JP5008138B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5008138B2
JP5008138B2 JP2007293114A JP2007293114A JP5008138B2 JP 5008138 B2 JP5008138 B2 JP 5008138B2 JP 2007293114 A JP2007293114 A JP 2007293114A JP 2007293114 A JP2007293114 A JP 2007293114A JP 5008138 B2 JP5008138 B2 JP 5008138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
data
power mode
mode
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007293114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009119617A (ja
Inventor
祥一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007293114A priority Critical patent/JP5008138B2/ja
Priority to US12/268,635 priority patent/US8127162B2/en
Publication of JP2009119617A publication Critical patent/JP2009119617A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5008138B2 publication Critical patent/JP5008138B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/325Power saving in peripheral device
    • G06F1/3284Power saving in printer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3206Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
    • G06F1/3209Monitoring remote activity, e.g. over telephone lines or network connections
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3287Power saving characterised by the action undertaken by switching off individual functional units in the computer system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/12Arrangements for remote connection or disconnection of substations or of equipment thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/50Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、ネットワークに接続される画像形成装置や画像処理装置、又はスキャナやプリンタ、ファクシミリ、コピー機、或いは、それらの複合機やコンピュータ等の省電力モード機能を有する情報処理装置と、その情報処理方法、プログラム及び記録媒体に関する。
近年、コンピュータやプリンタ等の複数の情報処理装置を、イーサネット(登録商標)等のLANネットワークに接続し、それらの間で各種データを送受信するネットワークシステムが普及している。また、このような情報処理装置として、従来、CPU(Central Processing Unit)等からなる制御手段により、装置の一部の電力を一時的に遮断する等して、消費電力を低減する省電力モード機能を有する装置が知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された従来の装置は、CPUにより制御して省電力モードに移行させた後、ネットワークを介してパケットを受信したときには、フィルタにより処理不要なパケットを破棄して装置を省電力モードに維持し、低消費電力状態をより長時間継続させている。ところが、この従来の装置では、CPU等を常に通常電力モードに維持して省電力制御を実行させており、省電力モードの間も、それらにより電力が消費されるため、消費電力を効果的に低減するのが難しい。
これに対し、従来、CPU等からなる制御手段及びデータ処理手段を含む装置各部への電力を遮断して省電力モードに切り替えるとともに、省電力モード時に外部ネットワーク装置から装置状態取得要求を受信したときには、省電力モードを維持したまま応答する手段を設けた装置も知られている(特許文献2参照)。
しかしながら、この特許文献2に記載された従来の装置は、装置状態取得要求以外のパケット等のデータを受信したときには、CPUによるデータ処理を要するため、それらを受信するたびに、CPU等を通常電力モードに切り替える必要がある。そのため、この従来の装置では、CPU等を低消費電力状態のまま長時間維持できず、消費電力を低減する効果が充分に得られないことがある。
また、以上の各装置では、ネットワークを介して受信したデータを、データ処理手段を構成するCPUにより処理するときには、受信したデータの種類等に関わらず、その電力モードを、常に通常電力モードにして処理を行う。従って、これら従来の装置では、CPUによる処理の簡単なパケット、又は、処理時間や応答時間が遅くても構わない種類のプロトコルのパケット等、受信したデータの種類等によっては、その処理に無駄に電力を消費する、という問題がある。このように、従来の情報処理装置では、処理するデータに応じて、それぞれに適した電力状態での処理は行えず、常に一定の電力モードのデータ処理手段により受信したデータを処理するため、装置全体の消費電力も大きくなることがあり、消費電力の更なる低減を図る必要がある。
特開2003−191570号公報 特開2000−141821号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、情報処理装置のデータ処理手段の電力モードを、処理するデータに応じて消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替えて、各データに適した電力モードでのデータ処理を可能にし、その消費電力を低減させることである。
本発明は、外部のネットワーク装置と通信するための通信手段を備えた情報処理装置であって、前記通信手段を介して受信したデータに応じて、該データの処理の要・不要を判定する判定手段と、該判定手段が処理要と判定したとき、前記受信したデータを処理するデータ処理手段と、該データ処理手段の電力モードを、前記処理するデータに応じて消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える電力モード切替手段と、を備え、前記電力モード切替手段は、前記処理するデータが複数のパケットによりデータ転送を行うパケットであるとき、前記データ処理手段の電力モードを、1つのパケットによりデータ転送を行うパケットを処理するときの電力モードよりも消費電力が大きい電力モードに切り替える手段を有することを特徴とする。
本発明は、外部のネットワーク装置と通信するための通信手段を備えた情報処理装置であって、前記通信手段を介して受信したデータに応じて、該データの処理の要・不要を判定する判定手段と、該判定手段が処理要と判定したとき、前記受信したデータを処理するデータ処理手段と、該データ処理手段の電力モードを、前記処理するデータに応じて消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える電力モード切替手段と、を備え、前記電力モード切替手段は、前記データ処理手段が停止状態のときに受信したデータに応じて、該停止状態のデータ処理手段の電力モードを通常電力モードよりも消費電力が小さい省電力モードに切り替える手段を有し、該省電力モードのデータ処理手段により前記受信したデータの処理を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、電力モードを切り替えて受信したデータを処理する情報処理方法であって、前記受信したデータに応じて、該データの処理の要・不要を判定する判定工程と、該判定工程で処理要と判定されたとき、該データに応じて、前記電力モードを消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える電力モード切替工程と、該電力モードの切り替え後に、前記受信したデータを処理するデータ処理工程と、を有し、前記電力モード切替工程は、前記処理するデータが複数のパケットによりデータ転送を行うパケットであるとき、前記電力モードを、1つのパケットによりデータ転送を行うパケットを処理するときの電力モードよりも消費電力が大きい電力モードに切り替える工程を有することを特徴とする。
本発明は、電力モードを切り替えて受信したデータを処理する情報処理方法であって、前記受信したデータに応じて、該データの処理の要・不要を判定する判定工程と、該判定工程で処理要と判定されたとき、該データに応じて、前記電力モードを消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える電力モード切替工程と、該電力モードの切り替え後に、前記受信したデータを処理するデータ処理工程と、を有し、前記電力モード切替工程は、停止状態のときに受信したデータに応じて、該停止状態の電力モードを通常電力モードよりも消費電力が小さい省電力モードに切り替える工程を有することを特徴とする。
更に、本発明は、これら情報処理方法の各工程をコンピュータで実行させるためのプログラム及び、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、情報処理装置のデータ処理手段の電力モードを、処理するデータに応じて消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替えて、各データに適した電力モードでのデータ処理が可能となり、その消費電力を低減させることができる。
以下、本発明の情報処理装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の情報処理装置は、イーサネット(登録商標)や他のLAN等のネットワークに接続されて、ネットワークを介して外部のネットワーク装置と通信する装置である。また、この情報処理装置は、所定の条件が成立したときに消費電力を低減するための省電力モードに移行する省電力モード機能を有し、電力モードを通常電力モード又は省電力モードに切り替え可能になっている。以下、情報処理装置として、ネットワークに接続されたプリンタを例に採り説明する。
図1は、本実施形態のプリンタの概略構成を示すブロック図であり、その要部の各機能等を模式的にブロックで示している。
