JP4986286B2 - 流体制御装置 - Google Patents

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本発明は流体圧作動機器に対して供給される圧縮空気等の流体の流量や圧力を制御するための流体制御装置に関する。
空気圧を作動流体とするアクチュエータには空気圧シリンダや空気圧モータ等の空気圧機器があり、これらの空気圧機器を有する空気圧システムには、空気圧源からの圧縮空気の圧力を調整して空気圧機器に供給する圧力制御弁や圧縮空気の流量を調整して空気圧機器に供給する流量制御弁が設けられている。流量制御弁としてはアクチュエータに供給またはアクチュエータから排出される空気の流量を調整してアクチュエータの速度制御や空気圧回路内の流量を一定に保つために絞り弁があり、絞り弁には固定式のものと可変式のものがある。可変式の絞り弁は、調整ねじにより弁開度を調節して空気流量を規制するようにしており、通常はニードル弁が使用されている。このため、空気流量を設定するには調整ねじを手動で回転させる必要がある(非特許文献1参照)。
空気圧機器に供給される圧縮空気の圧力を制御するための圧力制御弁としては、上記非特許文献1に記載されるように一次側ポートと二次側ポートを開閉する主弁と、二次側ポートの圧力に応じて主弁の開度を調整するダイヤフラム弁とを有する減圧弁がある。
日本油空圧学会編「油空圧便覧」株式会社オーム社 1989年2月25日発行 (第463頁、第467頁)
従来の可変式絞り弁は、弁開度を調整するには作業者が手動で調整ねじを操作する必要があり、電気信号により弁開度を調整することはできない。また、従来の圧力制御弁のようにダイヤフラム弁を用いると、ダイヤフラムの受圧面積を確保するために圧力制御弁の大型化が避けられない。
本発明の目的は、電気信号により弁開度を調整することができる小型の流体制御弁を提供することにある。
本発明の流体制御装置は、流体の流入口が設けられた弁ケーシングと、前記弁ケーシング内に前記流入口に連通する弁室を形成するとともに前記弁室から流出口に流体をそれぞれ連通させる複数の連通孔が形成されるオリフィス板と、前記弁室内に収容され、前記連通孔の内径よりも大きな粒径を有する複数の粒子と、電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換して前記オリフィス板を振動させる振動子と、前記振動子に前記オリフィス板を共振させる周波数の交流電圧を供給する電力制御器とを有し、前記オリフィス板の共振によって前記粒子を前記連通孔から引き離して複数の前記連通孔と複数の前記粒子との間に隙間を発生させて、複数の前記連通孔全体により形成される連通面積を変化させることを特徴とする。
本発明の流体制御装置において、前記振動子は圧電素子であることを特徴とする。
本発明の流体制御装置は、前記オリフィス板を流体の流れ方向に振動させることを特徴とする。また、本発明の流体制御装置は、前記オリフィス板を流体の流れを横切る方向に振動させることを特徴とする。さらに、本発明の流体制御装置は、前記オリフィス板を前記弁ケーシングの径方向と円周方向の少なくともいずれか一方に振動させことを特徴とする。
本発明によれば、オリフィス板を振動子により振動させると、オリフィス板に形成された複数の連通孔から粒子が引き離なされて連通孔と粒子との間に隙間が発生し、複数の連通孔全体による連通面積が設定されるので、振動子によるオリフィス板の振動量を変化させることによって、連通面積による弁開度を調整することができる。オリフィス板を振動子により振動させて弁開度を調整するようにしたので、流体制御装置の小型化を達成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である流体制御装置を示す断面図であり、図2は図1におけるA−A線に沿う断面図である。
この流体制御装置は弁基台10を有し、弁基台10には空気案内孔11が形成され、この空気案内孔11に連通させて弁基台10にはほぼ円筒形状の弁ケーシング12が取り付けられている。弁ケーシング12の一端部には弁基台10の取付孔13に固定されるフランジ部14が設けられ、フランジ部14の内側は空気案内孔11に連通する流体の流入口15となっており、他端部は流出口16となっている。弁基台10に空気案内孔11に連通して形成された流入ポート17には、流体である空気を案内する図示しない一次側の空気配管が接続され、流出口16には図示しない二次側の空気配管が接続されるようになっている。
弁ケーシング12にはオリフィス板21が一体に設けられており、このオリフィス板21により弁ケーシング12内は流入口15に連通する弁室22と流出口16とに仕切られており、オリフィス板21には複数の連通孔23が弁開度を調整する弁孔として形成されている。連通孔23は、図2に示すように、オリフィス板21の中心部から径方向外方に向けて一定間隔置きに直線状に複数列形成されているが、オリフィス板21全体に分散させて連通孔23を形成するようにしても良い。弁室22内にはそれぞれの連通孔23の内径よりも大きな粒径を有する複数の粒子24が収容されており、粒子24の個数は連通孔23の数よりも多い数となっている。図1に示す連通孔23の内径は0.5mmとし、粒子24としては粒径が0.8mmの鉄球を用いた。
