JP4956412B2 - アンテナ装置および無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置および無線通信装置に関する。
低歪・低損失の利点から、チューナブルアンテナ用の可変キャパシタとしてMEMS(Micro Electro Mechanical System)キャパシタの適用が検討されている。また、並列接続した複数のMEMSキャパシタのオン/オフ(ON/OFF)を切り替え、オン/オフの組み合わせにより容量値を変化させるMEMSバンクの適用も検討されている。
しかし、MEMSキャパシタは機械部品であり、オン/オフ動作を繰り返すうちに電極間が張り付き、オン状態のまま動かなくなるスティクションが起きるというMEMS素子特有の問題がある。動かなくなった素子の代わりに予備のMEMSキャパシタをあらかじめ用意しておく方法も考えられるが、動かなくなったMEMSキャパシタの容量が付加される為に、容量の最低値が上昇する。この結果、周波数が低周波側にシフトし、所望の高い周波数が実現できなくなってしまう。
Gabriel M. Rebeiz"RF MEMS THEORY, DESIGN, AND TECHNOLOGY"
本発明は、可変キャパシタが故障した際にもチューナブルアンテナ動作を補償することを可能としたアンテナ装置および無線通信装置を提供する。
本発明の一態様としての無線通信装置は、
導体地板と、
放射素子を有するアンテナと、
一端が前記導体地板に接続された1つ以上の可変キャパシタと、
一端が前記1つ以上の可変キャパシタの他端に接続され、他端が前記アンテナ素子の異なる位置で接続された複数のスイッチ素子と、
前記複数のスイッチ素子のオン・オフを制御するスイッチ制御部と、
前記1つ以上の可変キャパシタの容量を制御するキャパシタ制御部と、
を備える。
本発明の一態様としての無線通信装置は、
前記アンテナ装置と、
前記アンテナ装置を介して無線通信を行う無線処理部と、
を備える。
本発明により、可変キャパシタが故障した際にもチューナブルアンテナ動作を補償することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図である。
このアンテナ装置は、導体地板1と、アンテナ素子(放射素子を有するアンテナ)102と、アンテナ素子102に給電する給電点Pと、一端が導体地板1に接続されたMEMSキャパシタ(可変キャパシタ)107と、一端がMEMSキャパシタ107の他端に接続され、他端がアンテナ素子の相異なる位置(図中左からA、B、Cとする)に接続された複数のスイッチ素子(以下単にスイッチと称する)104A〜104Cと、複数のスイッチ104A〜104Cのオン・オフを制御するスイッチ制御部105と、MEMSキャパシタ107の容量を制御するMEMS制御部(キャパシタ制御部)108と、MEMSキャパシタ107の動作状態を判定するMEMS動作判定部109と、動作設定テーブル110とを備える。
アンテナ素子102はL字のモノポールアンテナ素子であり、一端が給電点Pを介して導体地板1に接続され、他端は開放されている。
スイッチ制御部105は、複数のスイッチ104A〜104Cのオン・オフをそれぞれ独立に制御する。本実施形態ではいずれか1つのみをオンにし、残りの2つはオフにするものとする。ただし、本発明はこれに限定されず、2つ以上が同時にオンされる場合も含んでよい。
MEMSキャパシタ107は可変キャパシタの一例であり、複数段階の容量に設定可能である。本実施形態では2段階の容量に設定可能である。2段階の容量は、MEMSキャパシタ107の電極間が接触したときの容量(オン状態の容量)と、電極間が所定の距離だけ離間したときの容量(オフ状態の容量)である。MEMSキャパシタ107は、機械部品であり、オン・オフ動作を繰り返すうちに、オン状態またはオフ状態で、故障することもあり得る。故障したMEMSキャパシタは、電極の移動が不能になり、この結果、オン状態およびオフ状態のいずれかに固定される。なお、MEMS素子の故障検出方法は、よく知られており、たとえば特開2006-032587号公報には、MEMSキャパシタのスティクション発生の判別法が記載されている。この公報には、電荷蓄積量もしくはMEMSキャパシタがオフとなるプルアウト電圧をモニタする方法等が挙げられる。
