JP4924196B2 - 非接触認証による印刷データ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、非接触認証による印刷データ処理方法に関する。
従来、印刷データの印刷処理方法として、印刷データの安全性の確保を考慮した印刷出力管理を行う方法が知られている。
例えば、暗号鍵と共に指紋データをRFID(radio frequency identification)カードに記録し、パーソナルコンピュータで作成した印刷データを暗号鍵と指紋データと共にMFP(Multi Function Printer:多機能印刷機)に送信し、そのRFIDカードの所持者がMFPに近づくと非接触認証が行われ、上記の印刷データが印刷出力されるものが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、例えば、無線通信を行う対象として指定された複数の機器にそれぞれ非接触ICチップを設け、非接触IC読み取り部により読み取って取得した機器IDに基づいて所望の機器を特定し、その特定した機器から取得した画像データを印刷する方法が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
特開2006−338307号公報 特開2005−099945号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、非接触認証による印刷データの安全性確保にのみ重点が置かれ、当該印刷データに対する他の処理やその他の利便性の確保については何らの考慮もなされていないという不満が残るものである。
また、特許文献2の技術は、特定の装置とその装置の周囲にその装置と無線通信ができる複数の機器が存在することが前提となっており、現在のICタグの通信距離が最大でも5m前後であることを考えると、無線通信を用いたシステム構築の手法としては自由度のない方法であって応用性や利用性に欠けるという問題がある。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、非接触認証による利便性を追求し距離に関係なく印刷装置単独、複数の印刷装置同士、又はその他ネットワーク上の各種機器内において印刷データを保持し管理し印刷制御する非接触認証による印刷データ処理方法を提供することである。
本発明の非接触認証による印刷データ処理方法は、コンピュータ、認証を行う認証コードを移動体通信機器から非接触にて取得、印刷データを取得、該取得した印刷データに前記認証コードを付加し該認証コードの付加された前記印刷データを第1または第2の印刷装置に送信、前記第1の印刷装置、前記コンピュータ側から送信された認証コード付き印刷データを受信した場合、該受信した前記認証コード付き印刷データを記憶装置に記憶、所定の領域内に前記認証コードを保持した前記移動体通信機器が存在することを検知、検知された前記移動体通信機器から前記認証コードを非接触にて読み出、該読み出した認証コードが前記記憶装置に記憶されている前記認証コード付き印刷データの認証コードと合致する否か比較、両前記認証コードが一致したとき前記認証コード付き印刷データを識別するための識別データを前記移動体通信機器に送信、前記移動体通信機器から前記認証コード付き印刷データの印刷を前記識別データにより指示する指示信号を受信したとき該認証コード付き印刷データを前記記憶装置から読み出して印刷出力前記コンピュータ及び前記第1の印刷装置と無線又は有線にて接続されている前記第2の印刷装置に対して前記認証コードと一致する前記認証コード付き印刷データが保持されているか否かを検索し、前記第2の印刷装置に前記認証コードと一致する前記認証コード付き印刷データが保持されているときは該認証コード付き印刷データの識別データを収集し、該収集した前記識別データを前記移動体通信機器に送信し、該移動体通信機器により選択された前記識別データで識別される前記認証コード付き印刷データの印刷を指示する指示信号を受信したとき該認証コード付き印刷データを前記第2の印刷装置から読み出して印刷出力するように構成される。
上記移動体通信機器は、例えば、自機の表示装置に、上記第1の印刷装置から送信された上記認証コード付き印刷データの上記識別データを表示し、該識別データを選択指定し、該識別データに対応する上記認証コード付き印刷データの印刷を指示する指示信号を上記第1の印刷装置に送信するように構成される。
また、例えば、上記コンピュータは、上記取得した印刷データに上記認証コードを付加して上記第1又は第2の印刷装置に送信するに際し、上記印刷データに転送先データを付加、上記第1又は第2の印刷装置は、上記移動体通信機器から上記識別データで識別される上記認証コード付き印刷データの印刷を指示する指示信号を受信して該認証コード付き印刷データを上記記憶装置から読み出したとき該印刷データに上記転送先データが付加されている場合は、上記印刷データを上記転送先に転送すると共に上記印刷データを印刷出力す、ように構成される。
この場合、上記転送先は、コンピュータ、インフォメイション・プロバイダ、保存用フォルダ、アップロード先、前記第2の印刷装置、ファクシミリ装置、又はファイル内容加工用ワークフォルダである。
また、上記印刷装置は、上記移動体通信機器から直接送信された印刷データを印刷する印刷工程を更に有するように構成してもよい。
また、上記第1又は第2の印刷装置は、例えば、上記移動体通信機器から非接触にて読み出した上記認証コードが上記記憶装置に記憶されている上記認証コード付き印刷データの認証コードと一致したとき上記認証コード付き印刷データの識別データを自機の表示操作装置に表示報知、上記表示操作装置から上記識別データで識別される上記認証コード付き印刷データの印刷を指示する指示入力がなされたとき、該認証コード付き印刷データを上記記憶装置から読み出して印刷出力すように構成してもよい。
本発明によれば、距離に関係なく印刷装置単独、複数の印刷装置同士、又はその他ネットワーク上の各種機器内において印刷データを保持し管理し印刷制御するという利便性に富んだ非接触認証による印刷データ処理方法を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における非接触認証による印刷データ処理方法を実現するための全体システムの構成図である。
図1に示すように、非接触認証による印刷データ処理システムは、例えば大容量の記憶装置を備えたコンピュータからなるメインフレーム1と、このメインフレーム1に対しLAN(local area network)2を介して接続された複数(同図では4台)のコンピュータ3、及び複数(同図では11台)のプリンタ4を備えている。
