JP4943979B2 - スライド式施錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回動開閉可能な窓などをロックするスライド式施錠装置に関する。
一般に、スライド式施錠装置は、例えば、下記特許文献1に開示されているように、トイレなどのドアロックに使用されている。この装置は、ドアと枠板との間に設けられ、ドアと枠板とが同一平面に閉じられた時、スライド部材をスライドし、枠板側に設けられたロック部材と係合させるものであるが、簡単な構造で使い勝手がよく、比較的確実にロックできることから多用されている。
特開2002−303062号公報(要約、図1参照)
しかし、このようなスライド式施錠装置は、ドアが閉じられたときに該ドアと枠板とが同一平面に存在しない場合、即ち、回動枠と固定枠とが同一平面に存在しない開閉部の構造には、使用することができない。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、回動枠と固定枠とが同一平面に存在しない開閉部の構造でも使用でき、簡単なスライド機構で回動枠を固定枠にロック可能なスライド式施錠装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)家屋の開閉部に設けた固定枠と回動枠とのいずれか一方に固定されるフック部材と、前記回動枠が固定枠に当接して閉鎖位置にあるときに、前記フック部材と係合する装置本体と、を有するスライド式施錠装置であって、前記装置本体は、前記固定枠と回動枠とのいずれか他方に固定される芯材と、該芯材を覆うと共に、該芯材に沿ってスライド移動可能なスライドケースと、前記芯材に形成された凹部に弾性部材を介して設けられ、前記スライドケースに開口された嵌合穴部を常閉するように前記弾性部材により付勢され、前記嵌合穴部にフック部材が嵌合したときに前記凹部内に入り込むトリガー部材と、前記芯材に弾性部材を介して支持され、常時は前記スライドケースを移動不能にし、押圧されると前記スライドケースを移動可能にするロック−アンロック釦と、を有し、前記回動枠の閉鎖時に、前記フック部材が前記スライドケースの嵌合穴部に嵌合し前記トリガー部材を後退させると共に、前記ロック−アンロック釦を押圧することにより前記スライドケースが前記芯材に沿ってスライド移動し、前記フック部材に前記スライドケースを係合させるように構成したことを特徴とするスライド式施錠装置。
(2)前記ロック−アンロック釦は、前記ケースの相対向する側面の双方に突出するように配設され、いずれか一方を前記固定枠もしくは回動枠に押し付けた状態で前記芯材を固定することにより、押し付け側釦を不作動になるように構成したことを特徴とする(1)に記載のスライド式施錠装置。
(3)前記ロック−アンロック釦は、常時は前記ケースの表面より突出し、押圧することにより前記ケース内に没入し、当該ケースが前記芯材に対してスライド可能となるように構成したことを特徴とする(1)又は(2)に記載のスライド式施錠装置。
(4)前記芯材を前記固定枠もしくは回動枠に取り付ける固定部材は、外部から視認できないようにキャップにより覆ったことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のスライド式施錠装置。
(5)前記スライドケースは、表示窓を有し、前記フック部材に対する前記スライドケースの係合時に前記表示窓にロック状態を示す表示をし、非係合時にアンロック状態を示す表示をすることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のスライド式施錠装置。
本発明に係るスライド式施錠装置によれば、回動枠が固定枠に当接して閉鎖位置にあるときに、フック部材がスライドケースの嵌合穴部に嵌合してトリガー部材を後退させる。この状態で、ロック−アンロック釦を押圧してスライドケースを芯材に沿ってスライド移動させると、該スライドケースがフック部材に係合する。したがって、固定枠に対して回動枠が回動開閉し、回動枠と固定枠とが同一平面に存在しない開閉部の構造でも使用でき、簡単なスライド機構で回動枠を固定枠にロックすることが可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るスライド施錠装置の設置場所を示す要部斜視図である。図2は本実施形態のスライド施錠装置のフック部材を示す斜視図である。図3は本実施形態のスライド施錠装置の本体を示す分解斜視図である。図4は図3のA−A線断面図である。図5は本実施形態のスライド施錠装置の本体の内部構造を示す分解斜視図である。