MEMS動作判定部109は、MEMSキャパシタ107の動作状態を検査し、MEMSキャパシタ107に故障が生じているか否かを判定する。故障が生じているときは、さらに、MEMSキャパシタ107がオン状態およびオフ状態にあるかを検出する。MEMS動作判定部109は、可変キャパシタの故障を検出するキャパシタ故障検出部と、故障した可変キャパシタの容量段階を検出する容量段階検出部とを含む。MEMS動作判定部109は動作判定の結果(故障の有無と、故障のときは容量)をスイッチ制御部105およびMEMS制御部108に通知する。
動作設定テーブル110は、MEMSキャパシタ107の容量段階と、複数のスイッチ104A〜104Cのオン・オフとの組み合わせ毎に、アンテナ素子102の動作周波数を保持する。動作設定テーブル110の一例を図2に示す。複数のスイッチ104A〜104Cの設定としては、いずれか1つがオンになり残りがオフになるようになっている。たとえばMEMSキャパシタ107がオンで、スイッチ104Aがオン、スイッチ104B、104Cがオフのとき、アンテナ素子102の動作周波数(共振周波数)はF3である。動作周波数F3、F2は、MEMSキャパシタ107がオンおよびオフのいずれの場合にも実現可能である。
MEMS制御部108およびスイッチ制御部105には外部(たとえば無線部)からアンテナ素子102の所望の動作周波数を示す値が入力される。すなわちMEMS制御部108およびスイッチ制御部105は、外部(たとえば無線部)から所望の動作周波数の入力を受け付ける動作周波数受付部を含む。MEMS制御部108およびスイッチ制御部105は、動作周波数受付部によって受け付けられた所望の動作周波数をアンテナ素子がもつように、MEMSキャパシタの容量およびスイッチのオン・オフを制御する。
より詳細には、MEMS制御部108およびスイッチ制御部105は、動作設定テーブル110を参照し、所望の動作周波数をもつ設定(組み合わせ)を選択する。MEMS制御部108およびスイッチ制御部105は、動作設定テーブル110を参照するテーブル参照部を備える。所望の動作周波数をもつ設定が複数存在するときは、アンテナ素子104の先端(開放端)にできるだけ近いスイッチがオンになる設定を選択する。この理由は、アンテナ素子104の先端に近いスイッチを選択するほど、高いアンテナ効率が得られるからである。詳細は後述する。スイッチ104Aがアンテナ素子104の先端に最も近く、スイッチ104B、104Cの順に先端から遠くなる。
たとえば、所望の動作周波数としてF2が与えられた場合、MEMS制御部108およびスイッチ制御部105は動作設定テーブル110を参照し、F2が得られる設定を探すと、2通り存在する。この場合、スイッチ104Bをオンにする場合と、スイッチ104Cをオンにする場合の2つが存在する。スイッチ104Bの方がアンテナ素子102の先端に近いため、スイッチ104Bをオンにする設定を選択する。
ただし、MEMS動作判定部109からMEMSキャパシタ107の故障を通知された場合は、MEMSキャパシタ107の状態を考慮して選択を行う。たとえば、MEMSキャパシタ107が故障によりオン状態に固定されている場合は、MEMS制御部108およびスイッチ制御部105が、動作設定テーブル110においてMEMSキャパシタがオン状態の行から、所望の動作周波数を実現可能な設定を選択する。所望の動作周波数がF2の場合、スイッチ104Cをオンにしスイッチ104A、104Bをオフにする設定を選択する。なお、MEMSキャパシタ107の故障を通知された場合、MEMS制御部108は動作を停止する。
ここで、アンテナ素子の先端に近いスイッチを選択する(オンにする)ほど、高いアンテナ効率が得られる理由について、図3を用いて、説明する。
