように形成されている。
そして、挟持部材12の支持板12aは筒状の外軸14に固定され、この外軸は図示しないフレームに設けた支持穴に挿通されている。
一方、挟持部材13の支持板13aは外軸14の内部に通した図示しない中心軸に固定されていて、外軸14が図示しない回転手段により回転することで挟持部材12は矢印A、B方向に回動し、これにより挟持部材12と13は開閉するものとなっている。
また、挟持部材13が前記回転手段により前記外軸と一体に矢印B方向に1回転円運動するとき、挟持部材12も挟持部材13と共に矢印B方向に円運動するものと成っていて、 更に、挟持部材12、13によるテープ巻付け手段11は図示しない機構により紙面の奥行き方向に移動可能となっている。
図3は紙幣束20を搬送する下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9からなる搬送手段の斜視図で、この図に示したようにテープ巻付け手段11は挟持部材12と13が下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9に干渉しないように配置されており、紙幣束20の下側(片面側)となる位置を初期位置としている。
上述した構成による第1の実施例の作用を図4〜図11を用いて説明する。
図4は実施例の作用を示すテープ送り時の側面図、図5はテープ巻付け手段11の開閉工程を示す斜視図、図6はテープ巻付け手段11の反転動作時の側面図、図7はテープ巻付け手段11が反転した状態を示す斜視図、動作時の側面図、図8はテープ巻付け動作時の側面図、図9はテープ巻付け手段11によるテープ巻付け工程を示す側面図、図10はテープ巻付け終了時の側面図、図11はテープ溶着時の状態を示す側面図である。
尚、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御されるものとする。
まず、図4に示すようにロール1から引出されたテープ2がテープ供給ローラ3a〜3cにより挟持され、テープ2の先端がカッターによる切断位置に停止している状態において、テープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2が送り経路に沿って供給される。
このテープ供給に伴ってテープ供給ローラ3a、3b間で印字部4によりテープ2に日付や当該現金処理機が設置されている支店名等が印字される。
また、テープ2が供給されることで、テープ2の先端部は図示しないガイドに導かれてガイドローラ5に挟持され、更にこのガイドローラ5の回転によりテープ2の先端部はテープ巻付け手段11に向かって送られる。
このときテープ巻付け手段11は、挟持部材12、13が図5(a)に示すように開いた状態で初期位置に待機しており、また搬送手段の上部搬送ベルト9はローラ10を中心に所定角度上方に回動して待機している。
この状態でテープ2の先端部が挟持部材12、13間に進入すると、挟持部材12、13が図5(b)に示すように閉じてテープ2の先端部を挟持する。
この場合の挟持部材12、13の開閉は、前記のように外軸14を図示しない回転手段によりで回転させることで挟持部材12が矢印A、B方向に回転動作することにより行われる。
続いてテープ供給ローラ3a〜3cによりテープ2を供給しながら、外軸14及び中心軸と共に挟持部材12、13を回転手段により時計回り方向(図2の矢印B方向)に略半回転(約180度回転)させ、これにより図6に示すようにテープ巻付け手段11を紙幣束20の搬送経路を横切らせて前記テープ2を前記紙幣束20の搬送経路を遮るように伸ばすと共に、図7に示したようにテープ巻付け手段11を上下に反転させる。
そして、図示しない手段により紙幣束20が搬送手段の下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9の間に送り込まれてくると、上部搬送ベルト9はローラ10を中心に下方に回動して下部搬送ベルト8との間に紙幣束20を挟持する。
その後、上下の搬送ベルト8、9が図示しないベルト駆動手段により駆動されて回転し、これによりの紙幣束20が矢印方向に搬送されるが、その際、紙幣束20は前端面でテープを押込み、このときのテープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2の供給が行われることで、テープ2は図8に示したように紙幣束20の上下を覆うように引出される。
搬送ベルト8、9は紙幣束20を所定距離だけ搬送した後停止されるが、このときの紙幣束20の停止は、停止位置付近に設けた図示しない位置確認センサが紙幣束20を検知したときの信号に基づいて制御される。
続いてテープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2を供給しながら、外軸14及び中心軸と共に挟持部材12、13を回転手段により時計回り方向にもう半回転(180度回転)させ、これによりテープ巻付け手段11を図9(a)に示したように紙幣束20の後端上方から搬送経路を横切って図9(b)に示したように紙幣束20の後端下方に回り込むように移動させて初期位置に戻すと共にテープ巻付け手段11を再び上下に反転させる。
この動作により紙幣束20の後端がテープ2で囲い込まれ、その後テープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2を送出しながら上下の搬送ベルト8、9が図示しないベルト駆動手段により逆方向に駆動されて回転する。
これによりの紙幣束20が逆方向に搬送されることで、図10に示したようにテープ2が紙幣束20を一周するように巻付けられるので、その後カッター6を動作させてテープ2をその両端部が重なり合う長さに切断し、更に図11に示したようにヒータ7を図示しないヒータ駆動手段により動作させてテープ2の重なり合った部分を下方から押圧してテープ2に塗布されている糊を熱溶着させて接着する。
このようにして紙幣束20をテープ2で結束した後、挟持部材12を矢印A方向に少し移動してテープ2を挟持力から開放し、テープ巻付け手段11を紙面奥側に移動させて引抜き、搬送ベルト8、9をベルト駆動手段により駆動して紙幣束20を搬送し、図示しない排出口から排出する。
以上説明した第1の実施例によると以下の効果が得られる。
図12は第1の実施例の効果を説明する図で、前記特許文献1に示される従来の技術では、図12(a)に示したようにテープの接着部の距離L1を得るためには、テープを紙幣束に巻付けるための旋回アームは直径L2の回転範囲が必要となり、そのため機構が大型化するという問題を有していたが上述した第1の実施例によれば、紙幣束を逆方向に搬送させながらテープ巻付け手段でテープを紙幣束に巻付けるため、テープ巻付け手段は最低紙幣束の厚さだけ通過できる範囲の移動量で済み、そのため図12(b)に示したように、テープ巻付け手段の移動に要する直径をL2より小さいL3にすることができるため、装置の高さ方向を小さく作ることが可能となり装置の小型化を図ることができる。
また、紙幣束は同じ搬送手段を往復させるため、搬送距離も短くすることができ、そのため高さだけでなく搬送方向の大きさも小さくすることができる。
また、前記特許文献2による従来の技術のように、テープの巻き付け動作を分担せず、1つのテープ巻付け手段により巻付け動作を行うため、部品点数が少なくて済み、少ない部品点数で実現できるために部品的にも安定した装置を実現することができる。
図13は本発明の第2の実施例を示す要部斜視図である。
この第2の実施例は、挟持部材12の支持板12aを固定した外軸14をフレームに設けた開放部を下に向けたC字形の長穴15に滑動自在に嵌合させ、これにより挟持部材12と13を図示しない移動手段により外軸14と一体に長穴15に沿って移動できるようにすると共に、その移動に伴って際挟持部材12と13は外軸14及び前記中心軸が図示しない回転手段により一体に回転にすることで矢印C、D方向にそれぞれほぼ1回転できるようにしている。
尚、本実施例では、外軸14が紙面に向かって反時計回り方向における長穴15の一端で停止する位置をテープ巻付け手段11の初期位置として設定している。
この他の構成は第1の実施例と同様である。
このような構成による第2の実施例の作用について説明する。
まず、テープ供給ローラ3a〜3cによるテープ2の供給、印字部4によるテープ2への印字、テープ巻付け手段11の挟持部材12、13によるテープ2先端部の挟持まで第1の実施例と同様に行われる。
続いてテープ供給ローラ3a〜3cによりテープ2を供給しながら、外軸14及び中心軸と共に挟持部材12、13を回転手段により時計回り方向に半回転(180度回転)させつつ、移動手段により外軸14と図示しない中心軸を長穴15に沿ってその上部(中央部)まで移動させ、これによりテープ巻付け手段11を紙幣束20の搬送経路を横切らせて前記テープを前記紙幣束の搬送経路を遮るように伸ばすと共に、テープ巻付け手段11を上下に反転させる。
そして、図示しない手段により紙幣束20が搬送手段の下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9の間に送り込まれてくると、上部搬送ベルト9はローラを中心に下方に回動して下部搬送ベルト10との間に紙幣束20を挟持する。
その後、上下の搬送ベルト8、9が図示しないベルト駆動手段により駆動されて回転し、これによりの紙幣束20が矢印方向に搬送されるが、その際、紙幣束20は前端面でテープを押込み、このときのテープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2の供給が行われることで、テープ2は図8に示したように紙幣束20の上下を覆うように引出される。
