JP4941747B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、撮影手段で撮影された撮影像をスルー表示する撮影表示機能を備えた携帯端末装置及びプログラムに関する。
従来、カメラ機能を備えた携帯端末装置としては、接写撮影が可能なカメラ機能の場合には、このカメラ機能を電子ルーペ(虫眼鏡)として活用可能な携帯端末装置が知られている。例えば、カメラ機能によって撮影された画像データを拡大してそのまま表示するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−374450号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、カメラ機能によって撮影された画像データを拡大ボタン、縮小ボタンを操作することによって拡大、縮小して表示するものであり、所望する大きさで文字表示させるには、その都度、拡大ボタン、縮小ボタンを操作する必要があり、ユーザに大きな負担をかけるほか、必ずしも、毎回、同じ大きさで画像データを表示することができるとは限らなかった。
この発明の課題は、文字を撮影した撮影像を表示する場合に、特別な操作を行うことなく、常に同じサイズで文字データを表示できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、撮影手段で撮影された撮影像を表示する撮影表示機能を備えた携帯端末装置であって、前記撮影表示機能が選択された場合に、前記撮影手段によって撮影された撮影像の内容が変化したか否かを認識する変化認識手段と、前記変化認識手段によって前記撮影像の内容が変化したことが認識された場合に、前記撮影像内に文字が含まれているか否かを判別する撮影像内文字判別手段と、前記撮影像内文字判別手段によって前記撮影像内に文字が含まれていると判別された場合に、前記撮影像内の文字が所定の文字サイズで表示されるか否かを判別する文字サイズ判別手段と、前記撮影像内文字判別手段によって前記撮影像内に文字が含まれていないと判別された場合に、前記撮影手段の撮影倍率を所定の撮影倍率に決定し、前記文字サイズ判別手段によって前記撮影像内の文字が所定の文字サイズで表示されないと判別された場合に、前記所定の文字サイズで表示されるように前記撮影手段の撮影倍率を決定する撮影倍率決定手段と、前記撮影倍率決定手段によって決定された撮影倍率で撮影された撮影像を表示する表示制御手段と、前記撮影倍率決定手段によって決定された前記撮影手段の撮影倍率を変更する撮影倍率変更手段と、前記撮影倍率変更手段によって前記撮影倍率が変更された場合に、当該変更後の撮影倍率で撮影された撮影像内に含まれている文字についての表示における文字サイズを認識する文字サイズ認識手段と、前記文字サイズ認識手段によって認識された文字サイズを前記所定の文字サイズとして記憶する記憶手段と、を具備し、前記文字サイズ判別手段は、前記撮影手段によって撮影された撮像内の文字が前記記憶手段に記憶されている所定の文字サイズで表示されるか否かを判別し、前記撮影倍率決定手段は、前記撮影手段によって撮影された撮像内の文字が前記記憶手段に記憶されている所定の文字サイズで表示されるように前記撮影手段の撮影倍率を決定する、ことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項記載の発明)。
なお、上述した請求項記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記記憶手段は、前記撮影倍率変更手段によって前記撮影手段の撮影倍率が変更される毎に、前記文字サイズ認識手段によって認識された文字サイズを前記所定の文字サイズとして更新記憶する(請求項記載の発明)。
前記撮影表示機能以外に所定の情報表示機能を有し、前記記憶手段は、前記情報表示機能によって表示される情報の文字サイズが変更された場合に、当該変更後の文字サイズを前記所定の文字サイズとして記憶する(請求項記載の発明)。
前記撮影手段で撮影された撮影像を記録する撮影記録機能のほか、前記撮影手段で撮影された撮影像を表示する撮影表示機能を備えた携帯端末装置であって、特定状態か否かを判別する特定状態判別手段と、前記特定状態判別手段による判別の結果、特定状態にあれば、前記撮影表示機能を選択し、特定状態になければ、前記撮影記録機能を選択する選択手段と、を更に具備する(請求項記載の発明)。
この発明は、文字を撮影した撮影像を表示する場合に、特別な操作を行うことなく、常に同じサイズで文字データを表示することができ、見易くなって使い勝手も良くなり、実用効果の高いものとなる。
