JP4960209B2 - 非接触式回転角度検出センサ - Google Patents

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Description

本発明は、磁気感応素子を用いた非接触式回転角度検出センサに関する。
小型に構成可能で、異物による接触不良などの心配がなく、例えば車両におけるアクセルペダルの踏み角検出やシフトレバーの操作に応じて回転するシャフトの回転角度の検出などに好適な非接触式の回転角度検出センサとして、磁気感応素子を用いた非接触式回転角度検出センサがある。
このような非接触式回転角度検出センサの従来例として、例えば特許文献1に開示されたものがある。
特表平5−505883号公報
この特許文献1に示すような従来の非接触式回転角度検出センサ100は、図12に示すように、回転角度の検出対象であるシャフト(回転体)101に、バックヨーク102を介してリング状永久磁石103を取り付け、リング状永久磁石103の外周面を、一定間隔をおいて囲むように集磁ヨーク104を設けた構成を有する。
この従来の非接触式回転角度検出センサ100は、回転体101が回転した際のリング状永久磁石103による磁界の変化を、集磁ヨーク104のギャップ105に設けたホールIC106で検出し、検出した磁界の変化に基づいて回転体101の回転角度を検出する。
しかし、リング状永久磁石103は周方向に沿って磁極が変化するように磁化されているので、着磁波形(表面磁束密度の波形)の特性上、検出範囲が所定範囲、例えば90°以上になると、直線性(出力精度)が悪くなるという問題があった。
これは、所定範囲を外れるほど、ホールIC106を通過する磁束の量が多くなって、その中での磁束の変化割合が相対的に小さくなること、すなわち単位角度あたりの磁束変化量が一定でなくなる(変化量が変わる)ことが原因であると考えられている。
この対策として、集磁ヨークの形状を楕円形にすること、集磁ヨークとリング状永久磁石との間隔を変化させることなどが挙げられるが、これは理論上の対策であって、現実には、製造上のバラツキや製品における機械的なガタツキを考慮すると、車両用などに大量生産する場合に適用することは技術的に困難である。
よって、本発明は、直線性(出力精度)に優れた非接触式回転角度検出センサを提供することを目的とする。
本発明は、被検出体と一体に回転可能で、周方向に沿って磁極が変化するリング状永久磁石と、リング状永久磁石の外周面を、一定間隙をおいて囲むリング状の第1ヨークと、第1ヨークの外周面を、一定間隔をおいて囲むリング状の第2ヨークと、第1ヨークに形成されたギャップに配置された磁気感応素子とを有し、第1ヨークの軸方向高さを、周方向に沿って変化させた構成の非接触式回転角度検出センサとした。
本発明によれば、リング状永久磁石の回転に応じて、ギャップを通過する磁束の量とギャップを通過しない磁束の量の割合が変化すると共に、第1ヨークの高さの変化により、第1ヨークを流れる磁束量自体も変化するから、磁気感応素子はこの2つの変化に基づく信号を出力し、回転角度に対する信号出力の高い直線性を得ることができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
図1は、実施例にかかる非接触型の回転角度検出センサの分解斜視図である。図2は、実施例にかかる非接触型の回転角度検出センサを説明する図であって、軸方向から見た上面図であり、図3の(a)は図2におけるA−A線断面図であり、図3の(b)は図2におけるB−B線断面図である。
図4は、実施例にかかる回転角度検出センサのリング状永久磁石を拡大して模式的に示した平面図であり、図5は、実施例にかかる回転角度検出センサの内側集磁ヨークを説明する図である。
図1に示すように、回転角度検出センサは、ロータ10と、リング状永久磁石20と、バックヨーク30と、内側集磁ヨーク40と、外側集磁ヨーク50と、ホールIC60とを備えて構成される。
