JP4965385B2 - 多材ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブに関し、特に、本発明は、多材構造のゴルフクラブヘッドに関する。
なお、本願は、2006年7月21日に出願された米国仮特許出願第60/832,228号の権益主張出願であり、この米国特許仮出願を参照により引用し、その記載内容全体を本明細書の一部とする。
ゴルフクラブヘッドは、多種多様な形態及び種類、例えば、ウッドタイプ又はメタルタイプ、アイアンタイプ(ウェッジタイプクラブヘッドを含む)、ユーティリティタイプ、スペシャリティタイプ及びパタータイプで売られている。これらのスタイルの各々は、所定の機能、構造を有している。本発明は、アイアンタイプのクラブに関するものとして説明されるが、本明細書において開示する本発明の教示は、他のタイプのクラブにも適用できる。
アイアンタイプ及びユーティリティタイプのゴルフクラブヘッドは一般に、前側フェース又は打撃フェース、ホーゼル、及びソールを有する。前側フェースは、ゴルフボールとインターフェイスを取り、これを打つ。「スコアライン」と呼ばれる場合がある複数の溝が、スピンをボールに与えるのを助けるためにフェースに設けられる。ホーゼルは一般に、特定の見た目をゴルファーに与え、ゴルフシャフトを突き刺し状態で受け入れる手段となると共にクラブヘッドのための構造的剛性をもたらすよう構成されている。ゴルフクラブのソールは、ゴルフのショットにとって特に重要である。というのは、これはゴルフショット中、地面に接触してこれとインターフェイスを取るからである。
従来のアイアンタイプゴルフクラブ一式(以下、「セット」という場合がある)では、各クラブは、クラブヘッドが一端に取り付けられ、グリップが他端に取り付けられたシャフトを有する。クラブヘッドは、ゴルフボールを打つフェースを有する。フェースと鉛直面とのなす角度は、ロフト角と呼ばれている。
セットは一般に、3番〜9番と表示されたアイアン及びピッチングウェッジを含む。1本又は2本以上の追加のロングアイアン、例えば、1番又は2番のアイアン及びウェッジ、例えばロブウェッジ、ギャップウェッジ及びサンドウェッジが任意的にセットに含まれる場合がある。変形例として、セットは、4番〜9番と表示されたアイアン、ピッチングウェッジ、及びギャップウェッジを含む場合がある。各アイアンは、各クラブヘッドについてのロフトがロングアイアンからショートアイアンまで増大するにつれてセット中の始めのものから終わりのものまで減少するシャフト長さを有するのが通例である。各クラブヘッドの総重量は、シャフト長さがロングアイアンからショートアイアンまで減少するにつれてセット中の始めのものから終わりのものまで増大している。各クラブがゴルフスイング中ほぼ同じ間隔又はバランスを有するように適正化するために、「スイングウエイト」と呼ばれている尺度がクラブヘッドの重量及びシャフト長さを定める基準として用いられる場合が多い。セット内のクラブの各々は典型的には、ロフトが互いに異なるクラブヘッドの各々について又は所与のシャフト長さについて同一のスイングウエイトの値を有するよう設計されているので、クラブヘッドの重量は、特定の範囲に制限される。
シャフトの長さは、クラブヘッドのロフト、慣性モーメント及び重心の位置と一緒になって、インパクトの際における種々のパフォーマンス特性をボールの打ち上げ条件に与え、ゴルフボールの打ち上げ角度、スピン速度、飛跡、ボールの飛距離を決定する。飛距離は一般に、ロフト角の減少及びクラブ長さの増大につれて増大する。しかしながら、使い方の難しさも又、ロフト角の減少及びクラブ長さの増大につれて増す。
アイアンタイプゴルフクラブは一般に、3つのカテゴリー、即ち、ブレード及びマッスルバック、従来型キャビティバック、及び現代の多くの材質から成る(多材型)キャビティバックに分けることができる。ブレードは、ソールからトップラインまで実質的に一様な外観を備えた従来型のクラブである。ただし、ソールからトップラインまで幾分テーパしている場合がある。これと同様に、マッスルバックは、実質的に一様であるが、そのバックには、クラブヘッドの重心を下げるために用いることができるリブの形態をした余分の材料が設けられている。ボールの重心よりも低い重心を持つクラブヘッドは、ゴルフボールを空中に上げやすくする。ブレード及びマッスルバック設計は、小さなスイートスポット(これは、ゴルフボールを打った際に結果的に望ましいゴルフショットをもたらすフェースの領域を意味する用語である)を有するので、これら設計は、扱いが比較的困難であり、典型的には熟練ゴルファーだけが用いる。しかしながら、これら設計により、熟練ゴルファーは、ボールを制御してゴルフショットを所望通りの形にすることができる。
キャビティバックは、打撃フェースと反対側でクラブのバックに空所又はキャビティを設けることにより、クラブ質量のうち何割かをクラブの周囲に移す。キャビティによって得られる周囲重み付けにより、トルク、例えばオフセンタヒット(心からずれて打った場合)に起因して生じるトルクに対するクラブの抵抗の尺度であるクラブの慣性モーメントが増大する。これにより、スイートスポットが広く寛容度の高い(打ち損じの少ない)クラブが得られる。スイートスポットを大きくすると、使用のしやすさが高まる。また、キャビティを設けたことによるクラブヘッド質量の減少により、クラブフェースのサイズを大きくすることができ、スイートスポットが一段と拡大する。これらクラブは、ブレード及びマッスルバックよりも打ちやすく、したがって、下手なゴルファーやビギナーのゴルファーによって容易に使用可能である。
現代の多材型キャビティバックは、キャビティバックの寛容度を高くして打ちやすくするためのゴルフクラブ設計者による最新の試みである。これら設計の中の幾つかでは、クラブヘッドの或る特定の領域、例えば打撃フェース又はソールは、第1の材料よりも重く又は軽い第2の材料で置き換えられる。これら設計は又、リヤキャビティから延びるアンダーカット又は二次的キャビティを有する場合がある。種々の密度の材料を組み込み又はキャビティ及びアンダーカットを設けることにより、質量を取り除いて(フリードアップ(freed up)して)クラブヘッドの全体サイズを増大させ、スイートスポットを拡大し、慣性モーメントを大きくすると共に(或いは)クラブヘッドの重心の位置を最適化することができる。
