JP4999654B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置に関し、特に原稿に印刷された設定情報を読取ることで自己の設定情報の更新処理を行う画像処理装置に関する。
例えば、下記特許文献1には、原稿に印刷された画像の読取り機能を備えたプリンタ等の情報処理装置において、繁雑な操作なしに各種の動作モードの設定を行なうことを目的とし、装置の動作状況を設定するための設定情報が印刷された原稿を読取り、当該読取りによって得られた画像データを基に設定情報を解析し、その解析結果に従って元の設定情報を更新するという技術が開示されている。ここで、設定情報とは、印刷解像度や印刷部数、印刷速度などの設定項目と、それら各設定項目の設定内容(設定値など)を指す。
特開平9−207414号公報
ところで、上記従来技術では、原稿読取り側の装置が、原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を有していることが前提となっている。すなわち、ある設定情報が印刷された原稿によって複数の情報処理装置の設定情報を一斉に更新する場合、更新の対象となる全ての情報処理装置は、原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を有している必要がある(つまり全ての情報処理装置は同一機種でなければならない)。
しかしながら、例えば、オフィス等に設置されている複数の情報処理装置の設定情報を一斉に更新する場合において、必ずしも更新の対象となる全ての情報処理装置が同一機種である(同一の設定項目を有している)とは限らない。上記従来技術では、このような場合に対する解決策が記載されておらず、同一の設定項目を有していない機種では設定情報を更新する際に誤動作を起こす可能性がある。これを回避するために、原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を有している情報処理装置だけに原稿を読取らせることが考えられるが、一般のユーザにとって、どの情報処理装置が原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を有しているのかを判断することは極めて困難であり、更新作業の効率低下を招く。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、原稿に印刷された設定情報を読取ることで自己の設定情報を更新可能な画像処理装置において、原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を自己の設定情報に有していない場合であっても、正常に設定情報の更新を行うことができると共に、ユーザは更新対象となる画像処理装置の機種を気にすることなく、更新作業の高効率化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、画像処理装置に係る第1の解決手段として、原稿に印刷された設定情報を読取ることで自己の設定情報の更新処理を行う画像処理装置であって、前記自己の設定情報を記憶する記憶手段と、前記原稿を読取り、当該読取った原稿の画像データを生成する原稿読取手段と、前記画像データから前記原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目及び当該設定項目に対応する設定内容を抽出し、抽出した前記設定項目及び設定内容と前記記憶手段に記憶されている自己の設定情報とを基に、前記設定項目毎に前記設定内容の更新の可否判定を行い、更新可能と判定した場合に前記更新処理を行う演算処理手段と、を備えることを特徴とする。
また、画像処理装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記演算処理手段は、前記更新の可否判定に係る処理において、前記抽出した設定項目が前記自己の設定情報に存在するか否かを判定する第1判定処理と、当該第1判定処理にて存在すると判定された場合に、前記存在すると判定された設定項目に対応する設定内容が適切か否かを判定する第2判定処理とを実行し、前記第2判定処理にて適切と判定された場合に前記更新処理を行うことを特徴とする。
また、画像処理装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記演算処理手段は、前記第1判定処理において、前記抽出した設定項目が前記自己の設定情報に存在しないと判定された場合、次の設定項目に関して前記第1判定処理を実行することを特徴とする。
また、画像処理装置に係る第4の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記演算処理手段は、前記第1判定処理において、前記抽出した設定項目が前記自己の設定情報に存在しないと判定された場合、前記第1判定処理の判定結果を報知すると共にユーザに対応を要求するための画像を表示手段に表示させ、ユーザによる操作入力に応じた処理を実行することを特徴とする。
