JP4934515B2 - 金属薄板の成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特にマグネシウム等の難加工材をプレスによる冷間加工によって所望の形状に成形する金属薄板の成形方法に関するものである。
例えば、マグネシウムやチタン等の軽金属材料は、他の金属材料に比して伸び率が小さいために加工が困難である。このような難加工材から成る金属薄板に例えば凹部を形成する場合、一般的にはプレスによる深絞り加工が採用されていた。
ところが、難加工材である金属薄板は伸び率が小さいために凹部にクラックが発生し易く、材料の歩留が悪いという問題があった。
そこで、従来、難加工材のプレス成形においては、材料と金型を加熱して材料の温度を高くした状態で成形する熱間加工や温間加工が採用されていた。或は、材料を加工し易いように合金化して成形する方法も採用されていた。
又、特許文献1〜3には、難加工金属薄板の加工方法として、凹部の底面の面積に比較して小さい断面積を有するポンチで薄板を凹部に対して小さい深さ寸法をもってダイ(ポンチ受け体)に向けて押し込んで薄板に窪みを形成する加工を繰り返して薄板の一部を凹部と同じ平面形状に張り出す加工を複数回に分けて行い、これら各加工毎に張り出し深さを順次増大させながら薄板に凹部を形成する第1の工程と、凹部と同じ寸法形状を有する仕上げ型及びこれを受けるダイ(型受け体)によって凹部を最終形状に仕上げる第2の工程を経て薄板に所望の凹部を形成する方法が提案されている。
特開平5−031537号公報 特開平5−031538号公報 特開平5−031539号公報
しかしながら、難加工材の熱間加工又は温間加工では、材料が加熱されるために成形はし易くなることがあるが、大掛かりな加熱設備が必要で、温度管理も大変であるという問題がある。
又、材料を加工し易いように合金化して成形する方法では、純マグネシウム等の純粋な材料の成形が不可能であるという問題がある。
更に、特許文献1〜3において提案された加工方法では、第1の工程での小さいポンチとダイで薄板に窪みを形成する回数が膨大となって加工能率が悪いばかりか、専用のプレス設備を要し、装置も大型化するという問題がある。更に、例えば深さが一定でない凹曲面状の凹部の成形にはポンチとダイの深さの制御が複雑化するという問題もある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、難加工材から成る金属薄板であっても、これを簡単な金型構成による冷間加工によって所望の形状に成形することができる金属薄板の成形方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、プレスによる冷間加工によって金属薄板を所望の形状に成形する金属薄板の成形方法において、パンチによって金属薄板をダイとの間で板厚方向に押し潰す潰し工程と、該潰し工程によって金属薄板に生じた余肉をパンチによってダイの凹部に入れ込む入れ込み工程を経て金属薄板を所望の形状に成形すると共に、前記パンチを前記潰し工程と前記入れ込み工程毎に変更し、前記ダイは各入れ込み工程においてその前の潰し工程において使用したものを使用することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、次工程である前記入れ込み工程に必要な余肉量が得られるまで前記潰し工程を複数回繰り返すことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記潰し工程の繰り返し回数を金属薄板の形状、材質及び板厚に基づいて決定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記パンチの凸部と前記ダイの凹部とを工程の進行に従って次第に大きくすることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、潰し工程によって金属薄板の成形部に生じた余肉は次の入れ込み工程によってダイの凹部に入れ込まれて吸収され、成形部のみが鍛造のように潰して延ばされるために材料の移動は成形部の範囲内でのみ行われる。このため、成形部の断面積(体積)は変化せず、従って、周辺部から成形部への材料の流入がなく、周辺部に成形に伴う応力と歪みが発生せず、難加工材から成る金属薄板であっても、これを冷間加工によって所望の形状に成形することができる。