本発明は、ゴルフクラブに関する。特に、本発明は、多材構造のゴルフクラブヘッドに関する。伝統的に、クラブヘッド本体の全て又は大部分は、金属材料で作られている。クラブヘッドのうちの幾つかの部分、例えば、打撃フェース、ホーゼル、及びソールを金属材料で作ることは有利であるが、クラブヘッドの他の部分を同一材料で作ることは必ずしも有利ではない。構造的健全性を維持するのに必要なレベルを越える材料のうちの大部分は、これがより打ち損じの少ないゴルフクラブを設計しようとする場合、余計なものであると考えられる。本発明は、この過剰な又は余分な材料を取り除き、これをどこか他の場所に再分配してこれが次の特徴、即ち、クラブヘッドの全体サイズを増大させること、クラブヘッドの重心を最適化すること、クラブヘッドの慣性モーメントを増大させること、及び(又は)クラブヘッドのスイートスポットのサイズを拡張させることのうち1つ又は2つ以上を提供することができるようにすることにより改良型ゴルフクラブを提供する。
本発明のゴルフクラブヘッドは、打撃フェース、トップライン、ソール、バック、ヒール、トウ、及びホーゼルを備えた本体を有する。本体は、多数の部品で形成されている。第1の本体部分は、フェース、ホーゼル、及びソールの少なくとも一部分を含む。この第1の本体部分は、これがゴルフボール又ゴルフプレー表面との衝撃によりこれに加えられる力及びゴルフクラブの使用により通常生じる他の力に耐えることができるように金属材料で作られている。しかしながら、第1の本体部分の打撃フェースは、従来型ゴルフクラブヘッドよりも薄い一方で、依然として十分な構造的健全性を維持し、したがって、質量(及び重量)が、クラブヘッドの他のより有用な場所に再分配されるようフリードアップされ又は取り除かれるようになっている。
このゴルフクラブヘッドは、軽量材料で作られた第2の本体部分を更に有し、したがって、ゴルフクラブヘッドは、クラブヘッドにそれほど重量を加えないで伝統的な又は所望の外観を提供するようになっている。加うるに、第2の本体部分は、ゴルフクラブの使用中に生じる望ましくない振動を消散させることができる防振部材として働く。第2の本体部分は、クラブヘッドソールの一部をなすのが良い。この第2の本体部分は、1つ又は2つ以上の高密度の第3の本体部分の組み込みを可能にするスペーサとしても働く。これら第3の本体部分は、有利な属性及びゴルフプレー特性を得るよう所望に応じて位置決めされるのが良い。第3の本体部分(重り部材であると考えることができる)の例示の位置としては、クラブヘッドの下方部分及び後方部分が挙げられる。かくして、クラブヘッド設計者は、重心位置、慣性モーメント及び他のクラブヘッド属性を巧みに操ることができる。
クラブヘッドのフェースは、第1の本体部分と一体であって良く、又は、クラブヘッド本体に接合された別個のインサートであっても良い。フェースを別個の部品として設けることにより、設計者は、ボール打撃フェースの材料を選択する際により大きな自由度を得ることができ、かかる材料は、クラブヘッド本体の残部とは異なるのが良い。また、フェースインサートを用いることにより、圧縮状態に保持される防振部材を使用することができ、これにより、防振性が一段と向上する。
フェースインサートが取り付けられる他の特徴部、例えばアンダーカット本体及び棚状突起も又、本発明のクラブヘッドに設けると有利な場合がある。
添付の図面を参照して本発明を説明する。なお、図中、同一の参照符号は、同一の要素を示している。
実施例の場合以外、或いは別段の指定が無ければ、例えば材料の量、慣性モーメント、重心の位置及び明細書の以下の部分における他の量についての数値範囲、量、値及び百分率は全て、たとえ「約」という用語が値、量又は範囲に添えて明示されていなくても、あたかも「約」という用語が前に付いているかの如く読まれるべきである。したがって、逆のことが指定されていなければ、以下の説明及び特許請求の範囲に記載された数値パラメータは、本発明が得ようとする所望の特性に応じてばらつきのある近似値である。最後に、均等論の適用を特許請求の範囲に記載された本発明の範囲に限定する試みとしてではなく、数値パラメータは各々、少なくとも、報告された有効桁数に照らし、そして通常の丸め技法を適用することにより解釈されるべきである。
本発明の範囲を説明する数値範囲及びパラメータは近似値であるにもかかわらず、任意特定の実施例に記載された数値は、できるだけ正確なものとして報告されている。しかしながら、どの数値であっても、試験測定値に見られる標準偏差に必然的に起因する或る程度の誤差を本来的に含む。さらに、限界が変化する数値範囲を本明細書に記載している場合、記載した値を含むこれら値の任意の組合せを使用できることが意図されている。
図1は、本発明のゴルフクラブヘッド1の平面図であり、図2は、ゴルフグラブヘッド1の正面図である。ゴルフクラブヘッド1は、本体10、前側フェース11、トップライン12、ソール13、バック14、ヒール15、トウ16及びホーゼル17を有している。好ましくは前側フェース11の打撃フェースには溝18が設けられ手いる。クラブヘッド1の種々の部分、例えばソール13は、本体10と一体であってもよく、或いは別体、例えば本体に結合されるインサートであっても良い。クラブヘッド1はアイアンタイプのゴルフクラブヘッドとして示されているが、本発明は、他のタイプのクラブヘッド、例えばユーティリティタイプのゴルフクラブヘッド又はパタータイプのクラブヘッドにも適用できる。
図1及び図2は、ゴルフクラブヘッド1の向き及び本明細書において記載する他の用語を理解するのを助けるための従来の座標系を規定している。原点Oが、シャフト中心線CLSHと地面としての平面GPの交点のところに位置し、この平面GPは、シャフト中心線CLSHから所定の角度(ライアン角(lie angle)LAと呼ばれている)のところに且つソール13の最も低い箇所の接線として定められる。X軸は、基面GP上に投影されたフェース11に垂直なベクトルの方向と逆のベクトルとして定められる。Y軸は、X軸に垂直であってトウ16の方へ差し向けられたベクトルとして定められる。Z軸は、X軸とY軸の外積として定められる。
