JP2010232820A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の共振に対しそれぞれに簡易な手段で周波数調整が可能なこと。
【解決手段】地板1の一辺上に、給電点2と給電点2で前述の一辺上に設置されるL字型のアンテナ素子3と、アンテナ素子3とはそれぞれの開放端を近接させて相対するように前述の一辺上に設置されるL字型の無給電素子40とを有するアンテナ装置において、前述の一辺上にアンテナ素子3に近接するように、アンテナ素子3の外側に平行に沿うように配置された別個の無給電素子41を備え、前述の一辺と直行する地板1の辺の長さL1は使用周波数の四分の一波長以上であり、アンテナ素子3のL字部分の長さである素子長L2は使用周波数の五分の一波長であり、アンテナ素子3と無給電素子40との一辺上の設置部分の間隔は、アンテナ素子3と別個の無給電素子41との一辺上の設置部分間の間隔よりも広い。
【選択図】図1

Description

本発明は、小型無線機に内蔵されるアンテナ装置に関し、特に、アンテナインピーダンス調整のための無給電素子を有するアンテナ装置に関する。
近年、携帯電話に代表される各種通信機器では、GSMやUMTSといった異なる通信システムを単一の機器において利用するサービスが提供されている。そのため、それぞれの通信システムに対応したアンテナが必要になる。この場合、機器内のアンテナスペースには限りがあるため、ひとつのアンテナでいくつもの通信システムに対応できるような複数の共振を持たせられる方が望ましい。
そこで、特許文献1及び2には、複数の共振をもつアンテナ構造として、無給電素子を付加したアンテナに係る発明が開示されている。
特許文献1のアンテナは、同一基板の同一辺上に給電素子と無給電素子とを並列的に設置したもので、給電素子と無給電素子との開放端は共に同一方向を向いている。
特許文献2のアンテナは図12に示すように装置基板10上にアンテナ素子21と無給電素子22とが設けられ、それぞれの開放端同士が近接する構成になっている。図12は特許文献2に開示されている関連技術に相当するアンテナの構造図である。
ここで、複数共振のアンテナ装置で、例えば特許文献1及び2に示すような無給電素子を付加したアンテナ装置において、複数の共振周波数が目的の周波数になるようにするには、集中定数を用いて調整する例が挙げられる。これは集中定数によってアンテナ素子や無給電素子に流れこむ電流を制御できるからである。
特開平09−055621号公報 特開2006−033798号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示されたアンテナ装置では、それぞれの共振にアンテナ素子と無給電素子が起因していて、単純に集中定数を装荷できない。すなわち、ひとつの素子だけがアンテナとして動作しているわけではないので、例えば二つの共振を実現しようとした場合、もう一方の共振周波数も変動してしまう。
このため、一方の周波数を調整するために、単純に一方の共振周波数のみを考えて給電素子側に集中定数回路を装荷すると、それによって、アンテナ素子と無給電素子によって形成されたもう一方の共振周波数が変動してしまう。
かかる問題を解決するには、集中定数回路の複雑化が不可避であり、加えて、集中定数回路を装荷するためにはんだ接続などの作業も煩雑であることや、集中定数自体に損失性があるという課題もあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、無給電素子によって周波数調整可能なアンテナ装置に関し、特に複数の共振に対しそれぞれに簡易な手段で周波数調整が可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
上述の問題を解決するため、本発明に係るアンテナ装置は、方形の地板の一辺上に、電力が供給される給電点と、該給電点で前記一辺上に設置されるL字型のアンテナ素子と、前記アンテナ素子とはそれぞれの開放端を近接させて相対するように前記一辺上に設置されるL字型の無給電素子とを有するアンテナ装置において、前記一辺上に、前記アンテナ素子に近接するように、かつ前記アンテナ素子の外側に平行に沿うように配置された別個の無給電素子を備え、前記一辺と直行する前記地板の辺の長さは使用周波数の四分の一波長以上であり、前記アンテナ素子のL字部分の長さである素子長は前記使用周波数の五分の一波長であり、前記アンテナ素子と前記無給電素子との前記一辺上の設置部分の間隔は、前記アンテナ素子と前記別個の無給電素子との前記一辺上の設置部分間の間隔よりも広いことを特徴とする。