ロータ10は、外観が円柱状の本体部11と、本体部11の軸方向中間から径方向に延びるフランジ状の磁石保持部12とから構成され、検出対象の回転体としての図示しないシャフトに取り付けられる。
本体部11はシャフトを通す貫通穴13を有しており、貫通穴13の断面はシャフトの取付け部断面に整合させた2面幅部を有して、シャフトの取付け部を挿通させた状態でロータ10がシャフトと一体に回転可能となっている。
リング状永久磁石20は、上面視においてリング形状を有しており、内周面に密着固定されたバックヨーク30(リング状軟磁性体)を介して、磁石保持部12の外周面に隙間なく取り付けられている。
バックヨーク30により、回転角度検出センサが雰囲気が高温となる場所に設置された場合における永久磁石の不可逆熱減磁を小さく抑えると共に、内径方向への漏れ磁束を抑えるためである。
図3の(a)および図2に示すように、リング状永久磁石20の軸方向高さH1は、磁石保持部12およびバックヨーク30の軸方向高さと同じであり、リング状永久磁石20の軸方向の高さと径方向の厚みは、全周に亘って同じである。
図4に示すように、リング状永久磁石20は、その直径線上(周方向180°位置)で半円に分割され、一方の磁石半円部20aは、内周側(バックヨーク30と接触する側)がN極、外周側がS極となり、他方の磁石半円部20bは、内周側がS極、外周側がN極となるように、一本の直径線に対して平行に磁化されて、径方向の一方向からみて、全体として周方向にNおよびSの2極構造となっている。
ここで、リング状永久磁石20は、径方向の一方向から平行に磁化する平行着磁により得られるので、リング状永久磁石20の材料としては、異方性磁石に限定されず、等方性磁石も選択でき、本実施例では、より安価に形成できる等方性磁石が採用される。
図2および図3に示すように、内側集磁ヨーク40および外側集磁ヨーク50からなる固定側ヨークは、ロータ10に取り付けられたリング状永久磁石20を囲むように、シャフトに対する固定側に設けられている。
内側集磁ヨーク40および外側集磁ヨーク50は、軸方向から見た平面形状において、リング状永久磁石20の中心を共通の中心とした半径の異なる2つの同心円上に配置されており、それぞれ純鉄系軟磁性材料から構成される。
内側集磁ヨーク40は、リング状永久磁石20の外周面から所定間隔G1を開けて、リング状永久磁石20を囲むように配置されており、第1内側集磁ヨーク41と第2内側集磁ヨーク42とから構成される。
なお、以下の説明において、第1内側集磁ヨーク41と第2内側集磁ヨーク42とを特に区別しない場合は、内側集磁ヨーク40と表記する。
第1内側集磁ヨーク41と第2内側集磁ヨーク42とは、軸方向から見た平面形状が互いに同一の半円形状を有しており、所定幅G3のギャップ43、44を開けて対面配置されている。
第1内側集磁ヨーク41と第2内側集磁ヨーク42とは、軸方向から見て所定幅W1を有するリング状ヨークを直径線上(周方向180°位置)で2つに分割して得られ、ギャップ43、44は、分割して得られた2つの半円部の間の周方向対向面を切り落として形成される。
外側集磁ヨーク50は、内側集磁ヨーク40の外周面から所定間隔G2を開けて、内側集磁ヨーク40を囲むように配置されており、第1外側集磁ヨーク51と第2外側集磁ヨーク52とから構成される。
なお、以下の説明において、第1外側集磁ヨーク51と第2外側集磁ヨーク52とを特に区別しない場合は、外側集磁ヨーク50と表記する。
第1外側集磁ヨーク51と第2外側集磁ヨーク52とは、軸方向から見た平面形状が互いに同一の半円形状を有しており、所定幅G4のギャップ53、54を開けて対面配置されている。
第1外側集磁ヨーク51と第2外側集磁ヨーク52とは、軸方向から見て所定幅W2を有するリング状ヨークを直径線上(周方向180°位置)で2つに分割して得られ、ギャップ53、54は、分割して得られた2つの半円部の間の周方向対向面を切り落として形成される。
