JP4939469B2 - 複合フィルムシート、ラベル体及びラベル付容器 - Google Patents

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Description

本発明は、複合フィルムシート、ラベル体及びラベル付容器に係り、特に、少なくとも一方が熱収縮性フィルムである2つのフィルムがライン状接着部で接着される長尺の複合フィルムシート、その複合フィルムシートから形成されるラベル体、そのラベル体が設けられるラベル付容器に関する。
キャップシール等に使用する複合フィルムとして従来熱収縮性フィルムと、非熱収縮性フィルムとを、複数列のライン状の接着部により接着一体化したものが知られている。ここでは、ライン状の接着部と非接着部とは交互に配列されている。
そして、この複合フィルムは、通常、例えば500〜1000mm幅の長尺なものがロール巻きされていて、印刷や製袋等の後加工の時点で複数本のロールで挟持されロールの回転によって長尺状の複合フィルムが送り出される。ロール巻きされた状態の複合フィルムは、長手方向の一端が大気に開放されているが、他端がロールの巻芯部に向かって閉鎖された状態となっている。したがって、後加工で複合フィルムがロールによって挟持されて移動する際に、熱収縮性フィルムと非熱収縮性フィルムとの間の非接着部に存在している僅かな空気が、複合フィルムを挟持するロールによって移動し集積され、いわば空気を入れた風船を一方から押しつぶしてゆくような形となる。そこで複合フィルムは集積された空気により非接着部で膨れ上がり、場合によってはこの膨れ上がった空気で接着部が剥離することが生じえる。
そこで特許文献1には、キャップシール等に使用する複合フィルムとして、熱収縮性フィルムと、非熱収縮性フィルムとを、複数列のライン状の接着部により接着一体化してライン状の接着部と非接着部とを交互に配列してなるものにおいて、熱収縮性フィルム又は非熱収縮性フィルムのいずれか一方又は両方の非接着部に、空気が抜ける程度の大きさの細孔を多数設けることが開示されている。
実公平6−38676号公報
従来技術によれば、熱収縮性フィルムと、非熱収縮性フィルムとを、複数列のライン状の接着部により接着一体化してライン状の接着部と非接着部とを交互に配列してなる複合フィルムにおいて、空気を抜くことが出来るが、非接着部に細い孔を多数設けることは手間が余計にかかり、コストアップになる。また、ラベル表側に孔を設けた場合、ラベルのデザインに影響を及ぼす可能性もある。
本発明の目的は、比較的簡単な方法で、かつ、デザインに影響を及ぼさないように、複合フィルムの空気を抜くことができる複合フィルムシート、ラベル体及びラベル付容器を提供することである。さらなる目的は、良好に空気を抜きつつ、容器に装着した際の仕上りが美麗な複合シート、ラベル体及びラベル付容器を提供することである。以下の手段は、これらの目的の少なくとも1つに貢献する。
本発明に係る複合フィルムシートは、複数のラベル体を形成するために、長手方向に沿ってラベル体の高さ方向の寸法を切断ピッチとして切断位置が定められている長尺の複合フィルムシートであって、幅方向の熱収縮率が長手方向の熱収縮率よりも大きい熱収縮性フィルムである第1フィルムと、第1フィルムの熱収縮率と異なる熱収縮率を有し、第1フィルムと重ね合わされて接着される第2フィルムと、第1フィルムまたは第2フィルムのいずれか一方に設けられ、長手方向に延び、幅方向に予め定められる間隔で配置されるライン状接着部と、各ライン状接着部において、切断位置を中心として予め定められた離間長さで設けられる離間部であって、第1フィルムと第2フィルムとを重ね合わせて接着したときに、離間長さ部分は第1フィルムと第2フィルムが接着せず離間し、長手方向に隣接する離間長さ部分の間は連続してライン状に接着される離間部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る複合フィルムシートにおいて、離間部は、各ライン状接着部ごとに、長手方向に沿った切断位置の2つごとに1つずつ設けられ、かつ、隣接するライン状接着部の間では、長手方向に沿って互いに異なる切断位置に設けられることが好ましい。
また、本発明に係る複合フィルムシートにおいて、離間部は、接着剤が予め設けられない部分、または接着剤が設けられるが接着性を低下させる接着低下材も設けられる部分であることが好ましい。
