JP2002104211A - 操舵角の異常検出装置 - Google Patents

操舵角の異常検出装置

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JP2002104211A
JP2002104211A JP2000296201A JP2000296201A JP2002104211A JP 2002104211 A JP2002104211 A JP 2002104211A JP 2000296201 A JP2000296201 A JP 2000296201A JP 2000296201 A JP2000296201 A JP 2000296201A JP 2002104211 A JP2002104211 A JP 2002104211A
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steering
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motor
angle sensor
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Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いかなる条件の下でも操舵角を検出、又は演算
する場合、操舵角に関する信号の異常が判定でき、操舵
角を用いた制御装置の異常動作を防止することができる
操舵角の異常検出装置を提供する。 【解決手段】操舵角センサ17からの操舵角に係る検出
信号と、モータ回転角センサ18からのモータ回転角θ
mに係る検出信号をそれぞれ入力し、CPU21は、そ
れぞれの検出信号に基づいて、操舵角θ及び推定操舵角
θsを検出し、或いは演算(推定)する。CPU21は
検出した操舵角θと推定した推定操舵角θsの偏差Δθ
が所定値(異常判定閾値θ1+θ0)を越えた場合に、
操舵角θの異常検出と判定する。この結果、操舵角セン
サ17の断線や、その他の故障の判定ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の操舵角や操
舵角に関する信号の異常を検出することができる操舵角
異常検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のパワーステアリング制御装置や、
サスペンションの制御においては、操舵角センサが用い
られている。例えば、パワーステアリング装置では、操
舵角センサが検出した信号に基づいてアシスト制御等の
各種制御を行うようにしている。
【0003】しかし、操舵角センサが検出した信号を入
力する回路等に故障や、異常が発生した場合、パワース
テアリング装置は正常な制御が行えなくなる問題があ
る。このため、従来から、操舵角センサが検出した信号
の入力回路等に異常があった場合、その異常検出を行う
装置が提案されている。
【0004】特許番号2515492号公報に記載の技
術では、車速が一定以上に維持されているときに、操舵
角センサからの操舵角信号が一定時間、一定範囲内であ
れば正常と判定し、一定時間、一定範囲外にあれば、操
舵角センサが異常と判定する(第1の従来技術)。
【0005】又、特許番号2987945号公報に記載
の技術では、中立領域として設定された所定の舵角範囲
に入っていることを示すセンサ信号により、ハンドル中
立位置を検出する中立位置センサを備えている。そし
て、中立位置センサが中立位置を検出する舵角範囲をも
とに中立位置舵角範囲を設定し、操舵角センサからの操
舵角が中立位置舵角範囲でないときに、中立位置センサ
が中立位置であることを示す場合には、操舵角センサが
異常と判定するようにしている(第2の従来技術)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第1の従来
技術では、車速が一定以上に維持されていないと正常に
判定ができない問題がある。
【0007】又、第2の従来技術では、操舵角センサが
中立位置舵角範囲の位置で断線してしまうと、断線検出
ができない問題がある。このようにいずれの従来技術で
も、ある条件下では、操舵角センサの異常検出ができな
い場合があり、そのため操舵角センサの検出信号を用い
て制御する装置が異常動作を行う虞があった。
【0008】本発明の目的は、上記のような問題点を解
消するためになされたものであり、いかなる条件の下で
も操舵角を検出、又は演算する場合、操舵角や操舵角に
