JP5473860B2 - 移動通信システム及び無線基地局の省電力化制御方法 - Google Patents

移動通信システム及び無線基地局の省電力化制御方法 Download PDF

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本発明は、移動通信システム及び無線基地局の省電力化制御方法に係り、特に、複数の無線基地局と、それらの無線基地局のカバーエリアに囲まれていて、かつ、それらの無線基地局のカバーエリア外に配置された無線基地局とを備える移動通信システム及び複数の無線基地局のカバーエリアに囲まれていて、かつ、それらの無線基地局のカバーエリア外に配置された無線基地局の省電力化制御方法に関する。
一般に、移動通信システムを構成する無線基地局は、そのカバーエリアにおいて恒常的に電波の送信を行っているため、常に電力の供給を必要とする。1つのエリアを複数の基地局がカバーする場合に、通信トラフィックが低い無線基地局の送信電力の浪費を低減するための従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。この従来技術は、通信トラフィックが低い無線基地局の電力を断として、その運用を停止することにより移動通信システム全体の省電力化を図るというものである。
前述したような従来技術が適用される移動通信システムの例として、例えば、マクロセルであるLTEとミクロセルであるWiMAXとにより構成される移動通信システムがある。この移動通信システムは、1つのエリアを異なる通信方式の複数の無線基地局がカバーするように構成されていて、この移動通信システムを利用する端末が通信方式の異なる前述のWiMAX基地局、LTE基地局の両方を利用するサービスを受けることができるように構成されている。すなわち、この移動通信システムは、広域でLTEが配備され、駅や建物内ではWiMAXがスポット的に配置されて構成されたものである。
近年の移動通信システムは、複数の規格や周波数帯域のそれぞれに対応して構成されているため、移動通信システム同士で送波する電波が干渉することはない。このような移動通信システムのマルチスタンダード化、マルチバンド化が進むにつれて、無線基地局は、電波の干渉に捉われることがないため、その送信電力を最大限に利用して運用される可能性がある。
目下、WiMAX基地局から最適な通信回線を自動的に選択してインターネットに接続する無線ルータの開発が進められている。この無線ルータは、ミクロセルであるWiMAXにマクロセルであるLTEの最適電波を自動選択して接続するサービスを提供するものであり、近い将来におけるパソコンや携帯端末からのネット利用が途切れにくくなるサービスとしての普及が見込まれている。また、このようなサービスを利用することが可能なデュアル端末の普及も見込まれている。このような状況において、異なる通信方式による複数の移動通信システムを統合する観点でその送信電力の消費に着目すると、1つのエリアで複数の無線基地局が重複して運用している場所に配置されている無線基地局の送信電力に浪費があることが認められる。
特開2002−204478号公報
前述した従来技術を適用して構成される移動通信システムは、無線基地局の電力断により省電力化を図るものとなるが、ビル群の狭間や山間部のように地形が湾曲した地帯等、マクロセルの境界から外れた場所に設置された無線基地局を電力断の対象とした場合に電波の不感エリアを発生させてしまうという問題点を生じさせる。
本発明の目的は、第1の通信方式を持つ複数の無線基地局のカバーエリアの境界から外れた場所に設置されている第2の通信方式を持つ無線基地局の省電力化を、電波の不感エリアを発生させることなく行うことができる移動通信システム及び無線基地局の省電力化制御方法を提供することにある。
本発明によれば前記目的は、第1、第2の通信方式を持つ複数の無線基地局を1つのエリア内に分散配置して加入者端末に対するサービスを行う移動通信システムにおいて、 第1の通信方式を持つ複数の無線基地局と、それらの複数の無線基地局による複数のカバーエリアに周囲を囲まれていて、かつ、それらのカバーエリアの境界から外れた場所に設置されている第2の通信方式を持つ無線基地局と、前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局を管理する第1のセンタ設備と、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局を管理する第2のセンタ設備とを備え、前記第1のセンタ設備は、前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用状況の情報として運用の有無の情報を収集し前記第2のセンタ設備に送信して、前記第2のセンタ設備内に備えられたデータベースに格納させる基地局運用状況収集手段を有し、前記第2のセンタ設備は、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの接続呼数データを収集し、収集した接続呼数と前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局毎に予め定められた呼数上限閾値との比率を算出する呼接続情報収集・比率化手段と、前記算出した比率と前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