JP4924076B2 - 車両のステアリングロックシステム - Google Patents

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Description

本発明は、第1制御ユニットがステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を第2制御ユニットに出力し、第2制御ユニットがその指令を受けて前記切換えのために電動アクチュエータを駆動制御する、車両のステアリングロックシステムに関するものである。
自動車等の車両において、ステアリングシャフトと共に回動する被係合部、被係合部に係脱してステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態とに択一的に切換えるロック部材、ロック部材を係脱駆動する電動アクチュエータ、電動アクチュエータを駆動制御するロック制御ユニット、を備えた盗難防止用のステアリングロック装置が周知である。
更に、このステアリングロック装置のロック制御ユニットに電気的に接続された制御装置を備え、この制御装置が、ステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令をロック制御ユニットに出力し、ロック制御ユニットに、エンジン始動前にロック状態のステアリングシャフトをアンロック状態へ切換え制御させ、エンジン停止後にアンロック状態のステアリングシャフトをロック状態へ切換え制御させる、ステアリングロックシステムが周知である(例えば、特許文献1参照)。
このステアリングロックシステムでは、制御装置が、ロック制御ユニットから受ける制御情報(例えば、ロック完了信号、アンロック完了信号等)に基づいて、ステアリングシャフトがロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換えられたこと、つまり、ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を検知(判断)する。
自動車等の車両において、一般的なキーを使用しないでエンジンを始動させるキーレスエントリー装置が周知であり、このキーレスエントリー装置の制御装置が前記制御装置の機能を有するステアリングロックシステムでは、制御装置が、所定のエンジン始動指令を受理した場合に、ロック制御ユニットにステアリングシャフトをロック状態からアンロック状態へ切換え制御させ、ロック制御ユニットからアンロック完了信号等の制御情報を受けて、ステアリングシャフトがロック状態からアンロック状態へ切換えられたと判断してエンジンを始動させる。
ところで、この種のステアリングロックシステムでは、誤作動しないように、エンジン始動時(作動中)、ステアリングシャフトをアンロック状態に確実に保持するために、電動アクチュエータを駆動する為の電力の供給を停止させることが望ましいが、なによりも、制御装置が、ステアリングシャフトがロック状態かアンロック状態か(ロック部材がロック位置かアンロック位置か)を正確に検知する必要がある。
そこで、特許文献1の技術では、更に、ロック部材の位置を機械的に検出する位置センサを設け、この位置センサからの信号を制御装置が直接モニタするようにしている。
特開2001−1865号公報
前記ステアリングロックシステムにおいて、ステアリングシャフトがロック状態かアンロック状態かを、制御装置が単にロック制御ユニットから受ける制御情報(ロック完了信号、アンロック完了信号等)だけに基づいて検知(判断)するのでは、ロック制御ユニットが異常をきたした(暴走した)場合、その制御情報が誤情報となる虞があるから、制御装置がステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を誤検知する虞がある。
つまり、制御装置がステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を検知する為の情報について、ロック制御ユニットから受ける制御情報だけ使用するのでは、信頼性が非常に低いものになる。特に、前記キーレスエントリー装置を含むステアリングロックシステムでは、制御装置が制御ユニットからアンロック完了信号等の制御情報を受けて、ステアリングシャフトがロック状態からアンロック状態へ切換えられたと判断してエンジンを始動させるが、ステアリングシャフトがロック状態であるにも関わらず、制御装置がアンロック状態を誤検知してエンジンを始動させる虞がある。
そこで、特許文献1の技術では、更に、ロック部材の位置を機械的に検出する位置センサを設け、この位置センサからの信号を制御装置が直接モニタするようにしているが、ロック制御ユニットが異常をきたした場合、制御装置はステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を正確に検知できなくなる。また、位置センサを設ける分、構造が複雑になり、コスト面でも不利になる。