また、LAN2には、更に他のLAN5が接続されており、このLAN5には、複数(同図では6台)のラップトップPC(パーソナルコンピュータ)6、複数(同図では5台)のプリンタ7、及び複数(同図では4台)のワークステーション8が接続されている。
上記LAN2に接続されているプリンタ4、及びLAN5に接続されているプリンタ7に、いずれも大容量の記憶装置9を備えている。
図2は、上記の全体システム構成図におけるコンピュータ3、ラップトップPC6、又はワークステーション8の内部主要部の構成を、代表的にパーソナルコンピュータを例にとって説明する図である。
図2に示すように、パーソナルコンピュータ10(又はコンピュータ3、又はラップトップPC6、又はワークステーション8、以下同様)は、CPU(central processing unit)11を中心に、このCPU11にバス12を介して接続されたROM(read only memory)13、RAM(Random Access Memory)14、HD(hard disk)15からなる記憶部と、同じくバス12に接続された表示制御部16、入力制御部17、USB(universal serial bus)通信制御部18、及びLAN通信制御部19を備えている。
上記のROM13にはパーソナルコンピュータ10を制御するためのOSが記憶されている。
RAM14には、HD15から読み出された各種のアプリケーション、ドライバ、管理ツールが常駐又はそれらが起動される都度格納される。また、RAM14には、アプリケーション、ドライバ、又は管理ツールが常駐又は格納されると共に、CPU11が演算処
理する途中データや結果データが所定の記憶領域に格納される。
CPU11は、ROM13から読み出したOSに従って動作し、必要に応じてHD15又はRAM14から所望のアプリケーション、ドライバ又は管理ツールを読み出し、その読み出したアプリケーション、ドライバ又は管理ツールに基づいて各部を制御する。
そして、上記のHD15には、少なくとも印刷装置ドライバ21、各種のアプリケーション22、及び非接触認証コード管理ツール23がインストールされている。
印刷装置ドライバ21は、このパーソナルコンピュータ10で作成された文章や図面をこのパーソナルコンピュータ10にLAN又は専用通信線で接続されているプリンタ4又は7に、印字様式その他の印字条件を付与した状態で送信するときに起動される。
アプリケーション22は、このパーソナルコンピュータ10にプレインストールされているものの他に、このパーソナルコンピュータ10を使用する使用者の要望に応じてインストールされた数だけの、例えば各種の文章、各種の図面を作成可能な多種類のアプリケーションで構成されている。
非接触認証コード管理ツール23は、このパーソナルコンピュータ10を使用する複数の使用者の非接触認証コード(UIDcode:unique identification cord)を記憶・管理している。
また、表示制御部16にはディスプレイ24が接続され、入力制御部17にはキーボード25が接続され、USB通信制御部18には非接触型認証装置26が接続されている。
表示制御部16は、CPU11からの制御のもとに、起動されたアプリケーション22から指示される表示内容や、その表示内容に対応して入力制御部17を介してキーボード25から入力されるイベントに基づく表示内容をディスプレイ24に表示する。
USB通信制御部18は、非接触型認証装置26への入出力を制御する。非接触型認証装置26は、USB通信制御部18に接続された非接触型認証制御部27とこの非接触型認証制御部27に接続されている非接触認証デバイス28とから成る。
上記の非接触認証コード管理ツール23により記憶・管理されている複数の使用者にそれぞれ対応する非接触認証コードは、CPU11によって、非接触認証制御部27の非接触認証デバイス28を介して読み取られた移動体通信機器の非接触認証コードと対比され、一致するものがあるか否かが検証される。
LAN通信制御部19は、このパーソナルコンピュータ10にLAN2及び5を介して接続されている他のパーソナルコンピュータ10、プリンタ4、又は7とこのパーソナルコンピュータ10との通信を制御し、印刷装置ドライバ21から渡された文章や図面の印刷データを、他のパーソナルコンピュータ10、プリンタ4、又は7に送信し、又は他のパーソナルコンピュータ10の印刷装置ドライバ21が作成した印刷データを受信する。
図3は、上記の全体システム構成図におけるプリンタ4及び7の内部主要部の構成を、代表的にMFP(multi function printer)を例にとって説明する図である。
図3に示すように、MFP30は、MFP制御部31とスキャナ部32とプリンタ部33とから構成されている。MFP制御部31は、MFPメイン制御部34を備えている。
そして、このMFPメイン制御部34に、非接触通信制御部35が接続され、この非接触通信制御部35には非接触通信デバイス36が接続されている。
また、MFPメイン制御部34には、LAN通信制御部37、記憶装置制御部38が接続されている。この記憶装置制御部38にはHDを備えた記憶装置部39が接続されている。
また、MFPメイン制御部34には、更に、読取機構制御部41が接続され、この読取機構制御部41には、スキャナ部32の読取機構部42が接続されている。
また、MFPメイン制御部34には、表示操作制御部43が接続され、この表示操作制御部43には表示操作部44が接続されている。
更に、MFPメイン制御部34には、FAX(facsimile)通信制御部45とプリンタ部33のプリンタ制御部46が接続されている。プリンタ制御部46にはプリンタのエンジン部である印刷機構部47が接続されている。この印刷機構部47から印刷結果48が印刷出力される。
上記の非接触通信制御部35は、非接触通信デバイス36を制御して、自機MFP30の近傍を通過する又は近傍に停止した移動体通信機器の非接触認証コードを読み取ってMFPメイン制御部34に通知する。
LAN通信制御部37は、このMFP30にLAN2及び5を介して接続されているパーソナルコンピュータ10又は他のMFP30とこのMFP30との通信を制御し、自機MFP30を指定してきたパーソナルコンピュータ10で作成された文章や図面の印刷データを受信し、必要に応じて他のMFP30の記憶装置部(HD)39に記憶されている印刷データを受信する。
記憶装置制御部38は、MFPメイン制御部34からの制御のもとに、LAN通信制御部37が外部から受信した後述する非接触認証コード付き印刷データを記憶装置部(HD)39に格納する。