関する信号の異常が判定でき、操舵角を用いた制御装置
の異常動作を防止することができる操舵角の異常検出装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、入力したパラメータに
基づいて操舵角又は操舵角に関連する値を検出、又は演
算する操舵角検出手段を複数備え、各操舵角検出手段が
検出した、又は演算した値の偏差が所定値を越えた場合
に、操舵角の異常検出と判定する異常判定手段を設けた
操舵角の異常検出装置を要旨とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記複数の操舵角検出手段のうち、少なくとも一つ
はステアリング軸に設けられた操舵角センサからの信号
に基づいて操舵角を検出、又は演算するものであり、他
の少なくとも一つは車両に搭載したアクチュエータの回
転角センサからの信号に基づいて操舵角を検出、又は演
算する操舵角の異常検出装置を要旨とするものである。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1におい
て、前記複数の操舵角検出手段のうち、少なくとも一つ
はステアリング軸に設けられた操舵角センサからの信号
を微分して操舵角速度を演算するものであり、他の少な
くとも一つは車両に搭載したアクチュエータの回転角セ
ンサからの信号を微分し、その値に基づいて操舵角速度
を推定する操舵角の異常検出装置を要旨とするものであ
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1におい
て、前記複数の操舵角検出手段のうち、少なくとも一つ
はステアリング軸に設けられた操舵角センサからの信号
に基づいて操舵角を検出、又は演算するものであり、他
の少なくとも一つは車両に搭載したアクチュエータであ
るモータの端子間電圧とモータ電流からモータ角速度を
演算し、積分して操舵角を推定する操舵角の異常検出装
置を要旨とするものである。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1におい
て、前記複数の操舵角検出手段のうち、少なくとも一つ
はステアリング軸に設けられた操舵角センサからの信号
を微分して操舵角速度を演算するものであり、他の少な
くとも一つは車両に搭載したアクチュエータであるモー
タの端子間電圧とモータ電流からモータ角速度を演算
し、そのモータ角速度に基づいて操舵角速度を推定する
操舵角の異常検出装置を要旨とするものである。
【0014】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
複数の操舵角検出手段は、入力したパラメータに基づい
て操舵角又は操舵角に関連する値を検出し、又は演算す
る。
【0015】なお、本実施形態では、操舵角を直接測定
して得た信号(検出信号)に基づいて演算することを検
出という。異常判定手段は、各操舵角検出手段が検出し
た、又は演算した値の偏差を演算し、その偏差が所定値
を越えた場合に、操舵角の異常検出と判定する。すなわ
ち、複数の操舵角検出手段のうちの少なくとも1つの手
段が得た操舵角は異常であると判定する。
【0016】請求項2の発明では、複数の操舵角検出手
段のうち、少なくとも一つはステアリング軸に設けられ
た操舵角センサからの信号に基づいて操舵角を検出、又
は演算する。他の少なくとも一つは車両に搭載したアク
チュエータの回転角センサからの信号に基づいて操舵角
を検出、又は演算する。各々が演算した操舵角の偏差を
演算し、この偏差の大きさにより、前記異常判定手段は
異常判定を行う。
【0017】請求項3の発明では、複数の操舵角検出手
段のうち、少なくとも一つはステアリング軸に設けられ
た操舵角センサからの信号を微分して操舵角速度を演算
する。又、他の少なくとも一つは車両に搭載したアクチ
ュエータの回転角センサからの信号を微分し、その値に
基づいて操舵角速度を推定する。
【0018】各々が演算、又は推定した操舵角速度の偏
差を演算し、この偏差の大きさにより、前記異常判定手
段は異常判定を行う。請求項4の発明では、複数の操舵
角検出手段のうち、少なくとも一つはステアリング軸に
設けられた操舵角センサからの信号に基づいて操舵角を
検出、又は演算する。
【0019】又、他の少なくとも一つは車両に搭載した
アクチュエータであるモータの端子間電圧とモータ電流
からモータ角速度を演算し、積分して操舵角を推定す
る。各々が演算又は推定した操舵角の偏差を演算し、こ
