JP5018057B2 - 販売システム - Google Patents

販売システム Download PDF

Info

Publication number
JP5018057B2
JP5018057B2 JP2006336366A JP2006336366A JP5018057B2 JP 5018057 B2 JP5018057 B2 JP 5018057B2 JP 2006336366 A JP2006336366 A JP 2006336366A JP 2006336366 A JP2006336366 A JP 2006336366A JP 5018057 B2 JP5018057 B2 JP 5018057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sales
user
identification information
information
vending machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006336366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008146600A (ja
Inventor
恵 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2006336366A priority Critical patent/JP5018057B2/ja
Publication of JP2008146600A publication Critical patent/JP2008146600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5018057B2 publication Critical patent/JP5018057B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、携帯端末に記録された識別情報を読み取って、識別情報が自動販売機に記憶してある照合情報と一致する場合に商品を販売する自動販売機を備えた販売システムに関するものであって、特に、後払いによる商品の販売を可能とする販売システムに関するものである。
前払いで商品の販売を可能とするほか、後払いで商品の販売を可能とした自動販売機が知られている。この自動販売機は、前払いカード(プリペイドカード)と後払いカード(例えば、クレジットカード)とが受け付け可能であって、前払いカードを受け付けた場合には、カードリーダライタが前払いカードに記憶してある残額情報から商品の対価情報を差し引いた新たな残額情報を前払いカードに記憶させ、商品を払い出す。また、後払いカードを受け付けた場合には、カードリーダライタが後払いカードに記憶してある個人識別情報を読み取って、個人識別情報が真であることを判別した後に商品を払い出す。この自動販売機によれば、前払いで商品の販売を可能とするのみならず、後払いによっても商品の販売が可能となる。
しかしながら、後払いによっても商品の販売を可能とするためには、商品を販売するごとに売上管理装置に問い合わせ、個人識別情報が真であることを判別する必要がある。このため、後払いによっても商品の販売を可能とするためには、自動販売機内に伝送制御部を設けるととともに、該伝送制御部と売上管理装置とを伝送線により接続する必要があった(例えば、特許文献1参照)。
また、利用者が限られた場所(例えば、職場)に設置する場合に、売上管理装置に問い合わせることなく、後払いによって商品の販売を可能とする自動販売機が提案されている。この自動販売機は、自動販売機の管理者が発行した磁気カードあるいはICカードによって商品の購入が可能であり、磁気カードあるいはICカードを受け付けた場合には、カードリーダライタが磁気カードあるいはICカードに記録してある識別情報を読み取り、読み取った識別情報が記憶してある照合情報と一致した場合に商品を払い出すとともに、販売情報を識別情報と関連付けて記憶装置に記憶するようになっている。そして、操作装置を操作することにより、記憶装置に記憶された販売情報から識別情報ごとに売上金額が集計され、出力されるようになっている。この出力結果に基づいて、識別情報ごとに後払いするようになっている。このような自動販売機によれば、自動販売機の内部に伝送制御部を設けたり、自動販売機と売上管理装置とを電送線を介して接続したりすることなく、後払いによる商品の販売が可能である(例えば、特許文献2参照)。
特開昭62−52696号公報 特開平2−135594号公報
しかしながら、この自動販売機を設置する場合には、自動販売機の管理者は新たに磁気カードあるいはICカードを発行する必要があり、自動販売機で使用する磁気カードあるいはICカードを発行するための発行手段を用意する必要があった。