スキャナ部32は、読取機構部42に設定された原稿の内容を読み取って、その読み取った原稿の内容を、読取機構制御部41を介してMFPメイン制御部34に通知する。
表示操作部44は、例えばタッチパネル式の表示操作装置からなり、表示操作制御部43からの制御のもとに、自機MFP30の使用者に必要事項を表示報知し、その使用者からのタッチ入力イベントを、表示操作制御部43を介してMFPメイン制御部34に通知する。
FAX通信制御部45は、MFPメイン制御部34からFAXで通信するよう指示された通信データを、同じく指示されたFAX送信先に、LAN2又はLAN5を介して送信する。あるいは、LAN2又はLAN5を介して自機MFP30宛てに送信されたFAX通信データを受信して、MFPメイン制御部34に通知する。
プリンタ制御部46は、MFPメイン制御部34からの制御のもとに、スキャナ部32に読み取られた原稿内容を始めとして、記憶装置部(HD)39から読み出された印刷データや、FAX通信で受信した印刷データ等を、印刷機構部47により、印刷結果48として印刷出力する。
図4は、本例の全体システム構成図には図示を省略した移動体通信機器の内部主要部の構成を説明する図である。
本例における移動体通信機器には、非接触ICカード、携帯電話、無線LAN機器、無線通信可能な電子手帳や携帯ゲーム機、赤外線通信機器、Bluetooth(登録商標)機器、ICカードを装着したコンピュータ等が含まれる。いずれの場合も、非接触認証コードを備えているものとする。
尚、上記に挙げた移動体通信機器の中ではICカードのみが特異な例である。一般に、非接触通信装置本体機器と通信するICカードの場合は、アンテナに接続されたICチップを備え、アンテナが受信した電波によって電力を生じてICチップのプログラムが起動し、ICチップ内のメモリに書き込まれている非接触認証コードやそのたのデータが非接触通信装置本体機器との間で通信される。
通信距離は短いもので数cm、長いものでも2〜5mであり、使用目的、アンテナの形状、アンテナの設計許容サイズによって通信距離は異なってくる。
しかし、携帯電話その他の自機内に電源が内蔵されている無線通信可能な移動体通信機器は、大電力を使用でき、アンテナの性能や赤外線送受信装置も比較的長距離型であるので、通信距離は上記のように短距離ではない。また、非接触認証コードやそのたのデータも、RAMやHDに記憶しておくことができる。
図4に示す移動体通信機器は、上記のように自機内に電源が内蔵されている大電力使用型の移動体通信機器を例にとって示している。
図4に示す移動体通信機器50は、CPU51を中心に、このCPU51にバス32を介して接続されたROM53、RAM54、不揮発メモリ又はHD55からなる記憶部と表示制御部56、入力制御部57、非接触型認証装置58、及び無線通信制御部59を備えている。
上記の不揮発メモリ又はHD55には、アプリケーション61や、非接触認証コード62等が記憶されている。また、表示制御部56にはディスプレイ63が接続され、入力制御部57にはキーボード64が接続されている。
また、非接触型認証装置58には、非接触型認証制御部65とこの非接触型認証制御部65に接続されている非接触認証デバイス66が設けられている。
上記の移動体通信機器50のCPU51、バス32、ROM53、RAM54、不揮発メモリ又はHD55、表示制御部56、入力制御部57、非接触型認証装置58、アプリケーション61、ディスプレイ63、キーボード64、非接触型認証制御部65、及び非接触認証デバイス66の構成及び機能は、図2に示したパーソナルコンピュータ10の
CPU11、バス12、ROM13、RAM14、HD15、表示制御部16、入力制御部17、非接触型認証装置26、アプリケーション22、ディスプレイ24、キーボード25、非接触型認証制御部27、及び非接触認証デバイス28の構成及び機能とほぼ同一である。
尚、移動体通信機器50の無線通信制御部59は、CPU51の制御のもとに、不揮発メモリ又はHD55に格納されている非接触認証コード62を読み出して、その読み出した非接触認証コード62を、不図示のアンテナ送受信機又は赤外線送受信器により外部に発信し、また、キーボード64からの入力イベントを同じく外部に発信し、外部からの自機宛通信を受信する。
図5(a) は、実施形態1におけるPC(パーソナルコンピュータ)の印刷データ出力の処理動作を説明するフローチャートであり、図5(b) はMFP(以下、単にプリンタともいう)側で受信した印刷データ保存処理を説明するフローチャートである。
先ず、印刷開始のアプリケーションが起動される(ステップS1)。この処理では、図2に示すパーソナルコンピュータ10のアプリケーション22の中の印刷アプリケーショが起動される。
そして、パーソナルコンピュータ10の使用者(例えば使用者A)により、例えばキーボード25が操作され、ディスプレイ25を見ながら、上記アプリケーションが有するフォーマットによって文章や図面等の印刷データが作成される。
この印刷データの作成の終了が確認入力されると、印刷装置ドライバ21は、非認証コード管理ツールにより、非接触認証デバイス28から認証コードを取得する(ステップS2)。
この処理では、非認証コード管理ツール23からの指示により、非接触型認証制御部27が非接触認証デバイス28を制御して、使用者Aが所有する図4に示す移動体通信機器50と非接触の通信を行い、使用者Aが所有する移動体通信機器50の不揮発メモリ又はHD55に記憶されている非接触認証コード62を、非接触型認証制御部65及び非接触認証デバイス66を介して取得する。
続いて、印刷装置ドライバ21は、上記作成が終了した文章や図面等の印刷データ(以下、単に印刷データという)に上記取得された非接触認証コード62を付加して、この非接触認証コード62が付加された印刷データを、使用者Aが指定するプリンタに、有線または無線で送信する(ステップS3)。
上述した処理は、使用者Aに限ることなく、パーソナルコンピュータ10の複数の使用者B、C、D・・・によって実行される印刷データ入力操作に対応して行われる。
これらの印刷データを受信した図3に示すプリンタ側では、MFPメイン制御部34が図5(b) に示すように、受信した印刷データ内の認証コードを認識する(ステップS11)。
この処理は、上記パーソナルコンピュータ10におけるステップS3において印刷データに付加された認証コードを検出する処理である。
そして、MFPメイン制御部34は、この検出された認証コード毎に印刷データを別々に仕分けして記憶装置部(HD)39に保存する(ステップA12)。これにより認証コードが付加されている印刷データが、認証コード毎に仕分けされて記憶装置部(HD)39に保存される。
