JP4938715B2 - 増肉プレス製品の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、板状の本体部の外周縁から立ち上がる立上り部をプレスにより増肉して、増肉プレス製品を製造する、増肉プレス製品の製造方法に関するものである。
従来、例えば、自動車の無段変速機内のプーリピストンにおいて、内周側のボス部とか外周側のシール溝部とかの立上り部を、増肉する成形法があった(例えば、非特許文献1参照)。この成形法は、図9に示されるように、プレスにより、本体部31から傾斜して立ち上がる立上り部32を増肉するものであり、その金型は、ダイス33と、ポンチ34と、本体部31を受け止めるノックアウト35と、本体部31および立上り部32を押える板押え36とから構成されていた。ここで、図9における(a)は、増肉加工前の状態を示し、(b)は、増肉加工中の状態を示し、(c)は、増肉加工完了の状態を示す。この図からわかるように、増肉過程において、立上り部32を押圧するポンチ34とダイス33とは一体となって降下する。そして、この降下により立上り部32を挟むダイス33と板押え36との間隔が広がり、これによって、立上り部32が増肉される。
「自動車技術」、社団法人自動車技術会、1996年、Vol.50、No.12、p.31−37
しかし、前記従来の成形法にあっては、増肉の過程で、ポンチ34とダイス33とが一体となって降下するため、ポンチ34の降下長と、ダイス33と板押え36とに挟まれる空間の容積との間には、一定の関係があった。すなわち、ポンチ34の降下長に対して、前記空間の容積が一意的に決まった。一方で、立上り部32がポンチ34によって潰される量が、その立上り部32の肉厚の増加分にまわされ、このため、ポンチ34の降下長に対して一意的に決まる前記空間の容積との関係で、増肉される立上り部32の形状が、狭い範囲に制限された。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、増肉される立上り部の形状の自由度を高めることができる、増肉プレス製品の製造方法を提供することにある。
この発明に係る増肉プレス製品の製造方法は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る増肉プレス製品の製造方法は、板状の本体部と、その本体部の外周縁から、その本体部の表裏の方向を向く軸心方向の一方の側に斜め外方に立ち上がる、立上り部とを備える、加工対象物に対し、前記立上り部をプレスにより増肉して、増肉プレス製品を製造する製造方法である。この製造方法は、前記本体部を、前記一方の側とは反対の他方の側で受けるノックアウトと、前記本体部およびその本体部から前記立上り部の途中位置までを前記一方の側で押える板押えと、前記板押えの外周側に配置されるとともに、前記立上り部の先端を、前記軸心方向の一方の側から他方の側に向かう方向となるプレス方向に押圧する増肉用ポンチと、前記ノックアウトの外周側に配置されるとともに、前記ノックアウトおよび前記増肉用ポンチに対して相対的に前記軸心方向に移動可能であって、前記立上り部の前記他方の側を受けるダイスとを備える、金型を用いる。そして、この製造方法は、前記金型を用いて、前記増肉用ポンチにより、前記立上り部の先端を前記プレス方向に押圧して、その立上り部を押し潰す過程で、前記増肉用ポンチの先端部分が、前記板押えの外周面と前記ダイスの内周面との間に進入し、前記ダイスが、前記増肉用ポンチに押されることなく増肉されつつある前記立上り部に押されて、前記ノックアウトに対して相対的に前記プレス方向に移動することで、前記立上り部を挟む前記板押えと前記ダイスとの間が広がり、前記立上り部が増肉される。
この増肉プレス製品の製造方法によると、増肉用ポンチとダイスとは、本体部の軸心方向に互いに相対移動可能となって、増肉用ポンチが、立上り部の先端を押圧していく過程で、ダイスが、増肉用ポンチに押されることなく増肉されつつある立上り部に押されて、ノックアウトに対して相対的に移動する。すなわち、増肉用ポンチの移動長とダイスの移動長との間に直接の関連はなく、増肉されつつある立上り部に押されてダイスが相対的に移動することで、初めてダイスと板押えとに挟まれる空間の容積が決まる。このため、増肉用ポンチとダイスとが一体となって移動する場合と比べて、増肉される立上り部の形状の制限が少なく、その形状の自由度を高めることができる。