本発明によれば、別個の無給電素子により特に複数の共振に対しそれぞれに簡易な手段で周波数調整が可能なアンテナ装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアンテナ装置の共振周波数の変化を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアンテナ装置の共振周波数の変化を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。 アンテナ導通切り替えスイッチを第2の無給電素子上に複数個設置した状態を示す模式図である。 本発明の第3−1の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。 本発明の第3−2の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。 本発明の第4の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。 本発明の第5の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。 本発明の第6の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。 本発明の第7の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。 関連技術に相当するアンテナの構造図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態について図を用いて説明する。なお、本実施の形態では、無線端末の一例として折畳み式通信端末装置を例にとって説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。この図1によると、本実施の形態のアンテナ装置は、方形の地板1と、電力が供給される給電点2と、アンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41と、を備える。
地板1の1辺に対して、線状L型のアンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41とが取り付けられた構成である。
アンテナ素子3は地板1の端部に給電点2で給電され、第1の無給電素子40は反対側の端部に無給電で接続されている。又、第2の無給電素子41は、アンテナ素子3よりも外側の端部に無給電で接続されている。
アンテナ素子3と第1の無給電素子40はL型が対向するように配置され、地板との接続端と反対側が開放端で、近接していることが望ましい。又、第2の無給電素子41はアンテナ素子3に近接するように、かつアンテナ素子3の外側に平行に沿うように配置された構成となっている。
このとき、アンテナ素子3のL字部分の長さである素子長L2は、使用周波数のλ/5であり、地板1の素子の接する辺と直行する辺の長さL1はλ/4以上であり、又、アンテナ素子3と第1の無給電素子40との接続点間隔D2は、アンテナ素子3と第2の無給電素子41との間隔D1よりも広くなっていることが好ましい。この構成で、第2の無給電素子41の上辺の長さL3を変化することにより、周波数の調整が可能となる。
L3の長さは、0<L3<D1又はD1<L3で規定され、前者の場合は高域の共振周波数を、後者の場合は低域の共振周波数を調整可能とする。
なお、図ではアンテナ素子の接続辺を地板の短辺としている、L1の長さがλ/4であれば素子を長辺に接続しても構わない。更に、第2の無給電素子41はアンテナ素子3の外側に沿うように配置しているが、端部内側で接続し、内側に配置しても構わない。又、ここではアンテナ素子3、第1の無給電素子40、第2の無給電素子41に線状素子をもちいているが、幅が細い板状の素子でも構わない。
[第1の実施の形態の動作の説明]
図2、図3に、本実施の形態にかかるアンテナ装置の共振周波数の変化を示す。一例として、40mm×80mmの地板に対してD1を6mm、D2を28mm、L1を80mm、L2を23mm(高さ9+幅14)としたとき、第2の無給電素子長を変化させている。
図2は、横軸を周波数、縦軸を反射損失とし、第2の無給電素子41の上辺の長さL3が、アンテナ素子3と第2の無給電素子41との間隔D1よりも短い場合の反射特性の計算結果を示している。計算結果は、第2の無給電素子41の長さを13mm(L3=0mm)と18mm(L3=5mm)でそれぞれ行っている。又、比較のために、第2の無給電素子を付加していない共振周波数調整前の状態の特性も示す。
この図2に示すように、第2の無給電素子41を付加していない状態で2共振であり、第2の無給電素子41を付加しL3の長さがD1よりも短いとき、低域がほとんど変化しないのに対して高域側の共振周波数が大きく変動している。したがって、第2の無給電素子のL3の長さがD1よりも短いときに高域の共振周波数を調整可能である。
