JP4946637B2 - ピストンポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、ピストンポンプ、例えば、車両用ブレーキ装置の液圧ポンプとして採用可能なピストンポンプに関する。
この種のピストンポンプは、例えば、下記の特許文献1に開示されていて、吸入口と吐出口を有するとともにこれら吸入口および吐出口に連通する内孔を有するポンプハウジングと、このポンプハウジングの前記内孔に環状のシール部材を介して組付けられてポンプ室を形成し軸方向に往復動されることにより前記ポンプ室の容積を増減するピストンと、前記吸入口と前記ポンプ室を連通させる流入路に介装され前記ポンプ室の容積増大時に開き容積減少時に閉じる吸入弁と、前記吐出口と前記ポンプ室を連通させる流出路に介装され前記ポンプ室の容積減少時に開き容積増大時に閉じる吐出弁とを備えていて、前記ピストンが軸方向に往復動されて前記ポンプ室の容積が増減されることにより前記吸入口から前記吐出口に向けて液体が流動するように構成されている。また、このピストンポンプにおいては、前記ピストンが前記内孔の内壁に摺動可能であり、前記シール部材が前記ピストンに組付けられていて前記ピストンとともに軸方向に移動可能で前記内孔の内壁に摺動可能である。
特表平9−506690号公報
上記した従来のピストンポンプでは、ポンプハウジングの内孔にピストンとともに組付けられてポンプ室を形成する環状のシール部材の前記内孔の内壁に対する摺動領域が、前記ピストンの前記内孔の内壁に対する摺動領域と軸方向にて重合している。このため、ピストンの摺動に伴って内孔の内壁に摺動跡が生じると、この摺動跡上をシール部材の摺動部が摺動することとなり、同摺動跡に起因してシール部材の摺動部に損傷が生じやすくて、同シール部材の耐久性を損なうおそれがある。
また、上記したシール部材の摺動領域と上記したピストンの摺動領域が軸方向にて重畳(重合)している場合において、シール部材のシール部(内孔の内壁に摺動可能に係合してシール機能を発揮する部分)全体が上記した摺動跡上を摺動するような構成であると、シール部材のシール部全体に損傷が生じるおそれがあって、シール部材によるシール機能が早期に損なわれるおそれがある。
本発明は、上記した課題を解消すべくなされたものであり、上記したピストンポンプにおいて、前記ピストンの前記内孔の内壁に対する摺動領域と前記シール部材の前記内孔の内壁に対する摺動領域が軸方向にて離間配置されていることに特徴がある。この場合において、前記ピストンはポンプ室側端部外周にて前記内孔の内壁に摺動可能に嵌合され、前記シール部材は、前記ピストンのポンプ室側端部に一体的に組付けられていて、ピストン側の外径が前記ピストンのポンプ室側端部外径より所定量小径とされており、この小径部の軸方向長さが前記ピストンの往復動長さ(ストローク長)以上とされていることも可能である。
このピストンポンプにおいては、ピストンの内孔の内壁に対する摺動領域とシール部材の内孔の内壁に対する摺動領域が軸方向にて離間配置されているため、ピストンの摺動に伴って内孔の内壁に摺動跡が生じても、この摺動跡上をシール部材の摺動部が摺動することはない。したがって、ピストンによる内孔の内壁の摺動跡に起因してシール部材の摺動部が損傷を受けることはなく、同シール部材の耐久性を向上させることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記ピストンがポンプ室側端部外周にて前記内孔の内壁に摺動可能に嵌合され、前記シール部材が、前記ピストンのポンプ室側端部に一体的に組付けられていて、ピストン側の外径が前記ピストンのポンプ室側端部外径より所定量小径とされており、この小径部の軸方向長さが前記ピストンの往復動長さ(ストローク長)以上とされている場合には、上記した作用効果が同様に得られるとともに、前記シール部材の小径部が前記内孔の内壁に摺動しなくて、同部分での摺動抵抗の変動がなく、しかも前記シール部材の摺動部が前記ピストンのポンプ室側端部より前記ピストンの往復動長さ(ストローク長)以上離れたポンプ室側にて前記内孔の内壁に摺動するため、前記ピストンの摺動時の挙動を安定させること、および前記シール部材の摺動部以外の摩耗を防止することが可能である。