本発明は、上記実情に鑑みて、磁気カードあるいはICカードを発行するための発行手段を用意することなく、後払いによる商品の販売を可能とする販売システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る販売システムは、ネットワーク上に設置されたサーバ装置と、ネットワークを介してサーバ装置にアクセス可能な携帯端末と、所定の販売条件を満たした場合に商品を販売する自動販売機とを備えた販売システムであって、前記サーバ装置は、予め登録された利用者が所有する携帯端末に後払いを可能にする識別情報の格納先を送信する一方、予め登録された利用者が所有する携帯端末から後払いを可能にする識別情報の格納先にアクセスされた場合に携帯端末に後払いを可能にする識別情報のダウンロードを許可するものであり、前記自動販売機は、携帯端末から後払いを可能にする識別情報が提示された場合に、予め記憶してある照合情報に基づいて認証を行い、後払いを可能にする識別情報が正規であることを条件に商品を販売するとともに、販売した商品の販売情報と後払いを可能にする識別情報とを関連付けて記憶するものであることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る販売システムは、上記請求項1において、前記後払いを可能にする識別情報は、自動販売機の利用者が所属する部署を示す部署別情報であることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る販売システムは、上記請求項1又は2において、前記後払いを可能にする識別情報は、販売制限数を含む情報であって、前記自動販売機が販売制限数に基づいて認証を行い、販売制限数の範囲内であることを条件に商品を販売することを特徴とする。
本発明に係る販売システムは、予め登録された利用者が所有する携帯端末に後払いを可能にする識別情報の格納先を送信する一方、予め登録された利用者が所有する携帯端末から後払いを可能にする識別情報の格納先にアクセスされた場合に携帯端末に後払いを可能にする識別情報のダウンロードが許可される。一方、予め登録された利用者が所有する携帯端末から後払いを可能にする識別情報の格納先にアクセスすると、予め登録された利用者が所有する携帯端末に後払いを可能にする識別情報がダウンロードされる。他方、携帯端末から自動販売機に後払いを可能にする識別情報を提示すると、自動販売機において予め記憶してある照合情報に基づいて認証が行われ、後払いを可能にする識別情報が正規である場合には商品が販売される。そして、販売された商品の販売情報は後払いを可能にする識別情報と関連付けられて自動販売機に記憶される。したがって、本発明に係る販売システムによれば、磁気カードあるいはICカードを発行するための発行手段を用意することなく、携帯端末を媒体として後払いによる商品の販売が可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る販売システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態である販売システムを示すシステム構成図、図2は図1に示した販売システムの制御系を示すブロック図、図3はサーバに登録される登録情報を示す図、図4は自動販売機に記憶された照合情報を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態である販売システムは、携帯電話1(携帯端末)を媒体として、後払いによる商品の販売を可能としたものであって、サーバ2と自動販売機3とを備えて構成されている。
サーバ2は、利用者が限定されない広域ネットワーク(例えば、インターネット)上に設置してある一方、自動販売機3は利用者が限定される場所(例えば、職場)に設置してある。
サーバ2は、設置した自動販売機3を管理する管理者からアクセス可能であって、自動販売機3の利用者Uの登録が可能となっている。管理者は、例えば、会社組織における総務部門であって、利用者Uは、例えば、会社組織における営業部門、開発部門、製造部門、管理部門、総務部門に所属する者である。
図2に示すように、サーバ2は、制御部21、通信部22、記憶部23を有している。記憶部23には、アプリケーションソフトウエアが記憶してあるとともに、通信部22及び制御部21を介して、設置してある自動販売機3の利用者Uの登録(格納)が可能となっている。
利用者Uの登録には、サーバ2からユーザ名とパスワードが要求され、サーバ2に認証された管理者だけが利用者Uの登録が可能となっている。
管理者がサーバ2に登録する事項は、図3に示すように、設置場所コード、部署別IDのほか、利用者の携帯電話のEメールアドレス、利用者の生年月日、販売制限数である。設置場所コード及び部署別IDは利用者Uの識別情報として利用されるものである。設置場所コードは、利用可能な自動販売機3が設置してある場所を示すものであり、一義的に決定される。部署別IDは、利用者Uが所属する利用部門を示すもので、本実施の形態では、1〜99のうち任意のものが管理者によって決定される。利用者の携帯電話のEメールアドレス、利用者の生年月日、販売制限数は、利用者Uの付加的情報として利用されるものである。利用者の携帯電話のEメールアドレスは、サーバに利用者が登録されたことを利用者に通知するために用いられるとともに、自動販売機において個人を特定するために用いられるものである。利用者の生年月日は、誕生日サービスに用いられるものであり、必ずしも登録を要しない。販売制限数は、部署利用による販売数の制限のために用いられるものであり、必ずしも登録を要しない。部署利用とは、販売した商品の対価を部署精算するもので、例えば、部署利用により販売した商品の対価は経費処理される。