局毎に予め定められた接続呼数と呼数上限閾値との比率である制御呼数比率閾値とを比較して、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を下げるか上げるかを決定する閾値判定・局特定手段と、前記データベースに格納された前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報により、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれに隣接する前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報を判定する隣接局状況判定手段と、前記決定された前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を下げるか上げるかの情報及び前記隣接する前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報を参照して、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を予め定めた下限値または上限値となるように制御する電力制御手段とを有することにより達成される。
本発明によれば、制御対象となる無線基地局であるWiMAX基地局の呼接続量である無線基地局の使用率に応じて、その無線基地局に必要な送信電力の制御を行うことができるので、電波の不感エリアを発生させることなく、移動通信システム全体としての省電力化を図ることができる。
本発明の一実施形態による移動通信システムを構成する複数の無線基地局のカバーエリアと無線基地局を管理するセンタ設備の構成例とを示す図である。 図1に示すWiMAXセンタ設備、LTEセンタ設備が備える各機能と、それらの各機能が参照、格納するデータベース上のテーブルとの例を示す図である。 本発明の実施形態による移動通信システムの全体での機能処理の動作概要を説明するシーケンスチャートの例である。 図3のシーケンス300での判定制御機能が機能するための事前準備としての関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例である。 図3のシーケンス200での基地局運用状況収集機能の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例である。 図3のシーケンス301での呼接続情報収集・比率化機能の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例である。 図3のシーケンス302での閾値判定・局特定機能の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例である。 図3のシーケンス303での隣接状況判定機能の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例である。 図3のシーケンス304での電力制御機能の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例である。 閾値テーブルの構成例を示す図である。 基地局情報テーブルの構成例を示す図である。 接続呼数データテーブルの構成例を示す図である。 比率データテーブルの構成例を示す図である。 対象局テーブルの構成例を示す図である。 隣接状況判定結果テーブルの構成例を示す図である。
以下、本発明による移動通信システム及び無線基地局の省電力化制御方法の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による移動通信システムを構成する複数の無線基地局のカバーエリアと無線基地局を管理するセンタ設備の構成例とを示す図である。
本発明の一実施形態による移動通信システムは、複数のLTE無線基地局(以下、無線基地局を単に基地局と記す)21−1〜21−3と、それらのLTE基地局のカバーエリア3−1〜3−3に囲まれていて、かつ、それらのカバーエリア3−1〜3−3の境界外に配置されカバーエリア3−4内をサービスするWiMAX基地局11−1と、WiMAX基地局11−1を管理するWiMAXセンタ設備1と、複数のLTE基地局21−1〜21−3を管理するLTEセンター設備2とを備えて構成される。
WiMAXセンタ設備1は、図示しないWiMAX基地局11−2〜11−nをも管理するものであり、呼接続情報収集・比率化機能131、閾値判定・局特定機能132、隣接局状況判定機能133、電力制御機能134を有する判定制御機能13と、データベース12と、データベース12に基地局データを入力する入力装置14とを備えて構成されている。また、LTEセンタ設備2は、LTE基地局21−1〜21−n(図1にはLTE基地局21−1〜21−3だけを示している)の運用の有無のデータを収集する基地局運用状況収集機能22を備えて構成されている。
前述のWiMAXセンタ設備1、LTEセンタ設備2は、図示しないが、CPU、HDD等による記憶装置、メモリ、キーボード等の入力装置、表示装置、通信インタフェース等を備えた情報処理装置内に構成され、記憶装置に格納された本発明の実施形態での処理を行うためのプログラムをメモリにロードし、そのプログラムをCPUに実行させることにより、前述した各機能が構築している。