図3は、横軸を周波数、縦軸を反射損失とし、第2の無給電素子41の上部L3が、アンテナ素子3と第2の無給電素子41間隔D1よりも長い場合の反射特性の計算結果を示している。計算結果は第2の無給電素子41の長さを24mm(L3=11mm)と32mm(L3=19mm)でそれぞれ行っている。
又、図2と同様、比較のために第2の無給電素子を付加していない状態の特性も示す。図に示すように、L3がD1よりも長く第2の無給電素子長を変化することにより、高域がほとんど変化していないのに対して低域側の共振周波数が変動している。したがって、第2の無給電素子のL3の長さがD1よりも長いときに低域の共振周波数を調整可能である。
すなわち、第2の無給電素子40の開放端の位置を調整することによって、共振周波数の高域や低域を調整可能となる。
[第2の実施の形態]
以下に、第2の実施の形態について図4を用いて説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。
この図4によると、本実施の形態のアンテナ装置は、方形の地板1と、電力が供給される給電点2と、アンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41と、アンテナ導通切替えスイッチ5と、を備える。
地板1の1辺に対して、線状L型のアンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41とが取り付けられた構成である。
アンテナ素子3は地板1の端部に給電点2で給電され、第1の無給電素子40は反対側の端部に無給電で接続されている。又、第2の無給電素子41は、アンテナ素子3よりも外側の端部に無給電で接続されている。
アンテナ素子3と第1の無給電素子40は対向するように配置され、地板との接続端と反対側が開放端で、近接していることが望ましい。又、第2の無給電素子41は前記アンテナ素子3に近接するように、かつアンテナ素子3の外側に平行に沿うように配置された構成となっている。
又、アンテナ導通切替えスイッチが、第2の無給電素子41の折れ曲がれ部から長さD1の箇所(L4=D1)、すなわちちょうど給電点2の真上に位置する箇所に設けられる構成とする。アンテナ導通切り替えスイッチの例としては、ダイオードスイッチなどが挙げられる。
アンテナ素子3のL字部分の長さである素子長は、使用周波数のλ/5であり、地板1の素子の接する辺と直行する辺の長さはλ/4以上であり、又、アンテナ素子3と第1の無給電素子40との接続点間隔は、アンテナ素子3と第2の無給電素子41との間隔よりも広くなっていることが好ましい。
すなわち、この導通スイッチによって第2の無給電素子の電気長を切り替えることができ、これによって共振周波数を変化させることができる。
このアンテナ導通切り替えスイッチを複数個設けてもよい。図5は、アンテナ導通切り替えスイッチを第2の無給電素子上に複数個設置した状態を示す模式図である。このように第2の無給電素子41上に複数のアンテナ導通切り替えスイッチ5を持たせることで、素子の長さを電気的に可変にし、周波数のより精密な調製が可能となる。
なお、ここではアンテナ素子3、第1の無給電素子40、第2の無給電素子41に線状素子をもちいているが、幅が細い板状の素子でも構わない。
[第3−1の実施の形態]
以下に、第3−1の実施形態例について図6を用いて説明する。図6は、本発明の第3−1の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。
この図6によると、本実施の形態のアンテナ装置は、方形の地板1、電力が供給される給電点2、アンテナ素子3、第1の無給電素子40及び第2の無給電素子41を備える。
地板1の一辺に対して、線状L型のアンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41とが取り付けられた構成である。
アンテナ素子3は地板1の端部に給電点2で給電され、第1の無給電素子40は反対側の端部に無給電で接続されている。又、第2の無給電素子41は、アンテナ素子3よりも外側の端部に無給電で接続されている。
アンテナ素子3と第1の無給電素子40は対向するように配置され、地板との接続端と反対側が開放端で、近接していることが望ましい。又、第2の無給電素子41はアンテナ素子3に近接するように、かつアンテナ素子3の外側に平行に沿うように配置された構成となっている。ここまでは、第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、アンテナ素子3及び無給電素子40、無給電素子41は、地板1の水平面に対して同一面内に配置される。この構成により、筐体に取り付けられるアンテナ装置によって厚みが増えることはなく薄型化につながる。