このプリンタ1は、図示のように、装置全体の制御を司る制御装置であるコントローラボード2と、印刷処理を行う印刷部であるプロッタ3とを備え、外部のネットワーク装置からの印刷要求等に応じて、コントローラボード2により制御してプロッタ3により印刷を行う。
コントローラボード2は、プロセッサを構成するASIC(Application Specific Integrated Circuit)20と、ASIC20に対してクロックを生成して供給するASICクロック生成部4と、ユーザが各種の操作を行う操作部5と、各種データを記憶するハードディスク装置(HDD)6と、ワークメモリであるSDRAM(Synchronous DRAM)7と、プログラム格納用のメモリであるROM8と、を備えている。また、コントローラボード2は、ASIC20の後述するパワー・マネージメント・コントローラ10に各々接続されたボード電力制御部11及び外部電力制御部12と、ネットワーク物理層を構成し、ネットワークとの接続部(接続手段)であるPHY(Physical layer)15と、PHY15へのクロックを生成するPHYクロック生成部16と、を備えている。
ASIC20は、ネットワークを介して受信したデータの処理や、プリンタ1の各部の動作等の制御に必要なデータ処理等を実行して、それらを主に制御する装置の主制御手段及びデータ処理手段を構成する。そのため、ASIC20は、各種のデータ処理や演算、及びコントローラボード2の全体の制御等を行うCPU21と、外部ネットワークと通信するためのネットワークコントローラ40とを有する。また、ASIC20は、ASICクロック生成部4が接続されたクロックジェネレータ22や、SDRAM7が接続されたSDRAMコントローラ23、及び装置の電力制御を行う上記したパワー・マネージメント・コントローラ10を備えている。更に、ASIC20は、操作部5と接続するための操作インターフェース(OPE・I/F)25と、HDD6と接続するためのHDD・I/F26と、外部入出力(I/O)を制御するためのI/O・I/F27と、プロッタ3を接続するためのPCI・I/F28と、を備えている。加えて、ASIC20は、以上の各部を接続して互いにデータをやり取りするための内部バス(Internal BUS)30を備えており、この内部バス30を介して、内部の全ての制御及びデータ転送を行う。
クロックジェネレータ22は、ASICクロック生成部4から供給されるクロック(クロック信号)の周波数(動作周波数)を変更するためのクロック周波数変更手段であり、パワー・マネージメント・コントローラ10により制御されてクロックの周波数を変更する。このように、クロックジェネレータ22は、クロックの周波数を複数の周波数に変更して、各周波数のクロックを、装置のデータ処理手段及び主制御手段であるCPU21を含むASIC20に供給し、それらの電力モードを変更する。
SDRAMコントローラ23は、SDRAM7のデータの読み書きや、SDRAM7のセルフリフレッシュモードへの移行及び、通常電力モード(通常状態)への復帰等の制御を行う。また、SDRAMコントローラ23は、SDRAM7の状態がセルフリフレッシュモードか、又は通常電力モードかを示す信号をネットワークコントローラ40へ出力して、SDRAM7の状態を通知する。
ネットワークコントローラ40は、ASIC20(CPU21)が、PHY15を介して、ネットワークに接続された外部のネットワーク装置と通信するための通信制御部であり、後述するように、ネットワークとの通信を制御するためのMAC(Media Access Controller)を備えている。また、ネットワークコントローラ40は、PHY15と接続されて互いにデータをやり取りし、ASIC20がPHY15及びネットワークを介してパケット(ネットワークパケット)等のデータを送受信するのを仲介等するための機能を有する。従って、ネットワークコントローラ40は、PHY15等と共に、ネットワークに接続された外部のネットワーク装置と通信するための通信手段を構成している。
パワー・マネージメント・コントローラ10は、内部バス30を介したCPU21からの制御及び、他の接続された各部からの所定の入力信号D、Hに基づき、ASIC20の内部及び外部を含むプリンタ1の電力供給や停止等の電力制御を行う。このパワー・マネージメント・コントローラ10への入力信号Dは、ネットワークコントローラ40から出力される複数の信号であり、例えば、ネットワークコントローラ40が特定のパケットを受信した場合等に出力される信号を含む。また、入力信号Hは、例えば、プリンタ1が備える省エネルギー(以下、省エネという)復帰/移行キー(図示せず)を押下された場合に出力される信号等、ASIC20の外部から入力される複数の信号である。
パワー・マネージメント・コントローラ10は、これら各信号D、H等に基づいて装置各部の電力を制御し、プリンタ1及び、その各部の省エネ状態(省電力モード)への移行と、その状態から通常状態(通常電力モード)への復帰等、電力モードの切り替えを実行させる。従って、これら各信号D、H内には、例えばASIC20(CPU21)とSDRAM7を通常電力モードへ移行させるための信号や、コントローラボード2及びASIC20の各部への電力を供給/停止させるための信号、或いは、プロッタ3への電力を供給/停止させるための信号等が含まれる。また、本実施形態のプリンタ1は、装置全体として、複数(ここでは4つ)の省電力モードと1つの通常電力モードを含む、消費電力の異なる複数の電力モード(消費電力モード)を備えており、パワー・マネージメント・コントローラ10が、これら各電力モード間の移行を制御する。即ち、このパワー・マネージメント・コントローラ10は、プリンタ1及び装置各部を、これら複数の省電力モードを含む省電力モード又は通常電力モードに切り替え制御する電力制御手段を構成している。
以下、これら5つの電力モードについて説明する。
1.通常電力モード
通常電力モードは、プリンタ1内の全部に電力を供給して全ての領域に通電させ、CPU21及びASIC20も通常電力モードで稼動する通常動作可能状態のモードであり、最も消費電力が大きい。
2.コントローラモード
コントローラモードは、コントローラボード2内の全部に電力を供給して通電させ、プロッタ3のみ電力を遮断して省電力状態にする第1の省電力モードである。従って、CPU21及びASIC20は通常電力モードになっている。
3.ネットワークモード1
ネットワークモード1では、プロッタ3に加えて、コントローラボード2の破線で囲まれた操作部5及びHDD6と、ASIC20内部の破線で囲まれた各I/F25、26、27、28の電力を遮断する。また、コントローラボード2とASIC20の他の部分には電力を供給して通電させ、SDRAM7は省電力モードではなく通常電力モードにする。一方、CPU21は、クロックジェネレータ22により、供給するクロックの周波数を通常電力モード時よりも低くして、消費電力が小さい状態にし、これにより、CPU21及びASIC20を、通常電力モードのときよりも消費電力が小さい省電力モードにする。従って、ネットワークモード1は、コントローラモードよりも消費電力が小さい第2の省電力モードである。
4.ネットワークモード2
ネットワークモード2は、ASIC20のCPU21の状態のみがネットワークモード1と異なり、それ以外の部分は、上記したネットワークモード1と同様の電力モード状態である。一方、このネットワークモード2では、CPU21は、クロックジェネレータ22により、供給するクロックの周波数をネットワークモード1のときの周波数よりも更に低くして、より消費電力が小さい状態にする。これにより、CPU21及びASIC20を、通常電力モード及びネットワークモード1のときよりも消費電力が小さい、更なる省電力モードにする。従って、ネットワークモード2は、コントローラモード及びネットワークモード1よりも消費電力が小さい第3の省電力モードである。
5.待機モード
待機モードは、ASIC20のCPU21及びSDRAM7の状態のみがネットワークモード1、2と異なり、それら以外の部分は、上記したネットワークモード1、2と同様の電力モード状態である。一方、この待機モードでは、CPU21はクロックを停止したスリープモードに、SDRAM7は省電力モードであるセルフリフレッシュモードに、それぞれ移行させる。これにより、ASIC20のCPU21を停止状態にして、以上の各モードよりも消費電力を小さくし、それらを最も電力の消費が少なくなる最省電力状態の省電力モードにする。従って、待機モードは、5つの電力モードの中で最も消費電力が小さい第4の省電力モードである。
以上のように、CPU21及びASIC20は、電力モードを、通常電力モード又は消費電力の異なる複数の省電力モードのいずれかに移行させて、それらの間で切り替え可能になっており、プリンタ1の電力モードに応じて、消費電力及び状態を変化させる。なお、ここでは、CPU21のクロックを停止することで、CPU21をスリープモードに移行させて停止状態にし、ASIC20を、同状態のCPU21を含む省電力モード(停止状態モード)に切り換えたが、これらは他の周知の方法により停止状態に切り替えてもよい。その際、例えば、クロックジェネレータ22により、供給するクロックの周波数を上記の各ネットワークモード時よりも低くして、CPU21をスリープモード状態にすることで停止状態にしてもよく、又は、CPU21の電源を遮断した状態にして停止状態に移行させてもよい。このように、停止状態とは、ASIC20のCPU21に供給する電力を遮断して駆動を停止させた状態だけでなく、それに近い状態、即ち、CPU21へ電力を供給しつつ、その駆動を制限して消費電力を相対的に小さくした状態等を含む。
これらプリンタ1及びCPU21等の装置各部の電力モードの切り替え(移行/復帰)は、CPU21がバス30を介して、パワー・マネージメント・コントローラ10へ電力モードの設定を行うか、又はパワー・マネージメント・コントローラ10への上記した信号D、H等の入力に基づき、パワー・マネージメント・コントローラ10により制御されて実行される。その際、パワー・マネージメント・コントローラ10から、プリンタ1内の各デバイスやブロック等の各部へ、それぞれ所定の信号A、B、C、E、F、G、Iが直接又は間接的に出力される。
具体的には、このパワー・マネージメント・コントローラ10からの出力信号Aは、CPU21に割り込みを発生させ、CPU21及びASIC20を可動状態へ、又はスリープ状態(スリープモード)へと遷移させる信号である。また、出力信号Bは、SDRAMコントローラ23を介して、SDRAM7をセルフリフレッシュモードへ、又は通常電力モードへと遷移させるための信号である。出力信号Cは、ASIC20内部の破線で囲まれた領域内のOPE・I/F25、HDD・I/F26、I/O・I/F27、及びPCI・I/F28の電力を遮断又は復帰させるための信号である。
出力信号E、Fは、ボード電力制御部11を介して出力され、その内、出力信号Eは、コントローラボード2内の破線で囲まれた領域内の操作部5及びHDD6の電力を遮断又は復帰させるための信号である。これに対し、出力信号Fは、コントローラボード2内の他の部分の電力を制御するための信号であり、例えばプルアップ用の電源を遮断又は復帰等するのに使用される。出力信号Gは、外部電力制御部12を介して出力される、コントローラボード2の外部の電力を制御するための信号であり、例えばプロッタ3に出力されて、その電力を制御するために使用される。