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、例えば、2つの筐体(操作部筐体、表示部筐体)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、カメラ撮影された撮影像を記録する撮影記録機能(カメラ機能)と、カメラ撮影された撮影像をそのまま表示する撮影表示機能(電子ルーペ機能)が備えられている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置である。記憶部2のプログラム領域には、後述する図5及び図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納され、また、そのデータ領域には、後述するメール文字サイズMCS、ルーペ文字サイズLCSが格納されている。メモリ3は、例えば、ワーク領域を有する内部メモリであ。無線通信送受信部4は、アンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部5を介して受話スピーカSPから音声出力させる。また、無線通信送受信部4は、送話マイクMCから入力された音声データを音声信号処理部5から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから送信出力させる。
一方、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に、無線通信送受信部4を介して受信取得した表示データは、高精細液晶、有機ELなどを使用した表示部6に与えられて表示される。操作部7は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、撮影部8の起動を指示するカメラキー、撮影開始を指示するシャッタボタンなどが設けられており、CPU1は、操作部7からの入力信号に応じた処理を実行する。撮影部8は、光学ズーム駆動、オートフォーカス駆動、シャッター駆動を制御したり、露出、ホワイトバランスなどを調整したりすることが可能なほか、被写体に撮影レンズを接近させて撮影する近距離撮影(接写撮影)が可能な構成となっている。
カメラ向き検出部9は、例えば、回転角速度を検出するジャイロセンサを有する構成で、装置本体の姿勢、つまり、カメラの撮影レンズが下向きになっているか否かを検出するもので、CPU11は、撮影部8の起動時に、カメラ向き検出部9の検出結果と被写体までの距離(近接撮影か)に応じて動作モードの切り替えを行うようにしている。すなわち、CPU11は、撮影記録機能(カメラ機能)を動作可能な状態とする動作モード(カメラモード)と撮影表示機能(ルーペ機能)を動作可能な状態とする動作モード(ルーペモード)との切り替えを行うようにしている。距離センサ10は、通常のオートフォーカス機能と同様に、レンズ位置から被写体までの距離を自動計測するもので、この計測距離はデジタル値に変換されてCPU1に与えられる。
図2は、撮影部8の詳細な構成を示した図である。
撮影レンズ系11からの被写体像は、絞り機構12を通してCCDなどの撮像素子13に結像される。光学系駆動部14は、撮影レンズ系11内の移動レンズの位置を制御して焦点合わせを行ったり、絞り機構12の絞り量を可変して露出調整を行ったり、撮影倍率を調整したりするもので、測距センサ、光量センサなどを含むセンサ部15などからの出力に基づいてCPU1は、光学系駆動部14の動作を制御する。駆動回路16は、撮像素子13によって光電変換された各画素対応の電荷を画像信号として順次取り出してアナログ処理回路17に与える。
このアナログ処理回路17は、入力された画像信号に色分離、ゲイン調整、ホワイトバランスなどを施すもので、A/D変換回路18によってデジタル変換された画像データは、バッファレジスタ19に一時記憶される。信号処理回路20は、画像データを輝度信号及び色差信号に変換出力する処理回路であり、圧縮伸張回路31は、シャッター操作に応答して画像データを記録保存する際に画像データの圧縮処理を行う処理回路である。ここで、カメラモード下では圧縮伸張回路31によって圧縮処理された画像データを記録部2あるいは記録メディア(図示せず)に与えて記録保存させるが、上述したルーペモード下では信号処理回路20によって処理された画像データを表示部6に与えてスルー表示(そのまま表示)させる。
図3、図4は、ルーペモードにおいて近距離撮影(接写撮影)によって被写体(印刷物)を撮影した場合の表示例である。
CPU1は、ルーペモードに切り替えられている状態において撮影部8によって近接撮影された撮影像(印刷物)に文字が含まれているか否かを判別すると共に、文字が含まれていれば、予め記憶されているルーペ文字サイズLCSを記憶部2から読み出し、撮影像内の文字は、このルーペ文字サイズLCSに略一致するか否かを判別する。すなわち、略一致とは、見た目上において識別不能なほど、両文字サイズが近似していることであり、CPU1は、両文字サイズが完全に一致する場合に限らず、略一致するか否かの判別をも行う