また、本発明に係るラベル体は、複合フィルムシートを長手方向に沿ってラベル体の高さ方向の寸法を切断位置の間のピッチとして切断して用いられるラベル体であって、複合フィルムシートは、幅方向の熱収縮率が長手方向の熱収縮率よりも大きい熱収縮性フィルムである第1フィルムと、第1フィルムの熱収縮率と異なる熱収縮率を有し、第1フィルムと重ね合わされて接着される第2フィルムと、第1フィルムまたは第2フィルムのいずれか一方に設けられ、長手方向に延び、幅方向に予め定められる間隔で配置されるライン状接着部と、各ライン状接着部において、ラベル体の長手方向の一方端部または他方端部に予め定められた離間長さで設けられる離間部であって、第1フィルムと第2フィルムとを重ね合わせて接着したときに、離間長さ部分は第1フィルムと第2フィルムが接着せず離間し、長手方向に隣接する離間長さ部分の間は連続してライン状に接着される離間部と、を有し、離間部は、隣接するライン状接着部の間では、ラベル体の長手方向の互いに異なる端部にそれぞれ設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るラベル付容器は、ラベル体が設けられるラベル付容器であって、ラベル体は、幅方向の熱収縮率が長手方向の熱収縮率よりも大きい熱収縮性フィルムである第1フィルムと、第1フィルムの熱収縮率と異なる熱収縮率を有し、第1フィルムと重ね合わされて接着される第2フィルムと、第1フィルムまたは第2フィルムのいずれか一方に設けられ、長手方向に延び、幅方向に予め定められる間隔で配置されるライン状接着部と、各ライン状接着部において、ラベル体の長手方向の一方端部または他方端部に予め定められた長手方向に沿った離間長さで設けられる離間部であって、第1フィルムと第2フィルムとを重ね合わせて接着したときに、離間長さ部分は第1フィルムと第2フィルムが接着せず離間し、長手方向に隣接する離間長さ部分の間は連続してライン状に接着される離間部と、を有し、離間部は、隣接するライン状接着部の間では、ラベル体の長手方向の互いに異なる端部にそれぞれ設けられることを特徴とする。
上記構成の少なくとも1つにより、複合フィルムシートは、熱収縮性フィルムである第1フィルムと、第1フィルムの熱収縮率と異なる熱収縮率を有する第2フィルムとが、ライン状接着部で接着され、各ライン状接着部において、切断位置を中心として予め定められた離間長さの離間部が設けられる。離間長さ部分は第1フィルムと第2フィルムが接着せず離間し、長手方向に隣接する離間長さ部分の間は連続してライン状に接着される。このように、各ライン状接着部には必ず離間部が設けられて、非接着部同士が連通しているので、後加工で複合フィルムがロールによって挟持されて移動する際に、第1フィルムと第2フィルムとの間の各ライン状接着部の間の非接着部にある空気が、離間部を通って、次々と隣の非接着部へ移動し複合シートの端面から外部に放出され、空気抜きをすることができる。
また、複合フィルムシートにおいて離間部は、各ライン状接着部ごとに、長手方向に沿った切断位置の2つごとに1つずつ設けられ、かつ、隣接するライン状接着部の間では、長手方向に沿って互いに異なる切断位置に設けられる。すなわち、切断位置の間においては、各ライン状接着部は、一方端か他方端かいずれかに離間部を有する。そして、一方端において離間部のあるライン状接着部と離間部のないライン状接着部が交互に配置され、同様に切断位置の他方端でも離間部のないライン状接着部と離間部のあるライン状接着部が交互に配置される。これにより、切断位置のところに離間部が集められるので、切断位置の間であるラベル体の中央部分は、接着が十分に行われることになる。これにより、主デザイン部であるラベル体の中央部分のライン状接着部には、非接着部が存在しないので、容器に熱収縮装着した際に良好な凹凸、すなわちリンクルが得られる。
また、複合フィルムシートにおいて、離間部は、接着剤が予め設けられない部分、または接着剤が設けられるが接着性を低下させる接着低下材も設けられる部分であるので、ラベル体の用途等に応じ、適した方法を用いて離間部を形成することができる。
また、ラベル体は、上記複合フィルムシートを長手方向に沿ってラベル体の高さ方向の寸法を切断位置の間のピッチとして切断して用いられるラベル体であるので、ラベル体の高さ方向の上下の切断位置のところに離間部が集められる。これによって、表示等に用いられるラベル体の中央部分は、接着が十分に行われることになり、熱収縮装着した際に、デザインに影響を及ぼすことなく良好なリンクルが得られる。