又、金属薄板の成形に際しては面倒な温度管理等が不要である他、成形は簡単な構成のパンチとダイを用いてなされるため、金型構造が簡素化して加工コストを低く抑えることができる。さらに、ダイは各入れ込み工程においてその前の潰し工程において使用したものを使用するようにしたため、成形に必要なダイの種類が少なくて済み、設備の小型化とコストダウンを図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、金属薄板が難加工材であるが故に1回の潰し工程では次工程である入れ込み工程に必要な余肉量が得られない場合には、必要な余肉量が得られるまで潰し工程を複数回繰り返すようにしたため、入れ込み工程において必要十分な量の余肉をダイの凹部に入れ込むことができ、難加工材から成る金属薄板であっても、これを冷間加工によって所望の形状に成形することができる。
請求項3記載の発明によれば、金属薄板の形状、材質及び板厚に応じて潰し工程の繰り返し回数を決定することによって、次工程の入れ込み工程に必要な適正な余肉量を安定的に得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、パンチの凸部とダイの凹部とを工程の進行に従って次第に大きくするようにしたため、成形部の寸法(幅及び深さ)が各工程を繰り返すに従って次第に大きくなり、成形部の寸法が必要な値になるまで各工程を繰り返すことによって所望の形状の製品を得ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明方法によって成形された製品の斜視図であり、図示の製品Wは、難加工材である例えば純マグネシウムを素材とする金属薄板をプレスによる冷間加工(張り出し成形)することによって得られ、その中央部には円錐台状の凸部Waが形成され、全体としてハット型に成形されている。
而して、図1に示す製品Wは本発明に係る成形方法によって得られるが、以下、本発明に係る成形方法を図2〜図9に基づいて説明する。尚、図2〜図9は本発明に係る成形方法をその工程順に示す成形型の半裁縦断面図であり、図2〜図7中の破線は目標とする製品形状を示す。
本発明に係る成形方法は、先ず、成形部以外において成形時の影響がないように材料を完全に拘束し、パンチによって金属薄板をダイとの間で板厚方向に押し潰す潰し工程と、該潰し工程によって金属薄板に生じた余肉をパンチによってダイの凹部に入れ込む入れ込み工程を複数回繰り返すことによって図1に示す製品Wを得るものであって、各潰し工程は、次の入れ込み工程に必要な余肉量が得られるまで複数回繰り返される。
又、本発明に係る成形方法においては、パンチは潰し工程と入れ込み工程毎にその種類が変更され、ダイは各入れ込み工程においてその前の潰し工程において使用したものが使され、パンチの凸部とダイの凹部とは工程の進行に従って次第に大きく設定されている。
本実施の形態では、次の8工程を経て図1に示す製品Wが得られるが、前述のように各潰し工程は、次の入れ込み工程に必要な余肉量が得られるまで複数回繰り返される。
1)第1工程(潰し工程1):
図2に示すように、加工面である上面に高さの低い略円錐台状の凸部paが形成されたパンチPAと、加工面である下面がパンチPAの前記凸部paに対応する深さの浅い略円錐台状の凹部daが形成されたダイDAとの間に素材である金属薄板をセットし、パンチPAの凸部paによって金属薄板をダイDAの凹部daとの間で板厚方向に押し潰す。尚、本実施の形態では、金属薄板には難加工材の1つである伸び率が3〜4%の純マグネシウムの薄板が使用されている。
上述のようにパンチPAの凸部paによって金属薄板をダイDAの凹部daとの間で板厚方向に押し潰すと、金属薄板は図2のA部が押し潰されて半製品W1が得られ、押し潰されて余った材料がダイDAの凹部da側に余肉となって現れる。
ところで、この潰し工程1によって得られた半製品W1は、次の第2工程である入れ込み工程1において余肉がダイDAの凹部daに入れ込まれるが、金属薄板が難加工材であるが故に1回の潰し工程では入れ込み工程1に必要な余肉量が得られない場合があり、このような場合には、必要な余肉量が得られるまで潰し工程1が複数回繰り返される。尚、潰し工程1の繰り返し回数は、金属薄板の形状、材質及び板厚によって決まり、所要の回数だけ金属薄板を潰すことによって、次工程の入れ込み工程1に必要な適正な余肉量を安定的に得ることができる。
2)第2工程(入れ込み工程1):
この第2工程では、図3に示すように、第1工程において半製品W1に生じた余肉を第1工程において使用したパンチPAの凸部paよりも高さの高い凸部pbが形成された別のパンチPBによって第1工程において使用したダイDAの凹部daに入れ込む。
即ち、第1工程において得られた半製品W1(図2参照)をパンチPBとダイDAとの間にセットし、該半製品W1をパンチPBとダイDAとの間で挟圧すれば、これに生じていた余肉がダイDAの凹部daに入れ込まれて半製品W2が得られる。
3)第3工程(潰し工程2):