図3は、長さ110mm×65mmのサイズの導体基板201の短辺に、給電点Pから開放端までの長さが128mmの逆Fアンテナ素子202を設けたアンテナ装置を示す。MEMSキャパシタ(可変キャパシタ)203の持つ直列抵抗成分を4.23Ωとし、逆Fアンテナ素子202と導体地板201とをMEMSキャパシタ203により短絡する。アンテナ素子202とMEMSキャパシタ203との接続位置を、アンテナ先端から5mm、25mm、45mm、60mm、80mmと変化させた際の、放射効率と電力透過係数とを合わせた、アンテナの総効率を計算した結果を図4に示す。各接続位置に対応したMEMSキャパシタの容量値は、それぞれ0.8pF、0.9pF、1.2pF、1.4pF、2.0pFである。図4よりアンテナ素子の先端に近い接続位置ほど、高い効率が得られることが理解される。つまり、アンテナ素子の先端に近いほど、必要な容量値は小さく、また容量値が小さいほど損失が見えにくいため、接続位置をアンテナ素子の先端にするほど、高いアンテナ効率が得られる。
上述したように、図1のアンテナ装置では、MEMSキャパシタ107の容量、ならびにアンテナ素子102とMEMSキャパシタ107との接続位置を変えることで(すなわちスイッチのオン・オフを変えることで)、アンテナの動作周波数を可変であるが、以下、このことについてさらに詳しく説明する。説明を簡単にするため、MEMSキャパシタ107の代わりに、固定の容量をもったキャパシタを用いたアンテナ装置の例を図5に示す。スイッチテーブル106には、スイッチ104A〜104Cのオン・オフと、動作周波数との関係が設定されている。スイッチ制御部115には、所望の動作周波数を表す値が入力され、この値を実現する設定内容をスイッチテーブル106から取得し、スイッチ104A〜104Cのオン・オフを制御する。
図6(A)は図5のアンテナ装置においてスイッチ104Aを選択したときの模式構成と、このときの周波数−VSWR特性を示す。同様に、図6(B)および図6(C)はスイッチ104B、スイッチ104Cを選択したときの模式構成と、そのときの周波数−VSWR特性を示す。
モノポール型のアンテナ素子では、共振状態で定在波が発生している時、電圧振幅は、アンテナ素子の先端で大きく、このため、アンテナ素子に接続するキャパシタの影響は、アンテナ素子の先端に接続するほど、大きくなる。したがって、図6(A)〜図6(C)からも理解されるように、アンテナ素子の先端近くにキャパシタを接続するほど、アンテナ素子の動作周波数は低周波側にシフトする。
なお、アンテナ素子にキャパシタを接続しないとき、アンテナ素子の動作周波数は、図6(C)よりもさらに高周波側にシフトする。また、複数のスイッチをオンにしたときは(キャパシタの接続先を複数とった場合は)、給電点に近い側の接続位置に応じた動作周波数が得られることが本発明者らによるシミュレーションにより確認されている。
このように、アンテナ素子とキャパシタとの接続位置を切り替えることで、アンテナ素子の動作周波数を可変にできる。そして、図1のように、キャパシタとしてMEMSキャパシタ107を用いることで、可変キャパシタの可変可能な段数に応じて、より多くの動作周波数の設定が可能となる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図である。
図1のアンテナ装置ではMEMSキャパシタの個数は1つであったが、図7のアンテナ装置では、3つのMEMSキャパシタ107A〜107Cが備えられている。各MEMSキャパシタ107A〜107Cの一端は導体地板1に接続され、他端はそれぞれがスイッチ104A〜104Cの一端に接続されている。複数のMEMSキャパシタのオン・オフを組み合わせることで、容量値が可変のデジタル可変キャパシタが実現されている。図1よりもMEMSキャパシタの個数が増えているため、それに応じて動作設定テーブル110も細かく設定されている。動作設定テーブル120の一例を図8に示す。
図8において、A、B、Cは、アンテナ素子とMEMSキャパシタ群との接続位置を示す。より詳細には、Aはスイッチ104Aをオンにしスイッチ104B、104Cをオフ、Bはスイッチ104Bをオンにしスイッチ104A、104Cをオフ、Cはスイッチ104Cをオンにしスイッチ104A、104Bをオフにすることを示す。