また、ラベル付容器は、上記ラベル体が設けられるラベル付容器であるので、ラベル体の高さ方向の上下の切断位置のところに、それぞれの切断位置において交互に、離間部が集められる。これによって、表示等に用いられるラベル体の中央部分は、接着が十分に行われることになり、熱収縮装着した際に、デザインに影響を及ぼすことなく良好なリンクルが得られる。例えば、ラベル体が筒状体ラベルである場合では、容器の胴部において筒状体ラベルにおける熱収縮性フィルムである第1フィルムと第2フィルムとの間の接着を十分なものとでき、熱収縮装着した際に、デザインに影響を及ぼすことなく良好なリンクルが得られる。
また、熱収縮率の異なる2つのフィルムを互いに接着させる複合フィルムシートを用いたラベル体を容器に固定着装して熱収縮させると、熱収縮率の小さい方のフィルムに生じる膨れ上がりによってリンクル(皺)を形成することができるが、この場合に、上記構成によれば、見栄えのよいリンクルとすることができる。例えば、ラベル体が筒状体の場合で説明すると、筒状体ラベルが装着された容器の肩部、底部における縮径部では、隣接するライン状接着部の間の間隔が狭くなり、リンクルのピッチが過度に密になり、膨れ上がりが過度となることがある。また、上記縮径部に良好に追従させるためには、ラベル体を高収縮させる必要があるが、ライン状に接着部が設けられていると、フィルムの収縮が阻害され、容器に良好に追従しない。
上記構成によれば、胴部の上下に縮径部がある場合、そこに離間部を交互に集められるので、リンクルのピッチが過度に密となることを抑制でき、接着部と接着部との間に離間部があるので、その部分でフィルムの収縮が阻害されることがなく、縮径部に良好に追従し、見栄えのよいリンクルに仕上げることができる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下では、複合フィルムシートを構成する2つのフィルムのうち、一方側を熱収縮性フィルム、他方側を非熱収縮性フィルムとして説明するが、両フィルムの間に熱収縮率の相違があればよく、両フィルムがともに熱収縮性フィルムであってもよい。また、2つのフィルムの間の接着は、いわゆる溶剤型接着剤を用いるものとして説明するが、熱収縮性フィルムの特性を損なわないような接合方法であれば、これ以外の形式のものとしてもよい。例えば感圧型熱接着剤、ある種の感熱型接着剤、場合によっては適当な熱シール等を用いることもできる。また、複合フィルムシートから筒状体ラベルが形成されることを説明するが、筒状体ラベル以外の形態のシートラベル等のラベル体を形成することも勿論できる。また、以下で説明する寸法等は説明のための例示であって、ラベル体の寸法、ラベル体が装着される容器の形状と寸法等に合わせて適当に変更することができる。
以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、複合フィルムシート10の様子を模式的に、一部断面図で示す図である。複合フィルムシート10は、複数のラベル体を形成するために、長手方向に沿ってラベル体の高さ方向の寸法を切断ピッチPとして切断位置が定められている長尺の2層フィルムシートである。この複合フィルムシート10は、第1フィルム12と第2フィルム14とが、複数のライン状接着部20,21によって相互に接着されて形成されている。なお、図1では、1つのラベル体を形成する幅の複合フィルムシート10が示されているが、実際には、複数のラベル体が形成できる幅を有することが多い。ここでは、そのような幅広の複合フィルムシートを1つごとのラベル体用に分離した後の様子として示されている。
複合フィルムシート10を構成する2つのフィルムは、互いに熱収縮率が異なっており、一方側のフィルムの熱収縮率が他方側のフィルムの熱収縮率よりも大きい。このように熱収縮率の異なるフィルムをライン状接着部で相互に接着し、容器等に固定装着して加熱等で熱収縮させると、隣接するライン状接着部の間において一方側のフィルムは大きく収縮し、他方側のフィルムはあまり収縮しない。これによって、一方側のフィルムは、隣接するライン状接着部の間で皺状に膨れ上がることになり、複数のライン状接着部の間で繰り返されるので、いわゆるリンクルとなり、意匠的効果を有する包装体とすることができる。
このように、熱収縮率の異なる2つのフィルムを用いて複合フィルムシートを形成することで、意匠的効果を有するリンクルを備えたラベル体、筒状体ラベル、ラベル付容器等を作り出すことができる。ここで、熱収縮率の異なる2つのフィルムの中で、熱収縮率の大きい方、あるいは熱収縮率の小さい方のいずれであっても、これを容器側に設けるものとすることができるが、以下では、第1フィルム12を熱収縮性フィルムとし、第2フィルム14を非熱収縮性フィルムとして説明する。そして、ラベル体としては、容器側に熱収縮性フィルムである第1フィルム12を配置し、外側、つまりユーザから見て視認側である表側に非熱収縮性フィルムである第2フィルム14を配置するものを主に説明する。