本発明の目的は、第1制御ユニットがステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を第2制御ユニットに出力し、第2制御ユニットがその指令を受けて前記切換えのために電動アクチュエータを駆動制御する、車両のステアリングロックシステムにおいて、第1,第2制御ユニット間の情報の相互通信を介して、第1制御ユニットが、第2制御ユニットが正常か否か判断し、第2制御ユニットから受ける制御情報の信頼性を高めて、ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を正確に検知できるようにすること、等である。
請求項1の発明は、車両のステアリングシャフトと共に回動する被係合部に係脱してステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態とに択一的に切換えるロック部材と、このロック部材を係脱駆動する電動アクチュエータと、ステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を出力する第1制御ユニットと、この第1制御ユニットに電気的に接続されて第1制御ユニットからの指令を受けて前記電動アクチュエータを駆動制御する第2制御ユニットとを備えた車両のステアリングロックシステムにおいて、前記第1制御ユニットは、前記ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を記憶する記憶手段と、車両のエンジン始動時に前記電動アクチュエータを駆動する為の電力の供給を停止させる電力供給停止手段とを備え、前記第1,第2制御ユニットに、これら制御ユニット間の情報の相互通信を介して第1制御ユニットに第2制御ユニットが正常か否か判断させる認証判断手段を設け、前記認証判断手段は、前記第1制御ユニットに設けられた、回答要求回数と回答要求間隔を第2制御ユニットに送信する手段と、前記第2制御ユニットに設けられた、第1制御ユニットから要求された回数と間隔で回答を第1制御ユニットへ送信する手段と、前記第1制御ユニットに設けられた、第2制御ユニットから要求通りの回数と間隔で回答を受信したか否か判定する手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、車両のステアリングシャフトと共に回動する被係合部に係脱してステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態とに択一的に切換えるロック部材と、このロック部材を係脱駆動する電動アクチュエータと、ステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を出力する第1制御ユニットと、この第1制御ユニットに電気的に接続されて第1制御ユニットからの指令を受けて前記電動アクチュエータを駆動制御する第2制御ユニットとを備えた車両のステアリングロックシステムにおいて、前記第1制御ユニットは、前記ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を記憶する記憶手段と、車両のエンジン始動時に前記電動アクチュエータを駆動する為の電力の供給を停止させる電力供給停止手段とを備え、前記第1,第2制御ユニットに、これら制御ユニット間の情報の相互通信を介して第1制御ユニットに第2制御ユニットが正常か否か判断させる認証判断手段を設け、前記第1制御ユニットの複数のポートと前記第2制御ユニットの複数のポートとを夫々接続し、前記認証判断手段は、前記第1制御ユニットに設けられた、回答要求ポートを第2制御ユニットに送信する手段と、前記第2制御ユニットに設けられた、第1制御ユニットから要求された1又は複数のポートで回答を第1制御ユニットへ送信する手段と、前記第1制御ユニットに設けられた、第2制御ユニットから要求通りのポートで回答を受けたか否か判定する手段とを備えたことを特徴とする。
この車両のステアリングロックシステムでは、ロック部材が被係合部に係合して、ステアリングシャフトがロック状態になり、ロック部材が被係合部から係合解除して、ステアリングシャフトがアンロック状態になり、第1制御ユニットにより、ステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令が第2制御ユニットに出力され、その指令を受けた第2制御ユニットにより電動アクチュエータが駆動制御され、その電動アクチュエータによりロック部材が係脱駆動される。
第1制御ユニットにおいて、ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態が記憶手段に記憶され、ステアリングシャフトがロック状態かアンロック状態かは、第2制御ユニットから受ける制御情報に基づいて検知(判断)され、また、電力供給停止手段により、車両のエンジン始動時に電動アクチュエータを駆動する為の電力の供給が停止され、故に、エンジン作動中に、ロック部材が被係合部に係合するように誤作動することが確実に防止されて、ステアリングシャフトがアンロック状態に確実に保持される。