内側集磁ヨーク40と外側集磁ヨーク50は、内側集磁ヨーク40のギャップ43、44を結ぶ線分と、外側集磁ヨーク50のギャップ53、54を結ぶ線分とが、所定角度で交差(直交)するように配置されて、内側集磁ヨーク40のギャップ43、44と、外側集磁ヨーク50のギャップ53、54とが、軸方向から見て互いに周方向にオフセットした位置に配置されるようにしている。回転角度検出センサを周方向側から見た場合に、リング状永久磁石20がギャップを介して見えないようにすることで、回転角度検出センサの外部へのギャップを介した磁束の漏れを防止するためである。
よって、本実施例では、ギャップ43、44が、ギャップ53、54に対して、ロータ10の回転軸周りに略90度オフセットした位置に配置されるようにして、ギャップ43、44とギャップ53、54との周方向における離間距離が、それぞれ最大になるようにしている。
図5に示すように、内側集磁ヨーク40(41、42)の軸方向高さは、ギャップ43、44から離れるにつれて高くなるように、周方向に沿って変化している。
内側集磁ヨーク40(41、42)の下面は回転角度検出センサの軸方向に対して垂直の平坦面とされており、上面は傾斜面とされている。よって、内側集磁ヨーク40の周方向における各断面は、高さが変化する矩形断面とされている。
第1内側集磁ヨーク41および第2内側集磁ヨーク42のギャップ43、44に面した両端部の軸方向高さH2は、中央部の軸方向高さH3よりも低い高さ(H2<H3)となるように設定されて、軸方向の高さが、ギャップ43、44から離れるにつれて高くなるようにしている。
図3に示すように、外側集磁ヨーク50(51、52)の軸方向高さH4は、周方向に沿って同じ高さ(一定)であり、内側集磁ヨーク40の軸方向最大高さH3よりも大きい高さ(H3<H4)に設定されて、リング状永久磁石20と内側集磁ヨーク40が、外側集磁ヨーク50の高さH4内に収まるようにされている。
なお、外側集磁ヨーク50の下面と上面は、軸方向に対して垂直の平坦面を成しており、外側集磁ヨーク50の径方向の厚みは、全周にわたって同じ厚み(一定)である。
内側集磁ヨーク40の各高さH2、H3、および外側集磁ヨーク50の高さH4は、実験測定の結果を踏まえて最適値となるように設定されている。
また、軸方向から見た内側集磁ヨーク40の幅W1と、外側集磁ヨーク50の幅W2は、集磁ヨークを構成する材料の透磁率、リング状永久磁石20の磁束密度を考慮して、集磁ヨーク内で磁束が飽和しない大きさに設定されている。
ここで、内側集磁ヨーク40のリング状永久磁石20の外周面からの離間間隔G1と、外側集磁ヨーク50の内側集磁ヨーク40の外周面からの離間間隔G2との関係は、下記式(1)の関係を満たすように決定することが好ましい。
G2/G1≦2、G2>0 ・・・(1)
G2/G1の値が2よりも大きくなると、内側集磁ヨーク40から外側集磁ヨーク50を経由する磁束量が少なくなり、外側集磁ヨーク50を磁束がほとんど流れないために、出力精度の補正の効果が得られなくなるからである。
また、離間距離G2が0mmとなり、内側集磁ヨーク40と外側集磁ヨーク50とが接していると、内側集磁ヨーク40から外側集磁ヨーク50を経由する磁束量が多くなり、内側集磁ヨーク40を通過してそのままリング状永久磁石20に戻る磁束量がきわめて少なくなる結果、センサとしての出力が得られなくなるからである。
第1内側集磁ヨーク41と第2内側集磁ヨーク42との間のギャップ43、44のうちの少なくとも一方には、磁気感応素子であるリニア出力型のホールIC60が設置されており、ホールIC60は、当該ホールIC60を通過する磁束の量に応じた信号を出力する。
なお、ギャップ43、44の両方にホールIC60を設置した場合には、各ホールIC60は、互いに同相の信号を出力するようにしても、逆相の信号を出力するようにしても良い。