ここで、熱収縮性フィルムとは、幅方向に一軸延伸処理されて、幅方向の熱収縮率が長手方向の熱収縮率よりも大きいフィルムである。幅方向とは、図1の紙面上の上下方向のことである。例えば、複合フィルムシート10を切断位置で切断して高さPの筒状体ラベルとしたときに周方向となる方向が、複合フィルムシート10における幅方向である。長手方向とは、図1の紙面上の左右方向のことで、ラベル体としたときの高さ方向となる方向である。
複合フィルムシート10に用いられる熱収縮性フィルムとしては、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリデン等の各種のプラスチックフィルムであって、加熱によって、少なくとも一方向に大きな熱収縮率で収縮するものを用いることができる。このような熱収縮率の異方性は、Tダイ法、インフレーション法等の公知の方法で、フィルムを製膜し、延伸処理することで得ることができる。延伸処理は、例えば、70℃から110℃の温度で幅方向に2倍から8倍程度、好ましくは3倍から7倍程度に延伸するものとできる。得られたフィルムは一軸延伸フィルムとなり、あるいは、主延伸方向と直交する方向に若干延伸された二軸延伸フィルムとなる。
熱収縮率の異方性は、例えば、100℃の温水中に10秒間浸漬した場合の幅方向の熱収縮率が20%以上、好ましくは40%以上、さらに好ましくは60%であり、長手方向の熱収縮率が−2%から+10%程度、好ましくは0%から6%程度のものを用いることができる。なお、熱収縮率=100(%)×[(幅方向または長手方向の元の長さ)−(幅方向または長手方向の温水浸漬後の長さ)]/(幅方向または長手方向の元の長さ)で計算される。
熱収縮性フィルムとしては、上記プラスチックフィルムを単層構成としても、複数層構成としてもよい。また、透明、不透明のいずれでもよく、また、表面にヘアーライン、マット、エンボス等の各種の凹凸を施したものでもよい。熱収縮性フィルムの厚さは、10μmから60μm程度がよく、好ましくは25μmから50μm程度がよい。
これに対し、非熱収縮性フィルムとは、熱収縮率に方向性を有せず、熱収縮率も熱収縮フィルムに比べ小さい値を示すフィルムである。複合フィルムシート10に用いられる非熱収縮性フィルムの材質、厚さは、複合フィルムシート10に用いられる熱収縮性フィルムと同様のものとすることができる。勿論、上記で説明した熱収縮性フィルムの材質の中で、熱収縮性フィルムと異なる材質のものを用いてもよく、また、熱収縮性フィルムと異なる厚さとしてもよい。
第1フィルム12と第2フィルム14は、複合フィルムシート10を構成する2つのフィルムである。ここでは、複合フィルムシート10を形成するときに、図1で下層側となる一方側のフィルムを第1フィルム12、ライン状接着部20,21を挟んで上層側となる他方側フィルムを第2フィルム14としてある。上記のように、第1フィルム12の熱収縮率と第1フィルム14の熱収縮率とは異なっており、ここでは、第1フィルム12が熱収縮性フィルムであり、第2フィルム14が非熱収縮性フィルムである。
ライン状接着部20,21は、図1の例では第1フィルム12の上に、長手方向に延び、幅方向に予め定められる間隔で配置される接着剤の部分である。ライン状接着部20,21は、例えば、第1フィルム12の上にロールコーティング法等で、一定幅にライン状に接着剤を塗布することで形成することができる。接着剤としては、溶剤と樹脂とを含んだものを乾燥することで樹脂だけになって接着性を有することとなる溶剤型接着剤等を用いることができる。乾燥温度としては、熱収縮性フィルムの特性を損なわないように、例えば60℃程度とすることができる。接着剤層の厚さとしては、例えば、3μmから10μm程度とすることができる。なお、ライン状接着部20,21を、第1フィルム12に設ける代わりに、第2フィルム14に設けるものとしてもよい。
隣接するライン状接着部20,21の間は、長手方向に連続して接着剤が配置されない領域で、これを非接着部と呼ぶことができる。この領域では、第1フィルム12と第2フィルム14とが接着されないので、複合フィルムシート10としては、長手方向に細長く何本もの隙間がフィルム間に走っていることになる。ライン状接着部20,21の幅と、非接着部の幅との関係は、ライン状接着部20,21の幅を0.5mmから10mm程度、非接着部の幅も0.5mmから10mm程度とすることができる。ライン状接着部20,21の幅と非接着部の幅とを同じとしてもよい。例えば、ライン状接着部20,21の幅を1.5mm、非接着部の幅を1.5mmとすること等ができる。
