JP4984598B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操舵角センサの異常発生を確実に検知することのできる電動パワーステアリング装置に関する。
従来の操舵角センサのフェールセーフとして、特許文献1に示されるものがある。その構成は、ステアリング軸に設けられた操舵角センサからの信号に基づいて操舵角値を検出又は演算するとともに、アクチュエータ(モータ)の回転角センサからの信号に基づいて操舵角値を推定し、その2つの操舵角値の差が、所定の値(閾値)を超えた時にフェールと判定するものである。
特開2002−104211公報 特開2005−098827公報 特願2005−165235明細書
しかしながら、従来の操舵角センサのフェールは、上記の2つの操舵角値の差で判定しているために、モータの回転角センサが故障した場合であっても、操舵角センサの異常と誤判定してしまうという問題があった。操舵角センサの信号は電動パワーステアリング装置にだけ使用されるのではなく、車輌の姿勢を安定させる装置などでも使用され、操舵角センサが故障した場合は関連する装置にも影響するため、正常であるにもかかわらず故障と誤判定されることは絶対に避けなければならないという事情もある。
本発明はかかる従来技術の問題点に鑑み為されたものであり、本発明の目的は、操舵角センサの異常を確実に検出するとともに、誤判定の発生を防止することの可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するための請求項1に係る発明は、ステアリングホイールの操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングホイールと一体的に設けられたステアリングシャフトを補助負荷付勢するモータと、前記操舵トルクの大きさに応じて前記モータを駆動する制御装置とを具備した電動パワーステアリング装置において、前記制御装置が、
操舵角センサからの信号に基づいて絶対操舵角θaを演算する絶対操舵角演算部と、前記モータのモータ回転角センサからのモータ回転角センサ値に基づいて相対操舵角θrを演算する相対操舵角演算部と、前記モータの誘起電圧から操舵角速度を推定する操舵角速度推定部と、該操舵角速度を積分して推定操舵角θeを演算する推定操舵角演算部と、前記絶対操舵角θaと前記相対操舵角θr若しくは推定操舵角θeとの差をそれぞれに設定された所定値と比較する比較部と、を備えるとともに、
前記絶対操舵角θaと前記相対操舵角θrとの差が前記対応する所定値を超え、かつ、前記絶対操舵角θaと前記推定操舵角θeとの差が前記対応する所定値以下のときに前記操舵角センサが正常で且つ前記モータ回転角センサが異常であると判定し、前記絶対操舵角θaと前記相対操舵角θrとの差が前記対応する所定値を超え、かつ、前記絶対操舵角θaと前記推定操舵角θeとの差が前記対応する所定値を超えたときに、前記操舵角センサの異常と判定することを特徴とする。
上記課題を達成するための請求項2に係る発明は、前記電動パワーステアリング装置において、ある時刻における前記絶対操舵角θaの初期値θaを用いて前記絶対操舵角θaを補正し、前記ほぼ同時刻における前記相対操舵角θrの初期値θrを用いて前記相対操舵角θrを補正するとともに、前記ほぼ同時刻における前記推定操舵角θeの初期値θeを用いて前記推定操舵角θeを補正することを特徴とする。
上記課題を達成するための請求項3に係る発明は、前記電動パワーステアリング装置において、さらに、車輪回転速度センサを備え、ある時刻における、前記車輪回転速度センサで得られた車輪回転速度に基づいて推定された真の操舵角の推定値θと、前記ほぼ同時刻における前記相対操舵角θrの初期値θrとの差(θ−θr)を用いて前記相対操舵角θrを補正するとともに、前記真の操舵角の推定値θと前記ほぼ同時刻における前記推定操舵角θeの初期値θeとの差(θ−θe)を用いて前記推定操舵角θeを補正することを特徴とする。
上記課題を達成するための請求項4に係る発明は、前記電動パワーステアリング装置において、さらに、中立角推定手段を備え、前記中立角推定手段による前記絶対操舵角の中立角度の推定が完了した時刻における前記相対操舵角θrの初期値θrを用いて前記相対操舵角θrを補正するとともに、前記ほぼ同時刻における前記推定操舵角θeの初期値θeを用いて前記推定操舵角θeを補正することを特徴とする。