図6は、実施例にかかる回転角度検出センサにおける磁束の流れを模式的に示した図であって、リング状永久磁石20の位置が−45deg位置にある場合の磁束の流れを模式的に示した図である。ここで、当該リング状永久磁石20の磁石半円部20a、20bの端同士の対向面を結ぶ線分に直交する線分が内側集磁ヨーク40のギャップ43、44を通る位置にある場合のリング状永久磁石20の位置を0deg位置とし、この状態から、リング状上永久磁石20が、図中反時計回り方向に約45度回転した位置を−45deg位置としている。
以上のように構成された回転角度検出センサでは、リング状永久磁石20から発生した磁束は、図6に示すように、内側集磁ヨーク40に向かって流れる。そして、内側集磁ヨーク40に集められた磁束は、内側集磁ヨーク40を通過して、そのままリング状永久磁石20に戻る磁束と、外側集磁ヨーク50を経由して、リング状永久磁石20に戻る磁束の2つに分かれる。
リング状永久磁石20がロータ10と共に回転すると、内側集磁ヨーク40を通過してリング状永久磁石20にそのまま戻る磁束のうち、ホールIC60が設置されたギャップ43を通過する磁束の量と当該ギャップ43を通過しない磁束の量とが変化する。
例えば、リング状永久磁石20が図6に示す位置から図中左方向にさらに回転すると、ギャップ43を通過する磁束の量が増大し、ホールIC60は、増大したギャップ43を通過する磁束の量を反映した出力を与える。
ここで、本実施例では、内側集磁ヨーク40の軸方向高さが、ギャップ43、44から離れるにつれて高くなるように周方向に沿って変化しているので、半円形状を有する第1内側集磁ヨーク41、42の中央部のほうが、ギャップ43、44側の端部に比べて、外側集磁ヨーク50との対向面積が広くなっている。
内側集磁ヨーク40から外側集磁ヨーク50へ流れる磁束量は、単位角度あたりの内側集磁ヨーク40と外側集磁ヨーク50との間の対向面積の広さとほぼ比例関係にあるので、内側集磁ヨーク40から外側集磁ヨーク50を経由してリング状永久磁石20に戻る磁束量は、リング状永久磁石20の回転角度が大きくなるほど、対数関数的に増加する。
すなわち、内側集磁ヨーク40を通過する磁束の量の総和が、リング状永久磁石20の回転角度に応じて変化し、例えば回転角度が大きくなるほど少なくなるので、ホールIC60は、リング状永久磁石20の回転に伴う磁束の量の総和も反映した出力を与える。
内側集磁ヨーク40の高さが周方向に沿って一定である場合には、内側集磁ヨーク40から外側集磁ヨーク50を経由する磁束量は、リング状永久磁石の回転に伴って直線的に増大するが、本実施例のように周方向に沿って変化していると、リング状永久磁石の回転に伴って磁束量が対数関数的に増加する(回転角度が大きくなるほど増加割合が小さくなる)ので、内側集磁ヨーク40を通過してそのままリング状永久磁石に戻る磁束のうち、ホールIC60を通過する磁束量と、ホールIC60を通過しない磁束量の変化の割合を補正する効果を持つことになる
このように、ホールIC60は、リング状永久磁石20の回転角度に応じて変化する内側集磁ヨーク40のギャップ43を通過する磁束の量と、内側集磁ヨーク40を通過する磁束の量の総和とを反映した出力を与えることになる。
したがって、内側集磁ヨーク40の周方向に変化する高さ(H2、H3)の値を、実験測定により適宜決定することにより、直線性の向上した出力が得られるようになる。
さらに、リング状永久磁石の回転角度が大きくなって、ホールIC60を通過する磁束の量が多くなっても、内側集磁ヨーク40を通過する磁束の総和が少なくなるので、ホールIC60を通過する磁束の変化割合が相対的に小さくなることがない。よって、リング状永久磁石の回転角度が大きくなっても磁束の変化を捉えることができるようになる。
以下、図7を参照して、実施例にかかる回転角度検出センサの効果を、回転角度検出センサ200による比較例と対比して説明する。
ここで、回転角度検出センサ200との比較に用いた実施例にかかる回転角度検出センサの各部は、以下のような構成を有する(図7の(a)参照)。