ルーペ文字サイズLCSは、ルーペモードにおいて文字を常に同じ大きさに表示させるための文字サイズであり、ユーザ操作によって予め任意に設定可能なほか、上述したメール文字サイズMCSが当該ルーペ文字サイズLCSとして設定可能なもので、CPU1は、文字の大きさがルーペ文字サイズLCSと一致しなければ、この文字データがルーペ文字サイズLCSで表示されるように撮影部8の光学ズームを調整して撮影倍率を変更すると共に、この撮影倍率で撮影された撮影像を表示部6から表示させるようにしている。なお、上述したメール文字サイズMCSは、電子メールの内容を表示する際の文字サイズであり、予めユーザ操作によって任意に設定されたものである。
図3は、同じ印刷物であっても携帯端末装置(撮影レンズ)とその印刷物まで距離が違う場合を例示したもので、図3(1)に示した被写体までの距離L1よりも、図3(2)に示した被写体までの距離L2の方が近くても、撮影倍率の変更によって表示部6内の文字を常に同一サイズで表示するようにしている。また、図4は携帯端末装置(撮影レンズ)と印刷物までの距離が同じであっても印刷物の内容が異なる場合、つまり、印刷物内の文字の大きさが異なる場合を示したもので、図4(1)に示した印刷文字の大きさよりも、図4(2)に示した印刷文字の大きさの方が小さくても、撮影倍率の変更によって表示部6内の各文字を常に同じサイズで表示されるようにしている。
次に、この実施例における携帯電話装置の動作概念を図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5及び図6は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、無線通信送受信部4を作動させるほか、所定の待受画像を読み出して表示させる待受処理を行う(ステップS1)。この待受状態においてCPU1は、無線通信送受信部4でのメール着信を検出すると(ステップS2でYES)、記憶部2からメール文字サイズMCSを読み出し、この着信メールの内容を当該メール文字サイズMCSで表示させる(ステップS3)。そして、ユーザ操作などに応じて、メール保存、メール消去、返信メール作成などの他の処理を実行したのち(ステップS4)、上述の待受状態に戻る(ステップS1)。
また、待受状態において何らかの操作が行われると(ステップS5でYES)、撮影部8の起動を指示するカメラキーが操作されたのか(ステップS6)、メールに関する各種設定を指示するメール設定操作が行われたのかを調べ(ステップS17)、その他の操作が行われた場合には(ステップS17でNO)、操作に対応する処理として、例えば、発信処理、メール作成処理などを実行する(ステップS23)。いま、メール設定操作が行われた場合には(ステップS17でYES)、メール内容を表示する際の文字サイズの設定を指示する操作が行われたのかを調べる(ステップS18)。
いま、文字サイズの設定以外のメール設定が指示されたときには(ステップS18でNO)、その指示に応じた設定処理を実行するが(ステップS22)、文字サイズの設定指示であれば(ステップS18でYES)、メール表示用として予め用意されている各種の文字サイズ(選択候補)の中から任意の文字サイズがユーザ操作によって選択指定されると(ステップS19)、この文字サイズをメール文字サイズMCSとして記憶させるほか(ステップS20)、ルーペ文字サイズLCSとしても記憶させる(ステップS21)。これによって、メール文字サイズMCSとルーペ文字サイズLCSとは同じ値となる。
また、待受状態においてカメラキーが操作されると(ステップS6でYES)、それに応じて撮影部8を起動したのち(ステップS7)、カメラ向き検出部9を駆動してその検出結果を取得し、撮影レンズ系11を構成する対物レンズ(カメラレンズ)は下向きであるかを調べる(ステップS8)。ここで、印刷物などを撮影するためにカメラレンズが下向きになっていれば(ステップS8でYES)、距離センサ10を駆動して印刷物などの被写体までの測定距離を取得し、この測定距離は20cm以下か、つまり、近距離撮影(接写撮影)かを調べる(ステップS9)。
ここで、カメラレンズが下向きではない場合(ステップS8でNO)あるいは下向きであっても被写体までの距離が20cmを越えている場合には(ステップS9でNO)、カメラ機能を動作可能な状態とするカメラモード下での撮影記録処理に移る。すなわち、撮影部8からの撮影像をファインダ画像として表示させたのちに(ステップS10)、操作待ち状態となる(ステップS11)。ここで、撮影倍率の変更を指示する変更操作が行われると(ステップS12でYES)、撮影部8の光学系駆動部14を制御することによって撮影部8の撮影倍率を変更する処理(ズームイン/ズームアウト処理)を行う(ステップS13)。また、シャッタボタンが操作されると(ステップS14でYES)、撮影部8からの撮影像を記録保存する処理を行う(ステップS15)。また、撮影終了を指示する操作が行われると(ステップS16でYES)、カメラモードを解除して上述の待受状態に戻る(ステップS1)。
