JP4986307B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータなどのOA機器やテレビなどの表示装置として各種分野で利用されている。近年では、液晶表示装置は、携帯電話などの携帯端末機器や、カーナビゲーション装置、ゲーム機などの表示装置としても利用されている。
例えば、特許文献1によれば、対向基板に配置された対向電極に対してアレイ基板側から電位を供給するための給電構造が提案されている。特に、この特許文献1には、アレイ基板は、対向電極に対して所定電位を供給するための給電配線を備え、この給電配線が、給電パッドと、この給電パッドと電気的に接続された第1配線と、第1配線とは異なる導電層に含まれる第2配線と、第1配線と第2配線とを電気的に接続するブリッジ配線と、を有する構成が開示されている。
特開2008−257192号公報
この発明の目的は、給電配線と対向電極との導通を確保することが可能な給電構造を備えた液晶表示装置を提供することにある。
この発明の一態様によれば、
絶縁基板と、前記絶縁基板上に形成された給電配線と、前記絶縁基板上に形成され前記給電配線から離間した給電電極と、前記絶縁基板上に形成され前記給電配線と前記給電電極との間を横切る信号配線と、前記給電配線、前記給電電極、及び、前記信号配線を覆うとともに前記給電配線まで貫通した第1コンタクトホール及び前記給電電極まで貫通した第2コンタクトホールが形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され前記第1コンタクトホールを介して前記給電配線にコンタクトするとともに前記第2コンタクトホールを介して前記給電電極にコンタクトして前記給電配線と前記給電電極とを電気的に接続し且つ前記信号配線の直上において前記信号配線と交差する方向に延在した少なくとも1つのスリットが形成された接続電極と、前記給電電極に電気的に接続された給電パッドと、前記絶縁基板の上方にマトリクス状に配置された画素電極と、を備えた第1基板と、前記画素電極と向かい合うとともに前記給電パッドの直上に延在した対向電極を備えた第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、前記給電パッドと前記対向電極とを電気的に接続する導電部材と、を備えたことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
この発明によれば、給電配線と対向電極との導通を確保することが可能な給電構造を備えた液晶表示装置を提供することができる。
図1は、この発明の一実施の形態における液晶表示装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した液晶表示パネルの構成及び等価回路を概略的に示す図である。 図3は、図2に示した液晶表示パネルの断面構造を概略的に示す図である。 図4は、本実施形態に適用可能なアレイ基板に形成された給電部を概略的に示す平面図である。 図5は、図4に示した給電部をA−B線で切断したときの液晶表示パネルの断面構造を概略的に示す図である。 図6は、図4に示した給電部をC−D線で切断したときのアレイ基板の断面構造を概略的に示す図である。 図7は、図4に示した給電部において静電破壊が発生した場合のクラック断線を説明するための図である。 図8は、本実施形態に適用可能な給電部の他の構成例を概略的に示す平面図である。 図9は、本実施形態に適用可能な接続電極に形成されるスリットの他の形状を説明するための概略平面図である。 図10は、本実施形態に適用可能な接続電極に形成されるスリットの他の形状を説明するための概略平面図である。
以下、本発明の一態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態における液晶表示装置の構成を模式的に示す図である。
すなわち、液晶表示装置1は、アクティブマトリクスタイプの液晶表示パネルLPN、液晶表示パネルLPNに接続された駆動ICチップ2及びフレキシブル配線基板3などを備えている。
液晶表示パネルLPNは、アレイ基板(第1基板)ARと、アレイ基板ARに対向して配置された対向基板(第2基板)CTと、これらのアレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQと、を備えて構成されている。これらのアレイ基板ARと対向基板CTとは、図示しないシール材によって貼り合わせられている。
このような液晶表示パネルLPNは、画像を表示する表示エリアすなわちアクティブエリアACTを備えている。このアクティブエリアACTは、m×n個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている(但し、m及びnは正の整数である)。