前述したWiMAXセンタ設備1がWiMAX基地局の送信電力制御を行うために判定制御機能13を構成している呼接続情報収集・比率化機能131、閾値判定・局特定機能132、隣接局状況判定機能133、電力制御機能134の各機能は、データベース12内に格納された処理に必要となるデータ用いる。また、これらの機能処理の前提条件として必要となるデータについては、予めデータベース12に格納しておくために、管理者が使用する入力装置14が使用される。
複数のLTE基地局21−1〜21−3のそれぞれの送波のカバーエリア3−1〜3−3は、お互いに跨るように存在している。そして、その中間地点にWiMAX基地局11−1が設置されており、WiMAX基地局11−1の送波のカバーエリア3−4は、LTE基地局21−1〜21−3の送波のカバーエリア3−1〜3−3に跨って存在している。そして、WiMAX基地局11−1とLTE基地局21−1〜21−nの1つとは相互に接続可能であり、両基地局が連携して加入者端末に対するサービスを行うことができる。
本発明の実施形態は、前述のようなLTEのマクロセルに周囲を囲まれていて、かつ、マクロセルの境界から外れた場所のWiMAX基地局11−1に対して、その接続呼数に応じて送信電力の強弱を制御するものである。図1には、1つのWiMAX基地局11−1しか示していないが、本発明の実施形態で制御対象とするWiMAX基地局は、運用されている複数のWiMAX基地局の全てであり、送信電力の制御を必要とするWiMAX基地局は、WiMAXセンタ設備1内の判定制御機能13により特定される。そして、判定制御機能13は、WiMAX基地局11−1〜11−nの全てに対する制御処理を行うものである。
前述の場合、WiMAX基地局11−1の送信電力を下げることにより、そのカバーエリアが狭小化することになるが、事前に保持するWiMAX基地局11−1の送信電力の最小の閾値から判定して、送信電力の最小値を下回らない範囲で送信電力を下げてWiMAX基地局11−1を運用することにより、電波の不感エリアを発生させることなくWiMAX基地局11−1の省電力化を図ることができる。送信電力の最小値とは、基地局の配置を設計する置局設計時に電波測定等を行って決定される隣接局との不感エリアを発生させないような送信電力の値である。図1に示す例でいえば、WiMAX基地局11−1の送波のカバーエリア3−4が、LTE基地局21−1〜21−3の送波のカバーエリア3−1〜3−3に跨る最小のカバーエリアとなるような送信電力の値である。
図2は図1に示すWiMAXセンタ設備1、LTEセンタ設備2が備える各機能と、それらの各機能が参照、格納するデータベース上のテーブルとの例を示す図である。
LTEセンタ設備2内の基地局運用状況収集機能22は、LTEセンタ設備2が監視する全てのLTE基地局21−1〜21−nの運用の有無のデータを5分周期で収集している。そして、基地局運用状況収集機能22は、収集したLTE基地局の運用有無のデータを、WiMAXセンタ設備1内のデータベース12にデータを送信して格納するためにLTEセンタ設備2に対して5分周期でアクセスする。
WiMAXセンタ設備1は、機能処理の前提条件として必要となるデータである運用基地局データについて、予めデータベース12に格納しておくために、既に説明したように入力装置14を備えている。
WiMAXセンタ設備1は、データベース12を備え、データベース12には、データテーブルとして、閾値テーブル121、基地局情報テーブル122、接続呼数データテーブル123、比率データテーブル124、対象局データテーブル125、隣接局状況判定結果テーブル126が保持されており、データベース12は、判定制御機能13を構成する前述した各機能との間でデータの授受を行っている。
次に、本発明の実施形態での制御処理の動作を説明するに先立って、データベース内に保持される前述した各テーブルの構成について、図面により説明する。
図10は閾値テーブル121の構成例を示す図である。この閾値テーブル121は、WiMAXセンタ設備1の管理下にある複数のWiMAX基地局11−1〜11−nそれぞれの管理項目を管理するテーブルである。その管理項目は、WiMAX基地局ID、送信電力通常値、送信電力下限閾値、呼数上限閾値、制御呼数比率閾値である。
前述において、WiMAX基地局IDは、WiMAX基地局を特定する固有の識別子である。送信電力通常値は、WiMAX基地局の通常運用時における送信電力値であり、本発明の実施形態では送信電力の上限閾値である。送信電力下限閾値は、WiMAX基地局固有の送信電力の最小値である。この値は、WiMAX基地局の送信電力を下げても、隣接するLTE基地局カバーエリアがWiMAX基地局のカバーエリアを補うことができ、該当WiMAX基地局のカバーエリアに不感エリアが発生しない最小の値である。呼数上限閾値は、WiMAX基地局毎のある瞬間の接続可能呼数の最大値である。制御呼数比率閾値は、WiMAX基地局毎の制御化すべき呼数の閾値である。これらの値には、WiMAX基地局が設置されたときの置局設定時に定められた値が使用され、予め後述するように設定される。
図11は基地局情報テーブル122の構成例を示す図である。この基地局情報テーブル122は、縦列にWiMAXセンタ設備1の管理下にある複数のWiMAX基地局11−1〜11−nの運用相当数を管理し、横列にそのWiMAX基地局の管理項目を管理するテーブルである。その管理項目は、WiMAX基地局ID、LTE隣接局1ID、LTE隣接局1運用状況、LTE隣接局2ID、LTE隣接局2運用状況であり、縦列のWiMAX基地局IDの局に隣接するLTE基地局の数だけのLTE基地局について、場合によっては5局、あるいは6局に及ぶ基地局ついて、横列でLTE隣接局のIDとその運用状況を管理する。前述の運用状況の値“0”は運用されていないことを、値“1”は運用中であることを意味している。
