JP4924506B2 - 路面凍結予測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、道路上の特定位置における凍結を予測する路面凍結予測装置に関する。
従来、路面の凍結のように車両の走行に悪影響を及ぼす現象を予測することが提案されている。例えば、特許文献1の場合、例えば橋梁などの特定の属性を示す地点において、外気温と凍結との相関性を利用して路面の凍結を予測している。
特開2001−165677号公報
しかしながら、同一の属性を示す構造物であっても、路面凍結の可能性は個々の構造物および個々の環境によって大きく変化する。また、数日前からの気温の変化や天候の変化など、凍結が生じるか否かはそれまでの気象条件によって変化する。そのため、特許文献1のように、属性ごとに定められた寄与レベルを用いて凍結の有無を予測しても、精度が十分でないという問題がある。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、路面の凍結が予想される特定位置において蓄積した気象条件と凍結との関連から、特定位置における路面の凍結の有無を高精度に予測する路面凍結予測装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、情報蓄積手段に路面の凍結が予測される特定位置における天候情報および凍結情報を関連づけて蓄積している。そのため、路面凍結が生じるに至るまでの過去の天候の変化が凍結管理データとして蓄積される。これにより、予測手段は、特定位置における現在の天候情報から蓄積された凍結管理データと照合することにより、凍結の有無を予測する。したがって、現在の天候や特定位置の属性だけでなく、凍結に至るまでの過去の天候の変化を考慮することができ、路面の凍結の有無を高精度に予測することができる。
請求項2記載の発明では、報知手段は特定位置の凍結の報知に加え、特定位置を迂回する経路を検索して報知する。そのため、使用者は、特定位置における凍結の有無を予測するとともに、凍結が予測される特定位置を回避した迂回路を選択可能である。したがって、予め危険を回避することができ、車両の運行における安全性を高めることができる。
請求項3記載の発明では、予測手段は特定地点における現在の外気温に基づいて、凍結管理データと照合することにより凍結の有無を予測している。そのため、過去に蓄積された凍結管理データおよび現在の外気温に基づいて特定位置の凍結の有無が予測される。したがって、特定位置における凍結の有無をより高精度に予測することができる。
請求項4記載の発明では、凍結検出手段は車両の挙動に基づいて路面の凍結を検出している。すなわち、車両の挙動によって凍結が検出されると、その凍結位置における位置情報および凍結位置天候情報が新たな特定位置として追加されるとともに、これらの情報が蓄積される。そのため、特定位置として過去に凍結管理データの蓄積がない地点でも、凍結の検出をきっかけとして新たに特定位置として情報の蓄積が行われる。したがって、新たな特定位置における路面凍結を予測することができる。
以下、本発明による路面凍結予測装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による路面凍結予測装置を図1に示す。図1に示す路面凍結予測装置10は、車両11に搭載されているナビゲーション装置(以下、「車載装置」という。)12および情報センター13で構成されている。
(車載装置)
まず、図2に示す車載装置12について説明する。車載装置12は、車両11に搭載されている。車載装置12は、制御部14、位置検出部15、地図データ入力部16、操作スイッチ部17、外部メモリ18、表示部19、音声コントローラ21、リモコンセンサ22および外気温センサ23を備えている。制御部14は、図示しないCPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータを主体として構成されている。
位置検出部15は、車両11の現在位置を検出する。位置検出部15は、地磁気センサ24、ジャイロスコープ25、距離センサ26およびGPS受信器27を有している。地磁気センサ24は、車両11の方位を検出する。ジャイロスコープ25は、車両11の回転角度を検出する。距離センサ26は、車両11の走行距離を検出する。GPS受信器27は、GPS(Global Positioning System)により車両11の現在位置を測位するために、GPS衛星から送信される電波を受信する。