[第3−2の実施の形態]
以下に、第3−2の実施形態例について図7を用いて説明する。図7は、本発明の第3−2の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。
この図7によると、本実施の形態のアンテナ装置は、地板1、給電点2、アンテナ素子3、第1の無給電素子40及び第2の無給電素子41を備える。
地板1の一辺に対して、線状L型のアンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41とが取り付けられた構成である。アンテナ素子3は地板1の端部に給電点2で給電され、第1の無給電素子40は反対側の端部に無給電で接続されている。又、第2の無給電素子41は、アンテナ素子3よりも外側の端部に無給電で接続されている。
アンテナ素子3と第1の無給電素子40は対向するように配置され、地板との接続端と反対側が開放端で、近接していることが望ましい。又、第2の無給電素子41は前記アンテナ素子3に近接するように、かつアンテナ素子3の外側に平行に沿うように配置された構成となっている。ここまでは、第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、アンテナ素子3、第1の無給電素子40、第2の無給電素子41は地板1の水平面に対して傾斜をかけて設置する。この構成により、アンテナの高さ方向の距離に制約があるときに、傾斜にすることで素子長を長くすることができ、低い周波数への適応範囲を広げることが可能となる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態例について図8を用いて説明する。図8は、本発明の第4の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。
この図8によると、本実施の形態のアンテナ装置は、方形の地板1、電力が供給される給電点2、アンテナ素子3、第1の無給電素子40及び第2の無給電素子41を備える。
アンテナ素子3は、メインの信号素子31と、地板1と信号素子31に接続する短絡素子32とによって横転したF字型のアンテナの構成になっている。
地板1の一辺に対して、横転したF字型のアンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41とが取り付けられた構成である。信号素子31は、地板1の端部に給電点2で給電され、短絡素子32は、信号素子31と地板1を短絡している。
第1の無給電素子40は沿うように一端をグランドと接続しもう一端を開放端として地板1に接続され、その開放端は、アンテナ素子3の開放端に対向してることが好ましい。このとき、第1の無給電素子40の開放端側は、第2の無給電素子41の近傍まで延びる形状でもよい。
第1の無給電素子40はアンテナ素子3の端部とは反対側の端部に無給電で接続されている。又、第2の無給電素子41は、アンテナ素子3よりも外側の端部に無給電で接続されている。アンテナ素子3と第1の無給電素子40は対向するように配置され、地板との接続端と反対側が開放端で、近接していることが望ましい。又、第2の無給電素子41は前記アンテナ素子3に近接するように、かつアンテナ素子3の内側に平行に沿うように配置された構成となっている。
これにより、メインのアンテナ素子が逆F形状であることから共振周波数がひとつ追加され、広帯域化につながる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態例について図9を用いて説明する。図9は、本発明の第5の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。
この図9によると、本実施の形態のアンテナ装置は、方形の地板1、電力が供給される給電点2、アンテナ素子3、第1の無給電素子40及び第2の無給電素子44を備える。地板1の1辺に対して、線状L型のアンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子44とが取り付けられた構成である。
アンテナ素子3は地板1の端部に給電点2で給電され、第1の無給電素子40は反対側の端部に無給電で接続されている。又、第2の無給電素子44は、アンテナ素子3よりも外側の端部に無給電で接続されている。
アンテナ素子3と第1の無給電素子40は対向するように配置され、地板との接続端と反対側が開放端で、近接していることが望ましい。又、第2の無給電素子44は前記アンテナ素子3に近接するように、かつアンテナ素子3の外側に平行に沿うように配置された構成となっていて、第2の無給電素子44の構造は、ジグザグに蛇行したメアンダ構造にすることも可能である。又、メアンダ構造だけでなく、ヘリカル状に何度も巻いてもよい。