の偏差の大きさにより、前記異常判定手段は異常判定を
行う。
【0020】請求項5の発明では、複数の操舵角検出手
段のうち、少なくとも一つはステアリング軸に設けられ
た操舵角センサからの信号を微分して操舵角速度を演算
する。又、他の少なくとも一つは車両に搭載したアクチ
ュエータであるモータの端子間電圧とモータ電流からモ
ータ角速度を演算し、そのモータ角速度に基づいて操舵
角速度を推定する。
【0021】各々が演算又は推定した操舵角速度の偏差
を演算し、この偏差の大きさにより、前記異常判定手段
は異常判定を行う。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明
を、自動車(車両)に搭載した電動パワーステアリング
装置の制御装置20に具体化した実施形態を図1〜図3
に従って説明する。
【0023】図1は、電動パワーステアリング装置及び
その制御装置20の概略を示す。ステアリングホイール
1に連結したステアリング軸としてのステアリングシャ
フト2には、トーションバー3が設けられている。この
トーションバー3には、トルクセンサ4が装着されてい
る。そして、ステアリングシャフト2が回転してトーシ
ョンバー3に力が加わると、加わった力に応じてトーシ
ョンバー3が捩れ、その捩れ、即ちステアリングホイー
ル1にかかる回動トルクTをトルクセンサ4が検出して
いる。
【0024】又、ステアリングシャフト2には減速機5
が固着されている。この減速機5には電動モータ(以
下、モータという)6の回転軸に取着したギア7が噛合
されている。更に、減速機5にはピニオンシャフト8が
固着されている。ピニオンシャフト8の先端には、ピニ
オン9が固着されるとともに、このピニオン9はラック
10と噛合している。ラック10の両端には、タイロッ
ド12が固設されており、そのタイロッド12の先端部
にはナックル13が回動可能に連結されている。このナ
ックル13には、タイヤとしての前輪14が固着されて
いる。又、ナックル13の一端は、クロスメンバ15に
回動可能に連結されている。
【0025】従って、モータ6が回転すると、その回転
数は減速機5によって減少してピニオンシャフト8に伝
達され、ピニオン及びラック機構11を介してラック1
0に伝達される。そして、ラック10は、タイロッド1
2を介してナックル13に設けられた前輪14の向きを
変更して車両の進行方向を変えることができる。
【0026】前輪14には、車速センサ16が設けられ
ている。次に、この電動パワーステアリング装置の制御
装置20の電気的構成を示す。前記車速センサ16は、
その時の車速Vを前輪14の回転数に相対する検出信号
を制御装置20へ出力する。トルクセンサ4は、ステア
リングホイール1の操舵トルクThを示す信号を制御装
置20に出力している。
【0027】操舵角センサ17はステアリングシャフト
2の操舵角θを示す信号を制御装置20に出力してい
る。又、モータ回転角センサ18はモータ6の回転角
(モータ回転角)θmを示す信号を制御装置20に出力し
ている。
【0028】制御装置20は、制御手段としての中央処
理装置(CPU)21、読み出し専用メモリ(ROM)
22及びデータを一時記憶する読み出し及び書き込み専
用メモリ(RAM)23を備えている。このROM22
には、CPU21により実行されるアシスト制御、ハン
ドル戻し制御、ダンパ制御、トルク慣性補償制御等の公
知の各種制御プログラム、及び操舵角異常検出プログラ
ムが格納されている。RAM23は、CPU21が演算
処理を行うときの演算処理結果等を一時記憶する。
【0029】CPU21は、前記各種センサからの検出
信号を入力し、アシスト制御、ハンドル戻し制御、ダン
パ制御、トルク慣性補償制御等の公知の各種制御プログ
ラムの処理において、それらの検出信号に基づいたモー
タ指令電流値を演算して、モータ駆動装置24に出力
し、同モータ駆動装置24を介してモータ6を駆動制御
する。
【0030】本実施形態では、前記CPU21は、複数
の操舵角検出手段及び異常判定手段に相当する。 (第1実施形態の作用)次に、上記のように構成された
電動パワーステアリング装置の制御装置20の作用、す
なわち、CPU21の操舵角異常検出プログラムの処理
動作を図3のフローチャートに従って説明する。
【0031】まず、CPU21は、ステップ(以下、ス
テップをSという。)1において操舵角センサ17から
の検出信号を読込み、操舵角θを演算する。S2では、
モータ回転角センサ18からの検出信号を読込み、モー
タ回転角θmを演算する。
