JP4956713B2 - 互いに同期しない回路モジュールを備える回路 - Google Patents

互いに同期しない回路モジュールを備える回路 Download PDF

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Description

システム・オン・シリコンは、新規な特徴を導入し且つ既存の機能を向上させる必要性がかつてないほど高まっていることから、複雑度が増し続けている。これは、部品を集積回路上に組み込むことができる密度を増大させることにより可能となる。同時に、回路を動作させるクロック速度も増大する傾向にある。部品密度の増大と相まってクロック速度が高まると、同じクロックドメイン内で同期して動作できる領域が減少する。これにより、モジュール手法の必要性が生じてきた。そのような手法において、処理システムは、互いに同期しないで動作する複数の相対的に独立の回路モジュールを備えている。内部で、これらのモジュールは、ローカルクロックにより同期して駆動されても良く、あるいは、同期しないで動作しても良い。
特定のケースにおいて、非同期モジュールは、例えばブリッジによりバスを介してメインモジュールに結合される周辺機器である。
互いに同期しない2つの回路モジュール間の通信は、(データストリームのための)クロックブリッジバッファまたはクロックブリッジ変数によって行なうことができる。
クロックブリッジ変数の例は、プロセッサバスと周辺ユニットとの間のインタフェースにある、いわゆるコマンド状態レジスタである。
本発明の目的は、互いに同期しない回路モジュール同士の間の一貫した効率的なデータ転送を支援する回路を提供することである。
本発明によれば、この目的は、
第1および第2の回路モジュールと同期化モジュールとを備え、第1および第2の回路モジュールが互いに同期せず且つ同期化モジュールによって結合される回路であって、
前記同期化モジュールは、
−前記2つの回路モジュール間で通信されるデータを記憶するための転送レジスタと、
−前記第1および第2の回路モジュールからの各タイミング信号に応じて転送レジスタのための制御信号を生成する制御回路と、
を備え、
制御回路は、
−前記制御信号の値に変化を生じさせるためのリピータと、
−選択された1つのタイミング信号の変化が検出されるまで前記制御信号の値の変化を遅らせるための少なくとも1つのエッジ感知素子と、
を少なくとも含んでいる回路によって達成される。
本発明の回路において、通信されるべきデータは転送レジスタに記憶される。制御回路は、転送レジスタが更新されるときに両方の回路モジュールが書き込みデータ(WDAT)の変更または読み取りデータ(RDAT)の使用に関与しないようにする。
したがって、転送されるデータは、常に一貫しており、僅かな遅延をもって且つ殆ど障害なく、データを読み取るモジュールが常に利用できる。制御チェーンは、第1および第2の回路モジュールの一部と共に拡張されても良い。
図面を参照しながら、これらの態様および他の態様について詳細に説明する。
これらの図面において、100だけ異なる或いは100の倍数だけ異なる参照符号が付された要素は、同じ機能または類似の機能を有している。
図1は本発明に係る回路を概略的に示している。この回路は、互いに同期しない第1の回路モジュール10および第2の回路モジュール20と、同期化モジュール30とを備えている。
同期化モジュール30は、第1の回路モジュール10から第2の回路モジュール20へ転送されるデータを一時的に記憶するための転送レジスタ31と、反対方向で通信されるデータを記憶するための転送レジスタ33とを備えている。転送レジスタ31,33は、第1および第2の回路モジュール10,20からのそれぞれのタイミング信号St1,St2に応じて動作する制御回路32によって制御される。タイミング信号St1は、クロック信号のように規則正しい性質を有していても良く、あるいは、短い遅延後にその書き込みデータ(WDAT0)が長期にわたって安定し且つその入力される読み取りデータ信号(RDAT1)が長期にわたって使用されないことを信号が示しているという点で不規則な同期変化(同期遷移)であっても良い。この場合、第1の回路モジュール10は、クロック信号St1を伴うクロックモジュールであり、また、第2の回路モジュール20は、ハンドシェイク信号St2,St3を伴う非同期モジュールである。St2は、転送レジスタへのアクセスを要求するために回路モジュール20によって使用され、また、St3は、レジスタへアクセスするための権利を同期化モジュール30が知らせるための肯定応答信号である。制御回路32は、レジスタ31,33を制御する制御信号CRを生成するための制御チェーンを備えている。制御回路32は、制御信号CRの値に変化を生じさせるためのリピータ34と、選択された1つのタイミング信号(ここでは、信号St1)の同期変化が検出されるまで制御信号値の能動的変化を遅らせるための少なくとも1つのエッジ感知素子35とを有している。また、制御チェーンは調停素子(arbitration element)38を備えている。第1および第2の回路モジュールは、1つのチップ上に組み込まれていても良く、あるいは、様々なチップの一部であっても良い。回路は、1つ以上の更なる回路モジュールを有していても良い。