ここまでに説明したパーソナルコンピュータ10及びMFP30による処理は、以下に述べる実施形態1〜6において、前段の処理として共通に行われる処理である。
(実施形態1)
続いて、上記の構成及び処理を前提とした実施形態1としての移動体通信機器50による印刷データ情報入力処理とプリンタ30による印刷制御の処理について説明する。
図6(a) は、移動体通信機器50による印刷データ情報入力処理を説明するフローチャートであり、図6(b) は、プリンタ30による印刷制御の処理を説明するフローチャートである。
図6(a) に示すように、本例では、先ず移動体通信機器50において、アプリケーション61が起動され、このアプリケーション61に基づいて、CPU51は、移動体通信機器50の所有者の操作により移動体通信機器50に一体のキーボード64、又は非接触通信デバイス66、又は無線通信制御部59を介して外部から入力される印刷データ情報を取得する(ステップS21)。
この処理における印刷データ情報としては、例えば印刷を実行するプリンタの機番、印刷データの指定では例えば印刷データを特定するファイル名等の識別データ又はプリンタに保存されている全ての印刷データ、印刷データの保存場所指定では例えば親展印刷ジョブのフォルダ、パスワードの指定では例えば「パスワード=◎○□△」等の情報である。
移動体通信機器50のCPU51は、上記いずれかの方法により入力された上記のような印刷データ情報を、不揮発メモリ又はHD55の所定の領域に格納する(ステップS22)。
尚、本例の場合、上記の処理に先立って、図5(a) のステップS1の処理では、印刷データが作成されたとき、こと共に上記の印刷データ情報も入力されているものとする。
次に、プリンタ30による印刷制御の処理では、先ず、MFPメイン制御部34は、図6(b) に示すように、非接触通信制御部35及び非接触通信デバイス36を介した移動体通信機器50の非接触通信デバイス66との通信により、移動体通信機器50が自機プリンタ30に接近しているのを確認する(ステップS31)。
この確認に続いて、MFPメイン制御部34は、上記移動体通信機器50の認証コードを、上記と同様の通信方法により取得する(ステップS32)。
そして、MFPメイン制御部34は、上記取得した認証コードと合致する認証コードを付与されている印刷データが記憶装置部39に格納されているか否か検索する(ステップS33)。
そして、取得した認証コードと合致する認証コードを付与されている印刷データが記憶装置部39に格納されていないときは(S33がNo)、何も処理を行わない。
一方、取得した認証コードと合致する認証コードを付与されている印刷データが記憶装置部39に格納されているときは(S33がYes)、移動体通信機器50の不揮発メモリ又はHD55に格納されている上記の印刷データ情報を、上記と同様の通信方法により取得する(ステップS34)。
そして、この取得した印刷データ情報と合致する印刷データ情報を有する印刷データが記憶装置部39に格納されているか否か検索する(ステップS35)。
この検索で、取得した印刷データ情報と合致する印刷データ情報を有する印刷データが記憶装置部39に格納されていないときは(S35がNo)、何も処理を行わない。
一方、取得した印刷データ情報と合致する印刷データ情報を有する印刷データが記憶装置部39に格納されているときは(S35がYes)、その印刷データをプリンタ部33の印刷機構部47において印刷出力する(ステップS36)。
このように、予めパーソナルコンピュータ10から認証コードを付与された印刷データ情報を有する印刷データが所定のプリンタ30に送信され、その印刷データを入力した人物が上記のプリンタ30に近接しただけで、その人物が所有する移動体通信機器50の認証コードがプリンタ30により読み出されて認証され、プリンタ30に送信されていた印刷データが自動的に印刷出力される。
このように、印刷データを入力した人物が、その印刷データによる印刷出力を得るためにプリンタ39に近づいたときだけ本人分の且つ印刷データ情報で指定された印刷データが印刷出力がなされるので、所望の印刷出力の取り忘れが無くなる。
また、印刷データをプリンタに送信しただけでは印刷出力が行われないので、印刷出力を得るためにプリンタ39に近づいた人物の印刷出力と他人の印刷出力が混合することもない。
(実施形態2)
次に、実施形態2としてのプリンタ30による印刷データ情報の提供処理、移動体通信機器50による印刷データの選択処理、及びプリンタ30による印刷制御の処理について説明する。
図7(a) は、プリンタ30による印刷データ情報の提供処理と印刷制御の処理を説明するフローチャートであり、図7(b) は移動体通信機器50による印刷データの選択処理のフローチャートである。
先ず、図7(a) において、ステップS41、S42、及びS43の処理は、図6(b) に示したステップS31、S32、及びS33の処理と同一である。
また、本例の場合も、図5(a) のステップS1の処理では、印刷データが作成されたとき、こと共に前述した印刷データ情報も入力されているものとする。
本例においては、続くステップS44の処理が図6(b) の場合と異なる。すなわち本例においては、取得した認証コードと合致する認証コードを付与されている印刷データが記憶装置部39に格納されているときは(S43がYes)、次のステップS44の処理では、当該印刷データの印刷データ情報を、ここまでと同様の通信方法により、移動体通信機器50に送信する。
これに対して、移動体通信機器50の処理では、図7(b) に示すように、移動体通信機器50のCPU51は、受信した上記の印刷データ情報をディスプレイ63に表示する(ステップS51)。
ここで移動体通信機器50の所有者により、キーボード64の例えば上下左右のカーソルキーと中央の決定ボタンからなる十字キーが操作され、ディスプレイ63に表示されている印刷データ情報が単数であればそのまま選択され、複数であれば所望の印刷データ情報をカーソルキーで選択することにより、その選択した印刷データ情報で特定される印刷データが選択される。
更に移動体通信機器50の所有者により、アプリケーション61で表示されるメニューの中から、印刷方法が指定される(ステップS52)。
この指定される印刷方法は、例えば印刷枚数、印刷部数、片面印刷、両面印刷、余白代等の印刷条件である。なお、拡大印刷、縮尺印刷等の印刷条件が加わっても良いことは言うまでも無い。
移動体通信機器50のCPU51は、上記選択・指定された情報をプリンタ30に送信する(ステップS53)。