地図データ入力部16は、図示しない地図データ記憶メディアおよびドライブ装置を有している。地図データ記憶メディアには、複数のノードおよびノード同士をつなぐリンクにより形成された道路地図データ、目印データ、マップマッチング用データ、目的地データ、交通情報を道路データに変換するためのテーブルデータなどの各種データを記憶している。ドライブ装置は、地図データ記憶メディアに記憶された各種のデータを読み出す。地図データ入力部16から読み出された地図データは、制御部14の図示しないRAMに保管される。地図データ記憶メディアとしては、例えばDVDやCDなどの大容量記憶媒体、メモリカードあるいはハードディスクドライブなどの記憶媒体が用いられる。
操作スイッチ部17は、表示部19の画面の近傍に設けられているメカニカルスイッチ、および表示部19の画面に設けられているタッチパネルスイッチなどから構成されている。使用者は、操作スイッチ部17の各スイッチを用いて、車両11の目的地、表示部19の画面や表示態様の切り替え(例えば、地図縮尺の変更、メニュー表示の選択、経路の探索、経路案内の開始、現在位置の修正および音量の調整など)を行う各種のコマンドの入力を行う。これにより、車載装置12は、使用者の指示にしたがって作動する。リモコンセンサ22は、リモコン28との間でコマンドなどの送受信を行う。リモコン28には、複数の操作スイッチが設けられている。リモコン28の操作スイッチを操作することにより、リモコン28からリモコンセンサ22を経由して各種の指令信号が制御部14へ送信される。操作スイッチ部17およびリモコン28は、いずれの操作によっても制御部14へ同一の機能を実行させることができる。
外部メモリ18は、例えば着脱可能なフラッシュメモリカードやハードディスクドライブなどによって構成されている。外部メモリ18は、特許請求の範囲の情報蓄積手段を構成している。表示部19は、例えばカラー液晶ディスプレイを有している。表示部19の画面は、車両11の現在位置周辺の地図が各種縮尺で表示されるとともに、この地図表示に重ねて車両11の現在位置および進行方向を示す現在地マークが表示される。また、目的地までの経路案内を実行するとき、表示部19の画面には経路案内用の画面が表示される。なお、外部メモリ18は、例えば車載装置12の制御部14に設けられているRAMやEEPROMなどと共用してもよい。
音声コントローラ21は、車載スピーカ29に接続されている。音声コントローラ21は、図示しない車載マイクロホンが接続されているとき、マイクロホン接続部を経由して音声認識結果を制御部14へ出力する。これとともに、音声コントローラ21は、認識された音声を、車載スピーカ29を経由してトークバック出力する。また、音声コントローラ21は、制御部14からの音声出力指令に基づいて、音声出力信号を車載スピーカ29へ出力する。車載スピーカ29から出力される音声は、案内に関する音声、操作説明に関する音声、盗難防止機能の動作中であることを報知する音声および音声認識結果に応じたトークバック音声などである。
制御部14を構成するマイクロコンピュータは、図示しないRAMやEEPROMなどから構成されるメモリにナビゲーション機能のための地図データを格納する。制御部14は、車両11が走行経路に沿って移動可能とするために、表示部19の画面に現在地周辺の道路地図を表示するとともに、車両11の位置および進行方向を示す現在地マークを道路地図に重ねて表示する。この場合、車両11の走行にともなって現在地の表示は表示された地図上を移動し、地図は車両11の位置に応じてスクロール表示される。このとき、制御部14は、車両11の現在地を道路上にあわせるマップマッチングを実施する。
車載装置12は、凍結情報取得部31を備えている。凍結情報取得部31は、車両11に搭載されているトラクション制御部32に接続している。トラクション制御部32は、車両11の図示しない駆動輪と従動輪との間の回転数差、あるいは図示しないステアリングセンサで操舵角などを検出する。トラクション制御部32は、これら回転数差あるいは操舵角に基づいて、車両11に予想される旋回半径と、駆動輪および従動輪の各内輪および外輪の回転数の差から予測される旋回半径とを算出し、これら旋回半径の差から車両11の各車輪の空転および横滑りなどのスリップを検出する。そして、トラクション制御部32は、検出した各車輪のスリップに基づいて、図示しないエンジンの制御装置へ出力の増減を指令する。車載装置12は、凍結情報取得部31を経由してトラクション制御部32から各車輪のスリップ情報を取得する。凍結情報取得部31は、各車輪のスリップ情報に基づいて路面凍結の有無に係る凍結情報を取得する。したがって、凍結情報取得部31は、凍結情報取得手段を構成するとともに、凍結検出手段を構成している。
