JP5002650B2 - 移動体通信システムにおける中継局、移動局および中継送信方法 - Google Patents

移動体通信システムにおける中継局、移動局および中継送信方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動体通信システムにおける中継局、移動局および中継送信方法に関する。
近年、移動体通信システムにおいては、情報のマルチメディア化に伴い、音声データのみならず、静止画像データ、動画像データ等の大容量データを伝送することが一般化しつつある。大容量データの伝送を実現するために、高周波の無線帯域を使用して高伝送レートを実現する技術に関して検討がなされている。
しかし、高周波の無線帯域を使用した場合、近距離では高伝送レートを期待できる一方、遠距離では伝送距離に従って減衰が大きくなる。よって、高周波の無線帯域を使用した移動体通信システムを運用する場合は、無線通信基地局装置(以下、基地局と省略する)のカバーエリアが小さくなり、よって、サービスエリアの縮小を防ぐためにより多くの基地局を設置する必要が生じる。基地局の設置には相応のコストがかかるため、基地局数の増加を抑制しつつ、高周波の無線帯域を使用した通信サービスを実現するための技術が強く求められている。
このような要求に対し、各基地局のカバーエリアを拡大させるために、基地局と無線通信移動局装置(以下、移動局と省略する)との間に無線通信中継局装置(以下、中継局と省略する)を設置し、基地局と移動局との間の通信を中継局を介して行う中継送信技術が検討されている。
一方で、今後の移動体通信システムにおいては、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access),LTE(long-term evolution),WLAN(Wireless LAN),WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の様々な無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)が混在し、移動体通信システムのサービスエリアにおいて複数のRATのカバーエリアが重複するようになるものと考えられる。そして、このような移動通信システムにおいて、移動局は、現在どのRATのカバーエリアに位置し、どのような通信サービスを享受可能かを検出できることが必要になる。例えば、LTEのカバーエリアの一部にWLANのカバーエリアが含まれる場合に、WLANのカバーエリアに位置する移動局は、WLANのカバーエリアに位置することを検出できなければWLANの通信サービスを享受できず、LTEの通信サービスしか享受できない。
そして、従来、あるRAT(例えばLTE)の基地局が各移動局の位置情報に基づいて他のRAT(例えばWLAN)の情報を各移動局へ通知することにより、各移動局が現在どのRATのカバーエリアに位置しているかを検出できる技術がある(非特許文献1参照)。
3GPP TS 25.331 V5.19.0 (2006-12); Technical Specification3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); Protocol Specification (Release 5)
しかしながら、上記従来技術では、他のRATの情報を各移動局へ通知するための制御チャネルが必要になる。例えば、LTEのカバーエリアの一部にWLANのカバーエリアが含まれる場合、上記従来技術によれば、LTEの基地局は、WLANについてのRAT
情報(RAT種別およびWLANのカバーエリア情報等)をLTEの制御チャネルを用いて各移動局に通知する必要がある。このため、上記従来技術によれば、RAT情報の通知のために、大きな制御チャネル容量が必要になってしまう。今後は混在するRATの数がさらに増加すると予想されるので、RAT情報の通知頻度および情報量が増加して制御チャネル容量が逼迫または不足することが懸念される。
本発明の目的は、複数のRATが混在する移動体通信システムにおいてRAT情報の通知のための制御チャネルを不要にして制御チャネル容量の逼迫または不足を防ぐことができる中継局、移動局および中継送信方法を提供することである。