駆動ICチップ2及びフレキシブル配線基板3は、アクティブエリアACTの外側でアレイ基板ARに実装され、画素PXの駆動に必要な信号を供給する信号供給源として機能する。
図2は、図1に示した液晶表示パネルLPNの構成及び等価回路を概略的に示す図である。
液晶表示パネルLPNは、アクティブエリアACTにおいて、n本のゲート配線G(G1〜Gn)、n本の補助容量線C(C1〜Cn)、m本のソース配線S(S1〜Sm)などを備えている。ゲート配線G及び補助容量線Cは、第1方向Hにそれぞれ沿って延在している。ソース配線Sは、ゲート配線G及び補助容量線Cと交差する第2方向Yに沿ってそれぞれ延在している。
各ゲート配線Gは、アクティブエリアACTの外側に引き出され、ゲートドライバGDに接続されている。各ソース配線Sは、アクティブエリアACTの外側に引き出され、ソースドライバSDに接続されている。これらのゲートドライバGD及びソースドライバSDは、例えば、アレイ基板ARに形成され、コントローラを内蔵した駆動ICチップ2と接続されている。
各画素PXは、スイッチング素子SW、画素電極PE、対向電極CEなどを備えている。保持容量Csは、例えば補助容量線Cと画素電極PEとの間に形成される。
なお、本実施形態においては、液晶表示パネルLPNは、縦電界モードを適用した構成であり、画素電極PEがアレイ基板ARに形成されるとともに対向電極CEが対向基板CTに形成されており、これらの画素電極PEと対向電極CEとの間に形成される縦電界(すなわち基板の主面に略垂直な電界)を主に利用して液晶層LQを構成する液晶分子をスイッチングする。
スイッチング素子SWは、例えば、nチャネル薄膜トランジスタ(TFT)によって構成されている。このスイッチング素子SWは、ゲート配線G及びソース配線Sと電気的に接続されている。アクティブエリアACTには、m×n個のスイッチング素子SWが形成されている。
画素電極PEは、スイッチング素子SWに電気的に接続されている。アクティブエリアACTには、m×n個の画素電極PEが形成されている。対向電極CEは、コモン電位であり、液晶層LQを介してm×n個の画素電極PEと向かい合っている。この対向電極CEは、図示しない導電部材を介して、アレイ基板ARに形成された給電部10と電気的に接続されている。補助容量線Cは、補助容量電圧が印加される電圧印加部VCSと電気的に接続されている。
図3は、図2に示した液晶表示パネルLPNの断面構造を概略的に示す図である。この図3には、アクティブエリアACTにおける一画素PXの断面が図示されている。
すなわち、アレイ基板ARは、ガラス板などの光透過性を有する絶縁基板20を用いて形成されている。このアレイ基板ARは、アクティブエリアACTにおいて、絶縁基板20の上にスイッチング素子SWを備えている。ここに示したスイッチング素子SWは、ボトムゲート型の薄膜トランジスタである。
スイッチング素子SWのゲート電極WGは、絶縁基板20の上に形成されている。このゲート電極WGは、ゲート配線Gに電気的に接続されている。図示した例では、ゲート電極WGは、ゲート配線Gと一体的に形成されている。このようなゲート電極WGは、ゲート絶縁膜21によって覆われている。このゲート絶縁膜21は、絶縁基板20の上にも配置されている。
スイッチング素子SWの半導体層SCは、ゲート絶縁膜21の上に形成されている。この半導体層SCは、例えば、アモルファスシリコンによって形成されている。スイッチング素子SWのソース電極WS及びドレイン電極WDは、半導体層SCにコンタクトしている。
ソース電極WSは、ソース配線Sに電気的に接続されている。図示した例では、ソース電極WSは、ソース配線Sと一体的に形成されている。ソース電極WS及びドレイン電極WDは、層間絶縁膜22によって覆われている。また、この層間絶縁膜22は、ゲート絶縁膜21の上にも配置されている。これらのゲート絶縁膜21及び層間絶縁膜22は、例えば窒化シリコン(SiN)などの無機系材料によって形成されている。
画素電極PEは、層間絶縁膜22の上に形成さている。この画素電極PEは、層間絶縁膜22を貫通するコンタクトホールを介してドレイン電極WDに接続されている。画素電極PE及び層間絶縁膜22は、第1配向膜23によって覆われている。
一方、対向基板CTは、ガラス板などの光透過性を有する絶縁基板30を用いて形成されている。この対向基板CTは、アクティブエリアACTにおいて、絶縁基板30の上にブラックマトリクス31、カラーフィルタ層32、対向電極CEなどを備えている。
ブラックマトリクス31は、アクティブエリアACTにおいて画素PXの間に形成され、アレイ基板ARに形成されたスイッチング素子SWや上述したゲート配線G及びソース配線Sなどの各種配線に対向している。このようなブラックマトリクス31は、黒色に着色された樹脂材料やクロム(Cr)などの遮光性を有する金属材料などによって形成可能である。カラーフィルタ層32は、アクティブエリアACTにおいて各画素PXに配置され、その一部がブラックマトリクス31に積層されている。