図12は接続呼数データテーブル123の構成例を示す図である。この接続呼数データテーブル123は、縦列にWiMAXセンタ設備1の管理下にある複数のWiMAX基地局11−1〜11−nの運用相当数を管理し、横列に収集周期5分間毎に接続した呼数(その時点で接続が継続しているか否かは問わない)を管理する。
図13は比率データテーブル124の構成例を示す図である。この比率データテーブル124は、縦列にWiMAXセンタ設備1の管理下にある複数のWiMAX基地局11−1〜11−nの運用相当数を管理し、横列に収集周期5分間毎のWiMAX基地局毎の接続呼数の接続可能呼数に対する比率として管理する。
図14は対象局テーブル125の構成例を示す図である。この対象局テーブル125は、縦列にWiMAXセンタ設備1の管理下にある複数のWiMAX基地局11−1〜11−nの運用相当数を管理し、横列に収集周期5分間毎の送信電力の制御を行うか否かを示す送信電力制御対象フラグを管理する。送信電力制御対象フラグの値“0”は制御を行わないことを、値“1”は送信電力を下限値に制御することを、値“2”は送信電力を上限値に制御することを意味する。
図15は隣接状況判定結果テーブル126の構成例を示す図である。この隣接状況判定結果テーブル126は、縦列にWiMAXセンタ設備1の管理下にある複数のWiMAX基地局11−1〜11−nの運用相当数を管理し、横列に収集周期5分間毎の隣接LTE基地局の運用の有無を示す制御フラグを管理する。制御フラグの値“0”は運用されていないことを、値“1”は運用中であることを意味する。
図3は本発明の実施形態による移動通信システムの全体での機能処理の動作概要を説明するシーケンスチャートの例であり、次に、これについて説明する。
(1)まず、判定制御機能13が機能するための事前準備としての関連シーケンスが実行される。このシーケンスは、WiMAXセンタ設備1の運用者が、入力装置14を使用して判定制御機能13を機能させるために必要なデータを入力する処理である。また、このシーケンスで格納されるデータは、後述する機能処理の実行のために必要なものであり、当初のデータの格納は移動通信システムの構築時に行われ、データの更新はWiMAX基地局、LTE基地局の増設等の際に行われる。なお、この処理の詳細については、図4により後述する(シーケンス300)。
(2)次に、基地局運用状況収集機能22の関連シーケンスが実行される。このシーケンスは、基地局運用状況収集機能22が、LTE基地局21−1を含む複数のLTE基地局から運用有無のデータを収集して、データベース12の基地局情報テーブル122に格納する処理である。なお、この処理の詳細については、図5により後述する(シーケンス200)。
(3)次に、呼接続情報収集・比率化機能131の関連シーケンスが実行される。このシーケンスは、WiMAXセンタ設備1内の判定制御機能13内の呼接続情報収集・比率化機能131が、WiMAX基地局11−1を含む複数のWiMAX基地局から接続呼数データを収集して、データベース12の図12で説明した接続呼数データテーブル123、図13で説明した比率データテーブル124に格納する処理である。なお、この処理の詳細については、図6により後述する(シーケンス301)。
(4)次に、閾値判定・局特定機能132の関連シーケンスが実行される。このシーケンスは、WiMAXセンタ設備1内の判定制御機能13内の閾値判定・局特定機能132が、データベース12内の図10で説明した閾値テーブル121及び図13で説明した比率データテーブル124内のデータを参照して、図14で説明した対象局テーブル125にWiMAX基地局の送信電力の制御を行うか否かを示す送信電力制御対象フラグを設定する処理である。なお、この処理の詳細については、図7により後述する(シーケンス302)。
(5)次に、隣接状況判定機能133の関連シーケンスが実行される。このシーケンスは、WiMAXセンタ設備1内の判定制御機能13内の隣接状況判定機能133が、データベース12内の図11で説明した基地局情報テーブル122及び図14で説明した対象局テーブル125内のデータを参照して、図15に示して説明した隣接状況判定結果テーブル126にWiMAX基地局の隣接局の運用有無判定フラグを設定する処理である。なお、この処理の詳細については、図8により後述する(シーケンス303)。
(6)次に、電力制御機能134の関連シーケンスが実行される。このシーケンスは、WiMAXセンタ設備1内の判定制御機能13内の電力制御機能134が、データベース12内の図15に示して説明した隣接状況判定結果テーブル126及び図10に示す閾値テーブルを参照して、WiMAX基地局の送信電力の制御を行う処理である。なお、この処理の詳細については、図9により後述する(シーケンス304)。
図4は図3のシーケンス300での判定制御機能13が機能するための事前準備としての関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例であり、次に、これについて説明する。