ライン状接着部20,21は、その長手方向の長さが、切断ピッチPより短い長さを有する。図2は、ライン状接着部20の端部の部分を拡大して示す図であるが、長手方向に隣接する2本のライン状接着部20の端部の間の2Sの長さの部分は、接着剤が部分的に設けられない離間部22である。その意味で、2Sは離間長さと呼ぶことができる。この離間長さ2Sの部分は、本来は接着部である長手方向の領域において、第1フィルム12と第2フィルム14が部分的に接着せずに離間しているところである。なお、長手方向に隣接する離間長さ2Sの部分の間が、連続して接着剤が設けられてライン状接着部20となり、この部分においては、第1フィルム12と第2フィルム14とが連続して接着される。したがって、ライン状接着部20の長さは、それぞれ、P−Sとなる。離間部長さ2Sは切断位置を中心として適切に設定されているので、多少切断位置にズレが生じても問題はない。
隣接するライン状接着部20における離間部22は、図1に示されるように、切断ピッチPを隔てて配置される切断位置の一方側に配置される。図1では、1つ示される切断ピッチPの両端の切断位置のうち、紙面上で左側の切断位置に配置される。
ライン状接着部20に隣接するライン状接着部21にも同様に離間部23が設けられるが、この離間部23は、切断ピッチPを隔てて配置される切断位置の他方側に配置される。図1では、1つ示される切断ピッチPの両端の切断位置のうち、紙面上で右側の切断位置に配置される。
図3には、一方側の切断位置における断面図が示されている。なお、第2フィルム14の図示を省略し、第1フィルム14の上には適当な表示用印刷層16が設けられている様子が示されている。ここでは、3本のライン状接着部が表示用印刷層の上、すなわち、第2フィルム14に直接接触する面上に設けられる様子が図示されている。むろん、表示印刷層は、フィルムの逆側に設けられてもよく、両側に設けられてもよい。
図3においては、中央に示されるライン状接着部20は、ちょうど離間部22となって、断面図では接着剤がない状態として示されている。その左右のライン状接着部21は、この一方側の切断位置には離間部23がないので、断面図では接着剤がある状態として示されている。なお、他方側の切断位置では、これとは逆に、ライン状接着部21において接着剤がなく離間部23となり、ライン状接着部20において接着剤があって離間部22がない状態となる。
すなわち、離間部22,23は、各ライン状接着部20,21ごとに、長手方向に沿った切断位置の2つごとに1つずつ設けられ、かつ、隣接するライン状接着部20,21の間では、長手方向に沿って互いに異なる切断位置に設けられる。
かかる離間部22,23の長さである離間長さ2Sは、ライン状接着部20,21の幅、非接着部の幅と共に、後述する筒状体ラベル30、筒状体ラベル30が装着される容器40の形態に応じて適切に設定することが好ましい。例えば、ライン状接着部20,21の幅、非接着部2Sを上記の範囲として、離間長さ2Sは、4mmから30mm程度とすることができる。
上記のように、離間部22,23は、ライン状接着部20,21の長手方向において部分的に接着剤が配置されない領域であるので、これを接着剤抜き領域と呼ぶこともできる。離間部22,23は、重ねられる第1フィルム12と第2フィルム14とがライン状に接着されるときに、部分的に接着しないように設けられるので、接着剤を抜く以外にも接着剤を塗ると共に、その接着性を低下させるようにしてもよい。
図4と図5は、接着剤をライン状に連続して設けながら、切断位置において部分的に接着性を低下させる構造とする例を示す図である。これらの図は、図3に対応するもので、一方側の切断位置における断面図である。
図4は、接着剤を第1フィルムの長手方向に沿って連続的に切れ目なくライン状に形成した後、切断位置における離間部22,23に対応する部分にシリコン樹脂24を設けたものである。切れ目のないライン状接着部20の一部をシリコン樹脂24で覆うことで、第1フィルム12第2フィルム14との間がその部分で接着しないようにできる。シリコン樹脂24以外でも、接着性を低下させる材質の膜層を設けるものとしてもよい。図4では、フィルム12の接着剤の上に直接シリコン樹脂24を設けているが、対向するフィルム14に表示印刷層16と共に予めシリコン樹脂等を塗布しておいてもよい。