出力信号Iは、クロックジェネレータ22に出力され、CPU21のクロック周波数を制御するための信号であり、クロックジェネレータ22は、受信した信号Iに含まれる要求等に応じて、CPU21へ供給するクロックの周波数を変更する。このように、パワー・マネージメント・コントローラ10は、クロックジェネレータ22にクロックの周波数を変更してCPU21及びASIC20の電力モードの変更(切り替え)を要求する手段を有し、これにより、CPU21は、クロック周波数が変更されて消費電力が制御される。
ここで、本実施形態では、上記したように、ASIC20のネットワークコントローラ40とPHY15とを接続し、PHY15を介したネットワークとのデータ通信を、ネットワークコントローラ40により制御して行う。また、プリンタ1が省電力モード状態に有るときにも、これらPHY15とネットワークコントローラ40とに電力を供給し、ネットワークコントローラ40により、受信したデータ(ここではパケットであり、以下、パケットを例に採り説明する)の一部を処理するようになっている。即ち、ネットワークコントローラ40は、所定の省電力モード時に、PHY15により受信した所定のパケットを処理する手段でもあり、例えばASIC20及びCPU21がスリープモード等の省電力モードであるときに、それらを介さずに受信したパケットに対応して所定のパケット処理も行う。
図2は、このネットワークコントローラ40の概略構成を示すブロック図であり、その内部の各機能やデータ経路等を模式的にブロックや矢印で示している。
ネットワークコントローラ40は、図示のように、PHY15を介して外部ネットワーク装置と通信を行うためのメディアアクセスコントローラであるMAC41と、受信したパケットのフィルタ処理手段であるアドレスフィルタ42及びパターンフィルタ43と、を有する。また、ネットワークコントローラ40は、受信したパケットを一時的に記憶して蓄えるバッファ44と、パケットエンジン45と、ネットワークコントローラ40内のデータ経路を切り替えるセレクタ46と、を有する。
このネットワークコントローラ40では、まず、MAC41により、PHY15により受信したパケットを、アドレスフィルタ42で処理できる形式に変換し、アドレスフィルタ42へ転送する。
アドレスフィルタ42は、受信したパケットに含まれる送信元や宛先のMACアドレス等のアドレスに基づいてパケットを検査し、そのパケットを通過させるか否かを判定してパケットフィルタリングを行う手段であり、所定条件を満たすパケットの破棄等を行う。このプリンタ1では、アドレスフィルタ42は、MAC41を介して受信したパケットに含まれる宛先MACアドレス、又は宛先IPアドレスから、そのパケットの種類(自局当て、ブロードキャスト、マルチキャスト等)を判別し、自装置(自局)で処理する必要のないパケットを破棄する。一方、処理を要するパケットは、続いて、パターンフィルタ43へ転送される。
パターンフィルタ43は、パケットに含まれる特定のパターンからパケットフィルタリングを行う手段であり、アドレスフィルタ42を通過したパケットに含まれる特定パターンを走査し、自装置で処理する必要のあるパケットを判別する。また、パターンフィルタ43は、この判別結果に基づき、処理不要のパケットは破棄し、処理要のパケットは、その種類に応じてバッファ44又はパケットエンジン45へ転送する。
なお、この処理する必要のあるパケットとしては、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)、蓄積画像の読み出し要求、印刷要求、印刷データ、ARP(Address Resolution Protocol)要求、PING(Packet INternet Groper)要求、FTP(File Transfer Protocol)、その他所定のプロトコルのパケット等がある。また、これら各フィルタ42、43によるパケットフィルタリングにおいて、通過可能なアドレスや、走査する特定パターンはレジスタ(図示せず)に設定され、各フィルタリング処理時に、レジスタから読み出されて使用される。同様に、このアドレスフィルタ42及びパターンフィルタ43に加えて、ネットワークコントローラ40内のMAC41、パケットエンジン45の動作条件等の設定値は、CPU21により設定可能になっており、この設定等に基づき、ネットワークコントローラ40は、以下の各処理を実行する。
具体的には、ネットワークコントローラ40は、受信したパケットが自装置で処理すべきパケットであり、かつ、そのパケットが、比較的簡便な応答が可能な所定のパケット、例えばARP要求やPING要求である場合は、パケットをパターンフィルタ43からパケットエンジン45へ転送する。これと同時に、パターンフィルタ43は、セレクタ46に対して、MAC41へ通過させるパケットとしてパケットエンジン45からのパケットを選択するよう要求する信号を出力する。
このセレクタ46は、パケットエンジン45からのパケットと、内部バス30を介して送られてくる送信パケットのいずれかを選択してMAC41まで転送する選択手段であり、通常時は内部バス30からの送信パケットを選択するように設定されている。また、セレクタ46は、パターンフィルタ43からの信号により、選択対象のパケットを切り替え可能になっており、例えばARP要求やPING要求を受信したときの上記した信号により、パケットエンジン45からのパケットを選択する状態になる。
この状態で、パケットエンジン45では、受信したパケットの種類等に応じた応答パケットを生成し、例えばARP要求パケットにはARP応答パケットを、PING要求パケットにはPING応答パケットを、それぞれ作成する。その後、パケットエンジン45は、作成した応答パケットをセレクタ46へ転送し、MAC41及びPHY15を介してネットワーク上へ送出させる。このようにして、ネットワークコントローラ40は、ARP要求やPING要求等の受信頻度が高いパケットに対して、CPU21を介さずに自動応答し、例えばCPU21が低消費電力状態のスリープモードであるときに、CPU21を通常電力モードに復帰させることなく応答する。
以上により、ネットワークコントローラ40により応答が可能なパケットを、PHY15により受信した際の一連の処理が完了する。その際、このネットワークコントローラ40では、MAC41、フィルタ42、43、パケットエンジン45等により、上記のように、受信したパケットの種類等に応じて、そのパケットの自装置での処理の要・不要を判定する手段(第1の判定手段)と、この第1の判定手段で不要と判定されたときに、そのパケットを破棄する手段と、を構成している。併せて、前記第1の判定手段がパケットの処理を要すると判定したとき、そのネットワークコントローラ40での処理の可・不可を判定する手段(第2の判定手段)(ここではパターンフィルタ43)と、これにより処理可と判定されたとき、そのパケットの種類等に応じた応答パケットを作成する手段と、PHY15を介して作成した応答パケットをネットワークへ送信する手段と、を構成している。これにより、ネットワークコントローラ40は、受信したパケットの解析と、受信パケットの破棄と、受信パケットに対応する応答パケットの送信とを含む、所定のパケット処理を行う。
一方、ネットワークコントローラ40は、パターンフィルタ43で処理不可と判定されたとき、即ち、処理すべきパケットが上記した応答パケットを作成できるパケット以外のパケットであるときには、そのパケットをバッファ44へ転送して蓄える。その際、ネットワークコントローラ40は、SDRAMコントローラ23から、SDRAM7が通常電力モードであると通知されている間は、蓄えたパケットを、即座に、バッファ44からSDRAMコントローラ23を介してSDRAM7へ転送して蓄積する。また、SDRAMコントローラ23から、SDRAM7がセルフリフレッシュモードであると通知されているときには、SDRAM7が通常電力モードに復帰したことを通知されるまで、蓄えたパケットを蓄積してバッファ44にデータを保持する。その後、ネットワークコントローラ40は、SDRAM7の通常電力モードへの復帰後に、蓄積したパケットを、バッファ44からSDRAMコントローラ23を介してSDRAM7へ転送して蓄積する。
このバッファ44への転送と併せて、パターンフィルタ43は、受信したパケットをASIC20のCPU21で処理して、パケットに応じた処理をプリンタ1に実行させるため、所定の機器復帰信号Dをパワー・マネージメント・コントローラ10へ出力する。この機器復帰信号Dは、ASIC20やコントローラボード2等の省電力モードから通常電力モードへの復帰を含む電力モードの移行を要求する信号であり、プロッタ3、操作部5、HDD6の復帰が必要なパケット、又はASIC20のみの復帰でよいパケット等、処理するパケットに応じて、異なるモード移行要求を付加して出力される。
その際、例えば受信パケットが、印刷データのプロッタ3による印刷を求める印刷要求である場合には、パターンフィルタ43は、プロッタ3の復帰要求(プロッタ復帰要求)を含む信号Dを出力してパワー・マネージメント・コントローラ10へ通知する。この信号Dにより、パワー・マネージメント・コントローラ10は、プリンタ1の現在の電力モードに応じた信号を出力し、例えば上記したコントローラモードであるときには、外部電力制御部12に信号を出力して、プロッタ3へ信号G(図1参照)を出力させる。この信号Gにより、プロッタ3に電力を供給して省電力モードから通常電力モードに復帰させる。
これに対し、例えば受信パケットが、HDD6の蓄積画像の読み出し要求である場合には、パターンフィルタ43は、コントローラボード2の復帰要求(コントローラ復帰要求)を含む信号Dを出力してパワー・マネージメント・コントローラ10へ通知する。この信号Dにより、パワー・マネージメント・コントローラ10は、例えば上記したネットワークモード2であるときには、信号C及び、ボード電力制御部11を介して信号Eを出力する。この信号C、Eにより、ASIC20の破線で囲まれた各I/F25、26、27、28及び、コントローラボード2の破線で囲まれた操作部5及びHDD6に電力を供給して可動状態にし、プロッタ3を省電力モードに維持しつつ、HDD・I/F26とHDD6を省電力モードから通常電力モードに復帰させる。同時に、パワー・マネージメント・コントローラ10は、信号Iをクロックジェネレータ22へ出力してクロック周波数を変更制御して、CPU21のクロック周波数を高くし、プリンタ1の電力モードをコントローラモードに切り替える。
また、例えばプリンタ1が待機モード時にMIB(Management Information Base)要求のパケットを受信した場合には、パターンフィルタ43は、CPU21の復帰要求(CPU復帰要求)を含む信号Dを出力してパワー・マネージメント・コントローラ10へ通知する。この信号Dにより、パワー・マネージメント・コントローラ10は、信号A、B及び、クロック周波数の制御信号Iを出力し、プロッタ3、コントローラボード2の一部、及びASIC20の一部を省電力状態に維持しつつ、CPU21とSDRAM7の電力モードを切り替える。その際、CPU21を、ネットワークモード1のときよりも低いクロック周波数、及び少ない消費電力で作動させて省電力状態(省電力モード)に移行させ、かつSDRAM7を、省電力状態のセルフリフレッシュモードから通常稼動状態の通常電力モードに切り替える。これにより、プリンタ1の電力モードを、ネットワークモード2へ移行させて切り替え、CPU21により所定のパケット処理を行う。