また、上記課題を達成するための請求項5に係る発明は、ステアリングホイールの操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングホイールと一体的に設けられたステアリングシャフトを補助負荷付勢するモータと、前記操舵トルクの大きさに応じて前記モータを駆動する制御装置とを具備した電動パワーステアリング装置において、前記制御装置が、
操舵角センサからの信号に基づいて操舵角速度ωaを演算する第1の操舵角速度演算部と、前記モータのモータ回転角センサからのモータ回転角センサ値に基づいて操舵角速度ωmを演算する第2の操舵角速度演算部と、前記モータの誘起電圧から操舵角速度ωeを推定する操舵角速度推定部と、前記操舵角センサによる操舵角速度ωaと、モータ回転角センサによる操舵角速度ωm若しくは前記モータの誘起電圧から推定された前記操舵角速度ωeとの差をそれぞれに設定された所定値と比較する比較部と、を備えるとともに、
前記操舵角速度ωaと前記操舵角速度ωmとの差が前記対応する所定値を超え、かつ、前記操舵角速度ωaと前記操舵角速度ωeとの差が前記対応する所定値以下のときに前記操舵角センサが正常で且つ前記モータ回転角センサが異常であると判定し
前記操舵角速度ωaと前記操舵角速度ωmとの差が前記対応する所定値を超え、かつ、前記操舵角速度ωaと前記操舵角速度ωeとの差が前記対応する所定値を超えたときに、前記操舵角センサの異常と判定することを特徴とする。
本発明は、操舵角センサから得られる絶対操舵角値θa、モータの回転角センサから推定した相対操舵角値θr、モータの誘起電圧から推定した推定操舵角値θeのそれぞれの差(|θa−θr|、|θa−θe|)の2つがともに所定の値(閾値)を超えた場合に操舵角センサのフェール確定と判定する為、モータの回転角センサが故障している場合は、操舵角センサから得られる絶対操舵角値θaとモータの回転角センサから推定した相対操舵角値θrとの差は異常となるが、操舵角センサから得られる絶対操舵角値θaとモータの誘起電圧から推定した推定操舵角値θeとの比較結果が正常となるため、操舵角センサが正常であるにもかかわらず異常と判定されることがなくなるという効果がある。
また、請求項2に係る発明によれば、各操舵角(絶対、相対、推定)の初期値からの変動分で比較するようにしているので、任意の時点からフェール判定処理を開始することができる。
請求項3に係る発明によれば、車輪回転速度センサで得られた車輪回転速度に基づいて推定された真の操舵角の推定値θを用いて、相対操舵角及び推定操舵角を補正しているので、操舵角センサにオフセット誤差がある場合であっても、その異常を検出することができる。
さらに、請求項4に係る発明によれば、中立角度の推定を行い、中立角度の推定が完了した時刻における相対操舵角θrの初期値θrを用いて相対操舵角θrを補正するとともに、ほぼ同時刻における推定操舵角θeの初期値θeを用いて推定操舵角θeを補正しているので、操舵角センサにオフセット誤差がある場合であっても、その異常を検出することができる。
またさらに、操舵角センサから得られる操舵角速度ωa、モータの回転角センサから推定した操舵角速度ωm、モータの誘起電圧から推定した操舵角速度ωeのそれぞれの差(|ωa−ωm|、|ωa−ωe|)の2つが閾値を超えた場合にフェール確定と判定することにより、上記と同様の効果が得られる。
図1は本発明に係る電動パワーステアリング装置の外観を示す斜視図であり、ステアリングホイール1に連結されたステアリング軸としてのステアリングシャフト2にはトルクセンサ3が装着されている。また、ステアリングシャフト2には減速機4が固着されている。この減速機4には電動モータ(以下、モータという。)5の回転軸に取着したギア6が噛合されている。さらに、モータ5の回転軸にはモータ5の回転角を検出するモータ回転角センサ7が設置されている。モータ回転角センサとしては、ホールセンサやレゾルバが利用可能である。またさらに、操舵角センサ8はステアリングシャフト2の操舵角θを検出するものである。モータ回転角センサ7及び操舵角センサ8の出力信号は制御装置9に入力されるとともに、制御装置9はトルクセンサ3で検出した操舵トルク及び図示しない車速センサで検出した車速に基づいて算出された操舵補助指令値によってモータ5の駆動電流を制御し、操舵補助力を与える。