【0032】操舵角θを演算するために入力した検出信
号及びモータ回転角θmを演算するために入力した検出
信号はパラメータに相当する。S3では、モータ回転角
θmを減速機5の減速比Gで除して、推定操舵角θsを
演算(推定)する。
【0033】続く、S4では、偏差Δθ=|θ−θs|
を演算する。さらに、S5においては、下記の判定を行
う。 Δθ−θ0≧θ1 なお、θ0はオフセット値である。すなわち、モータ回
転角センサ18から推定した操舵角θsは常にステアリ
ングホイール1が中立位置にあるとは限らず、絶対角は
不明である。そのため、最初に制御装置20に電源が入
った時、推定操舵角は0として、その時に操舵角センサ
17で検出した操舵角θ0をオフセット値としてRAM
23に記憶している。
【0034】又、θ1は、異常判定閾値であり、予めR
OM22に格納されている。S5において、Δθ−θ0
≧θ1でないときは、操舵角センサ17で検出した操舵
角θは、異常値ではないとして、「NO」と判定し、こ
のルーチンを抜け出る。
【0035】又、S5において、Δθ−θ0≧θ1のと
きは、すなわち、操舵角センサ17で検出した操舵角θ
は、異常値であるとして、「YES」と判定し、S6に
おいて、CPU21は、フェイル処理を行い、このルー
チンを終了する。前記フェイル処理は、例えば、CPU
21により実行されるアシスト制御、ハンドル戻し制
御、ダンパ制御、トルク慣性補償制御の各種制御を中止
するためのフェイルセーフ処理がある。
【0036】図2は、CPU21内部において、操舵角
異常検出プログラムで実行される機能を示す制御ブロッ
ク図である。同制御ブロック図で図示されている各部
は、独立したハードウエアを示すものではなく、CPU
21で実行される機能を示している。
【0037】操舵角演算部31は、操舵角センサ17か
ら入力した検出信号に基づいて操舵角θを演算し、比較
部34に出力する。一方、モータ回転角演算部32は、
モータ回転角センサ18から入力した検出信号に基づい
て、モータ回転角θmを演算し操舵角推定部33に出力
する。操舵角推定部33は、モータ回転角θmを減速機
5の減速比Gで除して、推定操舵角θsを演算し、比較
部34に出力する。
【0038】比較部34は、操舵角演算部31から入力
した操舵角θと、操舵角推定部33で演算した推定操舵
角θsとの偏差Δθを演算するとともに、Δθ−θ0を
演算し、その演算値が異常判定閾値θ1との大小関係を
判定し、Δθ−θ0≧θ1のときは、操舵角θは、異常
値であるとして判定し、そうでなければ、正常であると
判定する。
【0039】上記実施形態の電動パワーステアリング装
置の制御装置20によれば、以下のような効果を得るこ
とができる。 (1)本実施形態においては、操舵角センサ17からの
操舵角に係る検出信号と、モータ回転角センサ18から
のモータ回転角θm(操舵角に関連する値)に係る検出
信号をそれぞれ入力し、CPU21は、それぞれの検出
信号に基づいて、操舵角θ及び推定操舵角θsを検出
し、或いは演算(推定)した。そして、CPU21は検
出した操舵角θと推定した推定操舵角θsの偏差Δθが
所定値(異常判定閾値θ1+θ0)を越えた場合に、操
舵角θの異常検出と判定するようにした。
【0040】この結果、操舵角センサ17の断線や、そ
の他の故障の判定ができる。 (第2実施形態)次に第2実施形態を図4を参照して説
明する。
【0041】本実施形態を含む以下の各実施形態におい
ては、第1実施形態と同一構成又は相当する構成につい
ては同一符号を付してその説明を省略し、異なるところ
を中心に説明する。なお、本実施形態の電動パワーステ
アリング装置は第1実施形態と同様のハード構成を備え
ているものとする。
【0042】図4は、本実施形態の制御装置20を構成
するCPU21の電気的構成を示し、CPU21内部構
成はプログラムで実行される機能を示している。例え
ば、微分器40、41は独立したハードウエアではな
く、CPU21内部で実行される微分処理を示してい
る。
【0043】本実施形態では、操舵角センサ17からの
検出信号に基づいて操舵角演算部31で操舵角θを演算
し、その後、微分器40で微分して操舵角速度dθ/d
tを演算し、比較部43に操舵角速度dθ/dtを出力
する。
【0044】一方、モータ回転角センサ18の検出信号
に基づいてモータ回転角演算部32でモータ回転角θm
を演算し、その後、微分器41で微分してモータ角速度
dθm/dtを演算する。
【0045】本実施形態においても、操舵角θを演算す
るために入力した検出信号及びモータ回転角θmを演算