本発明の中継局は、第1無線アクセス技術を用い、かつ、第1カバーエリアを有する基地局からの信号を受信する受信手段と、前記信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットを付加する付加手段と、前記第1カバーエリアに一部または全部が含まれる第2カバーエリアであって、前記第1無線アクセス技術と異なる第2無線アクセス技術を用いるホスト局の前記第2カバーエリアと同一の第3カバーエリアにおいて、前記オフセットの付加後の信号を移動局へ送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の移動局は、第1無線アクセス技術を用い、かつ、第1カバーエリアを有する基地局が送信した信号を前記第1カバーエリアにおいて受信するとともに、前記第1カバーエリアに一部または全部が含まれる第2カバーエリアであって、前記第1無線アクセス技術と異なる第2無線アクセス技術を用いるホスト局の前記第2カバーエリアと同一の第3カバーエリアにおいて、中継局が中継した信号を受信する受信手段と、受信信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットが付加されているか否かに基づいて、自局が前記第2カバーエリアに位置するか否かを検出する検出手段と、を具備する構成を採る。
本発明の中継送信方法は、第1無線アクセス技術を用い、かつ、第1カバーエリアを有する基地局から受信された信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットを付加するステップと、前記第1カバーエリアに一部または全部が含まれる第2カバーエリアであって、前記第1無線アクセス技術と異なる第2無線アクセス技術を用いるホスト局の前記第2カバーエリアと同一の第3カバーエリアにおいて、前記オフセットの付加後の信号を移動局へ送信するステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、複数のRATが混在する移動体通信システムにおいてRAT情報の通知のための制御チャネルを不要にして制御チャネル容量の逼迫または不足を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1に本発明の各実施の形態に係る移動体通信システムの構成を示す。図1に示すように、以下の各実施の形態における移動体通信システムでは、LTEのカバーエリア11(広域通信システムのカバーエリア)の一部にWLANのカバーエリア21(狭域通信システムのカバーエリア)の全部が含まれる。つまり、LTEのカバーエリア11の一部とWLANのカバーエリア21の全部とが重複(オーバーラップ)する。
LTEの基地局(LTE基地局)10はカバーエリア11を有し、このカバーエリア11において信号を送信する。この信号はLTEの中継局(LTE中継局)30および移動局40によって受信される。LTE中継局30は、WLANのホスト局(WLANホスト局)20が有するカバーエリア21と同一のカバーエリア31を有し、LTE基地局10から受信した信号をこのカバーエリア31において移動局40へ中継送信する。つまり、LTE中継局30は、WLANのカバーエリア21内でのみLTEの信号を中継する。よって、移動局40は、LTE基地局10が送信した信号をカバーエリア11において直接受信するとともに、LTE中継局30が中継した信号をカバーエリア31(すなわちカバーエリア21)において受信する。
なお、カバーエリア31をカバーエリア21と同一にするために、LTE中継局30をWLANホスト局20と同一の場所に設置するのが好ましい。
また、LTE中継局30は、自局からの中継信号を受信する移動局40がWLANのカバーエリア21に位置することを示すための情報を中継信号に付加する。より具体的には、LTE中継局30は、LTE基地局10から受信された信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットを上記情報として付加し、オフセットの付加後の信号をカバーエリア31(すなわちカバーエリア21)に位置する移動局40へ送信する。なお、このオフセットの付加処理はレイヤ1より低いレイヤで行われる。
よって、移動局40は、受信信号に上記いずれかのオフセットが付加されているか否かに基づいて、自局がWLANのカバーエリア21に位置するか否かを検出することができる。よって、移動局40は、カバーエリア11内のカバーエリア21に位置する場合、WLANの通信サービスを享受することができる。
(実施の形態1)
本実施の形態では、中継される信号に周波数オフセットを付加する場合について説明する。
本実施の形態では、図2に示すように、LTE基地局10は中心周波数fの信号を送信する。
LTE中継局30は、LTE基地局10からの信号を受信して移動局40へ中継する際に、LTE基地局10からの信号に周波数オフセットΔfを付加して中心周波数をfにシフトする。このΔfの大きさは、LTE中継局30のカバーエリア31と同一のカバーエリアを有するRAT毎に異なる。例えば、図1に示すようにLTE中継局30のカバーエリア31をWLANのカバーエリア21と同一にする場合、図3に示すようにΔfを30kHzとする。また例えば、LTE中継局30のカバーエリア31をWiMAXのカバーエリアと同一にする場合、図3に示すようにΔfを60kHzとする。そして、LTE中継局30は、中心周波数fの信号を移動局40へ中継送信する。