また、請求項2に記載の発明に係る増肉プレス製品の製造方法は、請求項1に記載の増肉プレス製品の製造方法において、前記加工対象物は、前記立上り部の先端部分が基端側よりも起立するように折れ曲がって形成されている。これにより、増肉用ポンチを立上り部の先端に的確に当てたり、あるいは、増肉用ポンチを、板押えの外周面とダイスの内周面との間に深く進入させることができる。
また、請求項3に記載の発明に係る増肉プレス製品の製造方法は、請求項1に記載の増肉プレス製品の製造方法において、前記ダイスは、前記加工対象物の前記立上り部と平行位置して対向する第1受面と、その第1受面から延びてその第1受面よりも起立するように曲がって形成されて、前記立上り部の先端部分を受ける第2受面とを備える。そこで、前記立上り部の増肉に先立って、前記板押えが曲げ用ポンチとなって、前記ダイスに対して相対的に前記プレス方向に移動することで、前記立上り部を前記曲げ用ポンチと前記ダイスの前記第2受面とで押圧して、前記立上り部の先端部分を基端側よりも起立するように折り曲げる。このように、板押えを、曲げ用ポンチとして利用することで、立上り部の先端部分の曲げと、その立上り部の増肉とを、一つの金型で行うことができる。そして、立上り部の先端部分を曲げることで、その立上り部の増肉にあたって、増肉用ポンチを立上り部の先端に的確に当てたり、あるいは、増肉用ポンチを、曲げ用ポンチ(板押え)の外周面とダイスの内周面との間に深く進入させることができる。
また、請求項4に記載の発明に係る増肉プレス製品の製造方法は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の製造方法によって製造される増肉プレス製品を半製品として、その半製品の増肉された立上り部となる増肉立上り部が前記軸心方向に真直ぐ起立するように絞り加工を加える。
また、請求項5に記載の発明に係る増肉プレス製品の製造方法は、請求項4に記載の増肉プレス製品の製造方法において、前記絞り加工を行う第2金型は、前記本体部を、前記他方の側で受ける第2ノックアウトと、前記第2ノックアウトの外周側に配置されて、その第2ノックアウトに対して相対的に前記軸心方向に移動可能な、第2ダイスと、前記本体部を、前記一方の側で押圧する絞り用ポンチと、前記絞り用ポンチの外周側に配置されて、その絞り用ポンチに対して相対的に前記軸心方向に移動可能な、据え込み用ポンチとを備える。そこで、前記絞り用ポンチが、前記半製品を前記第2ダイス内に押し込むように、前記第2ダイスに対して相対的に前記プレス方向に移動して、前記増肉立上り部を、前記軸心方向に真直ぐ起立するように絞る。続いて、前記据え込み用ポンチが、前記増肉立上り部の先端を押圧するように、前記第2ノックアウトに対して相対的に前記プレス方向に移動して、その増肉立上り部を、前記第2ノックアウトと前記第2ダイスと前記絞り用ポンチとの間に据え込んで、その増肉立上り部の、先端とその先端とは反対側の後端とを所要の面に形成する。
この発明に係る増肉プレス製品の製造方法によれば、増肉用ポンチの移動長とダイスの移動長との間に直接の関連がなく、増肉されつつある立上り部に押されてダイスが相対的に移動することで、初めてダイスと板押えとに挟まれる空間の容積が決まるため、増肉用ポンチとダイスとが一体となって移動する場合と比べて、増肉される立上り部の形状の制限が少なく、その形状の自由度を高めることができる。
以下、この発明に係る増肉プレス製品の製造方法を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明の第一の実施の形態を示す。図中符号1は、加工対象物である。2は、この加工対象物1を加工して得られる増肉プレス製品であって、この増肉プレス製品2は、例えば、オートマチックトランスミッションとかトルクコンバータ等に付随する湿式多板クラッチ等のクラッチにおける、クラッチ用ピストン材料として用いられる。3は、前記増肉プレス製品2を製造するための金型である。
ここで、加工対象物1は、図1に示すように、板状の本体部1aと、その本体部1aの外周縁から、その本体部1aの表裏の方向を向く軸心1b方向の一方の側101に斜め外方に立ち上がる、立上り部1cとを備える。そこで、前記増肉プレス製品2の製造方法は、この加工対象物1に対し、前記立上り部1cをプレスにより増肉するものである。