(1)WiMAXセンタ設備1の運用者は、入力装置14を使用して、データベース12の中の閾値テーブル121の全項目にデータを入力する(シーケンス401)。
(2)次に、WiMAXセンタ設備1の運用者は、入力装置14を使用して、データベースの12中の基地局情報テーブル122の該当管理項目にデータを入力する(シーケンス402)。
図4に示すシーケンス300では、図11に示して説明した基地局情報テーブル122のWiMAX基地局IDとそれに隣接するLTE基地局のIDをLTE隣接局1ID、LTE隣接局2ID、LTE隣接局ID3、それ以降について相当数分のLTE隣接局IDのデータを入力する。そして、このシーケンスで入力した図11に示す基地局情報テーブル122のWiMAX基地局IDは、図12に示して説明した接続呼数データテーブル123、図13に示して説明した比率データテーブル124、図14に示して説明した対象局データテーブル125、図15隣接状況判定結果テーブル126の管理項目であるWiMAX基地局IDと同一のものとなるようにしてデータの整合性を保持する。なお、この整合性を保持するための方法は、後述する各機能での処理の中で説明する。
図5は図3のシーケンス200での基地局運用状況収集機能22の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例であり、次に、これについて説明する。
(1)基地局運用状況収集機能22は、LTE基地局21−1に対して運用の有無を識別するデータを要求し、LTE基地局21−1からの応答としてのLTE基地局21−1の運用の有無を示すデータを受信する(シーケンス411、412)
(2)基地局運用状況収集機能22は、前述のようにして、LTE基地局21−1の運用有無を識別するデータを収集し、WiMAXセンタ設備1へデータを送信して、データベース12の中の基地局情報テーブル122に該当データを格納させる(シーケンス413)。
前述の処理におけるLTE基地局21−1の運用有無を識別するデータを収集する収集周期は、例えば、5分周期のように、運用のリアルタイム性を保つことが可能な周期とされる。また、図5の説明ではLTE基地局21−1からデータを収集するとして説明しているが、この処理は、LTEセンタ設備2の管理下にある運用可能な全LTE基地局相当数について順次実行される。
図6は図3のシーケンス301での呼接続情報収集・比率化機能131の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例であり、次に、これについて説明する。
(1)呼接続情報収集・比率化機能131は、WiMAX基地局11−1に対して接続呼数データを要求し、WiMAX基地局11−1からの応答としてのWiMAX基地局11−1の接続呼数データを受信する。接続呼数データとは、WiMAX基地局の5分間における総接続呼数を表す(シーケンス421、422)。
(2)呼接続情報収集・比率化機能131は、前述のようにして、WiMAX基地局11−1の接続呼数データを収集し、WiMAXセンタ設備1内のデータベース12の中の図12に示して説明した接続呼数データテーブル123に該当データを格納する(シーケンス423)。
(3)次に、呼接続情報収集・比率化機能131は、図12に示して説明した接続呼数データテーブル123の中の該当するWiMAX基地局IDにおける最新の時間帯5分間における接続呼数を参照、取得し、得られた接続呼数を、図10に示して説明した閾値テーブル121に定義された局毎のある瞬間の接続可能呼数の最大値である呼数上限閾値の数値を参照、取得して、得られた呼数上限閾値で割って比率を算出する(シーケンス424、425)。
(4)その後、呼接続情報収集・比率化機能131は、算出した比率を図13に示して説明した比率データテーブル124の中の該当するWiMAX基地局IDにおける最新の時間帯5分間における比率データとして格納する(シーケンス426)。
前述した図6の説明ではWiMAX基地局11−1からデータを収集するとして説明しているが、この処理は、WiMAXセンタ設備1の管理下にある運用されている全WiMAX基地局相当数について順次実行される。
また、図12に示す接続呼数データテーブル123へ格納するデータは、該当するWiMAX基地局IDの収集周期5分間毎の接続呼数として格納される。
図7は図3のシーケンス302での閾値判定・局特定機能132の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例であり、次に、これについて説明する。
(1)閾値判定・局特定機能132は、図10に示して説明した閾値テーブル121に定義された、WiMAX基地局毎の制御化すべき呼数の閾値である制御呼数比率閾値の値を参照、取得すると共に、また、先行機能である、呼接続情報収集・比率化機能131が算出し、図13に示す比率データテーブル124のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の比率を参照、取得する(シーケンス431、432)。