本発明のゴルフクラブヘッド1の断面図である図3に示すように、クラブヘッド1は、2つの主要な部分、即ち、第1の本体部分20及び第2の本体部分22を有するのが良い。第3の本体部分24を設けるのが良いが、このようにするかどうかは任意である。第1の本体部分20は、好ましくは、ホーゼル17、フェース11、及びソール13の少なくとも一部を有し、この第1の本体部分は、ゴルフクラブの通常の使用中にこれに加えられる力に耐えることができる材料で作られている。かかる力としては、ゴルフボール及びゴルフプレー表面を打った結果として生じる力が挙げられる。同様に、この材料により、ライアン角、ロフト角、及び(又は)他のクラブヘッド属性を例えばホーゼル17の曲げにより調節することができるべきである。第1の本体部分20の好ましい材料としては、合金鉄、チタン、チタン合金、鋼、及び他の金属材料が挙げられる。クラブヘッド1のこの部分は、単一品として鍛造又は鋳造により形成されるのが良い。変形例として、クラブヘッド1のこの部分は、2つ又は3つ以上の別々の部品を組み合わせることにより形成されても良い。例えば、フェース11は、第1の本体部分20の残りの部分に設けられた周辺開口部に結合されるフェースインサートであっても良い。
第2の本体部分22は、好ましくはフェース11と反対側で第1の本体部分20の後面に結合され、この第2の本体部分は、クラブヘッド1の中間部分を形成している。クラブヘッド1のこの部分は、好ましくは、軽量材料で作られる。かくして、クラブヘッド1のこの部分は、クラブヘッド1の物理的性質にはそれほど影響を及ぼさない。第2の本体部分22の好ましい材料としては、バルク成形配合物、ゴム、ウレタン、ポリウレタン、粘弾性材料、熱可塑性又は熱硬化性ポリマー、ブタジエン、ポリブタジエン、シリコーン、及びこれらの組合せが挙げられる。これら材料を用いることにより、第2の本体部分22は、オフセンタヒットの際に生じる振動を含むクラブヘッド1中の振動を減少させるダンパとしての役目も果たすことができる。
第3の本体部分24は、第1の本体部分20及び第2の本体部分22のうちの少なくとも一方に結合される。第3の本体部分24は、一体部品であっても良く、或いは、第1及び(又は)第2の本体部分20,22に取り付けられる複数個の別々の部品として設けられても良い。第3の本体部分24は、好ましくは、クラブヘッド1のソール13又は後部内に位置決めされる。クラブヘッド1のこの部分は、好ましくは、高密度の、より好ましくは非常に高密度の材料で作られる。高密度材料は、クラブヘッド1の質量及び他の性質に影響を及ぼすうえで効果的であるが、変形例として、普通の合金を用いても良い。クラブヘッド1のこの部分の好ましい材料としては、タングステン及び鋳造可能なタングステン合金を含むタングステン合金が挙げられる。第3の本体部分24の密度は、好ましくは、7.5gm/cc以上であり、より好ましくは、10gm/cc以上である。第3の本体部分24の密度は、第1の本体部分20の密度よりも高いことが必要であり、この第1の本体部分の密度は、第2の本体部分22の密度よりも高いことが必要である。第3の本体部分24は、種々の形態、例えば、バー又は1つ若しくは2つ以上の重りインサートの形態で提供されるのが良い。第3の本体部分24は、種々の手法で形成でき、かかる手法としては、粉末冶金学的手法による方法、鋳造及び鍛造が挙げられる。第3の本体部分24の例示の質量範囲は、2〜30グラムである。別な言い方をすれば、第3の本体部分24は、クラブヘッド全重量の10%以上を占めるのが良い。
この多部品設計により、不必要な質量(及び重量)の除去が可能であり、かかる質量をクラブヘッド1の他のより有用な場所に再分配することができる。例えば、この「取り除かれた」質量を所望のクラブヘッド重量及びスイングウエイトを維持した状態で、次のこと、即ち、クラブヘッド1の全体サイズの増大、クラブヘッドのスイートスポットのサイズの拡大、クラブヘッドの重心(COG)の再位置決め、及び(又は)Y軸に平行な軸線又はクラブヘッドの重心を通るZ軸回りに測定された慣性モーメント(MOI)の増大のうちの1つ又は2つ以上を行うよう再分配するのが良い。慣性は、物体が何らかの外力が働かなければ静止状態のままであり又は一様な運動を続ける物性である。MOIは、所与の軸線回りの角加速度に対する物体の抵抗の尺度であり、物体中の各質量要素と軸線からの要素の距離の2乗の積の和に等しい。かくして、軸線からの距離が増大するにつれて、MOIが増大し、それによりオフセンタヒットについてのクラブの寛容度が高いようにする。というのは、インパクトの際クラブヘッドのねじれからのエネルギの損失が少ないからである。質量をクラブヘッドの周囲に移し又は再配置することにより、スイートスポットが拡大され、より寛容度の高い又は打ち損じの少ないクラブが得られる。クラブヘッド1の最も外側に位置する領域、例えばヒール15、トウ16、又はソール13にできるだけ多くの質量を移すことにより、スイートスポットを拡大し又はより大きなMOIを生じさせる機会が最大限に得られる。第1の本体部分20のフェース部分は、好ましくは、できるだけ薄いものとして提供される一方で、ゴルフクラブの通常の使用中に受ける力に耐えるのに十分な構造的健全性を依然として維持すると共に良好な感触をゴルフクラブに依然として提供する。第2の反対部分22は、それほど重量を加えないで、伝統的な又は所望の外観を提供する。第2の本体部分22は、スペーサとしての役目も果たし、それにより、第3の本体部分24をフェース11から後方に所望の距離を置いたところに位置決めでき、それにより、COGを伝統的なクラブヘッドに対して後方に且つ(或いは)下方に再位置決めする。重心をこのように位置決めすることにより、ゴルフクラブは、寛容度が高い(打ち損じが少ない)。COG位置を更に下げるには、不必要な重量をトップライン12から除去するのが良い。このようにする好ましい方法は、米国特許出願公開第2005/0255938号明細書として公開された係属中の米国特許出願第10/843,622号明細書、米国特許出願公開第2006/0052183号明細書として公開された同第11/266,172号明細書、及び米国特許出願公開第2006/0052183号明細書として公開された同第11/266,180号明細書に開示されており、これら特許文献を参照により引用し、これらの開示内容全体を本明細書の一部とする。
第3の本体部分24は、ばね質量減衰系が形成されるように位置決めされるのが良い。かかるひとつの場所は、図4に破線で示されており、参照符号24′により支持されている。フェース11が振動体として働いている状態で、第2の本体部分22は、ばねとして働き、第3の本体部分24は、地面として働く。