車載装置12は、外気温センサ23を備えている。外気温センサ23は、車載装置12を搭載している車両11の外気温を検出する。すなわち、外気温センサ23は、特許請求の範囲の外気温取得手段を構成している。外気温センサ23は、検出した温度を電気信号として制御部14へ出力する。制御部14は、外気温センサ23から出力された電気信号に基づいて車両11の外部の気温すなわち外気温を検出する。車載装置12は、通信部33を備えている。通信部33は、有線または無線の通信回線34を経由して情報センター13との間で通信を行う。
(情報センター)
次に、情報センター13について説明する。情報センター13は、例えばVICSなどの道路情報を発信する施設、あるいは各車両メーカが運営する情報発信施設などで構成されている。情報センター13は、情報を蓄積する情報蓄積手段としてのサーバ41を備えている。サーバ41は、図示しないCPU、ROMおよびRAMなどのコンピュータシステムから構成される制御部42と、情報を蓄積する大容量の記憶部43とから構成されている。情報センター13は、サーバ41に加え、通信部44、天候情報取得部45、凍結予測部46および報知部47を備えている。通信部44は、有線または無線の通信回線34を経由して車載装置12との間で通信を行う。
天候情報取得部45は、路面凍結が予測される特定位置における天候情報を取得する。天候情報取得部45は、特定位置に設けられている測候施設から天候情報を取得する。また、天候情報取得部45は、特定位置に限らず、特定位置の近傍に設けられている測候施設、あるいは特定位置を含む地域の測候施設から天候情報を取得してもよい。この場合、特定位置の近傍に設けられている測候施設あるいは特定地域を含む測候施設から取得した天候情報を蓄積することにより、測候施設で取得した天候情報と特定位置における凍結の有無との相関性も蓄積される。また、天候情報取得部45は、特定位置における路面の凍結を検出してもよい。
記憶部43は、特許請求の範囲における情報蓄積手段を構成しており、天候情報取得部45で取得した天候情報を記憶する。また、情報センター13の制御部42は、通信回線34を経由して車両11の凍結情報取得部31から凍結情報を取得する。制御部42は、天候情報取得部45で取得した天候情報および車両11の凍結情報取得部31から取得した凍結情報を関連づけて凍結管理データを作成し、作成した凍結管理データを記憶部43に蓄積する。この凍結管理データは、路面の凍結が予想される特定位置における天候情報と、この特定位置における路面凍結の有無とが関連づけられている。
凍結管理データは、図3に示すような構造を有している。すなわち、凍結管理データは、日時、方向、路面凍結レベル、検出時の天候情報および過去の天候情報を含んでいる。また、凍結管理データは、日時、方向、路面凍結レベル、検出時の天候情報および過去の天候情報の他に、特定位置の位置情報を含んでいる。凍結管理データは、「特定位置A」、「特定位置B」・・・のように、凍結が予想される特定位置ごとに作成される。凍結管理データに含まれる「日時」は、各特定位置において方向、路面凍結レベルおよび天候情報などを取得した日時である。凍結管理データに含まれる「方向」は、車両11が特定位置を通過したときの走行方向である。走行方向は、各道路に設定されている起点側から終点側への走行を正方向とし、逆に終点側から起点側への走行を逆方向とする。これは、同一の道路であっても、正方向の下り車線と逆方向の上り車線とでは路面凍結の具合や路面凍結が生じる位置などに違いが生じるためである。そこで、凍結管理データは、車両11の走行方向を含んでいる。凍結管理データに含まれる「路面凍結レベル」は、文字通り特定位置における路面凍結のレベルである。路面凍結レベルは、例えば路面凍結にともなう滑りやすさを高、中、低などの複数の段階で設定する。路面凍結レベルは、車載装置12の凍結情報取得部31で取得した車両11のスリップ状況から判断される。なお、路面凍結レベルは、三段階に限らず二段階以上の任意の段階に設定することができる。
凍結管理データに含まれる「検出時の天候情報」は、文字通り検出時における特定位置の天候情報である。「検出時の天候情報」のうち現在取得した最新の天候情報は、現在の天候情報に相当する。検出時の天候情報には、特定位置における「天候」、「外気温」および「降雨量」などが含まれている。「天候」、「外気温」および「降雨量」は、天候情報取得部45で取得した特定位置の測候施設、特定位置近傍の測候施設または特定位置を含む地域の測候施設から取得した天候情報に基づいている。ここで、「外気温」は、特定位置を走行する車両11の外気温センサ23で検出した値を用いてもよい。凍結管理データに含まれる「過去の天候情報」は、特定位置の天候情報として蓄積された過去の天候情報である。「過去の天候情報」は、「検出時の天候情報」と同様に「天候」、「外気温」および「降雨量」などを含んでいる。そして、図3に示す凍結管理データの場合、「過去の天候情報」には、当該特定位置における天候情報の推移が一時間ごとに過去五時間分が含まれている。上述の凍結管理データの構造は、一例にすぎない。そのため、蓄積する過去の天候情報や天候情報に含まれる項目など、任意に変更することができるとともに、凍結管理データに含まれる項目も任意に設定することができる。