(2)次に、閾値判定・局特定機能132は、図13に示す比率データテーブル124のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の比率が、図10に示す閾値テーブル121のWiMAX基地局ID毎の制御呼数比率閾値未満であれば、該当WiMAX基地局の送信電力を最小値に下げるため、制御フラグ「1」を図14に示して説明した対象局テーブル125の中のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の値として設定する。また、閾値判定・局特定機能132は、図13に示す比率データテーブル124のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の比率が、図10に示す閾値テーブル121のWiMAX基地局ID毎の制御呼数比率閾値以上であれば、送信電力を最大値に上げるため、制御フラグ2を設定する(シーケンス433)。
図8は図3のシーケンス303での隣接状況判定機能133の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例であり、次に、これについて説明する。
(1)隣接状況判定機能133は、図11に示して説明した基地局情報テーブル122のWiMAX基地局ID毎のLTE隣接局1運用状況、LTE隣接局2運用状況、LTE隣接局3運用状況、及び、それ以降のLTE隣接局の運用状況のデータを参照すると共に、図14に示して説明した対象局テーブル125の中のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の制御対象フラグを参照する(シーケンス441、442)。
(2)そして、隣接状況判定機能133は、図14に示す対象局テーブル125の参照で、制御対象フラグに説明対象であることを示す「1」が設定されているWiMAX基地局について、図11に示す基地局情報テーブル122の中のLTE隣接局の運用フラグに運用中であることを示す「1」が設定されていれば、図15に示す隣接状況判定結果テーブル126の中のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間に対して隣接局の運用有無判定フラグを運用中であることを示す「1」に設定する(シーケンス443)。
図9は図3のシーケンス304での電力制御機能134の関連シーケンスの詳細を説明するシーケンスチャートの例であり、次に、これについて説明する。図9に示すシーケンス304−1は電力制御機能134が行う送信電力下限制御の関連シーケンスであり、関連シーケンス304−2は電力制御機能134が行う送信電力上限制御の関連シーケンスである。
(1)電力制御機能134は、送信電力下限制御の関連シーケンス304−1として、図14に示す対象局テーブル125の中のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の制御対象フラグに「1」が設定されている対象局を検索する(シーケンス451)。
(2)次に、シーケンス451の処理で検索された対象局であって、かつ、図15に示す隣接状況判定テーブル126の中のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の制御対象フラグが「1」に設定されている局を検索する(シーケンス452)。
(3)次に、電力制御機能134は、シーケンス452の処理で検索された局に対して、図10に示す閾値テーブル121の送信電力下限値を参照して、その値をWiMAX基地局11−1内の基地局内送信電力パラメータに設定することにより、WiMAX基地局11−1の送信電力が下限値となるように制御を行う(シーケンス453、454)。
(4)あるいは、電力制御機能134は、送信電力上限制御の関連シーケンス304−2として、図14に示す対象局テーブル125の中のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の制御対象フラグに「2」が設定されている対象局を検索する(シーケンス461)。
(5)次に、電力制御機能134は、シーケンス461の処理で検索された対象局に対して、図10に示す閾値テーブル121の送信電力通常値を参照して、その値をWiMAX基地局11−1内の基地局内送信電力パラメータに設定することにより、WiMAX基地局11−1の送信電力が上限値となるように制御を行う(シーケンス462、463)。
次に、図10〜図15に示すテーブル121〜126の中のWiMAX基地局ID10001を持つWiMAX基地局の送信電力の制御を行うものとして、その例を具体的に説明する。
図10に示す閾値テーブル121の中の該当WiMAX基地局の送信電力通常値は40.0dBm、送信電力下限閾値は37.0dBm、局毎の接続可能呼数の最大値である呼数上限閾値は20、局毎の制御化すべき呼数の閾値である制御呼数比率閾値は0.1である。また、図11に示す基地局情報テーブル122の中のWIMAX基地局ID10001のLTE隣接局としてLTE隣接局1IDはa、LTE隣接局2IDはbであり、2つのLTE隣接局が存在する。LTE隣接局1運用状況、LTE隣接局2運用状況のフラグに「1」が設定されているため、両LTE隣接局は運用状態にある。なお、フラグ「0」で設定がない場合、そのLTE隣接局は運用停止状態となっていることを意味する。
図6を参照すると、そのシーケンス424〜426に示すように、呼接続情報収集・比率化機能131は、図12に示す接続呼数データテーブル123の中の該当WiMAX基地局IDの最新の時間帯0:05〜0:10のデータである接続呼数「1」を取得し、この値を、図10に示す閾値テーブル121の呼数上限閾値「20」で割ることにより比率0.05を算出し、この比率0.05の値を図13に示す比率データテーブル124の該当時間箇所に格納する。