ここで再びプリンタ30側では、図7(a) に示すように、選択された印刷データ情報に合致する印刷データを再び記憶装置部39から読み出し、その印刷データを移動体通信機器50から指定された印刷方法に合わせてプリンタ部33の印刷機構部47において印刷出力する(ステップS45)。
このように、予めパーソナルコンピュータ10から認証コードを付与された印刷データとその印刷データ情報が所定のプリンタ30に送信され、その印刷データを入力した人物が上記のプリンタ30に近接しただけで、その人物が所有する移動体通信機器50の認証コードがプリンタ30により読み出されて認証され、予めプリンタ30に送信されていた上記認証と印刷データ情報に対応する印刷データが予め指定されている印刷方法で自動的に印刷出力される。
(実施形態3)
次に、実施形態3としてのプリンタ30による印刷データ情報の提供処理と印刷制御の他の形態による処理、及び移動体通信機器50による印刷データの選択処理について説明する。
図8(a) は、実施形態3としてのプリンタ30による印刷データ情報の提供処理と印刷制御の処理を説明するフローチャートであり、図8(b) は移動体通信機器50による印刷データの選択処理のフローチャートである。
先ず、図8(a) において、ステップS61、及びS62の処理は、図7(a) に示したステップS41、及びS42の処理と同一である。
尚、本例の場合も、図5(a) のステップS1の処理では、印刷データが作成されたとき、こと共に前述した印刷データ情報も入力されているものとする。
また、送信対象となるプリンタは特定の1台のみではなく、図1に示したLAN2及び5のネットワークに接続されている全てのプリンタ4又は7の任意の複数台に送信され得るものとする。
本例においては、続くステップS63以降の処理が図7(a) の場合と異なる。すなわち本例においては、プリンタ30のMFPメイン制御部34は、取得した認証コードと合致する認証コードを付与されている印刷データを、ネットワーク等に接続されている全てのプリンタ30の記憶装置部39を検索して、その情報を収集する(ステップS63)。
この処理では、ネットワーク等に接続されている全てのプリンタ30の記憶装置部39が検索され、取得した認証コードと合致する認証コードを付与されている印刷データが有れば、その印刷データの印刷データ情報が、移動体通信機器50と対話中の当該プリンタ30の記憶装置部39に収集される。
そして、MFPメイン制御部34は、取得した認証コードと合致する認証コードを付与されている印刷データの印刷データ情報が記憶装置部39に収集されているか否かを判別する(ステップS64)。
この判別処理では、記憶装置部39にたとえ1個でも該当する印刷データ情報が収集されていれば、検索対象となった上記認証コードが合致する印刷データが存在すると判別される。
そして、MFPメイン制御部34は、記憶装置部39に認証コードが合致する印刷データの印刷データ情報が1個も収集されていないときは(S64がNo)、認証コードが合致する印刷データが存在しないと判断して、何も実行しない。
一方、MFPメイン制御部34は、記憶装置部39に認証コードが合致する印刷データの印刷データ情報が1個でも収集されているときは(S64がYes)、認証コードが合致する印刷データが存在すると判断し、記憶装置部39に収集されている印刷データ情報をこれまでと同様の通信方法により移動体通信機器50に送信する(ステップS65)。
これに対する移動体通信機器50の処理において、図8(b) に示すステップS71、S72、及びS73の処理は、図7(b) に示した移動体通信機器50におけるステップS51、S52、及びS53の処理と同一である。
プリンタ30側では、上記ステップS53の処理で送信された選択・指定された情報を受信して、図8(a) に示すように、選択・指定された情報に基づいて、自機プリンタも含む該当するプリンタ30の記憶装置部39から選択・指定された情報に対応する印刷データを取得し、自機プリンタの記憶装置部39の所定のワーク領域内に転送する(ステップS66)。
そして、その印刷データを自機プリンタの記憶装置部39の所定のワーク領域から読み出し、その印刷データを、上記選択・指定された情報に対応する印刷方法に合わせてプリンタ部33の印刷機構部47において印刷出力する(ステップS67)。
このように、本例では、プリンタは、接近した移動体通信機器との認証が確立出来た段階で、自らも含めてネットワーク等に接続された他の全てのプリンタから、それぞれが保持する上記認証に合致する印刷データ情報及びそれぞれの保存場所情報を非接触通信により移動体通信機器側に送信する。
表示装置を有している移動体通信機器は、受信した情報を表示装置に表示し、移動体通信機器の使用者は、表示装置に表示された中から所望のデータを選択し、更に印刷方法を指定する。
プリンタは、それら選択・指定された情報を移動体通信機器から受信して取得し、その取得した情報に合わせて印刷を実行する。
他のプリンタに保持されている印刷データが指定された場合には、その該当プリンタから印刷データを取得して印刷を実行する。
(実施形態4)
次に、実施形態4としてのプリンタ30による印刷データ情報の提供処理と印刷制御の他の形態による処理、及び移動体通信機器50による印刷データの選択処理について説明する。
図9(a) は、実施形態4としてのプリンタ30による印刷データ情報の提供処理と印刷制御の処理を説明するフローチャートであり、図9(b) は移動体通信機器50による印刷データの選択処理と記憶処理のフローチャートである。
尚、本例の場合も、予め図5(a) のステップS1の処理で、印刷データが作成されたとき、こと共に前述した印刷データ情報も入力されているものとする。
また、送信対象となるプリンタは特定の1台のみではなく、図1に示したLAN2及び5のネットワークに接続されている全てのプリンタ4又は7の任意の複数台に送信され得るものとする。
先ず、図9(a) において、プリンタ側の処理において、ステップS81〜S85の処理は、図8(a) に示したステップS61〜S65の処理と同一である。
これに対する移動体通信機器50の処理において、本例では、図9(b) に示すように、CPU51は、受信した上記の印刷データ情報をディスプレイ63に表示する(ステップS91)。
次に、移動体通信機器50の所有者により、キーボード64の例えば上下左右のカーソルキーと中央の決定ボタンからなる十字キーが操作され、取得したい印刷データに対応する印刷データ情報が選択される(ステップS92)。
そして、その選択された印刷データ情報がプリンタ30に送信される(ステップS93)。