また、本発明は、吸入口と吐出口を有するとともにこれら吸入口および吐出口に連通する内孔を有するポンプハウジングと、このポンプハウジングの前記内孔に環状のシール部材を介して組付けられてポンプ室を形成し軸方向に往復動されることにより前記ポンプ室の容積を増減するピストンと、前記吸入口と前記ポンプ室を連通させる流入路に介装され前記ポンプ室の容積増大時に開き容積減少時に閉じる吸入弁と、前記吐出口と前記ポンプ室を連通させる流出路に介装され前記ポンプ室の容積減少時に開き容積増大時に閉じる吐出弁とを備えていて、前記ピストンが軸方向に往復動されて前記ポンプ室の容積が増減されることにより前記吸入口から前記吐出口に向けて液体が流動するように構成され、前記ピストンは前記内孔の内壁に摺動可能であり、前記シール部材は前記ピストンのポンプ室側端部に組付けられていて前記ピストンとともに軸方向に移動可能で前記内孔の内壁に摺動可能であるピストンポンプにおいて、前記ピストンの前記内孔の内壁に対する摺動領域は軸方向にて前記シール部材の前記内孔の内壁に対する摺動領域における前記ピストン側の一部と重畳し他部と重畳しないことに特徴がある。
このピストンポンプにおいては、ピストンの摺動領域が軸方向にてシール部材の摺動領域におけるピストン側の一部と重畳し他部(残部)と重畳しない構成(すなわち、ピストン側の一部にのみ重畳する構成)が採用されていて、シール部材の摺動領域における残部(反ピストン側の残部)はピストンの摺動領域と重畳しない。このため、ピストンの摺動に伴って内孔の内壁に摺動跡が生じても、この摺動跡上をシール部材のシール部(内孔の内壁に摺動可能に係合してシール機能を発揮する部分)全体が摺動することはなく、シール部材によるシール機能が早期に損なわれることはない。
上記した本発明の実施に際して、前記シール部材は、前記ポンプ室に向けて開口し軸方向に沿って形成された環状のリップ溝を有するとともに、このリップ溝により前記ポンプ室側を自由端とされて外周面にて前記内孔の内壁に摺動可能な環状のシールリップを有していて、前記内孔の内壁と摺動可能な前記ピストンのポンプ室側端から前記リップ溝の底までの軸方向長さが前記ピストンの往復動長さ(ストローク長)よりも短くされていることも可能である。
この場合には、シール部材におけるシールリップの上記した摺動跡上を摺動しないシール部には、その内周にリップ溝が存在することとなる。したがって、シール部材にリップ溝が形成されていない場合に比して、前記内孔の内壁に対するシールリップの押圧力を低減できて、シールリップのポンプハウジングとの摺動抵抗を確実に低減することが可能である。
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2は本発明によるピストンポンプの第1実施形態を示していて、この第1実施形態のピストンポンプでは、ポンプハウジング10がハウジング本体11とこのハウジング本体11に組付けたシリンダ部材12およびキャップ13によって構成されている。ハウジング本体11は、吸入口11aおよび吐出口11bを有するとともに、吸入口11aおよび吐出口11bに連通する段付内孔11cを有していて、段付内孔11cの小径内孔11c1内には、ピストン21、吸入弁Vsおよびピストンリターンスプリング22が組付けられている。
シリンダ部材12は、段付内孔11cの大径内孔11c2内に、キャップ13および吐出弁Vdとともに組付けられていて、吐出口11bに直接連通し後述するポンプ室Roに吐出弁Vdを介して連通する環状の吐出室Rdを形成している。また、シリンダ部材12は、有底筒状に形成されていて、シリンダ穴12aを有するとともに、吐出弁Vdの弁孔12bおよび弁座12cを形成した底壁12dを有しており、キャップ13によって抜け止めされている。キャップ13は、ハウジング本体11に液密的に組付けられていて、シリンダ部材12との当接部には吐出室Rdと吐出弁Vdの吐出側を連通させる連通溝13aが形成されている。