第1,第2制御ユニットにおいて、認証判断手段により、これら制御ユニット間の情報の相互通信が行われ、この相互通信を介して第1制御ユニットにより第2制御ユニットが正常か否か判断される。第1制御ユニットにおいて、第2制御ユニットが正常であると判断されると、第2制御ユニットから受ける制御情報の信頼性が高いものとなり、記憶手段にもステアリングシャフトの正確なロック状態又はアンロック状態が記憶される。
ステアリングシャフトのロック状態とアンロック状態の一方から他方への切換えを行わないときに、第2制御ユニットへの電力供給を停止し、第2制御ユニットがシステムダウンするような場合等、ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態が監視されない場合でも、第1制御ユニットにおいて、前記記憶手段の記憶情報により、ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態が正確に検知される。
ここで、請求項1,2の従属請求項として次の構成を採用可能である。
前記第1制御ユニットは、外部から所定のエンジン始動指令を受理した場合に前記認証判断手段による処理を開始させ、第2制御ユニットが正常であると判断した場合であって、第2制御ユニットによりステアリングシャフトがロック状態からアンロック状態へ切換え制御された場合に、そのアンロック完了信号を第2制御ユニットから受けて、ステアリングシャフトのアンロック状態を記憶手段に記憶させる(請求項)。前記第1制御ユニットはエンジン制御ユニットに電気的に接続され、前記第1制御ユニットは、前記アンロック完了信号を第2制御ユニットから受けて、前記電力供給停止手段を作動させるとともに、エンジン制御ユニットにエンジン始動指令を出力する(請求項)。
参考例として、認証判断手段に次の構成を採用しても良い。
前記認証判断手段は、前記第1制御ユニットに設けられた、ランダム値を取得する手段と、このランダム値を第2制御ユニットへ送信する手段と、このランダム値と所定の固有値とから所定の演算式を用いて第1の回答を導出する手段と、前記第2制御ユニットに設けられた、第1制御ユニットから受けるランダム値と所定の固有値とから所定の演算式を用いて第2の回答を導出する手段と、この第2の回答を第1制御ユニットへ送信する手段と、前記第1制御ユニットに設けられた、第1の回答と第2制御ユニットから受ける第2の回答とが一致するか否か判定する手段とを備える。
ここで、ステアリングシャフトをロック状態からアンロック状態へ切換える場合、前記指令となるアンロック命令信号とランダム値とを同時に第1制御ユニットから第2制御ユニットへ送信し、第2制御ユニットにおいて、そのアンロック命令信号に基づいてアンロック制御を実行し、その制御情報であるアンロック完了信号と第2の回答とを同時に第2制御ユニットから第1制御ユニットへ送信し、第1制御ユニットにおいて、第1の回答と第2の回答とが一致するか否か判定するようにしてもよい。
或いは、先ず、ランダム値のみを第1制御ユニットから第2制御ユニットへ送信し、第2の回答のみを第2制御ユニットから第1制御ユニットへ送信し、第1制御ユニットにおいて、第1の回答と第2の回答とが一致するか否か判定して、一致した場合に、アンロック命令信号を第1制御ユニットから第2制御ユニットへ送信し、第2制御ユニットにおいて、そのアンロック命令信号に基づいてアンロック制御を実行し、アンロック完了信号を第2制御ユニットから第1制御ユニットへ送信するようにしてもよい。
請求項1,2の車両のステアリングロックシステムによれば、第1制御ユニットがステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を第2制御ユニットに出力し、第2制御ユニットがその指令を受けて前記切換えのために電動アクチュエータを駆動制御するものであり、特に、第1,第2制御ユニットに、これら制御ユニット間の情報の相互通信を介して第1制御ユニットに第2制御ユニットが正常か否か判断させる認証判断手段を設けたので、第1制御ユニットにおいて、第2制御ユニットが正常であると判断すると、第2制御ユニットから受ける制御情報の信頼性が高いものとなり、機械的なスイッチ、センサを何ら設けることなく、ステアリングシャフトの正確なロック状態又はアンロック状態を検知でき、故に、記憶手段にもステアリングシャフトの正確なロック状態又はアンロック状態を記憶でき、また、ステアリングシャフトがロック状態でエンジンが始動することを確実に防止できる。