図5は、接着剤を第1フィルムの長手方向に沿って連続的に切れ目なくライン状に形成すると共に、切断位置における離間部22,23に対応する部分に、ワックス等の滑りのよい添加粒子26を配置するようにしたものである。添加粒子26の大きさは、接着層の厚さよりも大きめとする。例えば、接着層の厚さを数μmとするときは、添加粒子26の大きさを10μm程度とすることがよい。このような滑りのよい添加粒子26のことを、あるいは、この添加粒子26を混ぜて形成される接着性の低い接着層のことを、メジウム等と呼ぶことがあるが、図5は、メジウムを離間部22,23に用いたものである。図5の場合でも、前記図4の場合と同様に、対向するフィルム14に予めメジウムを塗布しておいてもよい。
かかる構成の複合フィルムシート10の作用を説明する。複合フィルムシート10は、上記のように第1フィルム12と第2フィルム14とをライン状接着部20,21によって相互に接着して形成されるが、形成と共に、ロールに巻き取られる。そして、その後の工程、例えば、印刷、長手方向に沿った切り離し、筒状化等の工程においても、ロールによって複合フィルムシート10を挟持しながら長手方向に送り出し、加工等が行われる。この後工程において、複合フィルムシート10がロールによって挟持されて移動する際に、第1フィルム12と第2フィルム14の間の非接着部に存在している僅かな空気は、移動と共に複合フィルムシート10の前方側に押しやられる。このときに、離間部22,23が切断ピッチPあるいはその倍の間隔で設けられているので、この移動する空気が隣接する非接着部へ順次移り、複合フィルムシート10の両側面から外部に放出される。
その空気の流れの様子が、図1における矢印で示されている。離間部22,23がない場合には、非接着部に存在する空気は、そのストライプ状の狭い隙間の中を前方側に押しやられるのみで、次第にその空気量が集積して、複合フィルムシート10が非接着部のところで膨れ上がり、場合によってはライン状接着部における接着の剥離が生じえる。離間部22,23を設けることで、複合フィルムシート10の両側面から適当に空気抜きを行うことができ、接着の剥離等を防止できる。
次に、図6は、このようにして形成された複合フィルムシート10を用いたラベル体としての筒状体ラベル30の様子を示す図である。筒状体ラベル30は、複合フィルムシート10の長手方向に沿った両端を互いに接合して筒状にし、これを切断位置において切断ピッチPでそれぞれ切断して得ることができる。ここでは一部断面図として示す正面図の様子が示されている。
この筒状体ラベル30は、筒状に形成したときに、筒状の内側を熱収縮性フィルムである第1フィルム12としてある。このようにすることで、容器に装着したときに、筒状の内周側が容器表面に密着し、筒状の表面側に収縮差による凹凸が良好に現れる。勿論、用途に応じ、第1フィルム12を筒状の外側としてもよい。
筒状体ラベル30は、複合フィルムシート10を筒状に形成したものであるので、図1で説明した幅方向が筒状の周方向となる。切断位置の間の切断ピッチPが筒状の高さで、図1で説明した長手方向が高さ方向となる。そして、高さ方向の両端に、離間部22,23とライン状接着部20,21とが、それぞれ互い違いに配置される。すなわち、図6の紙面の左側の一方側の端部において、ライン状接着部21と離間部22が交互に配置され、紙面の右側の他方側の端部において、ライン状接着部20と離間部23が交互に配置される。
このように、筒状体ラベル30においては、離間部22,23が高さ方向の両端部に集められて配置されるので、表示等に用いられる高さ方向の中央部分においては、第1フィルム12と第2フィルム14とがしっかり接着される。これによって、離間部22,23を設けることによるデザイン等への影響を少なくすることができる。
図7は、筒状体ラベルが設けられた容器40の様子を示す図である。ここでは、胴部の上方がキャップの方に次第に外形が小さくなる縮径部32を有する容器34に、加熱によって熱収縮した筒状体ラベル31が設けられている。筒状体ラベル31は、容器34の底部の一部を覆い、縮径部32の一部を覆っている。すなわち、ここでは、離間部22が容器34の縮径部32の部分にくるように設定され、離間部23は容器34の底部のところに集められている。この場合は、縮径部32の領域の高さ方向の寸法に離間長さを合わせるようにするとよい。図7の例では、縮径部32の寸法がおよそ離間長さの1/2のSとなるようにしてある。
このようにすることで、容器34の胴部の表示等が行われる中央部分には離間部22,23を設けずに、第1フィルム12と第2フィルム14とをしっかり接着することができる。これにより、容器34のデザイン等への離間部22,23の影響を少なくすることができる。なお、ここでは図示していないが、筒状体ラベル31にミシン目等の開封手段を設けるものとしてもよい。