各MEMSキャパシタのオン・オフと、各スイッチのオン・オフとの組み合わせることで、図1のアンテナ装置よりも多くの動作周波数を実現可能であるとともに、同一の動作周波数を実現する設定を多数得ることが可能となる。例えば動作周波数F4でアンテナ素子を動作させたい場合、(接続位置A、107A=ON、107B=OFF、107C=OFF)、(接続位置B、107A=OFF、107B=ON、107C=OFF)、(接続位置C、107A=ON、107B=ON、107C=OFF)の3つの組合せが存在する。なお、MEMSキャパシタ107A、107B、107Cのオン状態時の容量をCa、Cb、Ccとすると、Ca<Cb<Ccの関係があるとする。
図9は、図7のアンテナ装置において、MEMS制御部108、スイッチ制御部105およびMEMS動作判定部109の動作を説明するフローチャートである。
まず、MEMS動作判定部109が、MEMSキャパシタ107A〜107Cに動作不良(故障)が発生しているか否かを確認する(S1)。
動作不良が発生していない場合(S2のNO)、所望の動作周波数に基づき、スイッチ制御部105は、最もアンテナ素子102の先端に近い接続位置を選択し(S3)、MEMS制御部108は、この接続位置に対応した各MEMSキャパシタのオン・オフの組合せ(合計容量)を選択する(S4)。
スイッチ制御部105は、選択した接続位置に対応するスイッチをオンにし、残りのスイッチをオフにする(S5)。またMEMS制御部108は、選択した組み合わせに基づいて、MEMSキャパシタ107A〜107Cのオン・オフを切り替える(S5)。
一方、MEMSキャパシタ107A〜107Cの少なくともいずれかに、動作不良が発生した場合(S2のYES)、MEMS動作判定部109は、故障したMEMSキャパシタがオンおよびオフのいずれの状態に固定されているかを検出する。MEMS動作判定部109は、故障したMEMSキャパシタを特定する情報と、故障したMEMSキャパシタの状態(オンorオフ)を、スイッチ制御部105およびMEMS制御部108に通知する。
スイッチ制御部105およびMEMS制御部108は、故障したMEMSキャパシタの状態を前提として、故障したMEMSキャパシタ以外のMEMSキャパシタと、各スイッチとの間で、所望の動作周波数を実現可能な組み合わせを確認する(S6)。そして、実現可能な組合せの内、最もアンテナ素子の先端のスイッチをオンにする組合せを選択する(S7)。
そして、スイッチ制御部105およびMEMS制御部108は、選択した組み合わせにしたがって、スイッチ104A〜104C及びMEMSキャパシタ(故障したものを除く)のオン・オフを制御する。
このようにして、所望の動作周波数において、できるだけ高いアンテナ効率を維持して、MEMSキャパシタの動作不良を補償できる。
図10は、本発明の第3の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図である。
このアンテナ装置は、第2の実施形態のアンテナ装置(図7参照)におけるスイッチ104A〜104CをMEMSスイッチ114A〜114Cに置換したことを特徴とする。
MEMS動作判定部109は、MEMSスイッチ114A〜114Cの動作状態を判定し、故障が生じているか否かを判定する。さらに、故障が生じているときは、MEMSスイッチ114A〜114Cがオンおよびオフのいずれに固定されているかを検出する。MEMS動作判定部109は、スイッチの故障を検出するスイッチ故障検出部と、故障したスイッチのオン・オフ状態を検出するスイッチ状態検出部とを含む。MEMS動作判定部109はスイッチの動作判定の結果をスイッチ制御部105およびMEMS制御部108に通知する。
スイッチ制御部105およびMEMS制御部108は、第2の実施形態で説明した動作に加えて、各MEMSスイッチの状態を考慮して、動作設定テーブル110に基づく選択を行う。動作設定テーブル110の内容は図8に示したものと同一であるとする。たとえばあるMEMSスイッチがオフ状態のまま故障した場合は、故障したMEMSスイッチをオンにしない組み合わせの中から選択を行う。逆に、あるMEMSスイッチがオン状態のまま故障した場合、故障したMEMSスイッチをオンにする組み合わせの中から所望の動作周波数をもつ組み合わせを選択する。もし所望の動作周波数をもつ組み合わせが存在しないときは、そのMEMSスイッチよりもアンテナの給電点に近いスイッチをオンにする組み合わせの中から所望の動作周波数をもつ組み合わせを選択する。これは、図6を用いて説明したように、複数のスイッチをオンにした場合、給電点に近いスイッチをオンにしたときの動作周波数が得られるためである。すなわち、故障したMEMSスイッチよりアンテナの先端側のMEMSスイッチをオンにしても、得られる特性はほとんど変わらない。