プリンタ30側では、上記ステップS93の処理で送信された選択された情報を受信して、図9(a) に示すように、選択された情報に基づいて、自機プリンタも含む該当するプリンタ30の記憶装置部39から選択された情報に対応する印刷データを取得し、自機プリンタの記憶装置部39の所定のワーク領域内に転送する(ステップS86)。
そして、その印刷データを自機プリンタの記憶装置部39の所定のワーク領域から読み出し、その印刷データを、移動体通信機器50に送信する(ステップS87)。
移動体通信機器50側では、その送信された印刷データを受信して、その受信した印刷データを自機移動体通信機器50の不揮発メモリ又はHD55に格納する。
このように、本例では、プリンタは、接近した移動体通信機器との認証が確立出来た段階で、自機も含めてネットワーク等に接続された他の全てのプリンタから、それぞれが保持する印刷データの印刷データ情報を非接触通信により移動体通信機器側に送信する。
表示装置を有している移動体通信機器は、受信した情報を表示し、使用者は、その中からその移動体通信機器側に転写して取得したい印刷データに対応する印刷データ情報を選択指定する。
プリンタは、それら選択指定されえた情報を移動体通信機器から受信し、その受信した印刷データ情報に合致する印刷データを該当プリンタから読み出して、その読み出した印刷データを移動体通信機器側に転送する。
尚、このように印刷データを自機移動体通信機器に転写する場合は、ステップS83の処理では、認証データに一致する印刷データに限ることなく、公開可能な又は共通の印刷データがプリンタに保持されている場合は、それらの印刷データの印刷データ情報も収集するようにしてもよい。
また、移動体通信機器側のステップS92の処理で、ディスプレイに表示されている印刷データ情報とは関係なしに、コンピュータ名、IPアドレス、フォルダ名等を指定して、それらの入力情報をステップS93でプリンタ側に送信するようにしてもよい。
プリンタ側では、それらの情報を受け取り、その指定通りの場所に保持されている印刷データを取得して移動体通信機器側に返信し、移動体通信機器側で上記同様にその印刷データを複写(不揮発メモリ又はHD55に格納)するようにしてもよい。
(実施形態5)
次に、実施形態5としての移動体通信機器50による印刷データ情報入力処理とプリンタ30による制御の処理について説明する。
図10(a),(b) は、移動体通信機器50による印刷データ情報入力処理と送信処理を説明するフローチャートであり、図10(c) は、プリンタ30による制御の処理を説明するフローチャートである。
図10(a) に示すように、本例では、先ず移動体通信機器50において、アプリケーション61が起動され、このアプリケーション61に基づいて、CPU51は、移動体通信機器50の所有者の操作により移動体通信機器50に一体のキーボード64、又は非接触通信デバイス66、又は無線通信制御部59を介して外部から入力される印刷データ情報を取得し、更にその印刷データの転送先情報を取得する(ステップS101)。
この処理における印刷データ情報としては、既述の通りであり、例えば印刷を実行するプリンタの機番、印刷データを特定するファイル名等の識別データ、又はプリンタに保存されている全ての印刷データ、印刷データの保存場所指定では例えば親展印刷ジョブのフォルダ、単純印刷待ちジョブのフォルダ、文章作成アプリケーションで定まるフォーマットフォルダ、記憶装置代替フォルダ等である。また、パスワードの指定では例えば「パスワード=◎○□△」等の情報である。
また、転送先情報については、例えば任意のPC(パーソナルコンピュータ)、IP(information provider)、メインフレーム1の適宜のFolder、アップロード先、プリンタ、FAX送信先、別属性に加工用の再保存先(例えば専用フォルダ)などである。
移動体通信機器50のCPU51は、上記いずれかの方法により入力された上記のような印刷データ情報を、不揮発メモリ又はHD55の所定の領域に格納する(ステップS102)。
この後、プリンタ30側において図10(c) に示すステップS201〜S204の処理は、図7に示したステップS41〜S44の処理と同一である。
これに対して、移動体通信機器50の処理では、図10(b) に示すように、移動体通信機器50のCPU51は、受信した上記の印刷データ情報をディスプレイ63に表示する(ステップS103)。
ここで移動体通信機器50の所有者により、キーボード64の例えば上下左右のカーソルキーと中央の決定ボタンからなる十字キーが操作され、ディスプレイ63に表示されている印刷データ情報をカーソルキーで選択・指定する。
更に移動体通信機器50の所有者により、アプリケーション61で表示されるメニューの中から、印刷方法が指定される。
また、更に、不揮発メモリ又はHD55に格納されている転送先データが読み出されてディスプレイ63に表示され、移動体通信機器50の所有者により選択入力される(ステップ104)。
移動体通信機器50のCPU51は、上記選択・指定された印刷データ情報、指定された印刷方法、選択入力された転送先データをプリンタ30に送信する(ステップS105)。
ここで再びプリンタ30側では、図10(c) に示すように、上記同様の非接触通信により印刷データ情報、印刷方法、転送先データ等を取得する(ステップ205)。
そして、その取得した印刷データ情報に、転送先データが付加されているか否かを調べる(ステップ206)。
上記移動体通信機器50側のステップ104の処理で、転送先データが付加されていないときは、プリンタ30側の上記ステップS206の判別でYesとなるので、受信した印刷データ情報に合致する印刷データを記憶装置部39から読み出して印刷機構部47により印刷出力する(ステップ208)。
他方、移動体通信機器50側のステップ104の処理で、転送先データが付加されているときは、プリンタ30側の上記ステップS206の判別でNoとなるので、受信した印刷データ情報に合致する印刷データを記憶装置部39から読み出して、指定されている転送先に転送してから(ステップS207)、ステップ208の印刷出力の処理に進む。
図11は上記ステップS207の処理の詳細を説明するフローチャートである。図11に示すように、この処理では、プリンタ路30のMFPメイン制御部34は、先ずデータ転送先情報はPC、IP、又はメインフレームのフォルダ等であるか否かを判断する(ステップS301)。
そしてPC、IP、又はメインフレームのフォルダ等であれば(S301がYes)、その場合は、MFPメイン制御部34は、その指定転送先へ印刷データ及び印刷データ情報等を転送する(ステップS302)。