また、縮径部32における筒状体ラベル31の見栄えも向上させることができる。すなわち、熱収縮性フィルムである第1フィルム12と非熱収縮性フィルムである第2フィルム14との複合フィルムシート10を用いた筒状体ラベル30を容器に着装して熱収縮させると、第1フィルム12の熱収縮率よりも第2フィルム14の熱収縮率が小さいので、第2フィルム14の部分がライン状接着部20,21の間の非接着部において膨れ上がる。これにより、リンクル(皺)を形成することができ、意匠等に用いることができる。ところが、容器34の肩部における縮径部や、底部に移る部分では、隣接するライン状接着部の間の間隔が狭くなり、リンクルのピッチが過度に密になり、膨れ上がりが過度となることがある。また、接着部により収縮が阻害されることにより、縮径部への追従性が悪くなって浮きが生じ、見栄えが悪くなる。
図7のように、縮径部32と底部に離間部22,23を集めて交互に配置することで、リンクルのピッチが過度に密となることを抑制でき、また離間部22,23を設けることで追従性も向上し、見栄えのよいリンクルに仕上げることができる。その様子を、縮径部32における断面図である図8(a),(b)を用いて説明する。
図8(b)は、離間部22を縮径部32に設けない従来例の場合を示す図である。ここでは、ライン状接着部20,21が周方向に交互に配置され、その部分で第1フィルム12と第2フィルム14とが接着されているが、ライン状接着部20,21の間の非接着部においては、第2フィルム14は第1フィルム12と接着されずに、周方向の熱収縮率の差によって、容器34の外側に膨れ、いわゆるリンクルが形成されている。
ここでは、ライン状接着部20,21の周方向の交互配置のピッチが、容器34の胴部に比べ密になるので、リンクルのピッチも胴部におけるピッチよりも密となる。それに応じて、リンクルの膨れ上がりも大きくなる。この密の程度、膨れ上がりの程度は、縮径の程度が大きくなるほど大きくなるので、場合によっては過度のピッチ、過度の膨れ上がりとなる。そして、ライン状接着部20,21による接着の剥離が生じえる。また、接着部により収縮が阻害されるので、縮径部への追従性が悪くなる。このように、過度のピッチ、過度の膨れ上がり、収縮不良、接着の剥離等が生じると、せっかくのリンクルの意匠効果が損なわれることが生じる。
図8(a)は、縮径部32において離間部22を設ける場合を示す図である。ここでは、ライン状接着部21のみが現れ、もう1本のライン状接着部20に対応するところには、離間部22が設けられるので、隣接するライン状接着部の間の間隔が図8(b)に比較して広く取れる。ライン状接着部20,21の間に元々ある非接着部のことも考えると、図8(b)の場合に比べて、隣接するライン状接着部の間の間隔が2倍から3倍に広くすることができる。これによって、縮径部32におけるリンクルのピッチが過度に小さくなることを抑制でき、リンクルの膨れ上がりを過度となることを抑制できる。そして接着の剥離を防ぐことができ、さらに、縮径部における接着部21の間隔が広いので、その部分においてフィルムが熱収縮し、容器に良好に追従するので、リンクルの見栄えが向上する。
なお、縮径部32においては、隣接するライン状接着部21の間隔は胴部の方が広く、先端のキャップ側が狭いので、離間部22の長さSは、必ずしも縮径部32の高さ方向の寸法と同じでなくてもよく、縮径の程度に合わせて適当に設定することができる。
このように、ラベル端部に接着部21と離間部22が交互に配置されているので、縮径部においても良好なリンクル調を表現でき、かつ容器にフィルムを良好に追従させることが可能となる。なお、離間部22が少ないと、リンクルの過度な膨れ上がりや、収縮不良が生じ、逆に離間部22があまりに多いと、接着部21の間隔が広すぎて、フィルムのめくれが生じたり、良好なリンクル調が得られず、見栄えが悪くなる。
上記では、熱収縮フィルムを容器34側の場合として説明してあるが、非熱収縮フィルムを容器側とし、包装の表側を熱収縮フィルムとする場合にも同様の効果を奏する。なお、胴部等において縮径する部分を部分的に設ける場合に、その箇所に相当するところに離間部を設けることもできる。
本発明に係る実施の形態における複合フィルムシートの様子を模式的に、一部断面図で示す図である。 本発明に係る実施の形態において、ライン状接着部の端部の部分を拡大して示す図である。 本発明に係る実施の形態において、一方側の切断位置の様子を示す断面図である。 本発明に係る実施の形態において、接着剤をライン状に連続して設けながら、切断位置において部分的に接着性を低下させる構造の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、接着剤をライン状に連続して設けながら、切断位置において部分的に接着性を低下させる構造の他の例を示す図である。 本発明に係る実施の形態における筒状体ラベルの様子を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、筒状体ラベルが設けられた容器の様子を示す図である。 図7における縮径部における様子を、従来例と比較して断面図で説明する図である。