移動局40は、受信信号にΔfの周波数オフセットが付加されているか否かに基づいて、自局がどのRATのカバーエリアに位置するかを検出する。
LTEのカバーエリア11と他のRATのカバーエリアとの重複部分に位置する移動局40は、LTE基地局10が送信した中心周波数fの信号およびLTE中継局30が中継送信した中心周波数fの信号の双方を受信する。よって、LTEのカバーエリア11と他のRATのカバーエリアとの重複部分に位置する移動局40では、LTE中継局30によって付加された周波数オフセットΔf=|f−f|を検出することができる。例えば、図4に示すように、移動局40は受信信号に29〜31kHzの範囲のΔfが付加されている場合、自局がWLANのカバーエリア21に位置してWLANの通信サービスおよびLTEの通信サービスの双方を享受できることを検出する。また例えば、図4に示すように、移動局40は受信信号に59〜61kHzの範囲のΔfが付加されている場合、自局がWiMAXのカバーエリアに位置してWiMAXの通信サービスおよびLTEの通信サービスの双方を享受できることを検出する。
一方、LTEのカバーエリア11内の上記重複部分以外に位置する移動局40は、LTE基地局10が送信した中心周波数fの信号のみを受信する。よって、LTEのカバーエリア11内の上記重複部分以外に位置する移動局40では、図4に示す範囲の周波数オフセットΔfを検出することができない。例えば、移動局40は、受信信号に図4に示す範囲のΔfが付加されていない場合、自局がWLANのカバーエリア21およびWiMAXのカバーエリアに位置しておらずLTEの通信サービスのみを享受できることを検出する。つまり、移動局40は、受信信号に周波数オフセットΔfが付加されていない場合、自局が狭域通信システムのカバーエリア外に位置することを検出できる。
次いで、周波数オフセットΔfの最適値について説明する。
LTEでは、下り回線の最大キャリア周波数が2690MHz、移動局の最大移動速度が350km/h、カバーエリア検出時(初期同期引き込み時)の移動局での水晶誤差による最大周波数誤差が例えば±5ppmと想定される。なお、この最大周波数誤差は、移動局が有する水晶の初期状態における誤差であり、よって、同期引き込みがなされる前の誤差である。よって、フェージングによる最大ドップラーシフトは872Hz、水晶誤差による最大周波数誤差は13450Hzとなる。よって、最大周波数誤差ferror_max=(フェージングによる最大ドップラーシフト+水晶誤差による最大周波数誤差)=14322Hz≒14kHzとなる。よって、LTE中継局30が付加する周波数オフセットΔfの値は、移動局40において検出可能な範囲fdetect内の値であって、かつ、最大周波数誤差ferror_max≒14kHzと分離可能な値である必要がある。つまりΔfの値は、検出容易なように、条件(1)Δf≦fdetect−ferror_maxおよび条件(2)Δf>2*ferror_maxの双方を満たすものにするのが好ましい。そこで、本実施の形態では、図3に示すように、WLANの場合のΔfを30kHzとし、WiMAXの場合のΔfを60kHzとした。
次いで、本実施の形態に係るLTE中継局30の構成について説明する。図5に本実施の形態に係るLTE中継局30の構成を示す。
図5に示すLTE中継局30において、無線受信部302は、LTE基地局10からの信号をアンテナ301を介して受信し、受信信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施して周波数オフセット付加部304に出力する。
オフセット決定部303は、上記図3に示すテーブルを有し、入力されるRAT種別情報に従って図3に示すテーブルを参照して周波数オフセットΔfを決定する。例えば、RAT種別がWLANである場合、Δf=30kHzに決定される。また例えば、RAT種別がWiMAXである場合、Δf=60kHzに決定される。なお、LTE中継局30が自局のカバーエリアと同一のカバーエリアを有する狭域通信システムのホスト局(図1におけるWLANホスト局20)と有線接続される場合、LTE中継局30は、そのホスト局からRAT種別情報を得る。オフセット決定部303で決定されたΔfは周波数オフセット付加部304に入力される。
周波数オフセット付加部304は、無線受信部302から入力される信号にオフセット決定部303で決定されたΔfを付加し、周波数オフセット付加後の信号を無線送信部305に出力する。
無線送信部305は、周波数オフセット付加後の信号にD/A変換、アップコンバート等の送信処理を施して、アンテナ301から移動局40へ中継送信する。
次いで、本実施の形態に係る移動局40の構成について説明する。図6に本実施の形態に係る移動局40の構成を示す。