これによって、第2の無給電素子の電流経路長が長くなり、共振周波数の変化も大きくすることが可能である。
なお、アンテナ素子3のL字部分の長さである素子長は、使用周波数のλ/5であり、地板1の素子の接する辺と直行する辺の長さはλ/4以上であり、又、アンテナ素子3と第1の無給電素子40との接続点間隔は、アンテナ素子3と第2の無給電素子44との間隔よりも広くなっていることが好ましい。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態例について図10を用いて説明する。図10は、本発明の第6の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。
この図10によると、本実施の形態のアンテナ装置は、方形の地板1、電力が供給される給電点2、アンテナ素子3、第1の無給電素子40、第2の無給電素子41及びヒンジ金具6を備える。地板1の一辺に対して、線状L型のアンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子45とが取り付けられた構成である。
アンテナ素子3は地板1の端部に給電点2で給電され、第1の無給電素子40は反対側の端部に無給電で接続されている。又、第2の無給電素子45は、アンテナ素子3よりも外側の端部に無給電で接続されている。
アンテナ素子3と第1の無給電素子40は対向するように配置され、地板との接続端と反対側が開放端で、近接していることが望ましい。
又、第2の無給電素子45は前記アンテナ素子3に近接するように、かつアンテナ素子3の外側に平行に沿うように配置されている。又、第2の無給電素子45は、地板との接続端との反対端が折畳式携帯端末に代表されるようなヒンジ金具の一部と電気的に接続されている。
図10に示すように、無給電素子が携帯端末内の構造物であるヒンジ金具6に接続することで、無給電素子長が長くなり、別の周波数帯を増やすことが可能となる。
なお、アンテナ素子3のL字部分の長さである素子長は、使用周波数のλ/5であり、地板1の素子の接する辺と直行する辺の長さはλ/4以上であり、又、アンテナ素子3と第1の無給電素子40との接続点間隔は、アンテナ素子3と第2の無給電素子45との間隔よりも広くなっていることが好ましい。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態例について図11を用いて説明する。図11は、本発明の第6の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図である。
この図11によると、本実施の形態のアンテナ装置は、方形の地板1と、電力が供給される給電点2と、アンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41と、短絡素子7と、を備える。地板1の1辺に対して、線状L型のアンテナ素子3と、第1の無給電素子40と、第2の無給電素子41とが取り付けられた構成である。
アンテナ素子3は地板1の端部に給電点2で給電され、第1の無給電素子40は反対側の端部に無給電で接続されている。又、第2の無給電素子41は、アンテナ素子3よりも外側の端部に無給電で接続されている。アンテナ素子3と第1の無給電素子40は対向するように配置され、地板との接続端と反対側が開放端で、近接していることが望ましい。
又、第2の無給電素子41は前記アンテナ素子3に近接するように、かつアンテナ素子3の外側に平行に沿うように配置された構成となっている。
この前記第1の無給電素子40と前記第2の無給電素子41との間に短絡素子6を設けることで、電流経路が追加され、広帯域になる可能性がある。
なお、アンテナ素子3のL字部分の長さである素子長は、使用周波数のλ/5であり、地板1の素子の接する辺と直行する辺の長さはλ/4以上であり、又、アンテナ素子3と第1の無給電素子40との接続点間隔は、アンテナ素子3と第2の無給電素子41との間隔よりも広くなっていることが好ましい。
本発明にかかるアンテナ装置は、無給電素子によって周波数を調整することができるという効果を有し、特に携帯電話などの薄型化が望まれるような移動体通信機器用途に利用することができる。
1 地板
2 給電点
3 アンテナ素子
5 アンテナ導通切り替えスイッチ
6 ヒンジ金具
7 短絡素子
10 装置基板
21 アンテナ素子
22 無給電素子
31 信号素子
32 短絡素子
40 第1の無給電素子
41 第2の無給電素子
44 第2の無給電素子
45 第2の無給電素子

Claims (12)