連通孔23の弁室22側の開口部には粒子24の外径に対応した円弧面形状のテーパ部25が形成されており、粒子24が自重により容易にテーパ部25に入り込んで連通孔23を確実に閉じるようになっている。テーパ部25の形状としては、円弧面形状に代えて円錐面形状としても良い。
弁ケーシング12の外側にはオリフィス板21に対応させて径方向外方に突出させて環状の振動板26が弁ケーシング12に一体に設けられており、振動板26には電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換して振動板26を介してオリフィス板21を振動させる振動子として圧電素子27が取り付けられている。この圧電素子27としては、板状のセラミック振動子が使用されており、圧電素子27は弁ケーシング12の軸方向に分極している。圧電素子27には制御手段としての電力制御器28から電力が供給されるようになっている。電力制御器28からは、オリフィス板21と振動板26を含めた固有振動数に対応した共振周波数の交流電圧が圧電素子27に供給されるようになっており、この電力制御器28により圧電素子27に加えられる電圧に応じてオリフィス板21の振幅量が調整される。
図3は圧電素子27に電力制御器28から交流電圧を供給してオリフィス板21を振動させてオリフィス板21が弁室22に向けて最大振幅となって変形した状態を示す断面図である。図3に示すように、圧電素子27により環状の振動板26はその外周部が弁ケーシング12の軸方向に変位するように振動するので、振動板26と一体となったオリフィス板21は弁ケーシング12の部分を基点として中心部が最も大きく空気の流れ方向に変位するように振動する。振動モードとしては、オリフィス板21の中心部が振動の腹となり、外周端部が節となるように一次振動モードで振動させても、高次の振動モードで振動させるようにしても良い。この振動によって、粒子24が連通孔23から引き離なされて連通孔23と粒子24との間に隙間を発生させることにより複数の連通孔23全体による連通面積が変化し、流入口15と流出口16との連通面積が変化する。オリフィス板21が図3に示すように変位すると、オリフィス板21のそれぞれの連通孔23を塞いでいる粒子24のうち、オリフィス板21の中心部の連通孔23を塞いでいる粒子24には周辺部の連通孔23を塞いでいる粒子24よりも大きな加速度が加わり、中心部の連通孔23を塞いでいる粒子24は周辺部の連通孔23を塞いでいる粒子24よりもオリフィス板21から大きく離れることになる。
したがって、オリフィス板21から大きく離れる粒子24と、僅かにしか離れない粒子24とが混在し、全ての連通孔23により流入口15と流出口16とを連通させる連通面積が設定される。
圧電素子27に供給される電圧を変化させると、それぞれの粒子24に加えられる加速度が変化し、オリフィス板21に形成された複数の連通孔23全体により設定される連通面積が変化する。連通面積の変化割合は、連通孔23の数と数の粒子24の数に応じて圧電素子27によるオリフィス板21の振動によって粒子24により閉塞される連通孔23の数と開放状態となる連通孔23の数と開放状態の連通孔23と粒子24との距離によって設定されることになり、連通面積の変化割合は粒子24のこのような挙動の確率により設定される。これにより、圧電素子27に供給される電圧を高めると、連通孔23から大きく離れる粒子24の数が増加して連通孔23全体の開口面積が大きくなる。したがって、この流体制御装置を空気の流量を調整する流量調整弁や絞り弁として使用すると、圧電素子27に供給される電圧に応じて空気の流量を制御することができる。
弁基台10の流入ポート17近傍には弁室22内の粒子24が外部に飛び出すのを防止するために網目状部材29が取り付けられている。この網目状部材29は粒子24よりも小さい多数の連通孔を有し、流体制御装置を運搬する際に内部の粒子24が外部に飛び出すのが防止される。この網目状部材29を弁ケーシング12の流入側端部に設けるようにしても良い。この流体制御装置は粒子24の自重により連通孔23を塞ぐようにしているので、弁ケーシング12を上下方向に向けて使用することが好ましいが、自重によって粒子24が連通孔23を塞ぐことができれば、傾斜した状態で使用するようにしても良い。
図4は本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図であり、この流体制御装置は円筒形状の弁基台10aを有し、その内部には弁ケーシング12が環状支持板31を介して取り付けられており、弁ケーシング12内は環状支持板31により流入口15と流出口16とに仕切られている。弁ケーシング12は円筒形状の部材により形成され、流出口16側の端部にはオリフィス板21が取り付けられており、弁ケーシング12には円筒形状の圧電素子27aが振動子として取り付けられている。この圧電素子27aは弁ケーシング12の軸方向に分極している。オリフィス板21には上述した流体制御装置と同様に複数の連通孔23が形成され、弁ケーシング12内に形成される弁室22内に収容された複数の粒子24によりそれぞれの連通孔23が閉塞されるようになっている。