制御装置9は、図2に示すように、モータ5の制御処理を実行するマイクロコンピュータ10と、このマイクロコンピュータ10から出力されるモータ電流指令値に基づいてモータ5に供給する駆動電流を制御するモータ駆動回路11と、モータ5に流れる駆動電流Imを検出するモータ電流検出回路12と、モータ駆動回路11からモータ5に供給するモータ端子間電圧Vmを検出するモータ端子間電圧検出回路13とを備えている。
そしてマイクロコンピュータ10には、トルクセンサ3で検出した操舵トルクT、モータ電流検出回路12で検出したモータ電流検出値Im及びモータ端子間電圧検出回路13で検出したモータ端子間電圧VmがそれぞれA/D変換器14でデジタル値に変換されて入力される。
このマイクロコンピュータ10は、操舵角センサ8からの操舵角信号θs、操舵トルクT、車速V、モータ電流検出値Im、モータ端子間電圧Vm及びモータ回転角θmが入力される入力インタフェース回路15と、操舵トルクT、操舵角θs、モータ電流検出値Im及びモータ端子間電圧Vmに基づいてモータ5を駆動制御して操舵トルクに応じた操舵補助力を発生する操舵補助制御処理を実行する中央処理装置16と、この中央処理装置16で実行する操舵補助制御処理プログラム等を格納するROM(リードオンリーメモリ)17と、操舵角初期値等を記憶する不揮発性記憶部としての電気的に消去可能なEEPROM18と、操舵トルクT,モータ電流検出値Im及びモータ角速度ω等の検出データ、中央処理装置16で実行する操舵補助制御処理の処理過程で必要とするデータや処理結果を一時記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)19と、モータ駆動回路11が接続された出力インタフェース回路20とを有する。
本発明に係る電動パワーステアリング装置は、操舵角センサ8から得られる信号θsから演算された絶対操舵角値θa、モータの回転角センサから推定した相対操舵角値θr、モータの誘起電圧から推定した推定操舵角値θeのそれぞれの差(|θa−θr|、|θa−θe|)の2つがともに所定の値(閾値)を超えた場合に操舵角センサのフェール確定と判定するものであるが、相対操舵角θr又は推定操舵角値θeは、角度の時間変化は真の操舵角値と一定しているが、初期値が真の操舵角値と一致していないため、図3のように真の操舵角値(誤差がなければ絶対操舵角値θaに等しい。)に対してズレを持っている。
そのため、絶対操舵角θaとθr(又はθe)を比較するには、このズレをどこかで補償する必要がある。本発明では、この補償の仕方の違いによって、4つの実施形態に分かれる。以下、実施形態ごとに説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態は、絶対操舵角値θa、相対操舵角値θr、推定操舵角値θeのそれぞれについて、ある時点の値(初期値)からの変化分を求め、その変化分どうしを比較することで、上述のズレ分を補償するようにしたものである。
図4は第1実施形態における操舵角センサのフェール判定処理の流れを示すフローチャートの一例を示すものである。図4に基づいて説明する。
イグニションキーがONされると、モータ回転角センサからのモータ回転角θmがマイクロコンピュータ10に読み込まれ、中央処理装置16の相対操舵角演算部21(図5参照)において相対操舵角θrが算出される(ステップS1)。θrは次の式(1)で算出される。
θr=θr(前回値)+(θm−θm(前回値))/減速比・・・(1)
次に、モータの誘起電圧から、操舵角速度推定部22において操舵角速度ωeが推定される(ステップS2)。すなわち、次の式(2)によって推定される。
ωe=(Vm−R×Im)/Ke/減速比・・・(2)
ここに、Vmはモータ端子間電圧、Rはモータ端子間抵抗、Imはモータ電流、Keはモータの逆起電力定数である。
さらに、このωeを推定操舵角演算部23において積分することによって、推定操舵角θeが算出される(ステップS3)。すなわち、次の式(3)によって算出される。
θe=θe(前回値)+ωe×Δt・・・(3)
上記ステップS1〜S3は、絶対操舵角演算部24において操舵角センサ値θsから絶対操舵角θaが演算されるまでは繰り返し計算され、その値が更新される。
絶対操舵角θaの演算が開始されると(ステップS4)、そのタイミングにおけるθa、θr、θeの各値が初期値θa0、θr0、θe0としてRAM19に読み込まれて記憶される(ステップS6〜S8)。