図1に示される回路は以下のように動作する。制御チェーンは、3つの段階で転送レジスタを制御するために使用される信号CRを生成する。リピータ34は、例えば反転(inversion)によって制御信号CR1の値を修正して第2の段階CR2を得る。信号CR2の能動的変化は、エッジ感知素子35によりタイミング信号St1の同期変化が検出されるまで遅らされる。同期化された制御信号CR3はアービタ(38)の入力のうちの1つであり、アービタは他の入力として要求信号St2を有している。アービタは、回路モジュール20が転送レジスタへのアクセス権を有している場合には、CR3の能動的変化を妨げる。回路モジュール20が転送レジスタを使用していない場合には、信号CR3の能動的変化が信号CR4に伝えられる。
この事象により、転送レジスタはその入力値を記憶することができる。すなわち、WDAT0をレジスタ31に記憶させることができ、WDAT1をレジスタ33に記憶させることができる。第2の回路モジュール20は、タイミング信号St2により、通信したいこと、すなわち、RDAT0を読み取りたいこと、あるいは、WDAT1を変更したいこと(あるいは、これらの両方)を知らせる。タイミング信号St3は、モジュール20がRDAT0を読み取り且つWDAT1を変更するための権利を有していることをモジュール20に対して知らせる。その後、アービトレータ38が信号CRの能動的変化を妨げ、これにより、回路モジュール20がその通信を完了したことを信号St2によって知らせるまで、転送レジスタはその値を変えない。
制御信号においては、2段階または4段階の信号伝達を使用することができる。2段階信号伝達方式においては、全ての変化が能動的である。4段階信号伝達方式においては、立ち上がりエッジまたは立ち下りエッジのいずれかが能動的である。本発明の好ましい実施形態は、能動的変化として立ち上がりエッジを伴う4段階ハンドシェイク信号伝達である。その場合、エッジ感知素子35は、それがタイミング信号St1によってトリガされるまで両方の変化を遅らせなければならない。待機素子(wait element)、エッジ感知素子、アービタ、シーケンサ、リピータ等の本発明で使用される素子における実用的な実施は、非同期信号処理の当業者に良く知られており、したがって、これについては本明細書で詳細に説明しない。
図2は、同期化モジュール30の一実施形態を更に詳細に示している。図1の部品に対応する部品には、100を加えた参照符号が付されている。図示のモジュールは、転送レジスタ131の入力と出力との間の差を検出した際に差分信号ΔDを生成するコンパレータ136を更に備えている。制御チェーンは、転送レジスタの入力と出力との間で差が検出されるまで制御信号CRの能動的変化を遅らせるための待機素子137を更に備えている。図2に示される回路は、選択されたタイミング信号としてクロック信号Wclkを供給する第1の回路モジュール110を備えている。第2の回路モジュール120からのタイミング信号は読み取り要求信号Rreqである。アービタ138は、その第1のチャンネルがエッジ感知素子135の出力部とリピータ134の入力部との間に配置されている。アービタの第2のチャンネルは、読み取り要求信号Rreqを受けるための第1の入力部と、読み取り肯定応答信号Rackを第2の回路モジュールに対して供給するための第2の出力部とを有している。
図2に示される回路の動作は、以下の点で図1に示される回路と異なっている。新たなデータが転送レジスタ131に対して与えられない場合、すなわち、転送レジスタ131の入力部で与えられたデータが転送レジスタ131に記憶されたデータと等しい場合には、制御信号ΔDが偽となり、その結果、待機素子137は制御信号の能動的変化を妨げる。待機素子137は素子134,135,138と共に閉じられたチェーンを形成するため、チェーンにおける全ての作業は、新たなデータが転送レジスタ131に対して与えられるまで中断される。このような措置により、回路の電力消費量を低減することができる。