この第3工程では、図4に示すように、第2工程において使用したパンチPBの凸部pbよりも高さの高い凸部pcが形成された別のパンチPCと第1及び第2工程において使用されたダイDAの凹部daよりも深さの深い凹部dbが形成された別のダイDBとの間に、第2工程において得られた半製品W2(図3参照)をセットし、ダイDBの凹部dbに対してパンチPCの凸部pcで半製品W2を板厚方向に押し潰して半製品W3を得る。
而して、パンチPCの凸部pcによって半製品W2(図3参照)を上述のようにダイDBの凹部dbとの間で板厚方向に押し潰すと、半製品W3は図4のB部が押し潰され、押し潰されて余った材料がダイDBの凹部db側に余肉となって現れる。そして、この潰し工程2においても、前記第1工程である潰し工程1と同様に、次の第4工程である入れ込み工程2において必要な余肉量が得られるまで該潰し工程2が繰り返される。
4)第4工程(入れ込み工程2):
この第4工程では、図5に示すように、第3工程において半製品W3に生じた余肉を第3工程において使用したパンチPCの凸部pcよりも高さの高い凸部pdが形成された別のパンチPDによって第3工程において使用したダイDBの凹部dbに入れ込む。
即ち、第3工程において得られた半製品W3(図4参照)をパンチPDとダイDBとの間にセットし、該半製品W3をパンチPDとダイDBとの間で挟圧すれば、これに生じていた余肉がダイDBの凹部dbに入れ込まれて半製品W4が得られる。
5)第5工程(潰し工程3):
この第5工程では、図6に示すように、第4工程において使用したパンチPDの凸部pdよりも高さの高い凸部peが形成された別のパンチPEと第3及び第4工程において使用されたダイDBの凹部dbよりも深さの深い凹部dcが形成された別のダイDCとの間に、第4工程において得られた半製品W4(図5参照)をセットし、ダイDCの凹部dcに対してパンチPEの凸部peで半製品W4を板厚方向に押し潰して半製品W5を得る。
而して、パンチPEの凸部peによって半製品W4をダイDCの凹部dcとの間で板厚方向に押し潰すと、半製品W4は図6のC部が更に押し潰され、押し潰されて余った材料がダイDCの凹部dc側に余肉となって現れて半製品W5が得られる。そして、この潰し工程3においても、潰し工程1,2と同様に、次の第6工程である入れ込み工程3において必要な余肉量が得られるまで該潰し工程3が繰り返される。
6)第6工程(入れ込み工程3):
この第6工程では、図7に示すように、第5工程において半製品W5に生じた余肉を第5工程において使用したパンチPEの凸部peよりも高さの高い凸部pfが形成された別のパンチPFによって第5工程において使用したダイDCの凹部dcに入れ込む。
即ち、第5工程において得られた半製品W5(図6参照)をパンチPFとダイDCとの間にセットし、該半製品W5をパンチPBとダイDCとの間で挟圧すれば、これに生じていた余肉がダイDCの凹部dcに入れ込まれて半製品W6が得られる。
7)第7工程(潰し工程4):
この第7工程では、図8に示すように、第6工程において使用したパンチPFの凸部pfよりも高さの高い凸部pgが形成された別のパンチPGと第5及び第6工程において使用されたダイDCの凹部dcよりも深さの深い凹部ddが形成された別のダイDDとの間に、第6工程において得られた半製品W6(図7参照)をセットし、ダイDDの凹部ddに対してパンチPGの凸部pgで半製品W6を板厚方向に押し潰して半製品W7を得る。
而して、パンチPGの凸部pgによって半製品W6をダイDDの凹部ddとの間で板厚方向に押し潰すと、半製品W6は図8のD部が更に押し潰され、押し潰されて余った材料がダイDDの凹部dd側に余肉となって現れて半製品W7が得られる。そして、この潰し工程4においても、前記潰し工程1〜3と同様に、次の第8工程である入れ込み工程4において必要な余肉量が得られるまで該潰し工程4が繰り返される。
8)第8工程(入れ込み工程4):
この第8工程では、第7工程において半製品W7に生じた余肉を第7工程において使用したパンチPGの凸部pgよりも高さの高い凸部phが形成された別のパンチPHによって第7工程において使用したダイDDの凹部ddに入れ込む。
即ち、第7工程において得られた半製品W7(図8参照)をパンチPHとダイDDとの間にセットし、該半製品W7をパンチPHとダイDDとの間で挟圧すれば、これに生じていた余肉がダイDDの凹部に入れ込まれて最終製品Wが得られる。
而して、図1に示す製品Wは、以上の第1〜第8工程を経て製造されるが、本発明に係る成形方法によれば、潰し工程1〜4によって金属薄板の成形部に生じた余肉は次の入れ込み工程1〜4によってダイDA,DB,DC,DDの各凹部da,db,dc,ddにそれぞれ入れ込まれて吸収され、成形部のみが鍛造のように潰して延ばされるために材料の移動は成形部の範囲内でのみ行われる。このため、成形部の断面積(体積)は変化せず、従って、周辺部から成形部への材料の流入がなく、周辺部に成形に伴う応力と歪みが発生せず、難加工材である純マグネシウムから成る金属薄板であっても、これをプレスによる冷間加工によって所望の形状に成形して図1に示すような製品Wを得ることができる。