するために入力した検出信号はパラメータに相当する。
ついで、操舵角速度推定部42は、モータ角速度dθm
/dtを減速機5の減速比Gで除して、推定操舵角速度
dθs/dtを演算し、比較部43に出力する。
【0046】比較部43は、微分器40から入力した操
舵角速度dθ/dtと、操舵角速度推定部42で演算し
た推定操舵角速度dθs/dtとの偏差Δ(dθ/d
t)を演算し、その偏差Δ(dθ/dt)が異常判定閾
値θ2との大小関係を判定する。そして、Δ(dθ/d
t)≧θ2のときは、操舵角θは、異常値であるとして
判定し、そうでなければ、正常であると判定する。な
お、異常判定閾値θ2は、予めROM22に格納されて
いる。
【0047】例えば、推定操舵角速度dθs/dtがあ
る一定以上の大きさであって、操舵角速度dθ/dtが
ほとんど0近傍の場合には、操舵角センサ17の検出信
号は、断線していると判定できる。
【0048】上記実施形態の電動パワーステアリング装
置の制御装置20によれば、以下のような効果を得るこ
とができる。 (1) 本実施形態では、CPU21は、ステアリング
シャフト2(ステアリング軸)に設けられた操舵角セン
サ17からの信号を微分して操舵角速度dθ/dtを演
算するようにした。又、CPU21は車両に搭載したモ
ータ6(アクチュエータ)のモータ回転角センサ18
(回転角センサ)からの検出信号を微分し、その値に基
づいてモータ角速度dθm/dtを演算し、さらに、C
PU21は減速機5の減速比Gで除して推定操舵角速度
dθs/dtを推定するようにした。さらに、この操舵
角速度dθ/dtと、推定操舵角速度dθs/dtとの
偏差Δ(dθ/dt)を演算し、この偏差Δ(dθ/d
t)と異常判定閾値θ2との大小関係を判定することに
より、操舵角センサ17の異常か否かを判定するように
した。
【0049】この結果、本実施形態では、車速条件など
の諸条件の制約なく操舵角センサ17の異常検出がで
き、操舵角センサ17の検出信号を用いて制御する制御
装置20の異常動作を防止できる。
【0050】(第3実施形態)次に第3実施形態を図5
及び図6を参照して説明する。本実施形態の電動パワー
ステアリング装置は第1実施形態と同様のハード構成
中、モータ回転角センサ18が省略されている。そし
て、その代わりに、図5に示すようにCPU21には、
モータ6のモータ端子間電圧Vmが入力され、かつ、モ
ータ6のモータ電流Imが入力される用に構成されてい
る。
【0051】本実施形態では、操舵角θを演算するため
に入力した検出信号及びモータ端子間電圧Vm、モータ
電流Imはパラメータに相当する。図6は、本実施形態
の制御装置20を構成するCPU21の電気的構成を示
し、CPU21内部構成はプログラムで実行される機能
を示している。例えば、積分器54は独立したハードウ
エアではなく、CPU21内部で実行される積分処理を
示している。
【0052】図6においては、操舵角センサ17からの
検出信号に基づいて操舵角θを演算することは第1実施
形態と同様である。本実施形態では、モータ端子間電圧
Vmと、モータ電流Imとにより、推定操舵角θsを求
める。
【0053】すなわち、モータ6の端子間に電圧を印加
すると、モータ6は回転するが、モータ6が回転する
と、その回転数に比例して逆起電力が発生し、モータ端
子間電圧Vmに加算される。モータ端子間電圧Vmとモ
ータ6の逆起電力との関係は、以下の式で表すことがで
きる。
【0054】 Vm=(Ls+R)・Im+Ke・ω …(1) ここで、Vm:モータ端子間電圧、L:モータ6のイン
ダクタンス、s:ラプラス演算子、R:モータ6の端子
間抵抗、Im:モータ電流、Ke:モータ6の逆起電力
定数、ω:推定モータ角速度である。
【0055】従って、上記(1)式をω(推定モータ角
速度)で解くと、下記(2)式となる。 ω={Vm−(Ls+R)・Im}/Ke そこで、図6に示す、第1演算部50では、モータ電流
Imに(Ls+R)を乗算し、減算器51に出力する。
減算器51は、入力したモータ端子間電圧Vmに対して
第1演算部50で演算した値を減算し、第2演算部52
に出力する。第2演算部52は、減算器51から入力し
た値を逆起電力定数Keで除して推定モータ角速度ωを
演算し、操舵角速度推定部53に出力する。
【0056】ついで、操舵角速度推定部53は、推定モ
ータ角速度ωを減速機5の減速比Gで除して、推定操舵
角速度dθs/dtを演算し、積分器54に出力する。
積分器54は、推定操舵角速度dθs/dtを積分し