図3に示す実施形態では、第1の本体部分20は、フェース11及びソール全体13を有している。第2の本体部分22は、第1の本体部分20の後面に結合されていて、トップライン12までずっと延びている。第3の本体部分24は、クラブヘッド1のソール13内で第1の本体部分20に結合されている。この図示の実施形態では、第3の本体部分24は、ソール13中にのみ位置決めされている。別の実施形態が、図4に示されている。この場合、第2の本体部分22は、第1の本体部分20の後面の上方に部分的にしか延びておらず、この第2の本体部分は、クラブヘッド1にキャビティバッククラブヘッドの外観を与えている。この実施形態では、ソール13は、第1の本体部分20と第2の本体部分22の両方により形成され、第3の本体部分24は、第1の本体部分20と第2の本体部分22の両方に結合されている。
クラブヘッド1は、種々の仕方で組立て可能である。好ましい1つの組立て方法では、まず最初に、例えば鋳造又は鍛造により第1及び第3の本体部分20,24を形成する。次に、これら部分20,24を金型内に配置し、次に、第2の本体部分22を形成する材料を金型内に挿入する。かくして、第2の本体部分22を第1及び第2の本体部分20,24上に且つ(或いは)これらの周りに成形し、最終的なクラブヘッド形状を作る。かくして、第2の本体部分22を第1の本体部分20と第3の本体部分24のうちいずれか一方又はこれら両方に接合するのが良い。これは、同時成形法と呼ばれている。
図5は、本発明のゴルフクラブヘッド1の平面図である。この図示の実施形態では、クラブヘッド1は、本体10及び打撃フェース11を備えたフェースインサート30を有している。本体10は、前側開口部35を構成し、この本体は、前側開口部35に隣接して棚状突起37を有している。棚状突起37は、前側開口部35の周囲に沿って一部しか延びなくても良く、或いは、数個の別々の区分として設けられても良いが、好ましくは、棚状突起37は、フェース開口部35の周囲に沿ってぐるりと(360゜)延びる。フェースインサート30は、棚状突起37のところで本体10に結合されている。好ましくは、フェースインサート30と本体10は、棚状突起37に沿ってのみ互いに接触し、かくして、これら2つの要素相互間には金属間接触(金属と金属の接触)が最小限に抑えられる。
本体10へのフェースインサート30の連結は、溝及びロックタブ構成の使用により容易に行うことができる。かかる構成は、本発明のゴルフクラブヘッドの部分断面図である図16に示されている。本体10には棚状突起37のところに溝101が形成されており、この溝は、本体10内へ内方に延びている。フェースインサート30は、溝101に対応したタブ31を有している。フェースインサート30を本体の開口部35内に挿入すると、タブ31は、棚状突起37の側壁に接触する。十分な力を加えると、タブ31及び棚状突起37の上方部分のうちいずれか一方又はこれら両方は、変形し、好ましくは弾性変形し、それによりフェースインサート30をその設計最終位置まで挿入することができる(例えば、棚状突起37のところに着座する)。この最終位置にあるとき、タブ31は、上方棚状突起壁部分を通過し、溝101内の定位置にスナップ嵌合する。上方棚状突起壁部分が今やインサートタブ31上に延びているので、フェースインサート30は、定位置に保持される。このタブと溝による保持方式をフェースインサート30の周囲全体に沿って設けても良く、又、より好ましくは、インサート周囲に沿って飛び飛びの場所に設けるのが良い。タブ31がフェースインサートの30の一部であり、溝が本体10により構成されるという構造ではなく、これとは逆の構造、即ち、本体10がタブを有し、フェースインサート30がこれに対応した溝を有するという構造も又利用できる。更に、これら様々な構造は共に、単一のクラブヘッド1に使用できる。
図17は、変形例としての溝とロックタブの構成を示している。フェースインサート30がクラブヘッド本体10にはまだ結合されていないこの図示の実施形態では、フェースインサート30は、その周縁部から後方に延びるタブ31を有している。クラブヘッド本体10は、棚状突起37に実質的に垂直な方向に、例えば、ヒール15及びトウ16の方へ延びる溝101を有している。フェースインサート30をクラブヘッド本体10に結合すると、タブ31は、塑性変形されて、対応の溝内に嵌まり込み、それによりフェースインサート30を本体10にロックする。
接着剤又は他の接合剤を用いて一段とフェースインサート30が意図した通りに保持されるようにするのが良い。フェースインサート30及び(又は)上方棚状突起壁部分は、フェースインサート30の周りに溝102を構成して過剰接着剤のための逃げ部又は収集容積部を構成するよう設計されるのが良い。これにより、完成品としてのゴルフクラブに見栄えの良い外観が得られるだけでなく、有益なこととして組立て及び製造時間が短くなる。溝102を形成する例示の方法としては、棚状突起の側壁の上方部分を傾斜させること及び(又は)フェースインサート30の外側部分を段付けすることが挙げられる。
防振部材40が、本体10とフェースインサート30の中間に位置決めされている。フェース30が使用中に撓むと、撓み力が防振部材40に加えられ、この防振部材は、かかる力を散逸させ、結果として生じる振動を減少させる。これにより、クラブヘッド及びシャフトを介してゴルファーに伝えられる振動、例えばオフセンタ状態で打った際に受ける振動が減少し、又、無くなる場合があり、その結果、良好な感触及びより楽しい経験をゴルファーに与えるクラブが生まれる。好ましくは、防振部材40は、本体10とフェース30との間に圧縮状態で保持され、それにより、防振部材の防振特徴の有効性が高まる。好ましくは、防振部材40は、これがクラブヘッドスイートスポットと反対側のフェースインサート30の後面と接触状態にあるように位置決めされる。防振部材40は、スイートスポットのところに加えて又はこれに代えて、フェースインサート30の後面に他の場所で、例えば、ヒール15又はトウ16のところ、或いはスイートスポットのところに加えて又はこれに代えてトップライン12のところに接触しても良い。図13は、ダンパ40がフェースインサート30の後面にそのヒール15及びトウ16のところで接触するよう位置決めされた状態のフェースインサート30の背面図である。図14は、フェースインサート30の後面にそのヒール15、トウ16、及び中央部分のところで接触するよう外方に延びる複数個の歯を備えた防振部材40の断面平面図である。注目されるべきこととして、防振部材40全体が図14に示されているが、その一部は、実際には、本体10により視界から遮断される。防振部材40の垂直配置に応じて、中央フィンガは、フェースインサート30にクラブヘッドスイートスポットと反対側で接触状態になる場合がある。防振部材40を位置決めしてこれを定位置に保持するのを助けるために、凹部、凹み等をフェースインサート30の後面に設けるのが良い。防振部材40をこれらの場所に設けるのが有利である。というのは、これら領域におけるインパクト(例えば、ゴルフボールとの衝突)は、インパクトがクラブヘッドの打撃中心から遠くに位置しているので、中央のインパクトよりも大きな振動を生じさせるからである。