このように、パワー・マネージメント・コントローラ10は、受信したパケットがパターンフィルタ43により処理要と判定されたとき、このパケットの種類等に応じてCPU21やASIC20の電力モードを切り替え制御する電力制御手段を構成している。これにより、パワー・マネージメント・コントローラ10は、例えばCPU21やASIC20等が上記した各状態の省電力モードのときに受信したパケットに応じて、CPU21に電力を供給し、又はクロック周波数を変更して、それらの省電力モードを、より消費電力が大きい電力モード(他の省電力モード又は通常電力モード)に切り替えるよう制御する。
また、このパワー・マネージメント・コントローラ10は、ネットワークコントローラ40のパターンフィルタ43等と共に、CPU21やASIC20等の電力モードを、処理するパケットに応じて切り替える電力モード切替手段を構成している。これにより、プリンタ1は、CPU21やASIC20等の電力モードを、通常電力モードと複数の省電力モードを含む、消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える。即ち、このプリンタ1では、受信したパケットをパターンフィルタ43により解析し、解析結果に基づいて、パワー・マネージメント・コントローラ10に電力モードの移行要求信号を出力して、CPU21やASIC20等の電力モードを切り替えてパケット処理を実行させる。
ただし、ここでは、パターンフィルタ43は、処理すべきパケットのプロトコルや要求内容等の種類を判別する手段及び、この判別結果に基づき、CPU21やASIC20等の電力モードを、判別したパケットの種類に応じた電力モードへ切り替えるようパワー・マネージメント・コントローラ10に信号を出力して要求する手段になっている。この要求に応じて、パワー・マネージメント・コントローラ10は、CPU21を適切なパケット処理が可能な電力モードに移行させる等、プリンタ1の各部の電力モードを制御して処理する各パケットの種類に応じて切り替え、各パケットの処理を実行させる。その際、パワー・マネージメント・コントローラ10は、例えば受信頻度が高く、CPU21による処理が単純で簡単なパケット、又は処理時間の短いパケットを受信したときには、CPU21のクロック周波数を、他のパケットの受信時の周波数よりも低くする。これにより、CPU21を、データ処理速度は遅いが、消費電力が相対的に小さい省電力モード(例えば、上記したネットワークモード2のときの状態)に移行させ、その状態のCPU21で受信したパケットを処理させる。
次に、本実施形態のプリンタ1における、各電力モード間の移行について具体的に説明する。
図3は、このプリンタ1の電力モードの遷移態様を示す模式図であり、以下、図中に示す番号順に電力モードの移行(切り替え)を説明する。
1.通常電力モード−コントローラモード間の移行
1−1. 通常電力モードからコントローラモードへの移行要因は、プロッタ3の動作が一定時間ない場合や、上記した省エネ復帰/移行キー(図示せず)が押された場合等が挙げられる。その際、例えばプロッタ3の動作が一定時間ない場合であれば、CPU21がそれを検知して、パワー・マネージメント・コントローラ10にプロッタ3の電源を遮断するように伝達する。これにより、パワー・マネージメント・コントローラ10が外部電力制御部12を介して信号Gを出力し、この信号Gによりプロッタ3の電源を遮断して、プリンタ1をコントローラモードへ移行させる。
1−2. 逆に、コントローラモードから通常電力モードへの移行要因は、ネットワークに接続された外部ネットワーク装置からの印刷データ、印刷要求の受信、又は省エネ復帰/移行キー(図示せず)が押された場合等が挙げられる。その際、例えば、外部ネットワーク装置より印刷データを受信した場合には、ネットワークコントローラ40のパターンフィルタ43からプロッタ復帰要求を含む機器復帰信号Dが出力され、パワー・マネージメント・コントローラ10へ通知される。これにより、パワー・マネージメント・コントローラ10は、外部電力制御部12を介して信号Gを出力し、プロッタ3の電源を復帰させてプロッタ3を通常動作可能状態へ復帰させ、プリンタ1を通常電力モードへ移行させる。同時に、バッファ44に蓄積された印刷データを、SDRAMコントローラ23を経由してSDRAM7へ転送して蓄積する。この印刷データをCPU21が加工してプロッタ3へ転送することで、プロッタ3から印刷データを印字した用紙を出力する。
2.コントローラモード−待機モード間の移行
2−1. コントローラモードから待機モードへの移行要因は、CPU21により処理すべきパケットの受信が一定時間なく、省エネ復帰/移行キー(図示せず)も一定時間押されず、かつ操作部5に対する操作も一定時間ないとき等、一定又は所定時間イベントが発生しなかった場合等が挙げられる。このように、例えばCPU21が一定時間イベントの発生がないことを確認すると、パワー・マネージメント・コントローラ10に対して、CPU21をスリープモードへ、SDRAM7をセルフリフレッシュモードへ、コントローラボード2の一部、及びASIC20の一部を省電力状態へ移行するように伝達する。これに応じて、パワー・マネージメント・コントローラ10が信号A、B、C及び、ボード電力制御部11を介した信号E、Fを出力する。この各信号で、CPU21をスリープモードへ、SDRAM7をセルフリフレッシュモードへ移行させ、コントローラボード2の一部、及びASIC20の一部(それぞれ図1に示す破線内の各部)を省電力状態へ移行させて、プリンタ1を待機モードへ移行させる。
2−2. 逆に、待機モードからコントローラモードへの移行要因は、例えばHDD6に格納されている画像データを、外部ネットワーク装置が取得するための蓄積画像読み出し要求パケットの受信等が挙げられる。その際、ネットワークコントローラ40のパターンフィルタ43からコントローラ復帰要求を含む機器復帰信号Dが出力され、パワー・マネージメント・コントローラ10へ通知される。これにより、パワー・マネージメント・コントローラ10は、信号A、B、C及び、ボード電力制御部11を介した信号E、Fを出力し、CPU21をスリープモードから通常電力モードへ、SDRAM7をセルフリフレッシュモードから通常電力モードへ移行させる。同時に、HDD6等のコントローラボード2の一部、及びASIC20の一部(それぞれ図1に示す破線内の各部)を省電力状態から通常状態へ移行させ、プリンタ1をコントローラモードへ移行させる。この状態で、例えばバッファ44に蓄積された蓄積画像読み出し要求パケットを、上記と同様にSDRAM7へ転送して蓄積する。また、CPU21がHDD6から指定された画像データを読み出し、ネットワーク上の要求元へ転送することで、外部ネットワーク装置がHDD6中の蓄積画像を取得する。
3.待機モード−通常電力モード間の移行
3−1. 待機モードから通常電力モードへの移行要因は、外部ネットワーク装置からの印刷データや印刷要求の受信、又は省エネ復帰/移行キー(図示せず)を押された場合等が挙げられる。その際、例えば外部ネットワーク装置から印刷データを受信した場合には、ネットワークコントローラ40のパターンフィルタ43からプロッタ復帰要求を含む機器復帰信号Dが出力され、パワー・マネージメント・コントローラ10へ通知される。これにより、パワー・マネージメント・コントローラ10は、信号Aにより、CPU21をスリープモードから通常電力モードへ、信号Bにより、SDRAM7をセルフリフレッシュモードから通常電力モードへ、それぞれ移行させる。また、パワー・マネージメント・コントローラ10は、信号C及び、ボード電力制御部11を介した信号E、Fにより、コントローラボード2の一部、及びASIC20の一部(それぞれ図1に示す破線内の各部)を省電力状態から通常状態へ移行させる。更に、外部電力制御部12を介した信号Gにより、プロッタ3の電源を復帰させ、プロッタ3を通常動作可能状態へ復帰させて、プリンタ1を通常電力モードへ移行させる。その後、バッファ44に蓄積された印刷データをSDRAM7へ転送し、CPU21が印刷データを加工してプロッタ3へ転送することで、プロッタ3から印刷データを印字した用紙を出力する。
4.待機モード−ネットワークモード間の移行
4−1. 待機モードからネットワークモード1への移行要因は、FTP等の外部ネットワーク装置へのデータ転送を伴うパケットや、TCP(Transmission Control Protocol)等のパケットの送信元とコネクションを確立する必要があるパケットを受信した場合等が挙げられる。その際、ネットワークコントローラ40のパターンフィルタ43からCPU復帰要求を含む機器復帰信号Dが出力され、パワー・マネージメント・コントローラ10へ通知される。この信号に基づき、パワー・マネージメント・コントローラ10は、信号A、B及び信号Iを出力し、CPU21を、スリープモードから、通常電力モードのときよりもクロック周波数が低く、消費電力が小さい状態の省電力モードへ、SDRAM7をセルフリフレッシュモードから通常電力モードへ移行させる。これにより、プリンタ1の電力モードをネットワークモード1に切り換えて移行させ、バッファ44に蓄積されたFTP等のパケットをSDRAM7へ転送し、CPU21により、このパケットを処理して対応するパケット等のデータを外部ネットワーク装置へ転送等する。このように、ネットワークモード1では、パケット処理やデータ転送等を、消費電力が通常電力モードやコントローラモード時よりも小さく、かつネットワークモード2のときよりも高速処理が可能な状態で行い、各ネットワークプロトコルに対応する。
4−2. 一方、待機モードからネットワークモード2への移行要因は、MIB要求パケットやUDP(User Datagram Protocol)のパケットを受信した場合等が挙げられる。その際、ネットワークコントローラ40のパターンフィルタ43からCPU復帰要求を含む機器復帰信号Dが出力され、パワー・マネージメント・コントローラ10へ通知される。この信号に基づき、パワー・マネージメント・コントローラ10は、信号A、B及び信号Iを出力し、CPU21を、スリープモードから、ネットワークモード1のときよりもクロック周波数が低く、消費電力が小さい状態の省電力モードへ、SDRAM7をセルフリフレッシュモードから通常電力モードへ移行させる。これにより、プリンタ1の電力モードをネットワークモード2に切り換えて移行させ、バッファ44に蓄積されたMIB要求等のパケットをSDRAM7へ転送し、CPU21により、このパケットを処理して応答パケットを外部ネットワーク装置へ送出等する。このように、ネットワークモード2では、パケット処理や応答パケットの送出等を、ネットワークモード1に比べて処理速度は遅くなるが、消費電力を小さく抑えた状態で行い、各ネットワークプロトコルに対応する。
4−3. 各ネットワークモードから待機モードへの移行要因は、待機モードから各ネットワークモードへ移行した後、受信した各パケットの処理が完了した場合等が挙げられる。その際、例えばCPU21がパケット処理の完了を確認すると、パワー・マネージメント・コントローラ10に対して、CPU21をスリープモードへ、SDRAM7をセルフリフレッシュモードへ移行するように伝達する。これに応じて、パワー・マネージメント・コントローラ10が信号A、Bを出力して、CPU21をスリープモードへ、SDRAM7をセルフリフレッシュモードへ移行させ、プリンタ1を待機モードへ移行させる。