また、サーバ2は、登録通知(Eメール)を生成可能であって、登録が終了した利用者に登録通知を送信可能となっている。送信先は、管理者が登録した利用者の携帯電話のEメールアドレスであり、登録通知には、アプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報の格納先(URL(Uniform Resource Locator))が記載してある。
また、サーバ2は、登録された自動販売機の利用者Uの所有する携帯電話1からアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報の格納先にアクセスされた場合に、携帯電話1にアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報のダウンロードを許可するものであり、登録された利用者Uの携帯電話1からダウンロード要求があった場合に利用者Uを認証し、利用者Uが正規な場合にアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報のダウンロードを許可する。
本実施の形態で媒体とされる携帯電話1は、非接触ICチップを搭載したものであり、図2に示すように、制御部11、通信部12、入力部13、表示部14、記憶部15のほか記録部16(非接触ICチップ)を有している。この携帯電話1は、広域ネットワークを介してサーバにアクセス可能であって、携帯電話の通常の機能(通話、通信機能)のほか、サーバ2からダウンロードしたアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報を記録部16(非接触ICチップ)に記録可能となっている。また、携帯電話1の記録部16(非接触ICチップ)は自動販売機3との間で情報を送受信可能となっている。
より具体的には、この携帯電話1は、一般に「おサイフケイタイ(登録商標)」として知られているものであって、非接触ICカード技術「FeliCa(登録商標)」が採用されている。
アプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報は、サーバ2から送信された登録通知(Eメール)に記載してあるアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報の格納先(URL)にアクセスすることにより、携帯電話1にダウンロードされ、記録部16(非接触ICチップ)に記録されることになる。
アプリケーションソフトウエアは、自動販売機3を利用するためのものであり、部署利用と個人利用のうちからいずれか一方を選択した後に、自動販売機3を利用することができるようになっている。
識別情報は、設置場所コードと部署別IDであり、付加情報は、利用者の携帯電話のEメールアドレス、利用者の誕生日、販売制限数である。なお、利用者の誕生日は、利用者の生年月日から求められる。
自動販売機3は、本体キャビネット31の商品収納ラック32に収納した缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の容器入り飲料を商品として販売するものである。本実施の形態では、本体キャビネット31の内部に複数の商品収納ラック32が設けられ、これら商品収納ラック32のベンドメック321を販売制御部33が制御することにより、個別に商品を販売することのできる自動販売機3を適用している。
図1に示すように、本体キャビネット31の前面を構成する外扉34には、展示室35、硬貨投入口36、紙幣挿入口37、一体表示器38、硬貨返却口39、商品取出口40、アンテナ41が設けてある。
図1に示すように、本実施の形態では、外扉34の前面においてその上半部となる部位に展示室35が設けてある。展示室35には、商品見本42が展示してあり、その前面は、透明な前面パネル43によって覆ってある。したがって、自動販売機3が販売する商品は、外部から透視可能である。
また、前面パネル43には、商品見本42と対応するように、商品選択ボタン44が配設してある。商品選択ボタン44は、利用者Uが購入する商品を選択するためのもので、商品選択ボタン44を押下することにより、商品が選択される。
図1に示すように、本実施の形態では、外扉34の前面において高さ方向の略中央となる部位に、硬貨投入口36、紙幣挿入口37、一体表示器38が設けてある一方、外扉34の前面下方部に硬貨返却口39及び商品取出口40がレイアウトしてある。
硬貨投入口36は、利用者Uが硬貨を投入するための開口である。硬貨投入口36を通じて投入された硬貨は、コインメカニズム45において、その金種が識別され、その後、コインメカニズム45の内部に収容されることになる。
紙幣挿入口37は、利用者Uが紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口37を通じて挿入された紙幣は、ビルバリデータ46において、その金種が識別され、その後、ビルバリデータ46の内部に収容されることになる。また、この紙幣挿入口37は、ビルバリデータ46において識別できなかった紙幣を返却するための紙幣返却口としても機能する。