例えば、図14に示されているように、防振部材40を完成品としてのクラブヘッドに見えることができるようにする隙間、例えばアンダーカットに起因する隙間を設けるのが良い。かくして、防振部材40は、フェース30と接触状態にある部材40のどの部分も圧縮に起因して膨張が止められるよう拘束された状態で、「自由浮動」状態にあるのが良い。換言すると、クラブヘッド本体10のどの部分も、防振部材40とフェース30に隣接すると共にこれに当接したその遠位端部のところで接触状態にはなく、防振部材40は、その遠位端部が環境に対して360゜開いている。これにより、これらの防振効果を高めることができる。さらに、図14に示されているように、防振部材40は、フェース30の後面に接触する浮遊状態の圧縮防振材料の複数個のフィンガの形態をしているのが良い。
図6は、フェースインサート30又は防振部材40が定位置にはない図5のゴルフクラブヘッド1の本体10の正面図である。前側開口部35を介して、本体10が、好ましくは、アンダーカット38を有していることが理解できる。アンダーカット38を設けることにより、クラブヘッド本体10から追加の材料が除去され、重量の分布状態、COGの場所、MOI、及び上述した他の利益が一段と高まる。アンダーカットは、フェース周囲に沿ってぐるりと360゜延びても良く、或いは、その任意所望の部分、例えば90゜以下にわたって延びても良い。図6の図示の実施形態では、アンダーカット38は、中間ヒール領域から中間トウ領域まで延びている。アンダーカットは好ましくは、本体10の下方部分内でソール13に向かって延びる。好ましくは、防振部材40は、アンダーカット38を少なくとも部分的に埋めるよう位置決めされている。
好ましい一実施形態では、COGは、ソール13よりも17.5mm以下のところに位置決めされている。かかるCOGの存在場所は有利である。というのは、低いところに位置するCOGは、ゴルフボールをゴルフスイングの際に当てたときに上げやすくするからである。また、アドレス位置で地面に当たったときにクラブヘッドCOGを通る垂直軸線周りに測定したMOIは、好ましくは、2,750g.cm2以上である。この測定値は、安定性があり寛容度のあるクラブヘッドを反映している。
これら属性は、有利には、比による表現により互いに関連付けることができる。かくして、これら測定値を用いると、ゴルフクラブヘッドは、MOIとCOGの比が、約1,600g.cm以上である。本明細書で用いる「MOIとCOGの比」という表現は、アドレス位置で地面に当たったときにクラブヘッドCOGを通る垂直軸線周りのMOIをソール13よりも上のCOG距離で除算した値である。
本体10及びフェースインサート30の好ましい材料については、第1の本体部分20に関して上述されており、防振部材40の好ましい材料については、第2の本体部分22に関して上述してある。加うるに、フェースインサートが用いられる場合、フェースインサートは、好ましくは、高力鋼又は金属マトリックス複合材料、高力アルミニウム、又はチタンから成るのが良い。高力鋼は、一般的に、低炭素軟鋼以外の鋼を意味している。金属マトリックス複合材料(MMC材料)は、少なくとも2つの構成部分を備え、一方が金属である複合材料の一タイプである。他方の材料は、これとは異なる金属又は別の材料、例えばセラミック又は有機化合物であるのが良い。これら材料は、フェースインサート30を標準型フェースよりも軽量にすることができる高い強度と重量の比を有し、それにより、質量をクラブヘッド1上に有利には自由に再位置決めできると共に結果として得られるゴルフクラブのプレー性を一段と高める。注目されるべきこととして、フェースインサートが用いられる場合、材料の選択は、例えば展性に関する要件のような制約(例えば、本体及びホーゼルの材料を選択する場合にそうである場合が多い)によっては、制限されない。本体10に関して、異種材料がフェースインサート30について選択されて溶接が容易に利用できる結合方法ではないような場合、蝋付け、爆発溶接、及び(又は)圧着を利用してフェースインサート30を本体10に結合するのが良い。フェースインサート30は、チタン又はチタン合金で作られるのが良い。このフェースインサート30は、ステンレス鋼本体10と関連して使用でき、例示のステンレス鋼は、17−4である。これら2種類の材料は、溶接によっては互いに容易には接合されないので、圧着が、好ましい接合方法である。これは、代表的には、フェース開口部の周囲の全て又はところどころに沿って***縁部を形成することを含み、かかる***縁部は、フェースインサートの配置後に機械的に変形され、それにより2つの材料を互いにロックする。圧着を容易にするようフェースインサートを斜切し又はこれとは異なる仕方で形成するのが良い。1つ又は2つ以上の機械加工/研磨ステップを実施して打撃フェースが滑らかになるようにするのが良い。
変形例として、フェースインサート30をステンレス鋼で作っても良く、それにより、フェースインサート30及び本体10を溶接により容易に接合することができる。好ましい一材料は、1770ステンレス鋼合金である。このフェースインサート材料は、チタン又はチタン合金よりも密度が高いので、結果として得られるフェースインサート30と本体10の組合せは、重量が増大する。これは、アンダーカット38のサイズ(即ち、容積)を増大させることによって取り組み可能であり、したがって、クラブヘッドの全体的サイズ及び重量は、互いに同一であるようになる。