この増肉プレス製品2の製造に用いられる金型3は、ノックアウト4と板押え5と増肉用ポンチ6とダイス7とを備える。ここにおいて、ノックアウト4は、加工対象物1における本体部1aを、前記一方の側101とは反対の他方の側102で受けるものである。板押え5は、前記本体部1aおよびその本体1a部から前記立上り部1cの途中位置までを前記一方の側101で押えるものである。増肉用ポンチ6は、板押え5の外周側に配置されるとともに、前記立上り部1cの先端を、前記軸心1b方向の一方の側101から他方の側102に向かう方向となるプレス方向Pに押圧するものである。ダイス7は、ノックアウト4の外周側に配置されるとともに、ノックアウト4および増肉用ポンチ6に対して相対的に前記軸心1b方向に移動可能であって、前記立上り部1cの前記他方の側102を受けるものである。
そこで、増肉プレス製品2の製造方法は、この金型3を用いて、増肉用ポンチ6により、前記立上り部1cの先端を前記プレス方向Pに押圧して、その立上り部1cを押し潰す過程で、増肉用ポンチ6の先端部分6aが、板押え5の外周面5aとダイス7の内周面7aとの間に進入し、ダイス7が、増肉用ポンチ6に押されることなく増肉されつつある立上り部1cに押されて、ノックアウト4に対して相対的に前記プレス方向Pに移動することで、立上り部1cを挟む板押え5とダイス7との間が広がり、立上り部1cが増肉される(図2、図3参照)。
詳細には、ダイス7は、加工対象物1の立上り部1cと平行位置して対向する第1受面7bと、その第1受面7bから延びてその第1受面7bよりも起立するように曲がって形成されて、立上り部1cの先端部分1dを受ける第2受面7cとを備える。そこで、前記立上り部1cの増肉に先だって、前記板押え5が曲げ用ポンチ501となって、ダイス7に対して相対的に前記プレス方向Pに移動することで、立上り部1cを曲げ用ポンチ501とダイス7の第2受面7cとで押圧して、立上り部1cの先端部分1dを基端側よりも起立するように折り曲げる(図1、図2参照)。こうして、加工対象物1は、立上り部1cの先端部分1dが基端側よりも起立するように折れ曲がって形成され、この立上り部1cの先端部分1dが折れ曲がって形成された加工対象物1に対して、前述した方法により、立上り部1cが増肉される。
具体的には、加工対象物1は、鋼(鋼板)等の金属製であって、前記本体部1aが、円板状に形成されるとともに中央に円形の軸孔1eが明けられている。そして、前記立上り部1cは、本体部1aの外周縁全周から、前記軸心1b方向(図示実施の形態においては、上下方向)の一方の側101(上側)に斜め外方に立ち上がっている。こうして、加工対象物1は、前記軸心1bを軸とする回転体形状をしている。そして、この加工対象物1を加工して得られる増肉プレス製品2は、前記本体部1aと、その本体部1aの外周縁全周から立ち上がって、前記立上り部1cが増肉された増肉立上り部2aとからなり、前記軸心1bを軸とする回転体形状をしている。
この増肉プレス製品2の製造方法に用いられる金型3は、下型3aが、ダイベース8および、そのダイベース8に取り付けられる、前記ノックアウト4と前記ダイス7とガイド9、そしてノックアウト4に取り付けられる製品ガイド10からなる。ここで、ノックアウト4は、第1クッション11を介してダイベース8に取り付けられる。そして、ノックアウト4の外周面4aには、上側を向く(つまり、プレス方向Pとは反対方向を向く)段部4bが形成されている。ダイス7は、ノックアウト4の外周側に配置されるとともに、第2クッション12を介してダイベース8に取り付けられる。そして、ダイス7の内周面7a上部に、前記第1受面7bと第2受面7cとが形成され、ダイス7の内周面7a下部に、下方を向く(つまり、プレス方向Pを向く)内側段部7dが、ノックアウト4の前記段部4bと対向するように形成されている。さらに、ダイス7の外周面7eには、上方を向く(つまり、プレス方向Pとは反対方向を向く)外側段部7fが形成されている。ガイド9は、ダイス7の外周側に配置されるとともに、ダイベース8に直接取り付けられる。そして、このガイド9の内周面9aには、下方を向く(つまり、プレス方向Pを向く)段部9bが、ダイス7の前記外側段部7fと対向するように形成されている。そして、これらノックアウト4とダイス7とガイド9との構成により、ノックアウト4は、その外周面4aが、ダイス7の内周面7a下部に案内されて、前記軸心1b方向に移動可能となり、ダイス7は、その外周面7eが、ガイド9の内周面9aに案内されて、前記軸心1b方向に移動可能となる。また、製品ガイド10は、ノックアウト4の上面中央部に設けられて、この製品ガイド10に、加工対象物1における本体部1aの中央に設けられた軸孔1eが嵌められる。