搬送ベルト8、9は紙幣束20を所定距離だけ搬送した後停止されるが、このときの紙幣束20の停止は、停止位置付近に設けた図示しない位置確認センサが紙幣束20を検知したときの信号に基づいて制御される。
続いてテープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2を供給しながら、外軸14及び中心軸と共に挟持部材12、13を回転手段により時計回り方向にもう半回転(180度回転)させつつ、移動手段により挟持部材12、13を外軸14と図示しない中心軸と共に長穴15に沿ってその上部(中央部)まで移動させ、これによりテープ巻付け手段11を紙幣束20の後端上方から搬送経路を横切って紙幣束20の後端下方に回込むように移動させると共にテープ巻付け手段11を再び上下に反転させる。
この動作により紙幣束20の後端がテープ2で囲い込まれる。
その後、テープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2を送出しながら上下の搬送ベルト8、9によりの紙幣束20が逆方向に搬送することで、テープ2が紙幣束20を一周するように巻付けられるので、以後第1の実施例と同様にカッター6でテープ2を切断し、ヒータ7でテープ2の重なり合った部分を接着して紙幣束20を結束した後、テープ巻付け手段11を紙面奥側に移動させて引抜き、紙幣束20を図示しない排出口から排出する。
以上説明した第2の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果が得られると共に、挟持部材12、13の支持板12a、13aの高さを第1の実施例のものと比べて低くできるので、より小型化を図ることが可能となる。
図14は本発明の第3の実施例の構成を示す側面図、図15はテープ巻付け手段11を示す斜視図である。
この第3の実施例は、上述した第2の実施例のC字形の長穴15の代わりに図15に示したように紙幣束20の搬送経路と直行する方向に伸びる直線状の長穴16をフレームに設けて、この長穴16にテープ巻付け手段11の挟持部材12を固定した外軸14を滑動自在に嵌合させ、これにより挟持部材12と13を外軸14と一体に長穴16にそって矢印C、D方向(上下方向)に移動するようにしたもので、外軸14が長穴16の一端で停止する位置をテープ巻付け手段11の初期位置として設定している。
このような構成による第3の実施例の作用について説明する。
まず、テープ供給ローラ3a〜3cによるテープ2の供給、印字部4によるテープ2への印字、テープ巻付け手段11の挟持部材12、13によるテープ2先端部の挟持まで第1、第2の実施例と同様に行われる。
テープ2の先端部を挟持部材12、13が挟持すると、テープ供給ローラ3a〜3cによりテープ2を供給しながら、外軸14及び中心軸と共に挟持部材12、13を回転手段により時計回り方向に半回転(180度回転)させつつ、移動手段により外軸14を図14に示す長穴16に沿ってその上端まで移動させ、これによりテープ巻付け手段11を紙幣束20の搬送経路を横切らせてテープ2を前記紙幣束20の搬送経路を遮るように伸ばすと共に、テープ巻付け手段11を上下に反転させる。
その後、第1、第2の実施例と同様に図示しない手段により下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9の間に送り込まれてくる紙幣束20を搬送することで、紙幣束20の先端によりテープ2が押されて紙幣束20の上下を覆うように引出され、そして紙幣束20の後端がテープ巻付け手段11の位置を通過するまで紙幣束20が搬送された後停止される。
続いてテープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2を供給しながら、外軸14を長穴16に沿ってその下端まで移動させると共に、外軸14及び中心軸と共に挟持部材12、13を時計回り方向に90度回転させてテープ巻付け手段11を再び上下に反転させる。
この動作により紙幣束20の後端がテープ2で囲い込まれる。
その後、テープ供給ローラ3a〜3cの回転によりテープ2を送出しながら上下の搬送ベルト8、9によりの紙幣束20が逆方向に搬送することで、テープ2が紙幣束20を一周するように巻付けられるので、以後第1の実施例と同様にカッター6でテープ2を切断し、ヒータ7でテープ2の重なり合った部分を接着して紙幣束20を結束した後、テープ巻付け手段11を紙面奥側に移動させて引抜き、紙幣束20を図示しない排出口から排出する。
以上説明した第3の実施例によれば、第1、第2の実施例と同様の効果が得られると共に、テープ巻付け手段11を紙幣束20の厚さ分だけ上下動させればよいので、よりいっそうの小型化を図ることが可能となる。