また、画像処理装置に係る第5の解決手段として、上記第2〜第4のいずれかの解決手段において、前記演算処理手段は、前記第2判定処理において、第1判定処理にて存在すると判定された設定項目に対応する設定内容が不適切と判定された場合、次の設定項目に関して前記第1判定処理を実行することを特徴とする。
また、画像処理装置に係る第6の解決手段として、上記第2〜第4のいずれかの解決手段において、前記演算処理手段は、前記第2判定処理において、第1判定処理にて存在すると判定された設定項目に対応する設定内容が不適切と判定された場合、前記第2判定処理の判定結果を報知すると共にユーザに対応を要求するための画像を表示手段に表示させ、ユーザによる操作入力に応じた処理を実行することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置によれば、原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を自己の設定情報に有していない場合であっても、正常に設定情報の更新を行うことができる。また、ユーザは更新対象となる複数の画像処理装置が原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を有しているのかを判断する必要がない。つまり、ユーザは更新対象となる画像処理装置の機種を気にすることなく、同一の設定情報が印刷された原稿を各画像処理装置に読み込ませるだけで良く、更新作業の高効率化を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置100の機能ブロック図である。本実施形態に係る画像処理装置100は、例えばコピー機及びプリンタの機能を有する複合機であり、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、各種センサ群13、用紙搬送部14、原稿読取部15、設定情報記憶部16、画像形成部17、操作表示部18及び通信I/F部19を備えている。なお、符号200は、外部から画像処理装置100へ印刷指示するためのPC(Personal Computer)である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像処理装置100は、複合機300によって更新用の設定情報が印刷された原稿Pを読取ることで自己の設定情報の更新処理を行う機能を有している。本実施形態では、更新用の設定情報はQRコードによって暗号化されて原稿Pに印刷されているものとする。また、図1に示す複合機400及びコピー機500も、画像処理装置100と同様に更新用の設定情報が印刷された原稿Pを読取ることで自己の設定情報の更新処理を行う機能を有しているが、主要な構成は同一であるため、以下では画像処理装置100を代表的に用いて説明する。
CPU(演算処理手段)10は、ROM11に記憶されている制御プログラムを実行して、各種センサ群13から入力される検出信号、原稿読取部15によって読取った原稿の画像データ、設定情報記憶部16に記憶されている自己の設定情報、操作表示部18から入力される操作信号、通信I/F部19を介してPC200から受信した印刷指示信号及び印刷用画像データに基づいて画像処理装置100の全体動作を制御する。
ROM11は、CPU10で使用される制御プログラムやその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。RAM12は、CPU10が制御プログラムを実行して各種演算処理を行う際に、データの一時保存先に用いられるワーキングメモリである。各種センサ群13は、例えば用紙切れ検出センサや、用紙位置検出センサ、温度センサ等の画像形成動作に必要な各種センサであり、それぞれで検出した各種の情報を検出信号としてCPU10に出力する。用紙搬送部14は、図示しない用紙トレイに収納されている用紙を画像形成部17に搬送するための搬送ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータや、画像形成処理後の用紙を図示しない排紙トレイに搬送するための搬送ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータなどから構成されている。
原稿読取部(原稿読取手段)15は、図示しない原稿台にセットされた原稿に対して走査状に照明光を照射し、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサによって受光してアナログ電圧信号に変換した後、当該アナログ電圧信号をデジタル変換することにより、読取った原稿の画像データを生成する。設定情報記憶部(記憶手段)16は、例えばフラッシュメモリであり、自己の設定情報が記憶されている。ここで、設定情報として、
用紙サイズや印刷解像度、印刷拡大率、印刷縮小率、印刷部数、印刷速度、省電力モードへの移行時間、DNSアドレスなどの設定項目と、それら各設定項目の設定内容(設定値など)が記憶されている。