あるいは、同期化モジュール130は、レジスタ131の代わりに、第2の回路モジュール120からのデータWDAT1を一時的に記憶してこのデータをデータRDAT1として第1の回路モジュール110に対して供給するためのレジスタ133を有していても良い。また、同期化モジュール130は、待機素子137を制御するためにデータWDAT1とRDAT1とを比較するコンパレータ136’を有していても良い。あるいは、同期化回路は、図2Aに示されるように、WDAT0を一時的に記憶するためのレジスタ131と、WDAT1を記憶するためのレジスタ133とを両方とも備えていても良い。同様に、同期化モジュールは、WDAT0とRDAT0とを比較するためのコンパレータ136に加えて、WDAT1とRDAT1とを比較するためのコンパレータ136’を有していても良い。論理ゲート136”は、信号ΔD0を、信号WDAT1と信号RDAT1との間に差が存在するかどうかを示す対応する信号ΔD1と結合しても良い。それに応じて、論理ゲート136”は、信号ΔD0またはΔD1の少なくとも一方が差を示しているかどうかを表わす信号ΔDを供給し、これにより、待機素子137は、リピータ34によって供給される制御信号の能動的変化を伝えることができる。
更なる実施形態が図3に示されている。図1の部品に対応する部品には、200を加えた参照符号が付されている。図3の実施形態では、第1の回路モジュール210および第2の回路モジュール220の両方が同期して動作するが、これらのモジュールは独立のクロック(それぞれWclkおよびRclk)を有している。エッジ感知素子235を制御する選択された1つのタイミング信号は、第1の回路モジュール210からのクロック信号Wclkである。回路は、転送レジスタ231から第2の回路モジュール220へデータを転送するための更なるレジスタ231Aを有している。制御回路は、補助転送レジスタ231Aのための制御信号CRAを生成する匹敵する制御チェーンを備えている。特に、回路は、第2の回路モジュール220からのタイミング信号Rclkにおいて同期変化が検出されるまで補助レジスタ231Aのための制御信号CRAの能動的変化を遅らせる更なるエッジ感知素子235Aを有している。転送レジスタ231および補助転送レジスタ231Aのための制御チェーンは、共有調停素子238によって互いに結合されている。調停素子238は、転送レジスタ231および補助転送レジスタ231Aが同時に更新されることを防止する。
図4は、図3の実施形態と同じ機能を有する簡略化された実施形態を示している。図3の要素に匹敵する要素には、100を加えた参照符号が付されている。
図3の実施形態の場合と同様に、同期化モジュール330は補助転送レジスタ331Aを備えている。ここで、転送レジスタ331および補助転送レジスタ331Aの両方のための制御チェーンは、1つのチェーンを形成するようにシーケンサ339によって互いに結合されている。この実施形態において、更なるエッジ感知素子335Aは制御チェーンの一部である。
本実施形態において、転送レジスタ331,331Aのための制御信号CRは、以下の段階を繰り返し受ける。第1の段階の制御信号のCR1は、リピータ334による能動事象の生成である。リピータは1つの事象をシーケンサ339へ送り、その後、シーケンサはこの事象を信号CR2により待機素子337へ送る。次の段階CR2において、能動事象は、待機素子337に伝えられ、転送レジスタ331の入力と出力との間で差が検出されると直ぐにエッジ感知素子335に対して段階3信号CR3として転送される。エッジ感知素子335は、クロック信号Wclkにおいて同期エッジが検出される場合には、段階3信号の能動的変化を段階4信号CR4へ転送する。この段階4信号により、転送レジスタ331は、第1のモジュール310によって与えられる新たなデータを受け入れる。転送レジスタ331は、段階5信号CR5によってこれに応答する。段階5信号CR5は、通常、段階4信号CR4の無条件に遅延されたバージョンである。シーケンサ339は、この信号を段階6信号CR6として補助エッジ感知素子335Aに送り、補助エッジ感知素子335Aは、クロック信号Rclkにおいて同期変化を検出すると、この信号を段階7信号CR7として送信する。信号CR7により、補助転送レジスタ331Aは、新たなデータを転送レジスタ331から受け入れる。補助転送レジスタは、終了を示す信号CR8をシーケンサ339に対して供給し、これにより、この信号がリピータ334に送られる。リピータ334は、その後、次のラウンドで、段階1の制御信号CR1を生成する。この実施形態において、シーケンサ339は、転送レジスタ231および補助転送レジスタ231Aが同時に更新されることを防止する。