弁ケーシング12の固有振動数に対応する振動数の交流電圧を圧電素子27aに供給すると、弁ケーシング12が環状支持板31の外周部を基点として空気の流れ方向に振動し、これに取り付けられたオリフィス板21も全体的に空気の流れ方向に振動することになる。したがって、弁室22内に収容されたそれぞれの粒子24にはほぼ均一に加速度が加えられて、粒子24はオリフィス板21から離れることになる。この離れる距離は圧電素子27aに供給される電圧によって変化し、複数の連通孔23全体による連通面積が変化する。これにより、流入口15と流出口16との連通面積が変化する。
図1に示した流体制御装置ではオリフィス板21を湾曲させるように振動変形させているが、図4に示すように、弁ケーシング12を軸方向に振動させることによりオリフィス板21を振動させるようにしても流入口15と流出口16との連通面積を変化させることができる。
図5は本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図であり、この流体制御装置においては、図4に示した流体制御装置と同様に環状支持板31を介して円筒形状の弁基台10aに弁ケーシング12が取り付けられている。この弁ケーシング12は円筒形状の圧電素子27aにより形成されており、圧電素子27aは流入口15の部分で環状支持部材31に取り付けられ、流出口16側の端部にはオリフィス板21が取り付けられている。したがって、図5に示す流体制御装置においても、圧電素子27aに交流を供給すると、弁ケーシング12が環状支持板31の外周部を基点として空気の流れ方向に振動し、これに取り付けられたオリフィス板21も全体的に空気の流れ方向に振動することになる。これにより、弁室22内に収容されたそれぞれの粒子24にはほぼ均一に加速度が加えられて、粒子24はオリフィス板21から離れることになる。この離れる距離は圧電素子27aに供給される電圧によって変化し、複数の連通孔23全体による連通面積が変化する。これにより、流入口15と流出口16との連通面積が変化する。このように弁室22を形成するための弁ケーシング12自体を圧電素子27aにより形成するようにしても良い。
図6は本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図であり、図7は図6に示された弁ケーシング12を示す斜視図である。図6に示すように、円筒形状の弁基台10aに内方に突出して設けられた環状支持部材31には弁ケーシング12の上端面が取り付けられており、弁ケーシング12は環状の圧電素子27bにより形成されている。環状の圧電素子27bの内側は粒子24を収容する弁室22となっており、圧電素子27bの端面にはオリフィス板21が取り付けられている。圧電素子27bは円周方向に分極されており、電力を供給すると、オリフィス板21は円周方向に振動することになる。
したがって、オリフィス板21が円周方向に振動すると、弁室22内に収容されたそれぞれの粒子24とオリフィス板21は相対的に円周方向にずれ移動し、オリフィス板21の周辺部の連通孔23と粒子との相対的ずれ距離は、オリフィス板21の中心部の連通孔23と粒子との相対的なずれ距離よりも大きくなる。このずれ距離は圧電素子27bに供給される電圧によって変化し、粒子24が連通孔23から引き離なされて連通孔23と粒子24との間に隙間を発生させることにより複数の連通孔23全体による連通面積が変化する。これにより、流入口15と流出口16との連通面積が変化する。なお、図7に示すオリフィス板21には連通孔23が全体に分散して形成されているが、図2に示すように、放射方向に直線状に整列させて連通孔23を形成するようにしても良い。
図8は本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図であり、図6に示した流体制御装置と同様に環状の圧電素子27bによって弁ケーシング12が形成されている。この弁ケーシング12は円筒形状の弁基台10aに内方に突出して設けられた環状支持部材31にオリフィス板21が乗せられるように環状支持部材31の上に配置されており、圧電素子27bの流入口15側の端部は弁基台10aに固定されている。したがって、この流体制御装置においても、オリフィス板21が円周方向に振動すると、弁室22内に収容されたそれぞれの粒子24とオリフィス板21は相対的に円周方向にずれ移動し、オリフィス板21の周辺部の連通孔23と粒子との相対的ずれ距離は、オリフィス板21の中心部の連通孔23と粒子との相対的なずれ距離よりも大きくなる。このずれ距離は圧電素子27bに供給される電圧によって変化し、流入口15と流出口16との連通面積が変化する。
図9は本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図であり、この流体制御装置は弁基台10aに設けられた環状支持部材31の上には図8に示した環状の圧電素子27bにより形成される弁ケーシング12が径方向に移動自在に配置されている。圧電素子27bは円周方向に分極されており、電力を供給すると、オリフィス板21は円周方向に振動することになる。さらに、圧電素子27bには弁基台10aに取り付けられた振動発生器32により径方向に振動するようになっており、圧電素子27bからなる弁ケーシング12は振動発生器32により径方向にも振動するようになっている。この振動発生器32を圧電素子により形成するようにしても良い。また、圧電素子27bにより弁ケーシング12を形成することなく、環状の部材により弁ケーシング12を形成し、弁ケーシング12を振動発生器32により径方向にのみ振動させるようにしても良い。