画像形成部17は、CPU10の制御の下、原稿読取部15によって生成された画像データやPC200から受信した印刷用画像データに基づいて、用紙搬送部14から搬送される用紙にトナー像を転写し、当該トナー像の定着処理(画像形成)を行う。操作表示部18は、例えばタッチパネルによって構成されており、CPU10の制御の下、各種操作キーや各種情報を報知する画面を表示すると共に、タッチパネル上に表示される各種操作キーの操作入力情報を操作信号としてCPU10に出力する。通信I/F部19は、画像処理装置100(詳しくはCPU10)と外部のPC200との間で通信を行うためのインタフェースであり、LAN(Local Area Network)等のネットワークによってPC200と接続されている。
次に、上記のように構成された本実施形態に係る画像処理装置100の動作について図2のフローチャートを参照して説明する。なお、本画像処理装置100の画像形成動作(複写・印刷動作)については従来と同様であるため説明を省略し、以下では本画像処理装置100の特徴的な動作(設定情報の更新処理)について説明する。
まず、CPU10は、原稿台に原稿Pがセットされたことを検知すると、原稿読取部15を制御して、原稿Pに形成されたQRコード(つまりQRコードに暗号化された更新用の設定情報)を読み取らせる(ステップS1)。原稿読取部15は、読取った原稿Pの画像データを生成してCPU10に出力する。
そして、CPU10は、原稿読取部15が生成した画像データを復号して(ステップS2)、原稿Pに印刷された設定情報に含まれる設定項目及び当該設定項目に対応する設定内容を抽出する(ステップS3)。ここで、CPU10は、図3に示すように、各設定項目に1番からN番までの連番を付し、各設定項目と設定内容との対応関係を表すテーブルデータを作成してRAM12に記憶する。
続いて、CPU10は、設定項目に付された番号を表す制御変数iを「1」に初期化する(ステップS4)。そして、CPU10は、RAM12に記憶されている上記テーブルデータと、設定情報記憶部16に記憶されている自己の設定情報とを基に、i番目の設定項目が自己の設定情報に存在するか否かを判定する(ステップS5:第1判定処理)。
上記ステップS5において、i番目の設定項目が自己の設定情報に存在する場合(「Yes」)、CPU10は、そのi番目の設定項目に対応する設定内容が適切か否かを判定する(ステップS6:第2判定処理)。
以下、このステップS6の処理について具体的に説明する。
(1)設定項目に対する設定内容が具体的数値で設定されている場合
(a)設定項目:「省電力モードへの移行時間」
例えば、i番目の設定項目が「省電力モードへの移行時間」であり、その設定内容が「15分(つまり15分間一切の操作入力が無かった場合、省電力モードへ移行するという設定内容)」であったと仮定する。ここで、設定情報記憶部16に記憶されている自己の設定情報から、例えば本画像処理装置100では「10分」単位でしか「省電力モードへの移行時間」を設定できないと判断された場合、CPU10は、そのi番目の設定項目に対応する設定内容は不適切であると判定する。一方、例えば本画像処理装置100では「5分」単位で「省電力モードへの移行時間」を設定できると判断された場合、CPU10は、そのi番目の設定項目に対応する設定内容は適切であると判定する。
また、i番目の設定項目「省電力モードへの移行時間」の設定内容が「50時間」であったと仮定し、自己の設定情報において「省電力モードへの移行時間」の最大値が「30時間」と設定されている場合、CPU10は、そのi番目の設定項目に対応する設定内容は不適切であると判定する。
このように、設定項目に対する設定内容が具体的数値で設定されている場合は、本画像処理装置100側で設定されている設定内容の最大値や最小値、可変単位値と、抽出したi番目の設定項目に対応する設定内容とを比較することにより、その設定内容が適切か否かを判定することができる。
(b)設定項目:「印刷拡大率」または「印刷縮小率」
上記の「省電力モードへの移行時間」と同様、設定項目に対する設定内容が具体的数値で設定されている他の例として、「印刷拡大率」や「印刷縮小率」が挙げられる。
例えば、i番目の設定項目が「印刷拡大率」であり、その設定内容が「400%」であったと仮定する。ここで、設定情報記憶部16に記憶されている自己の設定情報から、例えば本画像処理装置100では「最大300%」までしか「印刷拡大率」を設定できないと判断された場合、CPU10は、そのi番目の設定項目に対応する設定内容は不適切であると判定する。また、同様に、例えば、i番目の設定項目が「印刷縮小率」であり、その設定内容が「30%」であったと仮定する。ここで、設定情報記憶部16に記憶されている自己の設定情報から、例えば本画像処理装置100では「最小50%」までしか「印刷縮小率」を設定できないと判断された場合、CPU10は、そのi番目の設定項目に対応する設定内容は不適切であると判定する。
この他、設定項目に対する設定内容が具体的数値で設定されている他の例として、印刷解像度、印刷部数、印刷速度などが挙げられ、これらも上記と同様の手法で適切か否かを判定することができる。
(2)設定項目に対する設定内容が具体的数値で設定されていない場合
(a)設定項目:「用紙サイズ」