凍結予測部46は、天候情報取得部45で取得した現在の天候情報に基づいて、記憶部43に記憶されている凍結管理データから特定位置における路面凍結の有無を予測する。特定位置における路面凍結が生じる可能性は、現在の天候情報だけでなく、過去の天候の変化によって大きく変化する。例えば現在の温度が0℃以下であっても、前日あるいは数時間前の気温が比較的高いとき、特定位置において路面凍結が生じるとは限らない。また、特定位置における天候によっても、路面凍結が生じる可能性は変化する。例えば昼間では晴れているとき気温が上昇するのに対し、夜間では晴れているときいわゆる放射冷却によって気温が大きく低下する。このように、路面凍結の可能性は、現在に至るまでの天候に応じて変化する。そこで、凍結予測部46は、天候情報取得部45で取得した現在の天候情報に基づいて、記憶部43に蓄積した過去の天候情報と凍結情報との関連性を参照して、特定位置における路面凍結の有無を予測する。また、凍結予測部46は、車両が外気温センサ23を備えているとき、外気温センサ23で取得した特定位置における外気温も利用して特定位置における凍結の有無を予測する。
報知部47は、凍結予測部46が特定位置において凍結が有ると予測したとき、予測した結果を車載装置12に報知する。報知部47は、通信回線34を経由して凍結予測部46の判断結果を車載装置12へ送信する。情報センター13の報知部47から判断結果を受け取った車載装置12は、例えば表示部19の画面に表示されている地図上の特定位置に凍結が予測されることを示すマークを表示したり、音声により報知する。
次に、上記の構成による路面凍結予測装置10による作動の流れを説明する。
(凍結情報の蓄積)
まず、車両11を用いて特定位置における凍結情報を取得する流れについて図4に基づいて説明する。
車載装置12は、車両11の走行中に外気温を検出する(S101)。車載装置12は、車両11の走行中に常時または所定の間隔で外気温を検出している。すなわち、車両11に空調機器が搭載されているとき、空調機器は車内を快適な温度に維持するために外気温および室内温を常に検出している。車載装置12は、空調機器と共有している外気温センサ23から現在の外気温を検出する。
車載装置12は、過去の天候情報を取得する(S102)。車載装置12は、現在走行している地点における天候情報を定期的に取得する。取得した天候情報は、車載装置12の外部メモリ18に走行中の地点ごとに記憶される。上述のように天候情報は、情報センター13の天候情報取得部45によって取得される。この天候情報は、凍結が予想される特定位置の天候情報に限らず、この特定位置を含む地域の天候情報であることが多い。この場合、天候情報は、例えば一時間ごとまたは数時間ごとに更新される。そのため、車載装置は、一時間から数時間ごとに更新された走行中の各地点を代表する天候情報を情報センター13から取得し、外部メモリ18に蓄積している。車載装置12は、これらの天候情報を通信回線34を経由して情報センター13から取得する。
車載装置12は、車両11の現在位置および走行方向を検出する(S103)。車載装置12は、位置検出部15により車両11の現在位置および走行方向を検出する。車載装置12は、位置検出部15で検出した車両11の現在位置を位置情報として取得する。ここで、走行方向は、各道路に設定されている起点側から終点側への走行を正方向とし、逆に終点側から起点側への走行を逆方向とする。
車載装置12は、ステップS101における外気温の検出、ステップS102における過去の天候情報の取得、ならびにステップS103における現在位置および走行方向の検出が完了すると、路面凍結を検出したか否かを判断する(S104)。車載装置は、凍結情報取得部31から取得した車両11の各車輪のスリップ状態に基づいて路面凍結を検出する。