ピストン21は、ハウジング本体11における段付内孔11cの小径内孔11c1内に、ゴム製のシールリング23と樹脂製のリテーナ24を介して液密的かつ軸方向へ摺動可能に嵌合されていて、段付内孔11cの小径内孔11c1とシリンダ穴12aにポンプ室Roを形成し、段付内孔11cの小径内孔11c1に、吸入口11aに直接連通しポンプ室Roに吸入弁Vsを介して連通する環状の吸入室Rsを形成している。また、ピストン21は、図1の左端にて電気モータ(図示省略)によって回転駆動される偏心体31の外周面に摺動可能に係合している。このピストン21は、偏心体31の回転により、ピストンリターンスプリング22の付勢力に抗して軸方向に往動されたときポンプ室Roの容積を減少させ、ピストンリターンスプリング22の付勢力によって軸方向に復動されたときポンプ室Roの容積を増大させるように構成されている。
また、ピストン21には、軸方向に延びる連通孔21aが形成されるとともに、径方向に延びる連通孔21bが形成されていて、連通孔21bに対応して環状溝21cが形成されている。軸方向の連通孔21aは、吸入弁Vsのリテーナ24に形成した弁孔24aに連通している。径方向の連通孔21bは、ピストン21の中間部位に形成されていて、中間部にて連通孔21aの一端部に連通し、両端にて環状溝21cに連通している。環状溝21cは、吸入室Rsに連通している。
ピストンリターンスプリング22は、圧縮コイルスプリングであり、シリンダ部材12とピストン21に組付けたリテーナ24との間に所定の予備荷重を付与して介装されていて、ピストン21およびリテーナ24等を偏心体31に向けて付勢している。
吸入弁Vsは、ピストン21のポンプ室側端部に液密的かつ一体的に組付けられていて、吸入口11aとポンプ室Roを連通させる流入路に介装されている。また、吸入弁Vsは、リテーナ24に形成した弁座部24bに着座・離座するボール弁体41と、リテーナ24とボール弁体41間に介装されてボール弁体41を弁座部24bに向けて小荷重にて付勢するスプリング42を備えており、ポンプ室Roの容積増大時に開き容積減少時に閉じるように構成されている。
リテーナ24は、ピストン21に組付けられてピストン21とにより段付内孔11cの小径内孔11c1にポンプ室Roを形成する環状のシール部材としての機構を有するとともに、吸入弁Vsの一構成部材としての機能を有している。また、リテーナ24は、吸入口11aに連通する弁孔24aと、この弁孔24aのポンプ室側端部に形成された弁座部24bと、この弁座部24bに連続して一体成形された弁体保持部24cおよびスプリング保持部24dを有するとともに、環状のシール部材部24eと環状の受承部24fを有していて、図1の左端円筒部24gにてピストン21の連通孔21aに液密的かつ一体的に嵌合固定されている。
弁体保持部24cおよびスプリング保持部24dは、複数本の柱状体Aで構成されていて、各柱状体Aの図1左端部が弁体保持部24cとして機能し、各柱状体Aの図1右端部がスプリング保持部24dとして機能する。スプリング保持部24dとして機能する各柱状体Aの図1右端部には、スプリング42の一端部と係合して同スプリング42のリテーナ24からの抜け(脱落)を規制する掛け止め部(フック部)24d1が形成されている。また、各柱状体Aの図1右端内周、すなわち、リテーナ24のポンプ室側端部内周には、ポンプ室側を大径とするテーパ状部24hが形成されている。
環状のシール部材部24eは、リテーナ24の外周に一体的に形成されていて、図2にて詳細に示したように、ポンプ室Roに向けて開口し軸方向に沿って形成された環状のリップ溝24e1を有するとともに、このリップ溝24e1によりポンプ室Ro側を自由端とされて外周面の一部にて小径内孔11c1の内壁に摺動可能な環状のシールリップ24e2を有していて、ポンプ室Roからピストン21の外周に向けた液体の流動を規制する形状に形成されている。環状の受承部24fは、シール部材部24eよりポンプ室側にて、リテーナ24の外周に一体的に形成されていて、ピストン21を復帰動させるピストンリターンスプリング22を受承可能である。