また、金型3は、上型3bが、ポンチプレート13および、そのポンチプレート13に取り付けられる、前記曲げ用ポンチ501(板押え5)と前記増肉用ポンチ6とからなる。ここで、曲げ用ポンチ501は、第3クッション14を介してポンチプレート13に取り付けられる。そして、曲げ用ポンチ501の外周面5a下部が、傾斜して、加工対象物1の立上り部1cの途中位置までを押える立上り部押え面5bとなり、曲げ用ポンチ501の外周面5a上部に、下側を向く(つまり、プレス方向Pを向く)段部5cが形成されている。増肉用ポンチ6は、曲げ用ポンチ501の外周側に配置されるとともに、ポンチプレート13に直接取り付けられる。この増肉用ポンチ6は、下端部分が、内径側において下方に突出形成されて前記先端部分6aとなっている。そして、増肉用ポンチ6の内周面6bに、上方を向く(つまり、プレス方向Pとは反対方向を向く)段部6cが、曲げ用ポンチ501の段部5cと対向するように形成されている。そして、これら曲げ用ポンチ501と増肉用ポンチ6との構成により、曲げ用ポンチ501は、その外周面5aが、増肉用ポンチ6の内周面6bに案内されて、前記軸心1b方向に移動可能となる。
そこで、この金型3を用いた、増肉プレス製品2の製造方法を順に説明すると、始めに、図1に示すように、下型3aにおけるダイス7の内側であってノックアウト4上に加工対象物1を載せ、上型3bを降下させて、曲げ用ポンチ501(板押え5)で加工対象物1を押える。詳細には、加工対象物1の立上り部1cがダイス7の前記第2受面7cの先端部に当接するまで、曲げ用ポンチ501が、加工対象物1の本体部1aおよびその本体部1aから立上り部1cの途中位置までを押える。
そして、図2に示すように、さらに上型3bを降下させて、曲げ用ポンチ501でプレス方向Pに加工対象物1を押し込むことで(つまり、曲げ用ポンチ501をダイス7に対して相対的にプレス方向Pに移動させることで)、加工対象物1の立上り部1cを曲げ用ポンチ501とダイス7の第2受面7cの先端部とで押圧して、その立上り部1cの先端部分1dを基端側よりも起立するように折り曲げる。
続いて、図3に示すように、さらに上型3b(詳しくは、上型3bの増肉用ポンチ6)を降下させて、増肉用ポンチ6で、プレス方向Pに加工対象物1の立上り部1cを押し潰すことで、ダイス7をノックアウト4に対して相対的にプレス方向Pに移動させて、立上り部1cを増肉する。こうして、立上り部1cが増肉された増肉立上り部2aを備える増肉プレス製品2が成形される。
この増肉プレス製品2の製造方法によると、増肉用ポンチ6とダイス7とは、本体部1aの軸心1b方向(上下方向)に互いに相対移動可能となって、増肉用ポンチ6が、立上り部1cの先端を下方に押圧していく過程で、ダイス7が、増肉用ポンチ6に押されることなく増肉されつつある立上り部1cに押されて、ノックアウト4に対して相対的に移動(降下)する。すなわち、増肉用ポンチ6の移動長(降下長)とダイス7の移動長(降下長)との間に直接の関連はなく、増肉されつつある立上り部1cに押されてダイス7が相対的に移動(降下)することで、初めてダイス7と曲げ用ポンチ501(板押え5)とに挟まれる空間の容積が決まる。このため、増肉用ポンチ6とダイス7とが一体となって移動(降下)する場合と比べて、増肉される立上り部1cの形状の制限が少なく、その形状の自由度を高めることができる。
また、板押え5を、曲げ用ポンチ501として利用することで、立上り部1cの先端部分1dの曲げと、その立上り部1cの増肉とを、一つの金型で行うことができる。そして、立上り部1cの先端部分1dを曲げることで、その立上り部1cの増肉にあたって、増肉用ポンチ6を立上り部1cの先端に的確に当てたり、あるいは、増肉用ポンチ6を、曲げ用ポンチ501(板押え5)の外周面5aとダイス7の内周面7aとの間に深く進入させることができる。