以上のように、パワー・マネージメント・コントローラ10は、プリンタ1を各電力モード間で移行させる手段であるとともに、CPU21による受信したパケットの処理が完了したことを条件に、それらの電力モードをより消費電力が小さい電力モードに切り替える手段でもある。ただし、このパワー・マネージメント・コントローラ10は、例えばネットワークモード1のときに受信した、CPU21により処理するパケットが、その送信元のネットワーク装置とのコネクションを確立して継続する必要があるパケットであるときには、受信パケット単体の処理が終了しても、直ちには電力モードの切り替えは行わない。このような場合には、パワー・マネージメント・コントローラ10は、ネットワーク装置とのコネクションの切断を条件に、又はネットワーク装置から最後にパケットを受信してから一定時間通信がないとき等、通信がない状態で予め設定された時間が経過したことを条件に、CPU21等の電力モードを、より消費電力が小さい電力モードに切り替える。
同様に、パワー・マネージメント・コントローラ10は、CPU21により処理するパケットが、例えば複数のパケットに分けてデータを送受信するプロトコルのパケットであるとき等、複数のパケットによりデータ転送を行う種類のパケットであるときにも、一連のパケットの処理が完了した後に電力モードの切り替えを行う。ここで、このようなパケットとしては、印刷データのパケットや、スキャンデータ転送パケット、又はFTPやTFTP(Trivial File Transfer Protocol)等があり、これらを受信して処理するときには、転送や処理等の速度を速くして、各パケットの処理を素早く終了させる必要がある。
そのため、パワー・マネージメント・コントローラ10は、これらを受信したときには、CPU21等の電力モードを、1つのパケットによりデータ転送を行うプロトコルのパケット等、他の種類のパケットを処理するときの電力モードよりも消費電力が大きい電力モードに切り替える。これにより、パワー・マネージメント・コントローラ10は、CPU21の電力モードを、複数の電力モードの中から相対的に消費電力が大きく、かつクロック周波数が高い(処理速度が速い)電力モードへ移行させる。その状態で、CPU21によりパケットを処理等させて、印刷データのパケットやスキャンデータ転送パケットの処理やデータ転送等の効率を高めて、より早期に完了させる。
このように、パワー・マネージメント・コントローラ10は、電力モードを各々切り替える手段でもあり、処理するパケットの種類や処理状況等に応じて、CPU21やプリンタ1の電力モードを、それぞれに適した状態の電力モードに切り替えて移行させる。その際、このプリンタ1では、消費電力を低減すべく、CPU21を、上記したスリープモード等の停止状態から通常電力モードに移行させるだけでなく、停止状態から通常動作状態よりも消費電力が低い状態へ移行させてパケット処理を実行させる。即ち、ここでは、CPU21及びASIC20が停止状態のときに受信したパケットに応じて、パワー・マネージメント・コントローラ10は、停止状態のそれらの電力モードを、通常電力モードよりも消費電力が小さい各省電力モードのいずれかに切り替える手段でもある。このプリンタ1は、通常電力モードに加えて、そのような状態のASIC20のCPU21によっても、受信したパケットの処理を実行させるようになっている。
次に、以上のように、CPU21等の電力モードを通常電力モードと省電力モードに切り替えて受信したパケットを処理する、プリンタ1のパケット処理手順を含む情報処理手順について説明する。
図4は、このプリンタ1によるパケット処理手順の流れの一例を示すフローチャートである。
ここでは、まず、図示のように、上記した各条件の成立に伴い(図3参照)、プリンタ1を、例えば通常電力モードからコントローラモードや待機モードに移行させる等、その電力モードを切り替える(S101)。次に、ネットワーク及びPHY15を介してパケットを受信するまで待機する(S102、NO)。この待機中にパケットを受信すると(S102、YES)、ネットワークコントローラ40の各フィルタ42、43により第1の判定工程を実行し、受信したパケットに応じて、そのパケットの処理の要・不要を判定する(S103)。その結果、処理不要と判定されたときには(S103、NO)、ネットワークコントローラ40により受信したパケットを破棄して(S104)、次のパケットの受信を待つ(S102)。
一方、パケットの処理が必要と判定されたときには(S103、YES)、ネットワークコントローラ40のパターンフィルタ43により第2の判定工程を実行し、受信したパケットを、CPU21を介さずにネットワークコントローラ40で処理可能か否かを判定する(S105)。その結果、処理可と判定されたときには(S105、YES)、この電力モードを維持して、ネットワークコントローラ40のパケットエンジン45により、受信パケットに応じた応答パケットを作成する(S106)。続いて、この応答パケットを、ネットワークコントローラ40からPHY15を介して、接続されたネットワークへ送信した後(S107)、次のパケットの受信(S102)まで、上記と同様に待機する。
これに対し、上記した第1の判定工程で処理要と判定されたパケットが、パターンフィルタ43により処理不可と判定されたときには(S105、NO)、プリンタ1の電力モードを、上記したASIC20やCPU21で受信したパケットを処理する電力モードに切り替える(S108)。その際、ネットワークコントローラ40から各種信号Dを出力して、パワー・マネージメント・コントローラ10により、プリンタ1の電力モードを、例えば待機モードから各省電力モード又は通常電力モードに移行等させる。このように、処理するパケットに応じて、CPU21等の装置各部やプリンタ1の電力モードを、通常電力モードと複数の省電力モード間で互いに移行させ、これら消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える。より具体的には、パターンフィルタ43により、処理するパケットの種類を判別し、パワー・マネージメント・コントローラ10により制御してクロック周波数を変更する等して、CPU21等の電力モードを、この判別したパケットの種類に応じた電力モードへ切り替える。
このように電力モードが切り替えられた後に、ASIC20のCPU21等により、受信したパケットの種類や要求内容等に応じて、画像データの転送や印刷を行う等、各パケットに応じた処理を実行する(S109)。続いて、パケットの受信及び、その処理が完了するまで、各パケットの処理を行い(S110、NO、S109)、それらが完了した後に(S110、YES)、例えば上記と同様に所定の条件の成立に伴い、電力モードを待機モード等の消費電力がより小さい電力モードに切り替える(S101)。
このように、このプリンタ1では、CPU21や自装置の電力モードが省電力モードのときに受信したパケットに応じて、この省電力モードをより消費電力が大きい電力モードに切り替える等してパケットを処理した後、電力モードを、より消費電力が小さい電力モードに切り替える。その際、処理するパケットが、そのパケットの送信元とのコネクションを継続する必要があるパケットであるときには、コネクションの切断後に、又は送信元からの通信がない状態で予め設定された時間が経過した後に、電力モードをより消費電力が小さい電力モードに切り替える。また、処理するパケットが、複数のパケットによりデータ転送を行うプロトコルのパケットであるときには、電力モードを、1つのパケットによりデータ転送を行うパケットを処理するとき等の、他のパケット処理時の電力モードよりも消費電力が大きい電力モードに切り替える。更に、ここでは、上記したように、CPU21等が停止状態のときに受信したパケットに応じて、停止状態のそれらの電力モードを、通常電力モードよりも消費電力が小さい省電力モードに切り替え、消費電力を低減させている。
なお、本発明は、以上のプリンタ1を例に説明した情報処理装置の情報処理方法の各手順(工程)を、コンピュータで実行させるためのプログラムとして、汎用のプログラム言語により記述することでも実現することができる。併せて、このプログラムをフレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、又はMO等、任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、これをコンピュータで読み取らせることで容易に実施することができる。
以上説明したように、本実施形態のプリンタ1では、所定の省電力モードの間に、ネットワークを介してパケットを受信したときに、パケット処理の要否等を判定して、CPU21等を介さずに、受信したパケットの破棄や応答パケットの送信等、一部のパケット処理を行うため、パケット受信のたびに、CPU21等を通常電力モードに復帰させる必要がない。そのため、プリンタ1の省電力モード時に、パケット受信による省電力モードからの復帰や電力モードの移行を抑制でき、CPU21やASIC20を含むプリンタ1内の各部を、より長時間に亘って省電力モードに維持することができる。
このように、このプリンタ1では、省電力モードを維持しつつパケットを受信等できるため、従来に比べて、低消費電力状態にある時間を長くすることができ、装置全体としての消費電力を低減することができる。併せて、ここでは、省電力モード時に受信したパケットの種類等に応じて、装置のデータ処理手段を構成するASIC20(CPU21)の電力モードを、処理効率や消費電力の観点等から、各パケットの処理に適した電力モードに切り替える。これにより、CPU21等を、消費電力が異なる複数の電力モード(ここでは、通常電力モード又は複数の省電力モード)の中から、処理すべきパケットに応じた電力モードに切り替えて、最適な状態でパケット処理を行うことができる。即ち、各プロトコルの制約を守りつつ、かつ消費電力を低く抑えたまま、各パケットを処理することができ、パケットの処理等で消費する電力の無駄を削減して、装置全体としての消費電力を、より低減することができる。
また、このプリンタ1では、受信したパケットの処理が完了した後に、CPU21等の電力モードを、より消費電力が小さい電力モードに切り替えるため、消費電力の無駄をより削減して、消費電力を一層低減することができる。従って、本実施形態によれば、プリンタ1のCPU21等の電力モードを、処理するパケットに応じて、複数の省電力モードを含む複数の電力モード間で切り替えて、各パケットに適した電力モードでの処理が可能となり、その消費電力を低減させることができる。
ここで、処理するパケットが、ネットワーク装置とのコネクションを確立して継続する必要があるパケットであるときには、コネクションを確立した相手先との間で、パケットの送受信の頻度が高くなる。そのため、1つのパケットの処理毎に、電力モードを消費電力が小さい電力モードに切り替えていたのでは、それに伴うオーバーヘッドにより処理速度が低下する恐れがある。従って、本実施形態のように、そのようなパケットを受信して処理するときには、一部のパケットを処理しても、CPU21をスリープモード等に移行させず、電力モードを維持するのが望ましい。これにより、電力モードの移行に伴うオーバーヘッドをなくすことができ、処理速度の低下を効果的に防止することができる。併せて、上記したように、コネクションの切断後に、又は所定時間の経過後に、CPU21等を消費電力がより小さい電力モードに切り替えることで、消費電力を更に低減することができる。