図1を参照して、本実施形態のスライド施錠装置10は、主にフック部材20と装置本体30とからなり、家屋の開閉部に設けられた矩形枠体状の固定枠1と、この固定枠1に一側部が軸支されて、該固定枠1内に区画された開口部を回動開閉する回動枠2と、に分離して設けられる。すなわち、固定枠1と回動枠2とのいずれか一方にはフック部材20が固定され、いずれか他方には装置本体30が固定される。本実施形態では、たとえば、固定枠1は固定窓枠、回動枠2は回動式開閉窓枠であって、この回動枠2内にはガラス板3が装着されているが、これに限定されるものではなく、回動枠2は回動式開閉扉であってもよい。また、回動枠2が回動式開閉扉の場合、回動枠2内に化粧合板等の板材が張設されていてもよく、回動枠2自体が長方形の扉板であっても構わない。回動枠2は、その固定枠側の面が固定枠1に当接したときに閉成状態となり、回動枠2内のガラス板3等が固定枠2内に区画された開口部を閉鎖する。
図1から図4を参照して、本実施形態では、たとえば、回動枠2の開閉側縦枠の下部にフック部材20が固定され、該フック部材20の設置位置に相対向するように、固定枠1の開口部側の面に装置本体30を構成する芯材40が固定される。
フック部材20は、矩形状の取付け板21の中央部に下向きに側面視L字状のフック22を一体形成した部材であり、フック22の上下には止着孔23が形成され、これらの止着孔23にネジ等の固定部材24を止着することにより、上記回動枠2に固定される。
図4および図5を参照して、芯材40は、装置本体30の核となる異形部材であり、後述するトリガー部材52やロック−アンロック釦54が装着配置される中央機構部41と、この中央機構部41の上下に延出されたガイド部42、43と、から概ね構成される。芯材40は、図4の断面図において、略左右対称となる形状に形成され、左右いずれかの面が固定枠1の開口部側の面に当接する固定側面となる。この芯材40の中央機構部41とガイド部42、43との境界部には、固定方向(図4において左右方向)に貫通する挿通孔44がそれぞれ形成されており、図4における左右いずれかの面が固定枠1の開口部側の面に当接して固定側面となってもよいように、挿通孔44の両端にネジ等の固定部材45の頭部が着座する拡径部44aが形成されている。
芯材40は、固定枠1の開口部側の面に、その長手方向を上下方向に一致させて固定部材45により止着固定される。この芯材40はスライドケース60によって覆われており、該スライドケース60は芯材40のガイド部42、43に沿って上下にスライド移動可能となっている。すなわち、芯材40のガイド部42、43は、スライドケース60のスライド移動を案内するが、その中央部側には移動限界を規制する拡幅段部46が形成され、該拡幅段部46よりも中央部側は同じ幅に形成されている。
スライドケース60は、回動枠2に臨む面が開口され、固定側面およびこれに対向する面がコ字状に切り欠かれたケース本体61と、このケース本体61を覆うケース蓋体62と、からなっている。ケース本体61の固定面の長手方向両端部(上下部)にはネジ孔を有するボス状の止着部63がそれぞれ形成されており、ケース蓋体62の長手方向両端部(上下部)に形成された止着孔64にネジ等の固定部材65を止着することにより、ケース本体61とケース蓋体62とが一体化される。したがって、芯材40のガイド部42、43は、ボス状の止着部63によって移動が妨げられないように二股に形成され、図4において略U字形状を呈している。
芯材40にスライドケース60を装着した状態において、ケース蓋体62は回動枠2側に位置し、上記フック部材20に臨んで配置される。ケース蓋体62の略中央部には、フック部材20のフック22が嵌合する矩形の嵌合穴部66が開口されている。また、芯材40の上記嵌合穴部66に対応する部位、すなわち、図4における中央機構部41の中央部には長手方向(上下方向)に沿って矩形溝状の凹部47が形成されており、この凹部47にはバネ等の弾性部材51を介してトリガー部材52が装着されている。トリガー部材52は、上記スライドケース60に開口された嵌合穴部66を常閉するように弾性部材51により付勢され、嵌合穴部66にフック部材20のフック22が嵌合したときに上記凹部47内に入り込むようになっている。トリガー部材52は、スライドケース60の内側から嵌合穴部66内にその表面部を臨ませる矩形キー状の部材であって、裏面側には弾性部材51を装着する凹部52aが形成されており、上下部には嵌合穴部66からの飛び出しを防止する突起部52bがそれぞれ形成されている。したがって、芯材40の中央機構部41に形成された凹部47の上下部にもトリガー部材52の突起部52bを案内する縦溝部47aが形成されている。