次に、ステップ1に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS1〜S3)。初期値の読み込みが済んでいるので、ステップS9に移行し、次回の絶対操舵角θaを演算し、初期値θa0からの変化量θad(=θa−θa0)を計算する(ステップS10)。同様にして相対操舵角θrの変化量θrd(=θr−θr0)を計算する(ステップS11)。また、推定操舵角θeの変化量θed(=θe−θe0)も計算する(ステップS12)。
そして、比較部25において、θadとθrdとの差Damを計算し(ステップS13)、それが所定の値(閾値)以下であれば操舵角センサは正常であると判定し、ステップS1に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS1〜S3)。なお、閾値は予めROM17に格納されている。
もし、ステップS14においてDamが閾値を超えている場合は、さらにθadとθedとの差Daeを計算し(ステップS15)、それが閾値以下であれば操舵角センサは正常であると判定し(結果的には、モータ回転角センサが異常)、ステップS1に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS1〜S3)。
もし、ステップS16においてDaeが閾値を超えている場合は、操舵角センサは異常(フェール確定)であると判定し(ステップS17)、処理を終了する。
[第2実施形態]
第2実施形態は、絶対操舵角値θa、相対操舵角値θr、推定操舵角値θeのそれぞれについて、操舵角速度に変換して比較することで、上記ズレによる影響を無くすものである。
図6は第2実施形態における操舵角センサのフェール判定処理の流れを示すフローチャートの一例を示すものである。図6に基づいて説明する。
イグニションキーがONされると、絶対操舵角の演算開始のタイミングで操舵角センサから読み込まれたθsを基にして絶対操舵角θaが絶対操舵角演算部24(図7参照)で算出され(ステップS21)、それが微分器26(図7)に入力されて微分され、操舵角センサによる操舵角速度ωaが算出される(ステップS22)。次に同じタイミングでモータ回転角センサから読み込まれた回転角センサ値θmから相対操舵角演算部21で相対操舵角θrが算出され(ステップS23)、それが微分器26(図7)に入力されて微分され、モータ回転角センサ値による操舵角速度ωmが算出される(ステップS24)。さらに、モータの誘起電圧から、操舵角速度推定部22において操舵角速度ωeが推定される(ステップS25)。すなわち、上記式(2)によって推定される。
そして、比較部25において、ωaとωmとの差Damを計算し(ステップS26)、それが閾値以下であれば操舵角センサは正常であると判定し、ステップS21に戻り、次の回のωa、ωm、ωeを算出する(ステップS22〜S25)。
もし、ステップS27においてDamが閾値を超えている場合は、さらにωaとωeとの差Daeを計算し(ステップS28)、それが閾値以下であれば操舵角センサは正常であると判定し(結果的には、モータ回転角センサが異常)、ステップS21に戻り、次の回のωa、ωm、ωeを算出する(ステップS22〜S25)。
もし、ステップS29においてDaeが閾値を超えている場合は、操舵角センサは異常(フェール確定)であると判定し(ステップS30)、処理を終了する。
[第3実施形態]
第3実施形態は、真の操舵角の推定を少なくとも一度行い、その操舵角推定値(これをθ0とする。)で相対操舵角値θr、推定操舵角値θeのズレを補償するものである。
これを図8に基づいて詳しく説明する。時間Aで真の操舵角推定が行なえたとする。時間Aで行われた推定は、図示しない車輪回転速度センサで得られた車輪回転速度を用いて行われたものであり、特許文献2に記載の方法が利用可能である。この方法によれば、誤差を除くと真の操舵角値が推定されることになる。このときのθr0と操舵角推定値θ0の関係は図8のようになる。
したがって、相対操舵角値θrと真の操舵角値との差は、(θ0−θr0)となり、その後はθr+(θ0−θr0)で真の操舵角値が推定できることになる。なお、第1実施形態における操舵角初期値θa0をこの操舵角推定値θ0に置き換えて考え、絶対操舵角値θaから引くという方法もあるが、結局は同じ計算になる。すなわち、第1実施形態において、