一方、カメラ向き検出部9の検出結果に基づいてカメラレンズが下向きであると判断され(ステップS8でYES)、かつ、被写体までの距離が20cm以下と判断された場合には(ステップS9でYES)、図6のフローに移り、以下、電子ルーペ機能を動作可能な状態とするルーペモード下でのルーペ処理に移る。すなわち、撮影部8からの撮影像をそのまま表示(スルー表示)させたのち(ステップS24)、この撮影像を解析することによって撮影像内に文字が含まれているかを調べる(ステップS25)。ここで、撮影像内に文字が含まれていれば、その文字サイズを認識し(ステップS26)、この文字サイズとルーペ文字サイズLCSとを比較する(ステップS27)。
その結果、撮影像内の文字のサイズがルーペ文字サイズLCSよりも小さければ(ステップS28でYES)、撮影像内の文字がルーペ文字サイズLCSで表示されるように、撮影部8の光学系駆動部14を制御することによって撮影部8の撮影倍率を上げる(アップする)ズームイン処理を実行するが(ステップS29)、撮影像内の文字データの大きさがルーペ文字サイズLCSよりも大きければ(ステップS30でYES)、撮影像内の文字データがルーペ文字サイズLCSで表示されるように、撮影部8の光学系駆動部14を制御することによって撮影部8の撮影倍率を下げる(ダウンする)ズームアウト処理を実行する(ステップS31)。このようにして撮影部8の撮影倍率を変更することによって撮影像内の文字データがルーペ文字サイズLCSと完全一致あるいは略一致すると(ステップS30でNO)、変更後の撮影倍率で撮影された撮影像をスルー表示させる(ステップS32)。なお、撮影像内の文字とルーペ文字サイズLCSとの一致具合は、見た目上差異がない程度であればよい。
このように撮影像内の文字データを所定のサイズで表示されている状態において、撮影部8からの撮影像を逐次解析することによって撮影対象が変化したか、つまり、撮影像の内容が変化したかを調べ(ステップS33)、被写体が変わったり、被写体との距離が変わったりして撮影像が変化した場合には、ステップS5に戻って撮影像内の文字が含まれているか否かを判別し、その判別結果に応じて以下、上述の動作を繰り返すが、撮影像の内容に変化がなければ(ステップS33でNO)、操作有無を調べる(ステップS34)。
ここで、ルーペモードにおいて撮影倍率の変更を指示する変更操作が行われると(ステップS35でYES)、撮影部8の光学系駆動部14を制御することによって撮影部8の撮影倍率を変更する処理(ズームイン/ズームアウト処理)を行ったのち(ステップS36)、この変更後の撮影倍率で撮影された撮影像内に文字サイズを認識し(ステップS37)、この文字サイズをルーペ文字サイズLCSとして記憶してその値を更新する(ステップS38)。なお、撮影終了を指示する操作が行われると(ステップS39でYES)、ルーペモードを解除して上述の待受状態に戻る(図5のステップS1)。
また、ルーペモードにおいて撮影像内に文字が含まれていなければ(ステップS5でNO)、ルーペ用の撮影倍率として予め決められている“3倍”に変更したのち(ステップS40)、操作有無を調べながら(ステップS41)、この変更後の撮影倍率“3倍”で撮影された撮影像をスルー表示させる(ステップS45)。この状態において、撮影倍率の変更を指示する変更操作が行われると(ステップS42でYES)、撮影部8の光学系駆動部14を制御することによって撮影部8の撮影倍率を変更する処理(ズームイン/ズームアウト処理)を行い(ステップS43)、また、撮影終了を指示する操作が行われると(ステップS44でYES)、ルーペモードを解除して上述の待受状態に戻る(図5のステップS1)。
以上のように、この実施例においてCPU1は、撮影部8からの撮影像を表示する撮影表示機能(電子ルーペ機能)を動作可能とするルーペモードが選択された場合に、この撮影像内の文字がルーペ文字サイズLCSか否かを判別し、ルーペ文字サイズLCSでなければ、撮影像内の文字がルーペ文字サイズLCSで表示されるように撮影部8の撮影倍率を変更し、この撮影倍率で撮影された撮影像を表示するようにしたので、文字を撮影した撮影像を表示する場合に、特別な操作を行うことなく、常に同じサイズで文字データを表示することができ、見易くなって使い勝手も良くなり、実用効果の高いものとなる。