また、CPU21等を、上記のように、停止状態から通常電力モードよりも消費電力が小さい省電力モードに切り替えて、パケット処理を行うことで、低消費電力状態を維持したままで受信したパケットを処理でき、省電力モード機能の効果を充分に発揮させることができる。その際、CPU21の電源を遮断して停止状態にすることで、消費電力を大幅に低減することができる。これに対し、CPU21をスリープモードに、又はクロックを停止した状態にして停止状態にした場合には、消費電力を低減しつつ、その状態から通常電力モード等への移行にかかる時間を短縮することもできる。
なお、ネットワークコントローラ40によるパケットフィルタリング、及び不要なパケットを破棄する処理は、プリンタ1の電力モードに関わらず行うようにしてもよい。このようにすることで、ASIC20のCPU21等の負担を軽減でき、装置全体のデータ処理効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、クロックジェネレータ22を設け、CPU21に供給するクロックの周波数を変更して、その電力モードを切り替えたが、例えばCPU21に供給する電力の電圧を変更する手段を設けて、電力モードを切り替えるようにしてもよい。この場合には、パワー・マネージメント・コントローラ10により制御して、電力の電圧を変更してCPU21に供給し、これにより、その電力モードを変更して切り替えるようにする。加えて、これらクロックジェネレータ22と電圧を変更する手段とを共に設け、CPU21に供給するクロックの周波数と電力の電圧の両方を併せて変更制御して、電力モードの切り替えを行うようにしてもよい。このように、クロックの周波数制御と電圧制御とを組み合わせて電力モードの切り替えを行う場合には、上記した消費電力の低減等の効果を一層高めることができる。
更に、以上の説明では、ネットワークを介してパケットを受信する場合を例に採り説明したが、本発明は、パケット以外の各種データを受信して処理等する他の情報処理装置にも適用することもできる。
本実施形態のプリンタの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態のネットワークコントローラの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態のプリンタの電力モードの遷移態様を示す模式図である。 本実施形態のプリンタによるデータ処理手順の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・プリンタ、2・・・コントローラボード、3・・・プロッタ、4・・・ASICクロック生成部、5・・・操作部、6・・・HDD、7・・・SDRAM、8・・・ROM、10・・・パワー・マネージメント・コントローラ、11・・・ボード電力制御部、12・・・外部電力制御部、15・・・PHY、16・・・PHYクロック生成部、20・・・ASIC、21・・・CPU、22・・・クロックジェネレータ、23・・・SDRAMコントローラ、25・・・OPE・I/F、26・・・HDD・I/F、27・・・I/O・I/F、28・・・PCI・I/F、30・・・内部バス、40・・・ネットワークコントローラ、41・・・MAC、42・・・アドレスフィルタ、43・・・パターンフィルタ、44・・・バッファ、45・・・パケットエンジン、46・・・セレクタ。

Claims (20)

  1. 外部のネットワーク装置と通信するための通信手段を備えた情報処理装置であって、
    前記通信手段を介して受信したデータに応じて、該データの処理の要・不要を判定する判定手段と、
    該判定手段が処理要と判定したとき、前記受信したデータを処理するデータ処理手段と、
    該データ処理手段の電力モードを、前記処理するデータに応じて消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える電力モード切替手段と、を備え
    前記電力モード切替手段は、前記処理するデータが複数のパケットによりデータ転送を行うパケットであるとき、前記データ処理手段の電力モードを、1つのパケットによりデータ転送を行うパケットを処理するときの電力モードよりも消費電力が大きい電力モードに切り替える手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載された情報処理装置において、
    前記電力モード切替手段は、前記処理するデータの種類を判別する手段と、前記データ処理手段の電力モードを前記判別したデータの種類に応じた電力モードへ切り替える手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載された情報処理装置において、
    前記データ処理手段に供給するクロックの周波数、及び/又は、電力の電圧を変更して前記電力モードを変更する変更手段を備え、
    前記電力モード切替手段は、前記変更手段に前記データ処理手段の電力モードの変更を要求する手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された情報処理装置において、
    前記データ処理手段による前記受信したデータの処理が完了したことを条件に、該データ処理手段の電力モードをより消費電力が小さい電力モードに切り替える手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載された情報処理装置において、
    前記処理するデータが該データの送信元の前記ネットワーク装置とのコネクションを継続する必要があるパケットであるとき、前記ネットワーク装置とのコネクションの切断を条件に、又は前記ネットワーク装置からの通信がない状態で予め設定された時間が経過したことを条件に、前記データ処理手段の電力モードをより消費電力が小さい電力モードに切り替える手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載された情報処理装置において、
    前記電力モード切替手段は、前記データ処理手段が省電力モードのときに受信したデータに応じて、該データ処理手段の省電力モードをより消費電力が大きい電力モードに切り替える手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載された情報処理装置において、
    前記複数のパケットによりデータ転送を行うパケットが、印刷データのパケット又はスキャンデータ転送パケットであることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載された情報処理装置において、
    前記判定手段が処理不要と判定したとき、該データを破棄する手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  9. 外部のネットワーク装置と通信するための通信手段を備えた情報処理装置であって、
    前記通信手段を介して受信したデータに応じて、該データの処理の要・不要を判定する判定手段と、
    該判定手段が処理要と判定したとき、前記受信したデータを処理するデータ処理手段と、
    該データ処理手段の電力モードを、前記処理するデータに応じて消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える電力モード切替手段と、を備え、
    前記電力モード切替手段は、前記データ処理手段が停止状態のときに受信したデータに応じて、該停止状態のデータ処理手段の電力モードを通常電力モードよりも消費電力が小さい省電力モードに切り替える手段を有し、
    該省電力モードのデータ処理手段により前記受信したデータの処理を実行させることを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項に記載された情報処理装置において、
    前記データ処理手段の停止状態が、該データ処理手段がスリープモードである状態、又は該データ処理手段のクロックが停止した状態、又は該データ処理手段の電源が遮断された状態であることを特徴とする情報処理装置。
  11. 電力モードを切り替えて受信したデータを処理する情報処理方法であって、
    前記受信したデータに応じて、該データの処理の要・不要を判定する判定工程と、
    該判定工程で処理要と判定されたとき、該データに応じて、前記電力モードを消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える電力モード切替工程と、
    該電力モードの切り替え後に、前記受信したデータを処理するデータ処理工程と、を有し、
    前記電力モード切替工程は、前記処理するデータが複数のパケットによりデータ転送を行うパケットであるとき、前記電力モードを、1つのパケットによりデータ転送を行うパケットを処理するときの電力モードよりも消費電力が大きい電力モードに切り替える工程を有することを特徴とする情報処理方法
  12. 請求項11に記載された情報処理方法において、
    前記電力モード切替工程は、前記処理するデータの種類を判別する工程と、前記電力モードを前記判別したデータの種類に応じた電力モードへ切り替える工程と、を有することを特徴とする情報処理方法。
  13. 請求項11又は12に記載された情報処理方法において、
    前記電力モード切替工程は、クロックの周波数、及び/又は、電力の電圧を変更して前記電力モードを切り替える工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  14. 請求項11ないし13のいずれかに記載された情報処理方法において、
    前記受信したデータの処理が完了した後に、前記電力モードをより消費電力が小さい電力モードに切り替える工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  15. 請求項1ないし1のいずれかに記載された情報処理方法において、
    前記処理するデータが該データの送信元とのコネクションを継続する必要があるパケットであるとき、前記コネクションの切断後に、又は前記送信元からの通信がない状態で予め設定された時間が経過した後に、前記電力モードをより消費電力が小さい電力モードに切り替える工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  16. 請求項1ないし1のいずれかに記載された情報処理方法において、
    前記電力モード切替工程は、前記処理する電力モードが省電力モードのときに受信したデータに応じて、該省電力モードをより消費電力が大きい電力モードに切り替える工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  17. 請求項1ないし16のいずれかに記載された情報処理方法において、
    前記判定工程で処理不要と判定されたとき、該データを破棄する工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  18. 電力モードを切り替えて受信したデータを処理する情報処理方法であって、
    前記受信したデータに応じて、該データの処理の要・不要を判定する判定工程と、
    該判定工程で処理要と判定されたとき、該データに応じて、前記電力モードを消費電力が異なる複数の電力モードのいずれかに切り替える電力モード切替工程と、