図4〜図6は、本発明の第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、第一の実施の形態に記載される製造方法によって製造される増肉プレス製品2を半製品201として、その半製品201の増肉された立上り部となる増肉立上り部2aが、本体部1aの表裏の方向を向く軸心1b方向に真直ぐ起立するように、絞り加工を加えるものである。
この絞り加工を行う第2金型15は、第2ノックアウト16と第2ダイス17と絞り用ポンチ18と据え込み用ポンチ19とを備える。ここにおいて、第2ノックアウト16は、半製品201の本体部1aを、増肉立上り部2aが立ち上がる側となる一方の側101とは反対の他方の側102で受けるものである。第2ダイス17は、第2ノックアウト16の外周側に配置されて、その第2ノックアウト16に対して相対的に軸心1b方向に移動可能となっている。絞り用ポンチ18は、前記本体部1aを、前記一方の側101で押圧するものである。そして、据え込み用ポンチ19は、絞り用ポンチ18の外周側に配置されて、その絞り用ポンチ18に対して相対的に軸心1b方向に移動可能となっている。
そこで、この第2金型15により、絞り用ポンチ18が、半製品201を第2ダイス17内に押し込むように、第2ダイス17に対して相対的に、軸心1b方向の一方の側101から他方の側102に向かう方向となるプレス方向Pに移動して、増肉立上り部2aを、軸心1b方向に真直ぐ起立するように絞る(図4、図5参照)。続いて、据え込み用ポンチ19が、増肉立上り部2aの先端2bを押圧するように、第2ノックアウト16に対して相対的に前記プレス方向Pに移動して、その増肉立上り部2aを、第2ノックアウト16と第2ダイス17と絞り用ポンチ18との間に据え込んで、その増肉立上り部2aの、先端2bとその先端2bとは反対側の後端2cとを所要の面に形成する(図5、図6参照)。
具体的には、第2金型15は、下型15aが、ダイベース20および、そのダイベース20に取り付けられる、前記第2ノックアウト16と前記第2ダイス17、そして第2ノックアウト16に取り付けられる第2製品ガイド21からなる。ここで、第2ノックアウト16は、第4クッション22を介してダイベース20に取り付けられる。そして、第2ノックアウト16の外周面16aには、上側を向く(つまり、プレス方向Pとは反対方向を向く)段部16bが形成されている。また、第2ダイス17は、第2ノックアウト16の外周側に配置されるとともに、ダイベース20に直接取り付けられる。そして、第2ダイス17の内周面17aには、下方を向く(つまり、プレス方向Pを向く)段部17bが、第2ノックアウト16の前記段部16bと対向するように形成されている。そして、これら第2ノックアウト16と第2ダイス17との構成により、第2ノックアウト16は、その外周面16aが、第2ダイス17の内周面17aに案内されて、軸心1b方向に移動可能となる。また、第2製品ガイド21は、第2ノックアウト16の上面中央部に設けられて、この第2製品ガイド21に、半製品201における本体部1aの中央に設けられた軸孔1eが嵌められる。
また、第2金型15は、上型15bが、ポンチプレート23および、そのポンチプレート23に取り付けられる、前記絞り用ポンチ18と前記据え込み用ポンチ19とからなる。ここで、絞り用ポンチ18は、第5クッション24を介してポンチプレート23に取り付けられる。そして、絞り用ポンチ18の外周面18aに、下側を向く(つまり、プレス方向Pを向く)段部18bが形成されている。据え込み用ポンチ19は、絞り用ポンチ18の外周側に配置されるとともに、ポンチプレート23に直接取り付けられる。この据え込み用ポンチ19は、内径側において下方に突出形成された下端部分が、先端部分19aとなって、絞り用ポンチ18の外周面18aと第2ダイス17の内周面17aとの間に進入して、増肉立上り部2aの先端2bを押圧することとなる。そして、据え込み用ポンチ19の内周面19bに、上方を向く(つまり、プレス方向Pとは反対方向を向く)段部19cが、絞り用ポンチ18の段部18bと対向するように形成されている。そして、これら絞り用ポンチ18と据え込み用ポンチ19との構成により、絞り用ポンチ18は、その外周面18aが、据え込み用ポンチ19の内周面19bに案内されて、前記軸心1b方向に移動可能となる。