符号の説明
10 複合フィルムシート、12 第1フィルム、14 第2フィルム、16 表示用印刷層、20,21 ライン状接着部、22,23 離間部、24 シリコン樹脂、26 添加粒子、30 筒状体ラベル、31 (熱収縮した)筒状体ラベル、32 縮径部、34 容器、40 筒状体ラベルが設けられた容器。

Claims (5)

  1. 複数のラベル体を形成するために、長手方向に沿ってラベル体の高さ方向の寸法を切断ピッチとして切断位置が定められている長尺の複合フィルムシートであって、
    幅方向の熱収縮率が長手方向の熱収縮率よりも大きい熱収縮性フィルムである第1フィルムと、
    第1フィルムの熱収縮率と異なる熱収縮率を有し、第1フィルムと重ね合わされて接着される第2フィルムと、
    第1フィルムまたは第2フィルムのいずれか一方に設けられ、長手方向に延び、幅方向に予め定められる間隔で配置されるライン状接着部と、
    各ライン状接着部において、切断位置を中心として予め定められた離間長さで設けられる離間部であって、第1フィルムと第2フィルムとを重ね合わせて接着したときに、離間長さ部分は第1フィルムと第2フィルムが接着せず離間し、長手方向に隣接する離間長さ部分の間は連続してライン状に接着される離間部と、
    を有することを特徴とする複合フィルムシート。
  2. 請求項1に記載の複合フィルムシートにおいて、
    離間部は、各ライン状接着部ごとに、長手方向に沿った切断位置の2つごとに1つずつ設けられ、かつ、隣接するライン状接着部の間では、長手方向に沿って互いに異なる切断位置に設けられることを特徴とする複合フィルムシート。
  3. 請求項1に記載の複合フィルムシートにおいて、
    離間部は、接着剤が予め設けられない部分、または接着剤が設けられるが接着性を低下させる接着低下材も設けられる部分であることを特徴とする複合フィルムシート。
  4. 複合フィルムシートを長手方向に沿ってラベル体の高さ方向の寸法を切断位置の間のピッチとして切断して用いられるラベル体であって、
    複合フィルムシートは、
    幅方向の熱収縮率が長手方向の熱収縮率よりも大きい熱収縮性フィルムである第1フィルムと、
    第1フィルムの熱収縮率と異なる熱収縮率を有し、第1フィルムと重ね合わされて接着される第2フィルムと、
    第1フィルムまたは第2フィルムのいずれか一方に設けられ、長手方向に延び、幅方向に予め定められる間隔で配置されるライン状接着部と、
    各ライン状接着部において、ラベル体の長手方向の一方端部または他方端部に予め定められた離間長さで設けられる離間部であって、第1フィルムと第2フィルムとを重ね合わせて接着したときに、離間長さ部分は第1フィルムと第2フィルムが接着せず離間し、長手方向に隣接する離間長さ部分の間は連続してライン状に接着される離間部と、
    を有し、
    離間部は、隣接するライン状接着部の間では、ラベル体の長手方向の互いに異なる端部にそれぞれ設けられることを特徴とするラベル体。
  5. ラベル体が設けられるラベル付容器であって、
    ラベル体は、
    幅方向の熱収縮率が長手方向の熱収縮率よりも大きい熱収縮性フィルムである第1フィルムと、
    第1フィルムの熱収縮率と異なる熱収縮率を有し、第1フィルムと重ね合わされて接着される第2フィルムと、
    第1フィルムまたは第2フィルムのいずれか一方に設けられ、長手方向に延び、幅方向に予め定められる間隔で配置されるライン状接着部と、
    各ライン状接着部において、ラベル体の長手方向の一方端部または他方端部に予め定められた長手方向に沿った離間長さで設けられる離間部であって、第1フィルムと第2フィルムとを重ね合わせて接着したときに、離間長さ部分は第1フィルムと第2フィルムが接着せず離間し、長手方向に隣接する離間長さ部分の間は連続してライン状に接着される離間部と、
    を有し、
    離間部は、隣接するライン状接着部の間では、ラベル体の長手方向の互いに異なる端部にそれぞれ設けられることを特徴とするラベル付容器。
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