一体表示器38は、貨幣の投入金額、商品販売中であるか否か、釣銭があるか否か、メッセージ等、各種情報を利用者Uに表示するための表示装置であり、例えば、液晶表示器によって構成してある。
硬貨返却口39は、コインメカニズム45において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭としてコインメカニズム45から払い出された硬貨を利用者に返却するための開口である。
商品取出口40は、商品収納ラック32から払い出された商品を利用者Uが受け取るための開口である。
また、図1に示すように、本実施の形態では、外扉の高さ方向の略中央となる部位にアンテナ41が設けてある。
アンテナ41は、リーダライタ47に接続されており、利用者Uがアンテナ41に携帯電話1をかざした場合に、リーダライタ47は携帯電話1の記録部16(非接触ICチップ)から識別情報及び付加情報を読み取り可能となる。
リーダライタ47は、情報照合部48に接続されている。情報照合部48は識別情報を照合する部分であり、照合情報記憶部49が接続されている。照合情報記憶部49には、照合情報が記憶してある。照合情報は、携帯電話1の記録部16(非接触ICチップ)に記録されている識別情報と照合する情報であり、具体的には、図4に示すように、設置場所コードとIDである。
照合情報の設置場所コードは、識別情報の設置場所コードと同様に、自動販売機3が設置してある場所を示すものであり、同一の場所に設置する自動販売機3には同一の設置場所コードを割り付けても構わない。設置場所コードは、自動販売機3の出荷時、あるいは自動販売機3の設置時に設定され、記憶される。
照合情報のIDは、識別情報の部署別IDと同様に、利用者Uが所属する利用部門を特定するものであるが、利用部門を意識することなく設定される。本実施の形態のIDは、部署別IDとして1〜99が記憶されているほか、テスト用IDとして101〜110が記憶されている。部署別ID及びテスト用IDは、設置場所コードと同様に、自動販売機3の出荷時、あるいは自動販売機3の設置時に設定され、記憶される。
上述した販売制御部33、コインメカニズム45、ビルバリデータ46、一体表示器38、情報照合部48は、主制御部50に接続してあり、これらは、主制御部50により制御される。また、主制御部50には、販売履歴記憶部51、プリンタ52、販売ポイント記憶部53が接続してある。
販売履歴記憶部51は、後払いを可能とするために販売履歴を記憶する部分である。販売履歴は、識別情報と関連付けた販売情報であり、部署利用により商品を販売した場合には、部署別IDに関連付けて販売情報が記憶され、個人利用により商品を販売した場合には、部署別ID及び利用者のEメールアドレスに関連付けて販売情報が記憶される。
プリンタ52は、販売履歴記憶部51に記憶してある販売履歴を印刷するものであり、部署別IDに関連付けた販売情報と、部署別ID及び利用者のEメールのアドレスに関連付けた販売情報とが印刷可能である。
販売ポイント記憶部53は、販売ポイントサービスを実施するためのもので、販売ポイントサービスを実施する場合には、個人利用により商品を販売する度に主制御部50において販売ポイントを発生させ、発生した販売ポイントが部署別ID及び利用者のEメールアドレスに関連付けて販売ポイント記憶部53に記憶される。
次に、図5を参照し、設置した自動販売機3を管理する管理者によるサーバ2への利用者の登録手続について説明する。なお、図5は利用者の登録手続を示すシーケンス図である。
設置した自動販売機3を管理する管理者によるサーバ2への利用者Uの登録手続は、利用部門から管理者への申請を待って行われる。
利用部門からの申請は、利用部門、利用者名、利用者の携帯電話のEメールアドレス、利用者の誕生日が明示されているものであれば、紙媒体による申請であっても良いし、電子媒体による申請であっても良い。
会社組織を例にすると、利用者の部署名、利用者の氏名、利用者の社員番号、利用者の携帯電話のEメールアドレス、利用者の誕生日を明示して申請するようになっている。
管理者は、利用部門、利用者、利用者の携帯電話のEメールアドレス、利用者の誕生日を管理して、利用部門から部署別IDを決定する。
その後、管理者は、図5に示すように、サーバ2にアクセスし、サーバ2への利用者の登録手続が行われる。具体的には、設置場所コード、部署別ID、利用者の携帯電話のEメールアドレス、利用者の誕生日を入力することにより、サーバ2に利用者Uが登録される(ステップS1)。
サーバ2に利用者が登録されると、サーバ2は、登録通知を生成して利用者Uの携帯電話のメールアドレスに登録通知(Eメール)を送信する(ステップS2)。