そこで、この第2金型15を用いた、追加の工程を順に説明すると、始めに、図4に示すように、下型15aにおける第2ダイス17の内側であって第2ノックアウト16上に半製品201を載せ、上型15bを降下させて、絞り用ポンチ18で半製品201の本体部1aを押える。
そして、図5に示すように、さらに上型15bを降下させて、絞り用ポンチ18でプレス方向Pに半製品201を押し込むことで(つまり、絞り用ポンチ18を第2ダイス17に対して相対的にプレス方向Pに移動させることで)、半製品201の増肉立上り部2aを軸心1b方向に真直ぐ起立するように絞る。
続いて、図6に示すように、さらに上型15bを降下させて、据え込み用ポンチ19で、プレス方向Pに増肉立上り部2aを押圧することで、増肉立上り部2aの、先端2bと後端2cとを所要の面に形成する。図示実施の形態においては、増肉立上り部2aの先端2bおよび後端2cは、軸心1b方向に対して垂直な平面となり、特に後端2cは、本体部1aの下面(他方の側102の面)と面一となっている。
この第2金型15を用いた追加の工程によると、一つの金型(第2金型15)で、増肉立上り部2aを軸心1b方向に真直ぐ起立させ、かつ、その真直ぐ起立した増肉立上り部2aの先端2bと後端2cとを所要の面に形成することができ、これによって、工程の短縮を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、増肉プレス製品2は、クラッチ用ピストン材料でなくとも、立上り部が増肉されたものであれば、どのような製品であってもよい。
また、加工対象物1は、鋼板からならなくとも、アルミニウム合金とかマグネシウム合金等の他の金属板からなっていてもよく、また、金属板以外の材料からなっていてもよい。
また、加工対象物1は、本体部1aの中央に軸孔1eが明けられているが、この軸孔1eは無くともよい。また、本体部1aは、円板状でなくとも、楕円板状等のその他の形状であってもよく、また、平板形状でなくとも、凸部とか凹部とかが形成されたり、湾曲あるいは屈曲していたりしてもよい。
また、第一の実施の形態において、立上り部1cの折り曲げと増肉とを、一つの金型3で行っているが、予め立上り部1cの先端部分1dが折れ曲がった加工対象物に対して、立上り部1cの増肉を行ってもよい。さらには、図7および図8に示すように、立上り部1cの先端部分が折れ曲がっていない、すなわち、立上り部1cが斜め外方に真直ぐ立ち上がる加工対象物1に対して、立上り部1cの増肉を行ってもよい。ここで、図7は、図2に相当する要部拡大断面図であり、図8は、図3に相当する要部拡大断面図である。
また、第二の実施の形態に示す増肉プレス製品2において、増肉立上り部2aの先端2bと後端2cとが、据え込みにより、軸心1b方向に対して垂直な平面となっているが、その他に、据え込みによって、例えば、任意の傾斜面を形成したり、また、溝とか凸条とか段等を形成するようにしてもよい。
また、第二の実施の形態に示す増肉プレス製品2では、増肉立上り部2aの絞りと据え込みとを行っているが、据え込みを省略しても構わない。また、第一の実施の形態に示す増肉プレス製品2の製造後に、第二の実施の形態に示すプレス加工を行っているが、この第二の実施の形態に示すプレス加工を行うことなく、第一の実施の形態に示す増肉プレス製品2の段階で完成品としてもよい。
また、第一あるいは第二の実施の形態に示す増肉プレス製品2の製造の後に、切削加工等の後加工を追加して、製品を完成させても構わない。
この発明の第一の実施の形態の、増肉プレス製品を製造する工程の第1段階を示す断面図である。 同じく、第2段階を示す断面図である。 同じく、第3段階を示す断面図である。 この発明の第二の実施の形態の、増肉プレス製品を製造する追加工程の第1段階を示す断面図である。 同じく、追加工程の第2段階を示す断面図である。 同じく、追加工程の第3段階を示す断面図である。 この発明の他の実施の形態の、図2に相当する要部拡大断面図である。 同じく、図3に相当する要部拡大断面図である。 従来の金型による増肉加工を段階的に示す断面図である。
符号の説明
1 加工対象物
1a 本体部
1b 軸心
1c 立上り部
1d 先端部分
101 一方の側
102 他方の側
2 増肉プレス製品
2a 増肉立上り部
2b 先端
2c 後端
201 半製品
3 金型