車載装置12は、ステップS104において路面凍結を検出しないとき、予め設定されたポイントを通過したか否かを検出する(S105)。ここで予め設定されたポイントとは、過去に路面凍結が検出された特定位置に対応する。図5に示すように、車両11が現在地P1から目的地P2へ経路L1を走行する場合を想定する。現在地P1から目的地P2までの間には、山岳地M1および河川M2が存在する。そして、経路L1は、山岳地M1において凍結が予想されるポイント(特定位置)B、および河川M2を渡る橋梁Brにおいて凍結が予想されるポイントCを含んでいる。これら凍結が予想される山岳地M1のポイントBおよび河川M2を渡る橋梁BrのポイントCは、凍結が予想される特定位置としてのポイントとなる。
車載装置12は、ステップS104において路面凍結を検出したとき、路面凍結を検出したポイントの位置情報、路面凍結情報、走行方向および過去の天候情報を外部メモリ18に保管する(S106)。車載装置12は、ステップS104において路面凍結の有無を検出するとともに、路面凍結の状況を路面凍結情報として外部メモリ18に記憶する。
一方、車載装置12は、ステップS104において路面凍結を検出しないとき、上述のように予め設定されたポイントB、Cすなわち特定位置を通過したか否かを検出する。特定位置では、過去に路面凍結が検出されているため、気象条件によっては再び路面凍結が生じる可能性が高い。そのため、車載装置12は、路面凍結を検出したポイントB、Cを特定位置として登録している。また、既に登録されているポイントB、C以外の地点で車載装置12を搭載した車両11によって路面凍結にともなうスリップが検出されると、このスリップが生じた位置が特定位置として追加されていく。車載装置12が新たな凍結ポイントを検出すると、検出したポイントが特定位置として追加されるとともに、天候情報取得部45はと検出した新たなポイントにおける天候情報を取得する。この場合、制御部14は特許請求の範囲の特定位置追加手段としても機能し、天候情報取得部45は特許請求の範囲の凍結位置天候情報取得手段としても機能する。
ところで、路面凍結が予想される特定位置では、気象条件によって路面凍結の可能性が変化する。そのため、車載装置12は、ステップS105において予め設定されたポイントB、Cすなわち特定位置の通過を検出すると、ポイントB、Cにおける路面凍結の有無にかかわらず、ステップS106において各ポイントの位置情報、路面凍結情報、走行方向、外気温および過去の天候情報を外部メモリ18に記憶する。以上のように路面凍結の有無にかかわらずこれらの情報を蓄積することにより、どのような気象条件にあるとき特定位置で路面凍結が生じるのか、を判断する精度が向上する。
車載装置12は、ステップS106において外部メモリ18に各情報を保存すると保存した情報を情報センター13へ送信する(S107)。情報センター13は、車載装置12から送信された各情報を記憶部43に保存する(S108)。これにより、車載装置12により取得された各種の情報は、車載装置12に蓄積されるだけでなく、情報センター13にも蓄積される。そのため、情報センター13に蓄積された情報は、車載装置12を搭載した特定の車両11だけでなく、特定位置を通過する他の車両にも提供される。例えば図5におけるポイントB、Cで取得された各データは、図3に示す凍結管理データとして外部メモリ18および記憶部43に蓄積される。
以上の手順により、凍結情報が蓄積される。
(路面凍結の予測)
次に、路面凍結を予測する流れについて図6に基づいて説明する。
路面凍結を予測するとき、車載装置12は外気温を検出する(S201)。上述のように、車載装置12は、車両11の空調機器と共有する外気温センサ23から常時または定期的に外気温を取得している。これとともに、車載装置12は、過去の天候情報を取得する(S202)。過去の天候情報も、上述の凍結情報の蓄積の流れと同様に取得される。さらに、車載装置12は、車両11の現在位置および走行方向を検出する(S203)。この車両11の現在位置および走行方向の検出も、上述の凍結情報の蓄積の流れと同様に取得される。
車載装置12は、外気温、天候情報、ならびに現在位置および走行方向の取得が完了すると、経路案内があるか否かを判断する(S204)。すなわち、車載装置12は、自身のナビゲーション機能を利用した経路案内を実行するか否かを判断する。車載装置12は、ステップS204において経路案内の「あり」、すなわち経路案内を実行すると判断したとき、その経路案内を実行する経路に路面凍結を予測する特定位置があるか否かを判断する(S205)。例えば図5に示す例の場合、経路案内を実行する経路L1の途中に特定位置となるポイントB、Cが含まれているか否かを判断する。また、車載装置12は、ステップS204において経路案内の「なし」、すなわち経路案内を実行しないと判断したとき、およびステップS205において経路案内を実施する経路に路面凍結を予測する特定位置がないと判断したとき、車両11が走行している現在位置の付近に路面凍結を予測する特定位置があるか否かを判断する(S206)。