また、第1制御ユニットにおいて、電力供給停止手段により、車両のエンジン始動時に電動アクチュエータを駆動する為の電力の供給を停止させるので、エンジン作動中に、ロック部材が被係合部に係合するように誤作動することを確実に防止して、ステアリングシャフトをアンロック状態に確実に保持でき、ステアリングシャフトのロック状態とアンロック状態の一方から他方への切換えを行わないときに、第2制御ユニットへの電力供給を停止し、第2制御ユニットがシステムダウンするような場合等、ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態が監視されない場合でも、前記記憶手段の記憶情報により、ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を正確に検知できる。
さらに、認証判断手段により、第1,第2制御ユニット間の情報の相互通信を介して第1制御ユニットに第2制御ユニットが正常か否か確実に判断させることができる。
請求項の車両のステアリングロックシステムによれば、第1制御ユニットは、外部から所定のエンジン始動指令を受理した場合に認証判断手段による処理を開始させ、第2制御ユニットが正常であると判断した場合であって、第2制御ユニットによりステアリングシャフトがロック状態からアンロック状態へ切換え制御された場合に、そのアンロック完了信号を第2制御ユニットから受けて、ステアリングシャフトのアンロック状態を記憶手段に記憶させるので、第1制御ユニットにおいて、エンジン始動指令を受理した場合、第2制御ユニットにステアリングシャフトをロック状態からアンロック状態へ切換え制御させ、第2制御ユニットが正常であるか否か判断し、正常である場合に、エンジンを始動させることができ、ステアリングシャフトの正確なアンロック状態を記憶手段に確実に記憶させることができる。
請求項の車両のステアリングロックシステムによれば、第1制御ユニットをエンジン制御ユニットに電気的に接続し、第1制御ユニットは、アンロック完了信号を第2制御ユニットから受けて、電力供給停止手段を作動させるとともに、エンジン制御ユニットにエンジン始動指令を出力するので、第1制御ユニットにおいて、第2制御ユニットが正常であると判断した場合に、一連の前記電力供給の停止と前記エンジン始動指令の出力とを確実に行うことができる。
本発明の車両のステアリングロックシステムは、第1制御ユニットがステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を第2制御ユニットに出力し、第2制御ユニットがその指令を受けて前記切換えのために電動アクチュエータを駆動制御するものである。
図1に示すように、車両のステアリングロックシステム1は、一般的なキーを使用しないでエンジン5を始動させるキーレスエントリー装置2、操舵系のステアリングシャフト7を回動操作不能にする盗難防止用のステアリングロック装置3を備えている。エンジン5はエンジン制御ユニットであるECU6により制御される。
キーレスエントリー装置2は、第1制御ユニット10、第1ドライバ11を備えている。第1制御ユニット10は、CPU10a、ROM10b、RAM10c、EEPROM10dを有し、記憶手段に相当するEEPROM10dには、ステアリングシャフト5のロック状態又はアンロック状態が記憶され、また、所定の固有値である固有IDと所定の演算式f(rd,id)が予め設定記憶されている。
第1制御ユニット10は、第1ドライバ11、エンジン始動SW22、ECU6に電気的に接続され、携帯キー端未21と無線通信可能に構成されている。バッテリ20から第1制御ユニット10と第1ドライバ11に電力が供給され、第1制御ユニット10により第1ドライバ11が制御され、第1ドライバ11からステアリングロック装置3の第2制御ユニット30と第2ドライバ31に電力が供給停止可能に供給される。
ステアリングロック装置3は、第2制御ユニット30、第2ドライバ31、電動アクチュエータである電動モータ33を有する駆動機構32、ロック部材34を備えている。第2制御ユニット30は、CPU30a、ROM30b、RAM30c、EEPROM30dを有し、EEPROM30dには、EEPROM10dに記憶されたものと同じ固有IDと演算式f(rd,id)が予め設定記憶されている。
第2制御ユニット30は、第1制御ユニット10、第1ドライバ11、第2ドライバ31に電気的に接続されている。第2制御ユニット30により第2ドライバ31が制御され、第2ドライバ31から電動モータ33に電力が供給停止可能に供給される。尚、EEPROM30dには、ステアリングシャフト5のロック状態又はアンロック状態を記憶させることもできる。
ロック部材34は、ステアリングシャフト7と共に回動する被係合部8に係脱してステアリングシャフト7をロック状態とアンロック状態とに択一的に切換えるものであり、電動モータ33を有する駆動機構32は、ロック部材34を係脱駆動するものである。尚、駆動機構32は、電動モータ33の出力をロック部材34に伝達するギヤ等の機構を有するものであってもよい。