また、図7を参照すると、閾値判定・局特定機能132は、そのシーケンス431〜433に示すように、図13に示す比率データテーブル124の該当WiMAX基地局IDの最新の時間帯0:05〜0:10の比率0.05が、図10に示す閾値テーブル121の該当WiMAX基地局の制御個数比率閾値0.1値未満であることを判別して、該当局の送信電力を下げるため、図14に示す対象局テーブル125の中の該当局の該当時間箇所に制御フラグ「1」を設定する。
次に、図8を参照すると、隣接局状況判定機能133は、そのシーケンス441〜443に示すように、図11に示す基地局情報テーブル122のWiMAX基地局ID毎のLTE隣接局1運用状況、LTE隣接局2運用状況、LTE隣接局3運用状況のデータを参照し、図14に示す対象局テーブル125の中のWiMAX基地局ID毎の最新の時間帯5分間の制御対象フラグを参照して、該当WiMAX基地局の該当時間箇所のフラグが「1」であることを確認して、図15に示す隣接状況判定結果テーブル126の中の該当WiMAX基地局の該当時間箇所の隣接局の運用有無判定フラグに「1」を設定する。
次に、図9を参照すると、電力制御機能134は、そのシーケンス452、453に示すように、図15に示す隣接状況判定結果テーブル126の中の該当WiMAX基地局の該当時間箇所にフラグ「1」が設定されていることを確認して、図10に示す閾値テーブル121の送信電力下限閾値37.0dBmをWiMAX基地局ID10001のWiMAX基地局内の送信電力パラメータに設定することにより該当WiMAX基地局の送信電力の制御を行う。
前述した本発明の実施形態によれば、制御対象となる無線基地局であるWiMAX基地局の一定時間間隔毎の呼接続量、すなわち、ユーザによる無線基地局の使用率に応じて、その無線基地局に必要な送信電力の制御を行うことができるので、移動通信システム全体としての省電力化を図ることができる。また、本発明の実施形態によれば、WiMAX基地局自体の運用を停止することなく送信電力の強弱を制御することができるため、電波の不感エリアを発生させることなく、当該WiMAX基地局の省電力化を図ることができる。さらに、本発明の実施形態によれば、該当WiMAX基地局エリアで、接続要求を行う端末が急増したような場合にも、それらの接続要求に対応することが可能となる。
前述した本発明の実施形態は、WiMAX基地局の送信電力の制御をリアルタイム(5分間隔)に行うことによりWiMAX基地局の消費電力の制御を行うものとして説明したが、本発明は、前述した本発明の実施形態での処理で各テーブルに蓄積したデータに基づいた予測を行ってWiMAX基地局の送信電力の制御を行うことも可能である。また、前述した本発明の実施形態は、制御に使用する送信電力値が送信電力下限閾値と送信電力通常値(上限値)の2つの値であるとして説明したが、本発明は、制御に使用する送信電力値を3つ以上設定して、呼接続量に適した送信電力値で制御するようにすることも可能である。
また、前述した本発明の実施形態は、複数のLTE基地局と、それらの複数のLTE基地局による複数のマクロセルに周囲を囲まれていて、かつ、マクロセルの境界から外れた場所に設置された複数のWiMAX基地局とにより構成された移動通信システムにおけるWiMAX基地局に対して、その接続呼数に応じて送信電力の強弱を制御するものとして説明したが、本発明は、LTE基地局、WiMAX基地局が他の通信方式の無線基地局である場合にも適用することができる。すなわち、本発明は、任意の通信方式を持つ複数の無線基地局と、それらの複数の無線基地局による複数のカバーエリアに周囲を囲まれていて、かつ、それらのカバーエリアの境界から外れた場所に設置されている他の通信方式の無線基地局とにより構成された移動通信システムにおける他の通信方式を持つ無線基地局に対する送信電力の制御にも適用することができる。
1 WiMAXセンタ設備
11−1〜11−n WiMAX基地局
12 データベース
121 閾値テーブル
122 基地局情報テーブル
123 接続呼数データテーブル
124 比率データテーブル
125 対象局テーブル
126 隣接状況判定結果テーブル
13 判定制御機能
131 呼接続情報収集・比率化機能
132 閾値判定・局特定機能
133 隣接局状況判定機能
134 電力制御機能
2 LTEセンタ設備
21−1〜21−n LTE基地局
22 基地局運用状況収集機能
14 入力装置

Claims (4)

  1. 第1、第2の通信方式を持つ複数の無線基地局を1つのエリア内に分散配置して加入者端末に対するサービスを行う移動通信システムにおいて、
    第1の通信方式を持つ複数の無線基地局と、それらの複数の無線基地局による複数のカバーエリアに周囲を囲まれていて、かつ、それらのカバーエリアの境界から外れた場所に設置されている第2の通信方式を持つ無線基地局と、前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局を管理する第1のセンタ設備と、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局を管理する第2のセンタ設備とを備え、
    前記第1のセンタ設備は、前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用状況の情報として運用の有無の情報を収集し前記第2のセンタ設備に送信して、前記第2のセンタ設備内に備えられたデータベースに格納させる基地局運用状況収集手段を有し、