ボール弁体41は、リテーナ24に予め図1の右方から組付けられていて、リテーナ24の弁体保持部24cに収容保持されており、弁座部24bに着座・離座可能である。スプリング42は、リテーナ24にボール弁体41とともに(またはボール弁体41が組付けられた後に)図1の右方から組付けられていて、リテーナ24のスプリング保持部24dに収容保持されており、ボール弁体41を弁座部24bに向けて小荷重にて付勢している。
吐出弁Vdは、シリンダ部材12の吐出側端部すなわちポンプ室Roの吐出側に設けられていて、吐出口11bとポンプ室Roを連通させる流出路に介装されている。また、吐出弁Vdは、シリンダ部材12の底壁12dに形成した弁座12cに着座・離座するボール弁体51と、このボール弁体51とキャップ13間に介装されてボール弁体51を弁座12cに向けて小荷重にて付勢するスプリング52を備えており、ポンプ室Roの容積増大時に閉じ容積減少時に開くように構成されている。
上記のように構成したこの第1実施形態のピストンポンプにおいては、電気モータ(図示省略)によって偏心体31が回転駆動されることに伴う偏心体31とピストンリターンスプリング22の協同作用より、ピストン21が軸方向に往復動されて、ポンプ室Roの容積が増減され、また吸入弁Vsと吐出弁Vdがそれぞれ機能して、吸入口11aから吐出口11bに向けて液体が流動する。
ところで、この第1実施形態のピストンポンプにおいては、図2に示したように、ピストン21の小径内孔11c1の内壁に対する摺動領域Bpとシールリップ24e2の小径内孔11c1の内壁に対する摺動領域Bsが軸方向にて離間配置されている。また、ピストン21がポンプ室側端部外周にて小径内孔11c1の内壁に摺動可能に嵌合され、シール部材部24eを有したリテーナ24がピストン21のポンプ室側端部に一体的に組付けられていて、ピストン側の外径がピストン21のポンプ室側端部外径より所定量小径とされており、この小径部の軸方向長さL1がピストン21の往復動長さLo(ストローク長)以上とされている。なお、図2の(a)はピストン21およびリテーナ24等が往動端に移動した状態を示しており、図2の(b)はピストン21およびリテーナ24等が復動端に移動した状態を示している。
このため、ピストン21の小径内孔11c1の内壁に対する摺動に伴って小径内孔11c1の内壁に摺動跡が生じても、この摺動跡上をシール部材部24eにおけるシールリップ24e2の摺動部(シール部)Sが摺動することはない。したがって、ピストン21による小径内孔11c1の内壁の摺動跡に起因してシール部材部24eの摺動部Sが損傷を受けることはなく、同シール部材部24eの耐久性を向上させることが可能である。また、ピストン21とリテーナ24が上記した形状に形成されているため、シール部材部24eのピストン側にある小径部が小径内孔11c1の内壁に摺動しなくて、同部分での摺動抵抗の変動がなく、しかもシール部材部24eにおけるシールリップ24e2の摺動部(シール部)Sがピストン21のポンプ室側端部よりピストン21の往復動長さLo(ストローク長)以上離れたポンプ室側にて小径内孔11c1の内壁に摺動するため、ピストン21の摺動時の挙動を安定させること、およびリテーナ24におけるシール部材部24eの摺動部S以外の摩耗を防止することが可能である。
上記した第1実施形態においては、小径内孔11c1(ポンプハウジングの内孔)にピストン21とともに組付けられてポンプ室Roを形成するシール部材部24e(シール部材)をリテーナ24に一体的に形成して実施したが、かかるシール部材をリテーナ(24)とは別個に設けて実施することも可能である。この場合において、ピストンのポンプ室側端部外周に環状溝を設けて、この環状溝にシール部材を組付け、同シール部材の外周部がポンプハウジングの内孔に軸方向へ摺動可能に嵌合されるように構成して実施することも可能である。また、上記した第1実施形態においては、シール部材をリップ形状として実施したが、同シール部材の形状は適宜変更が可能であり、上記実施形態の形状に限定されるものではない。