一方、上記ステップS301の判別で、データ転送先情報がPC、IP、又はメインフレームのフォルダ等でないときは(S301がNo)、MFPメイン制御部34は、次にデータ転送先情報がアップロード先であるか否かを判別する(ステップ303)。
そしてアップロード先であれば(S303がYes)、その場合は、MFPメイン制御部34は、そのアップロード先へ印刷データ及び印刷データ情報等を転送する(ステップS304)。
他方、上記ステップS303の判別で、データ転送先情報がアップロード先でないときは(S303がNo)、MFPメイン制御部34は、次にデータ転送先情報がプリンタであるか否かを判別する(ステップ305)。
そしてプリンタであれば(S305がYes)、その場合は、MFPメイン制御部34は、その指定転送先のプリンタへ印刷データ及び印刷データ情報等を転送する(ステップS306)。
また、上記ステップS305の判別で、データ転送先情報がプリンタでないときは(S305がNo)、MFPメイン制御部34は、次にデータ転送先情報がFAX送信先であるか否かを判別する(ステップ307)。
そしてFAX送信先であれば(S307がYes)、その場合は、MFPメイン制御部34は、その指定されたFAX送信先へ印刷データ及び印刷データ情報等を転送する(ステップS308)。
また、上記ステップS307の判別で、データ転送先情報がFAX送信先でないときは(S307がNo)、MFPメイン制御部34は、次にデータ転送先情報が別属性加工用の再保存先であるか否かを判別する(ステップ309)。
そして別属性加工用の再保存先であれば(S309がYes)、その場合は、MFPメイン制御部34は、その指定された再保存先に印刷データ及び印刷データ情報等を転送する(ステップS310)。
また、上記ステップS309の判別で、データ転送先情報が再保存先でないときは(S309がNo)、その場合は、MFPメイン制御部34は、所定のエラー処理を行う(ステップS311)。
尚、上述した移動体通信機器50によるデータ転送先情報の取得と送信の処理、及びプリンタ30による指定転送先へのデータ転送処理は、実施形態1の変形例として考えられるものであり、これは、実施形態2、実施形態3、及び実施形態4にも適用できる。
すなわち、実施形態2では、図7(b) のステップS52の処理で転送先データも入力するようにし、図7(a) ではステップS45の直前に図10(c) のステップS206及びS207の処理を挿入するとよい。
また、実施形態3では、図8(b) のステップS72の処理で転送先データも入力するようにし、図8(a) ではステップS67の直前に図10(c) のステップS206及びS207の処理を挿入するとよい。
また、実施形態4では、図9(b) のステップS92の処理で転送先データも入力するようにし、図9(a) ではステップS87の直前に図10(c) のステップS206及びS207の処理を挿入するとよい。
また、上述した実施形態では、いずれも予めコンピュータから送信された印刷データを印刷装置側の記憶装置に記憶しておき、移動体通信機器から印刷指示された印刷データを記憶装置から読み出して印刷するようにしている。
しかし、他の実施形態としては、特には図示しないが、例えば、実施形態4のように移動体通信機器の記憶装置に格納されている印刷データを、移動体通信機器から非接触通信で印刷装置に直接送信して印刷を指示し、これに応じて、印刷装置が、その移動体通信機器から直接送信された印刷データを印刷するようにすることもできる。
また、更なる他の実施形態としては、これも特には図示しないが、例えば、印刷装置が移動体通信機器から非接触にて読み出した認証コードが自機又は他機の記憶装置に記憶されている認証コード付き印刷データの認証コードと一致したとき、その認証コード付き印刷データの識別データを自機の操作パネルの表示操作装置に表示する。
そして、その移動体通信機器の所有者が上記の表示操作装置の表示を見て操作パネルから識別データを選択して印刷を指示する操作を行う。これに応じて、印刷装置が、その指示された印刷データを印刷するようにすることもできる。
本発明の実施形態における非接触認証による印刷データ処理方法を実現するための全体システムの構成図である。 全体システム構成図におけるコンピュータ、ラップトップPC又はワークステーションの内部主要部の構成を代表的にパーソナルコンピュータを例にとって説明する図である。 全体システム構成図における複数のプリンタの内部主要部の構成を代表的にMFP(multi function printer)を例にとって説明する図である。 全体システム構成図において図示を省略した移動体通信機器の内部主要部の構成を説明する図である。 (a) は各実施形態に共通のPC(パーソナルコンピュータ)の印刷データ送信の処理動作を説明するフローチャート、(b) はプリンタ側で受信した印刷データの保存処理を説明するフローチャートである。 (a) は実施形態1としての移動体通信機器による印刷データ情報入力処理を説明するフローチャート、(b) はプリンタによる印刷制御の処理を説明するフローチャートである。 (a) は実施形態2としてのプリンタによる印刷データ情報の提供処理を説明するフローチャート、(b) は移動体通信機器による印刷データの選択処理のフローチャートである。 (a) は実施形態3としてのプリンタによる印刷データ情報の提供処理と印刷制御の処理を説明するフローチャート、(b) は移動体通信機器による印刷データの選択処理のフローチャートである。 (a) は実施形態4としてのプリンタによる印刷データ情報の提供処理と印刷制御の処理を説明するフローチャート、(b) は移動体通信機器による印刷データの選択処理と記憶処理のフローチャートである。 (a),(b) は実施形態5しての移動体通信機器による印刷データ情報入力処理と送信処理を説明するフローチャート、(c) はプリンタによる制御の処理を説明するフローチャートである。 実施形態5のステップS207の処理の詳細を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 メインフレーム
2、5 LAN(local area network)
3 コンピュータ
4、7 プリンタ
6 ラップトップPC(パーソナルコンピュータ)
8 ワークステーション
9 記憶装置
10 パーソナルコンピュータ
11 CPU(central processing unit)
12 バス
13 ROM(read only memory)
14 RAM(Random Access Memory)