また、芯材40の中央機構部41の固定側およびこれに対向する側(図4において左右)には、ロック−アンロック釦54を装着する装着凹部48がそれぞれ形成されている。装着凹部48、図4において略左右対称に形成され、コイルバネ等の弾性部材53を介して矩形キー状のロック−アンロック釦54がそれぞれ装着される。各ロック−アンロック釦54の両側部には異なる幅の突起部54a、54bが形成され、芯材40の装着凹部48には当該突起部54a、54bを案内する異なる幅の切欠き部48a、48bがそれぞれ形成されている。各ロック−アンロック釦54の表面は滑りを防止する波状の凹凸粗面になっており、裏面側には弾性部材53を装着する円形の凹部54cが形成されている。各ロック−アンロック釦54は、弾性部材53に付勢されて、ケース本体61とケース蓋体62とによって区画された開口部67の中央に突出するが、その両側部の突起部54a、54bによって飛び出しが規制される。
上記開口部67に突出したロック−アンロック釦54の上下には固定部材45の挿通孔44が臨んでおり、該挿通孔44には外部から固定部材45が視認できないようにキャップ55が装着される。キャップ55はプラスチックにより形成され、矩形の板部55aの裏面に、上記挿通孔44に挿着される円筒状の挿着部55bが一体形成されている。上記開口部67の上下に位置する挿通孔44にキャップ55がそれぞれ挿着されることにより、上下のキャップ55によって開口部67の中央に突出するロック−アンロック釦54が規制される。これにより、常時は弾性部材53により付勢されてキャップ55、55間に突出し、開口部67を介したスライドケースの上下方向のスライド移動を不能にする。他方、ロック−アンロック釦54が使用者の指で押圧されると、ロック−アンロック釦54がキャップ55、55間に入り込み、開口部67を介したスライドケースの上下方向のスライド移動が可能となる。すなわち、ロック−アンロック釦54は、常時はスライドケース60の表面より突出し、使用者により押圧されるとスライドケース60内に没入して該ケース60が芯材40に対してスライド可能となる。そして、スライドケース60を芯材40に沿ってスライド移動させると、このスライドケース60が上記フック部材20のフック22に係合するようになっている。本実施形態では、スライドケース60を上方向にスライド移動させると、フック部材20のフック22の下部にケース蓋体62が入り込んで係合するようになっている。
各ロック−アンロック釦54は、スライドケース60の相対向する側面、すなわち、固定側面およびこれに対向する面の双方の開口部67に突出するように配設される。そして、いずれか一方を上記固定枠1もしくは回動枠2に押し付けた状態で芯材40を固定することにより、押し付け側釦54が不作動となる。本実施形態では、固定枠1の開口側面に一方のロック−アンロック釦54を押し付けた状態で芯材40を固定し、固定枠1の開口部に臨んだロック−アンロック釦54のみが使用可能となる。押し付け側釦54は木枠に押されて、上記芯材40の拡幅部46と面一に入り込んだ状態となる。
また、ケース本体61のケース蓋体62と対向する面の略中央部には矩形の表示窓68が開設され、この表示窓68にはスライド式施錠装置10のロック状態またはアンロック状態が表示される。たとえば、芯材40の背面(表示窓68に臨む面)に上下に赤;ロック状態、青;アンロック状態の塗り分け表示を施しておき、スライドケース60が上方へスライド移動されてフック部材20のフック22に係合しているときに表示窓68に赤のロック状態が表示され、スライドケース60が下方へスライド移動されてフック22から離脱しているときに表示窓に青のアンロック状態が表示されるようになっている。
なお、装置本体30に別個に不図示の回し鍵を取り付けて、スライドケース60のロック状態を保持しうるように構成してもよい。
次に、本実施形態のスライド式施錠装置10の取り付け方法および作動について説明する。図6は本実施形態のスライド式施錠装置10の取り付け治具を示す概略斜視図である。図7は固定枠と回動枠との間に取り付け治具を装着した状態を示す概略図である。図8は本実施形態のスライド式施錠装置のアンロック状態を示す縦断面図である。図9は本実施形態のスライド式施錠装置のロック状態を示す縦断面図である。図10は表示窓へのロック状態表示を示す概略図である。