図16は第4の実施例を示す要部斜視図で、この第4の実施例は搬送手段を成す下部搬送ベルト8と上部搬送ベルト9を前部と後部に分割して、前部側下部搬送ベルト8a及び前部側上部搬送ベルト9aと後部側下部搬送ベルト8b及び後部側上部搬送ベルト9bにより紙幣束20の搬送手段を構成し、この前部側下部搬送ベルト8a及び前部側上部搬送ベルト9aと後部側下部搬送ベルト8b及び後部側上部搬送ベルト9bの間にテープ巻付け手段11を配置したもので、この他の構成は第3の実施例と同様である。
このような構成による第4の実施例は第3の実施例と同様の作用でテープ2により紙幣束20を結束することが可能であり、例えばテープ2を紙幣束20の中央部に巻付けることができるので安定した結束を行うことができる。
尚、本発明は上述した実施例に限られるものではない。
例えば、搬送ベルト8、9は図示したものより幅広のものでもよいし、テープ巻付け手段11と反対側の位置で紙幣束20の複数個所を挟持するものでもよい。
また、上部搬送ベルト9(または9a、9b)はローラ10を中心に回動するものとしたが、下部搬送ベルト8に対して平行に上下動するものでもよく、更に上部搬送ベルト9の位置を固定として下部搬送ベルト8が回動あるいは上下動するものでもよい。
更に、上述した実施例では結束対象を紙幣束として説明したが、証券や金券などの有価証券、あるいは交通機関で使用される券(例えば回収した乗車券)等の媒体の束を結束する装置においても適用可能である。
第1の実施例を示す概略側面図 テープ巻付け手段を示す斜視図 紙幣束を搬送する搬送手段の斜視図 実施例の作用を示すテープ送り時の側面図 テープ巻付け手段の開閉工程を示す斜視図 テープ巻付け手段の反転動作時の側面図 テープ巻付け手段が反転した状態を示す斜視図 テープ巻付け動作時の側面図 テープ巻付け手段によるテープ巻付け工程を示す側面図 テープ巻付け終了時の側面図 テープ溶着時の状態を示す側面図 第1の実施例の効果を説明する図 第2の実施例を示す要部斜視図 第3の実施例の構成を示す側面図 テープ巻付け手段を示す斜視図 第4の実施例を示す要部斜視図
符号の説明
1 ロール
2 テープ
3a〜3c テープ供給ローラ
4 印字部
5 ガイドローラ
6 カッター
7 ヒータ
8 下部搬送ベルト
9 上部搬送ベルト
10 ローラ
11 テープ巻付け手段
12、13 挟持部材
12a、13a 支持板
14 外軸
15、16 長穴
20 紙幣束

Claims (5)

  1. テープを供給するテープ供給手段と、テープ巻付け手段と、前記テープ巻付け手段を回転させる回転手段と、媒体束を搬送する搬送手段とを備え、
    前記テープ供給手段から供給されるテープの先端部を初期位置で挟持した前記テープ巻付け手段を前記回転手段により半回転させつつ媒体束の搬送経路を横切るように移動させることで前記テープを前記媒体束の搬送経路を遮るように伸ばし、
    前記搬送手段により搬送される媒体束の先端が前記テープを押すことで、前記テープが媒体束の表裏面を覆うようにした後、前記テープ巻付け手段を前記回転手段によりもう半回転させつつ再び前記搬送経路を横切るように移動させ、前記媒体束を前記搬送手段により逆方向に搬送することで前記テープを媒体束に巻付けて結束することを特徴とする媒体結束装置。
  2. 請求項1記載の媒体結束装置において、
    前記テープ巻付け手段は軸に取付けられ、該軸を回転させることで前記テープ巻付け手段が前記搬送経路を横切るように移動することを特徴とする媒体結束装置。
  3. 請求項1記載の媒体結束装置において、
    前記テープ巻付け手段を移動させる移動手段を備え、
    前記テープ巻付け手段は軸に取付けられ、該軸が前記移動手段によりC字形の長穴に沿って移動することで前記テープ巻付け手段が前記搬送経路を横切るように移動することを特徴とする媒体結束装置。
  4. 請求項1記載の媒体結束装置において、
    前記テープ巻付け手段を移動させる移動手段を備え、
    前記テープ巻付け手段は軸に取付けられ、該軸が前記移動手段により前記搬送経路と直行する方向の直線状の長穴に沿って移動することで前記テープ巻付け手段が前記搬送経路を横切るように移動することを特徴とする媒体結束装置。
  5. 請求項3記載の媒体結束装置において、
    前記搬送手段は前部と後部に分割され、前部側の搬送手段と後部側の搬送手段の間の入りに前記テープ巻付け手段を配置したことを特徴とする媒体結束装置。
JP2007294822A 2007-11-13 2007-11-13 媒体結束装置 Active JP5018414B2 (ja)

Priority Applications (4)

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