対向電極CEは、アクティブエリアACTにおいて、カラーフィルタ層32の上に延在した連続膜であり、各画素PXの画素電極PEと対向している。また、この対向電極CEは、アクティブエリアACTの外側にも延在しているが、詳細は後述する。この対向電極CEは、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。対向電極CEは、第2配向膜33によって覆われている。
なお、対向基板CTには、カラーフィルタ層32の表面の凹凸の影響を緩和するために、カラーフィルタ層32と対向電極CEとの間に、透明な樹脂材料などからなるオーバーコート層を配置しても良い。
上述したようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、それぞれの第1配向膜23及び第2配向膜33が対向するように配置されている。このとき、アレイ基板ARの第1配向膜23と対向基板CTの第2配向膜33との間には、図示しないスペーサ(例えば、樹脂材料によって一方の基板に一体的に形成された柱状スペーサ)が配置され、これにより、所定のギャップが形成される。
液晶層LQは、上述したセルギャップに封入されている。すなわち、液晶層LQは、アレイ基板ARの画素電極PEと対向基板CTの対向電極CEとの間に保持された液晶組成物によって構成されている。
次に、アレイ基板ARから対向電極CEへの給電構造について説明する。
図4は、アレイ基板ARに形成された給電部10を概略的に示す平面図である。
給電部10は、給電配線11、給電電極12、接続電極13、給電パッド14などによって構成されている。給電配線11は、詳述しないが、アレイ基板ARの周縁部に沿って形成されている。図4には、アクティブエリアACTの外側に位置する給電配線11の端部11Aが図示されている。また、給電電極12、接続電極13、及び、給電パッド14は、アクティブエリアACTの外側に位置している。
給電電極12は、給電配線11から離間しており、直接電気的には接続されていない。この給電電極12は、島状に形成され、例えば、アレイ基板ARの角部近傍に配置されている。また、給電電極12は、給電配線11に向かって突出した凸部12Aを有している。
給電配線11の端部11Aと給電電極12の凸部12Aとの間には、信号配線40が配置されている。図示した例では、給電配線11と給電電極12との間を6本の信号配線40が横切っている。このような信号配線40としては、各種信号電圧が印加される配線が含まれるが、給電部10とは電気的に絶縁される必要がある。一例を示すと、信号配線40の幅は50μm程度であり、隣り合う信号線40の間の幅は30μm程度である。
これらの給電配線11、給電電極12、及び、信号配線40は、図示を省略した絶縁膜によって覆われている。この絶縁膜には、上述したゲート絶縁膜21や層間絶縁膜22が含まれる。また、この絶縁膜には、給電配線11まで貫通した第1コンタクトホールCH1、及び、給電電極12まで貫通した第2コンタクトホールCH2が形成されている。
接続電極13は、給電配線11と給電電極12とを電気的に接続している。すなわち、この接続電極13は、給電配線11と給電電極12との間のすべての信号配線40を跨ぎ、第1コンタクトホールCH1を介して給電配線11にコンタクトするとともに、第2コンタクトホールCH2を介して給電電極12にコンタクトしている。図示した例では、接続電極13は、給電配線11の端部11Aの直上から信号配線40の直上を経て給電電極12の凸部12Aの直上まで延在している。
また、この接続電極13には、少なくとも1つのスリットSLが形成されている。このスリットSLは、信号配線40の直上において信号配線40と交差する方向に延在している。また、このスリットSLは、給電配線11と給電電極12との間に形成され、これらの給電配線11及び給電電極12の直上には位置していない。
図示した例では、接続電極13には、2本のスリットSLが略平行に並んで形成されている。つまり、1本の給電配線11に接続された接続電極13は、信号配線40の直上で3本に分岐した後、再び1つに結合されて単一の給電電極12に接続される。接続電極13において、3本に分岐した部分の幅はいずれも略同等である。一例を示すと、スリットSLの幅が10μm程度であり、2本のスリットによって3本に分岐した部分のそれぞれの幅は100μm程度である。なお、本実施形態における「幅」とは、信号配線40が延在している方向に沿った長さである。
また、図示した例では、スリットSLは、給電配線11と給電電極12との間のすべての信号配線40(つまり6本の信号配線40)と交差し、信号配線40と略直交する方向に長辺を有するとともに信号配線40と略平行な方向に短辺を有する長方形状に形成されている。なお、スリットSLの4つの角部は、いずれも略直角であるが、僅かに丸みを持っていても良い。