図11(A)は、図1のアンテナ装置の変形例、図11(B)は図7のアンテナ装置の変形例を示す。図1および図7のアンテナ素子はL字形状を有していたが、図11(A)および図11(B)のアンテナ素子212はメアンダ形状を有している。図10のアンテナ装置におけるアンテナ素子をメアンダ形状にしてもよい。アンテナ素子をメアンダ形状とすることにより、各スイッチの配置間隔を変えることなく、アンテナ素子上の接続位置の間隔を大きく設定でき、これにより大きな周波数変化が可能な構成を容易に実現できる。
図12は、図7のアンテナ装置の変形例を示す。この変形例は、アンテナ素子222が板形状を有していることを特徴とする。アンテナ素子を板形状に構成することにより、広帯域化が可能となる。図10のアンテナ素子を板形状に構成してもよい。
図13は、図7のアンテナ装置の変形例を示す。図7に示したアンテナ素子はモノポール型であったが、本変形例のアンテナ素子232のように、ダイポール型を有していてもよい。給電点Pの両側における各放射素子に対して、それぞれスイッチ104A〜104CおよびMEMSキャパシタ107A〜107Cを設けている。アンテナ素子をダイポール型とすることで、ノイズに強い・所望の指向性が得やすい等の利点がある。図10のアンテナ素子をダイポール型としてもよい。
図14は、図7に示すアンテナ装置の変形例を示す。図14のアンテナ素子は、折り返しダイポール型を有している。図10のアンテナ素子を折り返しダイポール型としてもよい。導体地板101と、導体板241が放射素子として機能する。導体地板101と導体板241とは向かい合い、導体地板101と導体板241の間に、スイッチ104A〜104CとMEMSキャパシタ107A〜107Cとが介在している。このようにすることで、ノイズに強い・所望の指向性が得やすい・小型化等の利点がある。図14のアンテナ装置をたとえば折り畳み型の携帯電話に適用する場合、折り畳まれたとき図示のように導体地板101と導体板241とが向かい合い状態にすることで、折り畳み状態で、上記利点をもった通信を行うことが可能となる。導体地板101と導体板241とが略同一平面に位置するように携帯電話を広げたときは導体地板101および導体板241を放射素子とする通常の板状ダイポールアンテナによる通信を行うようにしてもよい。
図15は、図14のアンテナ装置の変形例を示す。図14のアンテナ装置ではアンテナ素子の中心に給電点Pが位置していたが、図15のアンテナ素子では、給電点を中心からオフセットさせている、このようにすることで、設計の自由度が増す、または多共振化による広帯域化がしやすい等の利点が得られる。251は導体地板、252は導体板、253は線状素子、254は接続素子であり、これらの要素251〜254によってアンテナ素子(略1/2波長)が形成される。
図16は、図7に示すアンテナ装置の変形例を示す。この変形例は、図7のアンテナ素子を無給電素子261としたものであり、給電素子262から所定距離だけ離隔して、配置されている。このようにアンテナ素子として無給電素子を用いることで、給電素子261の設計の自由度が増す・多共振化による広帯域化がしやすい等の利点がある。図10に示すアンテナ装置のアンテナ素子を、無給電素子にすることも可能である。
図17は、図13に示すアンテナ装置の変形例を示す。この変形例は、図13のアンテナ素子(ダイポールアンテナ素子)を無給電素子としたものであり、給電素子262から所定距離だけ離隔して配置している。このようにすることで、給電素子262の設計の自由度が増す・多共振化による広帯域化がしやすい・所望の指向性が得やすい等の利点を得ることができる。
図18は、図11(B)のアンテナ装置を実装した無線通信端末の概略構成を示す。