携帯電話1に登録通知(Eメール)を受信した利用者Uが、Eメールに記載してあるアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報の格納先(URL)にアクセスし、ダウンロード要求を送信すると(ステップS3、ステップS4)、サーバ2において利用者Uが認証され、利用者Uが正規な場合には携帯電話1にアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報が携帯電話1に送信される(ステップS5)。そして、携帯電話1にアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報を受信し(ステップS7)、利用者Uがアプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報を携帯電話1にダウンロードすると、アプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報は携帯電話1の記録部16に記録され(ステップS8)、以後、利用者Uは携帯電話1を用いて自動販売機3から商品を購入できるようになる。
次に、図6及び図7を参照し、アプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報をダウンロードした携帯電話1を用いた自動販売機3の使用方法について説明する。なお、図6は携帯電話の使用方法を示すフローチャート、図7は自動販売機の使用方法を示すフローチャートである。
アプリケーションソフトウエア、識別情報及び付加情報をダウンロードした携帯電話1により、自動販売機3を利用する場合には、図6に示すように、携帯電話1の入力部13を操作することにより、アプリケーションソフトウエアを起動する(ステップS11)。そして、携帯電話1の入力部13を操作することにより、部署利用と個人利用のいずれか一方を選択する(ステップS12)。
この携帯電話1を自動販売機3のアンテナ41にかざすと(ステップS13)、図7に示すように、リーダライタ47を介して携帯電話1の記録部16に記録してある識別情報と付加情報とが読み取られる(ステップS21)。読み取られた識別情報は、情報照合部48において照合情報と照合され、識別情報と照合情報が一致する場合には、自動販売機3の利用が可能となる(ステップS22)。すなわち、商品選択ボタン44が有効となり(ステップS23)、商品選択ボタン44が選択された場合には(ステップS24)、対応する商品が収納してある商品収納ラック32から商品が販売される(ステップS25)。一方、識別情報と照合情報とが一致しない場合には、自動販売機3の利用は不能となる。
このようにして自動販売機3から商品が販売されると、販売履歴記憶部51に販売履歴が記憶される(ステップS26)。すなわち、部署利用の場合には、部署別IDに関連付けて販売情報が記憶され、個人利用の場合には、部署別ID及び利用者のEメールアドレスに関連付けて販売情報が記憶される。
販売履歴記憶部51に記憶された販売履歴は、商品の補充時等、定期的にプリンタ52から印刷される。プリンタ52から出力された販売履歴は、管理部門において後払い精算に用いられ、販売履歴に基づいて、部署ごと、利用者ごとに商品の対価が請求されることになる。
上述した実施の形態である販売システムによれば、カードを発行することなく、後払いによる商品の販売が可能となる。また、部署別カードを発行することなく、部署別精算による商品の販売が可能となる。さらに、アプリケーションソフトウエアを稼働させるためのソフトウエア環境、ハードウエア環境を同一のものとすることができるので、自動販売機3のコストダウンが可能である。くわえて、照合情報の設定が容易なものとなり、自動販売機3の出荷及び設置が容易なものとなる。
上述した本実施の形態である販売システムは、部署別利用の場合に販売数の制限が可能である。販売数の制限は、部署別利用の場合に利用者が特定されないことによる不正利用を回避するためのものであり、管理者が販売制限数をサーバ2に登録することにより部署別利用による販売数を制限するものである。管理者によってサーバ2に登録された販売制限数は、携帯電話1の記録部16(非接触ICチップ)にダウンロードされる。そして、部署別利用を選択して携帯電話1をアンテナ41にかざした場合には、主制御部50において販売制限数が判定され、販売制限数の範囲で商品の販売が可能となる。このように販売数の制限を設けた場合には、商品を販売するごとにリーダライタ47を介して携帯電話1の記録部16(非接触ICチップ)に記録してある販売制限数が減算される。このように部署別利用の場合に販売数の制限を設けた場合には、利用者が特定されないことによる不正利用を回避することができる。
また、個人利用の場合には、販売ポイントサービスが実施可能である。販売ポイントサービスは、個人利用により商品を販売する度に販売ポイントを発生させ、発生したポイントの累計が規定のポイントに到達した場合に、無料で商品の販売を可能とさせるサービスである。個人利用により商品を販売する度に発生した販売ポイントは、部署別ID及び利用者のEメールアドレスに関連付けて販売ポイント記憶部53に記憶される。そして、個人利用を選択して携帯電話1をアンテナ41にかざした場合には、部署別ID及び利用者のEメールアドレスから利用者を特定し、主制御部50において当該利用者の販売ポイントの累計が規定のポイントに到達したか判定される。当該利用者の販売ポイントの累計が規定のポイントに到達している場合には、無料で商品の販売が可能となり、一体表示器38に「Free Vend」等のメッセージが表示される。このようにして販売ポイントサービスにより無料で商品が販売された場合にも、販売履歴記憶部51に販売履歴が記憶される。この場合には、部署別IDに代えてテスト用ID「101」と販売情報が関連付けて販売履歴記憶部51に記憶され、販売ポイントの累計から規定のポイントが減算され、販売ポイント記憶部53に記憶される。このように販売ポイントサービスを実施した場合には、同一の自動販売機3から商品が購入されるようになり、自動販売機3の集客能力を高めることができる。