て、推定操舵角θsを演算し、比較部34に出力する。
【0057】比較部34は、以下第1実施形態と同様
に、操舵角θと、推定操舵角θsとの偏差Δθを演算す
るとともに、Δθ−θ0を演算し、その演算値が異常判
定閾値θ1との大小関係を判定し、Δθ−θ0≧θ1の
ときは、操舵角θは、異常値であるとして判定し、そう
でなければ、正常であると判定する。
【0058】上記実施形態の電動パワーステアリング装
置の制御装置20によれば、以下のような効果を得るこ
とができる。 (1)本実施形態においては、CPU21は、ステアリ
ングシャフト2に設けられた操舵角センサ17からの検
出信号に基づいて操舵角θを検出するようにした。又、
CPU21は、車両に搭載したモータ6のモータ端子間
電圧Vm(端子間電圧)とモータ電流Imから推定モー
タ角速度ωを演算し、減速機5の減速比Gで除して、推
定操舵角速度dθs/dtを演算し、積分して推定操舵
角θsを推定するようにした。
【0059】そして、CPU21は検出した操舵角θと
推定した推定操舵角θsの偏差Δθが所定値(異常判定
閾値θ1+θ0)を越えた場合に、操舵角θの異常検出
と判定するようにした。
【0060】この結果、いかなる条件下でも操舵角セン
サの異常検出ができ、操舵角センサの検出信号を用いて
制御する装置の異常動作を防止することができる。 (第4実施形態)次に第4実施形態を図7を参照して説
明する。
【0061】本実施形態では、第3実施形態の構成中、
積分器54が省略されて、操舵角速度推定部53は、推
定操舵角速度dθs/dtを比較部43に出力するとこ
ろが異なるとともに、操舵角演算部31は、微分器41
に操舵角θを出力し、微分器41が操舵角速度dθ/d
tを比較部43に出力するところが異なっている。そし
て、比較部43では、第2実施形態と同様の処理を行
う。すなわち、操舵角速度dθ/dtと、推定操舵角速
度dθs/dtとの偏差Δ(dθ/dt)を演算し、そ
の偏差Δ(dθ/dt)が異常判定閾値θ2との大小関
係を判定する。そして、Δ(dθ/dt)≧θ2のとき
は、操舵角θは、異常値であるとして判定し、そうでな
ければ、正常であると判定する。
【0062】本実施形態においても、操舵角θを演算す
るために入力した検出信号及びモータ端子間電圧Vm、
モータ電流Imはパラメータに相当する。上記実施形態
の電動パワーステアリング装置の制御装置20によれ
ば、以下のような効果を得ることができる。
【0063】(1)本実施形態においては、CPU21
は、ステアリングシャフト2に設けられた操舵角センサ
17からの検出信号を微分して操舵角速度dθ/dtを
演算するようにした。又、CPU21は、車両に搭載し
たモータ6のモータ端子間電圧Vm(端子間電圧)とモ
ータ電流Imから推定モータ角速度ωを演算し、その推
定モータ角速度ωに基づいて推定操舵角速度dθs/d
tを推定するようにした。
【0064】さらに、CPU21は操舵角速度dθ/d
tと、推定操舵角速度dθs/dtとの偏差Δ(dθ/
dt)を演算し、この偏差Δ(dθ/dt)と異常判定
閾値θ2との大小関係を判定することにより、操舵角セ
ンサ17の異常か否かを判定するようにした。
【0065】この結果、本実施形態では、第2実施形態
と同様に、車速条件などの諸条件の制約なく操舵角セン
サ17の異常検出ができ、操舵角センサ17の検出信号
を用いて制御する制御装置20の異常動作を防止でき
る。
【0066】尚、本発明の実施形態は以下のように変更
してもよい。 ○ 第1実施形態及び第2実施形態では、CPU21
は、ステアリングシャフト2に設けた操舵角センサ17
とモータ回転角センサ18の検出信号に基づいて操舵角
θ、推定操舵角θs、又は操舵角速度dθ/dt、推定
操舵角速度dθs/dtを得たが、操舵角センサ17を
少なくとも一対設けて、それらの検出に基づく操舵角同
士を比較して、異常判定を行っても良い。
【0067】○ 第1実施形態及び第2実施形態では、
CPU21は、ステアリングシャフト2に設けた操舵角
センサ17とモータ回転角センサ18の検出信号とに基
づいて操舵角θ、推定操舵角θs、又は操舵角速度dθ
/dt、推定操舵角速度dθs/dtを得たが、モータ
回転角センサ18を少なくとも一対設けて、それらが検
出した値に基づいて演算した推定操舵角同士或いは、推
定操舵角速度同士を比較して、異常判定を行っても良
い。
【0068】○ 第3実施形態及び第4実施形態では、
モータ端子間電圧Vm、モータ電流Imに基づいて、推
定操舵角θs、推定操舵角速度dθs/dtを得て、操