例えば、i番目の設定項目が「用紙サイズ」であり、その設定内容が「A3」であったと仮定する。ここで、設定情報記憶部16に記憶されている自己の設定情報から、例えば本画像処理装置100では「A4」しか「用紙サイズ」を設定できないと判断された場合、CPU10は、そのi番目の設定項目に対応する設定内容は不適切であると判定する。
つまり、この「用紙サイズ」のように設定項目に対する設定内容が具体的数値で設定されていない場合、本画像処理装置100側がその設定内容を実行可能か否か判断することで適切か否かを判定する。
(b)設定項目:「DNSアドレス」
例えば、i番目の設定項目が「DNSアドレス」であり、その設定内容が「******(所定のDNSアドレスデータ)」であったと仮定する。このようなアドレス設定の場合、自己の設定情報に「DNSアドレス」という設定項目が存在する時点で、本画像処理装置100がネットワークと接続可能な機種であると判断できるため、i番目の設定項目「DNSアドレス」に対応する設定内容と、自己の設定情報に存在する「DNSアドレス」に対応する設定内容との比較を行う必要はなく、無条件で適切であると判定することができる。
上述したようなステップS6の処理を行った結果、i番目の設定項目に対応する設定内容が適切だと判定された場合(「Yes」)、CPU10は、i番目の設定項目に対応する設定内容が自己の設定情報に反映されるように、設定情報記憶部16に記憶されている自己の設定情報を更新する(ステップS7)。そして、CPU10は、制御変数iが最終番号Nか否かを判定し(ステップS8)、制御変数iが最終番号Nであった場合(「Yes」)、設定情報の更新処理を終了する。一方、ステップS8において、制御変数iが最終番号Nではない場合(「No」)、CPU10は、制御変数iをインクリメントして(ステップS9)、ステップS5の処理に戻る。
また、ステップS5において、i番目の設定項目が自己の設定情報に存在しない場合(「No」)も、CPU10は、制御変数iをインクリメントして(ステップS9)、ステップS5の処理に戻る。つまり、i番目の設定項目が自己の設定情報に存在しない場合は、本画像処理装置100はその設定項目に該当する機能を有していないと判断されるため、その設定項目は無視して次番の設定項目に関する第1判定処理(ステップS5)に戻る。また、ステップS6において、i番目の設定項目に対応する設定内容が不適切だと判定された場合(「No」)も、CPU10は、制御変数iをインクリメントして(ステップS9)、ステップS5の処理に戻る。つまり、i番目の設定項目に対応する設定内容が不適切だと判定された場合には更新処理ができないため、次番の設定項目に関する第1判定処理(ステップS5)に戻る。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置100では、原稿Pに印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を自己の設定情報に有していない場合であっても、正常且つ適切に設定情報の更新を行うことができる。また、ユーザはどの画像処理装置(100、400、500)が原稿Pに印刷された設定情報に含まれる設定項目と同一の設定項目を有しているのかを判断する必要がない。つまり、ユーザは更新対象となる画像処理装置の機種を気にすることなく、原稿Pと同一の原稿を各画像処理装置に読み込ませるだけで良く、更新作業の高効率化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、ステップS5において、i番目の設定項目が自己の設定情報に存在しないと判定された場合、無条件に次番の設定項目に関する第1判定処理(ステップS5)に戻っていた。これに対し、ステップS5において、i番目の設定項目が自己の設定情報に存在しないと判定された場合、ステップS5の判定結果を報知すると共にユーザに対応を要求するための画像を操作表示部18に表示させ、ユーザによる操作入力に応じた処理を実行するようにしても良い。
例えば、i番目の設定項目が「省電力モードへの移行時間」であって、自己の設定情報に「省電力モードへの移行時間」の設定項目が存在しなかった場合、図4に示すように、操作表示部18に『設定項目:「省電力モードへの移行時間」:無し』と表示させると共に、「更新処理継続」と記載されたアイコンと、「更新処理強制終了」と記載されたアイコンを表示させ、「更新処理継続」と記載されたアイコンが押下された場合は、ステップS9に移行し、「更新処理強制終了」と記載されたアイコンが押下された場合は、図2に示す設定情報の更新処理を終了する。
これにより、画像処理装置100が更新対象装置としての機能(設定項目)を有していないことをユーザに報知することができ、ユーザはそのような画像処理装置100に対する更新作業が不必要と判断した場合は図2に示す更新処理を強制終了することにより、無駄な更新作業を省略することができる。
(2)上記実施形態では、ステップS6において、i番目の設定項目に対応する設定内容が不適切だと判定された場合、無条件に次番の設定項目に関する第1判定処理(ステップS5)に戻っていた。これに対し、ステップS6において、i番目の設定項目に対応する設定内容が不適切だと判定された場合、ステップS6の判定結果を報知すると共にユーザに対応を要求するための画像を操作表示部18に表示させ、ユーザによる操作入力に応じた処理を実行するようにしても良い。