CPU1は、撮影像内の文字がルーペ文字サイズLCSか否かの判別に先立って、撮影像内に文字が含まれているか否かを判別し、撮影像内に文字が含まれている場合には、撮影像内の文字がルーペ文字サイズLCSで表示されるように撮影部8の撮影倍率を変更するが、撮影像内に文字が含まれていなければ、ルーペ用の撮影倍率として予め決められている“3倍”に変更するようにしたから、撮影像内に文字が含まれていない場合でも常に同じ倍率での表示が可能となる。
CPU1は、撮影像の内容が変化した際に、この撮影像内に文字が含まれているか否かを判別するようにしたので、被写体が変わったり、被写体との距離が変わったりして撮影像が変化する毎に、その変化に追随して文字サイズを変えることができる。
ルーペモードにおいて撮影部8の撮影倍率が任意に変更された場合に、この変更後の撮影倍率で撮影された撮影像内に含まれている文字のサイズを認識し、この文字サイズをルーペ文字サイズLCSとして記憶するようにしたので、ユーザ操作によってルーペ文字サイズLCSを任意に設定することが可能となる。この場合、撮影倍率が変更される毎にルーペ文字サイズLCSを更新するようにしたので、撮影倍率とルーペ文字サイズLCSとの連動が可能となる。
メール表示用として用意されている各種の文字サイズの中から任意の文字サイズがユーザ操作によって選択指定されると、この文字サイズをメール文字サイズMCSとして記憶するほか、ルーペ文字サイズLCSとして記憶するようにしたので、ルーペ文字サイズLCSをメール文字サイズMCSに合わせることが可能となる。
カメラレンズが下向きではない場合あるいは下向きであっても被写体までの距離が20cmを越えている場合には、カメラモードに移行させるが、カメラレンズが下向きで、被写体までの距離が20cm以下の場合には、ルーペモードに移行させるようにしたので、モードの切り替え操作を行うことなく、カメラモードとルーペモードとの切り替えが可能となる。
なお、上述した実施例においては、カメラ向き検出部9を設けて、カメラレンズが下向きかを判別することによってカメラモードとルーペモードとの切り替えを行うようにしたが、これに限らず、正面向きでの近距離撮影(接写撮影)を検出した場合でもルーペモードに切り替えるようにしてもよい。
また、ルーペモードへの切り替え条件として、被写体までの距離が20cm以下としたが、その数値をユーザ操作によって任意に変更可能としてもよい。また、接写撮影をルーペモードへの切り替え条件としたが、遠方の看板などをズーム撮影した場合でもルーペモードへの切り替えを可能としてもよく、撮影像内に文字が含まれていることを条件にルーペモードへ切り替えるようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、ルーペモードにおいて撮影部8の撮影倍率が任意に変更された場合あるいはメール文字サイズMCSが変更された場合に、ルーペ文字サイズLCSを更新するようにしたが、前回のルーペモード時に表示されたルーペ文字サイズLCSを保存しておき、今回のルーペモード時に前回のルーペ文字サイズLCSを読み出して今回の表示サイズとしてもよい。
また、上述した実施例においては、撮影部8の光学系駆動部14を制御することによって撮影部8の撮影倍率を変更するようにしたが、光学ズームの撮影倍率を変更する場合に限らず、画像処理によってデジタルズームの撮影倍率を変更する場合であってもよい。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、携帯型パーソナルコンピュータ(PC)、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 撮影部8の詳細な構成を示した図。 ルーペモードにおいて近距離撮影(接写撮影)によって被写体(印刷物)を撮影した場合の表示例で、携帯端末装置(撮影レンズ)と被写体までの距離が異なっても常に同一サイズで文字表示されることを示した図。 ルーペモードにおいて近距離撮影(接写撮影)によって被写体(印刷物)を撮影した場合の表示例で、印刷文字の大きさが異なっても常に同一サイズで文字表示されることを示した図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作の概要を示したフローチャート。 図5に続くフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
4 無線通信送受信部
6 表示部
7 操作部
8 撮影部
9 カメラ向き検出部
10 距離センサ
MCS メール文字サイズ
LCS ルーペ文字サイズ

Claims (5)

  1. 撮影手段で撮影された撮影像を表示する撮影表示機能を備えた携帯端末装置であって、
    前記撮影表示機能が選択された場合に、前記撮影手段によって撮影された撮影像の内容が変化したか否かを認識する変化認識手段と、