    該電力モードの切り替え後に、前記受信したデータを処理するデータ処理工程と、を有し、
    前記電力モード切替工程は、停止状態のときに受信したデータに応じて、該停止状態の電力モードを通常電力モードよりも消費電力が小さい省電力モードに切り替える工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  19. 請求項1ないし18のいずれかに記載された情報処理方法の各工程をコンピュータで実行させるためのプログラム
  20. 請求項19に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2007293114A 2007-11-12 2007-11-12 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 Expired - Fee Related JP5008138B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007293114A JP5008138B2 (ja) 2007-11-12 2007-11-12 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
US12/268,635 US8127162B2 (en) 2007-11-12 2008-11-11 Apparatus, method, and computer program product for processing information which includes a power-saving mode having a plurality of sub power modes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007293114A JP5008138B2 (ja) 2007-11-12 2007-11-12 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009119617A JP2009119617A (ja) 2009-06-04
JP5008138B2 true JP5008138B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=40624867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007293114A Expired - Fee Related JP5008138B2 (ja) 2007-11-12 2007-11-12 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8127162B2 (ja)
JP (1) JP5008138B2 (ja)

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8619603B2 (en) * 2009-06-04 2013-12-31 Broadcom Corporation Method and system for end-to-end management of energy efficient networking protocols
JP5037376B2 (ja) * 2008-02-06 2012-09-26 株式会社リコー 情報処理装置、電力モード制御方法、電力モード制御プログラム、及び記録媒体
JP5235490B2 (ja) * 2008-05-13 2013-07-10 キヤノン株式会社 通信システム及び通信装置
JP5419443B2 (ja) * 2008-12-27 2014-02-19 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP5341630B2 (ja) * 2009-06-15 2013-11-13 キヤノン株式会社 データ処理装置及びデータ処理方法
US8189584B2 (en) * 2009-07-27 2012-05-29 Media Patents, S. L. Multicast traffic management in a network interface
US8339626B2 (en) * 2009-09-08 2012-12-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and controlling method thereof
EP2299681B1 (en) * 2009-09-08 2019-05-15 HP Printing Korea Co., Ltd. Image forming apparatus and power control method thereof
JP2011059426A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP5418097B2 (ja) * 2009-09-14 2014-02-19 株式会社リコー 情報処理装置、画像形成装置、動作モード切替方法
JP5791223B2 (ja) * 2009-09-25 2015-10-07 キヤノン株式会社 印刷装置、ネットワークインターフェースユニット、印刷装置の制御方法およびプログラム
JP2011098561A (ja) * 2009-10-05 2011-05-19 Seiko Epson Corp 画像処理装置用コントローラー
TWI400970B (zh) * 2009-10-08 2013-07-01 Cameo Communications Inc 無線裝置之訊框過濾方法
JP5586924B2 (ja) * 2009-11-24 2014-09-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
US8924760B2 (en) * 2010-01-08 2014-12-30 Mindspeed Technologies, Inc. Scheduler with voltage management
US8305951B1 (en) * 2010-01-14 2012-11-06 Sprint Communications Company L.P. Conditional media access control address filtering
JP2011148230A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、及び、情報処理方法
WO2011120562A1 (de) * 2010-03-30 2011-10-06 Siemens Aktiengesellschaft Automatisierungskomponente mit einem energiesparenden betriebszustand
JP5577860B2 (ja) * 2010-06-04 2014-08-27 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP5645158B2 (ja) * 2010-06-25 2014-12-24 ナルテック株式会社 集積回路
JP2012124674A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム及び文書一覧情報提供方法
JP5736818B2 (ja) * 2011-02-14 2015-06-17 富士通株式会社 情報処理装置、制御方法、および制御プログラム
US8917742B2 (en) * 2011-07-13 2014-12-23 Microsoft Corporation Mechanism to save system power using packet filtering by network interface
JP5817287B2 (ja) * 2011-07-25 2015-11-18 株式会社リコー 情報処理装置と情報処理方法とプログラム
US9049660B2 (en) 2011-09-09 2015-06-02 Microsoft Technology Licensing, Llc Wake pattern management
US8892710B2 (en) 2011-09-09 2014-11-18 Microsoft Corporation Keep alive management
US8806250B2 (en) 2011-09-09 2014-08-12 Microsoft Corporation Operating system management of network interface devices
JP5871576B2 (ja) * 2011-11-15 2016-03-01 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP5728370B2 (ja) * 2011-11-21 2015-06-03 株式会社東芝 半導体記憶装置およびその駆動方法
JP2013161122A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Canon Inc データ処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2013161381A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2014029634A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 International Business Maschines Corporation パケットバッファリングシステムおよび方法
JP5655833B2 (ja) * 2012-09-20 2015-01-21 コニカミノルタ株式会社 印刷システム及び印刷指示装置並びにプリンタドライバ
JP6157097B2 (ja) * 2012-11-29 2017-07-05 キヤノン株式会社 印刷装置
WO2014139589A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Robert Bosch Gmbh Conference system and process for operating the conference system
US10042415B2 (en) * 2013-03-21 2018-08-07 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Methods and apparatuses for computer power down
KR102063716B1 (ko) * 2013-05-14 2020-02-11 삼성전자주식회사 데이터를 기반으로 전력을 관리하는 프로세싱 장치 및 그 장치를 이용한 방법
JP5835291B2 (ja) * 2013-09-05 2015-12-24 コニカミノルタ株式会社 通信装置およびそのカスタマイズ方法ならびにコンピュータプログラム