舵角センサ17の検出に基づく操舵角θ、操舵角速度d
θ/dtと比較するようにしたが、操舵角センサ17に
代えて、モータ回転角センサ18の検出に基づく、推定
操舵角、推定操舵角速度と比較して異常判定を行っても
良い。
【0069】○ 又、第1実施形態と第2実施形態、第
1実施形態と第3実施形態、第1実施形態と第4実施形
態、第2実施形態と第3実施形態、第2実施形態と第4
実施形態、或いは第3実施形態と第4実施形態とを組み
合わせても良い。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至請求
項5に記載の発明によれば、いかなる条件の下でも操舵
角を検出、又は演算する場合、操舵角や操舵角に関する
信号の異常が判定でき、操舵角を用いた制御装置の異常
動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における第1実施形態の電動パワース
テアリング装置の制御装置の概略図。
【図2】 同じくCPUの制御ブロック図。
【図3】 同じく操舵角異常検出プログラムのフローチ
ャート。
【図4】 第2実施形態のCPUの制御ブロック図。
【図5】 第3実施形態の動パワーステアリング装置の
制御装置の概略図。
【図6】 同じくCPUの制御ブロック図。
【図7】 第4実施形態のCPUの制御ブロック図。
【符号の説明】
1…ステアリングホイール、2…ステアリングシャフト
(ステアリング軸)、4…トルクセンサ、6…モータ
(アクチュエータ)、17…操舵角センサ、18…モー
タ回転角センサ(回転角センサ)、20…制御装置、2
1…CPU(複数の操舵角検出手段及び異常判定手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 119:00 B62D 119:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したパラメータに基づいて操舵角又
    は操舵角に関連する値を検出又は演算する操舵角検出手
    段を複数備え、 各操舵角検出手段が検出した、又は演算した値の偏差が
    所定値を越えた場合に、操舵角の異常検出と判定する異
    常判定手段を設けた操舵角の異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の操舵角検出手段のうち、少な
    くとも一つはステアリング軸に設けられた操舵角センサ
    からの信号に基づいて操舵角を検出、又は演算するもの
    であり、 他の少なくとも一つは車両に搭載したアクチュエータの
    回転角センサからの信号に基づいて操舵角を検出、又は
    演算するものである請求項1に記載の操舵角の異常検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の操舵角検出手段のうち、少な
    くとも一つはステアリング軸に設けられた操舵角センサ
    からの信号を微分して操舵角速度を演算するものであ
    り、 他の少なくとも一つは車両に搭載したアクチュエータの
    回転角センサからの信号を微分し、その値に基づいて操
    舵角速度を推定するものである請求項1に記載の操舵角
    の異常検出装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の操舵角検出手段のうち、少な
    くとも一つはステアリング軸に設けられた操舵角センサ
    からの信号に基づいて操舵角を検出、又は演算するもの
    であり、 他の少なくとも一つは車両に搭載したアクチュエータで
    あるモータの端子間電圧とモータ電流からモータ角速度
    を演算し、積分して操舵角を推定するものである請求項
    1に記載の操舵角の異常検出装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の操舵角検出手段のうち、少な
    くとも一つはステアリング軸に設けられた操舵角センサ
    からの信号を微分して操舵角速度を演算するものであ
    り、 他の少なくとも一つは車両に搭載したアクチュエータで
    あるモータの端子間電圧とモータ電流からモータ角速度
    を演算し、そのモータ角速度に基づいて操舵角速度を推
    定するものである請求項1に記載の操舵角の異常検出装
    置。
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