    前記変化認識手段によって前記撮影像の内容が変化したことが認識された場合に、前記撮影像内に文字が含まれているか否かを判別する撮影像内文字判別手段と、
    前記撮影像内文字判別手段によって前記撮影像内に文字が含まれていると判別された場合に、前記撮影像内の文字が所定の文字サイズで表示されるか否かを判別する文字サイズ判別手段と、
    前記撮影像内文字判別手段によって前記撮影像内に文字が含まれていないと判別された場合に、前記撮影手段の撮影倍率を所定の撮影倍率に決定し、前記文字サイズ判別手段によって前記撮影像内の文字が所定の文字サイズで表示されないと判別された場合に、前記所定の文字サイズで表示されるように前記撮影手段の撮影倍率を決定する撮影倍率決定手段と、
    前記撮影倍率決定手段によって決定された撮影倍率で撮影された撮影像を表示する表示制御手段と、
    前記撮影倍率決定手段によって決定された前記撮影手段の撮影倍率を変更する撮影倍率変更手段と、
    前記撮影倍率変更手段によって前記撮影倍率が変更された場合に、当該変更後の撮影倍率で撮影された撮影像内に含まれている文字についての表示における文字サイズを認識する文字サイズ認識手段と、
    前記文字サイズ認識手段によって認識された文字サイズを前記所定の文字サイズとして記憶する記憶手段と、
    を具備し、
    前記文字サイズ判別手段は、前記撮影手段によって撮影された撮像内の文字が前記記憶手段に記憶されている所定の文字サイズで表示されるか否かを判別し、
    前記撮影倍率決定手段は、前記撮影手段によって撮影された撮像内の文字が前記記憶手段に記憶されている所定の文字サイズで表示されるように前記撮影手段の撮影倍率を決定する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記記憶手段は、前記撮影倍率変更手段によって前記撮影手段の撮影倍率が変更される毎に、前記文字サイズ認識手段によって認識された文字サイズを前記所定の文字サイズとして更新記憶する、
    ことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  3. 前記撮影表示機能以外に所定の情報表示機能を有し、
    前記記憶手段は、前記情報表示機能によって表示される情報の文字サイズが変更された場合に、当該変更後の文字サイズを前記所定の文字サイズとして記憶する、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記撮影手段で撮影された撮影像を記録する撮影記録機能のほか、前記撮影手段で撮影された撮影像を表示する撮影表示機能を備えた携帯端末装置であって、
    特定状態か否かを判別する特定状態判別手段と、
    前記特定状態判別手段による判別の結果、特定状態にあれば、前記撮影表示機能を選択し、特定状態になければ、前記撮影記録機能を選択する選択手段と、
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. コンピュータに対して、
    撮影手段で撮影された撮影像を表示する撮影表示機能が選択された場合に、前記撮影手段によって撮影された撮影像の内容が変化したか否かを認識する機能と、
    前記撮影像の内容が変化したことが認識された場合に、前記撮影像内に文字が含まれているか否かを判別する機能と、
    前記撮影像内に文字が含まれていると判別された場合に、前記撮影像内の文字が所定の文字サイズで表示されるか否かを判別する機能と、
    前記撮影像内に文字が含まれていないと判別された場合に、前記撮影手段の撮影倍率を所定の撮影倍率に決定し、前記撮影像内の文字が所定の文字サイズで表示されないと判別された場合に、前記所定の文字サイズで表示されるように前記撮影手段の撮影倍率を決定する機能と、
    前記決定された撮影倍率で撮影された撮影像を表示する機能と、
    前記決定された前記撮影手段の撮影倍率を変更する機能と、
    前記撮影倍率が変更された場合に、当該変更後の撮影倍率で撮影された撮影像内に含まれている文字についての表示における文字サイズを認識する機能と、
    前記認識された文字サイズを前記所定の文字サイズとして記憶する機能と、
    を実現させ、
    前記撮影像内の文字が所定の文字サイズで表示されるか否かを判別する機能は、前記撮影手段によって撮影された撮像内の文字が記憶されている所定の文字サイズで表示されるか否かを判別する機能を含み、
    前記撮影倍率を決定する機能は、前記撮影手段によって撮影された撮像内の文字が記憶されている所定の文字サイズで表示されるように前記撮影手段の撮影倍率を決定する機能を含む、
    プログラム。
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