給電パッド14は、給電電極12の直上に位置し、給電電極12に電気的に接続されている。図示した例では、給電パッド14は、第2コンタクトホールCH2を介して給電電極12にコンタクトしている。また、ここに示した給電パッド14は接続電極13と一体的に形成されており、接続電極13と給電パッド14とは途切れることなく繋がっている。
図5は、図4に示した給電部10をA−B線で切断したときの液晶表示パネルLPNの断面構造を概略的に示す図である。この図5には、接続電極13における2本のスリットSLの間での液晶表示パネルLPNの断面が図示されている。
アレイ基板ARを構成する絶縁基板20の上には、給電配線11及び給電電極12が形成され、これらの給電配線11と給電電極12との間に信号配線40が形成されている。給電配線11、給電電極12、及び、信号配線40は、先に説明したゲート配線Gと同一の導電層であり、これらはゲート配線Gと同一材料によって形成されている。
ゲート絶縁膜21は、給電配線11、給電電極12、及び、信号配線40を覆っている。また、このゲート絶縁膜21は、給電配線11と信号配線40との間、信号配線40間、及び、信号配線40と給電電極12との間の絶縁基板20も覆っている。このようなゲート絶縁膜21の上には層間絶縁膜22が積層されている。
第1コンタクトホールCH1は、ゲート絶縁膜21及び層間絶縁膜22を貫通し、給電配線11に到達している。第2コンタクトホールCH2も同様にゲート絶縁膜21及び層間絶縁膜22を貫通し、給電電極12に到達している。
接続電極13は、層間絶縁膜22の上に形成されている。この接続電極13は、第1コンタクトホールCH1を介して給電配線11にコンタクトし、信号配線40の直上を通り、第2コンタクトホールCH2を介して給電電極12にコンタクトしている。給電パッド14は、層間絶縁膜22の上に形成されている。この給電パッド14は、第2コンタクトホールCH2を介して給電電極12にコンタクトしている。これらの接続電極13及び給電パッド14は、先に説明した画素電極PEと同一の導電層であり、これらは画素電極PEと同一材料によって形成されている。なお、図示した例では、接続電極13と給電パッド14とは、層間絶縁膜22の上で繋がっている。
対向電極CEを備えた対向基板CTは、シール材50によりアレイ基板ARと貼り合わせられている。シール材50は、例えば、信号配線40の直上付近に配置されている。シール材50よりも内側では、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に液晶層LQが保持されている。図示しないが、アクティブエリアACTは、シール材50よりも内側に形成される。
給電パッド14は、シール材50よりも外側に形成されている。対向電極CEは、シール材50が配置される位置を跨いで形成されている。つまり、対向電極CEは、シール材50よりも内側のアクティブエリアACTでは、図3に示したように、画素電極PEと向かい合い、シール材50が配置される位置を越えて給電パッド14の直上にまで延在している。
導電部材60は、給電パッド14及び対向電極CEにコンタクトし、両者を電気的に接続している。これにより、給電配線11に印加された電圧は、接続電極13及び給電電極12を介して給電パッド14に供給され、さらに、導電部材60を介して対向電極CEに給電される。
図6は、図4に示した給電部10をC−D線で切断したときのアレイ基板ARの断面構造を概略的に示す図である。この図6には、接続電極13に形成されたスリットSLでのアレイ基板ARの断面が図示されている。アレイ基板ARの給電部10における構造の詳細な説明は上述した通りであり省略する。
接続電極13に形成されたスリットSLは、接続電極13の下地である層間絶縁膜22まで貫通している。つまり、スリットSLにおいては、接続電極13は除去されている。図示した例では、スリットSLは、6本の信号配線40に跨るように形成されている。
上述した構成において、信号配線40を覆うゲート絶縁膜21の段差及びゲート絶縁膜21を覆う層間絶縁膜22の段差が急峻であるため、層間絶縁膜22の上に形成された接続電極13の膜厚は、局所的に薄くなりやすい。特に、接続電極13は、信号配線40が延在している方向(図5における紙面の法線方向)に沿って膜厚が薄くなりやすい。また、信号配線40の直上であって、ゲート絶縁膜21と層間絶縁膜22との間に半導体層SCが介在した場合には、接続電極13の下地となる層間絶縁膜22の表面には、より大きな段差が形成され、この部分を覆うように形成される接続電極13の膜厚はより薄くなる傾向にある。
このため、接続電極13や信号配線40で静電破壊が発生した際には、接続電極13の膜厚が薄い部分、つまり、信号配線40によって形成された段差を覆っている部分に沿って信号配線40が延在している方向に略直線的にクラックが進展し、断線(クラック断線)に発展するおそれがある。