15 HD(hard disk)
16 表示制御部
17 入力制御部
18 USB(universal serial bus)通信制御部
19 LAN通信制御部
21 印刷装置ドライバ
22 アプリケーション
23 非接触認証コード管理ツール
24 ディスプレイ
25 キーボード
26 非接触型認証装置
27 非接触型認証制御部
28 非接触認証デバイス
30 MFP(multi function printer)、プリンタ
31 MFP制御部
32 スキャナ部
33 プリンタ部
34 MFPメイン制御部
35 非接触通信制御部
36 非接触通信デバイス
37 LAN通信制御部
38 記憶装置制御部
39 記憶装置部
41 読取機構制御部
42 読取機構部
45 FAX(facsimile)通信制御部
46 プリンタ制御部
47 印刷機構部
48 印刷結果
50 移動体通信機器
51 CPU
32 バス
53 ROM
54 RAM
55 不揮発メモリ又はHD
56 表示制御部
57 入力制御部
58 非接触型認証装置
59 無線通信制御部
61 アプリケーション
62 非接触認証コード
63 ディスプレイ
64 キーボード
65 非接触型認証制御部
66 非接触認証デバイス

Claims (8)

  1. コンピュータ
    認証を行う認証コードを移動体通信機器から非接触にて取得
    印刷データを取得
    該取得した印刷データに前記認証コードを付加し該認証コードの付加された前記印刷データを第1または第2の印刷装置に送信
    前記第1の印刷装置
    前記コンピュータ側から送信された認証コード付き印刷データを受信した場合
    該受信した前記認証コード付き印刷データを記憶装置に記憶
    所定の領域内に前記認証コードを保持した前記移動体通信機器が存在することを検知
    検知された前記移動体通信機器から前記認証コードを非接触にて読み出
    該読み出した認証コードが前記記憶装置に記憶されている前記認証コード付き印刷データの認証コードと合致する否か比較
    両前記認証コードが一致したとき前記認証コード付き印刷データを識別するための識別データを前記移動体通信機器に送信
    前記移動体通信機器から前記認証コード付き印刷データの印刷を前記識別データにより指示する指示信号を受信したとき該認証コード付き印刷データを前記記憶装置から読み出して印刷出力
    前記コンピュータ及び前記第1の印刷装置と無線又は有線にて接続されている前記第2の印刷装置に対して前記認証コードと一致する前記認証コード付き印刷データが保持されているか否かを検索し、
    前記第2の印刷装置に前記認証コードと一致する前記認証コード付き印刷データが保持されているときは該認証コード付き印刷データの識別データを収集し、
    該収集した前記識別データを前記移動体通信機器に送信し、
    該移動体通信機器により選択された前記識別データで識別される前記認証コード付き印刷データの印刷を指示する指示信号を受信したとき該認証コード付き印刷データを前記第2の印刷装置から読み出して印刷出力する、
    ことを特徴とする非接触認証による印刷データ処理方法。
  2. 前記移動体通信機器は、自機の表示装置に、前記第1の印刷装置から送信された前記認証コード付き印刷データの前記識別データを表示し、該識別データを選択指定し、該識別データに対応する前記認証コード付き印刷データの印刷を指示する指示信号を前記第1の印刷装置に送信する、ことを特徴とする請求項1記載の非接触認証による印刷データ処理方法。
  3. 前記移動体通信機器は、前記認証コード付き印刷データの印刷を指示するに際し、前記認証コード付き印刷データの印刷枚数、印刷部数、片面印刷、両面印刷、余白代、拡大印刷、縮尺印刷等の印刷方法も合わせて指示する、ことを特徴とする請求項2記載の非接触認証による印刷データ処理方法。
  4. 前記移動体通信機器は、自機の表示装置に、前記第1又は第2の印刷装置から送信された前記認証コード付き印刷データの前記識別データを表示し、該識別データを選択指定し、該識別データに対応する前記認証コード付き印刷データ信し
    前記第1又は第2の印刷装置は、前記移動体通信機器から前記識別データで識別される前記認証コード付き印刷データの送信を指示する指示信号を受信したとき該認証コード付き印刷データを前記記憶装置から読み出して送信し
    前記移動体通信機器は、前記第1又は第2の印刷装置から受信した前記認証コード付き印刷データを自機内蔵の記憶装置に格納すことを特徴とする請求項1記載の非接触認証による印刷データ処理方法。
  5. 前記コンピュータは、
    前記取得した印刷データに前記認証コードを付加して前記第1又は第2の印刷装置に送信するに際し、前記印刷データに転送先データを付加
    前記第1又は第2の印刷装置は、
    前記移動体通信機器から前記識別データで識別される前記認証コード付き印刷データの印刷を指示する指示信号を受信して該認証コード付き印刷データを前記記憶装置から読み出したとき該印刷データに前記転送先データが付加されている場合は、前記印刷データを前記転送先に転送すると共に前記印刷データを印刷出力す
    ことを特徴とする請求項1記載の非接触認証による印刷データ処理方法。
  6. 前記転送先は、コンピュータ、インフォメイション・プロバイダ、保存用フォルダ、アップロード先、前記第2の印刷装置、ファクシミリ装置、又はファイル内容加工用ワークフォルダである、ことを特徴とする請求項記載の非接触認証による印刷データ処理方法。
  7. 前記移動体通信機器は、非接触通信で印刷データを前記第1又は第2の印刷装置に直接送信
    前記第1又は第2の印刷装置は、前記移動体通信機器から直接送信された印刷データを印刷するとを特徴とする請求項1記載の非接触認証による印刷データ処理方法。
  8. 前記第1又は第2の印刷装置は、前記移動体通信機器から非接触にて読み出した前記認証コードが前記記憶装置に記憶されている前記認証コード付き印刷データの認証コードと一致したとき前記認証コード付き印刷データの識別データを自機の表示操作装置に表示報知
    前記表示操作装置から前記識別データで識別される前記認証コード付き印刷データの印刷を指示する指示入力がなされたとき、該認証コード付き印刷データを前記記憶装置から読み出して印刷出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の非接触認証による印刷データ処理方法。
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