    前記第2のセンタ設備は、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの接続呼数データを収集し、収集した接続呼数と前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局毎に予め定められた呼数上限閾値との比率を算出する呼接続情報収集・比率化手段と、前記算出した比率と前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局毎に予め定められた接続呼数と呼数上限閾値との比率である制御呼数比率閾値とを比較して、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を下げるか上げるかを決定する閾値判定・局特定手段と、前記データベースに格納された前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報により、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれに隣接する前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報を判定する隣接局状況判定手段と、前記決定された前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を下げるか上げるかの情報及び前記隣接する前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報を参照して、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を予め定めた下限値または上限値となるように制御する電力制御手段とを有することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局がLTE無線基地局であり、前記第2の通信方式を持つ無線基地局がWiMAX基地局であることを特徴とする請求項記載の移動通信システム。
  3. 前記送信電力の予め定めた下限値は、電波の不感エリアを生じさせることのない最小の送信電力値であることを特徴とする請求項記載の移動通信システム。
  4. 第1、第2の通信方式を持つ複数の無線基地局を1つのエリア内に分散配置して加入者端末に対するサービスを行う移動通信システムにおける無線基地局の省電力化制御方法において、
    前記移動通信システムは、第1の通信方式を持つ複数の無線基地局と、それらの複数の無線基地局による複数のカバーエリアに周囲を囲まれていて、かつ、それらのカバーエリアの境界から外れた場所に設置されている第2の通信方式を持つ無線基地局と、前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局を管理する第1のセンタ設備と、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局を管理する第2のセンタ設備とを備え、
    前記第1のセンタ設備は、前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用状況の情報として運用の有無の情報を収集し前記第2のセンタ設備に送信して、前記第2のセンタ設備内に備えられたデータベースに格納させ、
    前記第2のセンタ設備は、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの接続呼数データを収集し、収集した接続呼数と前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局毎に予め定められた呼数上限閾値との比率を算出し、前記算出した比率と前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局毎に予め定められた接続呼数と呼数上限閾値との比率である制御呼数比率閾値とを比較して、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を下げるか上げるかを決定し、前記データベースに格納された前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報により、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれに隣接する前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報を判定し、前記決定された前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を下げるか上げるかの情報及び前記隣接する前記第1の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの運用の有無の情報を参照して、前記第2の通信方式を持つ複数の無線基地局それぞれの送信電力を予め定めた下限値または上限値となるように制御することを特徴とする無線基地局の省電力化制御方法。
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