JP6261337B2 (ja) * 2013-12-27 2018-01-17 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法とプログラム
JP6316033B2 (ja) * 2014-03-14 2018-04-25 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、記憶媒体
JP6482369B2 (ja) 2014-06-18 2019-03-13 キヤノン株式会社 印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法、印刷システム
JP2017027196A (ja) 2015-07-17 2017-02-02 株式会社リコー 通信装置、電力制御方法、及び電力制御プログラム
JP2017201456A (ja) 2016-05-02 2017-11-09 株式会社リコー 情報処理装置、及び情報処理方法
JP6282320B2 (ja) * 2016-08-24 2018-02-21 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体
JP6279033B2 (ja) * 2016-08-24 2018-02-14 キヤノン株式会社 画像形成装置及び画像形成装置の復帰方法
JP6953878B2 (ja) * 2017-08-08 2021-10-27 コニカミノルタ株式会社 通信制御システム、画像処理ユニット、ルーター、通信中継装置及びプログラム
US10470281B2 (en) * 2017-09-08 2019-11-05 Joseph Charles Conway 24 hour programmable timer custom integrated circuits
JP6479222B2 (ja) * 2018-01-24 2019-03-06 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体
JP6743206B2 (ja) * 2019-02-06 2020-08-19 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体
JP7302303B2 (ja) * 2019-06-03 2023-07-04 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7000497B2 (ja) * 2020-05-21 2022-01-19 キヤノン株式会社 印刷装置、および印刷装置の制御方法
KR20220087231A (ko) * 2020-12-17 2022-06-24 삼성전자주식회사 저전력 소모를 위하여 클럭 스위칭하는 장치, 메모리 콘트롤러, 메모리 장치, 메모리 시스템 및 방법

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5742833A (en) * 1995-11-30 1998-04-21 International Business Machines Corporation Programmable power management system and method for network computer stations
JP2000141821A (ja) 1998-09-01 2000-05-23 Ricoh Co Ltd 省電力印刷装置およびその制御方法、および、通信装置およびその制御方法
US6622251B1 (en) * 1999-04-07 2003-09-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method to put a mobile terminal into sleep when a frame control channel containing a location of slow broadcast channel does not include wakeup information
US7032119B2 (en) * 2000-09-27 2006-04-18 Amphus, Inc. Dynamic power and workload management for multi-server system
US6848059B2 (en) * 2001-04-30 2005-01-25 Agere Systems Inc. System and method for processing wake-up signals in a network
TW515995B (en) * 2001-06-18 2003-01-01 Via Tech Inc Method allowing to configure computer system as wake on LAN
JP2003191570A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置
JP4157820B2 (ja) * 2002-12-27 2008-10-01 株式会社リコー 画像形成装置
JP2004289361A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び複合装置
US7251736B2 (en) * 2003-06-25 2007-07-31 International Business Machines Corporation Remote power control in a multi-node, partitioned data processing system via network interface cards
KR101117766B1 (ko) * 2004-03-31 2012-03-16 삼성전자주식회사 원격지 단말을 기동하는 방법 및 장치
JP2006172044A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Canon Inc 電子機器及び画像形成装置
US7805621B2 (en) * 2006-09-29 2010-09-28 Broadcom Corporation Method and apparatus for providing a bus interface with power management features
US7779282B2 (en) * 2006-12-29 2010-08-17 Intel Corporation Maintaining network connectivity while operating in low power mode

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009119617A (ja) 2009-06-04
US8127162B2 (en) 2012-02-28
US20090125739A1 (en) 2009-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5008138B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
JP5061034B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
JP5369567B2 (ja) 情報処理装置、パケット処理方法およびプログラム
US8078892B2 (en) Information-processing apparatus, packet processing method, and computer program product for communicating with an external network device and switching between a normal power mode and a power saving mode
JP6873665B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
KR101569030B1 (ko) 화상형성장치 및 그의 네트워크 연결 방법
JP5704904B2 (ja) データ処理装置、データ処理装置の制御方法及びプログラム
JP2013161381A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2011025671A (ja) 画像形成装置及びその低電力制御方法
JP2015106217A (ja) 印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法およびプログラム
US20110078465A1 (en) Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and storage medium
US20100128305A1 (en) Receiver, image forming device, data reception method and program storage medium
JP2008305209A (ja) 情報処理装置と情報処理方法とプログラムとコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5717398B2 (ja) 通信装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2010166310A (ja) 通信制御装置及び画像処理装置
US9639138B2 (en) Electronic device that ensures reduced unnecessary recovery
JP2011060028A (ja) 情報処理装置及びその制御方法
US20130163616A1 (en) Communication apparatus that can be operated in power-saving mode, method of controlling the apparatus, and storage medium
JP5493768B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
JP2008284753A (ja) 通信システム、監視装置および画像形成装置
JP7417361B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2018200646A (ja) 情報処理装置および画像形成装置
JP6279033B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の復帰方法
JP6264490B2 (ja) 画像処理装置、情報処理装置及び応答方法
JP6642990B2 (ja) 通信装置、制御方法、および、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120523

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5008138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees