JP5015359B2 - 印刷用塗工紙の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、良好な印刷品質が得られる印刷用塗工紙をスプレー塗工により製造する方法に関する。
一般に印刷用塗工紙は、原紙上に顔料と接着剤とを主成分とする顔料塗工液を塗工した後、乾燥して製造され、塗工液の塗工量や塗工紙の仕上げ方法によって、キャストコート紙、アート紙、コート紙、微塗工紙等に分類される。これら印刷用塗工紙は、多色印刷又は単色印刷を施して、チラシ、パンフレット、ポスター等の商業用印刷物として、あるいは書籍、雑誌等の出版物として広く使用されている。近年、カラーオフセット印刷が普及し、印刷用塗工紙の印刷面感や印刷光沢度等の印刷品質が以前にもまして重要視されている。
顔料塗工液を原紙上に塗工する方式として、一般的にはブレード方式、ロール転写方式が挙げられる。ブレード塗工方式は、塗工層を紙に平坦に塗工することが可能であり、高平滑かつ高白紙光沢度である塗工紙が得られる。しかしながら、ブレード塗工方式では塗工液がブレードを通過する際に圧力を受け原紙内に押し込まれる、原紙の表面の凹凸を平坦化する塗工方式であるため、原紙の繊維を完全に被覆するためには多くの塗工量を必要とする。特に、原紙に接する塗工層を形成する場合には必要以上の塗工液が塗工され、紙の軽量化を図る際には好ましくない。また、原紙とブレードが接するためストリークが発生したり、断紙が発生する。ロール転写方式は原紙の表面の凹凸に沿った塗工層を得ることができ、ブレード方式と比較して塗工量を低く抑えることができる。しかしながら、この塗工方式は高速塗工時にミストが発生する問題があり、近年の抄紙機や塗工機の高速化に十分に対応しているとはいえない。また、塗工量が少ない場合、十分に原紙を被覆することは困難である。
このような状況の中、近年、紙パルプの分野において、新しい塗工方式としてスプレー塗工方式が提案されている。スプレー塗工方式とは、例えば、エアレススプレーと呼ばれる一流体ノズルよりコーティング塗工液を紙の表面に吹き付け、紙を塗工する方式である。この方式は、原紙と塗工ヘッドが接触せず、塗工時の原紙への負荷が少ない点に特徴がある。そのため、従来の塗工方式に比べて、高速の塗工が可能であり、原紙と塗工ヘッドが接触することに起因する問題が起こらず良好な操業性が得られる。また、輪郭塗工方式のため、ブレード塗工、ロール転写塗工と比較して少ない塗工量で原紙を被覆することが可能である。このようにスプレー塗工方式は従来の塗工方式よりも効率的な塗工を実現できる。
しかしながらスプレー塗工方式は、ブレード方式やロール転写方式と比較して原紙の表面の凹凸に沿った塗工面を形成するため、印刷面感等、印刷品質が劣り、塗工紙の製造方法としては、その活用方法が十分検討されているとは言い難い。例えば、スプレー塗工のみにて1層以上の塗工層を設ける、高い白紙光沢度かつ低い透気度を有するオフセット印刷用塗工紙の製造方法が開示されているが(特許文献1参照)、この方法のみではカレンダ処理等にて高い白紙光沢度が得られたとしても、原紙の凹凸に起因する印刷後の面感の悪化を改善できない。
また、スプレー塗工方式では小さなスプレーノズルから塗工液を噴出するため、塗工液の粘度を低くする必要がある。例えば、特許文献1では、塗工液の流動性と光沢を確保する観点から、澱粉のような水溶性接着剤の使用をできるだけ控え、水分散性ラテックスを接着剤として使用することが好ましいことが指摘されている。このように、従来のスプレー塗工の塗工液では、接着剤としてラテックスを使用することが一般的であった。しかしながら、このような塗工液では保水性が低下し、塗工液が原紙へ沈み込み、被覆性が低下し、その結果、印刷面感、印刷光沢度が低下する。また、塗工液濃度を低くし低粘度化した場合も、塗工液の保水性が低下し、表面の被覆性が低下するので、印刷品質が低下する。このように、最外層の塗工においてスプレー塗工は十分に最適化されてはいない。
また、多層塗工のアンダー層塗工にスプレー方式を用いることが、特許文献2および3に開示されている。これらは、トップ層の浸み込みを抑えるために、被覆性の良好なスプレー塗工をアンダー層に使用している。しかし、トップ層の塗工にブレード方式などの接触型の塗工方式を用いているので抄造速度が上げられない、ブレードと原紙が接触する事に起因する問題が生じる等の問題があり、当該特許文献に記載の方法は、非接触型のスプレー塗工の利点を生かしているとはいえない。
以上のように、従来のスプレー塗工方法では、高速塗工、高い操業性と良好な印刷品質を両立させることは非常に困難であった。