接続電極13にスリットSLが形成されていない場合には、クラックの進展を留めることができず、最悪の場合、信号配線40に跨って配置された接続電極13が給電配線11に接続された部分と、給電電極12に接続された部分とに分断され、給電配線11から対向電極CEへの給電が不可能となってしまうことがある。
一方、本実施形態においては、接続電極13には、信号配線40に交差する方向に延びたスリットSLが形成されている(つまり、接続電極13がスリットSLの位置で途切れている)。このため、静電破壊の発生に伴って、たとえクラックが信号配線40の延在方向に進展したとしても、クラックの進展がスリットSLの位置で留まる。すなわち、スリットSLを越えて接続電極13にクラックが進展することを抑制できる。
本実施形態のように、接続電極13に2本のスリットSLが形成されている構成では、図7に示すように、スリットSLによって接続電極13が分岐した3本の電極部13A、13B、13Cを有している。このため、接続電極13のいずれかの箇所、例えば、接続電極13の電極部13Bの図中の×で示した箇所で発生した静電破壊に伴い、クラックが進展し、電極部13Bでクラック断線が発生したとしても、電極部13Bを挟む2つのスリットSLによってクラックの進展が止まる。
したがって、接続電極13は、他の2本の電極部、ここでは電極部13A及び13Cにおいて給電配線11と給電電極12(及び給電パッド14)とを電気的に接続している。これらの電極部13A及び13Cは、それぞれ給電に十分な幅(例えば100μm)を有しているため、電極部13Aが断線したとしても極端な配線抵抗値の上昇を招くことなく、給電配線11から対向電極CEまでの導通を確保することが可能となる。
本実施形態において、接続電極13と給電パッド14とは層間絶縁膜22の上で分離されていても良い(つまり、接続電極13と給電パッド14とが一体ではなく、途切れていても良い)が、図4などを参照して説明したように、接続電極13と給電パッド14とが一体的に形成されていることにより、より静電破壊による断線の発生を防止することが可能となる。
図8は、本実施形態に適用可能な給電部10の他の構成例を概略的に示す平面図である。図8では、説明に必要な給電部10の一部を拡大している。
図4などに示した構成と比較して、接続電極13には、さらに、給電配線11の角部11Cの直上に開口OPが形成されている点で相違している。図示した例では、開口OPは、接続電極13が重なる給電配線11の2つの角部11Cのいずれの直上にも形成されている。この開口OPにおいては、接続電極13が除去され、接続電極13の下地である層間絶縁膜22まで貫通している。このような開口OPは、例えば、略正方形状に形成されているが、その形状は特に制限はなく、円形などであっても良い。
給電配線11のエッジ部分11Eには、先に説明した信号配線40と同様に段差が形成されるため、給電配線11や給電配線11の直上の接続電極13において静電破壊が発生した際に、給電配線11のエッジ部分11Eに沿ってクラックが進展し、クラック断線を生ずるおそれがある。
このため、給電配線11の角部11Cの直上に位置する接続電極13に開口OPが形成されたことにより、エッジ部分11Eに沿って進展したクラックを開口OPで止めることが可能となり、静電破壊の被害を最小限に留めることが可能となる。
なお、図示は省略したが、接続電極13には、さらに、給電電極12の角部の直上に開口OPが形成されていても良い。このような構成を適用した場合には、給電電極12のエッジ部分に沿って進展したクラックを止めることが可能となり、静電破壊の被害を最小限に留めることが可能となる。
また、クラックは、段差を覆う箇所や局所的に膜厚が薄くなっている箇所などで略直線的に進展しやすい。このため、接続電極13において、その他のクラックが進展しやすい他の箇所にも開口やスリットを形成し、接続電極13を除去することにより、クラック断線の発生を防止し、静電破壊の被害を最小限に留めることが可能である。
また、本実施形態によれば、層間絶縁膜22の上に形成される接続電極13及び給電パッド14は、同じく層間絶縁膜22の上に形成される画素電極PEと同一材料によって形成されている。このため、製造工程を増やすことなく、接続電極13や給電パッド14、さらには、接続電極13に形成されるスリットSLを画素電極PEと同時に形成することが可能となる。
なお、本実施形態においては、接続電極13に形成されたスリットSLは、略直角の4つの角部を有する略長方形であったが、この例に限らない。
例えば、図9に示すように、スリットSLは、信号配線40と略直交する方向に長軸を有する長円形状に形成されても良い。ここでの長円形状とは、楕円形状に限らず、半径の等しい二つの円を共通外接線でつないだトラック形状も含む。
また、図10に示すように、スリットSLは、略長方形状であって、その4つの角部がスリットSLの外側に向かって切り欠いた形状であっても良い。