図5は更に他の実施形態を示している。この実施形態は、データを第1のモジュール410からレジスタ431へ転送するための補助レジスタ431Bを備えている。選択されたタイミング信号は、第2の回路モジュール420からのクロック信号Rclkである。第1の回路モジュール410からのタイミング信号は書き込み要求信号Wregである。
信号チェーンは、エッジ感知素子435に結合された第1の入力部aとレジスタ431に結合された第1の出力部bとの間に調停素子438の第1のチャンネルを備えている。レジスタ431は、リピータ434に結合された制御出力部を有している。レジスタ431の制御入力部と制御出力部とは、一般的には直接に接続されており、あるいは、遅延機能を介して結合されていても良い。リピータ434は、待機素子437を介して、エッジ感知素子435の第1の入力部aに対して結合されている。調停素子438の第2のチャンネルは、書き込み要求信号Wreqを受けるための第2の入力部cと、補助レジスタ431Bを制御するための制御信号を供給する第2の出力部dとを有している。補助レジスタ431Bは、随意的に、制御信号Wreqに応じて書き込み肯定応答信号Wackを第1の回路モジュール410に対して供給するための遅延素子を有している。また、書き込み肯定応答信号Wackは、遅延を伴うことなく第1の回路モジュール410に対して供給されても良い。
また、図3,4,5の実施形態は、消費電力量の増大を犠牲にして、待機素子を伴うことなく実施することもできる。
幾つかの回路は、Kees van Berkel, series=「International Series on Parallel Computation」による「ハンドシェイク回路:{VLSI}プログラミングのための非同期アーキテクチャ」(volume 5, 「Cambridge University Press」, 1993年 162−163頁)において見出すことができる。Joep Kessels, Ad Peeters, Suk−Jin Kim(編集:Jorge Juan Chico, Enrico Macii,)による論文「Bridging Clock Domains by Synchronizing the Mice in the Mousetrap」(Patmos Incs, volume 2799, “141−150頁”, 2003年9月)は、回路を同期させる幾つかの例について記載している。また、2段階ハンドシェイク信号伝達と4段階ハンドシェイク信号伝達との間での変換のためのモジュールも非同期回路設計の当業者に良く知られている。能動クロックエッジ、受動クロックエッジ、または、これらの両方は、データ有効要件に応じて、信号St1における非同期事象として機能することができる。
なお、本発明の保護範囲は、ここに記載された実施形態に限定されない。請求項の参照符号によっても本発明の保護範囲は限定されない。用語「備える(含む)」は、請求項において言及されている部分以外の部分を排除しない。要素の前にくる用語「1つの」は、そのような要素が複数あることを排除しない。本発明の一部を形作る手段は、専用のハードウェアの形態で或いはプログラマブル汎用プロセッサの形態で実現されても良い。本発明は、それぞれの新しい特徴または特徴の組み合わせの中に内在する。
本発明に係る回路を概略的に示している。 同期化モジュールの一実施形態を詳細に示している。 この実施形態の特定の実施形態を詳細に示している。 同期化モジュールの更なる実施形態を示している。 同期化モジュールの更なる実施形態を示している。 同期化モジュールの更に他の実施形態を示している。
符号の説明
10 第1の回路モジュール
20 第2の回路モジュール
30 同期化モジュール
31、33 レジスタ
32 制御回路
34 リピータ
35 エッジ感知素子
38 調停素子
110 第1の回路モジュール
120 第2の回路モジュール
131 転送レジスタ
134 リピータ
135 エッジ感知素子
136 コンパレータ
137 待機素子
210 第1の回路モジュール
220 第2の回路モジュール
231 転送レジスタ
235 エッジ感知素子
238 共有調停素子
330 同期化モジュール
331 転送レジスタ
334 リピータ
335 エッジ感知素子
339 シーケンサ
410 第1の回路モジュール
420 第2の回路モジュール
431 レジスタ
434 リピータ
435 エッジ感知素子
437 待機素子
438 調停素子

Claims (10)

  1. 第1および第2の回路モジュールと同期化モジュールとを備え、前記第1および第2の回路モジュールが互いに同期せず且つ前記同期化モジュールによって結合される回路であって、