第1制御ユニット10は、ステアリングシャフト7をロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を第2制御ユニット30に出力し、第2制御ユニット30は、その指令を受けて第2ドライバ31を介して電動モータ33を駆動制御して、ロック部材34をロック位置とアンロック位置の一方から他方へ移動させる。
次に、キーレスエントリー装置2の第1制御ユニット10、ステアリングロック装置30の第2制御ユニット30が実行する処理について説明する。
ここで、エンジン5が作動していない状態で、第1制御ユニット10によりエンジン始動指令が受理されるまでは、第2制御ユニット30、第2ドライバ31に電力は供給されず、ステアリングシャフト7はロック状態に保持されている。
図2に示すように、先ず、第1制御ユニット10において、エンジン始動指令が受理か否か判定される(S1)。例えば、乗員が所持するIC付き携帯キー端未21と第1制御ユニット10との間で無線交信が行われ、第1制御ユニット10がそれを認証してエンジン始動SW22のオンを受けると、S1;Yes になる。
S1;Yes の場合、次に、第1ドライバ11が制御され、第1ドライバ11から第2制御ユニット30と第2ドライバ31へ電力供給が開始され(S2)、ここで、第2制御ユニット30が起動する。続いて、ランダムに発生する複数の値の中のランダム値RDが取得され(S3)、そのランダム値RDとアンロック命令信号とが同時に(例えば、1パッケージにてして)、第2制御ユニット30へ送信される(S4)。
続いて、EEPROM10dに記憶された固有IDが読込まれ(S5)、S3で取得されたランダム値RDとS5で読込まれた固有IDとから、EEPROM10dに記憶された演算式f(rd,id)を用いて、第1の回答AnsX=f(RD,ID)が演算導出される(S6)。
一方、第2制御ユニット30において、起動後、第1制御ユニット10からランダム値RDとアンロック命令信号とが受信されると(S20)、そのアンロック命令信号に基づいて、アンロック制御が実行され(S21)、電動モータ33が駆動制御されて、ロック部材34がロック位置からアンロック位置へ移動され、ロック状態のステアリングシャフト7がアンロック状態に切り換えられる。
続いて、EEPROM30dに記憶された固有IDが読込まれ(S23)、S20で受信されたランダム値RDとS23で読込まれた固有IDとから、EEPROM30dに記憶された演算式f(rd,id)を用いて、第2の回答AnsY=f(RD,ID)が演算導出され(S24)、次に、その第2の回答AnsYとアンロック完了信号とが同時に第1制御ユニット10へ送信される(S25)。
第1制御ユニット10において、第2制御ユニット30から第2の回答AnsYとアンロック完了信号とが受信されると(S7)、その第2の回答AnsYとS6で演算された第1の回答AnsXとが比較され、AnsX=AnsYか否か判定される(S8)。第1制御ユニット10が正常であるという前提で、第2制御ユニット30が正常である場合には、S8;Yes になる。
S8;Yes の場合、S7で第2制御ユニット30から受信されたアンロック完了信号に基づいて、アンロック状態(例えば、アンロックフラグ)がEEPROM10aに記憶更新され(S9)、次に、第1ドライバ11が制御され、第1ドライバ11から第2制御ユニット30と第2ドライバ31へ電力供給が停止され(S10)、ここで、第2制御ユニット30の処理が終了する。
次に、ECU6にエンジン始動指令が出力されて(S11)、リターンし、ECU6は、このエンジン始動指令を受けてエンジン5を始動させる。S8;Noの場合、エラー処理(S12)が行われ、このエラー処理では、例えば、表示や音声でエラー報知を行う、その前にS3以降を再度実行する、等の処理が行われる。
ここで、S10が、エンジン5の始動時に電動モータ33を駆動する為の電力の供給を停止させる電力供給停止手段に相当し、S3〜S8、S20、S23〜S25が、第1,第2制御ユニット10,30に、これら制御ユニット10,30間の情報の相互通信を介して第1制御ユニット10に第2制御ユニット30が正常か否か判断させる認証判断手段に相当する。
このステアリングロックシステム1によれば次の効果を奏する。
第1,第2制御ユニット10,30に、これら制御ユニット10,30間の情報の相互通信を介して第1制御ユニット10に第2制御ユニット30が正常か否か判断させる認証判断手段(S3〜S8、S20、S23〜S25)を設けたので、第1制御ユニット10において、第2制御ユニット30が正常であると判断すると、第2制御ユニット30から受けるアンロック完了信号の信頼性が高いものとなり、機械的なスイッチ、センサを何ら設けることなく、ステアリングシャフト7の正確なアンロック状態を検知でき、故に、EEPROM10dにもステアリングシャフト7の正確なアンロック状態を記憶でき、ステアリングシャフト7がロック状態でエンジン5が始動することを確実に防止できる。