本実施形態の給電部10について、静電耐圧試験を行った。これによれば、給電部10に対して5kVの電圧を印加した際には接続電極13のいずれにも静電破壊の痕跡がなく、10kVの電圧を印加した際には接続電極13において分岐した3本のうちの1箇所に静電破壊の痕跡が見られ、15kVの電圧を印加した際には接続電極13において分岐した3本のうちの2箇所に静電破壊の痕跡が見られ、さらに、20kVの電圧を印加した際には接続電極13において分岐した3本のすべてに静電破壊の痕跡が見られた。
本試験により、本実施形態の給電部10における静電耐圧が15kVであることが確認された。つまり、15kV以下であれば、接続電極13を構成する少なくとも1本の電極部において静電破壊が発生することなく、給電配線11と対向電極CEとの確実な導通を確保することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本実施形態は、アレイ基板ARから対向基板CTに給電するための給電構造を備えた液晶表示装置に適用可能であり、液晶モードは特に問わない。また、液晶表示パネルLPNは、光を選択的に透過する透過型であっても良いし、光を選択的に反射する反射型であっても良い。
また、本実施形態では、接続電極13に2本のスリットSLが形成された場合について説明したが、少なくとも1本のスリットSLが形成されていれば、接続電極13に生じたクラック断線の進展を留めることが可能であり、給電配線11と給電電極12との断線を抑制することができる。当然のことながら、接続電極13に3本以上のスリットSLが形成されていても良い。なお、スリットSLによって分岐した接続電極13の各電極部においては、給電配線11から対向電極CEへの給電を阻害するほどの配線抵抗の上昇を招くことがないように、給電に十分な幅を有することが望ましい。
また、本実施形態では、スイッチング素子SWを構成する薄膜トランジスタがアモルファスシリコンによって形成された半導体層SCを備えている場合について説明したが、ポリシリコンによって形成された半導体層を備えていても良い。
1…液晶表示装置
LPN…液晶表示パネル AR…アレイ基板 CT…対向基板 LQ…液晶層
ACT…アクティブエリア PX…画素
10…給電部
11…給電配線
12…給電電極
13…接続電極 SL…スリット OP…開口
14…給電パッド
40…信号配線
60…導電部材
PE…画素電極 CE…対向電極

Claims (5)

  1. 絶縁基板と、前記絶縁基板上に形成された給電配線と、前記絶縁基板上に形成され前記給電配線から離間した給電電極と、前記絶縁基板上に形成され前記給電配線と前記給電電極との間を横切る信号配線と、前記給電配線、前記給電電極、及び、前記信号配線を覆うとともに前記給電配線まで貫通した第1コンタクトホール及び前記給電電極まで貫通した第2コンタクトホールが形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され前記第1コンタクトホールを介して前記給電配線にコンタクトするとともに前記第2コンタクトホールを介して前記給電電極にコンタクトして前記給電配線と前記給電電極とを電気的に接続し且つ前記信号配線の直上において前記信号配線と交差する方向に延在した少なくとも1つのスリットが形成された接続電極と、前記給電電極に電気的に接続された給電パッドと、前記絶縁基板の上方にマトリクス状に配置された画素電極と、を備えた第1基板と、
    前記画素電極と向かい合うとともに前記給電パッドの直上に延在した対向電極を備えた第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
    前記給電パッドと前記対向電極とを電気的に接続する導電部材と、
    を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記絶縁膜上において、前記接続電極と前記給電パッドとが一体的に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記接続電極には、前記給電配線の角部の直上に開口が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記接続電極及び前記給電パッドは、前記画素電極と同一材料によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記スリットは、前記信号配線と略直交する方向に長辺を有するとともに前記信号配線と略平行な方向に短辺を有する長方形状、または、前記信号配線と略直交する方向に長軸を有する長円形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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