図3および図4は本発明によるピストンポンプの第2実施形態を示していて、この第2実施形態のピストンポンプでは、ポンプハウジング110がハウジング本体111とこのハウジング本体111に組付けたシリンダ部材112およびキャップ113によって構成されている。ハウジング本体111は、吸入口111aおよび吐出口111bを有するとともに、吸入口111aおよび吐出口111bに連通する段付内孔111cを有していて、段付内孔111cの小径内孔111c1内には、ピストン121、吸入弁Vs2およびピストンリターンスプリング122が組付けられている。
シリンダ部材112は、段付内孔111cの大径内孔111c2内に、キャップ113および吐出弁Vd2とともに組付けられていて、吐出口111bに直接連通し後述するポンプ室Ro2に吐出弁Vd2を介して連通する環状の吐出室Rd2を形成している。また、シリンダ部材112は、有底筒状に形成されていて、シリンダ穴112aを有するとともに、吐出弁Vd2の弁孔112bおよび弁座112cを形成した底壁112dを有しており、キャップ113によって抜け止めされている。キャップ113は、ハウジング本体111に液密的に組付けられていて、シリンダ部材112との当接部には吐出室Rd2と吐出弁Vd2の吐出側を連通させる連通溝113aが形成されている。
ピストン121は、ハウジング本体111における段付内孔111cの小径内孔111c1内に、ゴム製のシールリング123と樹脂製のリテーナ124を介して液密的かつ軸方向へ摺動可能に嵌合されていて、段付内孔111cの小径内孔111c1とシリンダ穴112aにポンプ室Ro2を形成し、段付内孔111cの小径内孔111c1に、吸入口111aに直接連通しポンプ室Ro2に吸入弁Vs2を介して連通する環状の吸入室Rs2を形成している。また、ピストン121は、図3の左端にて電気モータ(図示省略)によって回転駆動される偏心体131の外周面に摺動可能に係合している。このピストン121は、偏心体131の回転により、ピストンリターンスプリング122の付勢力に抗して軸方向に往動されたときポンプ室Ro2の容積を減少させ、ピストンリターンスプリング122の付勢力によって軸方向に復動されたときポンプ室Ro2の容積を増大させるように構成されている。
また、ピストン121には、軸方向に延びる連通孔121aが形成されるとともに、径方向に延びる連通孔121bが形成されていて、連通孔121bに対応して環状溝121cが形成されている。軸方向の連通孔121aは、吸入弁Vs2のリテーナ124に形成した弁孔124aに連通している。径方向の連通孔121bは、ピストン121の中間部位に形成されていて、中間部にて連通孔121aの一端部に連通し、両端にて環状溝121cに連通している。環状溝121cは、吸入室Rs2に連通している。
ピストンリターンスプリング122は、圧縮コイルスプリングであり、シリンダ部材112とピストン121に組付けたリテーナ124との間に所定の予備荷重を付与して介装されていて、ピストン121およびリテーナ124等を偏心体131に向けて付勢している。
吸入弁Vs2は、ピストン121のポンプ室側端部に液密的かつ一体的に組付けられていて、吸入口111aとポンプ室Ro2を連通させる流入路に介装されている。また、吸入弁Vs2は、リテーナ124に形成した弁座部124bに着座・離座するボール弁体141と、リテーナ124とボール弁体141間に介装されてボール弁体141を弁座部124bに向けて小荷重にて付勢するスプリング142を備えており、ポンプ室Ro2の容積増大時に開き容積減少時に閉じるように構成されている。
リテーナ124は、ピストン121に組付けられてピストン121とにより段付内孔111cの小径内孔111c1にポンプ室Ro2を形成する環状のシール部材としての機構を有するとともに、吸入弁Vs2の一構成部材としての機能を有している。また、リテーナ124は、吸入口111aに連通する弁孔124aと、この弁孔124aのポンプ室側端部に形成された弁座部124bと、この弁座部124bに連続して一体成形された弁体保持部124cおよびスプリング保持部124dを有するとともに、環状のシール部材部124eと環状の受承部124fを有していて、図1の左端円筒部124gにてピストン121の連通孔121aに液密的かつ一体的に嵌合固定されている。