さらに、個人利用の場合には、誕生日サービスが実施可能である。誕生日サービスは、利用者の誕生日に無料で商品の販売を可能とするサービスである。誕生日は、携帯電話1の記録部16(非接触ICチップ)に記録された誕生日から特定される。そして、個人利用を選択して携帯電話1をアンテナ41にかざした場合には、主制御部50において利用者の誕生日か否か判定される。当該利用者の誕生日である場合には、無料で一の商品の販売が可能となり、一体表示器に「Happy Birtyday」等のメッセージが表示される。このようにして誕生日サービスにより無料で商品が販売された場合にも、販売履歴記憶部51に販売履歴が記憶される。この場合には、部署別IDに代えてテスト用ID「102」と販売情報が関連付けて記憶される。また、リーダライタ47を介して携帯電話1の記録部16(非接触ICチップ)に誕生日サービスが実施された旨が記録される。このように誕生日サービスを実施した場合には、この自動販売機3から継続して商品が購入されるようになり、自動販売機3の集客能力を高めることができる。
本発明の実施の形態である販売システムを示すシステム構成図である。 図1に示した販売システムの制御系を示すブロック図である。 サーバに登録される登録情報を示す図である。 自動販売機に記憶された照合情報を示す図である。 本発明の実施の形態である販売システムにおける利用者の登録手続を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態である販売システムにおける携帯電話の使用方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態である販売システムにおける自動販売機の使用方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話
11 制御部
12 通信部
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
16 記録部
2 サーバ
21 制御部
22 通信部
23 記憶部
3 自動販売機
32 商品収納ラック
33 販売制御部
38 一体表示器
41 アンテナ
44 商品選択ボタン
47 リーダライタ
48 情報照合部
49 照合情報記憶部
50 主制御部
51 販売履歴記憶部
52 プリンタ
53 販売ポイント記憶部
U 利用者

Claims (3)

  1. ネットワーク上に設置されたサーバ装置と、ネットワークを介してサーバ装置にアクセス可能な携帯端末と、所定の販売条件を満たした場合に商品を販売する自動販売機とを備えた販売システムであって、
    前記サーバ装置は、予め登録された利用者が所有する携帯端末に後払いを可能にする識別情報の格納先を送信する一方、予め登録された利用者が所有する携帯端末から後払いを可能にする識別情報の格納先にアクセスされた場合に携帯端末に後払いを可能にする識別情報のダウンロードを許可するものであり、
    前記自動販売機は、携帯端末から後払いを可能にする識別情報が提示された場合に、予め記憶してある照合情報に基づいて認証を行い、後払いを可能にする識別情報が正規であることを条件に商品を販売するとともに、販売した商品の販売情報と後払いを可能にする識別情報とを関連付けて記憶するものであることを特徴とする販売システム。
  2. 前記後払いを可能にする識別情報は、自動販売機の利用者が所属する部署を示す部署別情報であることを特徴とする請求項1に記載の販売システム。
  3. 前記後払いを可能にする識別情報は、販売制限数を含む情報であって、前記自動販売機が販売制限数に基づいて認証を行い、販売制限数の範囲内であることを条件に商品を販売することを特徴とする請求項1又は2に記載の販売システム。
JP2006336366A 2006-12-13 2006-12-13 販売システム Active JP5018057B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336366A JP5018057B2 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 販売システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336366A JP5018057B2 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 販売システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008146600A JP2008146600A (ja) 2008-06-26