リング状永久磁石20は、等方性のネオジムボンド磁石(ネオジム、鉄、ボロン粉末をPPS樹脂で成形したもの)であり、内径:15.2mm、外径:19.6mm、軸方向後高さ(H1):6.0mm、径方向幅(W3):2.2mm、最大表面磁束密度:100mTである。
バックヨーク30は、内径:13.2mm、外径:15.2mm、軸方向後高さ:6.0mm、径方向幅(W4):1.0mmである。
内側集磁ヨーク40は、内径:22.0mm、外径:30.0mm、軸方向最大高さ(H3):6.0mm、軸方向最小高さ(H2):3.3mm、径方向幅(W1):4.0mm、両端切落量:0.85mmである。
外側集磁ヨーク50は、内径:32.0mm、外径:36.0mm、軸方向高さ(H4):7.0mm、径方向幅(W2):2.0mm、両端切落量:0.5mmである。
なお、リング状永久磁石20と内側集磁ヨーク40との間隔G1は1.2mm、内側集磁ヨーク40と外側集磁ヨーク50との間隔G2は1.0mm、第1内側集磁ヨーク41と第2内側集磁ヨーク42との間隔G3は1.7mm、そして第1外側集磁ヨーク51と第2外側集磁ヨーク52との間隔G4は1.0mmである。
一方、比較例にかかる回転角度検出センサ200は、以下のような構成を有する。
リング状永久磁石203は、等方性のネオジムボンド磁石(ネオジム、鉄、ボロン粉末をPPS樹脂で成形したもの)であり、内径:15.2mm、外径:19.6mm、軸方向後高さ:6.0mm、径方向幅(W3):2.2mm、最大表面磁束密度:100mTである。
バックヨーク202は、内径:13.2mm、外径:15.2mm、軸方向後高さ:6.0mm、径方向幅(W4):1.0mmである。
集磁ヨーク204は、内径:22.0mm、外径:30.0mm、軸方向高さ:6.0mm、径方向幅(W1):4.0mm、両端切落量:0.85mmである。
なお、リング状永久磁石203と集磁ヨーク204との間隔G1は1.2mm、集磁ヨーク204の間隔G3は1.7mmである。
図8は実施例にかかる回転角度検出センサの出力特性を説明する図であり、図9は、比較例にかかる回転角度検出センサの出力特性を説明する図である。
なお、図8および図9において、(a)は、回転角度と出力電圧との関係を示すグラフであり、(b)は、回転角度と直線性誤差との関係を示すグラフである。
実施例にかかる回転角度検出センサの出力特性と比較例にかかる回転角度検出センサの出力特性とを比較するために、直線性誤差(%FS)とヒステリシス(%FS)を比較した。
ここで、直線性誤差(%FS)は、理想直線と実際の測定値とのズレ量を意味し、下記式(2)に基づき算出される。
直線性誤差(%FS)=((測定値−理想値)/電源電圧)×100 ・・・(2)
理想直線とは、全体として2極構造であるリング状永久磁石20のN極とS極を結ぶ線(各磁石半円部20a、20bの端同士の対向面を結ぶ線に対して直角の直径線)が第1内側集磁ヨーク41と第2内側集磁ヨーク42との間のホールIC60を配置したギャップ43を通るときのリング状永久磁石20の位置を回転角度0degとし、図8の(a)に示すように、回転角度−45.0deg〜45.0degを検出範囲とするとき、ホールIC60の出力電圧が0.3V(−45.0deg)と4.7V(45.0deg)を結ぶ線を意味する。
また、ヒステリシス(%FS)は、検出角度範囲内(回転角度−45.0deg〜45.0degの範囲)での往路と復路における出力電圧の最大ズレ量を意味し、下記式(3)に基づき算出される。
ヒステリシス(%FS)=((往路出力値−復路出力値)/電源電圧)×100 ・・・(3)
図9に示す比較例の場合、直線性誤差が±1.46%FSとなり、ヒステリシスが0.18%FSとなった。一方、図8に示す実施例にかかる回転角度検出センサでは、直線性誤差が±0.78%FSとなり、ヒステリシスが0.10%FSとなった。
よって、実施例にかかる回転角度検出センサの方が、比較例のものよりも、直線性(出力精度)とヒステリシスが優れていることが確認された。