弁体保持部124cおよびスプリング保持部124dは、複数本の柱状体A2で構成されていて、各柱状体A2の図3左端部が弁体保持部124cとして機能し、各柱状体A2の図3右端部がスプリング保持部124dとして機能する。スプリング保持部124dとして機能する各柱状体A2の図3右端部には、スプリング142の一端部と係合して同スプリング142のリテーナ124からの抜け(脱落)を規制する掛け止め部(フック部)124d1が形成されている。また、各柱状体A2の図3右端内周、すなわち、リテーナ124のポンプ室側端部内周には、ポンプ室側を大径とするテーパ状部124hが形成されている。
環状のシール部材部124eは、リテーナ124の外周に一体的に形成されていて、図4にて詳細に示したように、ポンプ室Ro2に向けて開口し軸方向に沿って形成された環状のリップ溝124e1を有するとともに、このリップ溝124e1によりポンプ室Ro側を自由端とされて外周面の一部を除いた部分にて小径内孔11c1の内壁に摺動可能な環状のシールリップ24e2を有していて、ポンプ室Ro2からピストン121の外周に向けた液体の流動を規制する形状に形成されている。環状の受承部124fは、シール部材部124eよりポンプ室側にて、リテーナ124の外周に一体的に形成されていて、ピストン121を復帰動させるピストンリターンスプリング122を受承可能である。
ボール弁体141は、リテーナ124に予め図3の右方から組付けられていて、リテーナ124の弁体保持部124cに収容保持されており、弁座部124bに着座・離座可能である。スプリング142は、リテーナ124にボール弁体141とともに(またはボール弁体141が組付けられた後に)図3の右方から組付けられていて、リテーナ124のスプリング保持部124dに収容保持されており、ボール弁体141を弁座部124bに向けて小荷重にて付勢している。
吐出弁Vd2は、シリンダ部材112の吐出側端部すなわちポンプ室Ro2の吐出側に設けられていて、吐出口111bとポンプ室Ro2を連通させる流出路に介装されている。また、吐出弁Vd2は、シリンダ部材112の底壁112dに形成した弁座112cに着座・離座するボール弁体151と、このボール弁体151とキャップ113間に介装されてボール弁体151を弁座112cに向けて小荷重にて付勢するスプリング152を備えており、ポンプ室Ro2の容積増大時に閉じ容積減少時に開くように構成されている。
上記のように構成したこの第2実施形態のピストンポンプにおいては、電気モータ(図示省略)によって偏心体131が回転駆動されることに伴う偏心体131とピストンリターンスプリング122の協同作用より、ピストン121が軸方向に往復動されて、ポンプ室Ro2の容積が増減され、また吸入弁Vs2と吐出弁Vd2がそれぞれ機能して、吸入口111aから吐出口111bに向けて液体が流動する。
ところで、この第2実施形態のピストンポンプにおいては、図4に示したように、ピストン121の小径内孔111c1の内壁に対する摺動領域Epが、軸方向にてシールリップ124e2の小径内孔111c1の内壁に対する摺動領域Esにおけるピストン側の一部Zと重畳し他部(残部)と重畳しない構成(すなわち、ピストン側の一部Zにのみ重畳する構成)であり、シールリップ124e2の摺動領域Esにおける残部(反ピストン側の残部Es−Z)はピストン121の摺動領域Epと重畳しない。
このため、ピストン121の摺動に伴って小径内孔111c1の内壁に摺動跡が生じても、この摺動跡上をシールリップ124e2のシール部S2(小径内孔111c1の内壁に摺動可能に係合してシール機能を発揮する部分)全体が摺動することはなく、シールリップ124e2によるシール機能が早期に損なわれることはない。