θad−θrd=(θa−θa0)−(θr−θr0)=θa−(θr+θa0−θr0
と変形できるから、ここで、θa0をθ0に置き換えれば、第1実施形態における(θad−θrd)と、第3実施形態における(θa−θrd)は同じになることがわかる。
図9は第3実施形態における操舵角センサのフェール判定処理の流れを示すフローチャートの一例を示すものである。図9に基づいて説明する。
イグニションキーがONされると、モータ回転角センサからのモータ回転角θmがマイクロコンピュータ10に読み込まれ、中央処理装置16の相対操舵角演算部21(図10参照)において相対操舵角θrが算出される(ステップS31)。θrは上の式(1)で算出される。
次に、モータの誘起電圧から、操舵角速度推定部22において操舵角速度ωeが推定される(ステップS32)。すなわち、上の式(2)によって推定される。
さらに、このωeを推定操舵角演算部23において積分することによって、推定操舵角θeが算出される(ステップS33)。すなわち、上の式(3)によって算出される。
上記ステップS31〜S33は、真の操舵角の推定が完了するまで繰り返し計算され、その値が更新される。
真の操舵角の推定が完了すると(ステップS34)、真の操舵角推定値θ0と、そのタイミングにおけるθr、θeの値とがそれぞれ初期値θr0、θe0としてRAM19に読み込まれて記憶される(ステップS36〜S38)。
次に、ステップ31に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS31〜S33)。初期値の読み込みが済んでいるので、ステップS39に移行し、次回の絶対操舵角θaを読み込み演算する(ステップS40)。次に、相対操舵角θrに基づいて推定した真の操舵角θrd(=θr+θ0−θr0)を計算する(ステップS41)。また、推定操舵角θeに基づいて推定した真の操舵角θed(=θe+θ0−θe0)も計算する(ステップS42)。
そして、比較部25において、θaとθrdとの差Damを計算し(ステップS43)、それが閾値以下であれば操舵角センサは正常であると判定し、ステップS31に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS31〜S33)。
もし、ステップS44においてDamが閾値を超えている場合は、さらにθaとθedとの差Daeを計算し(ステップS45)、それが閾値以下であれば操舵角センサは正常であると判定し(結果的には、モータ回転角センサが異常)、ステップS31に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS31〜S33)。
もし、ステップS46においてDaeが閾値を超えている場合は、操舵角センサは異常(フェール確定)であると判定し(ステップS47)、処理を終了する。
操舵角センサにオフセット誤差があるような異常の場合、第1及び第2実施形態ではオフセット誤差を検出できないが、第3実施形態においては、真の操舵角を推定することにより、これを実際に操舵角センサから検出した操舵角と比較すれば、オフセット誤差を検出することが可能となる。
[第4実施形態]
第4実施形態は、絶対操舵角について中立角の推定を行い、そのときの相対操舵角値θr、推定操舵角値θeがゼロになるよう補正することにより、真の操舵角値とのズレを補償するようにしたものである。
中立角の推定は、図12に示すように、トルクセンサからの操舵トルクT、車速センサからの車速V及び操舵角速度ωmに基づいて、中立角推定手段27において中立角度θkが推定される。中立角推定手段27は、直進判定手段28及び中立角度補正手段を含み、特許文献3に開示された技術が利用可能である。
図11は第4実施形態における操舵角センサのフェール判定処理の流れを示すフローチャートの一例を示すものである。図11に基づいて説明する。
イグニションキーがONされると、モータ回転角センサからのモータ回転角θmがマイクロコンピュータ10に読み込まれ、中央処理装置16の相対操舵角演算部21(図12参照)において相対操舵角θrが算出される(ステップS51)。θrは上の式(1)で算出される。
次に、モータの誘起電圧から、操舵角速度推定部22において操舵角速度ωeが推定される(ステップS52)。すなわち、上の式(2)によって推定される。
さらに、このωeを推定操舵角演算部23において積分することによって、推定操舵角θeが算出される(ステップS53)。すなわち、上の式(3)によって算出される。
上記ステップS51〜S53は、中立角度の推定が完了するまで繰り返し計算され、その値が更新される。
中立角度の推定が完了すると(ステップS54)、そのタイミングにおけるθr、θeの値がそれぞれ初期値(補正値)θr0、θe0としてRAM19に読み込まれて記憶される(ステップS56、S57)。
次に、ステップ51に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS51〜S53)。初期値の読み込みが済んでいるので、ステップS58に移行し、次回の(推定された中立角度θkによる補正がされた)絶対操舵角θaを読み込み演算する(ステップS59)。次に、中立角による補正がされた相対操舵角θrd(=θr−θr0)を計算する(ステップS60)。また、中立角による補正がされた推定操舵角θed(=θe−θe0)も計算する(ステップS61)。
そして、比較部25において、θaとθrdとの差Damを計算し(ステップS62)、それが閾値以下であれば操舵角センサは正常であると判定し、ステップS51に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS51〜S53)。
もし、ステップS63においてDamが閾値を超えている場合は、さらにθaとθedとの差Daeを計算し(ステップS64)、それが閾値以下であれば操舵角センサは正常であると判定し(結果的には、モータ回転角センサが異常)、ステップS51に戻り、次の回のθr、θeを算出する(ステップS51〜S53)。
もし、ステップS65においてDaeが閾値を超えている場合は、操舵角センサは異常(フェール確定)であると判定し(ステップS66)、処理を終了する。
操舵角センサにオフセット誤差があるような異常の場合、第1第2実施形態ではオフセット誤差を検出できないが、第4実施形態においては、中立角度を推定することにより、これを実際に操舵角センサから検出した操舵角と比較すれば、オフセット誤差を検出することが可能となる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の外観を示す斜視図である。 図1のマイクロコンピュータの具体的構成を示すブロック図である。 相対操舵角θr又は推定操舵角値θeと、真の操舵角値とのズレを説明するための図である。 第1実施形態における操舵角センサのフェール判定処理の流れを示すフローチャートの一例を示すものである。 第1実施形態の中央処理装置の制御ブロック図である。 第2実施形態における操舵角センサのフェール判定処理の流れを示すフローチャートの一例を示すものである。 第2実施形態の中央処理装置の制御ブロック図である。 真の操舵角推定の意味を説明するための図である。 第3実施形態における操舵角センサのフェール判定処理の流れを示すフローチャートの一例を示すものである。 第3実施形態の中央処理装置の制御ブロック図である。 第4実施形態における操舵角センサのフェール判定処理の流れを示すフローチャートの一例を示すものである。 第4実施形態の中央処理装置の制御ブロック図である。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 トルクセンサ
4 減速機
5 電動モータ
6 ギア
7 モータ回転角センサ
8 操舵角センサ
9 制御装置
10 マイクロコンピュータ
11 モータ駆動回路
12 モータ電流検出回路
13 モータ端子間電圧検出回路
14 A/D変換器
15 入力インタフェース回路
16 中央処理装置
17 ROM
18 EEPROM
19 RAM
20 出力インタフェース回路
21 相対操舵角演算部
22 操舵角速度推定部
23 推定操舵角演算部
24 絶対操舵角演算部
25 比較部
26 微分器
27 中立角推定手段
28 直進判定手段
29 中立角度補正手段

Claims (5)

  1. ステアリングホイールの操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングホイールと一体的に設けられたステアリングシャフトを補助負荷付勢するモータと、前記操舵トルクの大きさに応じて前記モータを駆動する制御装置とを具備した電動パワーステアリング装置において、前記制御装置が、
    操舵角センサからの信号に基づいて絶対操舵角θaを演算する絶対操舵角演算部と、
    前記モータのモータ回転角センサからのモータ回転角センサ値に基づいて相対操舵角θrを演算する相対操舵角演算部と、
    前記モータの誘起電圧から操舵角速度を推定する操舵角速度推定部と、該操舵角速度を積分して推定操舵角θeを演算する推定操舵角演算部と、
    前記絶対操舵角θaと前記相対操舵角θr若しくは推定操舵角θeとの差をそれぞれに設定された所定値と比較する比較部と、
    を備えるとともに、
    前記絶対操舵角θaと前記相対操舵角θrとの差が前記対応する所定値を超え、かつ、前記絶対操舵角θaと前記推定操舵角θeとの差が前記対応する所定値以下のときに前記操舵角センサが正常で且つ前記モータ回転角センサが異常であると判定し
    前記絶対操舵角θaと前記相対操舵角θrとの差が前記対応する所定値を超え、かつ、前記絶対操舵角θaと前記推定操舵角θeとの差が前記対応する所定値を超えたときに、前記操舵角センサの異常と判定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. ある時刻における前記絶対操舵角θaの初期値θaを用いて前記絶対操舵角θaを補正し、
    前記ほぼ同時刻における前記相対操舵角θrの初期値θrを用いて前記相対操舵角θrを補正するとともに、
    前記ほぼ同時刻における前記推定操舵角θeの初期値θeを用いて前記推定操舵角θeを補正することを特徴とする、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. さらに、車輪回転速度センサを備え、
    ある時刻における、前記車輪回転速度センサで得られた車輪回転速度に基づいて推定された真の操舵角の推定値θと、
    前記ほぼ同時刻における前記相対操舵角θrの初期値θrとの差(θ−θr)を用いて前記相対操舵角θrを補正するとともに、
    前記真の操舵角の推定値θと前記ほぼ同時刻における前記推定操舵角θeの初期値θeとの差(θ−θe)を用いて前記推定操舵角θeを補正することを特徴とする、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. さらに、中立角推定手段を備え、
    前記中立角推定手段による前記絶対操舵角の中立角度の推定が完了した時刻における前記相対操舵角θrの初期値θrを用いて前記相対操舵角θrを補正するとともに、
    前記ほぼ同時刻における前記推定操舵角θeの初期値θeを用いて前記推定操舵角θeを補正することを特徴とする、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. ステアリングホイールの操舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ステアリングホイールと一体的に設けられたステアリングシャフトを補助負荷付勢するモータと、前記操舵トルクの大きさに応じて前記モータを駆動する制御装置とを具備した電動パワーステアリング装置において、前記制御装置が、
    操舵角センサからの信号に基づいて操舵角速度ωaを演算する第1の操舵角速度演算部と、
    前記モータのモータ回転角センサからのモータ回転角センサ値に基づいて操舵角速度ωmを演算する第2の操舵角速度演算部と、
    前記モータの誘起電圧から操舵角速度ωeを推定する操舵角速度推定部と、
    前記操舵角センサによる操舵角速度ωaと、モータ回転角センサによる操舵角速度ωm若しくは前記モータの誘起電圧から推定された前記操舵角速度ωeとの差をそれぞれに設定された所定値と比較する比較部と、
    を備えるとともに、
    前記操舵角速度ωaと前記操舵角速度ωmとの差が前記対応する所定値を超え、かつ、前記操舵角速度ωaと前記操舵角速度ωeとの差が前記対応する所定値以下のときに前記操舵角センサが正常で且つ前記モータ回転角センサが異常であると判定し
    前記操舵角速度ωaと前記操舵角速度ωmとの差が前記対応する所定値を超え、かつ、前記操舵角速度ωaと前記操舵角速度ωeとの差が前記対応する所定値を超えたときに、前記操舵角センサの異常と判定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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