車載装置12は、ステップS205において経路案内を実行する経路に路面凍結を予測する特定位置があると判断したとき、および車両11が走行している現在位置の付近に路面凍結を予測する特定位置があると判断したとき、定められたアルゴリズムに基づいて当該ポイントすなわち特定位置における路面凍結の予測を実施する(S207)。車載装置12は、天候情報取得部45で取得した天候情報を情報センター13へ逐次あるいは定期的に送信している。情報センター13の凍結予測部46は、天候情報取得部45から取得した天候情報、および通信回線34を経由して車載装置12から取得した外気温、現在位置および走行方向などに基づいて、特定位置における路面凍結を予測する。路面凍結の予測は、特定位置における現在の外気温と蓄積した過去の天候情報を加味したアルゴリズムが利用される。例えば、車載装置12の外気温センサ23で検出した現在の外気温が0℃以上であっても、過去数時間の気温が0℃以下であれば路面凍結が生じている可能性は高い。また、過去数時間の降雨や降雪があると、現在の外気温が比較的高くても路面凍結が生じる可能性は高い。そのため、凍結予測部46は、現在の外気温に過去の天候情報を加味して特定位置における路面凍結の有無を予測する。
情報センター13の報知部47は、凍結予測部46において特定位置で路面凍結の可能性があると判断したとき、凍結予測部46による予測結果の報知が必要であるか否かを判断する(S208)。報知部47は、予測結果の報知が必要であると判断すると、通信回線34を経由して凍結予測部46の判断結果を車載装置12へ送信する。情報センター13の報知部47から判断結果を受け取った車載装置12は、例えば表示部19の画面に表示されている地図上の特定位置に重ねて路面凍結が予測されることを示すマークを表示する。報知部47は、案内経路の探索中に特定位置の路面凍結が予測された場合、その特定位置を画面に表示して注意を促す。また、報知部47は、案内経路の探索中に特定位置の路面凍結が予測された場合、その特定位置を迂回する迂回経路を設定してもよい。さらに、車両11の走行中において経路上の特定位置の路面凍結が予測された場合、その特定位置に車両11が接近すると音声や画像によって注意を促してもよい。また、迂回路の検索は、報知部47でなく、報知部47から提供された情報に基づいて車載装置12の図示しないルート検索部で検索する構成としてもよい。
以上説明したように、本発明の一実施形態では、車載装置12の外部メモリ18および情報センター13の記憶部43は特定位置における天候情報および凍結情報を関連づけて蓄積している。そのため、路面凍結が生じるに至るまでの過去の天候の変化が凍結管理データとして蓄積される。これにより、凍結予測部46は、特定位置における現在の天候情報から蓄積された凍結管理データと照合することにより、特定位置における路面凍結の有無を予測する。したがって、現在の天候や特定位置の属性だけでなく、凍結に至るまでの過去の天候の変化を考慮することができ、路面凍結の有無を高精度に予測することができる。
また、凍結予測部46は、特定地点における現在の外気温に基づいて、凍結管理データと照合することにより凍結の有無を予測している。そのため、過去に蓄積された凍結管理データおよび現在の外気温に基づいて特定位置の凍結の有無が予測される。したがって、特定位置における凍結の有無をより高精度に予測することができる。
また、本発明の一実施形態では、報知部47は、特定位置の凍結の報知に加え、特定位置を迂回する迂回経路を報知する。そのため、使用者は、特定位置における凍結の有無を予測するとともに、凍結が予測される特定位置を回避した迂回経路を選択可能である。したがって、予め危険を回避することができ、車両11の運行における安全性を高めることができる。
本発明の一実施形態では、車載装置12の凍結情報取得部31は、トラクション制御部32で検出した車両11の各車輪のスリップ状況に基づく車両11の挙動から路面の凍結を検出している。トラクション制御部32が車両11の各車輪の挙動によって凍結を検出すると、その凍結位置における位置情報および凍結位置天候情報は新たに特定位置として追加される。そのため、特定位置として過去に凍結管理データの蓄積がない地点でも、凍結の検出をきっかけとして新たに特定位置として情報が蓄積される。したがって、新たな特定位置における路面凍結を予測することができる。
(その他の実施形態)