図10は、回転角度検出センサのロータ10の回転軸が偏心した場合の出力特性を示す図であり、(a)は、回転角度と直線性誤差との関係を示すグラフであり、(b)は、回転軸の偏心方向を説明する図である。
図10の(a)において符号aは、ロータ10の回転中心がロータ10の中央に位置する、すなわち回転軸が偏心していない場合の出力特性を示し、符号bは、ロータの回転中心が、外側集磁ヨーク50のギャップ54の方向(Yプラス方向)に、0.35mm偏心した場合の出力特性を示し、符号cは、ロータの回転中心が、内側集磁ヨーク40のギャップ43の方向(Xマイナス方向)に0.35mm偏心した場合の出力特性を、それぞれ示している。ここで、0.35mmという偏心量は、リング状永久磁石20と内側集磁ヨーク40との間の間隔G1の約30%に相当する。
図10の(a)に示すように、ロータ10の回転中心の位置の偏心量が、間隔G1の約30%に相当する場合でも、直線性誤差は±1.0%FSの範囲内に収まることが判る。
よって、実施例にかかる回転角度検出センサは、ロータ10の回転軸の偏心の影響を受け難いセンサであることが確認された。
図11は、回転角度検出センサに対して外部から磁束が印加された場合の出力特性を示す図であり、(a)は、回転角度と直線性誤差との関係を示すグラフであり、(b)は、外部磁束の印加方向を説明する図である。
図11の(a)において符号aは、外部磁束を印可しない場合の出力特性を示し、符号bは、外側集磁ヨーク50のギャップ54の方向(Yプラス方向)から、ロータ10の回転中心の方向に向けて、1.5mTの平行磁束を印加した場合の出力特性を示している。
図11の(a)に示すように、外部磁束を印可した場合でも、出力変動が0.7%FS以内に収まることが判る。
よって、実施例にかかる回転角度検出センサは、外部磁束の影響を受けにくいセンサであることが確認された。
以上の通り、本実施例では、回転角度の検出対象であるシャフト(図示せず)と一体に回転可能で、周方向に沿って磁極が変化するリング状永久磁石20と、リング状永久磁石20の外周面を、一定間隙をおいて囲むリング状の内側集磁ヨーク40と、内側集磁ヨーク40の外周面を、一定間隔をおいて囲むリング状の外側集磁ヨーク50と、内側集磁ヨーク40に形成されたギャップ43に配置されたホールIC60とを有し、内側集磁ヨーク40の軸方向高さを、ギャップ43、44から離れるにつれて高くなるように、周方向に沿って変化させた構成の非接触式回転角度検出センサとした。
これにより、リング状永久磁石20の回転に応じて、ギャップ43、44を通過する磁束の量とギャップ43、44を通過しない磁束の量の割合が変化すると共に、内側集磁ヨーク40の高さの変化により、内側集磁ヨーク40を流れる磁束量の総和も変化する。
よって、ホールIC60の出力は、この2つの変化を受けるので、内側集磁ヨーク40の周方向に変化する高さ(H2、H3)を適宜決定することで、回転角度に対する信号出力の高い直線性を得ることができる。
さらに、直線性の向上により、実用になる検出角度範囲が拡大する。また、リング状永久磁石20と内側集磁ヨーク40との離間距離G1は一定であるから、リング形状を楕円形にする場合や離間距離を変化させる場合とは異なり、製造上のバラツキのおそれもなく安定した品質が確保される。
さらに、リング状永久磁石20は、一本の直径線に対して平行に磁化されて、全体として径方向にN極とS極を有する構成の磁石とした。
これにより、リング状永久磁石20として、安価で加工性に優れた等方性磁石を採用できるので、製品としてのコストを低くすることができる。
また、内側集磁ヨーク40のギャップ43、44は、リング状の集磁ヨークを直径線に沿って分割して得られる2つの集磁ヨーク半円部の周方向対向面を切り落として形成される第1内側集磁ヨーク41と第2内側集磁ヨーク42の間に形成される構成とした。