図6に示す移動局40において、無線受信部402は、LTE基地局10からの信号のみ、または、LTE基地局10からの信号およびLTE中継局30からの信号をアンテナ401を介して受信し、受信信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施して周波数誤差補償部403、周波数誤差検出部404および周波数オフセット検出部405に出力する。
周波数誤差検出部404は、受信信号の周波数誤差ferror=(フェージングによるドップラーシフト+水晶誤差による周波数誤差)を検出し、検出された周波数誤差を周波数誤差補償部403および周波数オフセット検出部405に出力する。
周波数誤差補償部403は、受信信号の周波数誤差ferrorを補償して、周波数誤差補償後の信号を復調部407および周波数オフセット補償部408に出力する。
復調部407は、周波数誤差補償後の信号を復調してダイバーシチ合成部410に出力する。
周波数オフセット検出部405は、受信信号に付加されている周波数オフセットΔf=|f−f|を検出する。検出されたΔfは、RAT検出部406および周波数オフセット補償部408に入力される。
周波数オフセット補償部408は、周波数誤差補償後の信号の周波数オフセットΔfをさらに補償して、周波数オフセット補償後の信号を復調部409に出力する。
復調部409は、周波数誤差補償後および周波数オフセット補償後の信号を復調してダイバーシチ合成部410に出力する。
ダイバーシチ合成部410は、復調部407から入力される信号と復調部409から入力される信号とをダイバーシチ合成して合成信号を出力する。
RAT検出部406は、上記図4に示すテーブルを有し、周波数オフセット検出部405によって検出されたΔfに従って図4に示すテーブルを参照して、移動局40がどのRATのカバーエリアに位置しているかを上記のようにして検出する。そしてRAT検出部406は、RAT検出結果を出力する。
(実施の形態2)
本実施の形態では、中継される信号に時間オフセットを付加する場合について説明する。
本実施の形態では、図7に示すように、LTE中継局30は時刻tにピークを有する信号をLTE基地局10から受信する。
LTE中継局30は、LTE基地局10からの信号を受信して移動局40へ中継する際に、LTE基地局10からの信号に時間オフセットΔTを付加して時刻tにピークを有する信号を生成する。このΔTの大きさは、LTE中継局30のカバーエリア31と同一のカバーエリアを有するRAT毎に異なる。例えば、図1に示すようにLTE中継局30のカバーエリア31をWLANのカバーエリア21と同一にする場合、図8に示すようにΔTを5サンプルとする。また例えば、LTE中継局30のカバーエリア31をWiMAXのカバーエリアと同一にする場合、図8に示すようにΔTを10サンプルとする。そして、LTE中継局30は、時間オフセットΔTを付加されて時刻tにピークを有する信号を移動局40へ中継送信する。
移動局40は、受信信号にΔTの時間オフセットが付加されているか否かに基づいて、自局がどのRATのカバーエリアに位置するかを検出する。
LTEのカバーエリア11と他のRATのカバーエリアとの重複部分に位置する移動局40は、LTE基地局10が送信した時刻tにピークを有する信号およびLTE中継局30が中継送信した時刻tにピークを有する信号の双方を受信する。よって、LTEのカバーエリア11と他のRATのカバーエリアとの重複部分に位置する移動局40では、LTE中継局30によって付加された時間オフセットΔT=|t−t|を検出することができる。例えば、図9に示すように、移動局40は受信信号に3〜7サンプルの範囲のΔTが付加されている場合、自局がWLANのカバーエリア21に位置してWLANの通信サービスおよびLTEの通信サービスの双方を享受できることを検出する。また例えば、図9に示すように、移動局40は受信信号に8〜12サンプルの範囲のΔTが付加されている場合、自局がWiMAXのカバーエリアに位置してWiMAXの通信サービスおよびLTEの通信サービスの双方を享受できることを検出する。
一方、LTEのカバーエリア11内の上記重複部分以外に位置する移動局40は、LTE基地局10が送信した時刻tにピークを有する信号のみを受信する。よって、LTEのカバーエリア11内の上記重複部分以外に位置する移動局40では、図9に示す範囲の時間オフセットΔTを検出することができない。例えば、移動局40は、受信信号に図9に示す範囲のΔTが付加されていない場合、自局がWLANのカバーエリア21およびWiMAXのカバーエリアに位置しておらずLTEの通信サービスのみを享受できることを検出する。つまり、移動局40は、受信信号に時間オフセットΔTが付加されていない場
合、自局が狭域通信システムのカバーエリア外に位置することを検出できる。
なお、LTEでは、通常、マルチパスの最大遅延時間Tdelay_maxを考慮して、数十サンプルから数百サンプルのガードインターバルTguardが設定される。よって、LTE中継局30によって付加される時間オフセットΔTの値は、検出容易なように、条件ΔT≦Tguard−Tdelay_maxを満たすものにするのが好ましい。