また、上記した第2実施形態のピストンポンプにおいては、ポンプ室Ro2に向けて開口し軸方向に沿って形成された環状のリップ溝124e1によりポンプ室Ro2側を自由端とされて外周面にて小径内孔111c1の内壁に摺動可能な環状のシールリップ124e2が形成されていて、小径内孔111c1の内壁と摺動可能なピストン121のポンプ室側端からリップ溝124e1の底までの軸方向長さLrがピストン121の往復動長さLo(ストローク長)よりも短くされている。
このため、シールリップ124e2の上記した摺動跡上を摺動しないシール部(S2−Z)には、その内周にリップ溝124e1が存在することとなる。したがって、シール部材部124eに相当するシール部材にリップ溝が形成されていない場合に比して、小径内孔111c1の内壁に対するシールリップ124e2の押圧力を低減できて、シールリップ124e2のポンプハウジング111との摺動抵抗を確実に低減することが可能である。
上記した第2実施形態においては、シールリップ124e2の外周のみが小径内孔111c1の内壁に摺動可能に係合するように構成して実施したが、シールリップ124e2の外周に連なるリテーナ124の外周が小径内孔111c1の内壁に摺動可能に係合するように構成して実施することも可能である。
また、上記した各実施形態においては、シリンダ部材12,112が短く形成されていて、ピストン21,121のポンプ室側端部とシール部材部24e,124e(シール部材)がハウジング本体11,111の小径内孔11c1,111c1に軸方向へ摺動可能に組付けられる実施形態について説明したが、上記実施形態の吸入口11a,111a近傍にまでシリンダ部材(12,112)が軸方向に長く形成されていて、このシリンダ部材の内孔(12a,112a)にピストン21,121のポンプ室側端部とシール部材部24e,124e(シール部材)が軸方向に摺動可能に組付けられるように構成して実施することも可能である。
また、上記した各実施形態においては、当該ピストンポンプが一般的なピストンポンプである実施形態について説明したが、当該ピストンポンプが自吸式ポンプである場合にも同様に実施することが可能である。
本発明によるピストンポンプの第1実施形態を示す断面図である。 図1に示したピストンポンプのピストンおよびリテーナが往動端に移動した状態(a)と復動端に移動した状態(b)を示す要部作動説明図である。 本発明によるピストンポンプの第2実施形態を示す断面図である。 図3に示したピストンポンプのピストンおよびリテーナが往動端に移動した状態(a)と復動端に移動した状態(b)を示す要部作動説明図である。
符号の説明
10…ポンプハウジング、11…ハウジング本体、11a…吸入口、11b…吐出口、11c…段付内孔、11c1…小径内孔、12…シリンダ部材、13…キャップ、21…ピストン、22…ピストンリターンスプリング、23…シールリング、24…リテーナ、24a…弁孔、24b…弁座部、24c…弁体保持部、24d…スプリング保持部、24d1…掛け止め部、24e…シール部材部、24e1…リップ溝、24e2…シールリップ、24f…受承部、24g…円筒部、24h…テーパ状部、Vs…吸入弁、41…ボール弁体、42…スプリング、Vd…吐出弁、51…ボール弁体、52…スプリング、Ro…ポンプ室、110…ポンプハウジング、111…ハウジング本体、111a…吸入口、111b…吐出口、111c…段付内孔、111c1…小径内孔、112…シリンダ部材、113…キャップ、121…ピストン、122…ピストンリターンスプリング、123…シールリング、124…リテーナ、124a…弁孔、124b…弁座部、124c…弁体保持部、124d…スプリング保持部、124d1…掛け止め部、124e…シール部材部、124e1…リップ溝、124e2…シールリップ、124f…受承部、124g…円筒部、124h…テーパ状部、Vs2…吸入弁、141…ボール弁体、142…スプリング、Vd2…吐出弁、151…ボール弁体、152…スプリング、Ro2…ポンプ室

Claims (4)