第1制御ユニット10において、電力供給停止手段(S10)により、エンジン5の始動時に電動モータ33を駆動する為の電力の供給を停止させるので、エンジン5の作動中に、ロック部材34が被係合部8に係合するように誤作動することを確実に防止して、ステアリングシャフト7をアンロック状態に確実に保持でき、エンジン5の作動中、第2制御ユニット30への電力供給を停止し、第2制御ユニット30がシステムダウンするが、ステアリングシャフト7のアンロック状態が監視されない場合でも、前記EEPROM10dの記憶情報により、ステアリングシャフト7のアンロック状態を正確に検知できる。
第1制御ユニット10は、外部から所定のエンジン始動指令を受理した場合に認証判断手段(S3〜S8、S20、S23〜S25)による処理を開始させ、第2制御ユニット30が正常であると判断した場合であって、第2制御ユニット30によりステアリングシャフト6がロック状態からアンロック状態へ切換え制御された場合に、そのアンロック完了信号を第2制御ユニット30から受けて、ステアリングシャフト7のアンロック状態をEEPROM10dに記憶させるので、第1制御ユニット10において、エンジン5の始動に先立って、第2制御ユニット30にステアリングシャフト7をロック状態からアンロック状態へ切換え制御させ、第2制御ユニット30が正常であるか否か判断し、正常である場合に、エンジン5を始動させることができ、ステアリングシャフト7の正確なアンロック状態をEEPROM10dに確実に記憶させることができる。
第1制御ユニット10をECU6に電気的に接続し、第1制御ユニット10は、アンロック完了信号を第2制御ユニット30から受けて、電力供給停止手段(S10)を作動させるとともに、ECU6にエンジン始動指令を出力するので、第1制御ユニット10において、第2制御ユニット30が正常であると判断した場合に、一連の前記電力供給の停止と前記エンジン始動指令の出力とを確実に行うことができる。
次に、第1,第2制御ユニット10,30が実行する処理を変更した別実施例について説明する。但し、実施例1の処理と同様のステップについては簡単に説明する。
図3に示すように、第1制御ユニット10において、エンジン始動指令が受理された場合(S30;Yes )、第1ドライバ11から第2制御ユニット30と第2ドライバ31へ電力供給が開始され(S31)、第2制御ユニット30が起動する。続いて、ランダム値RDが取得され(S32)、そのランダム値RDが第2制御ユニット30へ送信される(S33)。続いて、固有IDが読込まれ(S34)、第1の回答AnsX=f(RD,ID)が演算導出される(S35)。
一方、第2制御ユニット30において、起動後、第1制御ユニット10からランダム値RDが受信されると(S50)、固有IDが読込まれ(S51)、第2の回答AnsY=f(RD,ID)が演算導出され(S52)、その第2の回答AnsYが第1制御ユニット10へ送信される(S53)。
第1制御ユニット10において、第2制御ユニット30から第2の回答AnsYが受信されると(S36)、AnsX=AnsYか否か判定され(S37)、S37;Yes の場合、アンロック命令信号が第2制御ユニット30へ送信される(S38)。
第2制御ユニット30において、第1制御ユニット10からアンロック命令信号が受信されると(S54)、アンロック制御が実行され(S55)、次に、アンロック完了信号が第1制御ユニット10へ送信される(S56)。
第1制御ユニット10において、第2制御ユニット30からアンロック完了信号が受信されると(S39)、そのアンロック完了信号に基づいて、アンロック状態(例えば、アンロックフラグ)がEEPROM10aに記憶更新され(S40)、第1ドライバ11から第2制御ユニット30と第2ドライバ31へ電力供給が停止され(S41)、ここで、第2制御ユニット30の処理が終了し、次に、ECU6にエンジン始動指令が出力されて(S11)、リターンする。S37;Noの場合、エラー処理(S43)が行われる。
図4に示すように、第1制御ユニット10において、エンジン始動指令が受理された場合(S60;Yes )、第1ドライバ11から第2制御ユニット30と第2ドライバ31へ電力供給が開始され(S61)、第2制御ユニット30が起動する。次に、回答要求回数RCと回答要求間隔RTとアンロック命令信号とが同時に第2制御ユニット30へ送信される(S62)。
一方、第2制御ユニット30において、起動後、第1制御ユニット10から回答要求回数RCと回答要求間隔RTとアンロック命令信号とが受信されると(S70)、アンロック制御が実行され(S71)、次に、第1制御ユニット10から要求された回数RCと間隔RTでアンロック完了信号が第1制御ユニット10へ送信される(S72、S73・・・)。