図6に示す取り付け治具70は、フック部材20と装置本体30とを固定枠1と回動枠2とに取り付ける際に使用し、フック部材20と装置本体30との取り付け芯出しを行う治具である。取り付け治具70は、たとえば、ボール紙等により形成されており、固定枠1への装着面71と、回動枠2への装着面72とを有する略L字状の成形治具である。固定枠1への装着面71には、装置本体30の芯材40を止着する止着孔73がマーキングされ、止着孔73に芯材40の固定部材45を止着する。他方、回動枠2への装着面72には、フック部材20を止着する止着孔74がマーキングされ、止着孔74にフック部材20の固定部材24を止着する。
図7を参照して、回動枠2が固定枠1に当接して閉鎖位置にあるときに、固定枠1と回動枠2との間のスライド式施錠装置10を取り付けようとする位置に取り付け治具70を装着する。この状態で、取り付け治具70のセンタを振り分け、固定枠1への装着面71と回動枠2への装着面72との中心合わせ、位置関係を調整し、回動枠2の当接面から固定枠1への装着面71の止着孔73までの距離Lを確認した上で、ボール紙を介してキリやドリル等により止着孔73、74を通して固定枠1および回動枠2に仮孔を形成する。
回動枠2の当接面に形成した仮孔を目印として、フック部材20を固定部材24により止着し固定する。他方、固定枠1の開口部側面に形成した仮孔を目印として、スライドケース60内に芯材40を保持した状態で、固定部材45により芯材40を止着し固定する。スライドケース60内の芯材40には、弾性部材51を介してトリガー部材52が装着されると共に、弾性部材53を介して各ロック−アンロック釦54が装着されているが、キャップ55は装着されていない。一対のロック−アンロック釦54のうち、いずれか一方を固定枠1(もしくは回動枠2)に押し付けた状態で芯材40が固定され、押し付け側釦54は木枠に押されて、芯材40の拡幅部46と面一に入り込んだ状態となる。
図8を参照して、回動枠2が固定枠1から離間して開放位置にあるときは、フック部材20と装置本体30とは別個に分離された状態にあり、本実施形態のスライド式施錠装置10はアンロック状態である。このときスライドケース60は下降しており、該スライドケース60はフック部材20のフック22に係合していない。このアンロック状態にあるときには、表示窓68に青のアンロック状態表示がされることになる。
他方、図9を参照して、回動枠2が固定枠1に当接して閉鎖位置にあるときは、回動枠2に取り付けたフック部材20のフック22がスライドケース60の嵌合穴部66に嵌合して上記トリガー部材52を内部へ後退させ、この状態で使用者が指でロック−アンロック釦54を押圧すると、スライドケース60が移動可能となる。スライドケース60を芯材40に沿って上方へスライド移動させると、スライドケース60のケース蓋体62がフック部材20のフック22の下部に入り込んで係合しロック状態となる。このロック状態にあるときには、図10に示すように、表示窓68に赤のロック状態表示Rがされることになる。
以上説明したように、本実施形態のスライド式施錠装置10によれば、回動枠2が固定枠1に当接して閉鎖位置にあるときに、フック部材20のフック22がスライドケース60の嵌合穴部66に嵌合してトリガー部材52を後退させる。この状態で、ロック−アンロック釦54を押圧してスライドケース60を芯材40に沿って上方へスライド移動させると、スライドケース60の一部がフック部材20のフック22の下部へ入り込んで係合しロック状態となる構造を有している。したがって、固定枠1に対して回動枠2が回動開閉し、回動枠2と固定枠1とが同一平面に存在しない開閉部の構造でも使用でき、簡単なスライド機構により回動枠2を固定枠1にロックすることができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。上述の実施形態では、芯材40に対しスライドケース60を、単にロックとアンロックするものであるが、スライド式施錠装置10に近接スイッチ70を設け、アンロック時に警報を発したり、ロック時に施錠状態を電気的に表示するように構成してもよい。例えば、図11に示すように、マグネットスイッチ本体70aを芯材40側に設け、スライドケース60側の図中破線ハッチで示す位置にマグネット70bを設け、スライドケース60が芯材40に対しスライドし、マグネット70bがスイッチ本体70aに近付くと、スイッチ本体70aを作動し、導線71を介して接続された警報部材あるいは表示灯72が作動あるいは点灯するようにしてもよい。このようなスイッチとしては、マグネットスイッチのみでなく、マイクロスイッチあるいはリミットスイッチなども使用できる。また、導線71を使用することなく、警報部材あるいは表示灯72を作動あるいは点灯させるようにしてもよい。