無線通信端末のPCB(Printed Circuit Board)基板220上にメアンダ形状のアンテナ素子212が設置され、アンテナ素子212が設置された領域と異なる領域に導体地板101が形成されている。無線処理部225は送信データに対し変調、周波数変換、増幅等の無線処理することにより無線周波数信号を生成し、生成した無線周波数信号を給電線路224を介して、アンテナ素子212の給電点Pに与える。モジュール221は、スイッチ104A〜104CおよびMEMSキャパシタ107A〜107C等を含んでいる。モジュール221は、スイッチ104A〜104Cを介して、メアンダ形状のアンテナ素子212に3箇所で接続され、また、MEMSキャパシタ107A〜107Cを介して、導体地板101に接続されている。モジュール221には、接続線を介して、MEMS制御部、MEMS動作判定部、スイッチ制御部が接続されている。
図19は、図18の無線通信端末の変形例を概略的に示す。
PCB基板220よりも高い誘電率をもつ誘電体ブロック226がPCB基板220の端辺に沿って設けられ、誘電体ブロック226の長手方向の側面(基板の外側)に、アンテナ素子212のメイン部分が形成されている。アンテナ素子212のメイン部分と異なる部分はPCB基板220上に形成され、給電点Pから延びて、途中誘電体ブロック226に上から挟まれて誘電体ブロック226の側面側に取り出され、メイン部分と接続される。モジュール221とアンテナ素子212とを接続する線はPCB基板220上に形成され、モジュール221から延びて、途中誘電体ブロック226に上から挟まれて、誘電体ブロック226の側面側に取り出されアンテナ素子212と接続される。このように高誘電率の誘電体ブロック226にアンテナ素子を形成することで、波長短縮効果により、アンテナ素子を短く形成でき、よって、アンテナ装置の小型化が可能となる。
以上に各実施形態を説明した本発明のアンテナ装置は、携帯端末、ノートPC、またはFPD(Flat Panel Display)へ実装する事で、地上デジタル放送受信用アンテナとして動作させることもできる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図。 第1の実施形態に係る動作設定テーブル110の一例を示す図。 導体基板の短辺に、逆Fアンテナ素子を設けたアンテナ装置を示す図。 図3のアンテナ装置のアンテナ効率を説明する図。 固定の容量をもったキャパシタを用いたアンテナ装置の例を示す図。 図5のアンテナ装置の周波数−VSWR特性を説明する図。 本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図。 第2の実施形態に係る動作設定テーブル120の一例を示す図。 図7のアンテナ装置の動作を説明するフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す図。 図1および図7のアンテナ装置の変形例をそれぞれ示す図。 図7のアンテナ装置の変形例を示す図。 図7のアンテナ装置の変形例を示す図。 図7に示すアンテナ装置の変形例を示す図。 図14のアンテナ装置の変形例を示す図。 図7に示すアンテナ装置の変形例を示す図。 図13に示すアンテナ装置の変形例を示す図。 図11(B)のアンテナ装置を実装した無線通信端末の概略構成を示す図。 図18の無線通信端末の変形例を概略的に示す図。
符号の説明
101:導体地板
102、212、222、232:アンテナ素子
104A〜104C:スイッチ(スイッチ素子)
114A〜114C:MEMSスイッチ
107、107A〜107C:MEMSキャパシタ(可変キャパシタ)
105、115:スイッチ制御部
106:スイッチテーブル
108:MEMS制御部
109:MEMS動作判定部
110、120:動作設定テーブル
117:固定容量キャパシタ
220:プリント回路基板
221:モジュール
224:給電線
225:無線処理部
226:誘電体ブロック
241:導体板
251:導体地板
253:線状素子
254:接続線
261、271:無給電素子
262:給電素子

Claims (7)

  1. 導体地板と、
    放射素子を有するアンテナと、
    前記放射素子の一端から給電する給電点と、