  1. 吸入口(11a)と吐出口(11b)を有するとともにこれら吸入口(11a)および吐出口(11b)に連通する内孔(11c1)を有するポンプハウジング(10)と、このポンプハウジングの前記内孔(11c1)に環状のシール部材(24e)を介して組付けられてポンプ室(Ro)を形成し軸方向に往復動されることにより前記ポンプ室(Ro)の容積を増減するピストン(21)と、前記吸入口(11a)と前記ポンプ室(Ro)を連通させる流入路に介装され前記ポンプ室(Ro)の容積増大時に開き容積減少時に閉じる吸入弁(Vs)と、前記吐出口(11b)と前記ポンプ室(Ro)を連通させる流出路に介装され前記ポンプ室(Ro)の容積減少時に開き容積増大時に閉じる吐出弁(Vd)とを備えていて、前記ピストン(21)が軸方向に往復動されて前記ポンプ室(Ro)の容積が増減されることにより前記吸入口(11a)から前記吐出口(11b)に向けて液体が流動するように構成され、前記ピストン(21)は前記内孔(11c1)の内壁に摺動可能であり、前記シール部材(24e)は前記ピストン(21)に組付けられていて前記ピストン(21)とともに軸方向に移動可能で前記内孔(11c1)の内壁に摺動可能であるピストンポンプにおいて、
    前記ピストン(21)の前記内孔(11c1)の内壁に対する摺動領域(Bp)と前記シール部材(24e)の前記内孔(11c1)の内壁に対する摺動領域(Bs)が軸方向にて離間配置されていることを特徴とするピストンポンプ。
  2. 請求項1に記載のピストンポンプにおいて、前記ピストン(21)はポンプ室側端部外周にて前記内孔(11c1)の内壁に摺動可能に嵌合され、前記シール部材(24e)は、前記ピストン(21)のポンプ室側端部に一体的に組付けられていて、ピストン側の外径が前記ピストン(21)のポンプ室側端部外径より所定量小径とされており、この小径部の軸方向長さ(L1)が前記ピストン(21)の往復動長さ(Lo)以上とされていることを特徴とするピストンポンプ。
  3. 吸入口(111a)と吐出口(111b)を有するとともにこれら吸入口(111a)および吐出口(111b)に連通する内孔(111c1)を有するポンプハウジング(110)と、このポンプハウジングの前記内孔(111c1)に環状のシール部材(124e)を介して組付けられてポンプ室(Ro2)を形成し軸方向に往復動されることにより前記ポンプ室(Ro2)の容積を増減するピストン(121)と、前記吸入口(111a)と前記ポンプ室(Ro2)を連通させる流入路に介装され前記ポンプ室(Ro2)の容積増大時に開き容積減少時に閉じる吸入弁(Vs2)と、前記吐出口(111b)と前記ポンプ室(Ro2)を連通させる流出路に介装され前記ポンプ室(Ro2)の容積減少時に開き容積増大時に閉じる吐出弁(Vd2)とを備えていて、前記ピストン(121)が軸方向に往復動されて前記ポンプ室(Ro2)の容積が増減されることにより前記吸入口(111a)から前記吐出口(111b)に向けて液体が流動するように構成され、前記ピストン(121)は前記内孔(111c1)の内壁に摺動可能であり、前記シール部材(124e)は前記ピストン(121)のポンプ室側端部に組付けられていて前記ピストン(121)とともに軸方向に移動可能で前記内孔(111c1)の内壁に摺動可能であるピストンポンプにおいて、
    前記ピストン(121)の前記内孔(111c1)の内壁に対する摺動領域(Ep)は軸方向にて前記シール部材(124e)の前記内孔(111c1)の内壁に対する摺動領域(Es)における前記ピストン側の一部(Z)と重畳し他部と重畳しないことを特徴とするピストンポンプ。
  4. 請求項3に記載のピストンポンプにおいて、前記シール部材(124e)は、前記ポンプ室(Ro2)に向けて開口し軸方向に沿って形成された環状のリップ溝(124e1)を有するとともに、このリップ溝(124e1)により前記ポンプ室(Ro2)側を自由端とされて外周面にて前記内孔(111c1)の内壁に摺動可能な環状のシールリップ(124e2)を有していて、前記内孔(111c1)の内壁と摺動可能な前記ピストン(121)のポンプ室側端から前記リップ溝(124e1)の底までの軸方向長さ(Lr)が前記ピストン(121)の往復動長さ(Lo)よりも短くされていることを特徴とするピストンポンプ。
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