本発明に係るスライド式施錠装置は、固定枠と回動枠とを有する回動開閉可能な窓のみならず、回動開閉可能な扉などにも広く適用することができる。
本発明に係るスライド施錠装置の設置場所を示す要部斜視図である。 本実施形態のスライド施錠装置のフック部材を示す斜視図である。 本実施形態のスライド施錠装置の本体を示す分解斜視図である。 図3のA−A線矢視図である。 本実施形態のスライド施錠装置の本体の内部構造を示す分解斜視図である。 本実施形態のスライド式施錠装置の取り付け治具を示す概略斜視図である。 固定枠と回動枠との間に取り付け治具を装着した状態を示す概略図である。 本実施形態のスライド式施錠装置のアンロック状態を示す縦断面図である。 本実施形態のスライド式施錠装置のロック状態を示す縦断面図である。 表示窓へのロック状態表示を示す概略図である。 本発明の他の実施形態を示す本体の内部構造を示す断面図である。
符号の説明
1…固定枠、
2…回動枠、
10…スライド式施錠装置、
20…フック部材、
30…装置本体、
40…芯材、
47…凹部、
51、53…弾性部材、
52…トリガー部材、
54…ロック−アンロック釦、
55…キャップ、
60…スライドケース、
61…ケース本体、
62…ケース蓋体、
66…嵌合穴部。

Claims (5)

  1. 家屋の開閉部に設けた固定枠と回動枠とのいずれか一方に固定されるフック部材と、前記回動枠が固定枠に当接して閉鎖位置にあるときに、前記フック部材と係合する装置本体と、を有するスライド式施錠装置であって、
    前記装置本体は、
    前記固定枠と回動枠とのいずれか他方に固定される芯材と、
    該芯材を覆うと共に、該芯材に沿ってスライド移動可能なスライドケースと、
    前記芯材に形成された凹部に弾性部材を介して設けられ、前記スライドケースに開口された嵌合穴部を常閉するように前記弾性部材により付勢され、前記嵌合穴部にフック部材が嵌合したときに前記凹部内に入り込むトリガー部材と、
    前記芯材に弾性部材を介して支持され、常時は前記スライドケースを移動不能にし、押圧されると前記スライドケースを移動可能にするロック−アンロック釦と、
    を有し、
    前記回動枠の閉鎖時に、前記フック部材が前記スライドケースの嵌合穴部に嵌合し前記トリガー部材を後退させると共に、前記ロック−アンロック釦を押圧することにより前記スライドケースが前記芯材に沿ってスライド移動し、前記フック部材に前記スライドケースを係合させるように構成したことを特徴とするスライド式施錠装置。
  2. 前記ロック−アンロック釦は、前記ケースの相対向する側面の双方に突出するように配設され、いずれか一方を前記固定枠もしくは回動枠に押し付けた状態で前記芯材を固定することにより、押し付け側釦を不作動になるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のスライド式施錠装置。
  3. 前記ロック−アンロック釦は、常時は前記ケースの表面より突出し、押圧することにより前記ケース内に没入し、当該ケースが前記芯材に対してスライド可能となるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のスライド式施錠装置。
  4. 前記芯材を前記固定枠もしくは回動枠に取り付ける固定部材は、外部から視認できないようにキャップにより覆ったことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスライド式施錠装置。
  5. 前記スライドケースは、表示窓を有し、前記フック部材に対する前記スライドケースの係合時に前記表示窓にロック状態を示す表示をし、非係合時にアンロック状態を示す表示をすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスライド式施錠装置。
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