第1制御ユニット10において、第2制御ユニット30からアンロック完了信号が受信され(S63、S64・・・)、次に、第2制御ユニット30から要求通りの回数RCと間隔RTでアンロック完了信号を受けたか否か判定され(S65)、S65;Yes の場合、実施例1のS9〜S11と同じS66〜S68が順次行われ、S65;Noの場合、実施例1のS12と同じS69が行われる。
尚、実施例1を実施例2に変更するのと同じように、アンロック制御を実行させる前に、先ず、第2制御ユニット30が正常か否かの判断を行い、S65;Yes となって正常であると判断された後に、アンロック制御を実行させるようにしてもよい。この場合、S72、S73・・・、S63、64・・・、S65で使用する回答としては、アンロック完了信号以外の何らかの信号を採用するものとする。
図5に示すように、第1制御ユニット10において、エンジン始動指令が受理された場合(S80)、第1ドライバ11から第2制御ユニット30と第2ドライバ31へ電力供給が開始され(S81)、第2制御ユニット30が起動する。次に、回答要求ポートRPとアンロック命令信号とが同時に第2制御ユニット30へ送信される(S82)。
一方、第2制御ユニット30において、起動後、第1制御ユニット10から回答要求ポートRPとアンロック命令信号とが受信されると(S90)、アンロック制御が実行される(S91)。ここで、第1制御ユニット10(CPU11a)の複数のポートと第2制御ユニット30(CPU30a)の複数のポートとが夫々接続されており、次に、S90で第1制御ユニット10から要求された1又は複数のポートRPでアンロック完了信号が第1制御ユニット10へ送信される(S92)。
第1制御ユニット10において、第2制御ユニット30からアンロック完了信号が受信され(S83)、次に、第2制御ユニット30から要求通りの1又は複数のポートRPでアンロック完了信号を受けたか否か判定され(S84)、S84;Yes の場合、実施例1のS9〜S11と同じS85〜S87が順次行われ、S84;Noの場合、実施例1のS12と同じS88が行われる。
尚、実施例1を実施例2に変更するのと同じように、アンロック制御を実行させる前に、先ず、第2制御ユニット30が正常か否かの判断を行い、S65;Yes となって正常であると判断された後に、アンロック制御を実行させるようにしてもよい。この場合、S92、S83、S84で使用する回答としては、アンロック完了信号以外の何らかの信号を採用するものとする。
第1制御ユニット10において、先ず、認証判断処理開始か否か判定され(S100)、S100;Yes の場合、実施例2(図3)のS31〜S37と同じS101〜S107が行われ、S107;Yes の場合、実施例2のS41と同じS108が行われて、リターンし、S107;Noの場合、実施例2のS43と同じS109が行われ、第2制御ユニット10において、実施例2のS50〜S53と同じS110〜S115が行われる。
この処理は実施例1〜4のようにエンジン5の始動時の実行に限定されない。例えば、エンジン5の作動中に、或いは、エンジン5の停止中に、定期的にS100;Yes となるようにして開始する。この場合、S101の電力供給については、ステアリングロック装置3において、第2ドライバ31に対しては行わずに第2制御ユニット30に対してのみ行うようにすることが望ましい。
また、この処理はエンジン5の停止時に実行するようにしてもよい。この場合、エンジン停止指令を受理した場合に、S100;Yes となるようにし、実施例1〜4のアンロック命令信号、アンロック完了信号が、ロック命令信号、ロック完了信号となり、アンロック制御がロック制御となり、このロック制御後、第1制御ユニット10において、ロック完了信号を受けてEEPROM10dにはロック状態が記憶されることになる。
これにより、第1制御ユニット10において、第2制御ユニット30が正常であると判断すると、第2制御ユニット30から受けるロック完了信号の信頼性が高いものとなり、機械的なスイッチ、センサを何ら設けることなく、ステアリングシャフト7の正確なロック状態を検知でき、故に、EEPROM10dにもステアリングシャフト7の正確なロック状態を記憶できる。
エンジン5の停止時、第2制御ユニット30への電力供給を停止し、第2制御ユニット30がシステムダウンするが、ステアリングシャフト7のロック状態が監視されない場合でも、前記EEPROM10dの記憶情報により、ステアリングシャフト7のロック状態を正確に検知できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、実施例1〜5に開示した事項以外の種々の変更、追加を行って実施することが可能である。例えば、電力供給の開始と停止について、電動モータ33に対しては行うが、第2制御ユニット30に対しては行わずに、第2制御ユニット30を常時起動させておいてもよい。尚、本発明は自動車等の車両に好適であるが、その他の自動二輪車等の種々の車両への適用も可能である。