次いで、本実施の形態に係るLTE中継局30の構成について説明する。図10に本実施の形態に係るLTE中継局30の構成を示す。なお、図10において図5(実施の形態1)と同一の構成部分には同一符号を付し説明を省略する。
図10に示すLTE中継局30において、オフセット決定部306は、上記図8に示すテーブルを有し、入力されるRAT種別情報に従って図8に示すテーブルを参照して時間オフセットΔTを決定する。例えば、RAT種別がWLANである場合、ΔT=5サンプルに決定される。また例えば、RAT種別がWiMAXである場合、ΔT=10サンプルに決定される。なお、LTE中継局30が自局のカバーエリアと同一のカバーエリアを有する狭域通信システムのホスト局(図1におけるWLANホスト局20)と有線接続される場合、LTE中継局30は、そのホスト局からRAT種別情報を得る。オフセット決定部306で決定されたΔTは時間オフセット付加部307に入力される。
時間オフセット付加部307は、無線受信部302から入力される信号にオフセット決定部306で決定されたΔTを付加し、時間オフセット付加後の信号を無線送信部305に出力する。
次いで、本実施の形態に係る移動局40の構成について説明する。図11に本実施の形態に係る移動局40の構成を示す。なお、図11において図6(実施の形態1)と同一の構成部分には同一符号を付し説明を省略する。
図11に示す移動局40において、無線受信部402は、LTE基地局10からの信号のみ、または、LTE基地局10からの信号およびLTE中継局30からの信号をアンテナ401を介して受信し、受信信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施して時間誤差補償部411、時間誤差検出部412および時間オフセット検出部413に出力する。
時間誤差検出部412は、受信信号の伝搬路における時間誤差を検出し、検出された時間誤差を時間誤差補償部411および時間オフセット検出部413に出力する。
時間誤差補償部411は、受信信号の伝搬路における時間誤差を補償して、時間誤差補償後の信号を復調部415および時間オフセット補償部416に出力する。
復調部415は、時間誤差補償後の信号を復調してダイバーシチ合成部410に出力する。
時間オフセット検出部413は、受信信号に付加されている時間オフセットΔT=|t−t|を検出する。検出されたΔTは、RAT検出部414および時間オフセット補償部416に入力される。
時間オフセット補償部416は、時間誤差補償後の信号の時間オフセットΔTをさらに補償して、時間オフセット補償後の信号を復調部417に出力する。
復調部417は、時間誤差補償後および時間オフセット補償後の信号を復調してダイバーシチ合成部410に出力する。
ダイバーシチ合成部410は、復調部415から入力される信号と復調部417から入力される信号とをダイバーシチ合成して合成信号を出力する。
RAT検出部414は、上記図9に示すテーブルを有し、時間オフセット検出部413によって検出されたΔTに従って図9に示すテーブルを参照して、移動局40がどのRATのカバーエリアに位置しているかを上記のようにして検出する。そしてRAT検出部414は、RAT検出結果を出力する。
(実施の形態3)
本実施の形態では、中継される信号に電力オフセットを付加する場合について説明する。
本実施の形態では、図12に示すように、LTE基地局10は電力Pを有する信号を送信する。
LTE中継局30は、LTE基地局10からの信号を受信して移動局40へ中継する際に、LTE基地局10からの信号の一部に電力オフセットΔPを付加して電力Pおよび電力Pを有する信号を生成する。このΔPの大きさは、LTE中継局30のカバーエリア31と同一のカバーエリアを有するRAT毎に異なる。例えば、図1に示すようにLTE中継局30のカバーエリア31をWLANのカバーエリア21と同一にする場合、図13に示すようにΔPを−3dBとする。また例えば、LTE中継局30のカバーエリア31をWiMAXのカバーエリアと同一にする場合、図13に示すようにΔPを+5dBとする。そして、LTE中継局30は、電力オフセットΔPを付加された信号を移動局40へ中継送信する。
移動局40は、受信信号にΔPの時間オフセットが付加されているか否かに基づいて、自局がどのRATのカバーエリアに位置するかを検出する。