4 ノックアウト
5 板押え
5a 外周面
501 曲げ用ポンチ
6 増肉用ポンチ
6a 先端部分
7 ダイス
7a 内周面
7b 第1受面
7c 第2受面
15 第2金型
16 第2ノックアウト
17 第2ダイス
18 絞り用ポンチ
19 据え込み用ポンチ
P プレス方向

Claims (5)

  1. 板状の本体部と、その本体部の外周縁から、その本体部の表裏の方向を向く軸心方向の一方の側に斜め外方に立ち上がる、立上り部とを備える、加工対象物に対し、前記立上り部をプレスにより増肉して、増肉プレス製品を製造する製造方法であって、
    前記本体部を、前記一方の側とは反対の他方の側で受けるノックアウトと、
    前記本体部およびその本体部から前記立上り部の途中位置までを前記一方の側で押える板押えと、
    前記板押えの外周側に配置されるとともに、前記立上り部の先端を、前記軸心方向の一方の側から他方の側に向かう方向となるプレス方向に押圧する増肉用ポンチと、
    前記ノックアウトの外周側に配置されるとともに、前記ノックアウトおよび前記増肉用ポンチに対して相対的に前記軸心方向に移動可能であって、前記立上り部の前記他方の側を受けるダイスとを備える、金型を用いて、
    前記増肉用ポンチにより、前記立上り部の先端を前記プレス方向に押圧して、その立上り部を押し潰す過程で、
    前記増肉用ポンチの先端部分が、前記板押えの外周面と前記ダイスの内周面との間に進入し、前記ダイスが、前記増肉用ポンチに押されることなく増肉されつつある前記立上り部に押されて、前記ノックアウトに対して相対的に前記プレス方向に移動することで、前記立上り部を挟む前記板押えと前記ダイスとの間が広がり、前記立上り部が増肉されることを特徴とする、増肉プレス製品の製造方法。
  2. 請求項1に記載の増肉プレス製品の製造方法において、
    前記加工対象物は、前記立上り部の先端部分が基端側よりも起立するように折れ曲がって形成されていることを特徴とする、増肉プレス製品の製造方法。
  3. 請求項1に記載の増肉プレス製品の製造方法において、
    前記ダイスは、前記加工対象物の前記立上り部と平行位置して対向する第1受面と、その第1受面から延びてその第1受面よりも起立するように曲がって形成されて、前記立上り部の先端部分を受ける第2受面とを備え、
    前記立上り部の増肉に先立って、前記板押えが曲げ用ポンチとなって、前記ダイスに対して相対的に前記プレス方向に移動することで、前記立上り部を前記曲げ用ポンチと前記ダイスの前記第2受面とで押圧して、前記立上り部の先端部分を基端側よりも起立するように折り曲げることを特徴とする、増肉プレス製品の製造方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の製造方法によって製造される増肉プレス製品を半製品として、その半製品の増肉された立上り部となる増肉立上り部が前記軸心方向に真直ぐ起立するように絞り加工を加えることを特徴とする、増肉プレス製品の製造方法。
  5. 請求項4に記載の増肉プレス製品の製造方法において、
    前記絞り加工を行う第2金型は、
    前記本体部を、前記他方の側で受ける第2ノックアウトと、
    前記第2ノックアウトの外周側に配置されて、その第2ノックアウトに対して相対的に前記軸心方向に移動可能な、第2ダイスと、
    前記本体部を、前記一方の側で押圧する絞り用ポンチと、
    前記絞り用ポンチの外周側に配置されて、その絞り用ポンチに対して相対的に前記軸心方向に移動可能な、据え込み用ポンチとを備え、
    前記絞り用ポンチが、前記半製品を前記第2ダイス内に押し込むように、前記第2ダイスに対して相対的に前記プレス方向に移動して、前記増肉立上り部を、前記軸心方向に真直ぐ起立するように絞り、続いて、
    前記据え込み用ポンチが、前記増肉立上り部の先端を押圧するように、前記第2ノックアウトに対して相対的に前記プレス方向に移動して、その増肉立上り部を、前記第2ノックアウトと前記第2ダイスと前記絞り用ポンチとの間に据え込んで、その増肉立上り部の、先端とその先端とは反対側の後端とを所要の面に形成することを特徴とする、増肉プレス製品の製造方法。
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