これにより、周方向180°の位置にギャップ43、44が位置するので、これらギャップ43、44の各々にホールIC等を配置すると、同相あるいは逆相の信号出力を必要に応じて取り出すことができる。
さらに外側集磁ヨーク50には、ギャップ53、54が形成されており、これらギャップ53、54は、リング状の集磁ヨークを直径線に沿って分割して得られる2つの集磁ヨーク半円部の周方向対向面を切り落として形成される第1外側集磁ヨーク51と第2外側集磁ヨーク52の間に形成される構成とし、ギャップ43、44と、ギャップ53、54とは、軸方向から見て互いに周方向にオフセットした位置に設けられている構成とした。
これにより、固定側ヨークを、内側集磁ヨーク40と外側集磁ヨーク50とにより構成される2重系としたので、リング状永久磁石20側から見て、固定側ヨークに切れ目が存在しない。よって、リング状永久磁石20の外径方向への漏れ磁束を抑えることができると共に、ロータ10の回転軸が偏心した場合における回転角度検出センサの出力変化が低減する。
さらに、外側集磁ヨーク50が、外部磁場の影響が回転角度検出センサの出力に影響するのを防止する磁気シールドとしても機能するので、外部から磁束が印加された場合の出力変化も低減する。
また、内側集磁ヨーク40は、軸方向における一方の面を平坦面とし、他方の面を傾斜面とすることで、軸方向高さを周方向に沿って変化させており、内側集磁ヨーク40の軸方向最大高さは、リング状永久磁石20の軸方向高さと同じ高さに設定されている構成とした。
これにより、リング状永久磁石20の回転に応じて、内側集磁ヨーク40から外側集磁ヨーク50を経て流れる磁束量が変化して、内側集磁ヨーク40を流れる磁束量の総和が変化するので、内側集磁ヨーク40の周方向に変化する高さ(H2、H3)の値を、実験測定により適宜決定することにより、直線性の向上した出力が得られるようになる。
さらに、外側集磁ヨーク50の軸方向高さ(H4)は、全周にわたって一定であり、リング状永久磁石20の軸方向高さや、内側集磁ヨーク40の軸方向最大高さ(H3)よりも高く設定されている構成とした。
これにより、漏れ磁束の一部を外側集磁ヨーク50が吸収するので、ヒステリシスが低減する。
また、リング状永久磁石20と内側集磁ヨーク40との離間距離G1と、内側集磁ヨーク40と外側集磁ヨーク50との離間距離G2とは、G2/G1の値が2以下(ここで、G2>0)となるように設定されている構成とした。
これにより、内側集磁ヨーク40から外側集磁ヨーク50を経由する磁束量が、リング状永久磁石20の回転に応じて変化して、リング状永久磁石20を流れる磁束の量の総和が変化するので、出力精度の補正の効果が適切に得られるようになる。
上記した実施例では、内側集磁ヨーク40の軸方向高さが、ギャップ43、44から離れるにつれて高くなるように周方向に沿って変化している場合を例に挙げて説明をした。
しかし、リング状永久磁石20の回転角度に応じて、内側集磁ヨーク40を通過する磁束の総和を適切に調整できる限り、内側集磁ヨーク40の軸方向高さが、ギャップ43、44から離れるにつれて低くなるように周方向に沿って変化するようにしても良い。
実施例にかかる非接触型の回転角度検出センサの分解斜視図である。 実施例にかかる非接触型の回転角度検出センサを説明する図である。 実施例にかかる非接触型の回転角度検出センサを説明する図である。 実施例にかかる回転角度検出センサのリング状永久磁石を示す図である。 実施例にかかる回転角度検出センサの内側集磁ヨークを説明する図である。 実施例にかかる回転角度検出センサにおける磁束の流れを説明する図である。 実施例と比較例にかかる回転角度検出センサを説明する図である。 実施例にかかる回転角度検出センサの出力特性を説明する図である。 比較例にかかる回転角度検出センサの出力特性を説明する図である。 実施例にかかる回転角度検出センサの出力特性を説明する図である。 実施例にかかる回転角度検出センサの出力特性を説明する図である。 従来例にかかる回転角度検出センサを説明する図である。