LTEのカバーエリア11と他のRATのカバーエリアとの重複部分に位置する移動局40は、LTE基地局10が送信した電力Pを有する信号およびLTE中継局30が中継送信した電力Pおよび電力Pを有する信号の双方を受信する。よって、LTEのカバーエリア11と他のRATのカバーエリアとの重複部分に位置する移動局40では、LTE中継局30によって付加された電力オフセットΔP=|P−P|を検出することができる。例えば、図14に示すように、移動局40は受信信号に−5〜−1dBの範囲のΔPが付加されている場合、自局がWLANのカバーエリア21に位置してWLANの通信サービスおよびLTEの通信サービスの双方を享受できることを検出する。また例えば、図14に示すように、移動局40は受信信号に+3〜+7dBの範囲のΔPが付加されている場合、自局がWiMAXのカバーエリアに位置してWiMAXの通信サービスおよびLTEの通信サービスの双方を享受できることを検出する。
一方、LTEのカバーエリア11内の上記重複部分以外に位置する移動局40は、LTE基地局10が送信した電力Pを有する信号のみを受信する。よって、LTEのカバーエリア11内の上記重複部分以外に位置する移動局40では、図14に示す範囲の電力オフセットΔPを検出することができない。例えば、移動局40は、受信信号に図14に示す範囲のΔPが付加されていない場合、自局がWLANのカバーエリア21およびWiMAXのカバーエリアに位置しておらずLTEの通信サービスのみを享受できることを検出する。つまり、移動局40は、受信信号に電力オフセットΔPが付加されていない場合、
自局が狭域通信システムのカバーエリア外に位置することを検出できる。
なお、LTEでは、通常、フェージング変動で想定されるダイナミックレンジPfadingにマージンを加味して受信ダイナミックレンジPtotalが設定される。よって、LTE中継局30によって付加される電力オフセットΔPの値は、検出容易なように、条件ΔP≦Ptotal−Pfadingを満たすものにするのが好ましい。
次いで、本実施の形態に係るLTE中継局30の構成について説明する。図15に本実施の形態に係るLTE中継局30の構成を示す。なお、図15において図5(実施の形態1)と同一の構成部分には同一符号を付し説明を省略する。
図15に示すLTE中継局30において、オフセット決定部308は、上記図13に示すテーブルを有し、入力されるRAT種別情報に従って図13に示すテーブルを参照して電力オフセットΔPを決定する。例えば、RAT種別がWLANである場合、ΔP=−3dBに決定される。また例えば、RAT種別がWiMAXである場合、ΔP=+5dBに決定される。なお、LTE中継局30が自局のカバーエリアと同一のカバーエリアを有する狭域通信システムのホスト局(図1におけるWLANホスト局20)と有線接続される場合、LTE中継局30は、そのホスト局からRAT種別情報を得る。オフセット決定部308で決定されたΔPは電力オフセット付加部309に入力される。
電力オフセット付加部309は、無線受信部302から入力される信号の一部にオフセット決定部308で決定されたΔPを付加し、電力オフセット付加後の信号を無線送信部305に出力する。
次いで、本実施の形態に係る移動局40の構成について説明する。図16に本実施の形態に係る移動局40の構成を示す。なお、図16において図6(実施の形態1)と同一の構成部分には同一符号を付し説明を省略する。
図16に示す移動局40において、無線受信部402は、LTE基地局10からの信号のみ、または、LTE基地局10からの信号およびLTE中継局30からの信号をアンテナ401を介して受信し、受信信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施して電力オフセット検出部418、復調部420および電力オフセット補償部421に出力する。
復調部420は、受信信号を復調してダイバーシチ合成部410に出力する。
電力オフセット検出部418は、受信信号に付加されている電力オフセットΔP=|P−P|を検出する。検出されたΔPは、RAT検出部419および電力オフセット補償部421に入力される。
電力オフセット補償部421は、受信信号の電力オフセットΔPを補償して、電力オフセット補償後の信号を復調部422に出力する。
復調部422は、電力オフセット補償後の信号を復調してダイバーシチ合成部410に出力する。
ダイバーシチ合成部410は、復調部420から入力される信号と復調部422から入力される信号とをダイバーシチ合成して合成信号を出力する。
RAT検出部419は、上記図14に示すテーブルを有し、電力オフセット検出部41
8によって検出されたΔPに従って図14に示すテーブルを参照して、移動局40がどのRATのカバーエリアに位置しているかを上記のようにして検出する。そしてRAT検出部419は、RAT検出結果を出力する。
以上、本発明の実施の形態1〜3について説明した。