JP5018057B2 true JP5018057B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=39606666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006336366A Active JP5018057B2 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 販売システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5018057B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013161371A1 (ja) * 2012-04-27 2013-10-31 日本電気株式会社 プログラム提供装置、システム、プログラム提供方法およびプログラム
JP6274652B2 (ja) * 2014-02-20 2018-02-07 信越ポリマー株式会社 超音波診断装置用音響レンズ及び超音波診断装置用プローブ
JP2022076594A (ja) * 2020-11-10 2022-05-20 株式会社野村総合研究所 物品収容システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2645876B2 (ja) * 1988-11-16 1997-08-25 三洋電機株式会社 カード式自動販売機
JP2000194908A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Nippon Conlux Co Ltd 自動販売機の制御方法および装置
JP2004038843A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 自動販売機システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008146600A (ja) 2008-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1934920B1 (en) Money transfer system and method
KR100376959B1 (ko) 모바일 단말기의 lcd 바코드를 이용한 전자결제시스템, 그 전자 결제 방법 및 현금지급 방법
US8714452B2 (en) System for dispensing wristbands with unique indicia
US20030046249A1 (en) Prepaid card terminal and method for implementing prepaid cards
US20050131577A1 (en) Cashless vending system, method, vending machine, and center apparatus
WO2003046846A1 (fr) Systeme de distributeur automatique en ligne, procede y relatif, et appareil distributeur automatique
KR20000007062A (ko) 사이버 티켓 구매 시스템 및 그 구매 방법
WO2002097695A1 (fr) Systeme de virement
JP2005519402A (ja) 支払カード及び方法
JP5018057B2 (ja) 販売システム
JP2003085624A (ja) 自動販売機による商品販売システム、自動販売機、プログラムおよび記録媒体
JP5945891B1 (ja) 自動販売機システム
EP1632888A1 (en) Electronic money management system, electronic money management method, and computer program
WO2022030129A1 (ja) 自動販売機システム
JP2009245034A (ja) 商品流通システム
JP2003157466A (ja) 商品販売システム、自動販売機、決済サーバ、プログラムおよび記録媒体
JP5205657B2 (ja) 遊技用システム
WO2009081652A1 (ja) 自動販売機
JP4522598B2 (ja) Icチケットを利用した管理システム
JP2006072475A (ja) 情報処理装置、情報提供装置、情報処理プログラム、および情報提供プログラム
JP3731548B2 (ja) 販売促進管理サーバおよびこれを用いる販売促進管理システム
KR20010069539A (ko) 유가증권 개별번호 코드 발급, 전송부여기능을 구비한자판기
KR101646322B1 (ko) 현금결제처리 서비스 방법 및 시스템, 이를 위한 금융 서버
JP4770081B2 (ja) 自動販売機、管理装置、自動販売機の商品販売システム
JP2000207613A (ja) カ―ド支払システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5018057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250