クラブヘッド1のこの実施形態は、種々の仕方で組立て可能である。好ましい一組立て方法では、本体10及びフェースインサート30を鋳造し、鍛造し、又は違ったやり方で形成する(別々のプロセスで)。フェースインサート30をこれがその後面に1つ又は2つ以上の***領域32を有するように形成するのが良い。(クラブヘッド1の垂直中心線を通ってほぼ半分に切断された場合(実質的に)図5のゴルフクラブヘッド1の側面図である図7を参照されたい。)これら***領域32は、クラブヘッド1を組み立てると、少なくとも部分的に防振部材40と接触関係にあり、かかる***領域は、防振部材40を所望の適切な位置に差し向けるのに役立つ案内壁として働く。防振部材40を本体10及びフェースインサート30が上述したように定位置にある状態で成形するのが良い。変形例として、防振部材をフェースインサート30が棚状突起37に結合する前に本体10内の所望の場所に位置決めし、又は、防振部材40をフェース30が本体10に取り付けられた後に定位置に配置する。好ましくは、防振部材40は、組立て状態のクラブヘッド1内のその配設場所の結果的に生じる容積よりも大きい。かくして、フェースインサート30をフェース開口部35内で棚状突起37に沿って位置決めすると、防振部材40は、圧縮され、この防振部材は、組立て状態のクラブヘッド1内に圧縮状態で保持され、それにより振動の消散を一段と高める。
図8A、図8B、及び図8Cは、防振部材40をクラブフェース30及び(又は)本体10に連結する追加の方法を示している。図8A及び図8Bに示す実施形態では、防振部材40は、その上端部が外方にラッパ状に広がっている。これにより、防振部材40とフェース30及び(又は)本体10との間の摩擦力が高まり、それにより、防振部材40が定位置に実質的にロックされる。注目されるべきこととして、図8A及び図8Bに示す空間又は空の容積部が、例示目的で設けられており、かかる空間又は空の容積部は、組立て状態のクラブヘッド1内には存在しない可能性が多分にある。図8Cに示す実施形態では、防振部材40は、突出部41を備え、フェースインサート30及び(又は)本体10は、突出部41を収納保持する対応のチャンバ42を備え、それにより、防振部材40は、定位置に実質的にロックされる。たった1つの突出部41及びこれに対応したチャンバ42が示されているが、2つ又は3つ以上のかかる突出部41及びチャンバ42を使用できる。
防振部材40は、複数種類の材料から成るのが良い。例えば、防振部材40は、フェースインサート30と接触状態にある第1の材料及び本体10と接触状態にある第2の材料を有するのが良い。防振部材の材料は、様々な物理的性質を有するのが良く、例えば、第1の材料(フェースインサート30に隣接している)は、第2の材料(本体10に隣接している)よりも硬い。互いに異なる材料を層の形態で設けるのが良く、これら層は、公知のやり方で、例えば、接着剤又は結合手段の使用により互いに接合される。
防振部材40は、所定の荷重を受けると、外観を変える材料から成るのが良い。これにより、ゴルファーには、作用中の防振の視覚的確認が与えられる。
図7に示すように、クラブヘッド1は、第3の本体部分24と関連して上述した重り部材24を有するのが良い。重り部材24は、本体10の形成中に定位置に鋳造され又は鍛造されても良く、或いは、本体10を形成した後に、重り部材を定位置に溶接し又はスエージ加工することにより付け足しても良い。図7に破線で示されているように、防振部材40は、重り部材24とほぼ同じ特性を持つ1つ又は2つ以上の重り部材45を備えるのが良い。重り部材45は、防振部材40内に包封されるのが良い。両方の重り部材24,45の例示の質量範囲は、2〜30グラムである。変形例として、重り部材24,45は、個々に又はひとまとまりで、クラブヘッドの全重量の10%以上を占めるのが良い。包封状態の重り45は、ゴルフボールに接触すると、防振部材40を変形させる力を防振部材40の材料に及ぼす。この変形により、ゴルフクラブの使用中に生じる振動が一段と消散する。好ましくは、重り部材45を設けるか否かは別として、防振部材40は、本体10とフェースインサート30との間に位置決めされていて、防振部材への加荷重が、打撃フェース11上のゴルフボールのインパクト場所とは無関係に、首尾一貫するようになる。
図9は、本発明のゴルフクラブヘッド1の断面図である。この図示の実施形態では、案内32が、防振部材40をフェースインサート30の後面に隣接して定位置に保持し、本体10の後側部分は、防振部材40の後方部分が収納されるチャンバ50を有する。このようにすると、防振部材40をフェースインサート30又は本体10に結合する必要はない。案内32を設けるかどうかは任意である。というのは、防振部材40は、チャンバ50だけで所望の位置に保持できるからである。加うるに、防振部材40と本体10及び(又は)フェースインサート30との接触部は、摩擦力が最小限に抑えられるように潤滑されるのが良い。重り部材が防振部材40内に又はこれに隣接して用いられる場合(後者の例は、別個の重り部材を防振部材40の後面に隣接して設け又は別個の重り部材を防振部材の層相互間の中間に設ける場合である)、重り部材と防振部材40との間の接触部も又、摩擦力を一段と減少させるよう潤滑されるのが良い。
図10は、本発明のゴルフクラブヘッド1の背面図である。フェースの後面は、その後面から外方に延びる突出部55を有している。図示の実施形態では、クラブヘッド1は、キャビティバックであり、突出部55は、このキャビティ内に設けられ、したがって、これは、組立て状態のクラブヘッド1内に見えるようになっている。好ましくは、突出部55は、菱形の形をしている。突出部55を設けた場合の利点は、米国特許第7,029,403号明細書並びに米国特許出願公開第2006/0068932号明細書、同第2005/0192118号明細書、同第2005/0187034号明細書、同第2005/0009634号明細書、同第2005/0009633号明細書及び同第2003/0195058号明細書に記載されており、これら特許文献の各々を参照により引用し、その記載内容を本明細書の一部とする。フェースの後面は、好ましくは、突出部55及び(又は)他の特徴部を形成するよう機械加工されるのが良い。
上述したように、比較的軽量の材料で作られたフェースプレート30を設けることにより、或る特定の利点が結果的に得られるゴルフクラブに提供される。アルミニウム(アルミニウム合金を含む)は、かかる軽量材料の1つである。M−9、即ち、スカンジウム7000シリーズ合金は、好ましいアルミニウム合金の1つである。しかしながら、アルミニウムから成るフェースインサート30を鋼性本体10と共に用いると、結果的にガルバニック腐食が生じる場合があり、最終的に、ゴルフクラブの突発的な破損が生じる場合がある。ガルバニック腐食の影響を受けやすいようにはしないで、アルミニウムから成るフェースインサート30と鋼(例えば、ステンレス鋼)から成る本体10を共に用いた場合の利点を実現するため、層状フェースインサート30を用いるのが良い。