ステアリングロックシステムのブロック図である。 実施例1の第1,第2制御ユニットが実行する処理のフローチャートである。 実施例2の第1,第2制御ユニットが実行する処理のフローチャートである。 実施例3の第1,第2制御ユニットが実行する処理のフローチャートである。 実施例4の第1,第2制御ユニットが実行する処理のフローチャートである。 実施例5の第1,第2制御ユニットが実行する処理のフローチャートである。
1 ステアリングロックシステム
6 ECU
7 ステアリングシャフト
8 被係合部
10 第1制御ユニット
30 第2制御ユニット
33 電動モータ
34 ロック部材

Claims (4)

  1. 車両のステアリングシャフトと共に回動する被係合部に係脱してステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態とに択一的に切換えるロック部材と、このロック部材を係脱駆動する電動アクチュエータと、ステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を出力する第1制御ユニットと、この第1制御ユニットに電気的に接続されて第1制御ユニットからの指令を受けて前記電動アクチュエータを駆動制御する第2制御ユニットとを備えた車両のステアリングロックシステムにおいて、
    前記第1制御ユニットは、前記ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を記憶する記憶手段と、車両のエンジン始動時に前記電動アクチュエータを駆動する為の電力の供給を停止させる電力供給停止手段とを備え、
    前記第1,第2制御ユニットに、これら制御ユニット間の情報の相互通信を介して第1制御ユニットに第2制御ユニットが正常か否か判断させる認証判断手段を設け
    前記認証判断手段は、前記第1制御ユニットに設けられた、回答要求回数と回答要求間隔を第2制御ユニットに送信する手段と、前記第2制御ユニットに設けられた、第1制御ユニットから要求された回数と間隔で回答を第1制御ユニットへ送信する手段と、前記第1制御ユニットに設けられた、第2制御ユニットから要求通りの回数と間隔で回答を受信したか否か判定する手段とを備えたことを特徴とする車両のステアリングロックシステム。
  2. 車両のステアリングシャフトと共に回動する被係合部に係脱してステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態とに択一的に切換えるロック部材と、このロック部材を係脱駆動する電動アクチュエータと、ステアリングシャフトをロック状態とアンロック状態の一方から他方へ切換える指令を出力する第1制御ユニットと、この第1制御ユニットに電気的に接続されて第1制御ユニットからの指令を受けて前記電動アクチュエータを駆動制御する第2制御ユニットとを備えた車両のステアリングロックシステムにおいて、
    前記第1制御ユニットは、前記ステアリングシャフトのロック状態又はアンロック状態を記憶する記憶手段と、車両のエンジン始動時に前記電動アクチュエータを駆動する為の電力の供給を停止させる電力供給停止手段とを備え、
    前記第1,第2制御ユニットに、これら制御ユニット間の情報の相互通信を介して第1制御ユニットに第2制御ユニットが正常か否か判断させる認証判断手段を設け、
    前記第1制御ユニットの複数のポートと前記第2制御ユニットの複数のポートとを夫々接続し、
    前記認証判断手段は、前記第1制御ユニットに設けられた、回答要求ポートを第2制御ユニットに送信する手段と、前記第2制御ユニットに設けられた、第1制御ユニットから要求された1又は複数のポートで回答を第1制御ユニットへ送信する手段と、前記第1制御ユニットに設けられた、第2制御ユニットから要求通りのポートで回答を受けたか否か判定する手段とを備えたことを特徴とする車両のステアリングロックシステム。
  3. 前記第1制御ユニットは、外部から所定のエンジン始動指令を受理した場合に前記認証判断手段による処理を開始させ、第2制御ユニットが正常であると判断した場合であって、第2制御ユニットによりステアリングシャフトがロック状態からアンロック状態へ切換え制御された場合に、そのアンロック完了信号を第2制御ユニットから受けて、ステアリングシャフトのアンロック状態を記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のステアリングロックシステム。
  4. 前記第1制御ユニットはエンジン制御ユニットに電気的に接続され、
    前記第1制御ユニットは、前記アンロック完了信号を第2制御ユニットから受けて、前記電力供給停止手段を作動させるとともに、エンジン制御ユニットにエンジン始動指令を出力することを特徴とする請求項3に記載の車両のステアリングロックシステム。
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