例えば、i番目の設定項目が「省電力モードへの移行時間」であり、その設定内容が「15分」であって、自己の設定情報では「省電力モードへの移行時間」が「10分」単位でしか設定できない場合、図5に示すように、操作表示部18に『設定項目:「省電力モードへの移行時間」;設定項目:「15分」不適切』と表示させると共に、10分単位での手動設定入力画面を表示させ、ユーザにより10分単位での設定内容(例えば20分)が入力された場合、自己の設定情報「省電力モードへの移行時間」に対応する設定内容を「20分」に更新した後、ステップS9に移行する。
これにより、i番目の設定項目に対応する設定内容が不適切だと判定された場合であっても、その画像処理装置100が有する機能の範囲内でユーザの希望を可能な限り設定情報に反映させることができる。
(3)上記実施形態では、画像処理装置として複合機やコピー機(複写機)を例示したが、本発明は、この他、プリンタ(印刷機)やファクシミリなど、原稿読取機能を備えるものであればどのような画像処理装置にも適用することができる。また、上記実施形態では、原稿Pに印刷される設定情報はQRコードによって暗号化されている場合を例示したが、原稿Pに印刷される設定情報は画像処理装置側で解析可能であればどのような形態で印刷されていても良い。例えば、設定情報はバーコードによって暗号化されていても良い。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置100の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置100の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置100の動作に関する説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置100の変形例に関する第1説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置100の変形例に関する第2説明図である。
符号の説明
100、400、500…画像処理装置、10…CPU(Central Processing Unit)、11…ROM(Read Only Memory)、12…RAM(Random Access Memory)、13…各種センサ群、14…用紙搬送部、15…画像読取部、16…設定情報記憶部、17…画像形成部、18…操作表示部、19…通信I/F部、200…PC(Personal Computer)
、300…複合機

Claims (3)

  1. 原稿に印刷された設定情報を読取ることで自己の設定情報の更新処理を行う画像処理装置であって、
    前記自己の設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記原稿を読取り、当該読取った原稿の画像データを生成する原稿読取手段と、
    前記画像データから前記原稿に印刷された設定情報に含まれる設定項目及び当該設定項目に対応する設定内容を抽出し、抽出した前記設定項目及び設定内容と前記記憶手段に記憶されている自己の設定情報とを基に、前記設定項目毎に前記設定内容の更新の可否判定を行い、更新可能と判定した場合に前記更新処理を行う演算処理手段と、
    を備え
    前記演算処理手段は、前記更新の可否判定に係る処理において、前記抽出した設定項目が前記自己の設定情報に存在するか否かを判定する第1判定処理と、当該第1判定処理にて存在すると判定された場合に、前記存在すると判定された設定項目に対応する設定内容が適切か否かを判定する第2判定処理とを実行し、前記第2判定処理にて適切と判定された場合に前記更新処理を行う一方、前記第2判定処理にて不適切と判定された場合には、その不適切と判定された設定内容に関する手動設定入力画面を表示手段に表示させ、ユーザにより前記手動設定入力画面に入力された設定内容で前記更新処理を行う
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記演算処理手段は、前記第1判定処理において、前記抽出した設定項目が前記自己の設定情報に存在しないと判定された場合、次の設定項目に関して前記第1判定処理を実行することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記演算処理手段は、前記第1判定処理において、前記抽出した設定項目が前記自己の設定情報に存在しないと判定された場合、前記第1判定処理の判定結果を報知すると共にユーザに対応を要求するための画像を表示手段に表示させ、ユーザによる操作入力に応じた処理を実行することを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
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