このように、実施の形態1〜3によれば、LTE等の広域通信システムの中継局は、WLAN、WiMAX等の狭域通信システムのカバーエリアと同一のカバーエリアを有する。そして、広域通信システムの中継局は、自局からの中継信号を受信する移動局が狭域通信システムのカバーエリアに位置することを示すための情報として、広域通信システムの基地局から受信された信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットを付加して中継送信する。よって、実施の形態1〜3によれば、複数のRATが混在する移動体通信システムにおいてRAT情報の通知のための制御チャネルを不要にすることができ、制御チャネル容量の逼迫または不足を防ぐことができる。
また、実施の形態1〜3によれば、移動局は、広域通信システムにおける中継信号を用いて狭域通信システムのカバーエリアを検出することができるため、移動局は各RATのカバーエリアの検出にあたり、制御チャネルの通信および狭域通信システムの通信を行う必要がない。つまり、実施の形態1〜3によれば、移動局は制御チャネルへの通信の切替および狭域通信システムの通信への切替を行うことなく狭域通信システムのカバーエリアを検出することができる。よって、実施の形態1〜3によれば、移動局では狭域通信システムのカバーエリアの検出処理によって消費される電力を抑えることができる。また、移動局では狭域通信システムのカバーエリアを検出するまでの時間を短縮することができる。
さらに、実施の形態1〜3によれば、移動局では、広域通信システムの基地局から直接受信される信号と広域通信システムの中継局からの中継信号とをダイバーシチ合成できるため、ダイバーシチ効果を得ることができる。よって、実施の形態1〜3によれば、移動局の受信性能を高めることができる。
(実施の形態4)
上記実施の形態1〜3において、LTE基地局10は、狭域通信システムのカバーエリアを検出した移動局40がどのような情報をLTE基地局10に通知する必要があるのかを予め報知チャネルを用いて移動局40に報知する。移動局40が狭域通信システムのカバーエリアを検出したときにLTE基地局10への通知を要求される情報としては、例えば、移動局ID,RAT検出結果,移動局40の通信状況等がある。
移動局40は、広域通信システムにおける中継信号を用いて狭域通信システムのカバーエリアを検出したとき、LTE基地局10から予め要求された情報をLTE基地局10へ通知する。
これにより、LTE基地局10は、狭域通信システムのカバーエリアに位置する移動局40から逐次必要な情報が通知されるので、広域通信システムのカバーエリアの情報のみでなく、狭域通信システムのカバーエリアの情報も用いてトラヒック制御を行うことができる。例えば、トラヒックの多い広域通信システムで通信中の移動局40がトラヒックの少ない狭域通信システムのカバーエリアに位置する場合には、LTE基地局10はその移動局40を狭域通信システムへハンドオーバさせる。よって、本実施の形態によれば、LTE基地局10は広域通信システムおよび狭域通信システム双方にトラヒックを分散させて自局のカバーエリア全体のトラヒックを最適に制御することができる。 また、移動局
40では、狭域通信システムへのハンドオーバ指示がLTE基地局10からあるまで、キャリア周波数の切替および狭域通信システムのパワー測定等が不要となるので、移動局40の処理負荷を軽減することができる。
また、上記のように実施の形態1〜3によれば移動局40では狭域通信システムのカバーエリアを検出するまでの時間を短縮することができるため、本実施の形態によれば、移動局40からLTE基地局10への情報通知が迅速に行われるので、LTE基地局10でのトラヒック制御の追従性を向上させることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
なお、上記各実施の形態を適宜組み合わせて実施することも可能である。
また、上記各実施の形態では、広域通信システムのRATの一例としてLTEを挙げ、狭域通信システムのRATの一例としてWLANおよびWiMAXを挙げた。しかし、本発明において、広域通信システムのRATはLTEに限られない。例えば、広域通信システムの他のRATとしてW−CDMA、LTE−AdvancedまたはLTE−Advanced以降の通信システムがある。また、本発明において、狭域通信システムのRATはWLANおよびWiMAXに限られない。例えば、狭域通信システムの他のRATとして、ホットスポット(Hot Spot)のようにして使用される、LTE、LTE−AdvancedまたはLTE−Advanced以降の通信システムがある。
また、上記各実施の形態では、広域通信システムのカバーエリアの一部に狭域通信システムのカバーエリアの全部が含まれ、広域通信システムのカバーエリアの一部と狭域通信システムのカバーエリアの全部とが重複(オーバーラップ)する場合について説明した。しかし、広域通信システムのカバーエリアの一部に狭域通信システムのカバーエリアの一部が含まれ、広域通信システムのカバーエリアの一部と狭域通信システムのカバーエリアの一部とが重複(オーバーラップ)する場合においても上記同様にして本発明を実施可能である。