  1. 方形の地板の一辺上に、電力が供給される給電点と、該給電点で前記一辺上に設置されるL字型のアンテナ素子と、前記アンテナ素子とはそれぞれの開放端を近接させて相対するように前記一辺上に設置されるL字型の無給電素子とを有するアンテナ装置において、
    前記一辺上に、前記アンテナ素子に近接するように、かつ前記アンテナ素子の外側に平行に沿うように配置された別個の無給電素子を備え、
    前記一辺と直行する前記地板の辺の長さは使用周波数の四分の一波長以上であり、前記アンテナ素子のL字部分の長さである素子長は前記使用周波数の五分の一波長であり、前記アンテナ素子と前記無給電素子との前記一辺上の設置部分の間隔は、前記アンテナ素子と前記別個の無給電素子との前記一辺上の設置部分間の間隔よりも広いことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記別個の無給電素子は、L字型で、前記一辺と平行な部分の長さが前記アンテナ素子と前記別個の無給電素子との前記一辺上の設置部分間の間隔よりも短いことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記別個の無給電素子は、L字型で、前記一辺と平行な部分の長さが前記アンテナ素子と前記別個の無給電素子との前記一辺上の設置部分間の間隔よりも長いことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記別個の無給電素子は、L字型で、前記別個の無給電素子の導通を遮断できるスイッチを該L字型の折れ曲がれ部から前記アンテナ素子と前記別個の無給電素子との前記一辺上の設置部分間の間隔に相当する距離分離れた位置に有することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  5. 前記別個の無給電素子は、L字型で、前記スイッチを更に複数個有することを特徴とする請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナ素子、前記無給電素子及び前記別個の無給電素子が前記地板の水平面に対して同一面内に配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記アンテナ素子、前記無給電素子及び前記別個の無給電素子は、前記地板の水平面に対して傾斜をかけて設置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  8. 前記別個の無給電素子は、ジグザグに蛇行したメアンダ構造であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  9. 前記アンテナ装置はヒンジ金具を有する携帯端末に用いられるものであって、
    前記別個の無給電素子は、前記ヒンジ金具に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  10. 前記アンテナ素子と前記別個の無給電素子との間に短絡素子を別途備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  11. 方形の地板の一辺上に、電力が供給される給電点と、該給電点で前記一辺上に設置されるL字型のアンテナ素子と、前記アンテナ素子とはそれぞれの開放端を近接させて相対するように前記一辺上に設置されるL字型の無給電素子とを有するアンテナ装置において、
    前記アンテナ素子は、前記一辺と平行な部分と前記一辺とを接続する短絡素子を備えることで横転したF字型を呈し、
    前記一辺上に、前記アンテナ素子に近接するように、かつ前記アンテナ素子の内側に平行に沿うように配置された別個の無給電素子を備えることを特徴とするアンテナ装置。
  12. 方形の地板の一辺上に、電力が供給される給電点と、該給電点で前記一辺上に設置されるL字型のアンテナ素子と、前記アンテナ素子とはそれぞれの開放端を近接させて相対するように前記一辺上に設置されるL字型の無給電素子とを有するアンテナ装置において、
    前記一辺上に、前記アンテナ素子に近接するように、かつ前記アンテナ素子の内側に平行に沿うように配置されたL字型の別個の無給電素子を備え、
    前記一辺と直行する前記地板の辺の長さは使用周波数の四分の一波長以上であり、前記アンテナ素子のL字部分の長さである素子長は前記使用周波数の五分の一波長であり、前記アンテナ素子と前記無給電素子との前記一辺上の設置部分の間隔は、前記アンテナ素子と前記別個の無給電素子との前記一辺上の設置部分間の間隔よりも広いことを特徴とするアンテナ装置。
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