図11は、層状フェースインサート30を示している。この層状フェースインサート30には3つの主要コンポーネントが存在する。第1の層62が設けられ、この第1の層は、好ましくは、高強度軽量金属(好ましくは、アルミニウム合金)又はセラミック材料で作られる。この第1の層62は、打撃フェース11として機能する表面を有する(分かりやすくするために図11に示す実施形態には溝18が示されていないが、認識されるべきこととして、様々な設計の溝を設けるのが良い。)第1の層62は、上述した有利な理由で代表的なフェースインサートよりも軽量である。
第2の層64が、第1の層62の後方に且つこれに当接して設けられている。この層64は、軽量材料、例えば、第2の本体部分22と関連して上述した軽量材料で作られている。この層64は、上述したような所望のサイジング及び防振特性をもたらす。第1の層62と第2の層64は、例えば結合により互いに接合されるのが良い。この第2の層64は、その周囲に沿ってぐるりと外方に延びるリップ又は唇部を有するのが良く、かくして、第1の層62を収納保持できるキャビティが形成される。このようにすると、第1の層62の金属材料をクラブヘッド本体10の材料から隔離することができ、クラブヘッド本体10とフェースインサート30の金属部分との間にガルバーニ電流が流れるのが阻止される。
層状フェースインサート30の第3の主要コンポーネントは、箔66である。箔66は、非常に薄く、種々の材料で形成でき、かかる材料としては、ガルバニック腐食を阻止するよう働く材料が挙げられる。箔66は、第1及び第2の層62,64を包囲するよう寸法決めされたポケット又はキャビティ67を有している。箔66を接着剤又は他の手段により、又は、単純に第2の層64の後面及び周面に圧接し又は違ったやり方で圧縮押し付けることにより第1の層62と第2の層64の組合せに接合するのが良い。次に、層状フェースインサートを公知の仕方で、例えば結合及び(又は)圧着によりクラブヘッド本体10に接合する。図12は、層状フェースインサート30を用いたゴルフクラブヘッド1の正面図である。箔66を設けるかどうかは、任意である。
ガルバニック腐食を阻止する他の手段も又使用できる。これら手段としては、フェースインサート30又は本体10の対応の構造、例えば棚状突起37を被覆することが挙げられる。好ましい被覆法としては、陽極酸化、硬質陽極酸化、イオンめっき、及びニッケルめっきが挙げられる。これら別の腐食阻止手段を本明細書において説明した3部品フェースインサート構造と関連して又はこれに代えて使用しても良い。
第2の層64の後面は、異形表面を備えるのが良い。かかる表面の1つは、例えば、ロゴ又は他の製造者標識である。或る特定の実施形態では、フェースインサート30の後面は、目に見える。薄層66が非常に薄くて第2の層64の後面に結合されているので、第2の層64の模様付き後面は、これら実施形態では、目に見える。箔66は、第2の層64のロゴ、標識、又は他のテキスチャの視認性を高めるよう着色され又は違ったやり方で装飾されるのが良い。箔66を層62,64に接合する前に着色し又は違ったやり方で装飾する場合、模様付き表面を、一般に必要とされるコスト及び時間のかかる方法、例えば塗料充填を利用しないで、着色し又は違ったやり方で強調するのが良い。好ましくは、このようにして複数の標識を設けるのが良く、かかる標識の例としては、製造業者及び製造ラインの識別標識が挙げられる。
標識を施すために異形の第2の層の後面及び箔66を用いる代わりに又はこれに加えて、メダリオンを用いても良い。好ましいメダリオン70の分解組立て側面図が、図15に示されている。このメダリオン70は、弾性材料、例えば、防振部材40及び第2の本体部分22と関連して上述した弾性材料で作られているベース部材71を有する。これら上述のコンポーネントのいずれも、ベース部材71として役立つ追加の機能を有するのが良い。メダリオン70は、標識部材75を更に有しており、この標識部材は、種々の材料、例えば低密度ポリカーボネート樹脂、低密度金属材料、又はアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)で作られるのが良い。標識部材75の材料の主要な要件は、この標識部材の材料が、幾分かの剛性を示して標識が歪められないようにすることである。標識部材75は、中空であるのが良い。標識部材75は、1つ又は2つ以上の溝76を有するのが良い頂面を有する。これら溝76は、標識を形成するよう使用でき、これら溝は、塗料で埋められるのが良い。もし存在していれば溝76を含む標識部材75を種々の仕方で形成することができる。好ましい一手法は、容易に再現でき且つ許容度の高い方法である電鋳であり、その結果、表面仕上げ度の高い部品が得られる。この方法は、複雑な形態に容易に使用され、結果的に得られる部品は、他の成形技術につきものの収縮及び歪みを生じない。
ベース部材71は、標識部材75を収納して保持するチャンバ72を構成する。ベース部材71と標識部材75を接合するのに接着剤、エポキシ等を用いるのが良い。標識部材75をチャンバ72内に定位置でロックするためにチャンバ72及び標識部材75の対応関係をなす壁を傾斜させるのが良い。図15に破線で示されているように、ベース部材71は、もし設けられていれば塗料充填溝76を有する標識部材75を視認できるようにする開口部を有する。標識部材75は、この開口部を貫通してその上面がベース部材の上面と面一をなすようにするのが良い。変形例として、標識部材75は、ベース部材の上面まで完全には延びず、これとは異なり、ベース部材71及び標識部材75の上面相互間に空所を設けても良い。この空所は、空のままであっても良く、或いは、標識を保護するよう働く透明な材料、例えば透明なポリカーボネートで満たされても良い。
本明細書において用いる方向を示す用語、例えば後、前、下方等の用語は、アドレス位置において地面に着けた場合のクラブヘッドに関するものである。例えば、図1及び図2を参照されたい。方向を示す用語は、本明細書に開示した本発明の技術的思想の理解を容易にするために用いられており、本発明を限定するものとして理解されてはならない。