又、本発明に係る金属薄板の成形に際しては面倒な温度管理等が不要である他、成形は簡単な構成のパンチPA〜PHとダイDA〜DDを用いてなされるため、金型構造が簡素化して加工コストを低く抑えることができる。
更に、本発明に係る成形方法によれば、金属薄板が難加工材であるが故に1回の潰し工程では次工程である入れ込み工程に必要な余肉量が得られない場合には、必要な余肉量が得られるまで潰し工程を複数回繰り返すようにしたため、難加工材から成る金属薄板であっても、これを冷間加工によって所望の形状に成形することができる。この場合、金属薄板の形状、材質及び板厚に応じて潰し工程の繰り返し回数を決定することによって、次工程の入れ込み工程に必要な適正な余肉量を安定的に得ることができる。
又、本実施の形態では、各入れ込み工程1〜4においてダイDA,DB,DC,DDをその前の潰し工程において使用したものを使用するようにしたため、成形に必要なダイの種類が少なくて済み、設備の小型化とコストダウンを図ることができる。
更に、本実施の形態では、パンチPA〜PHの凸部pa〜phの高さとダイDA〜DDの凹部da〜ddの深さを工程の進行に従って次第に大きくするようにしたため、成形部の寸法(幅及び深さ)が各工程を繰り返すに従って次第に大きくなり、成形部の寸法が必要な値になるまで各工程を繰り返すことによって所望の製品Wを得ることができる。
ところで、以上の第1〜第6工程に使用するパンチPA〜PHとダイDA〜DDを一体化して並設し、これらの間に金属薄板を1つずつ順送りする方法を採用すれば、順送り加工による連続加工が可能となり、見掛け上、1工程(1回のパンチング)で図1に示す最終製品Wを効率良く成形することができる。
尚、以上の実施の形態では、図1に示す最終製品Wを第1〜第8工程を経て成形したが、工程数は任意であって、最終製品の形状、金属薄板の材質と板厚等によって工程数が決まる。又、本実施の形態では、難加工材として特に純マグネシウムから成る金属薄板の成形方法について説明したが、本発明は、マグネシウム以外の例えばアルミニウムやチタン等の他の任意の難加工材から成る金属薄板の成形に対しても同様に適用可能であり、成形する形状も実施の形態に限定されないことは勿論である。
本発明に係る成形方法によって成形された製品の斜視図である。 本発明に係る成形方法の第1工程(潰し工程1)を示す成形型の半裁縦断面図である。 本発明に係る成形方法の第2工程(入れ込み工程1)を示す成形型の半裁縦断面図である。 本発明に係る成形方法の第3工程(潰し工程2)を示す成形型の半裁縦断面図である。 本発明に係る成形方法の第4工程(入れ込み工程2)を示す成形型の半裁縦断面図である。 本発明に係る成形方法の第5工程(潰し工程3)を示す成形型の半裁縦断面図である。 本発明に係る成形方法の第6工程(入れ込み工程3)を示す成形型の半裁縦断面図である。 本発明に係る成形方法の第7工程(潰し工程4)を示す成形型の半裁縦断面図である。 本発明に係る成形方法の第8工程(入れ込み工程4)を示す成形型の半裁縦断面図である。
符号の説明
DA〜DD ダイ
da〜dd ダイの凹部
PA〜PH パンチ
pa〜ph パンチの凸部
W 製品
Wa 製品の凸部
W1〜W7 半製品

Claims (4)

  1. プレスによる冷間加工によって金属薄板を所望の形状に成形する金属薄板の成形方法において、
    パンチによって金属薄板をダイとの間で板厚方向に押し潰す潰し工程と、該潰し工程によって金属薄板に生じた余肉をパンチによってダイの凹部に入れ込む入れ込み工程を経て金属薄板を所望の形状に成形すると共に、
    前記パンチを前記潰し工程と前記入れ込み工程毎に変更し、前記ダイは各入れ込み工程においてその前の潰し工程において使用したものを使用することを特徴とする金属薄板の成形方法。
  2. 次工程である前記入れ込み工程に必要な余肉量が得られるまで前記潰し工程を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1記載の金属薄板の成形方法。
  3. 前記潰し工程の繰り返し回数を金属薄板の形状、材質及び板厚に基づいて決定することを特徴とする請求項2記載の金属薄板の成形方法。
  4. 前記パンチの凸部と前記ダイの凹部とを工程の進行に従って次第に大きくすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の金属薄板の成形方法。
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