図1に示す流体制御装置を用いて流量制御特性を測定した。粒子24がオリフィス板21から離れる際に必要な条件を求めると、以下の通りである。粒子24の質量をm、空気圧をp、オリフィス板21に形成された連通孔23の半径をrとしたときの粒子24が連通孔23から離れる際に必要なオリフィス板21の加速度αは、α>(πr2p±mg)/mとなる。ここで、空気圧を0.30Mpa、連通孔23の半径を0.25mmとすると、粒子24を外径0.8mmの鉄球としたので、質量は2.11×10-6kgとなる。このときの加速度は2.84×104m/s2を目標加速度として設定する。
図1に示す形状の流体制御装置において高次のモードで目標加速度αを達成できる形状を有限要素法による解析によって求めたところ、オリフィス板21の厚みを0.8mm、内径8mm、振動板26の直径を19mm、半径方向の寸法を10mmとしたとき、5次のモードで高い加速度が得られた。
図10は上述した寸法に設定した流体制御装置における空気の流量変化特性を示すグラフである。空気の供給圧力(MPa)をそれぞれ[1]は0.10とし、[2]は0.15とし、[3]は0.20とし、[4]は0.25とした。圧電素子27による振動周波数は27kHzとした。図10に示すように、印加電圧が増加するほど流量が増加し、空気の供給圧力が高いほど流量が変化し始める印加電圧が高く、供給圧力が低いほど印加電圧の増加に伴う流量の増加割合が多くなった。このように、本発明の流体制御装置においては、圧電素子に供給する電圧を調整すると、連通孔23を介して流入口15と流出口16の連通開口面積が変化し、空気の流量制御を行うことができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図示する流体制御装置は空気の流量を制御するために適用されているが、空気以外の他の流体の流量を制御するためにも適用することができる。また、空気の圧力を制御するための圧力制御装置としても本発明を適用することができる。その場合には、二次側の空気の圧力を検出し、電力制御器28に対してフィードバック信号を送るようにすることになる。図4〜図9に示す流体制御装置においても、弁室22内からの粒子24の飛び出しを防止するために網目状部材29を弁基台10aや弁ケーシング12の流入口側に設けるようにしても良い。
本発明の一実施の形態である流体制御装置を示す断面図である。 図1におけるA−A線に沿う断面図である。 図1に示す圧電素子に電力制御機から交流電圧を供給してオリフィス板を振動させている状態を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図である。 図6に示された弁ケーシングを示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態である流体制御装置を示す断面図である。 図1に示した流体制御装置における空気の流量変化特性を示すグラフである。
符号の説明
10,10a 弁基台
11 空気案内孔
12 弁ケーシング
14 フランジ部
15 流入口
16 流出口
17 流入ポート
21 オリフィス板
22 弁室
23 連通孔
24 粒子
25 テーパ部
26 振動板
27,27a,27b 圧電素子(振動子)
28 電力制御器
31 環状支持板
32 振動発生器

Claims (5)

  1. 流体の流入口が設けられた弁ケーシングと、
    前記弁ケーシング内に前記流入口に連通する弁室を形成するとともに前記弁室から流出口に流体をそれぞれ連通させる複数の連通孔が形成されるオリフィス板と、
    前記弁室内に収容され、前記連通孔の内径よりも大きな粒径を有する複数の粒子と、
    電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換して前記オリフィス板を振動させる振動子と、
    前記振動子に前記オリフィス板を共振させる周波数の交流電圧を供給する電力制御器とを有し、
    前記オリフィス板の共振によって前記粒子を前記連通孔から引き離して複数の前記連通孔と複数の前記粒子との間に隙間を発生させて、複数の前記連通孔全体により形成される連通面積を変化させることを特徴とする流体制御装置。
  2. 請求項1記載の流体制御装置において、前記振動子は圧電素子であることを特徴とする流体制御装置。
  3. 請求項1または2記載の流体制御装置において、前記オリフィス板を流体の流れ方向に振動させることを特徴とする流体制御装置。
  4. 請求項1または2記載の流体制御装置において、前記オリフィス板を流体の流れを横切る方向に振動させることを特徴とする流体制御装置。
  5. 請求項4記載の流体制御装置において、前記オリフィス板を前記弁ケーシングの径方向と円周方向の少なくともいずれか一方に振動させことを特徴とする流体制御装置。
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