本発明の好ましい実施形態を上述したが、これら実施形態は例示として与えられているに過ぎず、本発明を限定するものではないことは理解されるべきである。当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、これら実施形態の形態及び細部における種々の変更例を想到できる。例えば、本発明の技術的思想を主としてアイアンタイプのゴルフクラブヘッドに関して説明したが、かかる技術的思想は、他のクラブヘッド、例えば、ウッドタイプ、ハイブリッドタイプ、及びパタータイプのクラブヘッドにも適用できる。かくして、本発明は上述の例示の実施形態によって限定されるべきではなく、特許請求の範囲の本発明の範囲及びこれらの均等範囲によってのみ定められるべきである。さらに、本発明の或る特定の利点を本明細書において説明したが、本発明の任意の特定の実施形態に従ってかかる利点を必ずしも全て達成できるとは限らないことは理解されるべきである。かくして、例えば、当業者であれば、本発明は、本明細書において教示され又は示唆された他の利点を必ずしも達成することなく、本明細書において教示された1つの利点又は利点の組合せを達成し又は最適化する仕方で具体化でき又は実施できることは認識されよう。
本発明のゴルフクラブヘッドの平面図である。 図1のゴルフクラブヘッドの正面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの断面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの断面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの平面図である。 図5のゴルフクラブヘッドの本体部材の正面図である。 半分に切断された場合の図5のゴルフクラブヘッドの側面図である。 図5のクラブヘッドのクラブフェース及び(又は)本体への防振部材の追加の連結方法を示す図である。 図5のクラブヘッドのクラブフェース及び(又は)本体への防振部材の追加の連結方法を示す図である。 図5のクラブヘッドのクラブフェース及び(又は)本体への防振部材の追加の連結方法を示す図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの断面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの背面図である。 本発明の層状フェースインサートの斜視図である。 図11の層状フェースインサートを用いた本発明のゴルフクラブヘッドの正面図である。 フェースインサートの背面図であり、ダンパが、その後面にそのヒール及びトウ部分のところで接触するよう位置決めされた状態を示す図である。 フェースの後面にそのヒール、トウ、及び中央部分のところで接触するよう外方に延びる複数個のフィンガを有する防振部材の断面平面図である。 本発明の多部品メダリオンの分解組立て側面図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの部分断面図であり、フェースインサートをクラブヘッド本体に連結する一方法を示す図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの部分断面図であり、フェースインサートをクラブヘッド本体に連結する別の方法を示す図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
10 本体
11 前面又は前側フェース
12 トップライン
13 ソール
14 バック
15 ヒール
16 トウ
17 ホーゼル
18 溝
20 第1の本体部分
22 第2の本体部分
24 第3の本体部分又は重り部材
30 フェースインサート
31 タブ
35 前側開口部
37 棚状突起
40 防振部材
55 突出部
66 箔
70 メダリオン

Claims (8)

  1. キャビティバックを有するアイアンタイプのゴルフクラブヘッドであって、
    フェース及びソールの少なくとも一部を有する第1の本体部分を有し、該第1の本体部分が第1の密度を有する第1の材料を有し、さらに該第1の本体部分が、中間ヒール領域から中間トウ領域まで延びるアンダーカットを有し、
    前記フェースと反対側の、前記第1の本体部分の後面に結合された第2の本体部分を有し、該第2の本体部分が第2の密度を有する第2の材料を有し、
    前記第1の本体部分及び前記第2の本体部分の少なくとも一方に結合された第3の本体部分を有し、該第3の本体部分が第3の密度を有する第3の材料を有し、
    前記第3の密度が前記第1の密度よりも高く、前記第1の密度が前記第2の密度よりも高く、前記フェースが前記第1の本体部分に結合されたインサートであり、前記インサートが、チタン、チタン合金、アルミニウム、又はアルミニウム合金を含む材料から形成されたものであり、前記第1の本体部分がステンレス鋼を含む材料から形成されたものである
    ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記第3の本体部分が前記ソールにのみ結合されている、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記フェースが前記第1の本体部分に結合されたインサートである、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記第1の材料は、合金鉄、チタン、チタン合金、又は鋼であり、
    前記第2の材料は、バルク成形配合物、ゴム、ウレタン、ポリウレタン、粘弾性材料、熱可塑性又は熱硬化性ポリマー、ブタジエン、ポリブタジエン、シリコーン、又はこれらの組合せであり、
    前記第3の材料は、タングステン、タングステン合金、又は鋳造可能なタングステン合金である、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記第3の密度は、7.5gm/cc以上である、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記第3の本体部分は、1つ若しくは2つ以上の重り用の金属インサートからなる、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記第3の本体部分は、前記第1の本体部分及び前記第2の本体部分と同時成形される、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記第3の本体部分は、バーの形態をしている、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
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