    前記同期化モジュールは、
    −前記2つの回路モジュール間で通信されるデータを記憶するための転送レジスタと、 −前記第1および第2の回路モジュールからの各タイミング信号(St1,St2)に応じて前記レジスタを制御するための制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記転送レジスタのための制御信号(CR)を生成する制御チェーンを備え、この制御チェーンは、
    反転によって、前記制御信号の値に変化あるいは遷移を生じさせるためのリピータと、
    −選択された1つのタイミング信号の変化が検出されるまで、前記制御信号の値の変化を遅らせるための少なくとも1つのエッジ感知素子と、
    を少なくとも含んでいる、回路。
  2. 前記転送レジスタの入力と出力との間の差を検出するときに差分信号(ΔD)を生成するためのコンパレータを更に備え、前記制御チェーンは、差が検出されるまで前記制御信号における能動的変化を遅らせるための待機素子を更に備えている、請求項1に記載の回路。
  3. 前記制御チェーンが調停素子を更に備え、前記調停素子は、少なくとも第1および第2の信号フローを案内するための各チャンネルを有するとともに、前記第1および第2の信号フローにおける通過能動事象間を調停するようにアレンジされており、第1のチャンネルは、前記エッジ感知素子の出力部と前記リピータの入力部との間にアレンジされている、請求項1または2に記載の回路。
  4. 選択された前記タイミング信号が前記第1の回路モジュールからのクロック信号(Wclk)であり、前記第2の回路モジュールからのタイミング信号がアクセス要求信号(Rreq)であり、前記調停素子の第2のチャンネルは、前記アクセス要求信号(Rreq)を受けるための第1の入力部と、アクセス肯定応答信号(Rack)を前記第2の回路モジュールに対して供給するための第1の出力部とを有している、請求項3に記載の回路。
  5. データを前記第1の回路モジュールから前記レジスタへ転送するための補助レジスタを更に備え、選択された前記タイミング信号が前記第2の回路モジュールからのクロック信号(Rclk)であり、前記第1の回路モジュールからのタイミング信号が書き込み要求信号(Wreq)であり、前記調停素子の第2のチャンネルは、前記書き込み要求信号を受けるための第2の入力部(c)と、前記補助レジスタを制御するための制御信号を供給する第2の出力部(d)とを有している、請求項3に記載の回路。
  6. 選択された前記タイミング信号が前記第1の回路モジュールからのクロック信号(Wclk)であり、回路は、データを前記転送レジスタから前記第2の回路モジュールへ転送するための補助レジスタを有するとともに、前記第2の回路モジュールからのタイミング信号(Rclk)において変化が検出されるまで前記補助レジスタのための制御信号の変化を遅らせる更なるエッジ感知素子を有している、請求項1または2に記載の回路。
  7. 前記更なるエッジ感知素子が前記制御チェーンの一部である、請求項6に記載の回路。
  8. 前記更なるエッジ感知素子は、前記制御チェーンに結合された更なる制御チェーンの一部である、請求項6に記載の回路。
  9. 前記同期化モジュールは、データを前記第1の回路モジュールから前記第2の回路モジュールへ転送するための第1の転送レジスタと、データを前記第2の回路モジュールから前記第1の回路モジュールへ転送するための第2の転送レジスタとを有し、これらの転送レジスタが同じ制御信号(CR)によって制御される、請求項1または2に記載の回路。
  10. 同期化モジュールを使用して第1の回路モジュールと第2の回路モジュールとの間でデータを転送するための方法であって、前記第1および第2の回路モジュールが互いに同期せず且つ前記同期化モジュールによって結合される方法において、
    −前記第1の回路モジュールから前記第2の回路モジュールへ転送されるデータをレジスタ内に一時的に記憶するステップと、
    −制御信号を生成するための制御チェーンを備える制御回路により、前記第1および第2の回路モジュールからのそれぞれのタイミング信号に応じて前記レジスタを制御するステップと、
    を備え、
    反転によって、前記制御信号の値に変化あるいは遷移がもたらされ、
    −前記制御信号の値の変化は、選択された1つのタイミング信号の変化が検出されるまで遅らされる、
    方法。
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