    一端が前記導体地板に接続された1つ以上の可変キャパシタと、
    一端が前記1つ以上の可変キャパシタの他端に接続され、他端が前記放射素子の異なる位置に接続された複数のスイッチ素子と、
    前記複数のスイッチ素子のオン・オフを制御するスイッチ制御部と、
    前記1つ以上の可変キャパシタの容量を制御するキャパシタ制御部と、
    前記1つ以上の可変キャパシタの容量段階と、前記複数のスイッチ素子のオン・オフとの組み合わせに対応する前記アンテナ素子の動作周波数を保持する動作設定テーブルと、
    前記動作設定テーブルから、所望の動作周波数をもつ前記組み合わせを検出し、前記所望の動作周波数をもつ前記組み合わせが複数存在するときは、前記放射素子の他端に最も近いスイッチ素子がオンになる組み合わせを選択する、テーブル参照部と、を備え、
    前記キャパシタ制御部は、検出された前記組み合わせにしたがって前記1つ以上の可変キャパシタを制御し、
    前記スイッチ制御部は、検出された前記組み合わせにしたがって前記複数のスイッチ素子を制御する
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 導体地板と、
    一端は前記導体地板に接続された無給電素子である放射素子を有するアンテナと、
    一端が前記導体地板に接続された1つ以上の可変キャパシタと、
    一端が前記1つ以上の可変キャパシタの他端に接続され、他端が前記放射素子の異なる位置に接続された複数のスイッチ素子と、
    前記複数のスイッチ素子のオン・オフを制御するスイッチ制御部と、
    前記1つ以上の可変キャパシタの容量を制御するキャパシタ制御部と、
    前記1つ以上の可変キャパシタの容量段階と、前記複数のスイッチ素子のオン・オフとの組み合わせに対応する前記アンテナ素子の動作周波数を保持する動作設定テーブルと、
    前記動作設定テーブルから、所望の動作周波数をもつ前記組み合わせを検出し、前記所望の動作周波数をもつ前記組み合わせが複数存在するときは、前記放射素子の他端に最も近いスイッチ素子がオンになる組み合わせを選択する、テーブル参照部と、を備え、
    前記キャパシタ制御部は、検出された前記組み合わせにしたがって前記1つ以上の可変キャパシタを制御し、
    前記スイッチ制御部は、検出された前記組み合わせにしたがって前記複数のスイッチ素子を制御する
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 前記可変キャパシタの故障を検出するキャパシタ故障検出部と、
    故障した可変キャパシタの容量段階を検出する容量段階検出部と、をさらに備え、
    前記テーブル参照部は、前記故障した可変キャパシタの容量段階が、前記容量段階検出部により検出された容量段階と同じ容量段階を示す組み合わせの中から選択を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記スイッチ素子の故障を検出するスイッチ故障検出部と、
    故障したスイッチ素子がオン・オフのいずれの状態にあるかを検出するスイッチ状態検出部と、をさらに備え、
    前記テーブル参照部は、前記故障したスイッチ素子の状態が、前記スイッチ状態検出部で検出された状態と同じ状態を示す組み合わせの中から選択を行うことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記可変キャパシタはMEMSキャパシタであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記スイッチ素子はMEMSスイッチであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 請求項1ないしのいずれか一項に記載のアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置を介して無線通信を行う無線処理部と、
    を備えた無線通信装置。
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