特開2005−68614号公報 特開2007−10023号公報 特開2008−179915号公報
このような状況を鑑みて、本発明の課題は、良好な印刷品質を得られる印刷用塗工紙をスプレー塗工により製造することにある。
本発明者らは鋭意検討した結果、スプレー塗工による顔料塗工において、良好な印刷品質を得るために、澱粉を接着剤として高配合しながらも粘度を適正な範囲とすることで上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち前記課題は、以下の本発明:
原紙の少なくとも片面に1以上の塗工層を有する印刷用塗工紙の製造方法であって、
顔料と、澱粉類を含む接着剤と、を含有する塗工液であって、(a)前記澱粉類を全接着剤中30〜100重量%含み、かつ(b)30℃、100rpmで測定したB型粘度が300mPa・s以下であるスプレー塗工液を調製する工程、
当該塗工液をスプレー塗工して最外塗工層を形成する工程を含む、前記製造方法により解決される。
本発明により、スプレー塗工を用い、良好な印刷光沢度、印刷面感などの印刷品質を得られる印刷用塗工紙の製造方法が提供できる。また、本発明によれば、高速での塗工も可能であり、生産性が向上し、さらに製造コストも抑えることができる。
本発明は、顔料と、澱粉類を含む接着剤と、を含有する塗工液であって、(a)前記澱粉類を全接着剤中30〜100重量%含み、かつ(b)30℃、100rpmで測定したB型粘度が300mPa・s以下であるスプレー塗工液を調製し、当該塗工液をスプレー塗工して最外塗工層を形成する。本発明においては、従来、粘度が上昇するため使用が避けられていた澱粉類を塗工液に配合して塗工液の保水性を向上させることにより、塗工液の原紙上での広がりを促進させ塗工ムラをなくし、一方で過度な粘度の上昇を抑制するために顔料に主として炭酸カルシウムを用い濃度を最適な値に調整することにより、高速塗工、高い操業性と良好な印刷品質を両立させる、スプレー塗工による印刷用塗工紙の製造方法を提供できる。
[スプレー塗工層]
本発明では、原紙上に形成される塗工層のうち、最も外側の塗工層である最外塗工層をスプレー塗工にて形成する。最外塗工層とは、原紙から最も離れた塗工層であり、以下単に最外層ともいう。スプレー塗工層が1層の場合は、当該塗工層が最外塗工層となる。他の塗工層は、スプレー塗工方式以外の方式で形成されてもよいが、総ての塗工層をスプレー塗工で形成すると高い操業性が得られる。特に断らない限り、本明細書においてスプレー塗工層とは最外層塗工層を意味する。
[スプレー塗工方式]
スプレー塗工方式は高速塗工適性に優れているため、非常に効率よく塗工紙を生産できる。好ましい塗工速度の範囲は1000〜3000m/分であり、より好ましくは1300m〜3000m/分、さらに好ましくは1500〜3000m/分である。1000m/分以上、より好ましくは1500m/分以上で塗工することにより、紙と塗工液が衝突した際、紙の高速移動により塗工液中の顔料が紙の表面に沿って配向しやすく平滑性が向上する。さらに、この衝撃により塗工液が広がりやすくなり原紙の被覆性が向上する。
スプレー塗工はオンマシン、オフマシンのどちらで行なってもよい。スプレーノズルとしては、エアスプレー、エアレススプレーを使用できるが、エアレススプレーは塗工液を加圧して高速噴射することが可能であり、塗工膜と大気の接触によるせん断応力により微細な塗工液の粒を形成して紙表面に液滴を良好な状態で拡がらせることができる。さらに、エアレススプレーはノズル先端の汚れを軽減することができるので好ましい。また、より均一な塗工層表面を形成して白紙面感、印刷面感等の品質を向上させるために、以下の条件でスプレー塗工を行うことが好ましい。スプレーノズルから塗工液を噴射する際の圧力は5MPa(50bar)以上が好ましい。また圧力の上限は20MPa(200bar)以下が好ましい。スプレーノズルの径(内径)は、0.20〜0.60μmが好ましく、さらには、0.30〜0.60μmが好ましい。径がこの下限未満であると塗工液を吐出しにくく、径がこの上限を超えると、液だれ等を生じやすくなる。径の大きなノズルを用いて低い吐出圧で塗工した場合に比べて、径の小さなノズルを用いて高い吐出圧で同等塗工量を塗工すると、印刷面感が向上する。特に固形分濃度が60重量%以下の塗工液を、前記ノズルを用いて前記圧力でスプレー塗工すると印刷面感がより一層向上する。塗工は、間隔をおいて複数のスプレーノズルを設置して行うことが好ましく、その際のノズルの先端と紙の表面との好ましい距離は90〜110mmである。この範囲を外れると、未塗工部分が発生する傾向にあり、また、隣り合うノズルからの塗工液が干渉しあう等の不具合が発生しやすく、良好な塗工層表面を得にくい。
スプレー塗工により形成されかつ乾燥された塗工層(以下「スプレー塗工層」ともいう)の塗工量は、片面当たり3.0g/mを超えることが好ましく、6.0g/m以上がより好ましい。塗工量が3.0g/m以下の場合は、塗工紙の面感が劣るので好ましくない。また、塗工量は15.0g/m以下が好ましく、12.0g/m以下がより好ましい。塗工量が15.0g/mより多い場合は、紙の重量が重くなるので好ましくない。
[スプレー塗工液中の顔料]
本発明の塗工層に用いる顔料としては、従来から紙の塗工顔料として用いられるものを使用することができる。これらの顔料の種類としては、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、クレー、カオリン、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、珪酸、珪酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイト等の無機顔料や、プラスチックピグメント等の有機顔料が挙げられる。
また、塗工液とした時に低粘度となる点、製造コスト上の点から、炭酸カルシウムを主に用いることが好ましく、重質炭酸カルシウムを用いることがより好ましい。重質炭酸カルシウムの含有量は、全顔料中50重量%が好ましく、90重量%以上がより好ましく、100重量%がさらに好ましい。
[スプレー塗工液中の接着剤]
本発明において用いる接着剤は、澱粉類を含有する。澱粉類とは、多数のα-グルコース分子がグリコシド結合によって重合した天然高分子またはこれを変性したものである。澱粉により塗工液の保水性が保たれ、原紙表面を十分に被覆することができる。具体的な澱粉類としては、酸化澱粉、カチオン化澱粉、尿素リン酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉などが挙げられる。澱粉類の含有量は、全接着剤量中30〜100重量%であるが、好ましくは50〜100重量%、さらに好ましくは60〜100重量%である。塗工液の保水性を高める作用のある澱粉類の接着剤中の配合率を高くすることにより、塗工液が原紙上に広がりきる前に沈み込むことによって生じる塗工ムラを抑制し、印刷面感、印刷光沢を向上することができる。また、塗工液の保水性が向上することにより塗工液の脱水量も減少する。そのため、脱水量の好ましい範囲としては、100ml以下である。しかしながら、前記含有量が30重量%より少ないと塗工液の保水性が劣るので原紙の被覆性が低下する。
澱粉類以外の接着剤としては、塗工紙用に従来から用いられている接着剤を使用できる。これらの接着剤しては、スチレン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、ブタジエン・メチルメタクリレート系、酢酸ビニル・ブチルアクリレート系等の各種共重合体、あるいはポリビニルアルコール、無水マレイン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の合成接着剤、カゼイン、大豆タンパク、合成タンパクなどのタンパク質類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体が挙げられ、1以上を併用してもよい。
本発明において、スプレー塗工層中の全接着剤の合計量は、顔料100重量部に対して、5〜30重量部が好ましく、5重量部以上20重量部未満がより好ましい。接着剤の合計量が30重量部を超える場合は、塗工液の粘度が高くなり、配管やスクリーンを通過し難くなるという操業性上の問題、コストの上昇等のデメリットが生じうる。また、接着剤の合計量が20重量部以上であると、塗工液に含まれる顔料比率が相対的に低くなるので、印刷品質が低下する傾向にあり好ましくない。接着剤の合計量が5重量部未満の場合は、十分な表面強度が得られず好ましくない。すなわち本発明においては、接着剤の合計量をこのように一定量以下にすることで塗工液における顔料の含有量を確保できる。この結果、従来のスプレー塗工に比較して格段に印刷面感、印刷光沢度等、印刷品質、インキの着肉性が向上した印刷用塗工紙を得ることができる。
本発明の塗工液には、助剤として分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、染料、蛍光染料等の通常使用される各種助剤を使用することができる。
[スプレー塗工液の粘度]
本発明のスプレー塗工に用いる塗工液のB型粘度は、300mPa・s以下である。粘度が300mPa・s以下であると得られる印刷用塗工紙の白紙面感、印刷面感が向上し、さらに操業性も良好になる。粘度が300mPa・sより高い場合は、塗工液が紙に衝突した後に紙表面に対して十分に拡がらず塗工ムラ等が発生して白紙面感、印刷後面感に劣る。しかしながら粘度が低すぎると被覆性が低下するので、粘度は30mPa・s以上が好ましい。塗工液のB型粘度は、その粘度に応じたローターを用いて、100rpmの回転速度、30℃で測定される。
塗工液の粘度は主として塗工液中の固形分濃度で調整できる。本発明において固形分濃度は、70重量%以下が好ましく、60重量%以下がより好ましく、50重量%以下がさらに好ましい。また、得られる塗工紙の品質を考慮すると、固形分濃度は30重量%以上が好ましい。固形分濃度は塗工液を乾燥したときに得られる固形分の量から求められる。
[原紙]
本発明で用いる原紙は、パルプと填料と各種助剤とを含む。パルプとしては、特に限定されないが、化学パルプ、半化学パルプ、機械パルプ、古紙パルプ等を用いることができ、これらを適宜目的に応じて使い分けることができる。
原紙に用いる填料は、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タルク、カオリン、クレー、シリカ、無定型シリケート、酸化チタン、合成樹脂填料、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物等の公知の填料を使用することができる。填料の原紙への配合量は、特に限定されないが、パルプの乾燥重量に対して、3〜40重量%程度とすることができる。
これらの紙料に必要に応じ通常抄紙工程で使用される薬品類、例えば紙力増強剤、サイズ剤、消泡剤、着色剤、嵩高剤、柔軟化剤などを、本発明の効果を阻害しない範囲で添加し抄紙することができる。
原紙の抄紙方法は特に限定されず、トップワイヤー等を含む長網マシン、丸網マシン、ギャップフォーマーマシンを用いて、酸性抄紙、中性抄紙、アルカリ抄紙方式により調製できる。また、サイズプレス、ゲートロールコーター、ビルブレード等を用いて、澱粉、ポリビニルアルコールなどを予備塗工した原紙等も使用できる。
塗工原紙としては、一般の塗工紙に用いられる坪量が25〜400g/m程度のものを使用できる。軽量化と品質のバランスの観点からは、塗工原紙の坪量は、30〜180g/mが好ましく、30〜80g/mがより好ましい。
[スプレー塗工層の乾燥]
本発明では、前記原紙または原紙の上に設けられた塗工層の上に、スプレー塗工により湿潤塗工層を形成する。湿潤塗工層を乾燥させる手法としては、例えば、蒸気加熱ヒーター、ガスヒーター、赤外線ヒーター、電気ヒーター、熱風加熱ヒーター、マイクロウェーブ、シリンダードライヤー等の通常の方法が用いられる。
[カレンダ処理]
本発明で製造された印刷用塗工紙は、スーパーカレンダー、高温ソフトニップカレンダー等のカレンダ処理により平滑化処理を行ってもよい。
[印刷用塗工紙の灰分、密度]
本発明で得られる印刷用塗工紙の灰分および密度は特に限定されず、通常の印刷用塗工紙の範囲としてよい。
以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。特に断らない限り、例中の部および%は、それぞれ重量部、重量%を示す。得られた印刷用塗工紙について以下に示す方法に基づいて評価した。
(評価方法)
(1)印刷面感:ローランド平判印刷機(4色)にて、平判印刷用インキ(東洋インキ製ハイユニティM)を用いて藍→紅→黄→墨の順に印刷速度8000枚/分で印刷し、得られた印刷物の特に4色および藍単色ベタ印刷部およびハーフトーン(50%)印刷部の印刷面感( 着肉ムラ、光沢度ムラなど)を目視評価した。
◎:非常に良好、○:良好、△:やや劣る、×:劣る
(2)印刷光沢度:得られた印刷物の4色ベタ印刷部の表面をJIS P 8142に基づいて測定した。
(3)デルタグロス:JIS P 8142に基づいて測定した白紙光沢度と印刷光沢度の差を測定した。
(4)操業性:塗工時の操業性、断紙、ストリーク等のトラブルの発生、生産性等を鑑みて、以下の基準で評価した。
◎:非常に良好、○:良好、△:やや劣る、×:劣る
(5)動的保水度の測定方法
装置名Kaltec Scientific社製ウォーター・リテンション・メーターを使用し、30℃ 、圧力0.5Bar、40秒間、液量20mlの条件にて、指定のフィルム(フィルター)「AA−GWR Test Filters(KALTEC SCIENCE,INC.)、GWR420」を用いて測定した。この数値が小さいほど動的保水度が高い。
[実施例1]スプレー塗工液1の調製
顔料として、重質炭酸カルシウムスラリー(ファイマテック社製FMT−90)100部に、接着剤として、アルカリ増粘型のスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(ガラス転移点温度−20℃、ゲル含量85%)6部、およびヒドロキシエチル化澱粉(三和澱粉社製 エチレックス2005)4部を加えた後、さらに水を加えて固形分濃度50%のスプレー塗工液1を得た。この塗工液のB型粘度は、30mPa・sであった。
塗工原紙として、填料として軽質炭酸カルシウムを原紙重量あたり7%含有し、製紙用パルプとして化学パルプを100%含有する坪量40g/m、密度0.7g/cmの上質紙を用いた。
上記の原紙に、前述のスプレー塗工液1を片面当たりの塗工量が7g/mになる様に、1500m/分の塗工速度でエアレススプレーコーター(塗工条件:スプレー加圧条件:8MPa(80bar)、ノズル間隔:60mm、ノズルと紙面との距離:100mm、ノズル径:0.5μm)を用いて両面塗工を行い、続いて塗工紙水分が6%となる様に乾燥した。
乾燥後、高温ソフトニップカレンダー処理を行い、印刷用塗工紙を得た。
[実施例2]
スプレー塗工液1のヒドロキシエチル化澱粉(三和澱粉社製 エチレックス2005)の添加量を6部とした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、50mPa・sであった。
[実施例3]
スプレー塗工液1のアルカリ増粘型のスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(ガラス転移点温度−20℃、ゲル含量85%)の添加量を4部、ヒドロキシエチル化澱粉(三和澱粉社製 エチレックス2005)8部とした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、90mPa・sであった。
[実施例4]
スプレー塗工液1の接着剤を、ヒドロキシエチル化澱粉(三和澱粉社製 エチレックス2005)16部のみとした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、300mPa・sであった。
[実施例5]
スプレー塗工液1の固形分濃度を48%とした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、8mPa・sであった。
[実施例6]
スプレー塗工液1の固形分濃度を55%とした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、80mPa・sであった。
[実施例7]
スプレー塗工液1の固形分濃度を60%とした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、300mPa・sであった。
[実施例8]
片面当たりの塗工量が3g/mになる様に、スプレー加圧条件を5MPa(50bar)としたこと以外は、実施例3と同様の方法で塗工紙を得た。
[実施例9]
エアレススプレーコーターのノズル径を0.3μmとし、スプレー加圧条件を12MPa(120bar)としたこと以外は、実施例1と同様の方法で塗工紙を得た。
[実施例10]
実施例6で調製した塗工液において、顔料として、重質炭酸カルシウムスラリー(ファイマテック社製FMT−90)75部と、微粒クレー(KAMIN社製ハイドラグロス)25部を用いたこと以外は、実施例6と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、90mPa・sであった。
[実施例11]
スプレー塗工液1の接着剤をアルカリ増粘型のスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(ガラス転移点温度−20℃、ゲル含量85%)12部、ヒドロキシエチル化澱粉(三和澱粉社製 エチレックス2005)を8部とした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、120mPa・sであった。
[比較例1]
スプレー塗工液1の接着剤をアルカリ増粘型のスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(ガラス転移点温度−20℃、ゲル含量85%)8部のみとした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、10mPa・sであった。
[比較例2]
スプレー塗工液1の接着剤をアルカリ増粘型のスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(ガラス転移点温度−20℃、ゲル含量85%)8部のみとし、固形分濃度を60%とした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、60mPa・sであった。
[比較例3]
スプレー塗工液1の固形分濃度を65%とした塗工液を調製し、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、1000mPa・sであった。
[比較例4]
スプレー塗工液1の固形分濃度を65%とした塗工液を調製し、ブレード方式を用いて塗工したこと以外は、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、1000mPa・sであった。
[比較例5]
スプレー塗工液1の固形分濃度を63%とした塗工液を調製し、GRC方式を用いて塗工したこと以外は、実施例1と同様の方法で印刷用塗工紙を得た。この塗工液のB型粘度は、750mPa・sであった。
表1−1および表1−2に評価結果を示す。
Figure 0005015359
Figure 0005015359
表1−1の結果より、実施例1〜10ではスプレー塗工により印刷面感に優れ、印刷光沢度が高い印刷用塗工紙を製造できることが明らかである。特に、実施例2〜4のように、澱粉を多く含有する場合は、デルタグロスが高くなる傾向にある。また、実施例8の結果から、塗工量が低い場合は、印刷面感がやや劣る傾向にある。実施例9では、ノズル径を小さくしたため吐出される粒子が小さくなるので、印刷面感、印刷光沢、デルタグロスは良化した。
実施例10で使用した塗工液は顔料としてクレーを含むので、クレーを含まない実施例6の塗工液と比べて若干粘度が高く、得られた塗工紙の印刷面感およびデルタグロスもやや低下する傾向が見られた。また、実施例11では、操業性は優れるものの印刷面感がやや低下する傾向が見られた。これは接着剤合計量が多いため相対的に顔料の配合率が低くなったためと推察される。
表1−2の結果より、比較例1、2では、澱粉を含有していない塗工液を用いるため、塗工液の保水性が低く、塗工液が原紙を被覆できず印刷面感が低下したことが明らかである。比較例3では、澱粉を含有しているもののB型粘度が高く、スプレーノズルから塗工液が噴出される時に、塗工液が十分に分散されないので、原紙が被覆されずに印刷面感が低下した。比較例4、5では操業性が低下した。

Claims (7)

  1. 原紙の片面または両面に1以上の塗工層を有する印刷用塗工紙の製造方法であって、
    顔料と、澱粉類を含む接着剤と、を含有する塗工液であって、(a)前記澱粉類を全接着剤中30〜100重量%含み、かつ(b)30℃、100rpmで測定したB型粘度が300mPa・s以下であるスプレー塗工液を調製する工程、
    当該塗工液を、径が0.20〜0.60μmのノズルを用いて、塗工液吐出時の圧力が5MPa以上の条件においてスプレー塗工して最外塗工層を形成する工程を含む、前記製造方法。
  2. 前記接着剤の含有量が、顔料100重量部に対し、5重量部以上20重量部未満である、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記澱粉類の含有量が、全接着剤中50〜100重量%である、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記スプレー塗工液の固形分濃度が60重量%以下である、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 前記最外塗工層の塗工量が、片面あたり6g/m以上である、請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 前記顔料が、重質炭酸カルシウムを全顔料中90重量%以上含む、請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 前記スプレー塗工における塗工速度が1500m/分以上である、請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
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