符号の説明
10 ロータ
12 磁石保持部
20 リング状永久磁石
30 バックヨーク
40 内側集磁ヨーク(第1ヨーク)
41 第1内側集磁ヨーク(第1ヨーク半円部)
42 第2内側集磁ヨーク(第1ヨーク半円部)
43、44 ギャップ
50 外側集磁ヨーク(第2ヨーク)
51 第1外側集磁ヨーク(第2ヨーク半円部)
52 第2外側集磁ヨーク(第2ヨーク半円部)
53、54 ギャップ
60 ホールIC(磁気感応素子)

Claims (9)

  1. 被検出体と一体に回転可能で、周方向に沿って磁極が変化するリング状永久磁石と、
    前記リング状永久磁石の外周面を、一定間隙をおいて囲むリング状の第1ヨークと、
    前記第1ヨークの外周面を、一定間隔をおいて囲むリング状の第2ヨークと、
    前記第1ヨークに形成されたギャップに配置された磁気感応素子とを有し、
    前記第1ヨークの軸方向高さを周方向に沿って変化させた
    ことを特徴とする非接触式回転角度検出センサ。
  2. 前記第2ヨークにはギャップが形成されており、
    前記第1ヨークのギャップと前記第2ヨークのギャップとは、軸方向から見て互いに周方向にオフセットした位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の非接触式回転角度検出センサ。
  3. 前記リング状永久磁石は、一本の直径線に対して平行に磁化されて、全体として径方向にN極とS極を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触式回転角度検出センサ。
  4. 前記第1ヨークのギャップは、前記リング状の第1ヨークを直径線に沿って分割して得られる2つの第1ヨーク半円部の周方向対向面を切り落として形成される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちの何れか一項に記載の非接触式回転角度検出センサ。
  5. 前記第2ヨークのギャップは、前記リング状の第2ヨークを直径線に沿って分割して得られる2つの第2ヨーク半円部の周方向対向面を切り落として形成される
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちの何れか一項に記載の非接触式回転角度検出センサ。
  6. 前記第1ヨークは、軸方向における一方の面を平坦面とし、他方の面を傾斜面とすることで、軸方向高さを周方向に沿って変化させており、
    前記第1ヨークの軸方向最大高さは、前記リング状永久磁石の軸方向高さと同じ高さに設定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちの何れか一項に記載の非接触式回転角度検出センサ。
  7. 前記第2ヨークの軸方向高さは、全周にわたって一定であり、前記リング状永久磁石の軸方向高さよりも高く設定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちの何れか一項に記載の非接触式回転角度検出センサ。
  8. 前記第2ヨークの軸方向高さは、前記リング状永久磁石の軸方向高さと前記前記第1ヨークの軸方向最大高さよりも高く設定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちの何れか一項に記載の非接触式回転角度検出センサ。
  9. 前記リング状永久磁石と前記第1ヨークとの離間距離G1と、前記第1ヨークと前記第2ヨークとの離間距離G2とは、G2/G1の値が2以下となるように設定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちの何れか一項に記載の非接触式回転角度検出センサ。
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