以上説明した本発明の一実施形態では、車載装置12および情報センター13から路面凍結予測装置10を構成する例について説明した。そして、本発明の一実施形態では、車載装置12で路面凍結の有無や特定位置における外気温などを検出しつつ、情報センター13で路面凍結の予測を実施する例について説明した。しかし、情報センター13を設けることなく、車載装置12で完結する路面凍結予測装置10を構成してもよい。例えば車載装置12の外気温センサ23や凍結情報取得部31などで検出した各種の情報および特定位置ごとに取得した天候情報を、車載装置12の外部メモリ18に蓄積する。そして、車載装置12に凍結予測部を設け、この凍結予測部が外部メモリ18に蓄積した各種のデータに基づいて特定位置における路面凍結を予測する構成としてもよい。これにより、情報センター13を設けることなく、車載装置12自身が特定位置における路面凍結を予測することができる。また、凍結予測部46を情報センター13だけでなく車載装置12にも設け、情報センター13による路面凍結の予測と車載装置12による路面凍結の予測とを組み合わせて路面凍結の予測を実施してもよい。
さらに、車載装置12と情報センター13との役割は、上述の例に限らず任意に分担してもよい。例えば情報センター13は単に情報の蓄積および提供のみを実施し、路面凍結の予測を車載装置12で実施する構成としてもよい。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態による路面凍結予測装置の構成を示す概略図 本発明の一実施形態による路面凍結予測装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施形態による路面凍結予測装置の凍結管理データのデータ構造を示す模式図 本発明の一実施形態による路面凍結予測装置において凍結情報の蓄積の流れを示す概略図 車両の現在地から目的地までの経路の一例を示す模式図 本発明の一実施形態による路面凍結予測装置において路面凍結の予測の流れを示す概略図
符号の説明
図面中、10は路面凍結予測装置、11は車両、13は情報センター、15は位置検出部、18は外部メモリ(情報蓄積手段)、23は外気温センサ(外気温取得手段)、31は凍結情報取得部(凍結情報取得手段、凍結検出手段)、43は記憶部(情報蓄積手段)、45は天候情報取得部(天候情報取得手段、凍結位置天候情報取得手段)、46は凍結予測部(予測手段)、47は報知部を示す。

Claims (4)

  1. 道路上の路面凍結を予測する路面凍結予測装置であって、
    路面凍結が予想される特定位置における天候情報を取得する天候情報取得手段と、
    前記車両が前記特定位置を通過するとき、前記特定位置における路面凍結の有無を凍結情報として取得する凍結情報取得手段と、
    前記天候情報取得手段で取得した天候情報および前記凍結情報取得手段で取得した凍結情報を関連づけて凍結管理データとして蓄積する情報蓄積手段と、
    前記天候情報取得手段で取得した現在の天候情報および前記情報蓄積手段に蓄積した凍結管理データに基づいて前記特定位置における凍結の有無を予測する予測手段と、
    前記予測手段で前記特定位置において凍結が有ると予測したとき、前記予測手段による前記特定位置の凍結を前記車両に報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする路面凍結予測装置。
  2. 前記報知手段は、前記特定位置の凍結の報知に加え、前記特定位置を迂回する経路を検索して報知することを特徴とする請求項1記載の路面凍結予測装置。
  3. 前記特定位置における現在の外気温を取得する外気温取得手段をさらに備え、
    前記予測手段は、前記情報蓄積手段に蓄積された凍結管理データおよび前記外気温取得手段で取得した外気温に基づいて前記特定位置における凍結の有無を予測することを特徴とする請求項1または2記載の路面凍結予測装置。
  4. 車両の挙動から路面の凍結を検出する凍結検出手段と、
    前記凍結検出手段で路面の凍結を検出すると、凍結した路面の位置を凍結位置として検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段で検出した凍結位置における天候情報を取得する凍結位置天候情報取得手段と、
    前記位置検出手段で検出した凍結位置を前記特定位置に追加する特定位置追加手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1、2または3記載の路面凍結予測装置。
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