また、上記各実施の形態における基地局はNode B、移動局はUEと表されることがある。また、上記各実施の形態における中継局は、リピータ、簡易基地局、クラスタヘッド等と呼ばれることもある。
また、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2007年7月19日出願の特願2007−188572および2007年12月21日出願の特願2007−330837の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、移動局や基地局等の無線通信装置が中継局を介して無線通信を行う通信システム(例えば、マルチホップシステム)等に適用することができる。
本発明の各実施の形態に係る移動体通信システムの構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る信号送受信例 本発明の実施の形態1に係る中継局が有する参照テーブル 本発明の実施の形態1に係る移動局が有する参照テーブル 本発明の実施の形態1に中継局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に移動局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る信号送受信例 本発明の実施の形態2に係る中継局が有する参照テーブル 本発明の実施の形態2に係る移動局が有する参照テーブル 本発明の実施の形態2に中継局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に移動局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る信号送受信例 本発明の実施の形態3に係る中継局が有する参照テーブル 本発明の実施の形態3に係る移動局が有する参照テーブル 本発明の実施の形態3に中継局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に移動局の構成を示すブロック図

Claims (4)

  1. 第1無線アクセス技術を用い、かつ、第1カバーエリアを有する基地局からの信号を受信する受信手段と、
    前記信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットを付加する付加手段と、
    前記第1カバーエリアに一部または全部が含まれる第2カバーエリアであって、前記第1無線アクセス技術と異なる第2無線アクセス技術を用いるホスト局の前記第2カバーエリアと同一の第3カバーエリアにおいて、前記オフセットの付加後の信号を移動局へ送信する送信手段と、
    を具備する中継局。
  2. 第1無線アクセス技術を用い、かつ、第1カバーエリアを有する基地局が送信した信号を前記第1カバーエリアにおいて受信するとともに、
    前記第1カバーエリアに一部または全部が含まれる第2カバーエリアであって、前記第1無線アクセス技術と異なる第2無線アクセス技術を用いるホスト局の前記第2カバーエリアと同一の第3カバーエリアにおいて、中継局が中継した信号を受信する受信手段と、
    受信信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットが付加されているか否かに基づいて、自局が前記第2カバーエリアに位置するか否かを検出する検出手段と、
    を具備する移動局。
  3. 第1無線アクセス技術を用い、かつ、第1カバーエリアを有する基地局と、
    前記第1カバーエリアに一部または全部が含まれる第2カバーエリアを有し、前記第1無線アクセス技術と異なる第2無線アクセス技術を用いるホスト局と、
    前記第2カバーエリアと同一の第3カバーエリアを有し、前記基地局から受信された信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットを付加し、前記オフセットの付加後の信号を前記第3カバーエリアに位置する移動局へ送信する中継局と、
    受信信号に前記オフセットが付加されているか否かに基づいて、自局が前記第2カバーエリアに位置するか否かを検出する移動局と、
    を具備する移動体通信システム。
  4. 第1無線アクセス技術を用い、かつ、第1カバーエリアを有する基地局から受信された信号に周波数オフセット、時間オフセット、または、電力オフセットのいずれかのオフセットを付加するステップと、
    前記第1カバーエリアに一部または全部が含まれる第2カバーエリアであって、前記第1無線アクセス技術と異なる第2無線アクセス技術を用いるホスト局の前記第2カバーエリアと同一の第3カバーエリアにおいて、前記オフセットの付加後の信号を移動局へ送信するステップと、
    を具備する中継送信方法。
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