JP5014809B2 - 緩衝器 - Google Patents
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Description
シリンダを覆ってシリンダとの間にリザーバ室を形成する外筒の開口端に固定され且つロッドガイドを覆う筒状のシールケースと、
ロッドガイドに積層される筒状のチェックシールと、
円錐部と円錐部の小径側に連なりチェックシールの内周に当接される筒部とを有する漏斗状のパッキンプレートと、
ピストンロッドの外周に摺接する環状のリップ部と、シールケースの内周に当接する筒状のシール部と、リップ部の外周側とシール部の内周側とを接続する鍔部と、を有して、シール部の下方側端面にパッキンプレートの円錐部の大径側の外縁が押圧されるオイルシールと、
を備えた緩衝器において、
オイルシールのシール部における上記下方側端面の全部に先端側に向かうほど先細りとなるよう傾斜するテーパ面を形成させたことを特徴とする。
同じく、他の手段は、シリンダの開口端を閉塞しシリンダ内に移動自在に挿入されるピストンロッドを軸支するロッドガイドと、
シリンダを覆ってシリンダとの間にリザーバ室を形成する外筒の開口端に固定され且つロッドガイドを覆う筒状のシールケースと、
ロッドガイドに積層される筒状のチェックシールと、
円錐部と円錐部の小径側に連なりチェックシールの内周に当接される筒部とを有する漏斗状のパッキンプレートと、
ピストンロッドの外周に摺接する環状のリップ部と、シールケースの内周に当接する筒状のシール部と、リップ部の外周側とシール部の内周側とを接続する鍔部と、を有して、シール部の下方側端面にパッキンプレートの円錐部の大径側の外縁が押圧されるオイルシールと、
を備えた緩衝器において、
オイルシールのシール部の下方側外径を縮径するとともに当該シール部の下方側端面の全部または外周部に先端側に向かうほど先細りとなるよう傾斜するテーパ面を形成させたことを特徴とする。
さらに、シール部の端面に先端側に向かうほど先細りとなるよう傾斜するテーパ面が形成されているので、シール部の下端部がシールケースの内周から離れて下方に張り出すように変形しても、従来の緩衝器におけるオイルシールとは異なり、下端部が下方へ張り出すことが無い。
つまり、シール部の下端部の形状は、シールケース内に圧入した際にその下端部が下方へ張り出してしまうと予想される分を予め切除しておいた形状となっており、シール部の下端部がシールケースの内周から離れて下方に張り出すように変形しても、下端部が下方へ張り出すことが無い。
請求項2の発明によれば、シール部の下方側の外径が縮径されているので、シールケースへの圧入の際にシール部の下端部の変形を極力小さくできる。
図2は、参考例に係わる緩衝器におけるオイルシールの拡大縦断面図である。
図3は、シールケースに収容した状態の参考例に係わるオイルシールの一部拡大縦断面図である。
本発明の実施の形態及び参考例に係わる緩衝器Dは、図1に示すように、シリンダ1と、シリンダ1の外方に配置される外筒2と、シリンダ1の開口端を閉塞するととともにシリンダ1内に移動自在に挿入されるピストンロッド3を軸支するロッドガイド4と、上記外筒2の開口端に固定され且つロッドガイド4の図1中上部を覆う筒状のシールケース5と、ロッドガイド4に積層される筒状のチェックシール6と、漏斗状のパッキンプレート7と、パッキンプレート7より上方側に配置されてシールケース5内に収容されるオイルシール8とを備えて構成され、また、シリンダ1の下方には、図示はしないが、ピストンロッド3の図外下端に連結されるピストンが摺動自在に挿入されており、このピストンでシリンダ1内に作動油で満たされるロッド側室R1と図外のピストン側室が区画され、さらに、シリンダ1を覆う外筒2との間に作られる隙間でリザーバ室Rが形成され、当該リザーバ室Rにはガスと作動油が充填されている。
これにより、上述した参考例と同様にシール部8bの下端部が下方へ張り出す事を阻止し得ることになり、上述の作用効果を奏することができる。
2 外筒
3 ピストンロッド
4 ロッドガイド
4a ロッドガイドにおける本体
4b ロッドガイドにおけるフランジ
4c ロッドガイドにおける凹部
4d ロッドガイドにおける突条
4e ロッドガイドにおける通孔
5 シールケース
5a シールケースにおける段部
5b シールケースにおける上部
5c シールケースにおける下部
5d シールケースにおける鍔
6 チェックシール
6a チェックシールにおける環状板部
6b チェックシールにおけるチェック部
6c チェックシールにおける芯金
7 パッキンプレート
7a パッキンプレートにおける円錐部
7b パッキンプレートにおける筒部
7c 円錐部の大径側の外周縁
8 オイルシール
8a オイルシールにおけるリップ部
8b オイルシールにおけるシール部
8c オイルシールにおける鍔部
8d オイルシールにおける芯金
8e オイルシールにおける端面
8f オイルシールにおけるテーパ面
8g リップ部における凹部
8h リップ部におけるダストリップ
8i リップ部におけるオイルリップ
8j リップ部におけるリング8j
9 スライドベアリング
10 コイルバネ
a、b、L 空間
D 緩衝器
R リザーバ室
R1 ロッド側室
Claims (2)
- シリンダの開口端を閉塞しシリンダ内に移動自在に挿入されるピストンロッドを軸支するロッドガイドと、
シリンダを覆ってシリンダとの間にリザーバ室を形成する外筒の開口端に固定され且つロッドガイドを覆う筒状のシールケースと、
ロッドガイドに積層される筒状のチェックシールと、
円錐部と円錐部の小径側に連なりチェックシールの内周に当接される筒部とを有する漏斗状のパッキンプレートと、
ピストンロッドの外周に摺接する環状のリップ部と、シールケースの内周に当接する筒状のシール部と、リップ部の外周側とシール部の内周側とを接続する鍔部と、を有して、シール部の下方側端面にパッキンプレートの円錐部の大径側の外縁が押圧されるオイルシールと、
を備えた緩衝器において、
オイルシールのシール部における上記下方側端面の全部に先端側に向かうほど先細りとなるよう傾斜するテーパ面を形成させたことを特徴とする緩衝器。 - シリンダの開口端を閉塞しシリンダ内に移動自在に挿入されるピストンロッドを軸支するロッドガイドと、
シリンダを覆ってシリンダとの間にリザーバ室を形成する外筒の開口端に固定され且つロッドガイドを覆う筒状のシールケースと、
ロッドガイドに積層される筒状のチェックシールと、
円錐部と円錐部の小径側に連なりチェックシールの内周に当接される筒部とを有する漏斗状のパッキンプレートと、
ピストンロッドの外周に摺接する環状のリップ部と、シールケースの内周に当接する筒状のシール部と、リップ部の外周側とシール部の内周側とを接続する鍔部と、を有して、シール部の下方側端面にパッキンプレートの円錐部の大径側の外縁が押圧されるオイルシールと、
を備えた緩衝器において、
オイルシールのシール部の下方側外径を縮径するとともに当該シール部の下方側端面の全部または外周部に先端側に向かうほど先細りとなるよう傾斜するテーパ面を形成させたことを特徴とする緩衝器。
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CN104246286B (zh) * | 2012-05-22 | 2016-06-08 | Kyb株式会社 | 缓冲器 |
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